ミステリー
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ミステリー 2016年03月12日 17時50分
結婚式で撮影された不気味な写真! 正体は愛憎が生んだ化物か?
こちらの写真を見てほしい。 古いセピア色に退色した写真の中には斜面に並んで立ち、笑顔で写真に収まる男女の姿がある。男性は髪をきっちりとセットし、白いタイを結んでいる。隣の女性も白いドレスを着て幸せそうな笑顔を浮かべている。 こちらの写真は1942年にアメリカはアラバマ州で撮影されたものだ。結婚式の日に撮られた一枚だそうで、おそらくこの女性がこの日の主役ということなのだろう。しかし、二人の背後、少し離れた所に生えている木をよく見てほしい。木々の枝葉から身を乗り出しているように見える白い影が解るだろうか。よく見るとこの影は白い服を着ており、髪を振り乱して細い腕を伸ばし今にも女性に向かって襲いかかるような姿勢をとっているのだ。 この写真については箱形カメラで撮影されたという事実以外、詳細は解っていない。昔から心霊写真として有名なものだったようで、CG技術が発達した現在ではネット上でより「女性の霊」の姿がわかりやすいように拡大・強調加工が施された物が出回っている。 洋の東西を問わず、嫉妬など恋愛がらみの強い感情や恨みの念を抱いて亡くなった女性の霊や生き霊が祟りをなす話は昔から怪談の一つとしてよく語られている。この写真もその典型で、花嫁に嫉妬した女性の霊が写りこんでしまったものではないかとする見方が一般的だ。 しかし、修正前の写真を見てみると、確かに手を伸ばしている白い影に見えなくもないものが木の枝の前に写っているが、実際には輪郭がぼやけていたりする不鮮明なものという事が解る。というわけで、この写真は語り伝えられていくうちに「より幽霊に見えるように」加工を繰り返され、作られた心霊写真なのではないかとも考えられている。 だとすると、この写真の背後には「幸せそうな二人に対する悪意」が存在していることになるため、ある意味霊よりも恐ろしい物が写ってしまっている心霊写真であるとも言えるのだ。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年03月09日 16時00分
ワシントンの斧は原型をとどめているのか?(4)
アメリカの冗談めいた慣用句に「ワシントンの斧」がある。それは、新品同様の斧を示しつつ「これはワシントンが桜を切った斧なんだ、ただ斧頭も柄も楔も取り替えてるけどね」という内容で、哲学的難題である「テセウスの船」のもじりだ。もちろん、これは父が大事に育てていた桜を切り倒したワシントンが、後でそのことを隠さず伝えた美談をもとにしていて、かつそれが全くの創作であったことを踏まえている。 ワシントンと桜のエピソードはメイソン・ロック・ウィームズが著した『ジョージ・ワシントンの生涯と記憶すべき行い』という伝記に登場するもので、後に「アメリカで聖書の次に売れた本」と呼ばれるほどの売れ行きだった。また、ウィームズは1825年に亡くなったが、彼のワシントン伝はその後も売れ続けた。ただ、ウィームズのワシントン伝には数多くの創作実話が盛り込まれているが、それらの多くは忘れ去られたり、あるいはジョークのタネになっている。桜のエピソードが突出して広まっていることから、ウィームズの伝記のみが原因とは言えないのだ。 研究者によると、ワシントンと桜のエピソードをアメリカ社会に定着させたのはウィームズのワシントン伝ではなく、そこから問題のエピソードを収録した1836年の文法教科書とされる。問題の教科書を執筆したウィリアム=ホームズ・マクガフィは、教育において偉人の偉大なるエピソードを子供たちへ伝えることが重要と考えていた。驚くことに、マクガフィの教科書はほぼ100年にわたって全米各地で使われ、累計発行部数は120万部にも達したとされる。 捏造されたものであることは19世紀末に判明していたほか、ウィームズが書いたワシントンの伝記からは他にも創作が含まれていることが明らかとなった。だが、既に教科書という強力な手段でアメリカ社会に深く浸透しており、現在でも真実と疑わない人が少なくない。 創作実話によって真実とは異なる姿に置き換えられたワシントンの人間像は、原型をとどめているのだろうか?(了)
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ミステリー 2016年03月08日 14時30分
地上から降る物体は隕石ではなかった!? 飛行機を追尾するUFO
先日、「飛行機から撮影されたUFO」の写真を紹介させて頂いた。 その際に飛行機のパイロットがUFOを目撃するケースが少なからず存在すると書かせていただいた。 そもそもUFOこと「未確認飛行物体」は航空・軍事用語であるため、航空関係者に馴染みの深いものである。実際、戦闘機や旅客機、自家用機のパイロットで飛行中に「未確認飛行物体」に遭遇、目撃してしまった事例は数多く存在する。 1948年7月24日午前2時45分頃、ジョージア州アトランタへ向けて飛行していたイースタン航空機がアラバマ州モンゴメリー上空1500m付近を飛行中、上空右方向からジェット機らしき物体の姿を確認した。それは翼のない葉巻型で、後部よりジェット噴射のような炎が15mほど吹き出ていた。胴体には四角い大きな窓が二列あり、内側が光っているように見えたという。 パイロットたちは初め軍の新型ジェット機か何かだろうと考えていたが、その謎の機体はイースタン航空機にどんどん近づいてくる。接触の危険性を感じて左に旋回させたが、その物体も航空機を追いかけるように近づき、機体すれすれの所をかすめて雲の中に消えていったという。 遭遇が深夜のため、乗客の殆どが就寝中であったが、一部の起きていた乗客が窓の外を通り過ぎる「激しく光る物体」を確認している。なお、一瞬であったため形状ははっきりとは解らなかったそうだ。 当時、この地域では隕石が集中して確認される「隕石シャワー」が起きており、多くの天文ファンが飛来する隕石を地上から確認している。そのため、このイースタン航空が遭遇したUFOも隕石の誤認だったとする見方が強い。 しかし、ただ落下したのではなく追尾するような動きを見せたこと、また操縦士と副操縦士の二人が同様の形状であったと証言していることなどから、一概に隕石とも判断できない結果となっている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年03月05日 16時27分
これは事故ではない!? 「燃える幽霊帆船」が目撃される!
風光明媚な事で知られるカナダのプリンス・エドワード島。北米大陸との間にあるノーサンバーランド海峡には古くから奇妙な伝説が存在している。 それは、燃える帆船が航行している、というものだ。 1964年4月10日のこと、夜間にモーターボートで付近を航行中だった人物が、海上に立ち上る火柱のような物を発見。それは速度を落とすことなく彼らの元へ近づいてくる。やがてそれは三本マストの帆船であり、帆柱を中心に燃えさかる火が全体を包んでいることが判明した。通常であれば到底航行できないはずの火災にもかかわらず、帆船は海上を進み、港に着く直前で忽然と消えてしまったという。 この「燃える幽霊帆船」の伝説は19世紀から存在しており、1880年にはノバスコシア州ピクトゥーの町で目撃された記録が残っている。この時は港や町の住人らを含めた多くの人々が帆船を目撃しており、港の方も消火および救援対策をとっていたが、船は入港する前に忽然と消えてしまったのだという。 このように、カナダの「燃える幽霊帆船」は多くの人に同時に目撃されているという特徴がある。 1965年11月にはピクトゥーの町の、海に近い所に建つ家の夫人が夜の海に浮かぶ「燃える船」を発見。船舶火災だと考え、近所の人々に呼びかけて皆で駆けつけたが、船には誰も乗っておらず、焼け落ちる様子もなかったという。そのまま船は海上で消えてしまったため、伝説の「燃える幽霊帆船」だと騒動になった。その二日後の夜、再び燃える船の姿が海上に出現。この時は前回からそれほど日が経っていなかったこともあって、近隣の町からも見物人が殺到。100人以上の人々が目撃することとなった。そして「燃える幽霊帆船」は再び港に着く前に忽然と姿を消してしまったのである。 この幽霊船に関しては多くの人々が研究し、正体について推測している。地元の郷土史研究家の調査によれば、この幽霊帆船はノーサンバーランド海峡を中心とする100マイル前後の区域にのみ出現するという事が判明している。そのため、この区域で磁気異常などが起きているのではないかとする説が存在している。対岸の明かりや日本で言う不知火のような自然現象を目撃したものではないか、とする説もあるが、帆船の姿がしっかりと確認されているため、一概に見間違いであるとも断定できないようだ。 なお、この「燃える幽霊帆船」の伝説は現地では非常に親しまれているものであり、現在では記念切手も販売されている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年03月02日 16時00分
ワシントンの斧は原型をとどめているのか?(3)
アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンといえば、真っ先に桜の木が浮かぶほど、少年時代に木を切ったエピソードは密接に結びついている。しかし、たわむれに桜の若木を切り倒し、問い詰めた父には悪事を正直に告白したという美談は、伝記作家による創作であったことが明らかとなっている。 問題の美談を創作したのはメイソン・ロック・ウィームズ(パーソン・ウィームズの筆名でも知られる)という巡回説教師で、ワシントンが没した翌年には『ジョージ・ワシントンの生涯と記憶すべき行い』と題した伝記を出版しているのだ。ところが、伝記の初版はわずか80ページの薄い本で、桜のエピソードも記されていない。問題のエピソードが初めて言及されたのは1806年に発行された版で、その他のエピソードもふくめ初版よりも大幅に加筆されていた。 ウィームズが桜の木をはじめとする架空のエピソードを伝記に盛り込んだ動機だが、日本のネットでは「経済的に苦しかったウィームズが販売部数の向上を図って創作実話を加筆した」との説が唱えられている。ところが、ウィームズのワシントン伝は発売直後から好調に売れており、増刷を重ねている。さらに、当時のウィームズは義父の農園を譲り受けており、それなりの資産も有していた。 これらの背景を考えると、経済的な動機は存在しないと言ってもよい。 では、なぜウィームズは創作実話を盛り込んだのか? 最近の研究によるならば、創作実話を加筆した動機はあくまでもウィームズの作家的衝動、いうなれば読者へのサービス精神だったと考えられている。 ウィームズはワシントンの死後、すみやかに伝記を出版するため、とりあえず最低限必要な部分を書き上げて印刷し、版を重ねる過程で加筆していった。先述のように80ページの初版から、ウィームズが最後に加筆したとされる9版は220ページ以上に増えたとされ、追加された内容の多くは創作とされている。とは言え、ウィームズはジョージ・ワシントンと面談したことがあり、またワシントンへ送った自著への返信を「ワシントンによる推薦状」として販売促進に利用しており(おそらくは無断だろうが)、両者に接点がなかったわけではない。 つまり、ウィームズはワシントンとのかすかな接点から得られた断片的な情報に自身の創作を加え、伝記として書き上げたのである。そして、有名な桜の木を切ったエピソードについても、いちおうは事実にもとづいていると考える研究者もいないわけではない。 独立戦争後、いったん軍を退いたワシントンは郷里で半ば隠居生活を営むが、その際に桜の木を切ったと日記に残しているのだ。(続く)
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ミステリー 2016年03月01日 14時32分
空飛ぶ円盤、下から見るか? 上から見るか? コクピット内部で撮影されたUFO写真?
UFOを撮影した写真や動画は大抵地上から、空に浮かんでいる謎の物体を撮影しているアングルのものが多い。しかしUFOを目撃した人々の中には飛行機のパイロットも少なからず存在している。世界で一番初めに「空飛ぶ円盤」を目撃したケネス・アーノルド氏も、目撃したのは自家用機のコクピット内だった。 では飛行機内からUFOを捉えた画像や動画はないのかというと、これがなかなか少ない。パイロットがカメラを構える余裕は無いだろうが、乗客がアナログカメラを向けることも難しいのだろうか? そんな疑問に対する答えとなるかもしれない写真がこちらである。1963年、ベネズエラにて撮影されたとされるもので、高高度から機体の下を飛ぶUFOが捉えられた形になっている。銀色でつばのある円盤状のUFOの影が地上に落ちており、その後ろには撮影者の乗っているであろう飛行機の影が地上に映っているのも見て取れる。地上には草木や道路も収められており、飛行機や地上物と較べてかなり大きなUFOが低空飛行していた様子が判るものとなっている。 この写真については1966年にこの写真を撮影した人物の知人であるというデリオ・リバス氏によって公開された。詳細な目撃証言なども無かったためフェイクも疑われたが、写真の専門家や技師らの鑑定によって、地上の影と上空のUFOの影の位置関係などに矛盾がなく正確であるとの判断が下され、信憑性が高い写真として長く扱われていた。 しかし、近年の研究で「実際に撮影された航空写真に別の物体(ボタン)の写真を貼り付け更にカメラで撮影、現像の際に手を加えたもの」であることが判明した。影の位置が矛盾しないものだったのもそのはず、UFOの影は後付だったのだ。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月27日 15時48分
衝突事故で散ったUMA! あなたは「ネッキー」を知っていますか?
2月6日、伊東港(静岡県伊東市)から岡田港(東京都大島町)へ向かう定期高速船がクジラと衝突、漂流するという事故が起きた。クジラと船舶の衝突事故は世界中で何件も起きているものだが、中には「謎の生物と衝突した」という奇妙な事件も起きているのだ。 1899年のこと、アメリカ合衆国ニューヨーク州のセネカ湖にて、湖を航行中だった遊覧船「オリティアニ号」が湖を泳ぐ謎の巨大生物と遭遇。巨大生物は多くの観光客や船員らに目撃されながら次第に遊覧船の方に近づき、ついには衝突してしまったのである。 その時の衝撃のせいか、生物は船のそばで動かなくなってしまった。一時的に気を失ったのか、それとも衝突のショックで死亡してしまったのかは解らないが、船長は船のそばに浮かんだままの生物の回収を船員に命令。船員もロープを生物の体にかけたのだが、重みでうまく引き上げられず、最終的には巨大生物の姿はセネカ湖の底へと沈んでいってしまったのだという。 このセネカ湖には昔から巨大生物が生息しているという伝説があり、ネイティブアメリカン達も古くからその存在を知っていたという。 現在では「ネッキー」いう名前で呼ばれているこの未確認生物は、今も多くの人に実在を信じられているものでもある。1899年の衝突事件の際にかなり細部まで姿を観察されていたこと、その後もたびたび姿が確認されていることなどがその理由だ。体長はおよそ7メートル、全体は細長く上下にくねるように泳いでいたという。 また、衝突事件の際に近くでネッキーの姿を確認した人によれば、ネッキーの大きな口の中には鮫のような鋭い歯が並んでいたと言うことから、ネッキーの正体を絶滅した古代のクジラ、ゼウグロドンなのではないかとする説もある。 ちなみにこのネッキーの姿をとらえたとする動画が2011年に撮影されており、また地元の有志によるネッキー情報のFacebookアカウントも作成されている。 もしかすると近い将来、ネッキーの姿が明らかになる日も近いのかもしれない。 Lake Monster Videohttps://www.youtube.com/watch?v=0U_yVesZKp0Seneca Lake Monsterhttps://www.facebook.com/senecalakemonster/ 文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月24日 16時00分
ワシントンの斧は原型をとどめているのか?(2)
アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンについて、日本ではほとんど知られていないかもしれない。ただ、ワシントンが少年時代に桜の木を切り倒し、正直に告白して父親からほめられたというエピソード以外は。 しかし、ワシントンと桜の木にまつわるエピソードは全くの事実無根で、没後に伝記作家が創作し、広めたというのだ。 創作したのはワシントンの没後、ほぼ最速とも言えるタイミングで伝記を出版したメイソン・ロック・ウィームズという人物で、現在ではパーソン・ウィームズという筆名のほうが知られている。ウィームズはワシントン死去の翌年に伝記を出版というタイミングの良さに加えて、ワシントンが生まれ育ったマウント・バーノン農園にちなんだ「マウント・バーノン教区の区長牧師」という肩書をでっち上げて、さもワシントンとゆかりがあるように演出した(マウント・バーノンは地名ではなく、もちろんマウント・バーノン教区も実在しない)。 このような人物が書いたワシントン伝ではあったが、死後のワシントンブームと相まって増刷を重ねた。そして、版を重ねる過程で1806年に新しく盛り込まれたのが、問題のワシントンと桜のエピソードである。しかし、ワシントンと桜のエピソードは独立戦争の英雄を神格化する当時のアメリカ社会に歓迎され、ウィームズの本はさらに売上を伸ばしたのであった。 また、ウィームズが1825年に没した後も彼のワシントン伝は版を重ね、ほぼ19世紀を通じて売れ続けたばかりか、アメリカの偉人とされるエイブラハム・リンカーンも幼少期に影響を受けた本として演説で取り上げている。研究者によるとウィームズのワシントン伝は80版以上を重ねたとされ、アメリカでは聖書の次に読まれた本と形容されるほどだ。ちなみに、解説や注釈が追加された1996年の改訂新版は現在でも入手可能で、もちろん桜の木をはじめとするウィームズの創作エピソードには注釈がある。 とはいえ、いかにウィームズの伝記がよく売れ、よく読まれたと言っても、ワシントンと桜のエピソードをアメリカ国民の大統領イメージとして刷り込んだほどの影響力があったのだろうか? また、ウィームズは全くの空想からワシントンと桜のエピソードを創作したのか? なんらかのネタは存在しなかったのか?(続く)
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ミステリー 2016年02月23日 17時00分
灰皿型のUFO出現!? 失われた原版写真の謎
1965年8月3日、カリフォルニア州のオレンジ郡の高速道路検査官であったレックス・ヘフリン氏は 仕事で移動中、高速道路管理局との無線連絡に異常を確認。送受信状態になっているにもかかわらず、作動している様子が見えなかったため、不審に思っていると上空に奇妙な物体が浮遊しているのを発見した。それはつばのある帽子や伏せた金属製の灰皿のような形状をしていた。 彼はパトロールで使用するポラロイドカメラを持参していたため、すかさずこの物体を撮影。UFOはやがて北東に向かって50メートルほどの高度を保ちながら水平にゆっくりと移動していき、やがて煙の輪のようなものを残し、急上昇して去っていったという。 UFOは飛行中は常に底部中央から光線を放射しており、時折姿勢を直すような挙動を見せていたという。また、最後に残された煙の輪は青い色をしており、30秒ほど空に停滞していたという。 これらの写真は当時のものとしてはかなり鮮明に撮影されたものでもあったため、一般のメディアから米軍のUFO調査機関「プロジェクト・ブルーブック」の調査対象ともなった。 しかし、この写真のオリジナルは空軍の調査のために一度貸し出し、ヘフリン氏のもとに返却された数時間後、同じく空軍から来たと語る別の人物によって持ち去られ、以降は紛失してしまったという。よって現在我々が確認できる写真は、調査で複製されたものとなっている。 よくUFOを目撃したり写真を撮影すると、謎の人物、MIB(メン・イン・ブラック)がやってきて証拠隠滅に動く、という話があるが、果たして彼の前に現れた人物もMIBだったのであろうか? 実は後年の画像分析によって、ヘフリン氏が撮影したUFOに紐が付いている事が確認、トリック写真であることが判明した。そのため現在では、フェイク写真を作成してみたところ 話が大事になってしまったため、慌てて本人がオリジナル写真を処分して疑惑が向くのを回避しようとしたのではないかと見られている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月20日 16時07分
魚群探知機がとらえた謎の巨大生物! 太古の恐竜がアラスカ沖に生きていた!?
1969年4月、ノルウェーの漁船マイラーク号が北米アラスカ沖、ラズベリー島付近を航行中に撮影したある画像が世界を驚かせた。 撮影といっても写真ではなく、魚群探査などで使用される断面式のソナーだった。そのソナーが捉えたもののシルエットは、長い首と尾にヒレ状の小さな手足…そう、正しく古代の海に生きていたプレシオサウルスのような姿だったのである。 この画像は機器によって海の未確認生物が確認された好例として、今でも見ることのできる代表的なものだ。 長らく語り継がれてきた海の怪物のシーサーペントか、いや古代生物の生き残りを捉えたものかと、この画像の詳細については諸説が入り乱れている。また、対象が写真などではなくソナーで確認されたという点からも、「その場にあった何ものか」を捉えた物であることは間違いないとしてあまりフェイク説の出てこないものでもある。 この写り込んでしまった生物については、アラスカで時折目撃されているカクラトなるUMAではないかとする説が強い。カクラトとは現地の言葉で「野獣のセイウチ」という意味があり、昔からセイウチに似ているがずっと凶暴な、また別種の生物が目撃されていたという話があるのだ。 北極地方の海に住むとされる未確認生物のため、目撃証言も乏しかったカクラトだが、2008年の7月にそれらしき生物の死骸が海岸に漂着して話題となった。場所はアラスカ州ヌニバク島メコリュクの海岸で、全体がピンク色の滑らかな肌に覆われているという特徴があった。UMAがおよそ目立たない黒や茶、褐色の肌や毛皮を持っているのに比べると、なんとも鮮やかな体色である。残念ながらこの漂着死体はサンプルを採取する間もなく、再び流されるなどして無くなってしまったという。 ソナーの画像も漂着死体も、今でも画像で確認することは可能である。冷たい海の中には、未だ知られていない謎の生物が息づいているのかもしれない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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