ミステリー
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ミステリー 2016年06月14日 12時00分
「恐竜VSサイ」の夢のカードが実現!? 「カサイレックス」は実現したのか?
今年に入り恐竜関係のニュースが世界中で報道されている。 アメリカモンタナ州で発見された骨が新種の恐竜「ジュディス」として報道されたり、フランス通信社の報道によると「恐竜」と「哺乳類」が一時共存し哺乳類がすでに繁栄していた可能性を指摘する論文が発表されたりと「恐竜ロマン」に新しい風が吹いている。 特に「恐竜」と「哺乳類」が共存し、ともに戦っていたかも? というニュースは本当ならば大スクープであり是非、夢のカードとして見ておきたい一戦である。 しかし、古くからのUMA愛好家にはそんな夢のカードが写真ではあるが見ることができた。 今回ご紹介するのは「ティラノサウルスVSサイ」というまさに「恐竜VS哺乳類」を表現した一枚である。 手前にサイが倒れている。その後ろにはやや不鮮明ではあるがサイよりも巨大なトカゲのような物体がいる。大きな頭、短い腕に引き締まった脚はまさに我々が子供のころから慣れ親しんだ「ティラノサウルス」そのものである。 この写真はアフリカはコンゴで撮られたものとされ恐竜の名前は「カサイレックス」と名付けられている。本ミステリー記事でも2015年7月18日にカサイレックスは紹介させていただいたが、こちらのカサイレックスはまさにティラノサウルスそのものである。 目撃した探検家の証言によるとコンゴ地方を探検中、サイを捕食しているオオトカゲを発見。トカゲはサイを襲い捕食しはじめたという。恐らくこの写真はその模様を収めたものとされるがあまりにシチュエーションが出来すぎており、これは後年改めて再現されたフェイク写真とされている。 またサイも抵抗することなく横たわっており、打撃技を持たない恐竜の捕食中の写真とは思えない。もっともサイはアフリカでも最強の動物の一体であり、本当に真剣バトルがあれば恐竜といえども恐らく無傷では済まないと思われる。 とはいえ非常に夢のあるこの写真。是非とも、鮮明な写真がほしいところである。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年06月11日 15時45分
UFOを撮影したい人必見!? 30年越しのリベンジでUFO激写?
こちらの写真は、1966年11月22日にアメリカはオレゴン州ウィラメット峠にて撮影されたものだ。 撮影者は峠道を運転していたのだが、周囲の風景があまりに美しかったので、途中に存在するダイアモンド・ピークの展望台に車を停車させ、風景を撮影することにしたのだという。すると、彼らの前に谷底から円盤が回転しながら浮遊してきた。慌ててカメラのシャッターを切った所、写真にUFOの姿が収められていたのだという。 写真を確認すると、円盤が動いていたためか非常にぶれてはいるものの、確かに草むらの中に浮かんだ物体の姿が確認できる。円盤はそのまま浮上を続け、大きくカーブしながら雲の中へ消え去っていったという。 この写真については、長らく信憑性の高いものだとされていたが、撮影から30年後にある人物が現場まで飛び、同じ「UFO写真」を撮影することに成功した。 同じUFOが現場に出てきた…という訳ではなく、ある仮説に基づいて再現実験を行い、同様の写真を撮影してみせたのだ。それは「走行中に写真を撮ること」。検証を行った人物は、問題のUFOがかなりぶれている事に気付いて現場を訪れ、調査してみた。すると、現場近くに道路標識を発見。既に壊れて支柱しか残っていなかったが、標識を修理して走行中の車から標識を撮影してみると、見事同じUFOの姿が写真に収められていたのだ。 1966年に撮影されたオリジナルの写真と比べると、UFOの形こそ似ているものの、オリジナルの方が背景のブレが少ないという差異がある。また、撮影者は「展望台で車から降りていた」と最初から述べているため、UFOを目撃したのは事実であるが、撮影ミスしていた写真をUFOを捉えたものだと思いこんでしまった可能性もあると見られている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年06月08日 17時00分
続々ビッグ・セブンの謎
人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」は、直近のイベントこそ失速がささやかれたものの、アーケード版は筐体に長蛇の列ができるなど、社会現象とまで呼ばれた人気はまだまだ衰えていない。その「艦隊これくしょん」で戦艦長門などのボイスに含まれる「世界のビッグ7」という台詞が太平洋戦争前には存在していなかった、あるいは日本でのみ使われていたのではないかと、マニアなどから疑義を呈されていた。 しかし、ファンなどからの情報によって太平洋戦争前に「世界の七大戦艦」なる表現が存在しており、表記などは異なるものの同じ意味あいの言葉が存在していたことは判明した。では、海外で「世界のビッグ7」という言葉が使われていたかどうかとなると、まず太平洋戦争の前後ともに使用例が見つからず、それどころか太平洋戦争前のアメリカでは自国の誇る戦艦を「ビッグ・ファイブ」と称していた。そのため、似た表現がかぶる上に「自国の強力な戦艦を入れ替えてまで、そのような造語を用いる必然性に乏しい」ということから、使われなかった可能性が高いのである。 他方、イギリスではどのような状況だったかというと、問題となる「世界のビッグ7」に挙げられた戦艦ネルソンとロドネーへの評価はアメリカ戦艦よりもはるかに厳しく、とうてい誇らしく語られるようなものではなかったのだ。 まず、第二次世界大戦前のイギリス海軍を代表する軍艦は間違いなく「戦艦フッド」であり、決してネルソンやロドネーではなかった。加えて、フッドは「イギリス海軍においてもっとも美しい戦艦」とみなされており、あらゆる意味でイギリス海軍を象徴する存在であったのだ。 確かに戦艦ネルソンとロドネーは海軍軍縮条約に定められた上限いっぱいの主砲と防御を備えており、また当時の最新鋭艦でもあったが、イギリス海軍最強の戦艦とみなされていたかどうかについても疑問がある。おおっぴらに戦力を比較した同時代の資料は存在しないようだが、ネルソンとロドネーには後述するような不具合があり、また低速力という弱点もあった。そのため、高速力を誇るフッドのほうが総合戦力において上回っているとの見方については、それなり以上の説得力があったのだ。 そのため、世界の強力戦艦を「ビッグ7」と称する可能性はほぼ皆無で、もしそのような呼称が存在するなら「ビッグ・シックス」となったであろう。 なぜなら、ネルソンとロドネーは単に問題の多い戦艦ではなく、非常に不名誉な事件の舞台となってもいるのだ。(続く)
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ミステリー 2016年06月07日 15時00分
月面から飛び立つ物体? 月でUFOが離陸した衝撃写真!?
リアルライブでは、これまでにも様々なUFO写真を紹介してきた。 有名なUFO写真もあるが、その中には少なからずフェイク写真が含まれている事も同時に紹介してきた。 UFOに限った話ではないが、超常現象の歴史はフェイクとの戦いの歴史であると言えるだろう。 そんなUFOフェイク写真の中でもっとも古い物と見られているのがこの写真だ。 岩山だろうか、荒涼とした風景の上で、ジェット噴射らしきものの痕跡を残して跳び去る円盤状の物体。今であればUFOが離陸し、急加速する瞬間を捉えたものであるとする説明が付くかもしれない。 こちらの写真は20世紀初頭、著名な物理学者であるジェイムズ・ウッド氏が「撮影した」とされているものだ。彼は望遠鏡で月面を観測中、「月面から何かが飛び立つ様子」を目撃したため撮影したと証言している。つまり、写真に写っているのは月面の様子だと言うのだ! だが、考えてみるまでもなく、この証言は嘘である。現在では探査機などが捉えた写真で月面の様子を見ることが出来るが、月面には切り立った山や、とげとげしい岩などは存在しないのだ。また、現在ですら望遠鏡では表面を観測するのが精一杯なのに、当時の望遠鏡でその場に行ったかのような視点に立つことなど不可能だ。 実は、分光学の権威でもある ウッド氏は、著名な物理学者であると同時にイタズラ好きな事でも有名であった。彼は月を舞台にしたSF作品にヒントを得て、「月面から飛び立つ物体」という写真を作製したものとみられている。しかし、実際にはUFOではなく「月に棲んでいる生命体」と設定していたようだ。写真に写っている物体が円盤状だったため、現在ではUFOと解釈されてしまったのだろう。 なお、ウッド氏は懐疑派でもあったようで、オカルト関連や疑似科学の嘘や欺瞞を暴く事にも熱心であったという。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年06月04日 16時08分
妖精実在の証拠!? 写真に収められた「妖精の靴」とは?
小人や妖精といった、人間より遙かに小さく普段は目に見えない存在の伝説は世界中に存在する。現在でも「小さいおじさん」のような小人の目撃証言が聞かれる事もあるし、珍しいケースでは明らかに小さな人型の生物と思われるものの姿が写真や動画に捉えられたりすることもある。 これだけ昔から伝説が存在し、今でも目撃されていると言う事は、やはり妖精や小人は実在しているのではないか?とする説は長い間囁かれてきたことだ。しかし、基本は目撃証言ばかりなので、やはり物証が欲しい所である。 そんな妖精の存在を裏付けるかもしれないものが19世紀に発見されていた! それがこちら、1885年にアイルランドのベアラ半島山中にて発見された「妖精の靴」である。これを発見したのは山中で作業中であった労働者だった。彼が作業中、地面に何かが落ちているのを見つけて拾い上げてみると、それは非常に小さな靴であった。初めは、子供が遊びで持ち込んだ人形から落ちたものではないかと思われたが、作業現場は人家からも遠く離れた山の中。子供が気軽に遊びに来られるような所ではない。そして、靴を改めて確認してみると明らかにかかとがすり減り、使い込まれた様子があったのである。 この靴はアメリカのハーバード大学まで移され、顕微鏡を用いて詳細な調査が行われることとなった。大きさは長さ7.5センチ、幅2.5センチ程度。材質はネズミの皮で出来ており、手縫いで作られたものだと言う事がわかった。また、よく見てみると小さな縫い目や靴ひもを通すための穴もちゃんと開いていたという。写真では、大きさの比較に手芸道具の指ぬきと並べて置いてある。 リカちゃん人形やフィギュアなどと比べると大きめであるが、これほどの大きさの靴を縫製するのは現代でも至難の技である。また発見されたときの状況から、この靴は妖精のものではないかという仮説が出たのだ。 さて、アイルランドには変わった妖精が存在する。「妖精の靴屋」と言われている妖精レプラコーンだ。レプラコーンはとんがり帽子に赤い上着で嗅ぎ煙草が好きな髭面の妖精である。彼は腕の良い職人で、踊るのが好きな妖精達の靴屋を営んでおり、仲間の依頼を受けて靴を作るとされている。ただし、彼は片足ずつしか靴を作らないとも言われている。もしかすると、アイルランドで発見された靴はレプラコーンが作ったものなのかもしれない?文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年06月01日 17時01分
続ビッグ・セブンの謎
人気ソーシャルゲーム「艦隊これくしょん」では、戦艦長門などが自らを「世界のビッグ7」と称しているが、ユーザの一部からは「太平洋戦争前からそのように称していたのか?」とか、あるいは「ビッグ7なんて日本でしか聞いたことがない」などのツッコミが入った。英語圏のユーザにとっても「世界のビッグ7」は馴染みがなかったらしく、日本のゲームに関する英語フォーラムでも質問スレが立ち、とりあえず「日本の長門と陸奥、アメリカのコロラドとメリーランド、そしてウエスト・ヴァージニア、さらにイギリスのネルソンとロドネーを指しており、それらは当時の最強戦艦だった」との説明がなされたものの、寄せられた反応の多くは「初めて聞いた」とか「知らんかった」などといった調子のネットスラングだった。 ともあれ、そのような疑問がきっかけとなってユーザによる調査が行われ、太平洋戦争前から似たような表現は存在していたものの、アメリカやイギリスではそのような呼称が存在した証拠を見つけられず、情況証拠などから使われなかった可能性が高いことなどが明らかとなったのである。 まず、太平洋戦争前に出版された国防科学研究会編「平易に説いた陸海軍の知識」には「世界の七大戦艦」なる表現が存在しており、これが「世界のビッグ7」へ変化したであろうことはほぼ間違いないとされた。問題は変化したきっかけや時期だが、それらについてはアメリカにおける戦艦の呼称にヒントが隠されていた。 第二次世界大戦前のアメリカ海軍は戦艦18隻を保有しており、いわゆる「世界のビッグ7」に含まれるコロラドとメリーランド、ウエスト・ヴァージニアはそれぞれ強力な戦艦として国民に親しまれていた。また、それらの前に建造されたテネシーやカリフォルニアとあわせて「ビッグ・ファイブ」と呼ばれ、当時のアメリカ海軍を代表する存在となっていた。 そう「ビッグ・ファイブ」である。残念ながら「ビッグ7」ではない。 アメリカ海軍としては、別に他国の海軍と比べてどうこう言うつもりなどなく、自国の戦艦のみで「ビッグ・ファイブ」を誇ったのだ。アメリカ海軍の「ビッグ・ファイブ」は当時の新聞やニュース映画などでも使われており、広く親しまれた呼称であったことは疑いない。 このような背景から、わざわざ「ビッグ・ファイブ」から削ったうえ、日本やイギリスの戦艦を加えて「ビッグ7」などと称する可能性はほぼ皆無で、また外国の戦艦を含めるなら「ビッグ・ファイブ+4」か、あるいはビッグ・ナインであろう。とはいえ、そのような表記も現状では発見されておらず、単にアメリカではそのように呼ばれていなかったとみるのが自然である。そして、太平洋戦争後に「世界の七大戦艦」と「ビッグ・ファイブ」がまざって、問題の「世界のビッグ7」へ変化したのではなかろうか? それでは、イギリスでも「ビッグ7」と呼んだ可能性はなかったのか?(続く)
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ミステリー 2016年05月31日 15時30分
これは貴重! 「宇宙人の後姿」写真? 実験の代償は重かった!?
今では宇宙人と言えば、小柄で体は貧弱、頭が大きく黒いアーモンド型の目をしているグレイ型エイリアンが一般的だが、過去の目撃証言を見てみると非常にバリエーション豊かであった。 初のコンタクティであるアダムスキー氏が遭遇したという金星人は白人系の地球人と変わりない姿であったし、身長3メートルを超える異形の姿の宇宙人も多数目撃されている。 宇宙人の姿を捉えたとする写真はUFOに比べるときわめて少ないが、それでも何枚か撮影されている。有名なものが、この1954年に撮影された「火星人の後ろ姿」とされる写真である。 1954 年2月18日の12時頃、スコットランド北部ロシーマウスの海岸にてセドリック・アリンガム氏が頂点にアンテナの生えたアダムスキー型のUFOが着陸するのを目撃。 一度飛び去ったが、3時頃に再び飛来し謎の人物が降りてきたという。その人物は身長1.8メートルほど、焦げ茶色の肌に褐色の髪、呼吸装置らしきものを鼻に装着していたという。 言葉が通じなかったので身振り手振りで会話を試みた所、どうやら彼が火星から来たらしい事が判明。再び円盤に戻って去っていったそうだが、立ち去るときの一瞬を捉えたのがこちらの写真だったという。 さて、発表当初は非常に世間の注目を集めた火星人の写真だったが、この火星人を目撃したアリンガム氏の名前は偽名であり、彼の正体はイギリスの著名な天文学者であったパトリック・ムーア氏であった。 彼は宇宙人と円盤のトリック写真を作製し、偽の目撃証言をでっち上げることで、世間の人々がどれだけだまされてしまうものなのか検証したものだったと証言している。 1940年代後半から、世界中でUFOや宇宙人に関係した衝撃的な目撃事件や証言が出てきた。そこで彼は、人はどれだけ流行のものにだまされてしまうのか、一種の社会実験を行ったものと思われる。 しかし、彼の撮影した火星人の写真は現代でも未だに書籍で「本物」として紹介されることもある。彼の社会実験は、予想以上に人々に影響を与えてしまったようだ。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年05月28日 15時40分
「この恨み晴らさでおくべきか…」ターバンを巻いた女性が現れる幽霊屋敷
どの国にも歴史の暗部は存在する。血なまぐさい戦争や闘争、支配や奴隷、虐殺…歴史のある建物には霊が出る確率が高いと言われているが、長い間その場に存在している建物はそれだけ長く歴史の暗部も見つめ続けているという事なのかも知れない。そして、悲惨な歴史の被害者たちは今も残る怨念の場所から離れられないでいるのだ。 こちらの写真はアメリカで有名な幽霊屋敷にて撮影された古写真だ。この建物はルイジアナ州に存在するプランテーションで、1796年にデイブ・ブラッドフォードという人物が建てたものだ。持ち主は何度か変わっているが、220年前の当時の邸宅がそのまま残されているため、歴史的に見ても貴重な建物である。 この写真をよく見ると、邸宅にある柱の左から三本目、建物との間に人影らしきものが写っている事が解る。全体的に黒くぼやけているが、長いスカートをはき頭にターバンを巻いているように見える。 実はこの家には、かつてプランテーションで働かされていた奴隷達の幽霊が出ると言われているのだ。特に有名なのがクロエという若くして亡くなった女性の奴隷で、1817年からこの農園の主人であったクラーク・ウッドラフの元で働いていた人物だという。 彼女はたまたま主人の会話を立ち聞きしてしまい、秘密を聞かれたと知った主人に罰として耳を切り落とされてしまったという。これまでにも奴隷ということで辛くあたられていた彼女は遂に復讐を考え、主人の誕生日パーティーに用意したケーキにキョウチクトウを混ぜて出した。キョウチクトウは毒を持つ事で有名な草である。主人の誕生日パーティーなので、彼が食べるのは当然だと思われたのだが、予想に反して彼の妻と娘が先にケーキを食べてしまい、毒で死んでしまったという。すぐにケーキを作ったクロエが犯人だと判明し、彼女は逃げだそうとしたのだが、連帯責任を負わされる羽目になるのではと思った他の奴隷達に捕まり、殺されてしまったのだという。 この写真に写っているのは、まさしくそのクロエの姿だと言われているのだ。彼女は亡くなったときにターバンを巻いて髪をまとめており、その時の姿とこの写真に写っている人物の姿が酷似しているというのだ。 なお、この邸宅は長い歴史の中で10件もの殺人事件が起きていたと言われており、幽霊が出る事でも有名だ。現在ではゴーストツアーも行っているB&Bとして営業している。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年05月25日 17時00分
ビッグ・セブンの謎
社会現象にもなった人気ソーシャルゲーム「艦隊これくしょん」では、旧日本海軍の艦艇が擬人化されているばかりか、モデルとなった軍艦などの背景を織り交ぜた台詞がマニア心をくすぐり、大きなヒットに繋がったとされる。とは言え、基本的に旧日本海軍の肯定的な側面を台詞にしているため、平和を愛好する攻撃的な知識人のやり玉にあがり、いくつかの台詞については事実にもとづいていないのではないかとの疑義も呈された。 なかでも、戦艦長門などの台詞に含まれる「世界のビッグ7」との文言は太平洋戦争期に用いられていなかったのではないか、もし使われていたとしても日本国内のみで、外国ではそのように呼ばれていなかったのではないかとの指摘については、少なからぬ論議を呼んだのである。なぜなら、戦艦長門や陸奥を「世界のビッグ7」と称していたのは太平洋戦争後の日本のみで、外国での使用例が見つからなかったのだ。 ゲームにおいては「世界のビッグ7と云われてもいた」ということで、別に海外からそのように評価されたと誇示するわけでもなかったが、太平洋戦争後の言葉ならばいささかバツも悪い。そのためか、ネットの質問回答サービスなどでは根拠を示さず「かつては外国でもそのように称されていたが、戦後は失われた」などと、江戸しぐさのような無理筋の擁護論まで飛び出したのである。 それでは、問題の「世界のビッグ7」とは、いかなる意味だったのであろうか? まず、ゲーム中の台詞にある「世界のビッグ7と云われてもいた」とは、日本の長門と陸奥、アメリカのコロラドとメリーランド、そしてウエスト・ヴァージニア、さらにイギリスのネルソンとロドネーを指しており、それらは当時の最強戦艦たちでもあった。なぜ、それらの戦艦が世界最強とみなされたかというと、海軍軍縮条約によって定められた上限いっぱいの主砲と防御を備えていたためで、その意味では確かに「世界のビッグ7と云われても」不思議ではない存在だった。 とは言え、可愛らしく擬人化されたキャラの台詞といえど「歴史的背景を売りにしている」ゲームで、根拠はないにもかかわらず「いかにも当時の軍人たちがそう呼び習わしていたかのような台詞」が存在するのは、ファンにとっても居心地の悪いものがあったようだ。やがて、ファンの中から真相の解明に着手する人々が現れ、大まかながらも「世界のビッグ7」との言葉が生まれた時期など、背景が明らかになっていった。 結論から言うと「世界のビッグ7」との言葉は戦後に生まれたようだが、ほぼ同じ表現は太平洋戦争前から存在していた。しかし、海外で「世界のビッグ7」との表現が用いられた可能性については、情況証拠などからほぼ皆無に近いことも明らかとなったのだ。(続く)
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ミステリー 2016年05月24日 17時00分
宇宙人とのコンタクトからUFO製造!? ダニエル・フライ氏のUFO
宇宙の彼方から飛来し、無音で急発進や急加速を行う未確認飛行物体。翼も推力を発生させる物体も確認できず、どのように浮遊・飛行しているのか解らないため、地球より遙かに優れた科学技術や文明を持つ知的生命体によるものではないかとされることが多い。 では、地球の科学者や技術者がUFOを目撃した場合、どう判断するのだろうか。 実は過去に、UFOを目撃した上に宇宙人とのコンタクトに成功し、技術を教えて貰ったというロケット技術者が存在している。 アメリカのロケット技術者ダニエル・フライ氏は1950年7月4日の夜、自宅で休んでいた所、家のエアコンが故障。涼むために近くの山へ散策に行くと、真珠色に輝く巨大な円盤が少し離れた所に音もなく着陸する様子を目撃した。そのUFOはプロペラやロケットエンジンなど、推力を発生させそうなものが存在しない、奇妙な形状をしていたという。そして、UFOを観察するフライ氏の頭に何者かの声が響いてきたと言うのである。 声の主はUFOを操作していた人物であり、太陽系外の惑星に住んでいると自己紹介した。また、彼の目の前にあるUFOは無人の貨物輸送船であり、地上から9000メートル上空にある母船から遠隔操作して動かしていると答えたという。フライ氏はその後、目の前のUFOに乗せてもらい、UFOがどのように飛んでいるのかを実際に説明付きで体験したという。それによると、UFOは非常に高速で飛行していたにもかかわらず、加速による圧迫感などを感じなかった。UFOを操作していた人物によると、UFO全体が「力の場」で包まれているため加速度から守られているとの事だった。 フライ氏はその後も彼らと接触し、UFO関連団体を設立。また何度もUFOの撮影に成功しているという。記事の画像は1964年に彼が撮影したものであり、過去に自分が目撃したUFOと同型のものなのだそうだ。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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