ミステリー
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ミステリー 2016年09月14日 17時00分
フランシーヌのおバカさん?
現在ではまじめに取り合う人も減っているが、東日本大震災の翌年や翌々年あたりまでは、理屈もへったくれもない感情的な反核反原発運動が過激化し、珍妙なアートや被災地への差別と偏見を垂れ流すパフォーマンスで多くの人から失笑を買っていた。もちろん、真面目に放射能汚染の拡大を懸念する理性的な反核反原発活動家も存在していたが、マスコミの注目を集め、ネットで目立っていたのは大騒ぎするパフォーマーたちである。 そういった自己満足パフォーマンスの中でも、高齢活動家を中心に繰り返し歌われ、動画共有サイトなどへもアップされたのが、作曲家郷伍郎の代表曲「フランシーヌの場合」をもじった替え歌だった。もとになった曲も1969年の発売直後から反体制ソングとして当時の学生らから好まれており、それから半世紀にわたってある種の反体制歌として歌い継がれてきたとされている。 その理由は歌詞にうたわれ、曲のタイトルともなったフランシーヌにある。 郷伍郎氏はフランシーヌという女性がベトナム戦争やナイジェリア内戦に心を痛め、パリで抗議の焼身自殺を決行したという小さな記事に触発され、そのことを歌謡曲として表現したというのだ。そして、当時の若者達はフランシーヌの行動から様々なものを感じ、あるいは詩に自らの姿を重ねて感傷に浸ったという。 ところが、替え歌などをきっかけに元曲である「フランシーヌの場合」や、さらにはフランシーヌ本人にも注目が集まると、ネットを中心にとある疑惑が持ち上がった。抗議の焼身自殺を遂げたとされるフランシーヌに関する情報があまりにも少なく、ネットで確認できるのはネットに当時の紙面画像がアップされている日本語の小さな記事のみなのだ。伝えられるフランシーヌのスペルでの外国語検索も同様で、日本語の記事ばかりが表示される。そのため、ネットでは疑惑が持ち上がった。 フランシーヌという女性が本当に実在するのか? 焼身自殺を遂げたことの裏付けはあるのか? なぜ、日本語の記事ばかり検索表示されるのか? やがて、ネットではフランシーヌという女性に関する情報を求める人々が現れ、そしてフランシーヌの縁者を知っていると称する人も現れた。しかし、その人物は具体的な情報をもたらすことなく、謎はより深まっていったのである。(続く)*画像はフランシーヌの場合[EPレコード 7inch]
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ミステリー 2016年09月13日 11時58分
人類史上初のロボット? 電波で動きヨーデルを奏でる「ラジオマン」とは?
2016年9月7日、Apple社はiPhoneシリーズの最新作「iPhone7」の発売を9月16日にすると発表した。 2007年の初代iPhone発売以降、新機能を続々と追加しガジェットの中心を担うまでの存在となったiPhoneシリーズだが、そのシステムの原型はApple社設立以前にもあったとされる。 今回、ご紹介する写真は1939年に某科学雑誌に掲載されたロボット「ラジオマン」の写真である。正式には「ラジオロボットMk 2」といい、いくつかの試作機が作られていたとされる。 身長は7フィート(約2メートル)で人間の言葉を理解する音声認識機能を持ち電波コントロールで動かすことが可能だという。iPhoneでいえばSiriのような機能を持っていたのではないかと推測される。「ラジオマン」の名称通りこのロボットの売りは歌を歌うことでスイス製らしく「ヨーデル」を奏でることができるという。耳の中に仕込まれた音声認識機能がどこまでの言葉を理解していたのかは不明だが、1939年当時に「AIBO」のようなロボットが誕生していたというのは非常に興味深い事実だ。 また、有線ではなく電波でコントロールできたというのも画期的で「鉄人28号」のようなコントロールできるロボットはすでに戦前に生まれていたとされる。もっとも、このラジオマンは科学雑誌に掲載後、特に続報はないため完成しなかったという説もあり、また「ものを考える」という意味でのロボットは日本で作られた「學天則」の1928年のほうが10年も早く、ロボット研究としては少し出遅れている感は否めない。 果たして歌うロボット「ラジオマン」はこの世に生まれてきたのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年09月10日 15時30分
縮んで消える謎の円盤!? 空中では何が起こっていたのか?
世界中で目撃され、写真や動画などに捉えられているUFO。 だが、その中には模型などを用意してあたかもそれっぽく撮影されたフェイクも多い。特に近年ではCGやドローンなどの発展により、一般人でも本物そっくりな特撮のUFO動画を作成することが可能になったため、よりフェイクも出回るようになったと見られている。 そんな中、長らく「本物のUFO」を捉えたとされる動画が存在している。 1966年4月1日、イギリスのスタフォードからキャニックの間を飛行中の旅客機から捉えられた映像である。こちらの映像は窓際に座った乗客が8ミリカメラで窓の外に広がる光景を撮影していたもの。窓の外に広がる風景や雲の中の様子が映し出されていくのだが、後半で奇妙な黒い物体が映り込む。楕円形で、上下一対の半円形の物体が左右に付いた、奇妙な形の飛行物体だ。まるで旅客機を追いかけるように飛んでいたそれは、カメラが寄ろうとしたところで急に縮んでいき、土星型に近い形状になって消えてしまう。 これは「伸び縮みするUFO」として、UFOファンの間で昔から有名だったものだ。こちらの動画は8ミリカメラで撮影されたこともあり、当時の技術では特撮も不可能と判断されたため、長らく「本物のUFO」を撮影してしまった動画ではないかと言われていた。 しかし、現在ではこのUFOは現実に存在していたものが、たまたまUFOのような形に映ってしまったものという結論が出ている。進行方向の後方に出現していることから、おそらく飛行機の窓ガラスで飛行機の尾翼がゆがんで写ったものをカメラで撮影したので、このような動画になってしまったのではないかということだ。 この動画の撮影日が4月1日ということからも、おそらく撮影者はすぐに正体がばれるだろうとみて、わざと「UFOの撮影に成功した」として公開したのではないだろうか。しかし、予想に反して本物だと信じられてしまうことになってしまったようだ。動画Extraterrestrial Craft filmed in Staffordshire in 1966 https://www.youtube.com/watch?v=1V5Rs-v34i4
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ミステリー 2016年09月07日 17時30分
最終兵器は実在したのか?
最終兵器といえば、やはりコミックだろうか? それとも「グラドル最終兵器」といった、エンタメやスポーツのキャッチだろうか? 現在ではなかば荒唐無稽な存在として軽く扱われている最終兵器だが、かつては非常に深刻な意味を有する言葉でもあった。かつて、アメリカとソビエト(現在のロシア)が大量の核兵器を保有しつつにらみ合う、東西冷戦の緊張が世界を恐怖させていた時代、最終兵器とはすなわち人類を破滅させる威力を持つ、文字通りの最終兵器だったのだ。 この、東西冷戦期における最終兵器は基本的に核兵器だったが、大きく分けてふたつの種類がある。ひとつは極めて大きな破壊力を持つ、あるいは全地球規模の放射能汚染をもたらす核兵器で、映画「博士の異常な愛情」や「続・猿の惑星」などでは物語の核心となっていた。もうひとつは単一の兵器ではなく、いわば自動報復システムのようなもので、核による先制攻撃によって指揮系統が壊滅、麻痺した場合でも、自動的に使用可能な全ての核兵器を用いて反撃するというものであった。こちらも映画「未知への飛行」で物語の土台をなしていたほか、小松左京作「復活の日」でも重要な役割を果たしている。 ただ、いずれも存在が明らかにされたことはなく、過去においても実在したかどうかについては議論がある。まず、極めて強力で深刻な放射能汚染をもたらす核兵器についてだが、ソビエトが1961年に威力を制限して爆発実験を行った通称「ツァーリ・ボンバ」が、もしも計画通りの威力を発揮していたとしてもなお、全地球を破滅へ導くには力不足であり、さらにそれを上回る威力については実現困難とされている。 もうひとつの自動報復システムについては、先制核攻撃を受けても核戦力を生残させ核攻撃による報復を行う相互確証破壊戦略との兼ね合いで、現在でもなお研究が続けられている。だが、先制攻撃の確認から報復開始に至る判断はもちろん、弾道ミサイルをはじめとする核兵器の発射手順も含め、完全自動化には程遠いというのが実情である。 ところが、近年は人工知能が急速に発展しており、自動的に敵味方を識別し、状況に応じて攻撃する自律攻撃無人兵器すら、夢物語ではなくなりつつある。また、未確認飛行物体研究家には、既にその種の完全自律制御自動報復プログラムが実用化されており、米軍は大統領の決断によらずとも核兵器による報復が可能と考える者さえいるのだ。 はたして、ゲーム「メタルギアソリッド」に登場したような、人工知能による核攻撃の危機に、人類が直面する日は来るのだろうか?(了)
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ミステリー 2016年09月06日 11時55分
120歳まで長生きしたオウム!? 長生きしすぎたオウムの悲劇とは?
全身の毛が抜け、クチバシが異様に伸びてしまったこの鳥。あなたはなんの鳥に見えるだろうか? 正解は愛玩鳥として人気の高い「オウム」である。しかしこのオウム、ただのオウムではない。なんと「世界一120歳」というから驚きである。 種類は「キバタン」というオーストラリア原産の大型のオウムで全身が白色で頭の冠羽は黄色という日本でもお馴染みのオウムである。平均寿命は50年〜60年とされており、もともと長寿な鳥だがこのオウムはなぜか通常の2倍の年齢を生きることになり結果、一世紀以上も長生きしてしまったというのだ。 このオウムは1916年に120歳で亡くなったとされており単純計算で1796年生まれである。1796年といえば世界ではナポレオンがイタリア遠征の司令官に任命された年であり日本でいえば「天明の大飢饉」近辺の年である。そんな「歴史の生き証人」のようなオウムがいたことすら驚きであるが実は異様に長生きしたオウムはまだまだ多く確認されており、有名なところではイギリスの政治家ウィンストン・チャーチル(1874〜1965)の飼っていたオウムの「チャーリーちゃん」(メスなのに何故か男名を付けた)は現在、108歳の長寿を迎えている。 嘘か真かはわからないがチャーリーちゃんはチャーチルが生前教え込んだとされるヒトラーへの暴言の数々を今でも口ずさんでいるという都市伝説がある。 上記のようにオウムは人知を超えて長生きすることが時々あり、人間を驚かせているが、この長生きしすぎるという特性が悲劇を招くこともある。 それは思いがけず飼い主より長生きしてしまうということで、日本でも老人に飼われていたオウムが飼い主に先立たれ保護されたり、飼い主が寝たきりになってしまったために処分されるという問題である。 このようなケースは後を立たず、現在NPO団体が保護を行っているが全てのオウムの寿命まで面倒をみることは難しいとされている。 長生きしすぎるのもこれまた悲劇なのである。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年09月03日 16時20分
「吸血鬼」は実在した!? アメリカの某村に訪れた悪夢
吸血鬼といえば、海外に昔から伝わる怪物である。 普段は日の光を避けて墓場などで眠りについているが、夜になると本性を現しコウモリや霧に姿を変え、人間の側に近づき血を吸って殺してしまうと言われていた。 勿論、現代では吸血鬼は伝説上の存在でしかないと判明しているが、割と最近の19世紀末に「吸血鬼が実在した!?」とされる事件が起きた。1880年、アメリカはロードアイランド州エクセターでのこと。 平凡な一家であったブラウン家で、家族が続いて結核を発症し倒れるという事件が起きた。結核は現代でも死の可能性がある強力な伝染病である。ましてや治療法も確立しておらず、衛生環境も現代より悪い当時は不治の病として恐れられていた。初めに発症した妻のメアリーは程なくして死亡、数年後に長女のメアリー・オリーブが、その三年後に妹のマーシーも結核によって死亡。彼女の2か月後に兄のエドウィンも結核にかかってしまった。 結核は非常に強力な感染症のため、一つ屋根の下で暮らす家族が相次いで病気になってしまうことは十分に考えられる事だったのだが、当時は現代ほど医学が進歩しておらず一般人の知識も乏しかった。また、民間伝承や迷信も根強く残っていたため、ブラウン家には何らかの要因で不幸が引き起こされているのではないか、と噂されるようになった。そのうち、「先に死んだ家族の誰かが実は吸血鬼であり、家族を衰弱させて一人ずつ殺していったのではないか」と噂はエスカレートし、主人のジョージは村人達と共に亡くなった妻子の墓を暴く事にした。すると、既に埋葬して2か月は経っているはずのマーシーの遺体は、まるで生きているかのような姿だったのである。しかも、髪や爪は埋葬時よりも伸びていた。マーシーは実は吸血鬼だったのか、と思った村人達はマーシーの遺体から心臓を取り出して燃やした。しかし、エドウィンの病状は回復することなく、数か月後に亡くなったと言われている。 現代では病気の知識がなく迷信が勝って集団ヒステリーのような状態になった結果起きた騒動だと見られている。しかし、今も墓地にブラウン家の人々の墓は残されており、夜な夜な墓地をさまよい歩くマーシーらしき姿も目撃されているという。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年08月31日 17時00分
永久氷河の底に眠る秘密は地球温暖化によって溶け出すのか? 完
かつては夕立が夏の風物詩であったが、近年は昼から午後にかけてのゲリラ豪雨や激しい天気雨、あるいは雨柱(高層ビルなどから局地的な強い雨を目撃した際、それがあたかも雨の柱であるかのように見える現象)が新たな夏の名物となった。その変化が地球温暖化によるものなのかどうかは即断できないが、ただならぬなにかを感じさせているのは間違いない。 そんな今年の夏に、地球温暖化の影響でグリーンランドの氷床が溶けはじめ、かつて米軍が建設した秘密基地の有害物質が露出する可能性があるとの調査結果が公表された。熱狂的な環境保護活動家や反戦団体は調査結果に敏感な反応を示したが、同様に未確認飛行物体研究者たちも深い関心を示した。なぜなら、汚染源とされるキャンプ・センチュリーには隠された目的があり、それは地球外生命体と接触するためのロケット発射施設と考える者もいた。 実際、いまから20年前に情報公開された資料によると、キャンプ・センチュリーは大規模な核ミサイル発射基地となる予定だったとされる。そのため、同基地には小型の原子炉まで運び込まれており、その際に発生した放射性廃棄物や汚染物質の露出や拡散が懸念されてもいるのだが、その小型原子炉が謎を解く鍵と主張する研究者もいる。 筆者のもとに寄せられた匿名の情報によると、実際に運び込まれたのは小型の原子炉ではなく「格納容器のみ」で、その中身はアメリカ政府が1940年代後半から50年代に収集した異星人の遺体や宇宙船の残骸などだったという。それらを異星人へ引き渡す見返りに、アメリカ政府は彼らから重要な情報や技術を得たというのだ。 情報源によると、キャンプ・センチュリーは核ミサイル発射基地計画も含め、あくまでも異星人との接触を隠蔽するための偽装計画であり、真の姿や目的は未だ明らかになっていないという。そして、汚染が懸念されているということは、なんらかの事故やトラブルが発生した可能性が高く、その傍証として基地閉鎖の翌年に発生したアメリカ戦略空軍の謎めいた警報発令事件を挙げている。 また、キャンプ・センチュリーに原子炉が運び込まれていなかった証拠としては、極秘に入手した関係者の行動や勤務記録があり、そこからさまざまな情報が読み取れるというのだ。しかし、筆者自身はそれらの記録を目にしておらず、匿名情報の信憑性についてはなんとも評価しにくいところがある。 はたして、真相が明らかとなる日が来るのだろうか? そして、アメリカ戦略空軍の謎めいた警報発令事件とは? この件についても、近日中に解明を試みたい。(了)
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ミステリー 2016年08月30日 17時00分
巨大タコは実在するのか? 過去には20〜30メートルのタコが捕まったケースも?
先日、本ミステリー記事にて「毛深いタコ宇宙人」なる宇宙人らしき生命体のイラストをご紹介させていただいた。今回は地球上にいたとされる「巨大タコ」の写真をご紹介したい。具体的な撮影年数は不明だが、50年以上前に水揚げされた巨大タコの写真とされている。 巨大なタコの個体はイカほど目撃はされていないが、ダイオウイカに対抗してのミズダコなどいくつかは存在する。 もっともダイオウイカは10メートル強の巨体ではあるが、ミズダコはどんなに大きくても5mがせいぜいでイカにくらべその大きさはあまりに小さい。しかし今回のような巨大タコはまれに発見されることがあり、クラーケンのモデルとして有名な「オクトパス・ギガンテウス」はUMA界では「ルスカ」という巨大魚「リバイアサン」のモデルになったとされる巨大タコである。 今回、紹介している巨大タコは恐らく全長20〜30メートルはあり突然変異の影響かあまりに巨大な姿に変わっている。 タコはイカのように生態系もあまりわかっておらず、また保護色を持っており海底を這って活動している。そのため深海の奥深くには人間の知らない巨大なタコが生息している可能性は捨てきれず、近い将来大きな個体が見つかる可能性も秘めている。 果たしてダイオウイカのような巨大タコは見つかる可能性はこの先やってくるのか、期待されている一体と言える。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年08月27日 15時25分
台湾最古のUFO写真は「ドーナツ型」?
どの国や地域でも、最古のUFO写真は存在する。 こちらの写真は、1961年に台湾の台東市王市林にて撮影されたUFOである。台湾の記録上では一番古いUFO写真となる。なお、中国本土では1941年に撮影されたものが最古のものとされている。 空に浮かぶ巨大な円盤状のUFO。全体的に白く輝いている円盤の中央には大きく穴が開いており、穴の中に発光する球体があるようにも思える。 このUFOは台湾上空を横切って行ったものとのことで、15か所の地点で同様のUFOが目撃されていた、と現地のUFO研究家ユン・ホーシェン氏は語る。しかし、残念ながらどこからどのように飛んで行ったかなど、詳細は不明となっている。宇宙人などの目撃情報も存在しなかったようだ。 このUFOについて、1940年代にアメリカで目撃されたUFOとの類似性をあげるUFO研究家は多い。 世界で初めてUFOが目撃されたのは1947年のケネス・アーノルド事件だとされているが、彼が目撃した日の3日前に起きたとされるモーリー島事件では、「底に開いた大きな穴から謎の金属物質を吐き出した」ドーナツ型UFOが目撃されている。同様のドーナツ型UFOはその後も度々目撃されていることから、UFOの底部には穴が開いており、そこから謎の物体を放出したり、搭乗者が出入りするのではないかと見られていた。 台湾で目撃されたUFOもこれらのドーナツ型UFOと同様のものなのだろうか? このUFO写真について、懐疑派からはUFOのふちがぼやけている事などから、変わった形状のレンズ雲を撮影したものではないかとする意見も出てきている。 果たして、このUFOの正体は何だったのか? なお、現在でも台湾では変わったUFOや宇宙人の目撃証言や写真が多く撮影される事で知られている。 この写真はその先駆けとなったものだったのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年08月24日 17時00分
続々・永久氷河の底に眠る秘密は地球温暖化によって溶け出すのか?
今月初め頃、地球温暖化の影響でグリーンランドの氷床が解け、半世紀前に米軍が氷河の内部に建設した秘密基地の有害物質が露出する可能性があるとの発表がなされた。問題の基地は「キャンプ・センチュリー」と呼ばれる観測拠点で、当初は小型原子炉まで備えた本格的な施設でもあった。キャンプ・センチュリーは、文字通り氷河にトンネルを掘って建設された地中ならぬ氷中の秘密基地でもあったが、氷河の流れは予想以上に複雑で、運用開始直後に原子炉が撤去され、基地もそれからわずか数年で放棄されていた。 また、キャンプ・センチュリーは表向き極地の気象観測などを目的としていたが、計画が順調に進展すれば氷河の内部に巨大なトンネル網を構築し、大規模な核ミサイル発射基地となる予定だったのだ。このことは1995年の情報公開によって明らかとなったが、これはかねてよりキャンプ・センチュリーには隠された目的があると主張していた(と、情報公開後に騒ぎ始めた)未確認飛行物体研究者たちの注目を集めた。 研究者たちによれば、気象観測などはもちろん、大陸間弾道ミサイルの発射基地という計画も真の目的をごまかすための欺瞞情報で、実は地球外生命体と接触するためのロケット発射施設であったと言うのだ! 未確認飛行物体研究者によれば、いかに北極方面がソビエトに近く、ミサイルの発射に適していようとも、グリーンランドの地理的条件はあまりにも厳しい。そのため、弾道弾発射基地の建設は不可能であり、たとえ氷河にトンネルを掘ったとしても、肝心のミサイルは発射できない。つまり、アメリカ政府はあえて衝撃的な計画を公表することで、より重大な真の目的から目をそらそうとしていると、このように主張したのである。 とはいえ、当時のアメリカが配備を進めていた大陸間弾道弾「アトラス」は、極低温下での保管が必要な液体酸素を用いており、氷河の内部に建設された発射基地はむしろ好都合だった。さらに、アトラスは棺桶型格納庫へ横倒しに収納され、発射直前に垂直まで起こされる方式だったため敵の攻撃に対して非常にもろく、発射基地は厳重に秘匿しなければならなかった。その上、アトラスはアメリカ本土からソビエト西部の主要都市を攻撃できたが、シベリア奥地は射程外だった。 これらの問題から、アメリカはよりソビエトに近いグリーンランドに発射基地を確保する必要があったのだ。 だいたい、弾道ミサイルの発射が不可能と指摘しつつ、実は地球外生命体と接触するためのロケット打ち上げ施設だったというのは、いささかご都合主義にすぎる。 しかし、未確認飛行物体研究者の仮説とは別に、匿名の情報源から極めて興味深く、衝撃的な報告が、筆者のもとへ寄せられたのである。(続く)
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