ミステリー
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ミステリー 2015年06月24日 14時00分
戦艦陸奥爆沈の謎(2)
太平洋戦争中、瀬戸内海で爆沈した戦艦陸奥については、現在に至るまでその原因が完全に特定されていない。ただ、日本海軍においては戦艦や巡洋艦の爆沈事件がたびたび発生しており、それらの調査過程からひとつの仮説が提唱され、現在では半ば定説化している。そのため、まずは陸奥以前の戦艦爆沈事件を振り返ることで、陸奥爆沈の謎に迫る手がかりとしたい。 日露講和成立直後、祝賀ムードの佐世保軍港で碇泊中の三笠から突如白煙が噴出し、小爆発の後に出火した。まもなく後部主砲弾火薬庫が爆発し、多くの犠牲者を出した上、吃水下の破口より多量の浸水を生じた三笠は、佐世保港内に着底してしまう。事故は「三笠爆沈」として新聞各紙などを通じて報道され、日露戦勝の凱旋観艦式に旗艦が出席できなくなったことと併せて、日本海軍の汚点となる醜聞へと発展してしまった。 当然ながら海軍当局は出火原因の特定を急ぎ、直ちに査問委員会を設けて究明が進められたが、出火原因については「不明」と結論付けている。ところが、修理再生された三笠が艦隊へ復帰した直後、今度は巡洋艦松島が爆沈してしまう。巡洋艦松島の爆沈については、乗組員の大半が死亡していたこともあり、佐世保の三笠爆沈と同様に原因不明とされたものの、人為的な放火の疑いが極めて濃厚とされた。 そして、三笠は再び弾薬庫の火災にみまわれる。今回は誘爆を免れたものの、不審な死体が発見されたことで、人為的な放火だったことが判明した。さらに、調査の過程で佐世保における爆沈についても放火を具体的に裏付ける証言が得られたことから、海軍は以下の様な佐世保における爆沈事件の真相を把握するに至ったのである。 佐世保での爆沈事故が起きた夜は、夕方までに東郷指令をはじめとする司令部要員は戦勝報告のため上京し、さらには艦長も不在であったことから、艦内規律はかなり弛緩していた。当時、くすねた発光信号用のアルコールを水で薄め、着火して臭気を飛ばしてから飲むという行為(ピカと称していた)が流行していた。当夜も弾薬庫の片隅でアルコールに火をつけていたところ、こぼれたアルコールに引火して燃え広がり、ついには弾薬へ引火して爆発に至ったのだという。 艦内規律の弛緩が戦艦の爆沈に至ったことは、海軍首脳部に極めて大きな衝撃をもたらした。そのため、海軍は非人間的なほどの綱紀粛正に努め、再発防止を図った。ところが、人間心理への理解を欠いた規律は暴力的なシゴキと変わらず、問題が解決されるどころか、その後も悲劇は繰り返されるのであった。(続く)
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ミステリー 2015年06月23日 15時30分
愛知県に伝説の武器「鬼の金棒」が実在した?
“鬼”というと、桃太郎などの昔話にて、時には憎めない悪役や絶対的な恐怖の対象として語られることが多い。そんな鬼の外見といえば、大きな体で頭に角を生やし、虎皮のパンツ(腰巻きないしはふんどし)を履き、武器として棘の生えた巨大な金棒を持っている…というものが一般的だろう。 この鬼の金棒が現存しているとしたら、あなたはどう思うだろうか。 以前リアルライブにて「鬼の珍宝」があるとして取り上げた愛知県犬山市の桃太郎神社。この敷地内にある「宝物館」にて問題の「鬼の金棒」とされるものが陳列されている。 鬼の金棒は1メートル以上あり、全体的にはもう少し太く長くした野球のバットを思わせる。しかし黒鈍色に輝く全体は見た目にも重量感を感じさせ、また等間隔に並んだ釘状の鋭いスパイクが凶悪さを醸し出している。絵本で見るような誇張された金棒(円錐形の大きな刺がついていて先端にいくに従って極端に太くなる)ではなく、実際に武器として活用できそうな機能性が伺えるあたりが、より見るものに恐ろしさを与える結果となっている。 他にも桃太郎神社の宝物館にはかつて現存していたという鬼のミイラや鬼の頭骨の写真(いずれも残念ながら近年の火災で消失)、鬼ヶ島の石などが展示してある。 この桃太郎神社がある桃山には、昔から『子どもの守り神』が住んでいると言われており、昭和5年に有志の手によって現在の『桃太郎神社』として遷座された。元は山神の『子供神』と昔話の桃太郎のモチーフが次第に融合していった結果、うまれた神社だったのだ。 当時の宮司、川治蘇山氏はこの神社を観光開発の一環として考えたらしい。境内にあるインパクトのある桃太郎関連の像も、ツッコミどころの多い宝物館の内容も、「笑い出すような物があっても良い」との考えによるものだったという。 梅雨があければ夏場の行楽シーズンとなる。休暇の際は、木曽川沿いに建つ桃太郎神社に参詣し不思議の世界に浸ってみるのも良いのではないだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年06月20日 18時00分
11年ぶりのオーロラは何を伝えるのか 日本古来の凶兆「赤気」
今年3月、北海道で11年ぶりにオーロラが観測された。このオーロラは中程度の磁気嵐が2回連続して起き、強い磁気嵐に発達していたためだったとする解析結果を名古屋大の研究チームが6月15日に発表した。 オーロラは地球の大気に太陽から発せられる太陽風によって起きる。太陽の活動によって放出されたプラズマの流れである「太陽風」のほとんどは地球の磁場によって反発されるが、一部が極地から地球の電離層に到達し、大気中の原子や分子と衝突することによって発光する。太陽風と窒素がぶつかると紫、青、ピンク色の光が、酸素とぶつかると緑や赤色の光を放つ。この輝きがオーロラとなるのだ。 通常であればオーロラは極地方でないと見ることは出来ないが、太陽の活動が活発である時などにずっと緯度の低いところでも観測されることがある。今年3月に北海道で観測されたものは「低緯度オーロラ」と呼ばれるもので、光のカーテンが揺らめくのではなく、空が赤く光って見えるというものだ。その光リ方から山火事と勘違いされることもあるという。 それでなくとも、夜空が不気味に赤く光ることは珍しい天体現象であることに変わりはない。古代中国では、低緯度オーロラを貂に住む赤い龍であるとして、これが出た時は大規模な 政変や不吉なことが起きると考えられてきた。また、目を開けることで昼夜をもたらすという非常に長大な体をもつ龍、燭陰もオーロラがモデルになっているのではないかとする説がある。 日本でも「赤気」と呼ばれ、最も古い例は推古天皇の時代である620年12月30日に目撃されたものだ。この時は「雉の尾に似た」赤気ことオーロラが観測されたようだ。一番規模が大きかったものは1770年9月17日に観測されたもので、約40種類の書物に記されているばかりでなく、北は北海道から南は九州の佐賀や長崎でも観測されたようだ。明るさは「夜なのに人の顔が解った」程であったというから相当のものであったのだろう。 日本でも中国と同様に、「赤気」が観測されると不幸なことや政変が起きると考えられ、恐れられていた。実際、620年に赤気が目撃されてから2年後に聖徳太子が亡くなり、1770年の翌年には八重山地震が発生、津波で多くの人が亡くなる「明和の大津波」とされた大災害が起きている。 11年ぶりに観測された「赤気」は、何を予告するものなのだろうか。 【画像】オーロラがモデルになったと思われる妖怪「燭陰」文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年06月17日 15時30分
戦艦陸奥爆沈の謎(1)
ミッドウェー海戦で主力空母を喪失し、ガダルカナル島からも撤退を余儀なくされ、日本の敗勢が明確となりつつあった1943年(昭和18)6月8日、日本海軍にとって最も安全な海域であるはずの瀬戸内海、柱島泊地に投錨していた戦艦陸奥が一瞬にして爆沈した。当時、陸奥は開発されたばかりの新型対空砲弾「三式弾」を搭載していたが、新兵器であるがゆえに安定性や信頼性の検証、運用経験の蓄積が不十分であり、爆沈原因のひとつとして自然発火説が浮上した。もちろん、弾薬庫内における火薬の自然発火は、艦にとって極めて致命的な事故であり、最悪の場合は爆沈に至ることすらある。 ただし、実際に艦内保管の火薬が「本当に自然発火した」事例は意外と少なく、重大事故に至った事例の多くは乗組員による放火や、あるいは何者かによる破壊工作が原因だった。つまり、艦内軍規の乱れにせよ、防諜保安体制の不備にせよ、最終的には軍事組織の欠陥が事故をもたらしたといえ、その意味では軍艦特有の事象といえるかもしれない。 特に日本海軍では、建軍から解体に至る期間に戦艦および巡洋戦艦の爆沈事故の全てについて、乗組員による放火の可能性が極めて濃厚とする研究者もおり、通算保有隻数に対する爆沈喪失数の多さとあいまって、いささか異常な有様を呈しているといわざるを得ない。日露戦争の直前から敗戦に至るまでの約40年間に日本海軍が保有した戦艦は28隻だが(戦利艦をのぞく)、陸奥を始めとする4隻が爆沈しており(1隻は修理再生された)、比率にすると約14%にも達するのである。 規律厳正とされた日本海軍であったが、防諜および対破壊工作対策に何らかの手抜かりがあったのか、あるいは組織に乗員を破滅的行為に追いやる欠陥があったのか、主力艦の爆沈事件を手がかりに、陸奥爆沈の謎へ迫る。 まず、日露戦争の勝利に沸く祝賀ムードを文字通り吹き飛ばした戦艦三笠の爆沈事件から始めて、やはり謎の多い筑波と河内の爆沈、そして陸奥の爆沈へと至る日本海軍の事故史を踏まえつつ、爆沈の謎へと迫ってゆきたい。(続く)*写真イメージ
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ミステリー 2015年06月16日 15時30分
東京上空に現れた謎の発行物体はUFOなのか!?
これまで山口敏太郎事務所は様々な怪奇現象や衝撃映像をお送りしてきた。 妖怪、幽霊、心霊写真…画像だけでなく動画もお届けしてきたが、今回はなんとUFOらしき飛行物体の動画撮影に成功した! という。 記事の参考画像と動画を見てほしい。夜間、住宅街の公園で撮影された映像であるが、星1つ無い暗い夜空に白い大きな光点がぽつんと浮かんでいるのが確認できる。 この動画はつい先日、6月4日21時頃に作家でありオカルト研究家の山口敏太郎氏によって目撃され、そのまま手にしたスマートフォンにて撮影されたものである。そのため、画面には若干のブレやピント合わせのためボケる瞬間があるが、奇妙な蠕動運動を行いながら空に浮かんでいる様子が充分に見て取れる。このUFOが撮影された場所は千葉県船橋市の某住宅地にある公園にて。光点のある方角は東京方面となっている。 こういったUFOは何らかの天体や飛行機、人工衛星などの誤認が考えられるが、今回の場合は他に天体が見られないことから明るい星や惑星であるとは考えにくい。 また、小刻みに動いているがゆっくり空を横切って行く、点滅するなどの動きを見せないため、人工衛星や夜間飛行の飛行機の可能性も低い。また飛行機の場合、衝突防止灯や航空灯など複数の灯火があるため、このように一つの白い光点として見られることは少ない。 では、虫か何かが街灯の光を反射して飛んでいたのでは、とする見方もあるが、その場合は被写体が小さくなるため、もっとカメラに対して近くにいないと視認できず、またカメラに映ることもない。 はたして、この謎の光点の正体は何なのか? 山口敏太郎事務所では、この光点の正体を目下追跡中である。 【参照画像】※YouTubeよりキャプチャー【参照動画】2015年6月4日 UFO?星?船橋市から東京上空方面で観測1Japan on June 4, 2015.https://www.youtube.com/watch?v=DSsn2S0-Vqs 文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年06月13日 18時00分
鳥居のなかに人がいる…? 怪談番組で本物の怪異が現れた?
右の写真は関西テレビのスマートフォンサイト「スマホDEカンテレ」で6月から独占先行配信されている「京都本気で恐い怪談6」のキャプチャー写真である。 今回2枚のキャプチャー写真を並べさせていただいたのだが、両写真の鳥居の看板部分を見比べていただきたい。 左の写真に比べ、右の写真が妙に黒くなっているのがおわかりいただけるだろうか。映像ではこの黒いモヤは看板を右から左へ人が歩くかのように動いており、まるで看板のなかを人が通りすぎているように見える映像が収録されている。 この映像は本編編集後、「スマホDEカンテレ」のスタッフのひとりが偶然発見したもので影については番組中で特別取り上げているものではない。 本キャプチャーの元映像は本番組の出演者のひとりである作家・コラムニストの竹内義和氏が怪談を語る「鳥居」の再現ビデオパートの部分で、今から約50年前当時10歳の竹内少年が帰省先で見つけた神社の鳥居で体験した話の部分にて収録されている。 本キャプチャーの興味深いところは2点ある。竹内氏がタイトルを名づけた「鳥居」で本物の「鳥居」で怪異が発生している点、また番組を収録していた収録地で怪異が起こっているわけではなく再現ビデオを撮影したロケ地にて不思議な現象が発生した、という点である。 キャプチャー画面がうすくボヤがかかって見えるのは実在する神社のためモザイク処理をしたものであるが、映像を確認する限り、モザイクの上から影が移動しているように見えるためこの影は撮影後、映像データが何かしらの原因があって発生したものと推測される。 一部では神社は「霊の通り道」と言われている。また放送業界では怪談をはじめとする恐怖番組を収録する際に機材などに原因不明のトラブルが発生することはままある。 今回の映像も霊が引き起こした「いたずら」のひとつと思われるが果たして…。 今回、ご紹介した「京都本気で恐い怪談6」は6月14日まで「スマホDEカンテレ」で先行配信されているので興味のある方は是非、その目で確認していただきたい。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2015年06月10日 15時00分
エリア51の発光現象は光無線通信だった?
ナチス・ドイツが空飛ぶ円盤の開発を進めており、第二次世界大戦末期にはほぼ実用段階に至っていたことは、オカルトマニアの常識といえよう。また、その技術情報や技術者を獲得した米空軍が戦後に開発を進め、有名なエリア51では試作機がさまざまなテストを行っていたことも周知の事実である。そして、エリア51周辺では怪しげな発光現象が繰り返し目撃されており、解明されざる謎として知られていた。しかし、その発光現象について、ひとつの興味深い仮説が提示されたのである。 まず、その仮説によれば謎の発光現象とは光無線通信によるもので、過去(恐らくは1940年代後半)から未来の何者か(例えば時空超越実験を行う工作員や、その時代に生きる協力者)へ向けた通信だとされている。光無線通信とは、赤外線や可視光線を用いた無線通信手段のひとつで、光の明滅でやりとりする光信号とは全く異なる。音声などの情報を光へ変調して送受信するもので、使用状況は無線電話のようにも見える。 光無線通信は第二次世界大戦前から存在しており、ナチス・ドイツや旧日本軍は光学会話装置あるいは携帯光電話として部隊へ配備、運用していた。また、光無線通信は現在のレーザ通信や光リモコンの母体となった技術でもあり、無線のように周波数帯の束縛を受けないことと、傍受が事実上不可能(受信者と同じ場所で傍受しなければならない)ことから、現在でも有用な通信手段として運用され続けている。 エリア51の発光現象で光無線通信説が注目されるのは、時空を超越して交信可能な手段としての光無線通信を打ち出した点で、これまでになくロマンティックでありながら、同時にもっともらしさも兼ね備えているのだ。論者は発光現象が確認された地点と1940年代当時の状況を照合すれば仮説の正しさが立証されるとしているようだが、なにをどう照合すれば良いのかについては全くわからない。 とはいえ、エリア51周辺では実際に米政府や関係者がさまざまな機器を用いて監視、あるいは通信しており、その相手が過去や未来の何者かであると空想の翼を広げるのは、なかなか楽しいことでもある。(了)
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ミステリー 2015年06月09日 15時30分
政府主導で「UFO」を開発? UFO製作者たちの「プロジェクトX」!
6月3日、NASAが「空飛ぶ円盤」の飛行実験を行ったという報道が流れた。 これはNASAが2030年を目標として計画している火星への有人飛行のために設計されたもので、「低密度超音速減速機(LDSD)」という大型の円盤型火 星探査船となっている。今回の実験では、LDSDを搭載した実験機を巨大な気球で地上12万フィートの高さまで飛ばして全長30メートルの超音速パラシュートを展開、減速しながら降下させ、海上に着水させるというもの。このパラシュートは火星への着陸に向けた最終段階のもので、2014年の実験ではパラシュートが正常に開かなかったためこの度再施行となった。 このNASAの「空飛ぶ円盤」は白い円盤やパンケーキに似た形状をしており、その下部にロケットエンジンが付いている形になっている。我々が想像するUFOとは少し違う形かもしれないが、夜間にこれが降下してくるところを見たらやはりUFOと間違えてしまうのではないだろうか。 実際、現代のUFOの目撃証言の幾つかには開発途中の新型戦闘機や訓練中の戦闘機を一般人が目撃して、普通思い浮かべる飛行機とはかけ離れた外観をしていたために「見慣れない飛行物体→UFOが飛んでいる!」と勘違いしてしまうというケースも存在しているという。 歴史を遡れば、第二次世界大戦中にドイツやロシアが開発していた円盤機が有名である。 そもそも円盤型飛行機のコンセプトは、アンドレア・エップ博士によるもので、彼は当時開発されたばかりのヘリコプターの羽を見て、この部分がむき出しでは危険ではないかと考え、羽の部分含め機体全部を覆ってしまう飛行機を考案した。 実際、円盤機はエップ博士のもの含め様々な実験機が作られたようで、ここからある年齢層より上の人たちには懐かしの「ナチスは円盤を作っていた」「ヒトラーはUFOでドイツを離れ亡命に成功し、南極の方へ逃亡している」といった都市伝説が生まれることとなるのである。 現代でも、主にアメリカ軍が敵に補足されないステルス戦闘機の開発に着手した際、レーダー反射面積を減らすために様々な形の機体が開発された。その内の幾つかは三角形等の形状をした全翼機となっており、ベルギーやイギリスで多くの人に目撃されたデルタ型UFOに酷似している形状のものも存在している。 このように、実際に様々な用途や必然性から奇妙な形をした飛行物体が開発・作成されることは充分にあり得ることでもある。今まで大気圏内を飛行していた「謎の円盤機」が、いよいよ地球人の手で大気圏外を飛翔する日も近いのかもしれない。 写真:ドイツが第二次世界大戦末期に製作していたとされる円盤型戦闘機「AS-6」。バックからだと確かにUFOに見える。 文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年06月06日 16時46分
「呪いのモナリザ」の噂は本当だった!? 周囲に巨大なオーブが出現!
謎めいた微笑みを浮かべるモナリザの絵には昔から様々なミステリーや伝説が囁かれてきた。近年子どもたちの間で噂になった学校の怪談でも、笑ったり睨んできたりするモナリザの絵が恐怖の一員として名を連ねていた。 でも、そんな恐怖のモナリザが実在したら…? 今回紹介するのは、妖怪博物館にて展示されている「呪いのモナリザ」と、それにまつわる写真画像である。 この呪いのモナリザは、作家でありオカルト研究家の山口敏太郎氏の友人がインターネットを介して入手したものの、前の持ち主に不幸が起きている、または家が火事になる、という事実を知って恐ろしくなり、山口敏太郎氏のもとに預けた、という経緯がある。 このモナリザは2015年の2月27日、お台場にて行われた山口敏太郎氏の新春パーティーに持ち込まれ、某テレビ局のカメラの前で開封実験が行われ、注目を集めることとなった。記事に掲載した写真は、新年会に参加していた関西で怪談師として活躍する渋谷泰志氏が撮影したものである。 カメラや出演者の間に鎮座するモナリザの絵、その足元に大きく白いオーブが写り込んでいるのだ。 果たしてこのオーブは何なのか。もしかして本当にモナリザの絵に込められた魂や怨念が写り込んでしまったものなのだろうか? この写真を占い師にして霊能者でもある菊実仔氏が鑑定したところ、まずこのモナリザの絵には「女性の嫉妬心に近い強い怨念が込められている」とのこと。若くエネルギッシュな女性に対する嫉妬心であるため、男性が見る分にはさほど影響はないが、女性の場合は気に当てられて最悪の場合は体長を崩すこともあり得るのではないか、とのことであった。 なお、彼女もモナリザの鑑定をする前は体調が優れなかったのだという。しかし、鑑定を終えると「逆に良くなった」とのことで、本人は「霊感の強い人に自分の気持ちを代弁してもらいたかったため、自分も影響を受けてしまったのではないか」と推測していた。 この呪いのモナリザは、今も妖怪博物館内にて展示されている…しかし、赤い布の向こうに隠されているので、我こそはという人は是非、博物館で実物と対面してみてほしい。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年06月03日 15時30分
ハロルド・ホルト豪首相失跡の謎(3)
真夏のオーストラリアで、現役の首相が波間へ姿を消した。オーストラリア首相のハロルド・ホルトは休日の日曜にヨットハーバーへ立ち寄った後、スキューバダイビングを楽しみたいと希望した。そして、シェビオット海岸で予定外の海水浴を始めた直後、彼は姿を消したのである。 永遠に…。 首相の失跡という異常事態であったが、政府や政権与党の動きは素早かった。首相の失踪を受け、早くも月曜から後継の人選に着手したほか、現場のシェビオット海岸は潮流も早く、またサメが出没することなどから、首相は溺死した可能性が極めて高いとされ、捜索は短期間で打ち切られたのである。そのため、あらかじめ首相の失跡は予定されていたとの陰謀論が唱えられた。そのひとつは、ホルト首相が溺死を装ってオーストラリア海軍の潜水艦と合流し、メディアの監視が届かない場所で愛人と第二の人生を歩んでいるというもの。 もうひとつは、オーストラリアのベトナム派兵などに怒った中国が潜水艦で拉致したというもので、これについてはホルト首相が中国のスパイだったとする本が1982年に出るなど、微妙に変化しつつもかなりの期間にわたって流布されていた。とは言え、事件が発生した67年にオーストラリア海軍へ就役したばかりの最新鋭潜水艦はイギリスで訓練中だったし、他の旧式潜水艦にも不審な行動記録は見当たらないとされる。また、当時の中国は文化大革命のただ中で人民解放軍は混乱状態にあったばかりか、当時の中国海軍は赤道を超えて南下したことがなく、その能力もなかったとされる。 しかし、ホルト首相の失跡を受けた政府や政権与党の対応に関しては、それでもなお性急に過ぎるとの見方があり、それが陰謀論の温床にもなっている。たしかに、ホルト首相は自身のスキャンダルなどから与党内でも指導力に疑問を持つ声が上がり始めており、たとえ事故や失踪を仕組まなかったとしても、政治的な追い落とし工作が存在していた可能性はある。そして、失踪という奇禍に乗じた反ホルト派の政治工作が早期の後継選出につながったというのは、いかにもありそうな話である。 ホルト首相失跡事件の際に政権与党内、あるいは議会内で何が話し合われ、どのようにして決まったのかは、非常に興味深いテーマであろう。だが、それはまた別の、政治ミステリーである。(了)
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