ミステリー
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ミステリー 2014年11月29日 18時00分
ニホンオオカミ生存説! 残された目撃証言で謎を追う!
11月26日、埼玉県秩父市の鍾乳洞から「ニホンオオカミ」と思われる歯一本が見つかった、と各ニュース媒体で報じられた。 報道によると洞窟の入り口付近で泥にまみれた歯を発見。野犬の歯とは形状が違うことから「ニホンオオカミのものでは?」と話題になっているという。 ニホンオオカミは一般的に明治の中期に捕獲されたのが最後の一体とされ以後、100年以上に渡り絶滅した動物として知られている。 一説によると1905年に奈良県、もしくは1910年に福井県で捕獲されたものが最後のニホンオオカミの記録とされており、平成26年を生きるほぼすべての日本人がニホンオオカミの姿を見ることができなかったことになる。 しかしニホンオオカミの「生存説」は昭和、平成を超えても広く語り継がれる「ミステリー」として生き続けている。 現に絶滅したと思われる1910年以後もニホンオオカミによく似たオオカミの目撃証言、遠吠えを聞いたという話は広く伝わっており、個人や団体を含めた多くの探検隊が生存の可能性を信じて日夜調査を行っている。 実際、今回の歯が見つかった秩父では平成初期にニホンオオカミに非常に酷似したオオカミの姿が写真に収められ、ほかにも東京都青梅市、紀伊半島、四国などにも目撃の証言が残っている。もっともどれも捕獲には至ってなく、や野犬の見間違いも多いため生存説を裏付ける証拠はまだ揃っていないというのが現実だ。 日本ではニホンオオカミを含むオオカミは「お犬様」「大口の真神(まかみ)」と言われ信仰の対象にもなっている。 埼玉県の三峯神社ではニホンオオカミを「神の使者」として祀っており、現在も秩父でその信仰が深いとされている。 奇しくもニホンオオカミの歯らしきものが発見されたのはまたも埼玉県の秩父地方である。 生存論はともかくとして埼玉県秩父地方にはニホンオオカミの謎を解く大きな「鍵」があるのは間違いなさそうである。 写真:明治期に撮影されたニホンオオカミのものとされる一枚文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年11月26日 15時45分
ワラタ号の笑えない消失(2)
いまからおよそ百年ほど前、南アフリカのダーバン沖を航行していた大型商船ワラタ号が、寄港地であるケープタウンへの入港予定日を過ぎても到着せず、洋上で忽然と消息を絶った。当時は大型商船でも船舶無線が普及しきっておらず、残念ながらワラタ号も無線機を備えていなかった。 そのうえ、喪失当時の南アフリカ沖は悪天候が続いており、予定日から数日程度の遅れもままあることと考えられた。そのため、捜索が始まったのは入港予定日から数日後で、また風浪に流された可能性が高かったため、当初から捜索範囲は非常に広かった。結局、なんの手がかりも得られないまま数か月が経過、ワラタ号は行方不明のまま捜索は終結してしまい、乗客や乗員は全て死亡したものと認められた。 しかし、ワラタ号と同じ航路を航行していた他の船舶は、より小型のものも含めて無事に到着している。いかに悪天候だったとはいえ、大型商船が乗客乗員もろとも沈没し、残骸も発見されないということが、本当に起こりえるのだろうか? ところが、ワラタ号の消失が報じられた直後から、とあるまことしやかな噂が流れ始めた。それによると、ワラタ号には安定性不足という欠陥があり、今回の喪失は予め予期されていたというのだ。 事実、ワラタ号は処女航海の直後から安定性不足が指摘されており、欠陥商船との見方もあった。そのため、出港日程を変更してドック入りし、船舶保険の検査官などによる厳重な審査を行った結果、指摘されていたような欠陥は証明されなかったことから、いったん噂は否定されていた。しかし、ワラタ号が行方不明となったことから、その噂が蒸し返されたのである。 特に注目されたのは、ワラタ号の消失直前にダーバンで下船した技師がロンドンの妻へ送った電報で、それには「ワラタ号は上部が重く、不安定に感じた」との文章が含まれていたのだ。この電文は消失が判明する以前に打電されており、ワラタ号の欠陥を示す証拠としてにわかに注目されたのである。 ワラタ号は、本当に欠陥を抱えていたであろうか?(続く)
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ミステリー 2014年11月25日 15時30分
テレポーテーションに擬態能力? 謎の猫型生物が世界で猛威を奮う!
2014年11月14日、フランスのパリ郊外モンテブランに巨大な虎らしき生物が現れたというニュースが発表された。 すでにモンテブランの住民は虎らしき生物の目撃談を多数報告。フランス側も警戒態勢で動き出したが検証の結果、虎ではなく巨大な猫と結論づけているという。 目撃された動物が虎ではないようでまずは一安心といった感じではあるが、猫でも人間を襲い怪我をさせることはままある。現に2013年には同じくフランスで30代の女性が散歩中、野良猫の集団に襲われ重症を負うなどの事件も発生している。一部の報道によるとフランスでは近年、急激な気温の上昇によって凶暴な猫が多数発生しているのでは、と推測している。 また「今年2014年はなぜか猫科の生物が暴れる年になっている」とオカルト研究家の山口敏太郎氏は語る。 2月にはインドの首都ニューデリーで野生のヒョウが映画館や病院に現れ、5歳の子供が噛み殺される事件も発生するなど世界中で猫科の生物が猛威を奮っているという。 さて未確認生物の世界には「ABC」と呼ばれる猫型生物の目撃談が50年ほど前から多数報告されている。「ABC」とは「エイリアン・ビッグ・キャット(Alien Big Cat)」の略語で、体長が60〜120cmと巨大で鋭い爪が特徴である。主にイギリス全土に出現する未確認生物で「エイリアン」の名が示すとおり宇宙生物や宇宙人が遺伝子工学で作り出した生物兵器の可能性もあるという。話によるとエイリアン・ビッグ・キャットはテレポーテーションや周りの草木に溶け込むよう姿を消すなどの人智を超えた超能力も持っているとされ実際に人が襲われたという報告もある。 そのため未確認生物ファンの間ではフランスに現れた巨大猫やインドのヒョウもエイリアン・ビッグ・キャットの一種、もしくは交配によって繁殖した子孫ではないかと推測されるのだ。 2014年、世界ではテレポートする凶暴猫が暴れる一方、日本では『妖怪ウォッチ』の猫キャラクター「ジバニャン」が子供を中心に大人気となった。2014年の未確認生物界そして妖怪界は「猫」が非常に注目された年といってもいいかもしれない。写真:エイリアン・ビッグ・キャットの一種とされる猫の写真文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年11月22日 18時00分
稲川淳二氏の怪談「生き人形」ホンモノの最新画像を入手か?
こちらの写真はカウンセラーとして都内で活躍している大原三千家(おおはらみちや)氏が所有している「生き人形」の写真である。 「生き人形」。この名前に聞き覚えがある人も多いだろう。生き人形とはタレントの稲川淳二氏の十八番される怪談話のひとつで1970年代に稲川氏が役者として参加した舞台にまつわる話である。舞台は精巧に作られた女の子の人形を使うというもので、稲川氏をはじめ舞台に関わった人物が発狂、または謎の死を遂げる、特集したテレビ番組で怪現象が発生するなどの不思議な現象に巻き込まれていく、というのが大まかなストーリーだ。 あまりに危険な話のため稲川氏本人もよっぽどのことがない限りライブでかけることがないという。現在、この生き人形はすべて行方不明、または紛失しているというのが怪談マニアの間で定説であったが、なんと恐怖の「生き人形」はひっそりと生き残っていた? という情報が山口敏太郎事務所へ飛び込んできた。そんな衝撃なニュースを裏付ける写真がこちらである。わかりづらいがこの赤丸で囲っているのが生き人形の近影とされるものである。 かつてこの舞台で操演を担当したという大原氏は長年に渡り生き人形のひとつ(人形は舞台用に何体か作られていた)を管理していた人物で、今回紹介している写真は実際に大原氏が所有していたものである。大原氏によるとこの人形は制作時に「ソーニャ」という名前を付けられていたという。 大原氏はソーニャを自らの手で管理を行っていたが、管理してからというもの不思議なことが頻繁に起こっていたという。その後、さまざまな事情があって大原氏はソーニャを手放すことになり、とある友人の男性に管理をお任せしていたという。 しかし、現在この人形は現在行方不明であるという。大原氏によると預かっていた男性の自宅は解体屋によってなんの断りもなしに解体。同時にソーニャも行方がわからなくなってしまったというのだ。現在、大原氏は「生き人形=ソーニャ」の捜索を続けているのだが、現在有力な手がかりほとんどはないという。 大原氏の話ではソーニャが公の場に登場したのは、昨年2013年5月に大原氏が主催したライブが最後(ソーニャ自体、数十年ぶりの舞台出演であった)で、この時のライブの模様は映像に記録されているのだが、映像を預かっていたカメラマンは突如として連絡がとれなくなりビデオ映像も行方不明になってしまった。 大原氏は「このビデオに何か手がかりが写っているのではないか?」と語っており、ソーニャとともにビデオの行方も捜索中だ。 今回の大原氏のインタビューの模様はネットラジオ「山口敏太郎の日本大好き」で公開中である。 この赤丸で囲った人形を見たことがある方、または情報や記録テープをご存知の方はぜひ山口敏太郎事務所へ情報をお寄せいただきたい。写真提供:大原三千家文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)【参照動画】緊急SP 稲川淳二氏の十八番「怪談・生き人形」関係者独占インタビュー! 「山口敏太郎の日本大好き」#67https://www.youtube.com/watch?v=x6X5wI9ttXo
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ミステリー 2014年11月19日 17時00分
ワラタ号の笑えない消失(1)
およそ百年ほど前の1909年7月、南アフリカのダーバン沖を1隻の大型商船が航行していた。イギリスとオーストラリアを結ぶワラタ号で、前年に竣工して就航し始めたばかりの最新鋭商船だった。当時、オーストラリアはイギリスの植民地であり、大量の移民を受け入れていたのである。また、英豪航路はイギリスから南アフリカ経由でオーストラリア西岸へ向かう長距離航路で、特に途中のインド洋南部は島の少ない外洋を航海するため、大型で安全性の高い商船が多く就航していた。 ワラタ号はその中でも最新鋭で、かつ高性能の蒸気機関によって航海速力13ノットを発揮し、排水量も最大級の9333トンに達するなど、非常に優秀な商船だった。そして、その大きさと航行能力から、非常に高い安全性を誇っていたのである。ところが、ワラタ号はダーバン沖で貨物船クラン・マッキンタイア号と交わした発光信号を最後に、忽然と消息を絶ったのである。 だが、当時の商船にはまだ無線機が普及しておらず、ワラタ号も船舶無線を装備していなかった。そのため、ワラタ号が消息を絶ったとみなされたのは、ケープタウンへの到着予定日だった7月27日から4日目の8月1日になってからだった。折しも、当時の南アフリカ沖では悪天候が続いており、予定日から数日程度の遅れは想定範囲内だったのだ。 ところが、ワラタ号が追い抜いたクラン・マッキンタイア号も30日にはケープタウンへ入港し、なおかつ途中でも再遭遇しなかったことなどが明らかになったことから遭難の可能性が高まり、ついにはイギリス海軍の艦艇も動員して大規模な捜索活動が始まった。 だが、当時はまだ航空機が生まれたばかりで、限られた数の艦船が広大な海域からワラタ号を見つけ出すのは、非常に困難であった。そして捜索開始から数か月たってもなお、ワロタ号はおろか、残骸や漂流物すら発見されなかった。また、海岸でも広範囲に捜索が行われたものの、ワラタ号の救命ボートや乗船者の遺体などといった漂着物も発見されなかった。 南アフリカの沖合で、ワラタ号は忽然と姿を消したのである。(続く)
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ミステリー 2014年11月18日 15時30分
泉大津駅の「女性消失事件」…女性を救ったのは「未確認生物」「宇宙人」の噂アリ?
2014年11月16日夕方ごろ非常に怪奇なニュースが日本中を駆け巡った。 大阪府泉大津市の南海本線泉大津駅で50代〜60代と思わる女性が奇声を発しながら電車へ飛び込むという人身事故が発生した。 危険を察知した運転手は電車を急停止したが、女性の死体や血痕は残っておらず、ネット上では「人間が消えた!」「GANTZと同じだ!」と大騒ぎになった。 しかし、その後の報道によって女性は無事で電車に横にうずくまり、駅員を振り払ってホームをよじ登り、改札口を猛ダッシュで駆け抜けたと報道された。 インターネットでは「人間消失」のタイトルとともに電車とガラスに写る心霊写真のようなものも投稿され大騒ぎになっていたが、ともかく女性が無事でなによりである。 さて、今回は誤報だったものの「ピンチになった人間が謎の生命体によって命を救われる」という事件はこれまでにも世界で数多く報告されている。 中国では2012年にトラックと接触した自転車の男性が光とともに消え、瞬間移動する映像が撮影された。 このビデオはスロー再生すると対向車線からやってきた光り輝く人間(山口敏太郎事務所はこのような人物を「フラッシュマン」と呼ぶことにしている)が自転車の人間を抱きかかえ、ワープする模様が鮮明に収められ、40歳以上には懐かしい『サイボーグ009』の『加速装置』を彷彿とさせる映像であった。この映像は道路の監視カメラの映像とのことだが、真意は不明で現在はフェイク説も多く囁かれている。 今回の泉大津駅の人身事故は飛び込んだ女性が無事であることは明らかになったが、迫りゆく電車からどうやって逃げたのか、避難したのかは未だ持って不明であり、もしかすると中国のフラッシュマン事件と同じように、光速で移動する生命体に命を救われたという可能性は考えられる。 また、現に泉大津市では2013年6月11日に山口敏太郎事務所が本ミステリー記事で発表した「ハッキリと写りすぎたUFO」の件もあり、様々な怪奇現象が発生している地域として現在調査を進めている場所である。 もしかすると、泉大津駅の女性を救ったのは本当に宇宙人だったのかもしれない!? 写真:山口敏太郎事務所が所有する「フラッシュマン」の写真。宇宙人説も囁かれてる。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年11月15日 18時00分
「ミラクルムーン」の影響か? 埼玉で「四角いUFO」が目撃される!?
右の2枚の写真は埼玉県に住むハンドルネーム「むてき」さんから寄せられたUFOらしき物体をとらえた写真である。撮影時間は2014年11月7日の17時半頃。場所は埼玉県はむてき氏の所沢市内のバルコニーである。この2枚の写真はむてき氏が空に静止している発光体を発見。すぐさまスマートフォン携帯で撮影したものであるという。 まずは左側の写真(1)を見ていただきたい。UFOらしき物体はまぶしく光り輝いており、角ばった形をしている。むてき氏によると、この発光体は移動せずその場所に浮遊したまま、少なくとも1分間は静止したままだったという。しかし大きさと形には変化が見られ、大きくなったり小さくなったり、光の度合いも強くなったり弱くなったりしながら空に浮いて おり、さらには「回転していたかもしれない」とむてき氏は証言している。 続けて数秒後に撮影された右側の(2)の写真をご覧いただきたい。同じ物体を撮影したものだがこの写真にはアダムスキー型UFOを思わせるような形が見て取れ、同じ物体だが「光の強さは変化していた」というむてき氏の証言にあるように、2枚目では自ら発する光の強さが弱まったために、そのものの輪郭がよりわかりやすく捉えられたのかもしれない。 2枚の写真を撮影した約1分後、発光体はついぞそこから移動することなく「その場で」消えたという。それも電気を消すようなパッとした消え方ではなく、ゆっくりと、すうっと、何かに吸い込まれるように消滅したという。 この発光体は一体なんだったのだろうか? 「動かなかった、その場で消滅した」という現象から、飛行機など物理的に空を飛ぶ乗り物とは考えづらく、また「回転する」「大きさが変わる」という点を見てもあまりにも不可解な点が多い。 あえて、推測するならばこのUFOが撮影された11月7日は日本では「後の十三夜」=「ミラクルムーン」が観測された2日後という点に注目したい。もしかするとUFOは171年ぶりの日本のミラクルムーンの観測、もしくは観光に来ていた可能性は考えられないだろうか。 現に今から171年前の日本は「虚舟(うつろぶね)」に代表されるUFOの証言が数多く残されているときとちょうど重なる。 果たしてミラクルムーンはこの飛行物体となにか関係があったのか? 謎は深まるばかりである。 文責:水木ノア(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年11月12日 15時30分
極地探検史上最悪の悲劇。フランクリン隊全滅の謎?(8)
いまから169年前の1845年、北極探検の英雄であるフランクリン卿をはじめとする129名の探検隊が、当時最新の保存食であった缶詰をはじめとする様々な近代装備を携え、極地探検用に改装された軍艦に乗って、大西洋からカナダの北を回って太平洋へ抜ける「北西航路」の開拓に挑んだ。しかし、最新技術がむしろアダとなって、探検の初期段階から隊員たちは健康を害し、さらには氷の海で身動きがとれなくなった。やがて、フランクリン隊長などの幹部隊員が相次いで病死し、ついには探検を中止してカナダへの脱出を計ったのである。 生存者たちはボートに食料やテントなどを乗せ、氷の上をそりのように引きずってカナダを目指した。しかし、彼らはなぜか生存には全く寄与しない多数の書籍や銀食器、歯ブラシに石鹸までボートへ積み込んでいた。加えて、艦を捨てて氷上へ進み出た生存者たちが直面した環境はあまりにも過酷で、燃料となる草木など全くないため、火をおこして暖を取ることも不可能だった。そして、すでに健康状態が悪化していたであろう隊員たちはひとり、またひとり倒れ、氷の世界に姿を消していった。 記録やメモが発見されていないため、艦から脱出した隊員たちの様子は点々と残された遺体や遺物から推測する他ない。遺体や様々な遺物から、脱出後まもなく隊員たちの結束は崩れ、生存者たちはいくつかの小集団に分かれたと考えられている。そして、生存者たちは極度の低温と飢えに苦しみ、やがて死んだ仲間たちの遺体を食べつつ、死の行進を続けたとされる。焚き火すらできない酷寒の地で、生き残りは遺体の肉かじり、骨を割って髄をすすり、飢えをしのいだのである。 だが、彼らもカナダ本土の小さな入江で力尽き、脱出行は全滅という悲劇的な結末を迎えたとされる。その入江では隊員たちの遺体や遺物が大量に発見されたことから、現在は「餓死の入江」と呼ばれている。 しかし、フランクリン隊の最後は謎に包まれており、本当に「餓死の入江」で全滅したのかどうかについても議論がある。中でも、アメリカの極地探検家チャールズ・フランシス・ホールは、地元の先住民から興味深い証言を得ている。それによると、先住民からアグルーカ(大またで歩く男)と呼ばれていたフランシス・クロージャーらが、彼らの助けを得て健康を回復した後、再びカナダ本土の交易所を目指したと言うのだ。 そして、クロージャーの遺体は発見されておらず、本当に餓死の入江がフランクリン隊終焉の地かどうかについては議論が続いている。ただし、先住民からアグルーカと呼ばれていた白人は複数存在しており、彼らの記憶違いや人間違いと推測する専門家も多い。 いずれにせよ、新たな遺骨や遺物が発見されない限り、真相は謎に包まれたままであろう。そして、フランクリン隊が死の行進を続けた一帯では、今もなお「人肉を口にくわえた白人の亡霊」がさまよいでるという。(了)
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ミステリー 2014年11月11日 15時30分
ダイオウイカに続き巨大エビ、アザラシも出現! 2014年の深海では何が起こっていたのか?
2014年11月2日、中国で捕獲されたという巨大エビの写真が世界のインターネットユーザーの間で話題になった。 中国で「神エビ」と呼ばれているこの巨大エビは全身が緑色、手足が黒と黄のまだら色(蜘蛛と同じ)という不気味な配色をしており、Twitterなどで情報が拡散し日本では「エビの未確認生物発見か?」と話題になったのだ。 実はこのエビは「ニシキエビ」というエビの一種で、伊勢海老よりもはるかに大きい体が特徴である。通常は60センチ程度とされるが、この度捕獲されたニシキエビは全長が1メートルという超ビッグサイズ。恐らくは環境変化によって巨大になってしまった突然変異生物のひとつだったと思われる。 さて2014年はすでに懐かしい日本全国で行われたダイオウイカ捕獲にはじまりタレントの杉浦太陽も遭遇したメガマウスのほか、また海外でもニュー・ネッシーに似た巨大生物の打ち上げが頻繁に起こるなど、海に生息する謎の生物がかなり話題になった年である。 特にダイオウイカは以前ほど話題にならなくなったとはいっても、水揚げは立冬を超えた今も頻繁に行われており、最近でも福井県や新潟県などで4メートルほどのダイオウイカが多数発見されている。 ほかにも今年10月には福島県ではアゴヒゲアザラシ(多摩川のタマちゃんと同じ種類)が岸辺で休んでいる姿が目撃されるなど「これでもか」とばかりに海での話題が目白押しであった。 2014年も残り2か月を切っているが、巨大エビにダイオウイカ、深海魚などの水揚げが頻繁に行われた年だけにまだまだ油断はできないだろう。 環境汚染などさまざまな原因も噂される現代の深海事情。未確認生物へのロマンも大切であるが2015年は自然環境についても我々はさらなる理解を深める必要があるのかもしれない。写真:フロリダに上陸されたとされる「謎の生物」のスケッチ。ダイオウイカのように見えるが詳細は不明文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年11月08日 18時00分
人魚ミイラのセクシー(?) バックショット! 「人魚保存研究会」の謎に迫る!
写真は山口敏太郎事務所に保管してある「人魚のミイラ」写真の一部である。 人魚というと「マーメイド」のような綺麗な女性のイメージが強いが、日本に残されている人魚のミイラはその多くが男性の容姿をしておりグロテスクな怪物のような姿ばかりなのが特長だ。 今回のミステリー記事では妖怪ミイラには珍しい貴重な「人魚のバックショット」の写真をご紹介したい(前述の通り日本の人魚ミイラはまったく「セクシー」ではないのでその点ご勘弁いただきたい)。 魚特有の背びれ、のっぺりとした頭、そしてかすかではあるがウロコのようなものも確認できる。 こちらのバックショットは2014年1月15日に本ミステリー記事でご紹介した「人魚保存研究会」なる団体が発行していた人魚ミイラ絵葉書の裏面部分と思われる。 山口敏太郎事務所がこのミイラ写真を手に入れた時は人魚の正面、人魚の裏面、そして「人魚博説乃由来」という取り扱い説明書のようなものが3枚セットで同封されていた。 恐らく人魚ミイラの写真は写真2枚+説明書のセットで販売していたものと思われる。 「人魚博説乃由来」にはこのミイラがどのような経緯で発見されたかが記されている。経年劣化で文字がかすれている為にすべての判読は不可能であるがこのミイラは最初、美濃(現代の岐阜県)の養老の滝の下に住む老人が持っていたもので、その後大阪の某家に移管され「家賃代わりに保管されていた」と書かれているようだ。 また、公開した理由なども明記されており「学術参考資料にすること」および「不思議な古代の珍品として展示するため」とも書かれている。 なかなかに丁寧な説明書きであり「人魚保存研究会」なる団体は決しておふざけではなく真剣に人魚ミイラを研究していた団体であったことが見て取れる。貴重な人魚の裏面も恐らくは研究のために撮影されたものと思われる。 人魚ミイラのその多くは大型の魚に猿の上半身をつけたものと言われている。しかし「人魚保存研究会」の研究結果が今後、見つかればまた新しい学説が登場することになるかもしれない。「人魚保存研究会」の関係者の方がいらっしゃれば、是非山口敏太郎事務所へご連絡いただきたい。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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