ミステリー
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ミステリー 2014年11月05日 15時30分
極地探検史上最悪の悲劇。フランクリン隊全滅の謎?(7)
イギリス海軍は大西洋からカナダの北を回って太平洋へ抜ける「北西航路」を開拓すべく、北極探検のエキスパートであるジョン・フランクリン海軍大佐をはじめとする探検隊を送り出した。だが、フランクリン隊長をはじめとする129名の隊員は、乗っていた2隻の軍艦とともに北極圏で姿を消した。そして、多くの艦船や探検家が十数年にわたって探検隊の行方を追った結果、彼らは全て死亡していた事が明らかとなったのである。 調査によって、探検は初期段階から困難に直面しており、最初の越冬時に病死者を出すなど、隊員の健康状態が悪化していた可能性は高かった。その上、流氷の海に閉じ込められてからは健康状態がさらに悪化し、隊長のフランクリン卿を含む24名もの死者を出している。やがて、生き残った隊員は身動きが取れない艦を放棄し、徒歩でカナダへの脱出を図ったのである。 しかし、彼らは過去の探検隊が食料を置き去りにした海岸ではなく、あえてツンドラの不毛地帯への脱出を選択していた。そのことは後の調査においても大きな謎とされたが、近年になってひとつの仮説が提示された。それは、当時最新の保存食としてフランクリン隊に用意されたした「缶詰」が、恐るべき悲劇をもたらしたという内容であった。 オレゴン健康科学大学のホロヴィッツ医師が発表した仮説によると、フランクリン隊が多くの病死者を出した原因はボツリヌス菌の食中毒で、缶詰の中で菌が繁殖、加熱せずに食べた隊員を死に追いやったとしている。また、仮説の根拠としては、探検の初期に病死し埋葬されていた隊員の遺体からクロストリジウム属の菌株、つまりボツリヌス菌と同属の菌が発見されたことを示している。 その他、最近の研究では突然の大量発注をこなすべく、缶を大きくして容量を増やしていたにも関わらず、煮沸時間は小型缶を同じだったり、さらに短縮するなど、缶詰の製造過程における滅菌処理が不十分だった可能性も高まっているのだ。ボツリヌス菌は嫌気性菌であり、缶詰など密封環境下で繁殖する。中毒を起こすと手足の麻痺から呼吸困難に陥り、やがて死に至ることもある。中毒者の3人に1人は死亡するという、極めて恐ろしい食中毒だ。 食中毒説は非常に魅力的で、探検隊の様々な謎を論理的に解決することが可能だ。例えば、艦内で短期間に大量の死者を出したこと、食中毒に怯えた生存者が保存食を避けたことなどが、ある程度合理的な説明が可能なのだ。ただし、食中毒説の根拠は遺体から検出された菌株のみで、決定的な物証や記録を欠いているため、現在のところは仮説のひとつの過ぎない。 いずれにせよ、艦を放棄してカナダへの脱出を試みた生存者に降りかかった困難は想像を絶する厳しさで、彼らは悲惨極まりない最後を迎えることとなる。しかし、その悲劇にも、ひとつの大きな謎が隠されていた。(続く)
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ミステリー 2014年11月04日 15時30分
「雪男」実在の可能性は95%! 残りの5%は解明されるのか?
「ネッシー」「ツチノコ」「チュパカブラ」と並び世界でも知名度の高い未確認生物が「イエティ」こと「雪男」である。 ゴリラのような大きな体に白い体毛、凶暴な顔つきの「雪男」の姿は日本の絵物語や映画でもたびたび描かれている。 1832年の目撃証言以降、長らくミステリアスな未確認生物の代表として扱われていた雪男だが2010年以降はふたたび研究が盛んとなっており、あと数年間の間に雪男の本当の正体が判明するのではないかと目されている。現在の研究では「雪男の正体は95%以上解明」とされており多くは「チベットヒグマ」の見間違いとされている。残りの5%についてはチベットヒグマ説を元に世界に散らばっている雪男の未確認情報を潰す作業が行われているとされる。 「雪男=イエティ」はネッシーより歴史がはるかに古く、残された証拠写真も膨大なためひとつひとつ解明していくのは大変かと思うが、是非頑張っていただきたい。 さて、雪男実在の証拠とされる写真はこれまでに数多く残されているが、足跡写真以外にもっとも著名なものとされるのが、今回ご紹介している「イエティの頭皮」写真である。 これは60年ほど前、イギリスの『デイリー・メイル』紙が雪男の探索チームを組んだ際に発見したものでヒマラヤの僧院に保管されていたという。僧院には頭皮のほか、手の骨も残されておりさまざまな研究が行われたのだが、鑑定の結果この頭皮は雪男のものではなく山羊もしくはカモシカの皮を加工して作られた儀式用の道具とされている。 「イエティの頭皮」は現物が残されていたため検証が容易い状態であったためすぐに判別できたのだが、数々残された足跡写真については流石に今からの検証は不可能だろう。これら可能性をつぶし、改めて雪男の正体を掴むには膨大な時間がかかると思われる。 そもそも雪男との18世紀以前よりヒマラヤ一帯では謎の生物として現地住民から恐れられていた謎の生物のことである。世界的に知られるようになったキッカケは1832年にネパール在住のイギリス人が「ヒマラヤに住む謎の悪魔」として科学雑誌および生物学会に報告したのが最初とされている。 この「ヒマラヤの悪魔」については現地住民の証言がすべてのため、もちろん「チベットヒグマ説」をもとにする95%の確率から外れている可能性がある。 ほぼ正体が掴めながらも、未確認情報多数な雪男…果たして残された5%が解明される日は来るのだろうか…?文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年11月01日 17時59分
大阪上空に謎のUFO目撃? 「集合→分裂」を繰り返す意味とは?
右の写真は山口敏太郎事務所が保管しているUFOと思われる未確認飛行物体の映像である。 事情により映像自体はご紹介できないのだが、右の写真では青空を浮遊する5つの光がハッキリと写りこんでいるのがおわかりになるだろう。 こちらのUFO映像は作家・オカルト研究家の山口敏太郎氏の友人A氏の友人が2012年頃に大阪の某所で撮影したものである。具体的な場所は不明だが映像には冒頭に森や林などが見切れているところから繁華街ではなく人里離れたような場所で撮影されたものと予想される。 こちらの写真では5つの光が発光しつつ浮遊しているのだが、このUFOが不気味なのは猛スピードで飛行を続けた後、光が一箇所に集まり「集合→分裂」を続けている点だ。 山口敏太郎事務所が確認したところ映像では少なくとも4回ほど同じ動作を続けている。 また、写真下部に他の飛行物体と離れた場所に1つの光源体が確認できるが、映像では4回の分裂中に5つの光が一つになることはなく、必ず1体だけ離れた場所で集合の様子を伺っており、まるでUFOをコントロールしているようにも見える。 その模様はまるで航空ショーさながらで実に鮮やかである。 今回の未確認飛行物体は猛スピードで集合分裂動作を繰り返しており航空ショーや飛行機の見間違いという可能性はゼロに近い。また、多く見間違えられる凧(LEDカイト)もある程度のコントロールは可能であるものの今回のUFOについてはあまりにサイズが大きく凧の見間違いという線も考えられない。 作家・オカルト研究家の山口敏太郎氏はこのUFOについては出演した某番組においても「かなり信ぴょう性が強い」と語っており、かもすれば「本物UFO発見」の証拠になりゆる一線資料のひとつと山口敏太郎事務所は見ている。 UFOは宇宙人の乗り物のほか、都市伝説でも語られているように「軍の秘密兵器」や「極秘の調査飛行船」といった人間の命を脅かすような兵器の可能性があるため具体的な正体についてはマスコミが表立って踏み込むことは危険とされている。 しかし、撮影年が2012年と古く、大阪方面で大きな軍事的な事件等はなかったため今回、改めて本写真を公開する。 2012年ごろ大阪でUFOらしき飛行物体を見たという方はぜひとも山口敏太郎事務所へ情報をお寄せいただきたい。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月29日 15時30分
極地探検史上最悪の悲劇。フランクリン隊全滅の謎?(6)
大西洋からカナダの北を回って太平洋へ抜ける「北西航路」を開拓すべく、北極探検の英雄であるフランクリン卿をはじめとするエキスパートたちが、当時の最新機器や施設を備えた優秀な軍艦に乗って氷の海に挑んだ。しかし、近代科学と優秀な隊員たちによって成功を約束されていた探検隊は北極圏で消息を絶ち、何年も続いた捜索活動よって全滅していたことが明らかとなったのである。 後の調査により、探検の初期段階から隊員たちは深刻な鉛中毒を引き起こしており、健康状態を悪化させていた可能性が高いと推測された。しかも、中毒は彼ら自身が持ち込んだ最新の保存食である缶詰か、最新機器であった真水蒸留装置に起因すると推測されているのだ。そして、流氷の海に閉じ込められた隊員たちの健康状態は悪化し、隊長のフランクリン卿も死亡する。やがて、艦を放棄するに至った過程においても、缶詰は暗い影を落としていると考えられているのだ。 氷海での越冬中に24名もの死者を出したフランクリン隊の生き残りは、身動きが取れなくなった艦を放棄し、徒歩でカナダへの脱出を図った。しかし、彼らは過去の探検隊が大量の食料などを置き去りにした海岸ではなく、あえてツンドラの不毛地帯への脱出を選択したのである。しかも、カナダへの脱出を指揮した士官は、食料を置き去りにした探検隊に参加しており、当然のように集積地を熟知していたにもかかわらず、その海岸へ向かわなかったのだ。 これらの不可解な行動については、近年まで「鉛中毒による判断力の低下」が原因だろうと推測されていた。実際、フランクリン隊は脱出に際して多数の書籍や銀食器、歯ブラシに石鹸まで持ちだしており、そればかりか全滅する直前まで持ち歩いていたのだ。そのため、判断力が低下していたとの推測にもかなりの説得力があった。 しかし、フランクリン隊の生き残りは意図的に缶詰を避けたと推測する研究者もおり、缶詰こそがフランクリン隊の謎を解く鍵と観る仮説も存在する。なぜなら、意図的に缶詰を避けたのであれば、艦を放棄したのは缶詰以外の食料を入手するためとなり、また缶詰などの保存食が集積されている海岸を避けたことについても、合理的に説明がつくのだ。さらに、先住民の伝承には隊員が遺棄した艦を探索した際、未開封の缶詰を発見して食べたとも伝えられている。 残念ながら、先住民の伝承に確かな証拠はないものの、いくら判断力が低下しても本や銀食器を持ち出しながら、缶詰を置き忘れたとは考えにくい。では、フランクリン隊の生き残りが缶詰を意図的に避けたとするなら、いかなる理由が考えられるのだろうか?(続く)
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ミステリー 2014年10月28日 15時30分
正体は「コウガイビル」? 不気味な生物が日本全国で目撃される!?
右の写真は心霊写真家として本ミステリー記事にたびたび登場している鳴釜のん氏が10月27日ごろに東京都のあきる野市近辺で撮影した「謎の生物」と思われる写真である。 黒く長細い体にヌメヌメとした質感が不気味なヘビのようなナメクジのような奇妙な生物が写っている。 鳴釜氏いわく千切れている部分が頭のようとも語っており、撮影しようと携帯でカメラを向けたところ千切れている部分が蛇のように鎌首を持ち上げるような動作を行ったという。以上の点から少なくともこの生物は異物を認識する能力を持っているようだ。 さて、この生物の正体であるが恐らくではあるが「コウガイビル」の一種であると予測される。コウガイビルは蛭(ヒル)とは名乗っているものの、ヒルとは異なる生物でありヒルのように血を吸わず、ミミズなどを食べる。コウガイビルの「コウガイ」は「公害」を指すものではなく、昔の女性の髪飾りである「笄(こうがい)」に形状が似ていることから名付けられたものである。今回、鳴釜のん氏が撮影した生物は頭部がのっぺりしており、笄の形はしていないが個体によっては頭部がないものもあるという。 それでは今回、撮影された生物はコウガイビルだったのか…? 残されたものは今回の写真と鳴釜氏の証言だけであり正体を確定することは不可能ではあるが、実はここ数日、コウガイビルに似た生物についてはここ数日異様なほど目撃されているという。 現にツイッターでは鳴釜氏が今回の写真を撮影した10月27日にかけて日本中でコウガイビルに似た生物の目撃談が報告されている。 多くは「謎の生物発見?」と題しさまざまな形状のコウガイビルらしき生物が写真付きで投稿。目撃箇所も様々で東京に限らず東北や四国などでも目撃が相次いでいるのだ。 今年の冬は特に異常気象というニュースが出ているわけではないが、この異様なほどのコウガイビルの目撃談はやはり異常と言える。 今年の秋は御嶽山の噴火という痛ましい自然災害でスタートを切った。コウガイビルは何かを察知しどこか遠くへ逃げようとしていたのだろうか。 2014年も残りわずかであるが、コウガイビルの大発生は自然界からのメッセージなのだろうか…?写真:鳴釜のん文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月25日 17時59分
山口敏太郎事務所に舞い降りた霊魂? 正体は戦争で散った魂か!?
右の写真は山口敏太郎事務所所属の歌手・タレントの水木ノア氏が自身のCD発売を記念して撮影された告知動画のキャプチャー画面である。 CDを手に笑顔の女性が水木ノア氏なのだが、実はこの動画には不思議なものが写りこんでいたという。 右の写真はその決定的瞬間を切り取った写真なのだが、赤い丸をつけた部分をご覧いただきたい。白いモヤモヤした物体が宙を舞っているのがおわかりになるだろう。 動画にはこの白いモヤモヤした物体が猛スピードで彼女の目の前を横切る様子がおさめられていた。出来事はほんの一瞬だったのだが、カメラはハッキリとその姿を捉えていたのだ。 動画には3分27秒ごろに横切る様子が確認できるだが、この時に水木ノア氏とオカルト研究家の山口敏太郎氏(動画のカメラ担当)は水木ノア氏の地元である福島県について会話をしていた。 動画では山口敏太郎が「水木ノアの実家のある二本松市には二本松少年隊がいたため歴史ファンにはおなじみの土地である」という内容のトークがはじまるやいなや白い物体が横切る様子が収録されていた。 山口敏太郎の言う「二本松少年隊」とは1868年の戊辰戦争において出兵した会津藩出身の13〜17歳までの少年兵のことである。戊辰戦争の少年兵となると「白虎隊」が有名であるが二本松少年隊は二本松城が崩落する寸前に自らの意思で出兵した白虎隊よりさらに若い少年たちが中心だった。 二本松少年隊は白虎隊とは違い、各自バラバラの部隊に配属されたため特定の隊名が存在しておらず長らく歴史に埋もれていた存在だったのだが、戦争後50年を経て出版された「二本松戊辰少年隊記」という本がきっかけではじめて全国に知られることになる。 水木ノア氏は本CDを「故郷福島県のために役立てたい」とも動画内で語っており「二本松少年隊」の想いが霊魂となって水木ノア氏に届いた可能性は十分にある。 もっとも、撮影された場所は千葉県の一般家屋である山口敏太郎事務所のためまったく関係のない別の霊魂ではないか、という見方もある。 撮影された山口敏太郎事務所の和室にはこれまでに生首の霊の目撃談のほか、急にものが落ちるといった怪現象がたびたび起こっている。また古い家内ゆえに落ちてきたホコリではないか、という可能性も捨てきれないだろう。 果たしてこのモヤモヤの正体はなんだったのだろうか…?【参考動画】水木ノアの新アルバム告知 福島頑張れhttps://www.youtube.com/watch?v=nL1DKge-I0I&list=UUy-GNMfhIvwtFliYifj0pZw文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月22日 15時30分
極地探検史上最悪の悲劇。フランクリン隊全滅の謎?(5)
いまから169年前の1845年、北極探検の英雄であるフランクリン卿をはじめとする129名の探検隊が、当時の最新機器や施設を備えた優秀な軍艦に乗って、大西洋からカナダの北を回って太平洋へ抜ける「北西航路」の開拓に挑んだ。しかし、近代科学と優秀な隊員たちによって成功を約束されていたはずの探検隊は、氷の海で姿を消した。大規模な捜索の結果、フランクリン隊は全滅していたことが明らかとなったのである。 まず、フランクリン隊が最初の越冬地に埋葬した隊員の遺体から、彼らは深刻な鉛中毒を引き起こしていた可能性が高かった。そして、中毒は彼ら自身が持ち込んだ最新装備、つまり缶詰もしくは真水蒸留装置に起因すると推測されている。さらに、越冬地で病死者を出しながらフランクリン隊は流氷の海へ船を進めたものの、結局は氷に閉じ込められて進退窮まった。夏になっても流氷は海を閉ざしたまま、船に閉じ込められた隊員には健康を害し、死亡する者すらでた。 船内の死者は24名に達したばかりか、その中には隊長のフランクリン卿も含まれていたのである。そして、生き残りの隊員たちは船を放棄し、徒歩でカナダへの脱出を図った。船を放棄した理由は船内環境の悪化とも、食料が底をついたためとも考えられている。だが、彼らの脱出については、いくつもの大きな謎が残されていた。 まず、彼らが目指したカナダ本土のバック川はツンドラの不毛地帯を流れており、川魚や渡り鳥といった食料調達の可能性は未知数だった。さらに、たどり着いたとしても、氷の浮かぶ地図なき川を遡上しなければ脱出できないのだ。そのため、残されたメモからカナダへの脱出を図ったことが明らかとなった直後から、捜索隊のリーダーらも含む多くの人々が、フランクリン隊生存者の決断に疑問を感じたのである。 そればかりか、バック川よりもはるかに適した避難所が存在していたとの指摘もあり、彼らの決断によってより謎は深まったとさえいるのだ。 より適した避難所とは、フランクリン隊が2隻の軍艦を放棄した地点から北へ400キロほどの、フリービーチと呼ばれる海岸であった。そこは1825年に難破した軍艦フリー号にちなんで名付けられた海岸で、軍艦から引き揚げられた保存食が大量に残されていたのである。しかも、フランクリン隊の脱出より16年さかのぼる1842年には、やはり氷の海に閉じ込められた別の探検隊が、そのフリービーチに残された食料で越冬し、生還を果たしているのだ。 その上、フランクリン隊はフリービーチに食料が残存していることを、極めて詳細に把握していた。なぜなら、フランクリン隊には軍艦フリー号の遠征に参加し、食料などを引き上げた当事者と、その食料で越冬に成功して生還を果たした当事者が、それぞれ参加していたのである。 にも関わらず、彼らはフリービーチへ向かうこと無く、バック川への脱出を選択した。もちろん、その決断はフランクリン隊の全滅における、大きな謎のひとつともされているのだが、近年になってひとつの仮説が浮上した。仮説の鍵を握ったのは、またしても缶詰であった。(続く)
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ミステリー 2014年10月21日 15時30分
正体は「悪魔」か「人形」か? 謎の牛型生物「ホダッグ」の謎
右の写真は1893年ごろ、アメリカの新聞に掲載された「怪物捕獲」の瞬間をとらえたとされる写真である。 現地人らしき群衆が手にクワや斧などを持ち何やら攻撃態勢に入っている。その目線の先には倒れた人間と小型の牛らしき動物が写っている。 さて、この動物のビジュアルにご注目いただきたい。大きい角に大きな顔を持つ謎の生物の姿が鮮明に写し出されているのが確認できるだろうか。また、写真ではわかりづらい背中には無数のトゲも生えているようだ。この生物はまるで人間のような顔をしており「ニッ」とむきだした白い歯はまるで夢に出てくる「悪魔」のようである。 この未確認生物の名は「ホダッグ(Hodag)」という。日本ではあまり知名度は高くないが、本国アメリカでは子供を中心に幅広い世代に人気の高い未確認生物だという。 現にアメリカのテレビゲームには敵キャラクターとしてホダッグが登場するほか、テレビアニメやコミックにもキャラクターとして登場しているという。 確かに顔こそちょっと怖いが小型の体に短い手足(一説によると手足の関節がないという)はまるで子供のカバのようにユーモラスである。 さて、今回のホダッグの写真であるが、アメリカではフェイク説が強い未確認生物としても知られている。 仮にこの写真ひとつとっても、おかしな点は山のようにある。まず、ホダッグを捕まえんと得物を持ち出す群集たちがあまりにも集まりすぎている。 彼らがハンターだとするならば、まずは動物を威嚇しないよう少人数で行動をするだろうし、野次馬だとしても悪魔のような未知生物を目の前に一般の人間がここまで接近しているのは自然ではない。 そのため、このホダッグは精工に作られた人形でエキストラを使って撮影されたトリック写真であるというのが一般的である。 現にこの写真以降、ホダッグの姿は目撃されておらず、現在ではキャラクターとしてのみ生き続ける存在である。 写真自体はちょっとオマヌケではあるが、非常にユーモラスな未確認生物写真なのでぜひとも日本での知名度アップを期待したいころだ?文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月18日 17時59分
持ち主を失った刀に伸びる白い手! 「妖刀伝説」は今も語り継がれる?
右の写真は山口敏太郎事務所に保管されている日本刀の写真である。 一見何事もなさそうな古い刀ではあるが、この写真には1点不可解な箇所がある。刀のハバキ(刃の下部分)に当たる部分にご注目いただきたい。 ガラスケースの露やくもりとは明らかに違う白いモヤモヤが浮かんでいるのがおわかりになるだろうか。人によって見方は違うかもしれないが、写真を直接見た人間の多くは「刀に向かって伸びる手のようにみえる」と語っていた。 この写真は数年前にオカルト研究家・作家の山口敏太郎の友人から提供されたもので、長らく事務所で保管されていたもの。 撮影場所は都内の某博物館としかわからず、刀の名前のほか誰が所持していたものかは不明である。 もっとも博物館に展示してあるということは、それなりの剣豪もしくは歴史に影響を与えた偉人が使っていたものでは、と予想される。 そのため、この手は刀を所持していた剣豪の亡霊、もしくは刀で斬られた人間の怨霊ではないかと推測される。 このような妖気のこもった刀は俗に「妖刀」と呼ばれる。「妖刀」にまつわる逸話は漫画やSF小説でもたびたび題材になる「妖刀村正」の伝説がつとに知られている。 天下統一を図ろうとする徳川家康の行く手をたびたび阻んだ「村正」の伝説は江戸時代より市民に知れ渡り当時の歌舞伎の題材にもされている。 現在は刀そのものが人目に触れる機会が少いため「妖刀」の伝説は一種のファンタジーとしての側面が強いが、刀が身近にあった当時は非常に恐ろしい存在として市民に広まっていた。 現代においても「村正」ほどの名刀ではないにしろ、一般の家で家宝となっている刀が「夜になるとカタカタと動く」「うめき声のようなものが聞こえる」といった話はたびたび報告されており、怪談話として披露されることがある。今回、ご紹介した写真の刀も江戸時代に使われた時の記憶が未だ残っていて現代に蘇ったのではないかと思われる。 明治になり「廃刀令」が伝令され早150年になろうとしている。しかし平成の世の中でも「妖刀」の伝説は語り継がれていくのだ。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月15日 15時30分
極地探検史上最悪の悲劇。フランクリン隊全滅の謎?(4)
先月「フランクリン探検隊の船を発見」なる、カナダ発のニュースが全世界に配信された。フランクリン探検隊とは、イギリス海軍が19世紀半ばに派遣した調査隊で、大西洋からカナダの北を回って太平洋へ抜ける「北西航路」を開拓する事が目的だった。しかし、隊長のフランクリン卿をはじめとする総勢129名の隊員は、乗っていた2隻の軍艦とともに北極圏で姿を消した。そして、捜索隊が何年も探検隊の行方を追った結果、隊員は全て死亡していた事が明らかとなったのである。今回、発見された軍艦は2隻のいずれか1隻だった。 フランクリン隊は探検の初期段階から問題が発生したらしく、早くも最初の越冬で隊員が病死している。近年の調査で病死した隊員の遺体から高濃度の鉛が検出され、鉛中毒をはじめとする健康障害を引き起こしていた可能性が高いことも明らかとなった。フランクリン隊が探検に用いた軍艦には、当時の最新機器や施設が備えられており、また同じく当時としては最新の保存食だった缶詰を大量に持ち込んだが、皮肉にもそれらの最新機器や缶詰が食料や飲料水を鉛で汚染し、隊員の健康を害したと推測されているのだ。 しかし、病死した隊員を越冬地に埋葬させたフランクリン隊長は探検を続行し、航行可能な氷の隙間をぬって艦をすすめた。そして、越冬地を出発した1年後の1847年5月には、付近の島へ小グループを派遣してメモを残した。空き缶に収められたメモには、隊がたどったそれまでの経路を簡潔にまとめつつ、全員元気と記されていた。ところが、メモの余白には最初のメモから約1年後の48年4月末に綴られた追記があった。 小さな文字でびっしりと書かれた追記には1846年9月から1年半に渡って流氷に閉じ込められ続けたこと、さらに最初のメモを記してから18日後にフランクリン卿が死亡し、他の隊員も合わせて24名も死亡していたことなど、フランクリン隊を見舞った恐るべき運命を示していた。そして、生き残っていた105名の隊員たちは船を放棄し、そこから400キロ先のバック川(グレートフィッシュ川とも呼ばれる)まで、徒歩での脱出を図った事も明らかとなった。 このメモと追記によって、フランクリン隊の足取りが多少なりとも明らかとなったが、同時に新たな謎をももたらしたのである。(続く)
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