ミステリー
-
ミステリー 2014年04月29日 16時30分
半人半牛の「件(くだん)」は長崎県で生まれていた!?
今年4月のミステリー記事にて山口敏太郎事務所は伝説妖怪「件(くだん)」のミイラの写真をご紹介した。 件のミイラは顔が人間、体が牛という半人半牛の怪物で、生まれると災いが起こるとされている。前回、ご紹介したのは干からびたミイラの写真であったのだが、実は生きていた姿そのままで剥製にされた件が日本に存在していたという。 今回、ご紹介している写真は長崎の農家で生まれたという件の剥製の写真である。 右の写真をよくご覧いただきたい。子牛の体に白い人間の顔のようなものがベッタリと張り付き、異様なオーラを放っている。その顔はこの世のものとは思えない強烈なオーラを放っている。まさに「凶兆を呼ぶ」に相応しい怪物そのままのビジュアルである。 この件は明治42年(1909年)に「名古屋新聞」で紹介されたものとされている。 記事によるとこ明治39年(1904年)に長崎の農家で生まれ、しばらく生きていた後、生後31日目に「日本は露西亜(ロシア)と戦争をする」と予言し死亡したとされている。 「ロシアと戦争をする」とはもちろん「日露戦争」のことであり、件が生まれた1904年に開戦し1905年に終戦している。 件は病気のほか戦争をはじめとする世界情勢が乱れたときにも誕生するとされており、見事に予言が当たった形である。 この件は「名古屋新聞」によると死後剥製にされ長崎の八尋博物館に陳列されている、と記載されているが現在は残されておらず、八尋博物館の閉館とともに消失してしまったものと思われる。 しかし、それにしてもこの件、一度見たら忘れられない凶悪な顔つきをしている。何かを叫んでいるであろう口、小さいながらも鋭い目はまさに鬼気迫る表情で我々に何かを訴えかけてくるようだ。 現在、剥製は残されていないため作り物だったかどうかはわからないが、仮に作り物だとしても作者は何かを訴えるためにこの顔を練り上げたことと思われる。 残された「件の剥製写真」…現代に住む我々はこの顔から何かを読み取れるのだろうか。(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年04月26日 17時59分
背後に見覚えのない男性が乗り込んだ? 正体は異次元人か!?
この写真は1959年に撮影されたとされる不思議な写真である。 地域や場所は不明であるが、言い伝えによると、ある婦人が自分の母親の墓参りに行き、お参りを終えた彼女は、数枚の写真を自分のカメラで撮影したもので、この写真はそのうちの一枚である。 運転席にいる男性は夫とのことなのだが、後ろにいる黒い男性についてはなんと全く見覚えがないのだという。 この男性はまったくの無表情でメガネのようなものをかけ、何やら不気味な気配が漂っている。あまりの新鮮さに普通の人が写り込んだとも思われるが、婦人の証言によると夫はこの時、ひとりで車に乗っていたという。ではこの人物は一体何者なのだろうか。 黒い体に黒い顔、ということであればこれは山口敏太郎事務所がたびたび写真をご紹介している影の人間「シャドーマン」のような存在とも考えられる。 シャドーマンは肉眼で見ることはできないが、ビデオやカメラには影のような薄ぼけた姿で現れるUMAの一種である。 だがシャドーマンは、あくまで人物の影が実態化したものであり、この写真のように服を着ていたり、メガネをかけているという報告はない。輪郭も服装もはっきり写ってしまっているので、この人物をシャドーマンとするには少々苦しい感じもする。 ならば、この人物はうっかり迷い込んでしまった異次元人という説もあるが、撮影地が墓地ということを考えると、やはりこの謎の人物は幽霊のような存在とするのがしっくりくるであろう。 もっとも、撮影されてから60年近くが経過しており、この写真が誰が、どこで撮影したのかもわからないため今後、謎が解明される可能性も少ないだろう。 あまりに古いこの心霊写真。詳しい詳細を知っている方がいれば是非、山口敏太郎事務所までご報告いただきたい。(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年04月23日 15時30分
嵐の中で豪華客船が炎上した時、船長は死んでいた…客船モロ・キャッスルの謎「4」
ちょうど80年前の1934年9月、ハバナ航路の豪華船モロ・キャッスルが炎上し、乗客乗員138名が死亡する大惨事となった。その上、焼けただれ漂流していた船体が、観光地として賑わっていたアズベリーパークの浜辺に打ち上げられ、悲惨な写真が新聞の紙面を大きく飾って全米の注目を集めたのである。報道が過熱する中で、多くの船員が乗客を見捨てて先に逃げ出したこと、そして出火の数時間前に船長が急死したことなどが明らかとなり、大惨事の影に隠されていた謎にも多くの人が関心を寄せた。 しかし、当局の捜査によっても出火原因は解明されず、やがてモロ・キャッスルの残骸は解体された。また、急死した船長の遺体は火災で白骨化しており、簡単な検視の後に埋葬されたという。やがて、人々の関心は船員の責任を裁く法定劇へ移り、連邦裁判所での審理が終わった1937年ごろには、すっかり忘れ去られていた。ところが、事故から半世紀ほど経過した1980年代に、アメリカの大手ケーブルテレビ局が放送した事故のドラマは、通信士が船長を毒殺し、時限発火装置で放火したという説にもとづいていたのだ。 ドラマの根拠となったのは、事故から3年後の1938年3月に警察署小包爆弾を送りつけた犯人の告白だった。かつてモロ・キャッスルで通信士を務めていた彼は、事故の後に警察の通信士として再就職したが、なんらかの理由で上司へ小包爆弾を送りつけ、そしてかつての職場でも上司である船長を殺害、放火したという… 告白した元通信士は、第2次世界大戦中に技術者として早期釈放されたが、その後はモロ・キャッスルについて語らず、殺人事件を起こして服役中の1958年に死亡した。真相はいまだ解明されていないが、アメリカにはモロ・キャッスルを事故ではなく、大量殺人事件と考える人が少なくない。(了)
-
-
ミステリー 2014年04月22日 15時30分
今、話題の「ネッシー騒動」 UMAを発見するためには有志を募ろう!?
4月19日、海外から衝撃のニュースが発表された。 なんとApple社の開発した地図アプリにてネス湖でネッシーと思われる巨大な影が写っている画像が確認されたのだ。 この影を見つけたのは「ネッシーハンター」(UMA研究家のなかでも特にネッシーに愛着のある研究家たち)の男性二人組。彼らはiPhoneとiPad、それぞれ別の端末でネス湖の衛星写真をチェックしたところ、大きなヒレが付いている巨大な生物が写りこんでいるのを見つけたという。 ネス湖のネッシーは18か月間もの間、目撃情報が途絶えており、インターネットでは「ネッシーの身に何かあったのでは?」と心配する声も挙がっていた。 今回、見つかったネッシーらしき物体の衛星写真は現在でもアプリで確認ができるそうなので、興味のある方は是非その目で確認していただきたい。 さて、今回の事件のように二人組でUMAを発見した例はままある。今回ご紹介している写真は「マニポゴ」という1962年にカナダのマニトバ湖で撮影された海蛇タイプのUMAである。 目撃例は古く1908年に水面から巨大怪物が泳いでいる姿を目撃され、1950年代にはなんとカナダ政府が動き現地調査を実施。政府の調査では怪物を確認することはできなかったものの、その数年後の1962年に二人の男性グループの手によって写真撮影に成功したのである。「マニポゴ」の名称は同じカナダのオカナガン湖のUMA「オゴポゴ」にちなむものである。オゴポゴは100年以上前から目撃例が絶えず、存在の可能性が高いUMAとして20世紀中盤から既に話題を振りまいていた。カナダ政府が調査に乗り出したのはオゴポゴの存在確認のためにマニポゴも同時に調べたかったものと考えられる。 マニポゴは巨大な海蛇と噂されているが、シャクトリムシのように上下に湖を移動することから哺乳類のような動物の可能性もあるという。 残念ながらマニポゴはこの写真の撮影以降姿を現さなくなり、オゴポゴのように有名にはなれなかった。 今回のネッシー事件やマニポゴ事件のように調査団よりも熱心な有志がUMAを発見する例は多い。 未確認生物もやはり我々と同じ生物。人が大勢やってくると怖がったり、警戒してしまうものなのだろう。特に生物ならばいずれ寿命もやってくるはずだ。 歴史的発見の鍵は我々、UMAファンが握っていると言っても過言ではない!?(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年04月19日 15時30分
サルの頭にタヌキの体、ヘビの尾…伝説妖怪「鵺(ぬえ)」は存在した?
あなたは「鵺」という妖怪をご存知だろうか。 「鵺」は「ぬえ」と読み、伝承上では「恠鳥」「奴延鳥」とも書かれている。 なんとも難解な名前の妖怪であるが、その姿もまた難解である。 古典の『平家物語』に登場する鵺(ぬえ)はサルの頭にタヌキの体、ヘビの尾、トラの手足というゴチャゴチャな容姿で登場している。 さらにこれまた古典の名作『源平盛衰記』にも鵺は、サルの頭、トラの背中、キツネの尾、タヌキの足という「別バージョン」で登場しており、その姿はもはや妖怪というより子供の落書きか失敗してしまった実験生物のようである。 そんな、全くもってよくわからない妖怪、鵺が本当に存在していたとしたら…是非、見てみたくなるのが人間の心情というものだろう。 それではお見せしよう。右の写真をご覧いただきたい。これがゴチャまぜ妖怪「鵺のミラ」とされる物体である。 やや不鮮明な写真ではあるが、サルのような顔、ヘビのような尻尾は確認できるかと思う。胴体はタヌキかトラかはわからないが、首周りに獣の毛のようなものを生やしているようだ。手足は極端に短くトラのようなシュッとしたスマートな足ではなく、タヌキのずんぐりむっくりな足に見える。総合するとこの鵺は『平家物語』ではなく、『源平盛衰記』に登場したバージョン(?)のようだ。 さて、この鵺のミイラは右側の「怪物館内の鵺」の文字通り、本ミステリー記事でも紹介している大分県の別府温泉にあった「八幡地獄の怪物館」に展示されていたミイラの一種とされている。こちらの鵺のミイラは現在、行方不明となっておりその姿を拝むことはできない。 なお、鵺は上記の古典に登場している通り、日本の歴史にも多大に影響している。平安時代末期、毎晩丑の刻に東三条の森から黒雲と共に鵺が現れ、奇妙な鳴き声をあげて近衛天皇を悩ませていた。そこで怪鳥(怪物)退治を仰せつかった源頼政と、その家来の猪早太によって退治されたというのである。 現在はこの逸話をもとに静岡県で「鵺払い祭り」なるお祭りも毎年開催されていたりと、実は我々人間界にも馴染みの深い妖怪であるのだ。 恐らくこの鵺のミイラは「一度でいいから見てみたい!」という住民からのリクエストがあったために作られたものと推測する。クオリティはどうあれ、そのチャレンジ精神にはアッパレである。(山口敏太郎事務所)
-
-
ミステリー 2014年04月16日 15時30分
嵐の中で豪華客船が炎上した時、船長は死んでいた…客船モロ・キャッスルの謎「3」
いまから80年前の1934年9月、ハバナ航路の豪華客船モロ・キャッスルが炎上し、乗客乗員138名が死亡する大惨事となった。被害を拡大した要因には、火のまわりが早かった事と乗員の怠慢がある。火のまわりが早かったことについては、強風によって炎が煽られたこともあり、不可抗力と見る向きも少なくなかった。乗員の怠慢とは、初期消火の失敗と乗客の避難誘導も行わなかったことで、さらに多くの乗組員が乗客を見捨てて退船命令よりも先に離船するなど、モラルが完全に崩壊していたことは、後の裁判でも大きな問題となった。 そして、火のまわりが早かったことと乗員の怠慢とは無関係ではない、むしろ大いに関係していると考えらる人々もいた。つまり、モロ・キャッスルは乗員に放火されたのかもしれないというのだ。なぜなら、モロ・キャッスルの船主は収益確保するため過密な運行スケジュールを要求し、船員にとっては非常にブラックな職場となっていたのである。また、以前の航海では濡れたデッキで乗客が転倒、負傷し、船会社へ損害賠償を求めるという具合で、運行状況は非常にずさんだった。 損害賠償騒ぎなどもあり、船長もストレスから精神を弱らせていて、デッキから消防用ホースの撤去を命じるなど、衝動的な部分が強く現れるようになっていた。そして、出港後は自室へ引きこもるようになり、船の運行は部下に任せつつ、彼等への指示も電話で出すようになっていた。亡くなる前には、船員が自分を殺そうとしているといった被害妄想を募らせるほど、精神状態が悪化していたとされる。そして、火災発生の数時間前、指示を仰ごうとした航海士が、浴槽で船長の死体を発見したのである。 船長の急死を受け、航海士が船長代理を務めることとなったが、船内の混乱は避けられなかった。そのような状態で、モロ・キャッスルは運命の夜を迎えたのである。 船長の急死から数時間後に発生した火災は、果たして偶然なのだろうか? 船長は殺されると周囲に漏らしていたが、それは本当に単なる被害妄想だったのか? そして、悲劇から数年後、真相を知る人物が現れた。(続く)
-
ミステリー 2014年04月15日 15時30分
東京湾沖で謎の「龍雲」が撮影される! 巨大生物襲来のメッセージか!?
右の写真は先日、オカルト研究家・作家の山口敏太郎が撮影した不思議写真の一枚である。 夕方の空に白い異様な巨大雲が降下しているのが、おわかりになるだろうか。 この雲は鍵のような形をしており、まるで燃えつきて真っ逆さまに落ちているようである。 この雲が撮影されたのは2014年4月7日の18時すぎ頃。山口敏太郎は某所での打ち合わせを終え、千葉県船橋市の下総中山駅に降り立った。ふと、空を見上げると夕焼けに右の写真の雲を発見したという。山口敏太郎はすぐさまiPhoneでこの雲を写真および動画に収めた。 動画のなかで山口敏太郎は「まるで龍が天から降下しているようだ」と語っており、非常に神秘的な状態であったという。 現に同時刻、東京湾沖や船橋市にほど近い習志野市でも同様な雲が多数目撃され、Twitterにも「不思議な雲がある」と投稿されさまざまな目撃証言が存在している。 形状はどれも山口敏太郎が撮影したものとほとんど変わりはないが、なかには白い部分がらせん状に渦巻いた写真も存在しており、多くの人がこの雲を目撃し不思議がっていたという。 山口敏太郎事務所は本ミステリー記事で何度か「龍の形を雲=龍雲」の写真をご紹介している。 龍雲は俗に何か不思議なことが起こる前兆とされており「天からのメッセージ」を表したものとする説がある。「天からのメッセージ」が具体的に何を指すのかは不明だが、良いこと悪いことを含めて天変地異やUFOの襲来、異常気象などを予言しているという向きもある。 4月7日以降、主だったUFOの目撃情報は見当たらないが、日本各地では温暖化の影響か、ダイオウイカをはじめ深海の生物が日本全国で水揚げされる。 現にダイオウイカは龍雲が目撃された7日、富山県で水揚げされ、翌8日にも同じ富山県で水揚げ。12日には島根県でも水揚げがされた。 現に今回の雲が撮影された東京湾沖でもダイオウイカが3月29日に生け捕りにされたニュースが報じられているため、今回の雲は日本全国の海で何か不思議なことが起こっているのを表した「天からのメッセージ」なのかもしれない。(山口敏太郎事務所) 【参考動画】4月7日下総中山 龍のような雲と夕暮れhttps://www.youtube.com/watch?v=JSl3EFaHoxU
-
ミステリー 2014年04月12日 17時59分
水族館でウキウキウォッチング!? 「猫人間」らしき怪人が撮影された
右の写真は先日、リアルライブ誌上でご紹介させていただいた「イルカショーに現れた妖怪」の写真を撮影した占い師の鷹信夫氏が同じ水族館で撮影した一枚である。 こちらの写真の右下部分をよく見ていただきたい。何やら不思議な人物が写りこんでいるのがご確認いただけるだろうか。 周りの人物より一際小さい背丈。まるでソロリソロリと歩いているかのような足取り。そして何より注目すべきは頭ににょっきりと生えた2本の耳のようなもの…。 撮影した鷹信夫氏はこの写真を見た瞬間「まるで猫のような人間がいる!」と思ったという。 そう、この写真に写りこんでいるのは現代に潜む妖怪のひとり「猫人間」らしき人物なのである。 「猫人間」とはその名の通り、猫の頭をした人間で背丈は140センチほど、三毛猫の顔をした背広を羽織った人間で、律儀に二本足で歩く紳士的な猫だという。 猫人間の噂は古くからあり、「化物一代記」という江戸時代の書物にも「化猫遊女」というメス猫の妖怪が現れた記述が残っている。いわば、現代に続く「化け猫伝説」のルーツとも言える妖怪である。 そんな由緒ある怪物が平成の世に、しかも好物であろう魚がたくさんいる水族館に現れるとは、なんとも大胆極まりないやつである。 いったい彼の目的はなんなのだろうか。人間で言うところの「ウィンドウショッピング」のつもりなのだろうか!? しかしながら、この写真には怪しい点がいくつかある。本当に猫人間が現れたならば、この人ごみのなかに猫の顔を持つ人間はあまりにも目立ちすぎてしまう。 次に猫人間の後ろにいる白いシャツを着た人間の存在である。この白いシャツの人間は背中を向けており、立ち位置を考えるならリュックやカバンのようなものを背負っている可能性があるのだ。ということは、これはリュックが猫の顔に見えてしまっている錯覚写真なのだろうか。 仮に錯覚写真としても不思議な点は残る。リュックが猫の顔だとしたら、この人物の本当に頭はどこにあるのだろうか。かがんでいる様子もないので、首のない人間が水族館を闊歩していたということになるのだが…。 どちらにしても誠に不思議なこの写真。読者のなかに「関西地方で猫人間を見た!」という方がいたら是非、山口敏太郎事務所へ情報をお寄せいただきたい。(写真:鷹信夫)(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年04月09日 15時30分
嵐の中で豪華客船が炎上した時、船長は死んでいた…客船モロ・キャッスルの謎「2」
いまから80年前の1934年9月、ハバナ航路の豪華船モロ・キャッスルがアズベリーパーク沖で炎上し、乗客乗員138名が死亡する大惨事となった。翌日、無人の船体が海岸へ漂着し、大勢の見物人が集まった。やがて、出火前日に船長が死亡していたことや、乗員の多くが乗客よりも先に船を捨てて逃げたことなど、事故の詳細が明らかになるにつれ、華やかな豪華客船に隠された暗い一面もまた、次々と明るみに出た。そして、事故の影には単なる失火による事故や乗員の怠慢を超えた、悪魔的な犯罪まで隠されている可能性も浮上したのである。 最初に火事を発見したのは見回り中の夜間当直で、午前2時45分頃に船客用書斎の筆記用具やひざ掛けなどを収納するロッカーから出ている煙を発見した。直ちに消火器を持ちだしてロッカーの扉を開けたところ、瞬間的に大きな火の手が上がり、周囲の壁紙やカーテンへ燃え移ったばかりか、天井まで焦がし始めた。当直からの通報を受け、ブリッジでは火災警報を発令するとともに消火班を編成して放水を始めようとしたが、デッキのホースは出航前に倉庫へ格納されていたため、放水開始までに炎は大きく燃え広がってしまった。 不幸にも、出火した当日は強い風が吹き荒れており、炎が煽られて火勢を増したばかりか、船内の調度品には可燃物が多く用いられていたため、火災発見から30分ほどで船の大半へ燃え広がってしまった。ようやく救難信号が発せられたのは退船命令の後という有様で、退船に際しても乗客に対する案内や誘導は全くなされなかった。それどころか、退船命令が発せられる前に多くの乗員が救命ボートへ群がり、最初に船を離れたボートには船員しか乗っていなかったのである。 前日に船長が急死していたとはいえ、あまりにも無様であり、多くの犠牲者を出す原因ともなった。しかし、船員のモラルが崩壊した背景には、現代のブラック企業に通じる過酷な勤務実態があり、また炎が急速に燃え広がった背景にも、ずさんな運行実態と犯罪の可能性が存在していた。(続く)
-
-
ミステリー 2014年04月08日 15時30分
大分県に存在した? 「河童のミイラ」は髪がフサフサだった!?
右の写真は「河童のミイラ」とされる怪物の絵葉書写真である。 この河童のミイラは長い手足で体育座りをしており、細かく生え並んだ牙、窪んだ鼻、つり上がった目など非常に特徴的な顔をしておりまさに未確認生物と呼ぶにふさわしい形相をしている。 河童といえば万人がイメージするのは背中の甲羅や頭のお皿であるが、残念ながらこの写真には写っていない。頭もフサフサで人間のオカッパ頭に似ているため、あまり河童らしい特徴は見受けられないのがこのミイラの特徴である(近所のおばちゃん風? に見えるのはご愛嬌か)。 さて、こちらの写真であるが大分県の別府温泉にあった「未確認生物のテーマーパーク」との別名を持つ「八幡地獄の怪物館」に展示されていたミイラの一種である。 こちらの「怪物館」には河童のほかにも「鬼の等身大骸骨」や「件(くだん)のミイラ」「人魚のミイラ」など数種類の怪しい動物が展示されており訪れる人を楽しませていた。 これらのミイラは一部を除き、昭和38年頃の閉館とともに残念ながら行方不明となってしまったという。 さて、河童のミイラであるが「怪物館」以外にも日本各地で多数のミイラが発見されている。 2012年に本ミステリー記事にて紹介した東京都青梅市の河童をはじめ、佐賀県の酒屋で見つかった「河泊」と呼ばれているミイラのほか、福岡県や東京都の浅草には「河童の手」とされる怪物の腕が保管されている(河童の手が多数見つかっているのは河童が人間に悪さをするため刀で切られたものとする逸話が多い)。 河童のミイラは日本各地で見つかっているものの、多くは人間の手によって作られた「見世物」であることが判明している。そのため制作した職人によって微妙に形が異なっており、今回の大分県のミイラも多数ある手作りミイラである可能性が非常に高い。 「河童が存在した」というロマンを感じるのも楽しいが、職人が作った河童の造形を見比べてみるのもまた一興と言ったところか。(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー
鎌倉に出現したUFO その目的は!?
2007年09月18日 15時00分
-
ミステリー
9・11世界同時爆破テロ陰謀説に新展開
2007年09月11日 15時00分
-
ミステリー
月覇権戦争
2007年09月04日 15時00分
-
ミステリー
アラブマネー熱海へ
2007年08月29日 15時00分
-
ミステリー
あのIT長者は忍者の末裔
2007年08月22日 15時00分
-
ミステリー
旧日本軍消えた3兆円、そしてM資金
2007年08月15日 15時00分
-
ミステリー
外国の怨霊は日本語が分からない!?
2007年08月08日 15時00分
-
ミステリー
エジプトに好戦的UFO襲来!?
2007年08月01日 16時00分
-
ミステリー
心霊スポット見学に警告
2007年07月25日 16時00分
-
ミステリー
富士山噴火の可能性
2007年07月18日 16時00分
-
ミステリー
米国ペンタゴンが超能力開発プログラムを完成
2007年07月10日 16時00分
-
ミステリー
日本の某企業 UFO開発中!?
2007年07月04日 16時00分
-
ミステリー
飛行機の乱気流事故 実はスカイフィッシュのしわざだった!?
2007年06月27日 16時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分