ミステリー
-
ミステリー 2014年10月14日 15時30分
「巨大カニ」に「巨大カメ」…巨大生物は恐竜時代の生き残りか?
先日、イギリスの港にて15メートル強の「巨大カニ」が撮影されたという衝撃のニュースが発表された。 空から撮影されたという写真には巨大なハサミに6本の足が生えているカニらしき物体が確かに写りこんでいる。あまりに巨大なカニのためインターネットでは日本のメジャー怪獣『ゴジラ』にちなみ『カニジラ』と呼ばれ、世界の未確認生物ファンに受けいれられているようだ。 しかし、地元住民によれば港に巨大カニ生息の噂はこれまで聞いたことがないようで「デマではないだろうか」と否定しているという。確かにカニの姿ははっきりすぎるほどに写りこんでしまっているし、巨大なハサミの下に影が写りこんでいる点も気になるところではあるが、移動したときに発生するであろう砂の跡が残っていないところから、手の込んだCG説も囁かれている写真でもある。 イギリスでは今年9月にもネス湖の近くの湖でネッシーに似た恐竜が撮影されるなど未確認生物の噂がたびたび報告されているため、ネッシーに続く新たなUMAスター登場ではないかと期待が寄せられている。 さて、海に生息する巨大生物には海蛇のシーサーペントや巨大イカのクラーケンなどさまざまな種類が報告されているが、カニや亀といった淡水に住む未確認生物はこれらに比べややマイナーな存在で目撃例も少なくなってくる。 そのなかでも実在性が高い存在とされるのが「巨大カメ」である。 アフリカのコンゴに現れたとされる「ンデンデキ」と呼ばれる巨大カメはスッポンによく似た形をしており、体長はなんと6メートルほどであったという。 6メートルという数字は捕獲されたわけではないので、だいぶ誇張も入っていると予想されるが、本来コンゴにスッポンは生息しておらず、またゾウガメではなくスッポンというのがもの珍しいため「ンデンデキ」という未確認生物としてファンに扱われている。 かつて世界には「アーケロン」という巨大カメが白亜紀まで生息していた。 今回、ご紹介している写真は1902年に撮影されたとされる「アーケロン」の全身骨格の写真であるが全長が約4メートルあるところから現代に生き残った「アーケロン」こそ「ンデンデキ」ではないかとする声も多い。 今回、イギリスに現れた巨大カニももしかしたら我々人類が登場する前に生息していた巨大生物の可能性もあるのだ。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年10月11日 17時59分
「食欲の秋」到来! 未確認生物グルメ? 「食べられたモノス」
右の写真は「モノス」と呼ばれる類人系の未確認生物の姿をとらえたものである。 長い手足に毛むくじゃらの体、座っている姿を見るにかなり大きな体をしていたと思われる。パッと見、巨大なオランウータンのようにも見えるが、注目すべきはその顔で、人間のような瞳に、歯をむきだしたかのような口はまさに猿の化物といった雰囲気ではあるが、非常にユーモラスな顔もしており(一部では「オバQ」似とも指摘される)マニアには人気の高い未確認生物のひとつである。 この写真は1929年にスイスの地理学者を中心とした探検隊が、ベネズエラとコロンビアの国境地帯で、突如木の枝をふりあげる二匹の怪物に襲われ、やむをえず発砲し殺害した後の写真である。写真を見ておわかりのように首に棒のようなものが立てかけている。これは全身を撮影するために、つっかえ棒として使用された棒である。 探検隊の話では目撃されたのはオス・メスのつがいで射殺されたのはメスの個体とされ、残ったオスは銃撃に怯みジャングルの奥に姿を消したとされる。 噂によると二匹のモノスは銃を持つ探検隊に対し、石を投げるなどして徹底交戦し、メスが自分を盾にしてオスを逃がしたとも伝えられている。 なんとも美しい夫婦(かどうかはわからないが)愛であるが、彼女らの悲劇はこれだけに終わらなかった。 あくまで噂を域を出ないが、射殺されたモノスは探検隊の手により解体され、食べられてしまったという。また、頭蓋骨のみスイスに持ち帰ろうとしたが途中で紛失してしまったようで残されたのはこの写真のみだという。 以上は、探検隊の証言によるものだが、地理学者を中心にした探検グループが正体不明の生物を食べてしまったというのは違和感が残るし、写真以外の証拠を提示していないのも怪しい。そのためモノス殺害の顛末には誇張もだいぶ入っているかと思われる。 しかし、嘘か本当かは別にしても未知の生物を「食べてしまった」というのはなかなかワイルドな話である。 実は未確認生物の世界には「食べられた」系の話はいくつか残っており、日本では巨大イノシシ「イノゴン」など多くの未確認生物発見の証拠が胃袋のなかに消えてしまっている。 食欲の秋、紅葉の季節ではあるが、あなたが未確認生物を発見した際はまずは食べずにキチンと証拠を持ち帰ろう?文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年10月08日 15時30分
極地探検史上最悪の悲劇。フランクリン隊全滅の謎?(3)
大西洋からカナダの北を回って太平洋へ抜ける「北西航路」を開拓するため、イギリス海軍は北極探検のエキスパートを結集した大規模な遠征隊を派遣した。遠征に際しては北極探検の英雄であるフランクリン卿が隊長を務め、当時の最新機器や施設を備えた優秀な軍艦を投入するなど、万全の体制で望んでいた。しかし、フランクリン隊は氷の海で消息を絶ち、誰一人として生還することはなかった。 捜索隊はフランクリン隊が最初に越冬したカナダ北極圏のビーチェイ島で、病死した隊員の墓を発見し、まだ食料も十分な最初の越冬地で、早くも病死者を出していたことが明らかとなる。そして、近年の医学的調査によって埋葬遺体から通常で考えられないほど高い濃度の鉛が検出され、隊員は生前に「鉛中毒による精神的、肉体的に深刻な問題を被っていた可能性がある」ことも明らかとなった。 鉛中毒は鉛の含まれた水や食べ物、粉塵などを体内に取り込むことで発生する。鉛中毒によって直接的に死亡することはあまりないが、食欲不振、嘔吐、便秘、激しい腹痛、骨や関節の痛み、高血圧、貧血などの症状がみられ、重症化すると人格の変化、頭痛、感覚の喪失、脱力なども発症すると言われている。 そして、フランクリン隊で鉛中毒が発生した原因は、皮肉にも彼らが持ち込んだ当時の最新技術にあった。まず、最初に疑われたのは、保存食として持ち込まれた缶詰である。当時の缶詰は、フランクリン隊が出発する12年前の1833年に開発された「ハンダ付け法」で密封されていたものの、最新技術であったために技法として確立していなかった。実際に越冬地へ残された空き缶を調査した所、密封時のハンダ付けが不十分なために内部に鉛が漏れ、食品を汚染していた可能性が高かったのである。 ただし、遺体から検出された鉛の濃度はあまりにも高く、缶詰の汚染による摂取ではそれほどの濃度に達しないとの指摘もある。また、英海軍では缶詰を広く用いたが、フランクリン隊ほど急激かつ深刻な鉛中毒は発生していないため、缶詰説に疑問を持つ研究者もいる。そのため、最近ではフランクリン隊を乗せた軍艦に装備された真水生成装置が鉛中毒の原因と推測する説も唱えられているが、残念ながら物的証拠は得られていない。 とはいえ、いずれにしても当時の最新技術に問題があったことは間違いなく、フランクリン隊は技術の支援を得るどころか、お荷物を抱えて探検に望んだとさえ言えるのだ。もし、鉛中毒の原因ではなかったとしても、缶詰の問題はフランクリン隊が船を放棄し、絶望的な陸路での脱出を選択する要因になった可能性が指摘されている。 当時の最新技術によって成功を約束されながら、フランクリン隊はその技術によって破滅を招いたかに見えるところもまた、悲劇のひとつとされるのだ。(続く)
-
-
ミステリー 2014年10月07日 15時30分
福島県の花火大会に「瞬間移動」するUFOが現れていた?
右の写真は山口敏太郎事務所所属の歌手・タレントの水木ノア氏が2014年8月に撮影したUFOらしき未確認物体をとらえた動画のキャプチャー写真である。 画像が不鮮明で確認しづらいかと思うが写真に2体〜3体ほどの白い不思議な物体が浮かんでいるのがおわかりだろうか。 動画でみると鮮明なのだが、この未確認飛行物体は空に突然現れた後、一瞬のうちに別の場所へ移動している。動きに法則性はないようでパラパラと現れては消えるという動作を行っていた。 この動画が撮影された経緯をご紹介しよう。撮影者である水木ノア氏は福島県へ仕事のため訪れており、たまたま福島県で行われた花火大会へ参加していた。 水木氏は花火大会に参加した記念にと手持ちのiPhoneで花火を撮影。その後、撮影した動画を確認したところ花火とは明らかに違う謎の飛行物体が写っていたというのだ。 水木氏はこの動画を自身のFacebookへ動画を投稿。彼女の友人全体に公開にしたが、誰にも正体はわからずじまいだったという。 山口敏太郎事務所は2014年8月に本ミステリー記事で「なぜUFOは花火大会で目撃されやすいのか」についての記事を掲載し「多くは中継ヘリの見間違いである」という考察を発表したが、今回の未確認飛行物体は花火の火花が消えたあとに突然現れておりヘリコプターであったとは考えづらい。また、飛行物体が一瞬のうちに移動していることから、花火の燃えかすであった可能性も低い(燃えかすにしては形状が大きすぎるのも気になる)。 そのため、現状ではこの飛行物体についての正体はつかめず、UFOのような未知の存在であった可能性が高くなってくる。 なお、撮影者の水木ノア氏は歌手のほか、福島県で「UFOの里」として有名な福島県福島市飯野町で「UFO大使」としての活動も行っており、福島のUFOには関わりの深い人物であった。UFOは昔から本当に見たい人の前にのみ現れるという説もあり、UFOに何かの意思があったとすれば「UFO大使」である水木ノア氏にコンタクトを取りに地球にやってきていたのかもしれない。 果たして、この未確認飛行物体の正体はなんだったのだろうか。【参考動画】福島市飯野町のUFO大使・歌手の水木ノアさんが撮影したUFO? https://www.youtube.com/watch?v=RXqEBJ17iAs写真:水木ノア文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年10月04日 17時59分
新種UMA「フラッシュマン」再び目撃される! 正体は「神」か「妖怪」か?
右の写真は心霊写真家として本ミステリー記事にたびたび登場している鳴釜のん女史の実母が数年前に撮影した不思議写真の一枚である。 右側の人物にご注目いただきたい。すでにおわかりかと思うが大柄な、男性と思われる人間がまばゆいほどに白く光輝いてしまっている。 注目すべきはこの人物の顔つきである。かなりしゃくれたアゴに高い鼻、そしてその目は赤く発光しており、まさに「謎の怪人物」といった風貌である。 この写真が撮影された場所は不明であるが背景に古い木造の建築物と「八大竜王」と書かれた提灯が掲げてあることから、竜の神である八大竜王を祀る神社かと思われる。 八大竜王は八匹の竜王からなる軍団でそれぞれに数多くの伝説が残っている。竜は日本では「水神」「海神」として祀られることが多いため八大竜王は「雨乞いの神様」として祀られることが多い。 さて、この人物の正体についてであるが、全身が発光するという意味では山口敏太郎事務所が2013年初頭に発表した謎の発光人間「フラッシュマン」に非常によく似ている。 山口敏太郎事務が撮影したフラッシュマンは浅草の浅草寺に突如として現れ、偶然写真に収められたのだが、こちらは人間の形はしておらず、光るモヤモヤの物体が浅草寺内で立っているだけであったのだが、今回の写真の人物は顔のパーツおよび体つきがはっきり出ている点が注目すべきポイントである。ならば、この人物の正体は謎の発光人間「フラッシュマン」の完全体だったのでは、という推測も立つが、撮影状況を調べてみると少しばかり様子が違うようである。 撮影した鳴釜氏の母親いわくこの怪人物は突然神社に現れた、というわけではなく現世に存在する知人の男性であったとことである。 何気なく写真を撮影した際に偶然このように写ってしまったといい、最初から光る人物ではなかったという。 恐らくではあるが、この男性は龍神の影響により、一時的に体が発光し目も赤く光ってしまったのではないかと思われる。 なお、男性は撮影後も何かの特別な力を手に入れた、健康被害があったという報告はない。 浅草寺、そして今回の某神社での写真…フラッシュマンの正体はやはり「神様」が姿を変えたものなのだろうか。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)写真提供:鳴釜のん
-
-
ミステリー 2014年10月01日 16時00分
極地探検史上最悪の悲劇。フランクリン隊全滅の謎?(2)
いまから169年前の1845年、イギリス海軍は大西洋からカナダの北を回って太平洋へ抜ける「北西航路」を開拓するため、北極探検のエキスパートを結集した大規模な遠征隊を派遣した。隊長は北極探検の英雄であるフランクリン卿で、靴を食べて餓えをしのぐほど壮絶な困難を乗り越え奇跡の生還を遂げたことから「靴を食った男」のと異名を奉られていた。また、探検隊が乗る軍艦エレバスとテラーは、南極探検にも用いられた優秀艦で、当時としては最新鋭の装備を誇っていた。 しかし、フランクリン隊は出発から3年たっても帰還せず、多くの艦船を動員した十数年に渡る大規模な捜索が行われた。その結果、フランクリン卿を始めとする129名の隊員は、全て死亡していた事が明らかになったのである。 フランクリン隊をのせていた軍艦エレバスとテラーは沈没し、残念かつ不可解なことに隊員はメモなどをほとんど残さなかったため(当時の極地探検においては、機会を見て要所にケルンを積み、メモなどを残すのが一般的であった)、彼らがどのような経路をたどり、いかにして全滅に至ったのか、詳細は今もなお謎とされている。しかし、遠征の初期段階で病死し、埋葬された隊員の墓碑銘と、捜索の過程で発見された2通のメモにより、断片的ながらもその足取りは一部判明している。 それらの情報によると、まずフランクリン隊は1845年の7月に捕鯨船と遭遇した後、永久流氷の限界近くまで北上、再び南下してカナダ北極圏のビーチェイ島へ上陸、翌46年の4月までは同島で越冬している。ビーチェイ島にはメモなどの記録が残されていなかったものの、病死した隊員3名の墓があり、それぞれの墓碑には1846年1月1日と4日、同年4月3日と記されていた。 墓碑銘の日付は、無補給での遠征を始めてからわずか半年、まだ食料も十分な最初の越冬地で早くも病死者を出していたことを示していた。それは、北極圏の野外活動に関する技術や知識が発展途上だった19世紀とはいえ、いささか異常な事態であった。 近年に行われた埋葬遺体の調査によって、直接的な死因は肺炎などの呼吸器疾患と判明したが、それとは別に極めて興味深い情報が得らられた。遺体からは、通常で考えられないほど高い濃度の鉛が検出され、隊員は生前に「鉛中毒による精神的、肉体的に深刻な問題を被っていた可能性がある」と考えられたのである。つまり、隊員はなんらかの原因で長期的かつ恒常的に鉛を摂取してしまい、探検の初期段階にもかかわらず健康を害していた可能性が高いのだ。 なぜ、隊員は長期的かつ恒常的に鉛を摂取してしまったのか? 謎をとく鍵は、皮肉にもフランクリン隊が持ち込んだ当時の最新技術にあった…。(続く)
-
ミステリー 2014年09月30日 15時30分
「鼻」の次は「頭部」!? バラバラになった浮遊霊の写真発見か?
こちらの写真は2014年9月20日に山口敏太郎事務所が紹介した不思議写真「高校生の肩に写った謎の顔」の続編ともいうべき写真である。 「高校生の肩に乗った謎の顔」は仲の良い高校生ふたりの間に「鼻だけ」の謎の人物が写ってしまった写真であり、撮影者および写っている男性二人共「(鼻だけの人物に)見覚えがない」と語っていた写真である。 今回の写真であるが中央あたりにご注目いただきたい。左側に前回登場した色の黒い男性、右側にねずみ色のシャツを着た男性が写っているのだが、シャツを着た男性の腕部分に肌色の謎の物体が写りこんでいるのがおわかりだろうか。 肌色の謎の物体は特徴的なものこそ写ってはいないが、人間の顔のようになっており、額や眉、頭髪のようなものが写りこんでいるように見える。目鼻は写っていないため、どのような顔なのかはわからないが、写真で見る限りは女性というよりは男性のように見える。前回、撮影された鼻だけの人物と何か関係があるのだろうか? この写真が撮影された場所および時間であるが前回ご紹介した「謎の顔」と同じ場所かつほぼ同じ時間帯に撮られたものであるという。 前回の記事でもご紹介したようにこの場所は神奈川県にある某施設の宿舎で、かつては旧日本軍の弾薬倉庫でもあった場所でもある。 そのため前回の記事では撮影された顔は弾薬庫の事故で亡くなった高校生(と同じ年ごろ)の霊だったのではないかという推測を立てた。 一種の地縛霊(建物が無くなってもその場に居座り続ける霊の一種)かと思われるが、前回は鼻、今回は額、とバラバラではあるが人間の形をしており、徐々にではあるが全貌が明らかになっている点が興味深い。 残された写真は今回の2枚のみであるが、別の写真には目や口、その他のパーツが写りこんでいる可能性が高い。 現在、山口敏太郎事務所は残された写真の再調査および他に撮影された写真がないかのリサーチを行っている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年09月27日 17時59分
東京都内の公園に大天狗の顔が現れた?
右の写真は映画『土佐の一本釣り』などで知られる俳優の加藤純平氏がサイクリング中に撮影した不思議写真の1枚である。 深い緑の森にいくつもの竹が高くそびえ立つ幻想的な一枚であるが、この写真にはなんと「妖怪」の姿が写し出されているという。 写真の左下部分にご注目いただきたい。なんと赤い体をした天狗のような物体がギロリとこちらを向いているように見える。 高い鼻、不機嫌そうな目とへの字口は我々がよくイメージする天狗にそっくりである。果たしてこいつの正体は伝説の妖怪、天狗なのだろうか。 改めて検証してみよう。 この写真は前述の通り加藤氏がサイクリング中に撮影したものである。場所は東京都目黒区の西郷山公園である。「西郷」の名が示す通り、この公園は西郷隆盛の実弟である西郷従道がかつて別邸として住んでいた土地である。 この地には残念ながら天狗など妖怪の伝承は残ってはいないが、この地には昭和の初期に赤ん坊にまつわる痛ましい事件が起こっている。それが「目黒もらい子殺し」である。 「目黒もらい子殺し」は昭和8年に西郷山公園で発生した乳児の死体遺棄事件で養育費目的に引き取った子供を事故に見せかけて次々に殺害し、20体あまりの遺体を西郷山公園に埋めていた、という事件である。 そのためか、この地では夜になると「赤ん坊の声が聞こえる」という怪談話が今も残っている(余談ではあるが稲川淳二氏はこの西郷山近辺の生まれであり「夜になると近づいてはいけない」ときつく親に言われていたという)。 今回撮影された天狗は上記の事件とは関係がないと思われるが、西郷兄弟が生まれ育った鹿児島県には「テンゴヌカミ」という天狗の伝承などが残っている。 天狗は古来より日本では神として崇められており、天狗を祀る神社なども数多い。鹿児島にももちろん天狗の信仰は数多く残っており、地酒なども発売されている。 もしかすると、熱血漢だった西郷従道は死後、大きな天狗となり二度とあの悲劇を繰り返さないようこの公園を見守っているのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2014年09月24日 15時30分
極地探検史上最悪の悲劇。フランクリン隊全滅の謎?(1)
さる2014年9月9日「フランクリン探検隊の船を発見」なる、カナダ発のニュースが全世界に配信された。翌日には日本のメディアも記事を配信したが、フランクリン探検隊という、日本では聞き慣れない存在と、その背景については、残念ながらあまり踏み込んだ解説がなされなかった。フランクリン探検隊とは、イギリス海軍が19世紀半ばに派遣した調査隊で、大西洋からカナダの北を回って太平洋へ抜ける「北西航路」を開拓する事が目的だった。しかし、隊長のジョン・フランクリン海軍大佐をはじめとする総勢129名の隊員は、乗っていた2隻の軍艦とともに北極圏で姿を消した。そして、多くの艦船や探検家が十数年にわたって探検隊の行方を追った結果、隊員は全て死亡していた事が明らかとなったのである。 フランクリン探検隊は北西航路開拓史上最悪の悲劇であり、同時に最大の謎を残したとされる。そして、現在でもなお多くの人々が謎の解明を試みる、非常に興味深い歴史的事件なのだ。 まず、フランクリン探検隊は北極探検の経験者を多数含む海軍の精鋭からなる、非常に大規模な探検隊であった(当初は134名だったが、途中で5名が任を解かれて帰国した)。彼らが乗った2隻の軍艦、エレバスにテラーは1839年から1843年にかけて南極での探検調査にも用いられており、船体は流氷にも耐えうるよう補強されていた他、蒸気機関を始めとする当時最新鋭の装備が施されていた。さらに、探検隊はやはり当時最新鋭の保存食である「缶詰」を大量に用意し、無補給でも数年間の遠征が可能となっていたのである。 そして、なにより探検の成功を約束しているかのように思われたのが、隊長であるジョン・フランクリン卿の経験と輝かしい実績だった。ジョン・フランクリンは1820年代に北極圏を3回も探検しており、特に1819年から22年にかけての遠征では20名の隊員から9名もの死者を出すほどの難行だった。ところが、イギリスではむしろ途方も無い困難を乗り越えた勇気の男として評価され、飢餓のあまりに長靴の革を食べようとしたことから「靴を食った男」とも呼ばれるようになっていた。そして1825年にはカナダ最長のマッケンジー川を探検し、名声を確固たるものとしていたのである。 探検隊は1845年にイギリスを出発し、途中のグリーンランドで数名の隊員を帰国させた後、カナダ北部で捕鯨船と遭遇したのを最後に消息を絶った。そして、大規模な捜索の結果、冒頭に述べたように悲惨な最後を迎えていたことが明らかとなったのである。 そして…。 フランクリン探検隊は、北極圏のどこで全滅したのか? フランクリン探検隊は、いかなる理由で全滅したのか? フランクリン探検隊は、どのような最後を迎えたのか? これらの謎が残されたのである。
-
-
ミステリー 2014年09月23日 16時00分
正体は「ろくろ首」? リアル「ワンピース」? お祭りに起こった怪異!
右は山口敏太郎事務所に保管してある不思議写真の一枚である。この写真は山口敏太郎の実弟の友人から譲り受けたものであるという。 駐車場と思わしき薄暗い建物に数人の男性が太鼓を抱えて踊っている。赤い服装から見て演目は沖縄の伝統芸能「エイサー」と思われる。 さて、この写真の右上部分に注目していただきたい。なんと黄色い巨大な物体がにょっきりと空に向かって伸びているのだ。 黄色い物体は一直線上にかなりのスピードを持って伸びているようにも見え、黄色い色はまるで人間の首か腕を彷彿とさせる。 人間の体が伸びる妖怪といえばご存知「ろくろ首」を彷彿させるが、漫画『ワンピース』に出てくる「ゴムゴムの実の能力者」の必殺技のようにも見える。 この写真が撮影された経緯について説明しよう。これは今から10年以上前に某所で行われたイベントで撮影されたものである。 持ち主によるとこの写真が撮影されたときは持ち主の親戚が病気で入院しており、お見舞いのあととこの地で行われたお祭りに参加していたときに撮影されたものだという。 最初は光が写りこんだものと思っていたが、写真からただならぬ気配を感じ、山口敏太郎のもとへ譲ったとされている。 さて、この巨大な物体の正体であるが、やはり霊道のような霊の通り道だった可能性が高い。エイサーはもともとお盆に先祖の供養として踊られる伝統芸能で、先祖の霊を導く役割も持っている。そのため、この巨大な物体は先祖の霊が現世に戻ってくるための通り道であるという仮説が立てられる。 考えてみれば我々はお盆時にどのような形で先祖の霊がやってくるかわからない。 もしかすると先祖の霊は「ろくろ首」のように首だけ伸びたり、『ワンピース』のように腕だけ伸びたりして自宅に戻ってくるのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー
鎌倉に出現したUFO その目的は!?
2007年09月18日 15時00分
-
ミステリー
9・11世界同時爆破テロ陰謀説に新展開
2007年09月11日 15時00分
-
ミステリー
月覇権戦争
2007年09月04日 15時00分
-
ミステリー
アラブマネー熱海へ
2007年08月29日 15時00分
-
ミステリー
あのIT長者は忍者の末裔
2007年08月22日 15時00分
-
ミステリー
旧日本軍消えた3兆円、そしてM資金
2007年08月15日 15時00分
-
ミステリー
外国の怨霊は日本語が分からない!?
2007年08月08日 15時00分
-
ミステリー
エジプトに好戦的UFO襲来!?
2007年08月01日 16時00分
-
ミステリー
心霊スポット見学に警告
2007年07月25日 16時00分
-
ミステリー
富士山噴火の可能性
2007年07月18日 16時00分
-
ミステリー
米国ペンタゴンが超能力開発プログラムを完成
2007年07月10日 16時00分
-
ミステリー
日本の某企業 UFO開発中!?
2007年07月04日 16時00分
-
ミステリー
飛行機の乱気流事故 実はスカイフィッシュのしわざだった!?
2007年06月27日 16時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分