阪神
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スポーツ 2021年07月13日 15時30分
阪神・矢野監督の涙に心配の声「精神崩壊してない?」 劇的勝利後のインタビューが物議、相次ぐ逆風への苦悩は深刻か
12日に行われた阪神対DeNAの一戦。「4-3」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神・矢野燿大監督の涙だった。 同戦の阪神は先発・青柳晃洋が「7回3失点(自責1)・被安打4・与四球4」と粘りの投球で試合を作るも、打線が1点も奪えないまま最終回へ。ただ、最終回2死一、三塁から近本光司、糸原健斗、マルテの3者連続タイムリーで同点に追いつくと、なおも2死一、三塁のチャンスで大山悠輔がタイムリーを放ち劇的なサヨナラ勝ちを収めた。 試合後、監督インタビューに臨んだ矢野監督は9回のサヨナラ劇について感想を求められたが、「苦しかったですけどね、本当に一人一人が…」と口にしたところで言葉を詰まらせる。これを見たインタビュアーが「目が潤んでいるように見えますが?」と聞くと、矢野監督は「ちょっと待ってください」と一旦インタビューを中断した。 目を赤らめた矢野監督はその後、5秒ほど無言で前方を見上げて間を置いた後にインタビューを再開。「いやもう、全員の気持ちだと思います」と、チーム全員が最後まで諦めなかったことがサヨナラ勝ちにつながったと語った。 >>巨人・高橋を阪神・矢野監督が酷評?「負け犬の遠吠えでしかない」無得点敗戦後のコメントにファン呆れ<< 矢野監督の号泣インタビューを受け、ネット上には「サヨナラ勝ちしたのはいいけど矢野監督の様子が不安、明らかに精神崩壊してない?」、「昨日一喜一憂しないって言ってたのに、もう忘れるくらい追い込まれてるのか?」、「このところ急失速やサイン盗み騒ぎと色々あったし、『このまま低迷したらどうしよう』って思いつめてたのかな」、「敗戦濃厚のところからサヨナラ勝ちしたから、喜びとか安堵とか様々な感情が入り混じったんだろうな」と心配の声が寄せられている。 「矢野監督は敗北を喫した前日11日・巨人戦後の監督インタビューで『俺らは一喜一憂で戦うことはない』と、現時点ではまだ勝ち負けを特に意識してはいないと強調。ただ、翌日の試合では一転して感情的な姿を見せたため、『昨日の言葉は何だったんだ』と驚いたファンは多いようです。阪神は12日終了時点で首位に立っているものの、最大8ゲーム(6月18日時点)あった2位巨人との差は2ゲームまで縮小。また、6日・ヤクルト戦では二走・近本がサイン盗みをしているのではと疑われるなど思わぬ騒動にも見舞われています。そのため、矢野監督は相次ぐ逆風で苦悩を深めている中、選手たちが最後まで諦めずに試合をひっくり返した姿を見て感情が抑えられなくなってしまったのではないでしょうか」(野球ライター) インタビューの最後に「今日みたいな感動できるような試合が毎日できるわけじゃないですけど、そういう思いで僕たちは戦ってるので一緒に頑張ってもらえたらなと思います」と、再び声を詰まらせながらファンに呼びかけた矢野監督。2005年以来のリーグ優勝に向けた戦いには想像以上の重圧が生じているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月12日 17時00分
巨人・高橋を阪神・矢野監督が酷評?「負け犬の遠吠えでしかない」無得点敗戦後のコメントにファン呆れ
11日に行われた阪神対巨人の一戦。「1-0」で巨人が勝利した試合後、阪神・矢野燿大監督が口にしたコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 問題となっているのは、同戦に先発した巨人・高橋優貴へのコメント。この日の高橋は阪神打線に対して「7回無失点・被安打1・与四球1」と好投を見せ、得点圏への進塁も3回裏の1度しか許さず。「9回1失点・被安打4・与四球0」だった阪神先発・西勇輝に投げ勝ち、セ・リーグ単独トップの9勝目を手にした。 試合後、矢野監督は完投負けを喫した西については「今年一番よかったんじゃないかな」と擁護。ただ、阪神打線をほぼ完ぺきに抑え込んだ高橋に対しては「今日も向こうがすごく良かったというふうには見えない」と、付け入るすきがないわけではなかったとの見解を示した。 矢野監督の発言を受け、ネット上には「確かに今日の高橋に数字ほどの絶望感は無かったような気はする」、「西は相当頑張って投げてたから何とか勝ちがついてほしかったな」、「高橋本人は『真っ直ぐに力が無かった』って言ってたし、そこを狙い打ちすればまだやりようはあったのでは」といった反応が寄せられている。 一方、「ほぼ完ぺきに抑えられたのにこの言い分は負け犬の遠吠えでしかない」、「その良くなかった投手に封じられたってことは何も対策を行っていなかったのか?」、「今日も含めてずっと好き放題されてるのに何を言ってるんだ」という苦言や批判も複数見受けられた。 「阪神打線を手玉に取った高橋ですが、この日の最速は143キロと今季ワーストタイ。また、全82球のうち47球が変化球でした。矢野監督は高橋の直球が走っていなかったことから、状態は良くなかったという感想を抱いたのかもしれません。ただ、その高橋から変化球で10個のアウト(全21アウト中)を奪われるなど阪神打線が翻弄され負けたこと、今季の高橋が11日の試合を含めて『4登板・4勝0敗・防御率1.08』と阪神相手に全勝していることなどから、高橋への酷評は負け惜しみにしか聞こえないと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 11日の試合に敗れ、2位巨人に1.5ゲーム差に迫られた首位阪神。今後の優勝争いでも難敵となることが濃厚な高橋に対してどのような対策をとっていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月12日 11時25分
阪神の前半戦首位ターンは絶望的? 誤算続きで巨人に負け越し、矢野監督の目論見の行方はヤクルト次第か
前半戦最後のTG決戦は、見応えのある投手戦となった。エース・西勇輝での敗戦は矢野燿大監督にとって、「計算外」であり、次節のDeNAとの3連戦(7月12日~)では総力戦を仕掛けなければならなくなった。 「矢野監督は交流戦以降、勝ち星の計算をしていました。『あと何勝すれば、首位で前半戦を終えられるか』という…。前半戦最後の巨人3連戦は絶対に勝ち越したいと思っていました」 関西圏で活動しているプロ野球解説者がそう言う。 2位巨人とのゲーム差が縮まったため、「追いかけられる側の緊張感」も増してきたのだろう。西を先発マウンドに送った3連戦最後の試合は「1安打、0対1」で敗れた。もし勝利していたら、その時点で“首位ターン”は確定した。前半戦首位が確定すれば、球宴・五輪の中断期間を安心して調整に充てられる。そう思ったそうだ。 「巨人にひっくり返されて中断期間に入れば、チームは重苦しい雰囲気のまま、過ごすことになります」(前出・プロ野球解説者) 前半戦終了まで、阪神はDeNAと3試合。巨人はヤクルトとの2試合を残している。阪神がDeNAとの3連戦を2勝1敗で勝ち越せば、勝率6割5厘。巨人はヤクルトに連勝しても届かない。巨人の連勝が条件となるが、DeNAから2勝できなかった場合は、首位陥落となる。 首位ターンの勝率の計算を内々にしていた矢野監督は「ヤクルトよ、代わりに巨人を叩いてくれ」の心境だろう。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 「矢野監督の采配が裏目に出ています」(前出・同) 第2戦、第3戦の試合後、そんな声も多く聞かれた。 「第2戦の敗因は打順を変えたこと。不振で(前節のヤクルト戦まで)7番に下げていた大山悠輔を4番に戻しました。その大山が4番の務めを果たせなかったのも敗因の一つ」(ベテラン記者) 打順を下げられ、大山は復調の兆しも見せていた。同試合後、矢野監督は「あの打順(4番大山)が一番良い」と記者団の質問に答えていたが、要は立ち直るきっかけを与えたものの、その温情が裏目に出てしまったわけだ。 そして、エース西で落とした第3戦。8回裏の攻撃で、矢野監督は8番・中野拓夢に代打を送らなかった。その時、巨人のピッチャーは左腕・大江。「二死走者ナシ」だったが、9回裏の攻撃があるとしたら、上位打線に回る。代打陣を起用する場面は、佐藤輝明、梅野隆太郎が打ち取られた後の「8番・中野」の場面しかなかったのだ。 「結果、阪神は『1安打完封負け』。3回裏に出たヒット1本だけ。その1本を打ったのが中野でした。それで、代打起用をためらったようです」(前出・同) 結果論だが、巨人3連戦に負け越したのは、矢野采配が裏目に出てしまったからとも言える。阪神の首位ターンが決まれば、13年ぶりだ。球宴・五輪の中断期間は、矢野監督もリフレッシュできればいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月10日 11時00分
阪神・近本、疑惑の行動は去年も? 矢野監督と審判団が大喧嘩、メディアも巻き込まれたまさかの大騒動
6日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「5-1」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神・近本光司を巡る“サイン盗み疑惑”だった。 問題となったのは、「4-0」と阪神4点リードの5回表2死一、二塁での近本の行動。二塁からリードを取っていた近本は、ヤクルト先発・田口麗斗の投球直前に何度か左手を横に伸ばした。これを見ていたヤクルト三塁手・村上宗隆は審判員に対し、近本が打席の佐藤輝明に左手で、捕手が構えたコースを伝達しているのではとアピールした。 すると、村上の指摘を聞いて阪神・矢野燿大監督はヤクルトベンチに向かい「絶対やってないわボケアホ!」とどなり、ヤクルト・高津臣吾監督も「じゃあ動くなやオラァ!」と言い返すなど両軍一触即発の状態に。そのため、審判は試合を中断して両監督を本塁後方に呼び協議。協議は1分ほどで終わり、その後試合は再開された。 >>バレンティンと矢野監督のバトルにヤクルト選手が爆笑! コーチの制止も無視? 上田氏が“飛び蹴り乱闘”の裏話を暴露<< 7日にセ・リーグ側が「サイン盗みがあったとは思っていないが、紛らわしい行為はないに越したことはない」と阪神側を注意する形で決着したこの一件を受け、ネット上には「あれだけシュッシュ動かしてたら疑われても仕方ない」、「近本はもちろん、暴言言い合ってた両監督も反省してほしい」といった反応が寄せられた。一方、「近本は去年も怪しい行動で物議を醸してたな」、「また近本きっかけで矢野監督が激怒したのか」というコメントも見られた。 今回の騒動を伝える報道では、近本はベースとの距離や帰塁のタイミングを計るために、以前から左手を伸ばしていたと伝えられている。この行為が誤解を招いたことが騒動の引き金となった形だが、昨季も近本は試合中の不審な行為で騒ぎを起こしている。 騒動が起こったのは、2020年9月26日に行われたヤクルト戦。「1-2」と阪神1点ビハインドの8回表開始前、矢野監督は投手交代を告げようと審判団に近づいた。すると、審判の1人から言葉をかけられ、次第に口論に発展。口論は約5分にわたって続いたが、この時点では矢野監督と審判団が何を巡って言い争っているのかは分からなかった。 ただ、「1-2」で阪神が敗れた試合後、8回裏の口論の原因が7回表の近本の行動にあったことを複数メディアが報じる。この回は2死一塁から相手のエラーの間に本塁に突入した一走・小幡竜平へのアウト判定に対し、矢野監督がリクエストを要求。この間、次打者の近本は本塁後方で待機していたが、審判団は近本がバックネット裏の方向を振り返る様子を見て、ネット裏の記者から何らかの情報を得る違反行為を行ったのではと疑ったという。 これを受け矢野監督はあらぬ疑いをかけられたことに加え、審判団が時間差で指摘したことから「そんなことするわけないでしょ!」、「(事実確認は)終わってからやればええやないか!」とヒートアップ。試合後も怒りは収まらず、審判団に再度「疑われる行動があったなら申し訳ありません。でもなんで試合中に言う必要があるのか」と抗議したという。 ただ、その後セ・リーグ側が事実確認したところ、記者席でモニターを見ていたある記者が両手を左右に広げながら口にした「セーフ」という言葉が、換気のため窓が開いていたこともあり思いかけず近本の耳に入ってしまったことが判明。そのため、セ・リーグ側は近本、記者の双方に他意はなかったと判断して阪神側に謝罪。審判団も阪神や当該記者に謝罪して騒動は沈静化した。 今回も前回も“シロ”と結論付けられているものの、物議を醸す行動が相次いでいる近本。本人は真面目な性格と伝えられているため、疑惑の行動が頻発することを不思議に思っているファンも少なくないが、今後は今まで以上に注意して試合に臨む必要があるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月09日 17時00分
阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も
8日に神宮球場で行われた阪神対ヤクルトの一戦。「6-5」で阪神が勝利したこの試合で、一部阪神ファンがとった行動がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-3」と阪神1点ビハインドで迎えた8回表無死であった行為。1点を追う阪神は先頭・糸原健斗が左中間にアウト性のフライを打ち上げる。だが、落下地点に入ったヤクルト左翼・青木宣親は降りしきる雨の影響からか、この打球をグラブに当てながら落球。この間に糸原は二塁まで進塁しチャンスを演出した。 この場面について現地で観戦していた複数のヤクルトファンは、阪神ファンが多数を占めるレフトスタンド側から青木へのコールが発生していたとして「あり得ない」、「不快」という言葉と共にネット上に投稿。その中の何人かは動画もアップしているが、そこにはエラー後の青木がうつむきながら守備位置に戻る中、レフトスタンド側からメガホンをたたく音と共に「青木! 青木!」とコールが上がる光景が。他にも言葉を叫んだのかは不明だが、周囲のヤクルトファンは青木のことをばかにしていると感じたようだ。 この一部阪神ファンの行為を受け、ネット上には「中継だと分からなかったけど、現地ではそんな民度の低い行為が行われてたのか」、「相手のミスを大声で煽るとか本当に神経を疑う」、「自軍の応援じゃなく、相手を煽るために大声禁止のルールを破るって本当にどうかしてる」、「真面目にルール守ってるファンからしたらたまったもんじゃない、頼むから今後一切観戦に来ないでくれ」といった苦言や批判が殺到している。 >>甲子園の審判団に「阪神をひいきするな」ヤクルトファン激怒 藤浪ら死球連発の犠牲に? 今季初の警告試合宣告に反発相次ぐ<< 「現在神宮球場をはじめとした各球場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため観戦中に大声を出すことは禁止されています。球場内でクラスターが起こると有観客開催が取りやめになるリスクもありますので、今回のコールにファンから猛バッシングが起こるのは当然ともいえるでしょう。なお、こうした行為に対しては球場内の警備員が注意、目に余る場合は退場の措置を取ることが一般的ですが、コールした阪神ファンらが何らかの措置を受けたのかどうかは定かではありません」(野球ライター) 一部からは「ヤクルトを含めた他11球団は今後阪神ファンだけ球場から締め出せ」という過激な要望も挙がっている今回の一件。両球団や神宮球場側は特にコメントを出してはいないが、今後何らかの反応を見せることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月08日 11時35分
阪神・矢野監督にサイン伝達疑惑の影響か 試合後に見せた“らしくない”態度、近本にもトラブルの後遺症?
「伝達疑惑」の後遺症だろうか。矢野阪神が敵地・神宮球場で迎えた東京ヤクルトとの第14回戦(7月7日)を落とした。敗因は“らしくない”試合運びである。 初回の阪神の攻撃だった。1番・近本光司外野手がレフト前ヒットを放つ。一塁に走る近本は雄叫びを挙げていた。感情を露わにする場面ではない。試合を決める決勝打ならともかく、「昨夜のトラブル」を払拭できていないと感じた関係者は少なくなかった。 >>阪神・佐藤の5三振は「名誉ある記録」? 里崎氏が批判の声に反論、ライバル選手と比較するファンも<< 「次打者の糸原の打席の間、二塁に進みました。スタンドのファンもちょっとざわつきました。近本は両拳を膝の上に置いていました」(スポーツ紙記者) 昨夜の同カードで、二塁走者・近本が左腕を動かし、「相手バッテリー間で交わされたサインを味方バッターに伝えているのではないか」と疑われた。試合前、セ・リーグ幹部職員が改めて「紛らわしい行為はしないように」と、阪神球団に注意していた。しかし、それで一件落着とはならなかったようである。 まず、昨夜の試合後のことだ。矢野燿大監督は共同会見に応じ、試合を総括した。当然、伝達疑惑のことも質問しなければならなかった。矢野監督は紛らわしかったことは認めたが、サインの盗み見は完全否定していた。 普段は聞かれたことに対し、淡々と応えていたが、この時は違った。約3分、一方的に喋り続け、話がいったん途切れると、さらに「だから冷静になって思うと…」とまた喋り始めた。最後に「もういい?」と、記者団に念押しまでしていた。 その“らしくない”様子は、この7日の試合でも続いていた。 4対4の同点で迎えた8回裏、矢野監督がコールしたリリーフ投手は齋藤友貴哉。「勝利の方程式」の一角である岩崎優を温存し、それが裏目に出てしまった。 「数日前、球宴休みを見越して、リリーフ陣にちょっと無理をしてもらうようなことも言っていたんですが」(在阪記者) 代役の齋藤が期待に応えられなかったのは結果論だが、こんな指摘も聞かれた。「岩崎、スアレスの両方とも出場登録されています。最初から投げさせる予定がなかったのなら、投手をいつもよりも多く登録しておくなど準備をしなければ…。いつもの矢野監督は用心深いんですが」(プロ野球解説者) 4回、佐藤輝明選手に20号アーチが出て同点に追いついた。佐藤にホームランが出て、打線が勢いづかなかったのも、いつもの阪神らしくなかった。 先発はソフトバンクから途中加入の二保旭投手。試合前、阪神ベンチには「二保投手が勝てますように みんな」と書いた七夕の短冊が貼られていた。新加入選手を気遣う優しさである。阪神は結束力の高いチームだが、昨夜のモヤモヤも全員で抱えてしまったのだろうか。 神宮球場の周辺は東京五輪の関係で一部道路が通行止めとなり、ファンは最寄り駅まで遠回りをさせられている。交流戦明けに失速した阪神に重なって見えてくる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月07日 13時25分
元阪神・藤川氏、引退の松坂に「心が落ち着いた時にまた改めて…」 苦悩の末の決断に複雑な心境吐露、他OBからも惜しむ声相次ぐ
これまで西武(1999-2006,2020-)、ボストン・レッドソックス(2007-2012)、ニューヨーク・メッツ(2013-2014)、ソフトバンク(2015-2017)、中日(2018-2019)でプレーし、日米通算で「376登板・170勝108敗3ホールド2セーブ・防御率3.53」という数字を残しているプロ23年目・40歳の松坂大輔。7日、その松坂が今季限りで引退することを西武が発表した。 球団はこの日、公式サイト上で「松坂投手は今シーズン限りで現役を引退することとなりました。本件につきまして、会見の日時などは現時点では決まっておりません。決まり次第、お知らせいたします」と発表。また、「大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います」という渡辺久信GMのコメントも掲載されている。 引退を伝える報道によると、松坂は右手のしびれを和らげるため昨年7月5日に受けた「脊椎内視鏡頸椎手術」からの回復が思わしくなく、特に中指はほとんど感覚がなくなっていたとのこと。今年5月のブルペン投球では右打者の頭部付近に球が抜けたといい、その後の治療でも改善の兆しが見えなかったことから、今月7日までに渡辺GMに引退を申し出たという。 >>西武・松坂、引退後の指導者転身は拒否? 渡辺GMはアドバイザー職打診で流出阻止の構えか<< 松坂の引退を受け、現役選手や複数の球界OBが自身のツイッターを通じコメントしている。中日・又吉克樹は、「引退報道が出てびっくりです 短い間でしたが松坂さんと、一緒に野球をやれたのは人生の宝物です」と投稿。2018~2019年にかけ共にプレーした松坂に感謝を述べた。 元巨人・上原浩治氏は、「ついに来たか…誰もがいずれ引退はするけど、やっぱり寂しいなぁ 解説者、メディアの立場から、現役の大輔のピッチングを見たかった 周りからの目、手術など、想像が出来ないくらい大変だったと思うね 高卒、大卒で立場が違うって思いながら、いろいろ比べられたなぁ おつかれ!」とコメント。1998年ドラフトで1位指名を受けた者同士として、周囲から比較された日々を振り返りつつ、今季まで現役を続けた松坂を労った。 松坂と同じ1980年度生まれ、いわゆる“松坂世代”の1人である元阪神・藤川球児氏は、「松坂選手の引退については 彼の心が落ち着いた時にまた改めて、、」と投稿。心身両面で万全ではない松坂の心情を思いやった。 松坂の決断を受け、ネット上にも「高校時代からずっと応援してた選手の引退は寂しい、本当にお疲れ様でした」、「甲子園春夏連覇、ルーキー最多勝(16勝)、WBC連続MVP(2006,2009)と伝説的なキャリアだったと思う、今まで楽しませてくれてありがとう」、「今の状態がどうかは分からないけど、最後にもう1度一軍で投げるところを見たい」といった反応が寄せられている。 球界に大きな衝撃をもたらしている松坂の引退。具体的日時は不明だが開催は濃厚な引退会見の席上で、本人はどのような言葉を語るのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について埼玉西武ライオンズの公式サイトよりhttps://www.seibulions.jp/又吉克樹の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/mata11katu上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara藤川球児氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2021年07月06日 20時45分
阪神・佐藤の5三振は「名誉ある記録」? 里崎氏が批判の声に反論、ライバル選手と比較するファンも
野球解説者の里崎智也氏が5日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で里崎氏は、7月2~4日に行われたプロ野球の試合についてカードごとに解説。2日の中日対ヤクルト戦で中日側に見られた拙攻や、4日の日本ハム対ソフトバンク戦で目に付いた日本ハム守備陣のミスなどを語った。 その中で里崎氏は、4日・阪神対広島戦で阪神・佐藤輝明が1試合5三振を喫したことに言及。1試合5三振は史上19人目、セ・リーグの新人野手では初の記録(セ投手とパ・リーグ選手を合わせると史上3人目)だったため、ファンからは状態を危惧する声も少なからず挙がっている。 >>阪神・佐藤に低迷の危険信号が点灯?「今後他球団もやってくる」谷繁氏が指摘、中日バッテリーが見せた攻略法とは<< ただ、自身も記録保持者である里崎氏は「1試合5三振はすごいいい記録なのよ、逆に言うと」と恥ずべき記録ではないと主張。「なぜかというと、4三振も連続でしてるのに代打を出されてない(から)。すなわちベンチから信頼(されている)、認められているということ」と、佐藤が4三振を喫してもベンチに下げられないのは信頼を得ている証だと指摘した。 里崎氏は続けて、「(一部のファンは)不名誉な記録とか言ってるけど、名誉ある記録よ。(試合に)出続けてるんだから、普通代えられるよ?」とコメント。代えられずに5三振を喫するまで起用されたことは誇るべきことだと語った。 里崎氏の発言を受け、ネット上には「5三振なんて情けないと思ってたけど、里崎さんの言葉を聞いて悪くないと思えるようになった」、「まだ前半戦の段階で、1年目のルーキーが首脳陣に我慢させるほど信頼を得ていると考えたら喜ぶべきことだな」、「数字がついてきている現段階なら特に問題は無い、いくら三振してもいいからこの調子でフルスイングを続けてほしい」といった反応が寄せられている。 同時に、「それだけバットが振れてるってことだからいいのでは、村上だって三振しながら打ちまくってたわけだし」、「村上は三振気にせず振り回した結果成績がついてきた、佐藤もそれぐらいの大物になってくれるだろう」、「今のとこは村上ルートを辿ってるから、変に当てようとか考えずにこのままバットを振ってくれ」と、ヤクルトのプロ4年目・21歳の村上宗隆を絡めたコメントも複数見受けられた。 「ファンが名を挙げている村上は2019年に『184個』、2020年に『115個』と2年連続でセ・リーグ最多三振を喫しています。一方で2019年は『.231・36本・96打点』をマークし新人王に輝き、2020年は『.307・28本・86打点』と打率3割をクリアし最高出塁率(.427)のタイトルも獲得しました。そのため、4日終了時点で『109個』と三振ランキングを独走している佐藤も、シーズンが終われば村上のような好成績を残してくれるだろうと前向きに考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 4日終了時点で「.270・19本・48打点」と早くも20本塁打に王手をかけている佐藤。三振と同時にこうした打撃成績も伸ばしていくことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2021年07月02日 17時00分
ソフトB、中谷のトレード獲得に疑問「外野は人足りてるのに」 不可解補強の裏にある深刻な課題とは
2011年のプロ入りから阪神でプレーし、昨季まで「423試合・.230・37本・136打点・231」をマークしたプロ11年目・28歳の中谷将大。2日、その中谷が交換トレードでソフトバンクに移籍することを阪神が球団公式サイト上で発表した。 >>巨人・ビエイラが敵打者を挑発?「煽ってるとしか思えない」阪神ファン激怒、巨人ファンからは“過剰反応”と反論も<< 球団公式サイトによると、中谷はソフトバンクのプロ13年目(2009-2012途中までは育成)・31歳の二保旭と交換トレードされたとのこと。また、「入団してから11年間タイガースにお世話になり、本当に感謝の気持ちしかありません。福岡ソフトバンクホークスに移籍しても、成長し、元気な姿を1人でも多くの方に届けられるように頑張っていきます」という中谷のコメントも掲載されている。 中谷は2017年に「133試合・.241・20本・61打点・99安打」と20本塁打をマークする活躍を見せたが、翌2018年から昨季まで3年連続で100試合以下の出場に。今季は二軍で「59試合・.266・5本・26打点・54安打」とまずまずの数字を残すも一軍では未出場だった。 中谷の獲得を受け、ネット上には「20本クリア経験のある中谷がトレードで出されるとは予想外」、「移籍してくる二保も今季は燻ってる(一軍で2登板・0勝1敗・防御率4.76)ようだし、お互いにとって心機一転のいい機会になるのでは」、「2017年の数字を見る限りポテンシャルはあるはず、地元福岡に帰ってもう一花咲かせてほしい」といった阪神ファンの反応が寄せられている。 一方、ソフトバンクファンからは「外野は人足りてるのに、外野手の中谷を獲得したのは意味が分からない」、「一軍に中谷が入る枠は無いように見えるが、フロントや首脳陣は何が狙いなのか」、「レギュラーというよりは、代打の切り札として中谷を欲したようにも思えるな」と、トレードに対する疑問や背景を推測するコメントも複数見受けられた。 「ソフトバンクは現在柳田悠岐、栗原陵矢、真砂勇介の3名が外野のレギュラー格として起用されており、控えとしても長谷川勇也、谷川原健太、佐藤直樹といった面々が一軍に名を連ねています。こうしたチーム状況もあり、外野が本職の中谷を獲得する必要性はなかったのでは考えているファンは少なくないようです。一方、今季のチーム代打打率が『.169』と2割を切っていることから、手薄な代打陣をテコ入れするために中谷に白羽の矢を立てたのではという意見も見られます。なお、中谷はプロ通算で『.341』と3割を優に超える代打打率をマークしています」(野球ライター) 昨季まで4年連続で日本一に輝くも、今季は1日終了時点で「32勝32敗14分・勝率.500」のパ・リーグ3位と苦戦しているソフトバンク。中谷の獲得により、チームの戦いぶりが好転するのかどうかは大きな注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について阪神タイガースの公式サイトよりhttps://hanshintigers.jp/
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スポーツ 2021年07月01日 11時00分
阪神、土壇場で同点もお先真っ暗? 主力打者が軒並み不振も矢野監督はテコ入れの意思ナシか
阪神はメル・ロハス・ジュニア外野手をなぜ昇格させないのか――。 甲子園球場で行われた東京ヤクルトとの第11回戦は、マルテのソロアーチで同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。 「マルテの同点弾が飛び出す数分前まで、敗色濃厚でした。8回表、セットアッパーの岩崎優が打ち込まれ、いったんは勝ち越しを許しました。そのイニングの裏でマルテの一発が出たものの、ゲーム内容は決して良くありません」(プロ野球解説者) >>元阪神・掛布氏、本当は二軍監督をやりたくなかった? 就任までの裏話を明かし反響、「その後の顛末を知ってると複雑」の声も<< 「阪神が引き分けた」との一報が各球場に届けられた時、2位巨人はゲームを終えていた。先発・山口俊の好投に打線が応えられなかったものの、チームの雰囲気は悪くなかった。連勝はストップしたが、山口は8回一死まで「ノーヒットノーランか?」というピッチングに加え、エース菅野の復帰登板も発表されたからだろう。 敗戦ゲームを引き分けに持ち込んだ阪神の士気が高まらない理由は、「不振」。投打ともにここまでチームを牽引してきた主力選手たちが揃って調子を落としているからだ。 「佐藤輝明が打つと盛り上がるんですが。新人にチームの勝敗まで背負わせる状況も良くありません」(前出・同) 試合後の矢野燿大監督は、岩崎や早くも「100三振」に届いた佐藤をかばうコメントに徹していた。 「大山、サンズも調子を落としています」(前出・同) 疑問がある。二軍調整中のロハス・ジュニアを昇格させる話が一向に上がって来ないのだ。打率こそ低いが、30試合109打席で本塁打7と存在感を見せていた。 矢野監督は「(一軍に)上げても使うところがない」(6月18日)と答えていた。21打席ノーヒットの外国人選手の球団ワースト記録を更新した頃とは別人になっていることは報告済のはず。 守備位置で考えてみると、ヤクルトと引き分けた30日のスタメン外野手は、サンズ、近本、佐藤。一塁には同点弾を放ったマルテもいて、確かに「昇格、即スタメン」とはいかないようだが、大山悠輔も4番から外されており、せめて、ロハス・ジュニアを一軍に昇格させておくべきだと思うが…。 「外国人選手の中で、最も年俸が高いのはロハス・ジュニア(推定2億6000万円)。阪神の場合、外国人選手は年俸の高い順に一軍昇格させていくなんてジョークもあるんです。もし、このまま二軍で飼い殺しにするようなことになれば、獲得のために動いた渉外担当者のメンツは丸潰れです」(球界関係者) 球団も会社組織である。配慮しなければならない人間関係がもし本当にあるとしたら、矢野監督の現有戦力で戦おうとする決意は、相当なものだ。「佐藤を育てていく」と決めたのだろう。矢野監督は敗戦の責任を全て負う覚悟のようだ。(スポーツライター・飯山満)
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