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阪神・藤浪が「一番に話を聞きに来た」 山本臨時コーチの証言に「チームOBには従わなかったのに」驚きの声

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藤浪晋太郎

 元阪神でプロ野球解説者の片岡篤史氏が6日にアップしたユーチューブ動画に、ゲストとして出演した阪神・山本昌臨時投手コーチ。その山本氏が動画内で語った阪神・藤浪晋太郎についての話が、ネット上の阪神ファンの間で話題となっている。

 矢野燿大監督のオファーを受け昨年11月の秋季キャンプで臨時コーチに就任し、その後今月の春季キャンプでも引き続き同職を務めている山本コーチ。昨シーズンプロ7年目で初の未勝利に終わった藤浪の復活に向け、精力的に指導を行っていることが各メディアの報道によって伝えられている。

 今回の動画内でも、山本氏は藤浪への指導について言及。具体的には投球時における“腕の通る位置”、“右手首の立て方”、“ストライク先行のカウントの整え方”といった部分を修正していると明かしていた。

 ただ、それ以上に話題となっているのが藤浪の姿勢・態度についての発言。「最初ちょっと警戒というかね、『藤浪君ってどんな子なんだろう?』って(思っていた)。寡黙なイメージがあった」という山本コーチだが、「(就任して)一番最初に話を聞きに来たのは彼」、「こちらが言う(アドバイスする)とちゃんとした答えが返ってくる」、「非常に(投球を)勉強しているなというのは感じた」と、藤浪の積極的な姿勢・態度を高く評価していた。

 この一連の発言を受け、ネット上のファンからは「自分から話聞いてるのか、チームOBには従わなかったのに」、「あの藤浪が他人の言うことを聞き入れているのは意外だな」、「外部コーチの教えなら、しがらみなく受け取れたりするのか?」といった反応が多数寄せられている。

 「藤浪はこれまで“周囲の話を聞かない頑固な性格”であることが複数のメディアによって報じられており、過去には能見篤史やメッセンジャー、江夏豊といった阪神の選手・OBも苦言を呈したとも伝えられています。その気難しい藤浪が山本コーチの指導には素直に従っているという点を、意外だと感じたファンは少なくないようです」(野球ライター)

 現役時代は中日(1984-2015,2016)一筋でプレーし、「581登板・219勝165敗・防御率3.45」といった数字を残して名球会入りも果たしている山本コーチ。昨シーズンを含めここ3シーズンで計8勝と不振にあえぐ藤浪も、もしかしたら「この人の言うことなら」と心を開いたのかもしれない。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA

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