阪神
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スポーツ 2021年04月13日 11時15分
阪神・マルテにまさかの退団説が浮上? 迫りくる大物助っ人の合流、矢野監督の決断次第でチームは暗転か
新型コロナウイルスの影響で来日が遅れていた新外国人選手を、どんな風に合流させるべきか? 好調なチームの方が難しそうである。 「いきなり一軍で使う気であれば、次の巨人3連戦から(4月20日~)でしょう」 横浜スタジアムでの3連戦を終え、本拠地・甲子園球場への移動日に充てられた4月12日、矢野阪神のことが話題になった。「いきなり使うのかどうか」を問われていたのは、4月4日にようやく来日できたメル・ロハス・ジュニア外野手とラウル・アルカンタラ投手のことだ。 「14日間の隔離期間が終われば、すぐにでもゲームに出られる状態だと聞いています。入国前にもしっかりトレーニングを積んでいたようです」(関係者) 15試合を終え、11勝4敗。単独首位に立っている。好調な滑り出しができた勝因も、“外国人選手”なのだ。 「サンズは本塁打、打点でリーグトップを争うほど。先発を任されたガンケルは3勝、防御率も0・96と絶好調です」(在阪記者) マルテも打率こそ低いが、出塁率では3割2分2厘を誇る。守護神・スアレスも目下3セーブで健在だ。外国人選手は5人まで一軍登録ができ、試合出場は4人。現在、矢野燿大監督は4人しか一軍登録していないので、メル・ロハス・ジュニアか、アルカンタラのどちらかを即登録できるが、試合出場させるとなれば、現登録の4人の外国人選手のうち誰か一人を二軍に降格させなければならない。 >>阪神・マルテに「何を考えてるんだ」ファン激怒 好機を潰した“タイム要求”はそもそもルール違反だった?<< こうした現状を指して、「メル・ロハス・ジュニア、アルカンタラをいきなり使うのか?」がプロ野球解説者たちの間でも話題に上がっていたのだが、こんな話も聞こえてきた。 「現一軍登録されている外国人選手の中で、年棒が一番低いのは、マルテ(推定6700万円)。マルテが外されると見ていい。年俸の高い選手から順番に一軍登録されるはず」(前出・関係者) 年俸の高い順に使っていく…。外国人選手の一軍起用の場合、そういう見方もあるそうだ。 確かに、阪神は外国人選手が活躍した年は強い。もっとも、チームが好調なので入れ替えを急ぐべきではないとの声も多く聞かれたが、プロ野球チームも“会社組織”である。矢野監督の意見が通るとは限らないのだ。 「両打ちのメル・ロハス・ジュニアに注目が集まっています。昨季、韓国プロ野球界で本塁打、打点の二冠王になりましたが、『スイッチヒッターの長距離タイプはよほどのことがない限り、どの米球団も絶対に手放さない』と言うんです。致命的な弱点があるのではないか、と」(プロ野球解説者) メル・ロハス・ジュニアは父、大叔父もメジャーリーガーという野球一家に育っており、2017年WBC大会にも出場している。その素晴らしい経歴の持ち主が、なぜ、日本球界まで流れてきたのか、首を傾げる関係者も出始めた。 阪神は自信を持って獲得したが、「弱点」が本当にあるのだとすれば、早く分かった方が良い。前評判通りなら、独走態勢も夢ではないのだが…。 「マルテは昨年もチャンスに恵まれませんでした。二軍降格となったら、自分から退団を申し出るかもしれませんし、パ・リーグの球団がトレードを申し込んでくるかもしれません」(前出・在阪記者) メル・ロハス・ジュニアたちを一軍に合流させるタイミングが難しい。調整不足だとすれば、彼らがチームにブレーキをかけてしまう危険性もある。好調な滑り出しを見せたが、矢野監督の悩みは尽きない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月12日 20時45分
今季の阪神、首位快走は川相臨時コーチのおかげ? 元巨人・上原氏がズバリ指摘、対DeNA戦で見抜いた好調の要因とは
野球解説者の上原浩治氏(元巨人他)が、11日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に生出演。今季の阪神が好調な要因を指摘した。 同日のDeNA戦に「3-2」で勝利し、同日終了時点で「11勝4敗・勝率.733」と首位を快走中の阪神。今回の番組で上原氏は、阪神の好調は「当たり前のことを当たり前に(こなす)」と基本的なプレーをミスなくできている点にあるとした上で、同戦でも堅実なプレーで試合の流れを引き寄せる場面が見受けられたと語った。 上原氏が着目したのは、「2-0」と阪神2点リードで迎えた4回表の攻撃。この回の阪神は先頭・佐藤輝明が二塁打で出塁すると、続く梅野隆太郎が送りバントを決め1死三塁のチャンスを演出。ここで打席に入った中野拓夢がタイムリー左安打を放ち追加点を奪った。 この場面について上原氏は、「送りバントってやっぱり難しいんですよね。それを簡単に決めたっていうところが素晴らしい」とコメント。一般的にバントは一塁走者を送るより二塁走者を送る方が難易度は高いとされているが、梅野がミスなくしっかりと決めたことがその後の中野のタイムリーにもつながったと称賛した。 上原氏は続けて、2回表と4回表にそれぞれ送りバントを決めた先発・ガンケルも評価。「2回とも2ストライクからやってる(成功させている)んですね。得点にはつながらなかったですけども、(相手)投手にすごいプレッシャーを与えられるという意味ではこの送りバントは大きかったと思う」と、追い込まれた後からでも決め切ったのは相手投手を揺さぶる意味でも良かったと指摘した。 >>阪神・マルテに「何を考えてるんだ」ファン激怒 好機を潰した“タイム要求”はそもそもルール違反だった?<< 上原氏がここまで語った後、番組では阪神が今春キャンプで、現役時代に巨人(1983-2003)、中日(2004-2006)で活躍した川相昌弘氏を臨時コーチとして招へいしたことを紹介。現在56歳の川相氏は通算533犠打(プロ野球記録)、ゴールデングラブ賞6回(1989-1991,1993-1994,1996)といった実績を持つ人物だが、上原氏は「バントがやっぱり大きいですよね」と、川相氏からバント技術を学んだことが今に活きているのではないかと推測していた。 今回の放送を受け、ネット上には「去年も良かったけど、今年はそれ以上にバントに安定感がある」、「選手たちがミス無くバントを決めてくれるから、首脳陣としても作戦が立てやすい部分はあるだろうな」、「川相さんにバントだけじゃなく守備を鍛えてもらったのもプラスに働いてそう」といった反応が多数寄せられている。 「上原氏がバントの安定感を評価した阪神ですが、昨季もバント成功率は『.811』でリーグトップ。ただ、今季は川相氏の指導も奏功してか、ここまでは『.867』と昨季を上回る成功率です。また、今春キャンプでの川相氏は昨季リーグワーストの85失策(1試合平均約0.71個)を記録した守備面も精力的に指導したと伝えられていますが、こちらも今季は10失策(同0.67個)と改善の兆しが出てきています。このようにプレーの成功確率が上がっていることが、現在の勝敗に表れているという見方もできるのではないでしょうか」(野球ライター) 2005年以来のリーグ優勝に向け好スタートを切った阪神。地に足をつけたプレーをどこまで継続できるかも今後の戦いぶりを左右するのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月11日 11時00分
現役メジャーリーガーが阪神投手のおかげで大ブレーク? 新球種習得し最多セーブも獲得、藤川氏が明かした秘話に反響
元阪神で現阪神SAの藤川球児氏が7日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。前阪神・ドリス(現ブルージェイズ)にまつわる秘話を明かした。 今回の動画で藤川氏は自身が思うストレートがすごい投手を3名挙げ、それぞれの選手の印象や思い出などについてトーク。その中の1人として名を挙げたドリスが、自身の投球フォームを参考にブレークしたという話を披露した。 阪神(1999-2012,2016-2020)、カブス(2013-2014)、レンジャーズ(2015)、四国IL・高知(2015)で現役生活を送った40歳の藤川氏と、カブス(2011-2013)、阪神(2016-2019)、ブルージェイズ(2020-)でプレーしている33歳のドリス。両者は2013年にカブス、2016年から2019年にかけては阪神で共にプレーしている。 カブス時代のドリスは「ボールは速いんだけど5連打とか6連打とかずっとヒット打たれる(投手)」だったという藤川氏。その後阪神で再び同僚となるが、「とにかく全力でしか投げられないし、ピッチングフォームも全然分かってない」と当初はいい印象がなかったという。 ただドリスはその後、藤川氏の投球フォームを参考に自身で実践を重ねることで投球が良くなっていったとのこと。藤川氏によるとドリスは直接教えを求めずに見て学ぶ投手だったといい、自身が見る限り「(腕を)とにかく真っすぐ後ろに引っ張る。横に動か(さ)ない」という点を重視して日々練習に取り組んでいたという。 また、藤川氏はドリスの投球が良くなった具体的な点としてきれいなストレート、いわゆるフォーシームを習得したことを挙げる。藤川氏曰く、来日直後のドリスはストレートが全てツーシーム気味に変化していたとのこと。ただ、投球フォームが安定しフォーシームが投げられるようになったことで、「160キロのスピードで2パターンのボールが投げ(分け)られること(が可能になったこと)によって、連打を打たれることはなくなった」という。 「彼は賢かったですね、アメリカから来た選手としては」と、ドリスは元メジャーリーガーという経歴を鼻にかけるようなこともなかったという藤川氏。「(ドリスとは)また会いたいし、コロナが明けたら会いに行くよなんて話もしてますよ」と、今でも親交が続いていることも明かしていた。 藤川氏は動画で自身も驚くほどの剛速球だったという元同僚や、キャッチボールの相手を務めるのが怖かった現役投手についても話している。 >>阪神SA・藤川氏、巨人と阪神の決定的な差をズバリ指摘 キャンプで目の当たりにした光景にため息?「勝負をさせないと」<< 今回の動画を受け、ネット上には「阪神2年目から急に成績良くなったのはそういうことだったのか」、「ドリスが藤川のピッチングを真似してたって話は初めて聞いた」、「見て実践するだけで藤川のようなきれいなストレートを投げられるようになるって凄いな」といった反応が多数寄せられている。 「今回藤川氏が挙げたドリスはクローザー候補として2015年オフに阪神が獲得した助っ人ですが、来日1年目の2016年は8セーブと今一つ。ただ、翌2017年から阪神最終年の2019年にかけては計88セーブを挙げ、2017年には最多セーブ(37セーブ)を獲得するなど守護神としてチームを支えました。このブレークのきっかけが藤川氏にあったという話に驚いたファンも多いようです。現役時代の藤川氏は1秒間で45回転とMLBのトップ投手にも匹敵する回転数のストレートを武器とした投手でしたが、その藤川氏をお手本とすることでドリスのストレートも安定したのかもしれませんね」(野球ライター) ドリスはMLBに復帰した2020年も「24登板・2勝2敗7ホールド5セーブ・防御率1.50」と安定した数字を残している。阪神時代に藤川氏から吸収した技術は今でも活かされているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について藤川球児氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCz7tOXB0x7yfESq6WPkA11g
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スポーツ 2021年04月08日 11時00分
阪神の首位快走は巨人には止められない? 因縁の“初物投手”に苦杯、原監督の苦悩は次カードでも続くか
巨人は“初物”に弱い…。敵地・甲子園球場で連敗。原辰徳監督は「なかなか主導権を握れないからね。展開としては良くないね。ガマン、ガマン」と自分に言い聞かせるように言ったが、この阪神に連敗した4月7日時点で、“6試合連続”で先取点を許している。 同日は、「1番・廣岡、2番・梶谷」と打線を変えて臨んだ。予告先発制により、阪神の新人左腕・伊藤将司投手(JR東日本)が来ることは分かっていた。右バッターの廣岡大志を抜てきしたのだが、打ち崩せなかった。 「巨人は初物(初対戦の投手)に弱い」と言われているが、まさにその通りとなってしまったわけだ。 >>巨人に大型連敗の前触れか 予期せぬ雨天コールド負け、対Aクラス6連戦黒星スタートに原監督も激怒?<< 関西圏で活動しているプロ野球解説者が、伊藤将対巨人打線をこう振り返っていた。 「試合中盤、伊藤将はボールカウントが多くなり、ちょっと心配になりました。この場面を攻めきれなかったのが、巨人の敗因です」 曲がり幅の大きい、110キロ台のカーブを織り交ぜてくる。140キロ台後半の直球とのコンビネーションで、巨人打線は翻弄させられた。伊藤将のピッチングも良かったが、なぜ、初対戦の投手を打てないのか? 「カーブ、スライダーなど同じ変化球でも投げる人によって、その軌道や球速が異なります。初対戦のピッチャーだと、どうしても、見てしまうんですよね」 これは、野手出身のプロ野球解説者の経験談だ。 試合前、スコアラーが対戦投手の持ち球、特徴などを伝えてくれる。「カーブを使って、緩急で勝負してくるタイプ」と、伊藤将のピッチングスタイルは巨人選手に報告されていた。 しかし、自分の目で確かめるため、「どうしても見てしまう」と言う。そのため、ストライクが先行し、苦しい状況に追い込まれてしまうそうだ。 「データの少ない初物投手を攻略するのは難しいですよ。『新人をぶつける』というのは、相手打線への心理的な揺さぶりにもなるんです」(前出・同) 「知らない、初対戦」はバッターにとって、マイナス的な発想につながるようだ。 結果論ではあるが、打線を変更した時点で原監督は阪神ベンチの術中にはまっていたのかもしれない。 もっとも、「初物に弱いのはどの球団も同じ」との声も聞かれた。おそらく、1987年8月、中日の高卒ルーキー・近藤真一(現・スカウト)にプロ初先発でノーヒットノーランを食らったインパクトが強く、「巨人は…」と言われるのだろう。 「そのうち何とかなると思っているうちに、ゲームセットなんてこともあります」(前出・同) プロとしての驕り、油断もあるようだ。 「原監督は伊藤将を学生時代から知っていました。自身が客員教授を務める国際武道大学の卒業生なので、カーブを使った緩急のピッチングスタイル、ツーシームが武器だということも」(球界関係者) 次節の広島戦だが、大道温貴、森浦大輔、栗林良吏といった新人投手をベンチ入りさせている。阪神に連敗し、勝率は5割。ベストメンバーを組めない事情も分かるが、厳しい展開が続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月07日 11時55分
巨人に大型連敗の前触れか 予期せぬ雨天コールド負け、対Aクラス6連戦黒星スタートに原監督も激怒?
原巨人にとって、過酷な6連戦となりそうだ。 今季初の阪神対巨人戦は、降雨コールドとなった(4月6日)。7回裏の阪神の攻撃が終了すると同時に審判団が集まり、球審が試合終了を告げた。6-2で阪神の勝利だ。協議時間は2分もなかったように見えた。まるで申し合わせたような幕引きに、反撃に出ようとしていた原辰徳監督がベンチを飛び出す。通常、30分くらいの様子見の時間を置いてから降雨コールドが告げられるものだが、それがなかった。原監督は突然のゲーム終了について説明を求めたが、事態は変わらなかった。 「原監督も内心では仕方ないと捉えていたと思います。試合開始前から雨が降っていて、何度も土を足すなど、グラウンド整備が繰り返されていましたから」(在阪記者) 審判団の判断に間違いはない。 阪神ファンも後味の悪さを感じていたようだが、グラウンド状態はその球場の特徴を知り尽くしたグラウンドキーパーにしか分からないものがある。同日の試合中、「内野フィールドにシートをかぶせて、様子を見た方が?」の声も、実は出ていた。しかし、関係者はこう否定する。 「シートをかぶせて水捌けが良くなる時もあれば、そうではない時もある。その判断をするのがグラウンドキーパーです。彼らの判断に異論を述べても、絶対に譲りません」 特に、甲子園のグラウンドキーパーたちは職人気質が強い。また、誇りを持って働いている。そのことは阪神だけではなく、対戦チームも知っている。 「甲子園球場でボールがイレギュラーしたなんて話はありません。それくらい、繊細な整備がされているんです」(前出・関係者) 初戦を落とし、巨人は4勝3敗3分。単独首位となった阪神とのゲーム差は1・5。まだ順位を気にする時期ではないが、この日から始まった6連戦とは、首位阪神、この後は2位で好調な広島と続くもの。 先発のサンチェスは雨でぬかるんだマウンドを気にしすぎてノックアウト。3回途中から大江、田中豊、高木、ビエイラとリリーバーを4人も投入している。6連戦、それも好調な阪神、広島との連戦初戦でリリーバーを疲労させた代償は決して小さくはないはずだ。 「9日に菅野を一軍登録する予定。菅野が万全であれば、大型連敗は防げると思いますが」(プロ野球解説者) 打撃好調だったウィーラーがチームを離脱し、PCR検査による陽性反応者、濃厚接触者も出て、ベストメンバーを組めない。この6連戦で大型連敗は防げたとしても、負け越すようなことになれば、原巨人は首位チームを追いかける厳しい展開となる。 >>コロナ禍で激震の巨人、岡本・ビエイラも離脱の危機?「円陣の時に近くにいた」ウィーラーの陽性発覚に心配相次ぐ<< 「ウィーラーはもちろん、攻守で活躍していた若林の離脱も痛いですね。丸ら離脱した選手は、原監督が計算していた選手ばかり」(前出・同) 原監督は抗議することで、そんな苦しいチーム状況に憤怒していたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月06日 17時00分
阪神ドラ1・佐藤が三振量産で「記録塗り替えて」岩本氏が助言 村上・ブライアント級の成績は残せる? 不振でも期待が集まるワケ
元日本ハムで野球解説者の岩本勉氏が、6日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演。阪神ドラ1・佐藤輝明に“三振量産”を勧めた。 3月26日の開幕戦・ヤクルト戦から4月4日・中日戦までの9試合で「.129・2本・4打点・4安打」と苦戦し、三振数もリーグワーストの16個となっている佐藤。このままのペースでいくとシーズン254三振となり、ヤクルト・村上宗隆のセ・リーグ記録(184個/2019年)、近鉄・ブライアントのプロ野球記録(204個/1993)を塗り替える計算となる。 >>「阪神・佐藤、今日の三振数はいくつ?」野球番組がルーキーを揶揄?「バカにしてる」批判相次ぎ削除も再炎上<< 番組でこの不振ぶりが取り上げられると、岩本氏は「(三振)記録は塗り替えてもらって結構です。それだけ必要とされてバッターボックスに立っている、それだけバットが出ているという証拠ですから」とコメント。現在の三振数は首脳陣から期待され起用されていること、打席で積極的にスイングしていることの表れであるため、このままのペースで三振を量産することに問題はないと主張した。 岩本氏は続けて、見逃し三振よりは空振り三振をした方がいいと提言。「どんどんバットが出るバッターはピッチャーからすると嫌なんですよ。だって事が起きますよね? バットが出ないバッターは事が起きませんので」と、積極的なスイングは相手投手への圧力になるからと理由を説明した。 「(佐藤は)ホームランか三振でいい選手」と、目先のヒットを狙う必要はないとした岩本氏。「振っていこうぜ! バンバン振ろうぜ!」と、三振を恐れない打撃をこのまま続けるよう勧めていた。 今回の放送を受け、ネット上には「結果欲しさに軽打に走って打撃が狂うのが1番最悪だからこれは正論」、「確かに佐藤にちょこまかとしたヒットは誰も求めてないな」、「当たれば飛ぶのはここまでの2本で分かってるし、とにかく振りながら一軍レベルの球に慣れるしかない」、「三振記録持ってる選手はその分本塁打も打ってるから逆に期待できるのでは」といった反応が多数寄せられている。 「プロ野球記録保持者は1993年のブライアント、セ・リーグ記録保持者は2019年の村上となっている三振記録ですが、ブライアントは42本、村上は36本と記録樹立年はそれぞれ30本塁打以上をクリア。また、ブライアントは本塁打、打点(107打点)の2冠に輝き、村上もセ・リーグ新人王に選出されました。現在不振に陥っている佐藤も三振を恐れないスイングを継続すれば、両名のように結果がついてくる可能性もあるのではないでしょうか」(野球ライター) 4日の試合では開幕後初めてスタメン落ちとなったが、6日・巨人戦では先発に復帰するとみられている佐藤。フルスイングを貫いたまま、相手投手の攻めに対応することはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月02日 12時45分
「阪神・佐藤、今日の三振数はいくつ?」野球番組がルーキーを揶揄?「バカにしてる」批判相次ぎ削除も再炎上
ニッポン放送の野球中継番組『ニッポン放送ショウアップナイター』の公式ツイッターのツイートが、野球ファンの間で猛批判を集めた。 問題となっているのは、公式ツイッターアカウントが1日に投稿したツイート。そこにはクイズ企画「クイズdeショウアップ」として、「現在12球団最多三振の阪神・佐藤輝明。今日の三振数はいくつ?」という問題文がつづられており、選択肢には「1個」「2個」「3個」「それ以外」と記されていた。 しかし、この投稿に野球ファンを中心に、「ネタにしていいことと悪いことがある」「選手のことをバカにしてる」「頑張ってる選手の三振数をネタにするってひどすぎる」という批判が殺到する事態になった。 批判を受け、公式ツイッターはツイートを削除した上で、「先程の『クイズdeショウアップ』の出題内容で、一部のプロ野球ファンのみなさま、フォロワーのみなさまに不快な思いをさせてしまいました」と説明。「改めましてこの後13時頃をメドに出題させていただきます」とし、13時半頃に新たなクイズをツイートしていた。 >>映画監督、映画鑑賞した女性を「奇女? 珍女?」と表現し炎上 「褒め言葉のつもり」と謝罪も波紋広がる<< しかし、この説明に対しても野球ファンから「一部じゃなくてほとんどのファンが悲しい気持ちになったと思う」「不快な思いをさせたことを謝るのはおかしい」「選手を侮辱したんだから謝罪くらいしてほしい」という声が殺到し、再炎上することに。 その後、16時過ぎになり公式ツイッターは改めて、「阪神タイガース・佐藤輝明選手の成績を予想するクイズを出題致しましたが、設問が、佐藤選手、関係者、ファンの皆様に対し、大変に失礼な内容でした」とツイート。ここに来てようやく、「出題を取り消すと共に、皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 しかし、一度失った野球ファンからの信頼は簡単に取り戻すことはできず、謝罪ツイートにも多くの批判が集まることに。ルーキーである佐藤選手を揶揄するかのようなツイートに抗議が殺到していた。記事内の引用について『ニッポン放送ショウアップナイター』公式ツイッターよりhttps://twitter.com/showup1242
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スポーツ 2021年04月01日 11時00分
阪神・佐藤が12球団ワーストの三振を量産しているワケ 矢野監督も心配の不振は打撃フォーム以外にも原因アリ?
広島に連敗し、4位に転落。まだ始まったばかりである。順位は二の次だが、阪神タイガースというチームは一度コケると、長いトンネルに迷い込む傾向にある。早めに建て直しておかないと、手遅れになってしまう。 「佐藤(輝明=近大)次第、打線好調でペナントレースに臨めたのも佐藤のおかげ。連敗も佐藤のバットから快音が聞かれなかったせいですから」 そう指摘する関係者、プロ野球解説者は少なくない。 3月31日の広島戦で、佐藤は3三振を喫した。それも、「2戦連続3三振」となる。 「得点を挙げるチャンスでの3三振でした。佐藤も肩を落としていました」(在阪記者) バットを3本も折られる屈辱にも見舞われた。好機で三振を喫した以上、「佐藤次第」と言われるのも当然だろう。 「オープン戦で新人とは思えない打撃力を見せ、各球団が警戒を強めました。低めの変化球を集め、たとえ打たれても長打にならないコースばかりを執拗に攻められています」(プロ野球解説者) オープン戦とペナントレース本番は違う。こうした試練は矢野燿大監督も想定していたはず。同日の試合後、記者団にこうコメントしていた。 「あんまり壁がなく、ここまで来たんでね。この悔しさを乗り越えて成長していくという…」 2日合わせて6三振。トータル11三振は12球団ワーストだ。三振を恐れ、バットにボールを当てにいくバッティングになってしまったら、「長打力」「パワー」という長所が消えてしまう。一刻も早く対応策を講じ、的確なアドバイスを送るべきだと思うが? >>阪神ドラ1・佐藤に「スランプの影が出てる」 金村氏が開幕3連戦で見抜いた問題点を指摘、首脳陣への注文に反発も<< 対戦チームのスタッフが興味深い話しをしてくれた。 「オープン戦終盤、『佐藤の打撃フォームが変わった』との声も聞かれるようになりました。野手出身のプロ野球解説者から、特に。今の佐藤はホームランを意識しすぎているのかも」 通常のスイングと、オープン戦の本塁打新人記録が報じられたころの打撃フォームが違うというのだ。“プロ”が見なければ分からない、微妙な違いだが、今の佐藤はホームランを意識しすぎていたオープン戦終盤のスイングのまま、ペナントレース本番に突入してしまったようだ。 「無意識のうち、ホームランを欲するようになったのでしょう。でも、通常のスイング、ホームランを意識した打撃フォームの両方とも、佐藤の持ち味ですよ」(前出・同) 対戦投手にコントロールミスが生じて、低めではなく、ストライク・ゾーンにくれば今のスイングでもスタンドに放り込むことはできるという。ただ、プロ野球のピッチャーはコントロールミスがほとんどない。 「佐藤はストライクが来たら、すべて打ちに行きます。『打たなければもったいない』と思うタイプなんです。球種、コースに関係なく、です。だから、打ち損じのファールも多くなり、ストライクカウント先行の苦しい場面になってしまうんです。狙い球を絞り込めば…」(前出・プロ野球解説者) 同日の試合後、佐藤は球場内の施設で素振りをしていたそうだ。ホームグラウンドではないため、十分な時間は取れなかったが、真摯な姿勢は評価したい。大山、サンズらがもっと打って、佐藤をラクにしてやればいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月31日 15時30分
阪神・マルテに「何を考えてるんだ」ファン激怒 好機を潰した“タイム要求”はそもそもルール違反だった?
30日に行われた阪神対広島の一戦。「1-0」で広島が勝利したこの試合で、阪神・マルテが見せたプレーがネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と阪神1点ビハインドで迎えた8回表に飛び出たプレー。阪神はこの回先頭の原口文仁が広島3番手・塹江敦哉から内野安打を放ち出塁。その後状況が2死二塁となったところでマルテが打席に入った。 ところが、マルテはカウント「1-2」から塹江が4球目を投じる直前にタイムを要求し打席を外したが、審判はこれを認めずにプレーを続行。その結果マルテは見逃し三振となり、審判に詰め寄ったものの判定は覆らなかった。 チャンスをみすみす手放す形となったマルテのタイム要求を受け、ネット上には「勝手に打席外して見逃し三振って何を考えてるんだ」、「要求するならするでもう少し早くしろよ、投球開始と同時じゃ審判もプレー止めれんわ」、「そもそも投手がセット入ってからのタイム要求は違反行為だろ」といった反応が多数寄せられている。 >>阪神・マルテに「挑発行為だ」厳しい声 エモやんも批判のパフォーマンス、掛布氏の見解に注目集まる<< 「打者のタイム要求については、公認野球規則で『打者は投手がセットポジションをとるかまたはワインドアップを始めた場合には、打席の外に出たり、打撃姿勢をやめることは許されない』、『審判員は投手がワインドアップを始めるかセットポジションをとったならば、打者または攻撃側チームのメンバーのいかなる要求があってもタイムを宣告してはならない』と定められています。今回の場面では塹江は既にセットポジションの体勢に入っていましたので、マルテのタイム要求はルール上認められない行為となります。実際には審判が投手のセット後も打者のタイム要求を認めることは少なくありませんが、今回はマルテのタイム要求と塹江の投球開始がほぼ同時だったため、審判もプレーを止めるタイミングがなかったのではないでしょうか」(野球ライター) 塹江が投じた4球目が真ん中のスライダーだったため、一部では「タイムかけなきゃ普通に打てただろ」という声も挙がっているマルテ。チームやファンにとっては悔やまれるミスになったといえるかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月30日 15時35分
阪神ドラ1・佐藤に「スランプの影が出てる」 金村氏が開幕3連戦で見抜いた問題点を指摘、首脳陣への注文に反発も
元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、29日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、26~28日の開幕3連戦・ヤクルト戦で3連勝を飾った阪神についてトーク。26日の開幕戦に先発し「5回2失点・被安打5・与四球5」と粘りの投球を見せた藤浪晋太郎への評価や、3連戦中に見受けられた課題などを語った。 >>阪神・マルテに「挑発行為だ」厳しい声 エモやんも批判のパフォーマンス、掛布氏の見解に注目集まる<< その中で、金村氏はこの3連戦で全てスタメン起用され、27日の第2戦目にはプロ初本塁打をマークしたドラ1ルーキー・佐藤輝明を「スランプの影が出てる」と懸念。「あれだけインハイ攻められて、(開幕)3試合目になったらスイングもおかしくなってきて(いた)」、「インハイをムキになって打ちにいってる。昨日(28日)のゲームなんか甘いボールが空振りになってスイングも波打ってた」と、厳しい内角攻めを受けて打撃を崩しているように見えると指摘した。 金村氏は続けて、「これは井上一樹(一軍ヘッドコーチ)の出番やね。(チームは)今日休養日にしてるはずやけども、(今のうちに)『あれ(インハイ)を打ちにいくな』と止めなきゃいけない」、「(打撃)練習で修正できる(部分もある)。(首脳陣は)『センターから左中間の方向に打っていけよ』、『インハイは全部捨てていいから』と(指示するべき)」とコメント。首脳陣は佐藤に対し無理に引っ張りにいかず、センターから逆方向へ打ち返すよう練習などを通して意識づけをさせた方がいいと主張していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに3戦目とかは4タコ2三振でサッパリだったな」、「開幕戦は結構内角攻められてたけど、その残像が2戦目以降尾を引いたのかもしれない」、「ヤクルトはイン攻めに加えて二遊間が右に寄る守備シフトも敷いてたから、他球団からもこれをやられるとさらに内角への意識が強まりそう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「3試合出ただけの新人をスランプ扱いするのはさすがに気が早すぎる」、「初めて対戦する投手も多いだろうし、対戦カードが一回りするまではとやかく言う必要は無い」、「首脳陣が下手に指示すると逆に混乱しそう、他の打者陣は好調だししばらく様子見でもいいのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「開幕カードで阪神と対戦したヤクルトは、開幕戦で佐藤に投じた14球中7球がインコース(その内インハイは5球)と内角攻めを展開。2戦目は28球中8球(同4球)、3戦目は16球中4球(同1球)と内角球の割合は減っていますが、一定の効果はあったようで佐藤はこの3連戦『.182・1本・3打点・2安打』と打率2割以下に抑え込まれました。金村氏は佐藤が次カード以降も他球団からこうした内角攻めを受け、その結果打撃をどんどん狂わせていくのではないかと心配しているようです。ただ、まだ開幕3連戦が終わったばかりの段階である上、阪神は佐藤が今一つでも3戦合計21得点(リーグトップ)と打線が機能しているため、不調・不振と論ずるのはまだ早いのではと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 開幕2カード目となる対広島戦(3月30日~4月1日)でも、引き続きスタメン起用されるとみられる佐藤。前カードで得た経験を活かして結果を出すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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