阪神
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スポーツ 2021年06月09日 19時30分
元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ
8日に行われた阪神対日本ハム戦。「3-2」で阪神が勝利したこの試合で解説を務めた江夏豊氏(元阪神他)の発言が、ネット上の日本ハムファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-2」と日本ハム2点ビハインドの3回裏に飛び出た発言。この回日本ハムは1死満塁のチャンスを作ると、ここで打席の中田翔が三ゴロを放ち1点を返す。ところが、中田は一塁ベースを駆け抜けた直後、右手で腰付近を押さえながら倒れ動けなくなり、そのまま担架に乗せられ負傷退場となってしまった。 この光景を見ていた実況は「(痛めたのは)右の腰ですかねえ…」と心配したが、その一方で江夏氏は「100%練習不足(のせい)。普段から全力疾走していないからですよ」とコメント。突然の故障は身から出たさびだとバッサリ切り捨てた。 >>日本ハム・中田の右目負傷に疑惑の声「ないとは思うがどう見ても…」 ベンチ裏での転倒が原因? 栗山監督の説明が物議を醸すワケ<< 江夏氏の発言を受け、ネット上には「目の前で倒れている選手に文句つけるとは一体どういう神経なのか」、「本当にぶん殴りたいくらいイラつく、もう二度と解説聞きたくない」、「選手に夜遊び勧めるような奴が人のことを練習不足ってどの口が言ってるんだ」、「中田が最近まで二軍で必死に調整してたって大久保さんが言ってたことも知らないんだろうな」といった苦言や批判が多数寄せられている。 「中田は5月17日~6月3日まで二軍で過ごし同月4日に一軍復帰したばかりですが、降格後は1日の二軍戦で実戦復帰するまで、札幌にある球団の選手寮で約2週間かけて調整を行っています、こちらの内容は大久保博元氏(元楽天監督)が3日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画で、中田本人から聞き出した内容として明かしたもの。動画内で大久保氏は『まだまだいける状態じゃないんだけど、何とか早くチームに戻って(という気持ちを感じた)』と、中田が一軍復帰へ向け懸命に調整に励んでいると語っていました。こうした背景もあってか、練習不足を故障の原因とした江夏氏の主張は到底受け入れらないと反発しているファンは多いようです。また、江夏氏が現役時代に酒・タバコ・女・ギャンブルの全てに興じた遊び人だったことや、2016年の阪神春季キャンプで臨時コーチを務めた際に選手へ夜遊びをするよう説いたことも反感が強まる一因となっています」(野球ライター) 中田は交代後に向かった病院で急性腰痛と診断を受けたと9日に伝えられ、同日に一軍登録を抹消されている。故障の原因は不明だが本人、チームにとっては大きな痛手となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年06月08日 19時30分
約1か月ぶり連敗の阪神に「ピッチャーがいい」金村氏が太鼓判? 低迷の危険ナシと主張も「ボコボコに打たれそう」賛否の声
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、7日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、4〜6日の対ソフトバンク3連戦に負け越した阪神についてトーク。今カードで2つ失策を記録した大山悠輔への苦言や、6日の試合前に体調不良で先発を回避したガンケルへの心配などを語った。 その中で、金村氏は阪神が6日の敗戦で39日ぶりとなる連敗を喫したこともあってか、阪神ファンから「(このまま)ズルズルいくんとちゃうか」と今後を懸念する声をいくつか寄せられていることを告白。その上で、「そうはいかへんて。ピッチャーがいいし」と投手力があるためガクッと低迷することは考えづらいと主張したが、具体的な投手の名前については触れなかった。 金村氏は続けて、「(連敗しても)明るいのがいいのよ。昨日みたいに負けてても(佐藤輝明が)ホームランを打ち、マルテが打ち(一矢報いた)ね」とコメント。阪神は「3-8」で敗れた6日の試合で8回裏にマルテが11号2ラン、9回裏に佐藤が15号ソロを放ったが、金村氏はこの2発が8日からの日本ハム3連戦に向け嫌な流れを払拭してくれたのではと語っていた。 金村氏の発言を受け、ネット上には「今週末は2位巨人も負け越したからそんなに連敗の影響は無いと思う」、「投手陣が悪いならそもそも今首位には立ってないだろうし、あまり心配はいらないのでは」、「仮に投手が不安定でも打線がカバーしてくれるだろう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「今の阪神のどこを見たら投手がいいと言えるのか」、「マルテ、佐藤の終盤2発は確かに良かった、でもそれだけで投手陣の不安は拭えないよ」、「今週当たる日本ハム、楽天は調子良さげだし、ボコボコに打たれそうな気がしてならない」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 >>阪神・岩崎の炎上で矢野監督に批判、球界OBからも「1回休養させるべき」と指摘 本人も方針転換を示唆「考えていく必要がある」<< 「阪神は先週4日に勝ちパターンの岩崎優が不振により二軍降格となると、6日には前日の試合中に左足首を痛めて負傷降板したリリーフ・小林慶祐が登録抹消に。さらに6日の先発を回避したガンケルも、『特例2021』(本来必要な10日間を待たずに再登録が可能なルール)を適用された上で7日に抹消となりました。離脱者続出を受けた首脳陣は二軍調整中の藤浪晋太郎を急きょ中継ぎとして4日に一軍に戻したり、先発・アルカンタラにリリーフ転向の準備をさせるなど策を講じてはいるのですが、それでも今後の戦いに懸念を抱いているファンは少なからず見受けられます。また、今週の対戦チームが4~6日の巨人3連戦で勝ち越した日本ハム、現在5連勝中の楽天という点も悩みの種になっているようです」(野球ライター) 現在先発防御率がリーグ2位(3.02)、救援防御率がリーグ5位(4.15)とブルペンが不安定となっている阪神。交流戦ラストの6連戦は果たしてどのような勝敗となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月07日 11時15分
阪神・藤浪、今後の先発起用は絶望的? 球団OBも決断に疑問、矢野監督が突然二軍調整を打ち切ったワケは
「優勝」のため、阪神は藤浪晋太郎投手の未来を変える…。 二軍調整中だった藤浪が一軍マウンドに帰って来たのは、6月4日の福岡ソフトバンク戦だった(甲子園球場)。5点リードの9回最後の1イニングである。復活をめざすエース候補が救援マウンドに送られたことに首を傾げる関係者も少なくなかった。 阪神戦の中継を担当することの多いプロ野球解説者の一人は、 「7回裏、先発の青柳に打順が回ってきました。矢野監督は代打を送らず、青柳を打席に立たせました。この時、点差も開いているし、青柳を完投させるつもりなんだと思いました。中継ぎ投手陣が登板過多なのは分かりますが」 と、投手継投に首を傾げていた。 「一軍に復帰したばかりなので、調整というか、場馴れさせるつもりで投げさせたのでは?」(在阪記者) 藤浪は出塁こそ許したが、ソフトバンク打線をゼロに抑えた。 矢野監督はこのリリーフ登板について、多くを語っていない。しかし、阪神OBによれば、「リリーバー・藤浪」は既定路線であったという。 「昨季も藤浪はリリーフ登板で復活のきっかけを掴みました。岩崎、岩貞、スアレスなど勝ちパターンで使ってきたリリーフ投手たちが疲れてきたので、それを補うためにも『リリーフで使え』の声は出ていたんです」 >>阪神・岩崎の炎上で矢野監督に批判、球界OBからも「1回休養させるべき」と指摘 本人も方針転換を示唆「考えていく必要がある」<< 「リリーバー・藤浪」の進言があったことは、複数の阪神OBが証言している。 昨季後半、160キロ超えの剛球を投げ込んでくるリリーバーぶりは、確かに脅威だった。登板過多の救援陣を救う“切り札”とも言えそうだ。矢野監督はこれからも救援で起用していく旨も明かしていたそうだが、ここに至るまでの経緯を聞いてみると、「これでいいのか?」の疑問も感じた。 「二軍調整中は、全て本人にその内容を任せていました。実戦でもセットポジション、ノーワインドアップをテストするなど試行錯誤していました」(球界関係者) 技術的な話になるが、左足の上げ方も変えるなどしていたそうだ。投手出身のプロ野球解説者、対戦チームの二軍コーチはその様子を見て、「9年もプロの世界でやってきて、投球フォームで悩んでいるっておかしくないか?」と首を傾げていたという。 「藤浪のノーコン病について、一つの仮説が出たんです。変化球を多く投げると、投球フォームそのものが崩れていき、直球を投げる時の制球力まで失っていく、と」(前出・同) 先発登板すれば、複数の変化球を使わなければならない。1イニングしか投げない救援登板であれば、直球中心のピッチングができる。つまり、先発投手が務まらないと判断され、リリーフで起用されたのだ。 「変化球を多く投げて投球フォームが崩れるのなら、時間を掛けて再構築すればいいんです。でも、ライバル巨人は菅野、メルセデスが帰ってきて、山口俊の復帰も確実視されています。追撃されるという焦りもあり、藤浪を二軍調整させている余裕がなかったんです」(前出・同) リリーバー・藤浪は好投してくれるだろう。失うものも大きそうだが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月06日 11時00分
阪神野手がタックルで敵捕手を病院送りに! 球界の歴史を変えた衝撃プレー、中日の痛恨ドローの元凶?
2日に行われた中日対ロッテの一戦。「2-2」で両チーム引き分けとなったが、試合結果以上に話題となったのが最終盤で起こったクロスプレーだった。 問題となったのは、「2-0」と中日2点リードで迎えた9回表に起こったプレー。この回中日は4番手・又吉克樹が2死二、三塁のピンチを招くと、ここで打席の角中勝也にセンター前ヒットを打たれ三塁走者の生還を許す。ただ、打球を処理した中堅・大島洋平が同点を狙いヘッドスライディングで本塁へ突入した二走・中村奨吾を好返球で刺し、試合は「2-1」で中日が勝利したと思われた。 ところが、ロッテ・井口資仁監督がリクエストを要求しリプレー検証が行われた結果、審判団は捕手・木下拓哉が中村の走路を妨害していたとして、コリジョンルール(捕手と走者の衝突を防ぐための規則)を適用しアウトからセーフへ判定を覆す。思わぬ形で同点に追いつかれた中日はこれ以上の失点こそ許さなかったものの、9回裏に得点を奪えず引き分けに終わった。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 試合結果を覆したコリジョンルールの適用を受け、ネット上には「木下は左足でベース塞いでたように見えたしこの判断は正しい」、「捕手もいっぱいいっぱいのプレーなのに厳しすぎないか?」と賛否の声が寄せられた。一方、「こんなルールを作らせたマートンが全ての元凶」、「文句言ってる中日ファンはマートンを恨めよ」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっているマートンは阪神(2010-2015)でプレーし、「832試合・.310・77本・417打点・1020安打」といった数字を残した助っ人。今回話題となっているコリジョンルールは、このマートンのプレーが導入のきっかけとなっている。 2013年5月12日に行われた阪神対ヤクルト戦。「0-1」と阪神1点ビハインドで迎えた4回表1死一、三塁、打席の藤井彰人が中飛を打ち上げると、三塁走者のマートンは本塁にタッチアップ。タイミングはアウトだったが、マートンは構わず捕手・田中雅彦に覆いかぶさるような形で衝突した。 田中はボールを落とさずマートンをアウトにしたが、衝突後、地面にうずくまったまましばらく立ち上がれず、その裏に打席に立った後に途中交代。同戦で解説を務めていた元捕手の達川光男氏(元広島)は「今のマートン(に)はふざけるな(と言いたい)、あんなことしちゃダメですよ」、「あんなボールを落とさせるような、そんなスライディングしちゃダメです。スポーツマンシップに則ってないです」とマートンを厳しく批判した。 「4-2」で阪神が勝利した試合後、マートンは「捕手をケガさせようと思ってやったわけじゃない」と釈明。ただ、田中がこのプレーで左鎖骨を骨折し登録を抹消され、ヤクルトファンからは「なんてことをしてくれたんだ」と批判が噴出した。 ところが、マートンはその後も2013年6月22日・DeNA戦で高城俊人に、2015年5月13日・ヤクルト戦で西田明央にそれぞれ本塁上でタックルをお見舞いするなど危険なプレーを連発。このこともあり、同年7月の12球団監督会議でヤクルト・真中満監督、ロッテ・伊東勤監督らが、本塁上でのクロスプレーに明確な規定を定めるべきではないかと問題提起。選手会も同様の要望を出していたこと、前年にMLBでコリジョンルールが導入されていたこともあり、翌2016年からNPBでも同ルールが導入され現在に至っている。 危険なプレーでNPBの歴史を変えたマートンだが、普段は非常に真面目な性格でファンサービスにも積極的なことで知られた助っ人だった。そのため、当時は「なぜ試合になると性格が豹変するのか」と疑問を抱くファンも少なくはなかった。 2日の試合ではコリジョンルールにより勝ちを逃した中日だが、同ルールがなければ木下と中村が本塁上で正面衝突していた可能性もある。そのため、中日ファンの一部からは「白星と引き換えにお互いの怪我が防げたと考えよう」と前向きに捉える声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月04日 15時30分
阪神・岩崎の炎上で矢野監督に批判、球界OBからも「1回休養させるべき」と指摘 本人も方針転換を示唆「考えていく必要がある」
3日に行われた阪神対オリックスの一戦。「7-3」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ8年目・29歳の岩崎優の背信投球だった。 「3-3」と両チーム同点で迎えた8回表、ここまで「7回100球3失点・被安打8」と粘投していた先発・アルカンタラに代わり2番手として登板した岩崎。しかし、1死からT-岡田にヒットで出塁を許すと、続く紅林弘太郎に4球目を捉えられ4号2ランを被弾。この一発で勝ち越しを許したチームは、その後得点を奪えないまま試合に敗れた。 岩崎は3、4月の防御率が「0.79」と開幕直後は好調だったが、5月は「4.50」、6月は「9.00」と月を追うごとに失点が増加。また、5月25日から開催中の交流戦では3日の試合前時点で5試合に登板し、そのうち2登板で失点を喫するなど背信投球が目立っていた。 3日の試合でも点を取られた岩崎に対し、ネット上には「今日も打たれるんじゃないかと思ったら案の定打たれた」、「交流戦6登板で3敗目は異常、何回同じ失敗を繰り返すんだ」、「登板過多(51試合中27試合に登板)でガタが来ているんじゃないか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「平然と使い続ける矢野監督も悪い、不調が続いてるんだからちょっとは考えろよ」、「固執して起用してるとチームも本人も壊れてしまうぞ」、「岩崎は一旦勝ちパターンから外して、小林(慶祐/防御率2.93)や齋藤(友貴哉/同0.00)を代役で使う方がよっぽどマシだと思う」と、チームを率いる矢野燿大監督への苦言や批判も複数見受けられた。 >>阪神・中野は「プレーに誠実さが無い」谷沢氏ら球界OBが苦言 矢野監督もため息のミス連発、ライバル復帰後は立場を失う?<< 「岩崎は2019年に『48登板・33勝0敗26ホールド・防御率1.01』、2020年に『41登板・5勝2敗17ホールド2セーブ・防御率1.82』と、矢野政権下ではセットアッパーとして結果を残している投手。今季も4月までは安定感抜群だったため、矢野監督は多少不調でも岩崎への信頼は変えず、3日の試合でもマウンドに送り出したのかもしれません。ただ、背信投球の頻発を受けてファンだけでなく、複数の球界OBも起用法を考え直した方がいいのではとコメントしています。3日の試合で解説を務めた狩野恵輔氏(元阪神)は、岩崎の被弾直後に『僕は1回休養させるべきだなと思います』、『(岩崎は)自分でも明らかにボールが行ってないとか思ってると思うんですよね』とベンチ外や二軍降格といった策をとるべきだと主張。また、同日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演した平松政次氏(元大洋・横浜)は、番組内で『ヤクルトの石山(泰稚)みたいに5回、6回くらいの楽なところで投げさせていけば(いいんじゃないか)』と、不振で守護神から外れた石山のように配置転換を行えばいいと指摘しています」(野球ライター) 試合後、矢野監督は「今までの貯金というのは優がチームを引っ張ってやってくれたところがある」と岩崎をかばった一方で、「こちらの使い方というのは考えていく必要がある」と今後の起用法に含みを持たせたことが伝えられている。一部からは「交流戦期間中はもう使わない方がいいのでは」という声も挙がっているが、果たして今後どのような起用法を見せるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月02日 15時30分
阪神・中野は「プレーに誠実さが無い」谷沢氏ら球界OBが苦言 矢野監督もため息のミス連発、ライバル復帰後は立場を失う?
野球解説者の斎藤雅樹氏(元巨人)、谷沢健一氏(元中日)が、1日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。阪神のドラ6ルーキー・24歳の中野拓夢のミスに苦言を呈した。 今回の番組で斎藤氏と谷沢氏は、同日に行われオリックスが「5-2」で勝利した阪神対オリックスの一戦を解説。その中で、攻守でミスを連発した中野に厳しい言葉を投げかけた。 同戦に「2番・遊撃」で先発した中野は、初回無死二塁のチャンスでバントを決められず空振り三振に倒れ、チームはこの回得点を挙げることができず。さらに守備では「2-2」と同点で迎えた8回表1死一塁の場面で遊ゴロを捕球後二塁へ悪送球。併殺を奪えず1死一、二塁となった後、チームは3失点を喫し試合に敗れている。 斎藤氏は中野のバントミスについて、「初回のバントミス(の場面)は、しっかり決めないといけない球ですよね。2番を打ってるわけですから、こういう仕事ができないと(いけない)。(今日は)仕事ができてませんよね」と発言。打者を先の塁に進める役割が求められる2番で起用されている以上、バントはきっちりと決めないといけなかったと苦言を呈した。 また、8回の悪送球に対しては「ダブルプレーが一番いいんでしょうけど、なんとか一つしっかりアウトを取ってほしかったなと思います」とコメント。理想は併殺、最低でも一、二塁のどちらかでアウトを取らないといけない場面だったと主張した。 斎藤氏の後に話を振られた谷沢氏は「(今日の中野は)プレーに誠実さがないよね」とした上で、「阪神は今糸原(健斗)選手が故障で休んでますけど、中野選手はレギュラー獲ったと思ったらダメだよね」と発言。阪神はレギュラー内野手・糸原が下肢のコンディショニング不良により5月19日から一軍離脱中だが、中野はライバル不在で気が緩んでいるのではないかと指摘した。 >>巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?<< 斎藤氏、谷沢氏の発言を受け、ネット上には「今日は戦犯と言われても仕方ないくらい精彩を欠いてた」、「2番ショートというポジションを考えると、斎藤さんから仕事してないって言われるのも仕方ない」、「バントは少ない、エラーは多いのでは話にならない。本人は誠実にプレーしてるんだろうがもっと安定感を高めてほしい」、「ライバル不在で立場固めるチャンスなんだから、今結果出してアピールしとかないと後々響くぞ」といった反応が多数寄せられている。 「中野は今季『.290・1本・12打点』とここまでは3割近くの打率を残していますが、その一方で犠打は1つ記録したのみ。また、失策数は8個でセ・リーグワーストの数字となっています。打撃では光るものを見せているだけに、小技や守備で安定感を欠く現状をもったいないと感じているファンは少なくないようです」(野球ライター) 試合後、チームを率いる矢野燿大監督も「(敗因は)初回のバントと8回のエラー」と語ったことが伝えられている中野のミス。離脱中の糸原は2日から二軍全体練習に合流したとも報じられているため、今後のプレー次第では一軍復帰後の糸原に立ち位置を奪われる可能性もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月01日 19時30分
オリックス・能見、セ首位阪神とは「あまり対戦したくない」 ネガティブ発言にファン驚き、古巣との対戦に及び腰なワケは
6月1日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に、オリックスのプロ17年目・42歳の能見篤史がVTR出演。番組内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で話題となっている。 番組で能見は同日から始まる古巣阪神との3連戦へ向けての心境や、5月18日・ロッテ戦で阪神時代の同僚である鳥谷敬と対戦した感想などについてトーク。鳥谷との対決については「場面が場面(1点リードの8回表2死一塁)だったので、なかなか楽しめる余裕もなく全力で抑えにいった感じです」としつつも、「(鳥谷の)元気な姿を見るとうれしくなります」と試合での“再会”を喜んだ旨を語った。 しかし、昨季まで所属した古巣阪神との対戦については、具体的な理由には触れていないが「基本的にあまり対戦はしたくない」とコメント。能見は先発ではなく中継ぎのため3連戦中の登板が決定しているわけではないが、できれば元同僚たちと対戦はしたくないと弱気の姿勢を見せた。 能見は続けて、「(阪神には)成長させていただきましたし、長く(野球を)させてもらったのでいろんな思いはあるんですけど(気持ちは)複雑ですね。違うチームで(甲子園の)景色を見るということが今までないので」と発言。敵軍選手として昨季までの本拠地・甲子園で登板することへの不安をにじませていた。 >>オリックス・山足に「わざとやってるのか」ファン激怒 勝機を潰す守備ミスを連発、「使う方が悪い」中嶋監督への批判も<< 能見の発言を受け、ネット上には「普通は『楽しみです』とか言いそうなものなのにちょっとネガティブ過ぎない?」、「甲子園のファンは鳥谷を拍手で迎えたし、能見のことも『お帰り!』って温かく迎えてくれると思うんだが…」、「シンプルにめちゃくちゃ打たれそうって心配してるのかな」といった反応が多数寄せられている。 「能見は2005年のプロ入りから阪神(2005-2020)でプレーし『443登板・104勝93敗51ホールド2セーブ・防御率3.34』という数字を残しましたが、昨季は『34登板・1勝0敗4ホールド1セーブ・防御率4.74』と失点が目立ったこともあり同年限りで戦力外に。オフにオリックスからオファーを受け入団しましたが、今季もここまで『15登板・0勝0敗4ホールド2セーブ・防御率4.97』と苦戦しています。一方、阪神は今季チーム打率がセ・リーグ2位(.257)、得点数が同1位(220得点)と打線が機能し、2位巨人に4.5ゲーム差をつけ首位を快走しています。そのため、もしかしたら本人の中では元同僚たちとの再会を楽しむ気持ちよりも、自分が打ち込まれてチームに迷惑をかけてしまうことを懸念する気持ちの方が強まっているのかもしれません。昨季まで阪神所属という点を考えるとサンズ(.295・12本・30打点)、大山悠輔(.279・5本・26打点)、マルテ(.278・9本・26打点)ら好調選手の得意不得意もある程度は把握しているはずなのですが、それを差し引いても抑えることは難しいと考えている可能性もあるのではないでしょうか」(野球ライター) 2005年から始まった交流戦では、阪神相手に「29勝27敗3分」と勝ち越しているオリックス。今年も相性通りに白星を稼ぎたいところだが、果たして昨季まで阪神に身を置いていた能見の登板機会はあるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月01日 11時45分
阪神・矢野監督、ロハススタメン外は東京五輪が理由? 急浮上した“ペナント強行”は低迷の序章か
阪神・矢野燿大監督が不振のメル・ロハス・ジュニア外野手のスタメン落ちを明言した。ここまでの成績は、打率0割5分7厘、本塁打1、打点3。指揮官の判断は当然ではあるが、こうも解釈できる。「活躍してもらわなければ困る」と――。 ロハス・ジュニアのスタメン落ち発言と同じ5月31日、野球・日本代表は東京五輪の出場選手24人を絞り込むスタッフ会議を開いていた。最終決定はまだ先になるが、その選手選考が矢野阪神に大きな影響を与えそうなのだ。矢野監督の「悩みのタネ」となった侍ジャパンのウラ情報は、主に2つ。 「日程と選手選考ですよ。阪神は正捕手の梅野隆太郎、セットアッパーの岩貞祐太、岩崎優が有力とされており、佐藤輝明、大山悠輔が選出される可能性もまだ消えていません」(在阪記者) 彼らの名前はこれまでも伝えられてきた。 しかし、今回のスタッフ会議と前後して飛び込んできたのが、「日程問題」だ。 「公表されていない“別のペナントレースの日程表”があるようです」 「別のペナントレース日程表」の存在は、複数球団のスタッフ、NPB関係者が口にしていた。 公表されている今季の日程表では、ペナントレースは7月14日にいったん中断する。同16、17日のオールスターゲームを終えて、約1か月間、公式戦は組まれていない。再開は、8月13日から。「東京五輪の開催期間中、それに協力する」ためだ。 その考えは変わっていないが、一連のコロナ禍による緊急事態宣言の延長措置なども重なって、プロ野球界も状況が変わりつつある。 「五輪開催期間中もペナントレースをやる、いや、やらざるを得ない。でないと、ペナントレース143試合を全て消化できない恐れが出てきました」(球界関係者) キャンプ、オープン戦が行われていた頃、矢野監督は「五輪の中断期間」を指して、「前半戦と後半戦みたいに捉えて」と語り、今シーズン全体の戦い方をイメージしていた。 だが、その“五輪休み”がなくなるとなれば、話は別。野球競技の代表選手たちが五輪終了まで完全拘束されることはないが、不在中も試合が組み込まれる可能性がある。 「NPBはかなり早い時期から、7、8月に試合を組み入れる『別の日程表』を用意していたようです。当初は五輪中止を視野に入れ、有事の際に慌てないための措置でしたが」(前出・同) ロハス・ジュニアを外したのは、日本のピッチャーに慣れるまでの機会を与えてやる余裕がなくなったからだ。また、スタメンからは外すが二軍戦などで再調整させ、一日も早く戦力になってほしいと思っているのだろう。これも、「主力選手の不在期間中に試合を行う」と決まった場合に揃えてのこと。 セ・パ交流戦での成績は、3勝3敗。阪神は「対パ・リーグ」が苦手のようだ。セの首位戦線にはまだ影響は出ていないが、交流戦でも勝ち星を貪欲に積み上げておく必要もありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月31日 15時30分
巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?
30日に行われた巨人対ソフトバンクの一戦。「4-3」で巨人が勝利したが、試合後の巨人・戸郷翔征のコメントがネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 同戦に先発した戸郷は自身初となる中4日での登板だったが、「5回2失点・被安打7」と粘りの投球を披露。2019年から続いていた対ソフトバンクの連敗(11連敗/オープン戦含め14連敗)をストップする立役者となった。 問題となっているのは、試合後のヒーローインタビューで飛び出たコメント。インタビュアーからこの日の投球の感想について聞かれた戸郷は、「圧倒的な打者がとても多いですし、その中で2失点に抑えられたことは、今年の日本シリーズに向けて僕自身いい戦いになったのかなと思います」と回答。日シリでは昨季まで2年連続4連敗を喫している“天敵”からの勝利に手応えをにじませた。 >>巨人・若林の走塁ミスは後藤コーチの責任? 原監督も激怒した暴走に苦言相次ぐ「明らかに判断ミス」<< この発言を受け、ネット上には「『今年の日本シリーズに向けて』ってなんだよ、阪神のことは眼中に無いってことか」、「2位なのにもう日シリ気分、首位阪神に喧嘩売ってるのか」、「セの首位ですら無いのにこのコメントはちょっと調子に乗り過ぎでは?」といった阪神ファンからの批判が多数寄せられている。 一方、「この発言のどこに怒る要素があるのか理解不能」、「戸郷は過去2年の悔しさ踏まえて言ってるだけだろう、それなのに阪神ファンは過剰反応し過ぎ」、「今首位なのになんで阪神ファンはそんなに余裕無いの? もしかして2008年の再来を恐れてるの?」と、批判に対する指摘や苦言も複数見受けられた。 「戸郷は2019年、2020年のシリーズはどちらも中継ぎとして登板していますが、2019年は『1登板・0勝1敗・防御率0.00(4失点/自責点は0)』、2020年は『3登板・0勝0敗・防御率3.18(2失点)』とどちらも今一つの数字に終わっています。そのため、本人としては過去2年の悔しさを今年シリーズに出て晴らしたいという気持ちから今回の発言に至ったのでしょう。一方、現在首位の阪神ファンが戸郷の発言をやり玉に挙げたのには、2008年の歴史的V逸が関係していると思われます。同年の阪神は7月のオールスター前に優勝マジックが点灯するなど序盤は好調でしたが後半で急失速。その結果、巨人にセ・リーグ新記録となる最大13ゲーム差からの逆転優勝を許しました。そのため、戸郷を批判する阪神ファンが、2008年の悪夢再来を恐れるあまりピリピリしているのではないかという意見も多く見られます」(野球ライター) 30日は阪神も西武に勝利したため、巨人とのゲーム差は4.5のまま変わらず。それでも、今後の優勝争いへ不安を抱える阪神ファンは少なくないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月29日 11時00分
阪神・西、5試合勝ち無しでも問題ナシ? 不運続くも矢野監督は評価「気合を見せてくれる」
今季、開幕から首位を走り、初夏を迎えても快進撃が続く阪神タイガース。その好調阪神において、もう一つ波に乗り切れていないのが背番号16、西勇輝だ。 今季2度目の先発登板となった4月6日の甲子園での巨人戦、7回降雨コールドとなったゲームで巨人打線を相手に2失点に抑え、最後まで投げ切り初勝利を手にすると、そこから立て続けに白星を重ねた。だが、4月20日の巨人戦での3勝目が最後となり、5試合に渡り勝ち星をつけられずにいる。 これまでの投球内容は決して悪くなく、西らしい変化球主体、打たせて取るしぶといピッチングを見せているものの、打線の援護や後続が打たれる等の展開も見られた。 2年振りに行われている交流戦の初戦のマウンドを任された25日の対ロッテ戦も、今季の西を象徴するような試合展開に。初回から2安打を許し、牽制悪送球などで失点するも、その後は安定したピッチングを取り戻し、しっかりとゲームを作った。7安打を許しながら、8個の三振を奪い7回を投げ抜いた。7回には代打・鳥谷敬にタイムリーを浴びるも、粘り強い投球内容を繰り広げている。 ロッテ打線を2失点に抑えマウンドを降り、盤石のリリーフ陣に託し、1点差で試合は終盤を迎える。ところが、リリーフエースの岩崎優がマーティンに一発を浴び、代わった岩貞祐太がレアードにタイムリーを打たれ3点を失い、試合をひっくり返されるまさかの展開に。勝ちパターンが崩れ西の4勝目はならず、チームもロッテに敗れている。 今季は思うように白星を手に出来ずにいながらも、交流戦では「開幕投手」を委ねられた。パ・リーグの野球を知り尽くしていることは言うまでも無く、指揮官である矢野燿大監督からも「交流戦で気合を見せてくれるんじゃないか」と期待が大きかったこともあり、悔やまれる初戦の内容であることは確かだ。 それでも阪神ファンも含め、西への信頼は揺らぐことはない。阪神の一員となり、プレッシャーを感じながらも2シーズンが過ぎ、何れも二桁勝利を続けている。既にタイガース投手陣の大黒柱としての存在感は誰もが認めており、縦じまがすっかり定着した。次の登板は6月最初のカード、オリックスバファローズ戦が予想されている。舞台は甲子園、古巣との対戦で、再び西らしい渋いピッチングを見せてくれることを期待したい。(佐藤文孝)
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