阪神
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スポーツ 2021年03月29日 21時30分
阪神・マルテに「挑発行為だ」厳しい声 エモやんも批判のパフォーマンス、掛布氏の見解に注目集まる
28日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「8-2」で阪神が勝利したこの試合で阪神・マルテが見せたパフォーマンスが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは「1-0」と阪神1点リードの3回表2死で、マルテがソロ本塁打を放った直後に見せたパフォーマンス。ベースを一周して本塁を踏んだマルテがベンチに戻ろうとすると、矢野燿大監督や選手たちはなぜかベンチ前に行くように誘導。その直後、マルテはベンチ内の選手や首脳陣と共に、上空に向かって弓を引くようなパフォーマンスを披露した。 同戦後の報道によると、この弓を引くようなパフォーマンスは「ラパンパラ」という名称で、マルテが母国・ドミニカ共和国のコメディアンの動きから着想したポーズとのこと。マルテは前日27日の試合前円陣で、ホームランを打ったらチーム全体でこのパフォーマンスをしてほしいと要望していたという。 1日遅れで実現したチーム全体での「ラパンパラ」を受け、ネット上には「選手もコーチもノリノリでやってて楽しそう」、「チームの一体感を高めるいいパフォーマンスだな」といった好意的な声が挙がる一方、「相手球団に対する挑発行為だ」、「報復行為を受けるリスクもあるからこういうのは控えてほしい」と苦言も複数寄せられている。 一方、「掛布ら球団OBからすぐに批判されそう」、「こんなことしてるといつかのグラティみたいに掛布に文句つけられるぞ」、「どうせ掛布みたいなOBが口出してきてすぐに封印されるだろ」といった、元阪神で野球解説者の掛布雅之氏を絡めたコメントも散見された。 >>阪神・高山の不振は金本前監督のせい? 掛布氏が転落の引き金を指摘、「打球方向別打率知らないのか」矛盾の指摘も<< 「一部ファンが掛布氏を引き合いに出す背景には、2013年に一時チーム内で流行した『グラティ』への苦言が関係していると思われます。当時阪神に所属した西岡剛(現BC・栃木)らが考案した『グラティ』はチーム全体でスタンドに3本指を向けるというパフォーマンスでしたが、掛布氏は同年に出演したテレビ番組で『相手に対して尊敬の念が感じられない』と苦言。その掛布氏が翌2014年にゼネラルマネージャー付育成&打撃コーディネーターという肩書でチームに復帰すると、選手側も気を遣ったのか『グラティ』は完全に封印されました。こうした経緯があることから、今回の『ラパンパラ』も球団OBらの反応次第では早々に消滅するのではとみているファンは少なくありません」(野球ライター) 同戦で解説を務めた元阪神で野球解説者の江本孟紀氏からは、早くも「チンケなパフォーマンスは止めてほしい」と批判されている。一部では「批判的なOBが入閣しない限りは継続されるのでは」との声も挙がっているが、掛布氏ら外野の球団OBが今後“物言い”をつけるようなことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月24日 17時00分
阪神・矢野監督の決断に川藤氏が激怒「何でいきなり一軍やねん」 江越を高山と入れ替えたワケは? “9回打ち切り”の影響指摘も
元阪神で野球解説者の川藤幸三氏が、24日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演。番組内での発言がネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 今回の番組では阪神・矢野燿大監督が23日、プロ6年目の27歳、高山俊の二軍降格を明かした話題について川藤氏がトークを展開。高山はオープン戦で「10試合・.118・0本・2打点・2安打」とほとんど結果を残せていないが、川藤氏は「佐藤(輝明)の影響で一番頑張ってきた」と、ドラ1ルーキーに刺激を受けて結果を出そうと頑張っていたと姿勢を評価した。 その中で川藤氏は、高山と入れ替えでプロ7年目・28歳の江越大賀の開幕一軍入りも明かしている矢野監督への不満を吐露。江越は春季キャンプから二軍暮らしが続きOP戦も未出場に終わった選手だが、川藤氏は「何の競争もないファームにおって、何でいきなり一軍やねん。(江越は)今まで何やっとったんや。腹立って腹立って(仕方がない)」と、ここまで競争の場に立っていない中での一軍昇格は納得いかないと苦言を呈していた。 >>阪神・高山の不振は金本前監督のせい? 掛布氏が転落の引き金を指摘、「打球方向別打率知らないのか」矛盾の指摘も<< 今回の放送を受け、ネット上には「江越はずっと二軍だったからこのタイミングでの一軍入りは確かに不思議」、「高山はキャンプ中実戦打率が4割超え(.429)だったから、開幕後の復調を信じてもよかったのではないか」、「一軍に居なかった江越に取って代わられた高山のモチベーションが心配」といった反応が多数寄せられている。 一方、「川藤さんは絶対江越の成績見ずに言ってるだろ」、「ファームの結果考えるとそこまで文句言うほどの昇格ではない」、「9回打ち切りも影響したんじゃないか、1点を争うゲームだと高山よりは江越の方が戦力になりそうな気がするし」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「川藤氏が昇格に不満を述べている江越ですが、19日に開幕した二軍ウエスタン・リーグでは3試合で『.273』とまずまずの打率を残している上、リーグトップの3盗塁もマーク。そのため、あくまで二軍での成績とはいえ、一軍で不振の高山との好不調の差は明らかだと考えているファンは多いようです。なお、矢野監督が江越の一軍昇格を明かした際に『足と守備はスペシャリストだから』と語ったことを考えると、22日に今季の導入が決定された9回打ち切りルールも決断に影響している可能性があります。同ルール下の試合では1点を守りきる、もぎ取るためにリリーフや代走・守備固めの重要度が増すことが想定されますので、矢野監督は江越を一軍に加え采配に幅を持たせたかったのでしょう。また、代打枠にしても原口文仁(OP戦打率.500)、陽川尚将(同.357)、板山祐太郎(同.333)と人材はそろっていますので、不調の高山を無理に一軍に置いておく必要はない状況ともいえますね」(野球ライター) OBやファンの間でも意見が分かれている矢野監督の決断。26日から始まる今シーズンをどこまで左右することになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月23日 17時00分
阪神ドラ1・佐藤に「由伸の成績は超える」金村氏が今季大ブレークに太鼓判! OP戦成績を高評価も、歴史的活躍予想に反発
元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、22日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースについてトークする番組内のコーナーで、26日にセ・パ同時開幕が予定される今シーズンのプロ野球を論評。オープン戦を「9勝2敗2分・勝率.818」で制した阪神への期待や、日本ハムが厳しい戦いをしいられそうな理由などについて持論を展開した。 その中で、金村氏はOP戦で「12試合・.302・6本・9打点」といった数字を残した阪神ドラ1・佐藤輝明を「(試合を)やればやるほどすごくなってきて(いる)」と評価。佐藤は開幕戦・ヤクルト戦でのスタメン出場が確実視されているが、金村氏は「今(開幕戦)でもすぐ4番を打てる」、「相手からすると一番怖いんちゃうかな、佐藤が(打席に)立ったら雰囲気あるし」と、OP戦の成績は4番を任せてもいいほどの数字だと称賛した。 さらに、金村氏は「こんな選手を見るのは高橋由伸以来かな。だから普通に考えたら高橋由伸の成績は超えるやろな」とコメント。今シーズンは元巨人・高橋由伸氏の1年目成績を超えるような活躍を見せてくれるだろうと期待した。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 今回の放送を受け、ネット上には「OP戦の成績考えたら由伸超えの可能性は十分ある気はする」、「佐藤が由伸級の逸材っていうのは宮本(慎也氏/元ヤクルト)も言ってたな」、「4番で由伸級の成績残せるなら優勝もかなり現実味を帯びてくる」といった反応が多数寄せられている。 一方、「本塁打、打点はチャンスが無いわけじゃない、でも打率は由伸を超えるの無理だろ」、「新人で打率3割は球史でもほとんどいない、それを佐藤がクリアするイメージは湧かない」、「由伸は守備も良かったけど佐藤は今のところそこまででは無い」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「金村氏が引き合いに出した高橋氏は、プロ1年目の1998年に『126試合・.300・19本・75打点』と史上7人目となる新人での打率3割をマーク。また、ゴールデングラブ賞にも選出されるなど攻守そろったルーキーとして多くのファンを驚かせました。その由伸氏の1年目成績を佐藤が超えられるかですが、ファンの間では本塁打、打点はOP戦のような調子が続くなら可能性アリとする一方、打率は3割には届かないのではという見方が強いようです。また、ゴールデングラブ賞についてはOP戦で3失策を喫していることから、現状では厳しいのではという意見が多数を占めています」(野球ライター) 一部では「現時点で由伸と比較されていること自体がすごいこと」という声も挙がっている佐藤。開幕が間近に迫る今シーズンは果たしてどのような数字を残すのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月23日 11時00分
阪神・梅野、今オフのFA流出は避けられない? 矢野監督が固執する捕手併用制はV争いにも悪影響か
トラの正捕手の去就に注目が集まりそうだ。 開幕戦まで、あと3日。3月26日のプロ野球開幕戦に向け、セ・パ両リーグの順位予想も盛んになってきた。セ・リーグは原巨人の3連覇を予想するプロ野球解説者も少なくなかったが、それを阻止する有力チームとして阪神タイガースを挙げるプロ野球解説者も多かった。その阪神の“弱点”が露呈された。 「矢野燿大監督は今季もキャッチャーの『併用制』で臨むつもり。先発投手との相性、対戦チーム別の打撃成績なども考えて、捕手を固定させたくないようなんだけど、最近では詳しく聞き直そうとすると、イヤそうな顔を返してきます。捕手併用制が勝利に結びつかなかったので」(球界関係者) しかし、今季も矢野監督は捕手併用制で臨むという。その影響だろう。正捕手の梅野隆太郎がフリーエージェント権(以下=FA権)を行使し、新天地を求めるのではないかとの情報も交錯している。 「昨年オフの契約更改後、そういう見方がされるようになりました」(在阪記者) 順調に行けば、梅野は今季中にFA権を取得する。昨年12月の契約更改では「3年連続ゴールデングラブ賞」に輝いたことも評価され、昇給を勝ち取ったものの、「必要とされる評価をもらえるよう、この球団(阪神)も含めて、いろいろなところで考えていきたい」と、ビミョ~なコメントを残している。 >>阪神・高山の不振は金本前監督のせい? 掛布氏が転落の引き金を指摘、「打球方向別打率知らないのか」矛盾の指摘も<< どうなるかはシーズンが終わるまで誰も分からない。そんな梅野の去就に関する話が再び騒がれ出した理由だが、オープン戦最終戦の3月21日、矢野監督は試合途中で捕手を梅野から坂本誠志郎に代えている。 ペナントレース本番に備えた調整の一環かもしれないが、梅野のめざす捕手像とは異なるようだ。 「梅野の目標は143試合フル出場です。矢野監督の併用案と異なります。試合に出たいという意識の強い選手なので」(前出・同) 梅野は西勇輝投手と息の合ったところを見せてきた。また、一部メディアの取材では、長く不振に苦しむ藤浪晋太郎投手のことにも触れ、「なんとかしてやりたい」と語っていた。配球を変え、長所を引き立たせてやりたいという、捕手としての思いやりだろう。 「梅野はスタメンを外される度に、色々な人から『どうして?』と質問されています。そういう野球環境に嫌気が差しているのかも」(前出・球界関係者) 併用制が詳しく説明されないため、当事者に質問が集中してしまうのだ。 「開幕投手が予定されている藤浪が右手親指を怪我しており、リリーバーの岩貞、岩崎の調整が遅れているとの情報もあります。乱打戦が予想されるので、開幕戦からしばらくの間は、『打てる捕手』の梅野で捕手を固定した方がいい」(前出・在阪記者) 昨季は開幕3連戦でスタメン捕手を全て代えて、連敗しているが…。 坂本、榮枝など控え捕手陣も守備レベルは高い。捕手を代えることで配球もガラリと変わり、味方投手の新たな一面が引き出される時もある。また、捕手が“固定”されることで、投手陣全体に安心感を与えるケースも多い。 どの選手を起用するのか、その最終権限は指揮官にある。今年も「捕手併用」で臨むようだが、矢野監督はその理由をきちんと説明するべきだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月22日 20時50分
阪神・高山の不振は金本前監督のせい? 掛布氏が転落の引き金を指摘、「打球方向別打率知らないのか」矛盾の指摘も
元阪神で野球解説者の中西清起氏が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の掛布雅之氏がゲスト出演。動画内での発言がネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で掛布氏は、自身が思う3年後の阪神のオーダーを発表しトーク。ドラ1ルーキー・佐藤輝明を4番に据えた理由や、現在三塁が本職の大山悠輔を一塁起用すべき理由についてそれぞれ持論を展開した。 その中で、掛布氏は自身が阪神二軍監督を務めていた2016年に入団してきた高山俊が現在低迷している理由を指摘。高山は同年「134試合・.275・8本・65打点・136安打」という数字を残し、セ・リーグ新人王にも選出されるなど活躍。ただ、翌2017年に当時の金本知憲一軍監督は、高山の打順を前年に1試合も出場経験のない2番に固定する構想を進めていたという。 2番は出塁した1番打者を次の塁に進めるため、バントはもちろん打球を一塁方向に転がす進塁打も求められる打順。左打者の高山が進塁打を放つには、手首を返して打球を引っ張ることが必要となった。 ただ、掛布氏によると高山は「そういう打撃が得意じゃない、どちらかというと(手首を)返せないタイプ」と、引っ張りよりもセンターから逆方向へ打つ方が得意な打者とのこと。それでも無理やり手首を返して引っ張って打とうとした結果、打撃フォームを崩して現在まで元に戻っていないと指摘したが、復調に必要な取り組みなどについては触れなかった。 >>元阪神・掛布氏、名球会打者の選手生命を狂わせていた? 大怪我の真相に「彼のすごさを改めて知った」と驚愕<< 今回の動画を受け、ネット上には「2番構想のせいで打撃を崩したって見方は興味深い」、「高山はプロ入り直前に右手有鈎骨を骨折してるから、手首を返すスタイルはそもそも合わなかったんじゃないか」、「金本が下手なこと考えなければ、今に至るまで不振が続くことも無かったんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「この年の高山は1試合しか2番で出てないからそれは違うんじゃないか」、「引っ張りを意識し過ぎて狂ったのは分からなくも無いけど、それが2番構想のせいなのかと言われるとそうではない気がする」、「そもそも高山って言うほど逆方向に打ってなくないか? 掛布は打球方向別打率知らないのか?」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「2017年の高山は1試合しか2番では出場していない上、その試合では2安打をマークしています。そのため、一部ファンは2番固定自体が打撃不振を招いたとは考えていないようです。一方、引っ張り重視でそれまでの打撃を崩したという主張については、左中間方向の打率が低下(2016年は.222、2017年は.179)していることから一理あるとする声がある一方、もともとの打率が低すぎるため説得力に乏しいと異を唱えているファンもいますね」(野球ライター) 2017年から昨季までの成績は「295試合・.238・12本・70打点・184安打」と振るわず、今年もオープン戦では「10試合・.118・0本・2打点・2安打」とほとんど打っていない高山。一部では「掛布にはどうすれば復調に迎えるかも話してほしかった」との声も挙がっているが、高山が今季不振から抜け出すことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2021年03月22日 11時05分
阪神・矢野監督が藤浪の開幕投手を剥奪か 心配なのは“性格”? 好調が仇のアクシデントに新人の大抜擢も
「試練」は、まだ続くのか…。開幕投手に選ばれた阪神・藤浪晋太郎投手がアクシデントに見舞われた。 オリックスとのオープン戦中(3月19日)、右手親指を裂傷。翌20日、全体練習に参加し、他選手たちにも怪我の具合を聞かれ、「大丈夫、平気」と返していたが、トレーナーは「けっこう深いんですよね…」と心配そうな表情を浮かべていた。 実際のところ、キャッチボールの途中で患部を見入る場面か何度かあり、26日に迫った開幕戦(対ヤクルト)への影響が懸念されていた。 「試合開始後、すぐのアクシデントでした。1回表、自軍の攻撃中にベンチ前でキャッチボールをしていたんですが、その時に人差し指のツメで親指のところを切ってしまったんです」(関係者) 1回裏途中、トレーナーと福原忍投手コーチに駆け寄った。ユニフォームの一部に血がついていた。藤浪は「あと一週間もあるし」と強がってもいたが、投手出身のプロ野球解説者に「親指の裂傷」について聞いてみた。 「たまに、あるんですよ。ツメで親指を切る投手もいれば、人差し指か、中指の方を切ってしまう時もあります。ボールをリリースする瞬間、ピッチャーは親指と人差し指、中指で『OKサイン』を作るように指を動かします。むしろ、好調な時にありがちな怪我なんです」 >>阪神・藤浪、開幕戦で“悪夢再来”の危機? 意味深な取材対応の裏で露呈した不安要素とは<< 矢野燿大監督は「問題ない」(19日時点)と語っていたが、本当は違うようだ。 「傷口が塞がっていなければ、代役を立てるしかない。頭の中では、もう何人かの候補者がいるらしく、対戦カードや日程表を確認していました」(前出・関係者) 第2節の初戦(30日対広島)の先発が予定されている西勇輝投手は動かせない。となると、秋山拓巳投手か、青柳晃洋投手の起用も考えられる。 「右手は利き腕でもあるので、私生活でも色々なものに触る機会が多くなり、その分、傷口が塞がるのにも時間が掛かります」(前出・同) さらに心配なのが、藤浪の性格だ。全体練習で「大丈夫」を連呼していたように、「痛い」「キツイ」は口に出さないタイプだ。大役を果たそうとする思いは評価するが、ベストピッチングができないのであれば、正直に報告する義務がある。患部をかばいながら投げることになれば、開幕戦の勝敗はもちろんだが、それこそ、チームの士気に影響してくるだろう。 代役を立てるのであれば、その投手の調整にも配慮しなければならない。矢野監督が藤浪の申告を待たずに決断してしまうことも十分に考えられる。 「開幕ローテーション入りするのは、藤浪、西、秋山、青柳、ガンケル、伊藤将。調整の遅れているチェン・ウェインは再調整となります。でも、これは藤浪が怪我をする前日に矢野監督から出た話です。もしこのまま藤浪に開幕投手を務めさせるのなら、別の投手を二軍から昇格させ、伊藤将を開幕戦のロングリリーフで使うかもしれません」(前出・プロ野球解説者) 「今年こそ」と、藤浪の復活に期待していた関係者も多かった。開幕投手の大役を成し遂げ、精神面での成長も期待されていたが…。「持っていない」と言うか、試練はもうしばらく続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月19日 13時40分
前阪神・伊藤に「バカにしてるのか」阪神ファン激怒 古巣の新ユニをSNSで酷評? 他球団ファンが驚く“過剰反応”のワケは
昨季限りで阪神を戦力外となり、今年1月から四国IL・愛媛に選手兼野手コーチとして所属している31歳の伊藤隼太。自身の公式ツイッターに投稿した内容が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは18日に投稿された内容。伊藤はこの日発表された古巣・阪神のサードユニフォームについて伝える記事のリンクを引用。その上で、「このユニホームはちょっと、、、w」、「皆さんはどう思いますか?」とコメントした。 阪神のサードユニフォームは2013年から続いている特別イベント「ウル虎の夏」(今年は7月9~14日開催)で着用されるもので、今年は黄色の虎柄を基調に前面に虎の顔が大きくプリントされたデザインとなっている。同様のデザインは過去にはなかったため、伊藤自身は少し派手だという印象を抱いたようだ。 >>阪神捕手が敵打者に粋な計らいも批判「プロとしてどうなのか」 上田氏が明かした予想外の“忖度”、自身も困惑?<< ただ、この投稿を受けネット上には「『ちょっと、、、w』って言い方はなんだ、バカにしてるのか」、「頑張ってユニ作った人たちに失礼では?」、「お前が着ることはないんだから口を出すな」と、阪神ファンからの苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「ちょろっとユニについて言っただけなのに過剰反応し過ぎじゃないか?」、「もう退団してるのにここまで叩くって、どんだけ阪神ファンは伊藤のこと嫌いなんだ」、「期待外れに終わったからといって何でもかんでも叩いていいわけじゃないだろ」といった他球団ファンのコメントも複数見受けられた。 「今回物議を醸している伊藤は2011年ドラフトで1位指名を受け阪神に入団しましたが、翌2012年から昨季まで『365試合・.240・10本・59打点・154安打』とほとんど結果を残せないまま戦力外となった選手。そのため、今回の投稿に対しても『お前が言えた立場か』と嫌悪感を抱いている阪神ファンは少なくないようです。一方、他球団ファンの間には既に阪神を去っている伊藤の一コメントにバッシングを浴びせるのはどうなのかという見方もあるようです」(野球ライター) 自身の投稿が物議を醸していることについて、19日午後3時までにツイッターで特に言及してはいない伊藤。今後何らかのコメントを表明することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について伊藤隼太の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/itohayata0508
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スポーツ 2021年03月18日 19時30分
阪神ドラ1・佐藤、OP戦好調もシーズンでは打撃不振に?「ちょっと嫌やな」濱中氏が指摘した問題点とは
元阪神で野球解説者の濱中治氏が、17日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神ドラ1・佐藤輝明の問題点を指摘した。 佐藤は同日に行われたオープン戦・西武戦の第1打席で、ドラフト制後(1966年以降)の新人最多記録となるOP戦6本目の本塁打をマーク。この活躍は番組でも取り上げられたが、濱中氏は本塁打を放った後に感じたという佐藤への不安を語った。 >>阪神・佐藤の活躍で首脳陣が仲間割れ? 矢野監督の構想でマルテ・糸井にスタメン落ちの危機か<< 佐藤は第1打席で本塁打を放った後は二ゴロ、二ゴロ、左飛と快音は聞かれなかったが、その中で濱中氏が問題視したのは第2打席の二ゴロ。濱中氏は「今日の佐藤の2打席目を見た時にちょっと強引に引っ張りにいって、(バットの)先っぽに当ててセカンドゴロを打ってて『ちょっと嫌やな』って思った」と、無理に球を引っ張ろうとしている節が見受けられると指摘した。 濱中氏は続けて、「今までだったら左中間、センターとかに打ってたのを強引に引っ張りだした。(前日の)ヤクルト戦で全部インサイドに来たのを結構意識してるんじゃないか」とコメント。佐藤は16日のヤクルト戦で内角球を16球(全22球中)投じられているが、この影響でインコースを意識し過ぎているのではと推測した。 また、濱中氏はOP戦最終カードとなる次カードのオリックス戦(19~21日)でさらに打撃を崩す可能性もあると発言。佐藤は同カードで山本由伸(最多奪三振/2020)、山岡泰輔(最高勝率/2019)といったタイトル獲得歴のある好投手と対戦することが見込まれている。 そのオリックス戦について、濱中氏は「良いピッチャー(山本・山岡)がいるんで、そこで(インコースを)バチバチにいかれて(攻められて)っていうのは嫌な感じになる」、「(球速が)速い投手の時って強引になり過ぎて体の開きが早くなったりするので、そういうふうに(打撃を)崩されないかっていうのはすごく心配」と、内角攻めを受けることによる悪影響を懸念していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今日の試合は逆方向にいい当たり無かったし、本塁打も引っ張った打球だった」、「内角意識し過ぎて、外角に踏み込めなくなるのが1番マズいかも」、「みんながみんな内角に制球よく投げられるわけじゃないから、手首とかに死球が当たるのも怖いな」といった反応が多数寄せられている。 阪神・矢野燿大監督は14日の巨人戦後に、佐藤を26日の開幕戦・ヤクルト戦でスタメン起用すると示唆したことが伝えられている。次カードのオリックス戦はその開幕戦に向けた最後のアピールの場となるが、濱中氏やファンの不安を払しょくする活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月18日 11時00分
阪神・チェン、大炎上で開幕ローテ入りは難航か 「テストしておきたいボールが…」言い訳の裏で評価を上げる新人とは
「佐藤のホームラン」で浮かれている場合じゃない! 17日、佐藤輝明選手(近大)がオープン戦第6号アーチを放ち、チームも快勝したその裏で“事件”は起きていた。調整の一環でファーム戦に登板したチェン・ウェイン投手が「被安打11失点8」と大炎上したのである。 「先発ローテーションについて考え直さなければなりません。4人のうち、誰か1人でもコケたら大ごとですよ」(ベテラン記者) 先発ローテーション入りが確定している4人とは、開幕投手の藤浪晋太郎、西勇輝、青柳晃洋、秋山拓巳。矢野燿大監督は新加入のアルカンタラにも期待を寄せていたが、新型コロナウイルス禍で来日が遅れており、チェンをアテにしていた部分はかなり大きかった。 しかし、そのチェンについて、こんな評価も聞かれた。 「調子が上がってこないというか、キャンプ中も80球程度を過ぎたあたりから球速がガクンと落ちてしまうんです。そのまま、今日に至った感じ」(プロ野球解説者) チェンも「マズイ」と思っているのだろう。試合後、「甘いボールが多かった」と話しており、また「テストしておきたいボールがあって」と“試験段階”であることも強調していた。 阪神に詳しいプロ野球解説者がこう続ける。 「チェンは外国人選手の就労ビザの発行が遅れている状況をキャッチし、1月半ばには来日していました。でも、そこから約2週間の隔離生活もあって、万全な状態でキャンプに臨めませんでした」 隔離生活などの事情は分かるが、もう3月半ばだ。来週26日にはペナントレースが開幕する。実績のある投手だから、開幕ローテーションからいったん外し、再調整の期間を与えた方が良いのではないだろうか。 >>阪神SA・藤川氏、今季の阪神のキーマンをズバリ “10連投10連勝”中の極限状態も告白「またマウンドに立ってる…」<< 「矢野監督は開幕序盤に重点を置いています。昨季は連敗スタートとなり、そのツケが最後まで響いてしまい、巨人の独走も許してしまいました。『開幕ダッシュに成功すれば』というのが、矢野監督の構想です」(前出・プロ野球解説者) ドラフト2位左腕・伊藤将司投手(JR東日本)の評判が良い。「往年の能見(現オリックス)に似ている」との声もあり、チェンの代役に抜てきされるかもしれない。 「佐藤ですが、オープン戦で『あと1本』、本塁打が出たら長嶋茂雄氏の新人時代の記録に並びます。でも、疲れているので本当なら休ませてあげたいんですが」(球界関係者) リフレッシュ休暇を与え、万全の体調で開幕へ――。しかし、6号アーチが出た時点で「ドラフト制以降、新人最多」となり、記録達成という注目も加わった。そのため、休ませてやることはできない雰囲気になってきたそうだ。 打線のカギを握るのは佐藤。チェンの穴を埋めるのは伊藤将。矢野阪神は“新人頼み”というわけか…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月17日 20時45分
阪神捕手が敵打者に粋な計らいも批判「プロとしてどうなのか」 上田氏が明かした予想外の“忖度”、自身も困惑?
元ヤクルト・上田剛史氏が16日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元阪神・城島健司氏(現ソフトバンク会長付特別アドバイザー)にまつわる秘話を明かした。 今回の動画で上田氏は、自身が現役時代に抑え込まれた捕手を複数名挙げトーク。その中で、地元・岡山での対阪神の試合中に、城島氏から思わぬ“忖度”を受けた話を語った。 具体的な時期は触れていないが、あるシーズンに地元・岡山で行われたヤクルト対阪神の一戦に出場した上田氏。地元選手ということもあり第1打席に入ろうとした段階でスタンドからは大きな歓声が挙がったというが、打席に入った直後に捕手の城島氏が突然「上田お前、地元か?」と聞いてきたという。 上田氏が岡山出身であることを城島氏に伝えると、城島氏は「よっしゃー、ほんなら真っすぐいこうか」とこれから投手には直球のサインしか出さないと予告。上田氏は本気にしなかったというが、その後城島氏は本当に投手に直球しか投げさせなかったという。 「(それでも)俺は嘘やと思ってるから、駆け引きに負けてる(形になった)」と変化球がくる可能性を捨てきれなかったため、直球に狙いを絞りきれずヒットを打てなかったという上田氏。ただ、城島氏は第2、3打席でも投手に変化球を投げさせることはしなかったという。 最終打席となった第4打席に入った際には、城島氏から「ほな最後やからな。真っすぐいくわ、打てよ!」と後押しも受けたという上田氏。どのようなカウントから直球を捉えたのかは触れなかったが、この打席ではヒットを打つことができたと語っていた。 上田氏は動画で自身を挑発してきたOB捕手や優れた捕球技術を持つ現役捕手についても話している。 >>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<< 今回の動画を受け、ネット上には「上田と城島の間にそんなエピソードがあったなんて知らなかった」、「敵なのに地元で活躍させてあげようって粋な計らいだな」、「捕手が敵打者の気を散らすために挑発するのはたまに聞くけど、打たせようとして喋りかけることはかなり異例じゃないか」、「岡山では年一ぐらいしかプロ野球の試合無いから、家族や友人は大いに喜んだんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「良かれと思って直球攻めしたんだろうがあまりいい話では無いな」、「事前に配球バラすって、そんな八百長まがいの行為はプロとしてどうなのか」、「お情けで打たせてもらうヒットなんか地元のファンも望んでなかっただろ」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 真剣勝負の場であり興行でもあるプロ野球。今回上田氏が明かした城島氏からの忖度は、ファンの間でも賛否が分かれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ
阪神・藤浪、3月がラストチャンス? 史上最悪クラスの守備難が影響、先発ローテに発生した異変とは
2020年02月28日 11時30分
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スポーツ
阪神・高山、同僚青柳への“外見揶揄”に改めて警告「それでも言ってくる人がいたら…」 ファンの暴走を止めるきっかけとなるか
2020年02月27日 16時05分
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スポーツ
阪神・青柳、ファンからの“外見揶揄”に激怒「人としてのモラルない」 インスタライブでの誹謗中傷に同僚高山も苦言
2020年02月25日 17時00分
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スポーツ
阪神・藤浪、登板試合での異様な光景 “二軍仕様”のひ弱なメンタル、チームからも愛想を尽かされたか
2020年02月25日 11時35分
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スポーツ
阪神・藤川、中日だけが攻略できたワケは…走り込みで復活の40歳、矢野監督の“方針転換”も助けに?
2020年02月19日 11時35分
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スポーツ
阪神OB・掛布氏、好投の藤浪に「インコースを投げさせて」で賛否 「余計な口を挟むな」解説席からの注文に反発も
2020年02月10日 17時00分
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スポーツ
阪神、鳥谷の後釜は42歳の福留? 過去2年の主将経験、その裏で次期リーダーと目される“コミュ力抜群”の若手も
2020年02月10日 11時59分
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スポーツ
鳥谷にもチャンスか、それとも…春季キャンプでテスト入団に漕ぎつけた選手たち、育成からMVPに成り上がったケースも
2020年02月09日 17時30分
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スポーツ
阪神・藤浪が「一番に話を聞きに来た」 山本臨時コーチの証言に「チームOBには従わなかったのに」驚きの声
2020年02月07日 17時00分
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スポーツ
今季の球界は「世紀の大トレード」が起こる? 56年ぶりの五輪イヤー、“4番とエースの交換”の再現はあるか
2020年02月04日 11時45分
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スポーツ
阪神、優勝のカギが藤浪次第なワケ 五輪開催による変則日程、10年で6度の“失敗”は回避できるのか
2020年01月28日 11時55分
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スポーツ
阪神・鳥谷、“ケンカ別れした”古巣に帰還? 仲介に動く大物OB、球団が和解に傾いている理由とは
2020年01月24日 11時48分
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スポーツ
元阪神・高橋氏がYouTubeチャンネルを開設 「進塁打が一番嫌」プロ生活で培われた投手心理を明かす
2020年01月22日 21時30分
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スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分