巨人
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スポーツ 2020年09月30日 11時05分
巨人・原監督に「そこまでやるか?」 格下相手にも容赦ない攻勢をせざるを得ないワケ
「そこまでやるか!?」 原巨人が同点に追いつき、逆転にも成功した3回表、ネット裏で戦況を見守っていたプロ野球解説者や他球団のスコアラーたちがそうこぼしていた。 先発・菅野智之は開幕から12連勝で球団新記録達成、通算99勝目。100勝に到達すれば、平成生まれでは第一号となる。しかし、そんな絶好調のエースよりも関係者が着目していたのは、同日の原采配だった。 「出塁した走者を次々と走らせ、3番の坂本にまでエンドランのサインを出しました。貪欲に1点を取りに行く野球です。こんな言い方は失礼になるが、(対戦チームの)広島の先発は遠藤ですよ。高卒3年目でまだプロで通算3勝しか挙げていません。格下のピッチャーを相手にチーム総出でツブシに掛かっていくような…」(プロ野球解説者) 同試合で先に失点したのは菅野の方だったが、巨人打線が広島・遠藤を捉えるのは時間の問題と見られていた。なのに、原辰徳監督はバントエンドラン、ヒットエンドランなど機動力を絡めた作戦に出て、一気に試合主導権を握った。「格下相手にそこまでやるか?」の声が出たのも当然だろう。 >>巨人・畠、低迷の原因は精神面にアリ?「崩れる流れがいつも同じ」堀内元監督の指摘に賛否の声<< 同日、原監督はモニターによる共同取材も断っているので詳細は分からない。しかし、こんな声も聞かれた。 「日本シリーズを意識しているのだと思う。特にソフトバンクが出てきた場合、千賀を始めとする好投手を相手にしなければなりません。長打での得点は望めないので、機動力を絡めた攻撃に活路を見出そうとしているのだと思います」(前出・同) マジックナンバーも点灯している以上、その先にある日本シリーズを意識したとしても、おかしくはない。決して早すぎることもない。とは言え、巨人ベンチを見ていると、はしゃいでいる感はしない。むしろ、勝ち続けるに従って、口数も少なくなってきたような印象だ。 「菅野は試合後のインタビューで勝ち続ける重圧を口にしました。主力選手の疲労がピークに達しており、もし菅野で試合を落とすようなことになったら、チームが連敗する可能性もあります」(ベテラン記者) 10連戦の初日でもあった。菅野が初戦を落としていたら、ヤバイことになっていたかもしれない。また、菅野は初回に失点することが多い。連勝記録の重圧とも戦っており、前半戦で見せた完投を意識したピッチングスタイルではなくなった。 「連戦が続くので、長いイニングを投げさせたくないようです。救援投手陣も連日の登板で疲労が蓄積していますが」(前出・同) 格下相手にえげつない攻撃を仕掛けたのは、「日本シリーズを見越して」ではなく、主力選手がバテる前に早く優勝を決めてしまいたいと思ったからではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月29日 20時30分
王貞治氏から「巨人に来ないか」とスカウトされた? 元中日・谷沢氏が告白、敵味方を超えた秘話に反響相次ぐ
元中日で野球解説者の谷沢健一氏が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元巨人でソフトバンク球団会長の王貞治氏について言及した。 今回の動画で谷沢氏は、自身が現役時代に影響を受けた打者を3人ピックアップし、それぞれの選手についてトーク。その中の1人に王氏を挙げ、現役時代にあったという知られざるやりとりを語った。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」 主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 動画内で具体的な時期は明かされていないが、ある日の巨人戦でヒットを打ち一塁に出塁したという谷沢氏。その後に後続の打者が打席に入るまで少し間があったというが、この際に一塁手の王氏が「谷沢は今(通算安打)何本打ってんだ?」と聞いてきたという。 王氏の質問を受け、谷沢氏は「1200本くらい打ってます」と回答。すると、王氏は「そっか、2000本めざさないとダメだな」、「谷沢、俺はホームラン1000本めざしてるんだ。お前も目標を高くして、2000本めざしていかなくちゃいけないな」と、お互いに目標を高く持ってプレーしようと激励されたという。 その後、アキレス腱を故障し2年間シーズンを棒に振った時期があったという谷沢氏。しかし、この間も「目標値を高く!」という王氏の言葉は常に記憶に残っており、それを励みに復帰を果たすことができたという。 こちらも具体的な時期や状況は明かされていないが、復帰後に王氏と会話する機会があったという谷沢氏。この時、王氏は「アキレス腱を痛めてから復活して、ホームランもすごく増えたな。全然怪我をする前と違う(いい打撃)じゃないか」と谷沢氏の復活を喜んだ上で、「巨人に来ないか?」と冗談交じりにスカウトしてきたと明かしていた。 谷沢氏はこの他にも、自身が影響を受けた他2名の打者や自身が感じていたという王氏の好不調のバロメーターなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「後の名球会打者同士でそんなやりとりをしてたのか、特に親交あるイメージないから意外だな」、「谷沢さんと王さんは同じ早稲田系列の出身(早稲田大/王氏は早稲田実業高)だから、それなりにお互い意識してたのかな」、「ライバルの復帰を喜んでさらにスカウトなんて王さんは器が広いな」、「冗談だとしても『ウチに来ないか』っていうのは実力を認めてる証だよね」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1970-1986)一筋でプレーした73歳の谷沢氏と、巨人(1959-1980)で現役を全うした80歳の王氏。両者は1970年から1980年にかけてセ・リーグでしのぎを削っている。 現役時代の谷沢氏と王氏は打撃では首位打者、守備でも一塁手部門のベストナイン、ダイヤモンドグラブ(現ゴールデングラブ)を争った間柄。目下のライバルである谷沢氏を敵味方関係なく激励・称賛した王氏の姿勢に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について谷沢健一氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCG0yPgq2fPN8s1uHakMVrMQ
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スポーツ 2020年09月28日 19時45分
その打力は立浪・掛布以上? 広島・達川元監督が告白、古田氏も攻略に苦戦した“巨人の歴史を変える打者”とは
元横浜で野球解説者の高木豊氏が27日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島監督で野球解説者の達川光男氏がゲスト出演。現在巨人で一軍作戦コーチを務める吉村禎章氏について言及した。 今回の動画で達川氏は、現役時代に「こいつすごいな」と感じた打者を左右で1人ずつ挙げトーク。最もすごいと感じた左打者に巨人(1982-1998)一筋で現役生活を送り、プロ17年間で「.296・149本・535打点・964安打」といった数字を残した吉村氏の名を挙げた。 >>巨人・吉村が“4ボール”からホームラン! 球審のミスが招いた悲劇? 相手監督は“無申告”を後悔「人間正直でなきゃいかん」<< 捕手として吉村氏と対峙する中で、「絶対に3000本(安打)は行く」という思いを常々抱いていたという達川氏。本人は盗塁に興味はなかったというが、打撃力だけでなく走力もハイレベルだったという。 その吉村氏のすごさについて、達川氏は「弱点がない。インコースはめちゃくちゃ強かったし、逆方向にもホームランが打てた」と、左右に強い打球を打ち分けるバットコントロールがすごかったと指摘。当時の球界では逆方向にも軽々とホームランを打てる打者はバース(阪神)やブライアント(近鉄)ぐらいしかいなかったというが、吉村氏の打力は両名にも引けをとらないほどだったという。 ここまでの達川氏の話を受けた高木氏は、同時期に活躍した左打者である立浪和義(中日)や掛布雅之(阪神)との違いは何かと質問。これに対して達川氏は「吉村は立浪(ほど)のしつこさはなかったが、立浪より長打力があった」、「掛布もインサイド(の球に)は強かったが、ボール半分吉村の方が強かった」とそれぞれ吉村氏の方が上回っている点があると主張した。 動画内で具体的な時期は明かされていないが、吉村氏の攻略に活路を見いだすためある年のオールスターで古田敦也(ヤクルト)に「古田お前、吉村どうやって抑えてるの?」と聞いたこともあるという達川氏。ただ、古田氏も「いや、僕も吉村(の抑え方)は本当に分からない」とお手上げ状態だったと語っていた。 達川氏はこの他にも、自身がすごいと思った右打者や、ソフトバンクコーチ時代(2017-2018)に指導したソフトバンク・甲斐拓也について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「今は逆方向に飛ばす打者は珍しくないけど、当時は左右にポンポン飛ばす吉村はすごく異質な存在に見えたな」、「立浪も掛布も相当いい打者なのに、両者より上ってめちゃくちゃ評価高いな」、「古田でも攻め方が分からなかったのは意外、それじゃあ当時の捕手はほぼ全員攻略法が分からなかったんじゃないか」、「3000本は分からないけど、怪我さえなければ2000本は優に達成してただろうな」といった反応が多数寄せられている。 1982年から1998年まで巨人でプレーした57歳の吉村氏と、広島(1978-1992)で活躍した65歳の達川氏。両者は1982年から1992年にかけてセ・リーグでしのぎを削っている。 「今回名前が挙がった吉村氏はプロ7年目・25歳だった1988年7月6日中日戦で靭帯断裂の大怪我を負い、それ以降成績が一気に下落するなど不運な故障に泣かされた選手。しかし、前年の1987年まではプロ6年間で『.324・87本・259打点・519安打』といった成績を残すなど、長打力・巧打力を兼ね備えた好打者として巨人の主軸を担っていました。通算安打は1000本にも届いていませんが、今でも『怪我さえなければ2000本安打は堅かった』という声は根強いですね」(野球ライター) 怪我前まではファンやメディアの間で“巨人の歴史を変える打者”とまで言われていた吉村氏。その実力を裏付ける達川氏の言葉に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年09月28日 17時00分
巨人・畠、低迷の原因は精神面にアリ?「崩れる流れがいつも同じ」堀内元監督の指摘に賛否の声
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、27日に自身の公式ブログに投稿。巨人のプロ4年目・26歳の畠世周に苦言を呈した。 畠は26日に行われた中日戦に先発するも、「0-0」と両チーム無得点で迎えた5回表1死二塁の場面で中日・京田陽太に4号2ランを被弾。さらに、その後四球や二塁打で2死二、三塁のピンチを招いたところで降板し、チームはその後「2-3」で敗れている。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 同戦の畠の投球について、堀内氏は「なんだろうね、あの京田くんにホームランを打たれてからの急な変わりよう」、「その後フォアボール出して打たれて…あの場面じゃあ代えざるを得ない」とコメント。畠は4回まで「無失点・被安打3・1四球」と安定した投球を見せていたが、5回に突如崩れた点に苦言を呈した。 堀内氏は続けて、「崩れる流れがいつも同じような気がする」と指摘。今回の投稿に「崩れる流れ」についての具体的な内容は記されていないが、今シーズンは同戦のような投球が多く目につくと指摘した。 「セットポジションでの腕の使い方 スタミナの問題と心理的なものもあるのかもしれない」と推測した堀内氏。「自分の課題としっかり向き合って 少しずつでも前進していかないと」と畠に喝を入れていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「京田に一発食らってからかなりバタついてたから交代はやむなしだった」、「今シーズンは急に崩れることが多い気がするが堀内さんはそのことを言ってるのか?」、「5回が鬼門になってる試合がそこそこあるけど、本人も自覚してて変に力んでる可能性はあるかも」といった反応が多数寄せられている。 一方、「打線の援護がなかっただけで投球的にはそこまで悪くなかったのでは」、「1点も援護しなかった打線が悪い、5回までにリードを奪えていればまた違った展開になっていたはず」といった反発も見受けられた。 「2016年のドラフト2位で巨人に入団した畠は、同戦を含め今シーズンはここまで6試合に先発し『1勝3敗・防御率4.45』と今一つ。この6試合を見ると5回を投げ切れなかった試合、そして5回以降に失点を喫した試合がそれぞれ3試合ずつある上、1つのヒットを皮切りに連打を食らい失点した試合も4試合あります。1本打たれたことをきっかけに投球がガタガタになった試合が多いですが、堀内氏は精神面のもろさがその一要因ではないかと考えているようです。一方、畠は6試合の中で自軍リードの状況で失点を喫したのは1試合のみなので、同戦も5回までに援護点があれば大崩れはしなかったのではと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 試合後、原監督は畠の投球を「三角だね」とする一方、「5安打2点でゲームを勝つのは並のものではない」ともコメントしている。畠は先発6試合の援護点が計10点(1試合平均1.67点)とかなり少ないが、この辺りが改善されるかどうかも今後の投球を左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年09月26日 11時00分
巨人・吉村が“4ボール”からホームラン! 球審のミスが招いた悲劇? 相手監督は“無申告”を後悔「人間正直でなきゃいかん」
22日に東京ドームで行われた巨人対広島の一戦。試合は「5-4」で巨人が勝利したが、同戦中にボールカウントを巡り一時試合が中断するハプニングが起こった。 試合が中断したのは、「0-0」と両チーム無得点の2回表1死。マウンドには巨人先発・菅野智之、打席には広島・松山竜平という場面だったが、松山がカウント「2-2」からの5球目をファールとした直後、球審の本田英志審判がネット裏のスタッフに向かってカウント「2-2」と表示されているスコアボードのランプを「3-2」に訂正するようジェスチャーで伝えた。 すると、巨人捕手・大城卓三がカウントは「3-2」ではなく「2-2」のままで合っていると本田審判に抗議。これを受けた本田審判が一度ネット裏に下がってカウントを確認したところ「2-2」が正しいカウントで、自身が変更を要請した「3-2」は間違いだったことが判明。これにより試合は約2分半の中断を経てカウント「2-2」のまま再開され、その後菅野はカウント「3-2」からの8球目で松山を遊ゴロに打ち取った。 >>巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒 守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」<< カウントが間違ったままだと7球目で四球となっていたこともあり、ネット上には「抗議してカウント間違いを防いだ大城はファインプレーだな」、「試合の流れに影響しかねないから審判はしっかりしろよ」といった反応が多数寄せられた。一部では「昔吉村がカウント間違いから本塁打打ってたよな」、「吉村みたいに間違えられてラッキーなケースもあるけど普通に抗議が正解だな」といったコメントも見られた。 一般的にカウントの間違いは、どちらかのチームにとってデメリットとなる。ただ、過去には同様のトラブルに見舞われたものの、逆にラッキーな方向に転じたケースもある。 1987年10月18日、後楽園球場で行われた巨人対広島の一戦。当時プロ6年目・24歳の吉村禎章は、ここまでキャリアハイとなる29本塁打を放つなど巨人の中軸として活躍。シーズン最終戦となった同戦にも、「5番・右翼」で先発出場した。 その吉村がハプニングに見舞われたのは、「1-5」と巨人4点ビハインドで迎えた4回裏1死の場面。ここで第2打席を迎えた吉村は広島先発・白武佳久に3球目まででカウント「1-2」と追い込まれるが、続く4球目は見送りカウントは「2-2」に。だが、球場のスコアボードが不調でボール球のランプが1つしか点灯しなかったことから、球審の山本文男審判は1ボール、2ボールどちらが正しいのか疑心暗鬼に。そこで、打席の吉村、そして広島捕手・達川光男にカウントを確認した。 2ボールが正しいカウントだと分かっていた達川は、カウントを有利にするために1ボールと即答し山本審判をだまそうと試みる。すると、この達川の発言に対して吉村が特に何も言わなかったため、山本審判は「1-2」と間違ったカウントのまま試合を続行。そのまま次の5球目が投じられたことで巨人側のアピール権は消滅し、ボールカウントの訂正を求めることもできなくなった。 その後、吉村は5球目をファウルした後、6、7球目のボール球を見送り。本来ならカウント「4-2」で四球となるが、山本審判はフルカウントだと思い込み四球を告げず。達川の策略により、吉村は四球を阻まれた形となった。 ところが、吉村はこの直後に白武が投じた8球目を捉え左翼席への本塁打に。通常ならあり得ないカウント「4-2」からの一発で、シーズン本塁打数を大台の30本に乗せることとなった。 試合は「2-5」で巨人が敗れたが、試合後の報道で吉村は「おかしいな、と思っていたけど、そのまま打っちゃいました」と疑問を抱きつつ放った本塁打だったとコメント。また、巨人・王貞治監督も疑いを持っていたというが、「間違ってると恥ずかしいからやめた」と自信を持って抗議することはできなかったという。 一方、王監督と同じく間違いに気づいていたという広島・阿南準郎監督は「人間正直でなきゃいかん」と一言。吉村に本塁打を打たれるまでは「これはもうけた」と考えていたというが、本塁打を打たれ、素直に申告して歩かせた方がマシだったと後悔したという。両チームを振り回したこの間違いに、山本審判は「私のミス以外の何ものでもありません」と反省しきりだったという。 現役時代に巨人(1982-1998)でプレーし、57歳の現在は巨人で一軍作戦コーチを務めている吉村。大城の抗議で大事に至らなかった今回のカウント間違いを、どのような思いでベンチ内から見つめていたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月23日 11時25分
DeNA・ラミレス監督が山崎を重用するワケ 優勝はもはや目標ではない?
原巨人が両リーグトップで50勝に到達した9月22日、ひと足早くデーゲームで行われた阪神対DeNAの一戦は“来季”を感じさせた。 「この日、投じたストレート11球全てが150キロを超えていました。それでも打たれるとは…。不振の原因は技術的な問題ではなく、精神的に何かあるのではないか」(プロ野球解説者) DeNAの守護神・山崎康晃のことだ。山崎は1点リードで迎えた6回からマウンドに上った。先頭打者こそ抑えたものの、その後、3連打を浴び、同点を許してしまった。本来ならば、試合中盤で出てくる投手ではない。9回の最後を担うクローザーだが、不振で配置替えとなっている。 >>DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは<< 150キロ強を計測した状態を指して、前出のプロ野球解説者がこう言う。 「山崎の不振の原因は、勤続疲労だと思ってきました。前回登板の巨人戦(9月20日)も失点しています。2試合とも、ストレートを狙い打ちされている感もあります」 ストレートを狙い打ちされている状況は、ラミレス監督にも報告されている。それでもあえて勝ちゲームで起用してきた理由だが、「来季のため」だと予想されている。失点を積み重ねることで、「ストレート主体のピッチングスタイルを変えるべき」ということを、本人に自覚させているのではないか、と。 「山崎にはフォークボールもありますが、基本的に力でねじ伏せるタイプ。打ち損じを誘うピッチングもできれば、息の長いクローザーになれるんですが」(前出・同) ラミレス監督は来季も見据え、成績を落とした主力選手たちに復調のきっかけを与えようとしているようだ。「来季」と言えば、野手陣でも、そんな選手起用が見られた。 22日、一軍復帰したベテラン助っ人のホセ・ロペスをスタメン起用している。 「ロペスは不振で二軍落ちも経験しました。残り試合を一軍で過ごせば、来季からは外国人枠から外れます。そうすると、ロペス以外の外国人選手を4人も一軍登録することができます」(ベテラン記者) もっとも、今季の残り試合を捨てたわけではない。2位でペナントレースを終えるのと3位に甘んじるのとでは、雲泥の差がある。「原巨人を最後まで苦しめた」という結果が残れば、来季の士気も高まるからだ。 「ラミレス監督の契約は『1年』。今オフに契約を延長するか、新監督を迎えるかをフロントが判断します。一般論として、退任する監督は自身の成績を上げ、次に繋げようと選手を酷使する傾向にありますが、ラミレス監督はリリーフ陣に連投をさせたくないと、ブルペン管理を今も徹底しています」(球界関係者) 選手を犠牲にしない。一見、簡単そうに見えてできないことだ。ラミレス監督は“良い指揮官”と言えそうだ。 育成名目で若手中心のスタメンを組めば、ファンが離れてしまう。観客数の上限が緩和されたというのに、ペナントレースが消化試合になってしまうとは皮肉な限りだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月21日 22時30分
日本ハム投手が“冤罪”で危険球退場に! 本人は認めず猛バッシング、今も語り継がれる“世紀の大誤審”
9日に横浜スタジアムで行われたDeNA対阪神の一戦。試合は「6-1」でDeNAが勝利したが、同戦で球審を務めた柳田昌夫審判の判定が物議を醸す場面があった。 問題となったのは、「2-1」とDeNA1点リードで迎えた5回裏無死二塁での判定。この場面でDeNAは神里和毅がバントヒットを決め無死一、三塁とチャンスを広げたが、阪神・矢野燿大監督は神里の左足がバッターボックスから完全に出ていたのではないかと抗議。ルールでは足が完全に出ていた場合反則打球で打者はアウトとなるが、柳田審判は出ていないと判定し矢野監督の抗議を退けた。 >>DeNA、ついに虎アレルギー払拭? 7年連続負け越し中の天敵に“打ち勝つ野球”で今年こそリベンジを<< 神里の左足がホームベース後方まで出ていたため、ファンの間でも「完全に出てるだろこれ」、「白線にぎりぎりかかとが乗ってたんじゃないの?」と議論を呼んだ柳田審判の判定。一部では「柳田って昔日シリでも誤審してたよな」、「日シリでの誤審があるからどうも信用ならん」といったコメントも見られた。 元々ヤクルト(1985-1993)、近鉄(1994-1996)でプレーしたプロ野球選手で、引退翌年の1997年から審判に転身している柳田審判。今年6月25日のヤクルト対阪神戦で審判として通算2000試合出場を達成したベテランの審判だが、過去に疑惑の判定で球界に波紋を広げたことがある。 2012年11月1日、札幌ドームで行われた日本シリーズ第5戦・巨人対日本ハム戦。前月27日に開幕したシリーズは、第4戦までを終え巨人、日本ハム共に2勝。同戦は勝った方が日本一に王手をかけるという重要な一戦だった。 問題の判定が生まれたのは、「5-2」と巨人3点リードで迎えた4回表無死一塁の場面。送りバントの構えをとる巨人・加藤健に対し、日本ハム2番手・多田野数人が投じた初球は顔面付近に。加藤は体をのけぞらせて回避したように見えたが、頭部を押さえその場にうずくまった。 テレビ中継で直後に流されたスロー映像では加藤の頭部に球は当たっていなかったため、解説の古田敦也氏は「(引いた)自分のバットが頭に当たった(のではないか)」と推測。ところが、球審の柳田審判はこの投球を死球と判定し、さらに多田野に危険球退場を宣告した。 予想外の判定を受け、日本ハム・栗山英樹監督は直ちに柳田球審の元へ近寄り抗議。栗山監督が詰め寄る間、古田氏が「これは間違い」、もう1人の解説者であった工藤公康氏(現ソフトバンク監督)も「当たってないから危険球ではない」とそれぞれ疑問を呈したが判定は覆らず。試合は無死一、二塁で再開されたが、古田氏は「当たってないから誤審ですね。はっきり言って」と最後まで納得いかない様子だった。 その後試合は「10-2」で巨人が勝利したが、試合後の話題は柳田審判の判定に集中。ただ、本人は「難しい判断ですが、自分の判断を尊重します」と誤審を認めず、加藤も「必死にプレーした。何が起こったのかなという感じ」と当たったかどうか明言しなかったため、ファンの間からは「明らかな誤審なのになんで認めないんだ」、「当たってないから明言できないんだろ、根性が腐ってる」と両者への批判が噴出した。 結局その後も判定は変更されないまま日本シリーズは巨人が制したが、2016年限りで引退した加藤は引退後に多田野の球は頭部に当たっていなかったことを明かしている。加藤によると、実際は引いたバットが頭に当たっていたとのことだが、「目もつぶっていたので、それが頭にボールが当たったのかとあの瞬間は思った」という。 投球直後は気が動転していたため死球と思い込んでいたが、ベンチに戻って映像を確認すると当たっていなかったという加藤。ただ、当時は自分の発言でチームに迷惑がかかるのではとの思いもあり、詳細を言い出すことができなかったという。 現在でも“世紀の大誤審”の1つとして数えられることも少なくない加藤への死球。今回のプレーは加藤の死球のような明確な誤審ではないが、当時物議を醸した柳田審判が球審としてジャッジしたということで、おとがめなしの判定にモヤモヤを抱えたファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月21日 11時00分
巨人・阿部二軍監督がドラフトで試される?「1位は外野手」上層部の意向に秘められた課題とは
巨人二軍が白スパイクの着用を決めた。現時点では「練習のみ」だが、ファームはデーゲームも多いだけに試合でのお披露目もそう遠くはないだろう。 「高野連がひと足先に白スパイクの着用を認め、甲子園大会で暑さ対策として効果を発揮していました。黒いスパイクよりも白の方が涼しいらしく、スポーツメーカーも白スパイク推奨のデータをまとめつつあるようです」(スポーツ紙記者) 阿部慎之助二軍監督の提案で巨人二軍の白スパイクの着用が決まったというのが、興味深い。 今さらだが、プロ野球のユニフォームなどは球団からの支給品だ。二軍の選手個々が買い揃えるわけではない。一連の新型コロナウイルス禍で思うような集客活動ができず、緊縮が囁かれる中、白スパイク着用は大きな出費になったはずだ。 >>巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒 守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」<< まだ早いが、こういう“出血サービス”の話を聞くと、阿部二軍監督が「ポスト原」の一番手であることが再認識できる。そんな阿部二軍監督の采配について聞いてみた。 「勝率は5割ライン。二軍は育成の場なので勝敗にさほどこだわった采配は見られませんが、好機に打てなかった選手、痛打を浴びた投手をジッと見ているような印象です。現役時代から後輩たちには『練習あるのみ』の姿勢でしたから、違和感を持つ選手は一人もいません」(球界関係者) ファーム戦での様子を補足すると、いつもサングラスをかけているので、表情から感情を察することができない。試合前の練習でも一歩引いたところから全体を見ていて、何かあると、近づいて行って助言をするといった感じだ。 しかし、阿部二軍監督が本当の意味で試されるのは「これから」だという。ドラフト会議だ。少し前、「巨人が外野手の1位指名を検討」との報道があった。今秋のドラフト候補には長打力を持った外野手もいるが、こんな指摘も聞かれた。 「そもそも、外野手の1位指名の話は、スカウト会議後(8月28日)の大塚淳弘副代表の発言によるものなんです。会議後、同副代表が『1位は外野手』とコメントし、それを額面通りに受け止めたからです。ただ、同副代表は最後に『ピッチャーは揃っているから』とも発言しているんですよね」(ベテラン記者) ピッチャーが揃っているのは、巨人のことではない。高校、大学、社会のドラフト候補に好投手が多いことを指しての発言で、 「本命の外野手がいるのではないか。その本命を指名重複後の抽選で外しても、ピッチャーを指名すればいい。外れ1位の再入札の段階になっても、好投手は残っていると経営陣は判断しています」(同) と、ドラフト戦略を予想する声も聞かれた。 「ファームを見渡すと、外野手の頭数が足らないわけではありません。阿部二軍監督が若い外野手をしっかり育ててくれたら、チームの本当の弱点である先発投手不足を補う指名が、2位以下でも可能になってくるんですが…」(前出・関係者) 昨年のドラフトを振り返ると、1位の高卒投手・堀田賢慎はいきなり肘の手術となり、2位・太田龍は「即戦力」と言われながらも、二軍調整が続いている。「最後のツメの部分で評価を見誤った」とする厳しい意見もあり、そのため、今年は「阿部二軍監督にも意見を求める」(関係者)という。 外野手の育成、そして、自身が一軍指揮官となった時に主力となる投手を見定める――。1位指名はくじ運も影響してくるが、どんなチームを作ろうとしているのか、阿部二軍監督のビジョンも見えてくるだろう。サングラスで表情を隠しているのは、二軍選手を厳しく見定めているのを悟られないためかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月20日 17時30分
巨人・小林、一軍復帰は阿部二軍監督のおかげ? ファームでの“配慮”は元パートナーにも好影響か
ノンフィクションも多く残している作家・海老沢泰久氏のスポーツ小説の中に、ベテラン選手を扱った作品がある。故障で戦線を離脱したベテランがチームに復帰した時、全く別のチームになっていたという感想を持った。故障前と変わらない、同じメンバーと試合をしているのに、だ。疎外感を持ち、それで引退を決めたと――。 巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒 守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」 巨人・小林誠司捕手の一軍復帰は、チームの優勝に間に合うのだろうか。 原巨人にマジックナンバーが点灯した9月15日、小林はファーム戦でスタメンマスクを務め、同じく一軍昇格をめざす藤岡貴裕投手と奮闘していた。 「試合前の練習を見ても、骨折した左尺骨の影響は全くないようです。一軍に呼ばれても大丈夫だと思いますが」(取材記者) しかし、同時点では小林の昇格話は聞かれなかった。打撃好調の大城卓三はエース・菅野智之と連勝街道を突き進み、炭谷銀仁朗も結果を残している。第3捕手の岸田行倫も「円陣番長」と呼ばれるなど、先輩野手たちに可愛がられていた。 コーチ経験のあるプロ野球解説者が一軍選手と二軍選手を入れ換えるタイミングについて、こう説明していた。 「二軍の誰が絶好調だという情報は、2番なんです。1番に来るのは『一軍にいる誰を落とすか』なんです。ある一軍選手の調子が良くない、その選手を二軍で再調整させると決まったら、誰を昇格させるかという話になるんです。小林が実戦復帰し、奮闘しているとの情報はすでに原辰徳監督にも届いているはずです」 通常、一軍登録する捕手は3人。大城、炭谷、岸田が頑張っているとなれば、昇格候補として小林は考えにくい。こうした状況が「小林トレード論」につながっているのだろう。 「今季、小林は国内FA権を取得する予定でした。昨年オフ、小林の流出を阻止するため、複数年契約を交わした(3年)との一報も出ましたが、それを否定する声もあるんです」(球界関係者) 小林が早期の一軍昇格を果たすとすれば、それはチームが連敗した時だろう。スタメン捕手を代えることで、チームをリフレッシュすることができるからだ。原巨人が負けることはあるだろうが、大型連敗はちょっと考えにくい。 「いや、近く、小林の一軍昇格がありそう。15日のスタメン出場は阿部慎之助二軍監督の愛情とも解釈できます。先発の藤岡は今後も続く一軍の連戦に備え、近く昇格するとの情報も出ています」(前出・プロ野球解説者) どういう意味かと言うと、プロ野球の世界では「投手と捕手の相性」を重要視する。藤岡が二軍で調整している時に「マスクをかぶっていたのが小林」となれば、その藤岡が一軍でも本領を発揮できるよう、「二軍での状態を知っている小林と一緒に」となるからだ。 小林は菅野、山口俊とパートナーを代えて最優秀バッテリー賞に選ばれている。投手の長所を引き出すセンスは高い。 藤岡とのバッテリーは、一軍復帰したときに疎外感を持たせないための阿部二軍監督の配慮だったようだ。 元パートナー・菅野は11連勝でマジックナンバーを点灯させたが、その9月15日は6回3失点と決して調子は良くなかった。菅野での敗戦はチームに悪影響を及ぼす。それを阻止するにはパートナー・チェンジも一案だろう。同日、二軍戦でマスクをかぶった小林が「優勝の最後のピース」になりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月19日 11時00分
ソフトB・中村の弔い打で思い出す、巨人・谷の“号泣満塁弾” 「先に逝かれて本当に悲しくて…」急逝の盟友に捧げた魂の一打
17日に札幌ドームで行われたソフトバンク対日本ハムの一戦。試合は「2-1」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンク・中村晃のヒーローインタビューだった。 >>「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声<< ソフトバンクは前日の16日、約30年にわたりチームを支えていた川村隆史3軍コンディショニング担当がくも膜下出血のため55歳で急逝。訃報から一夜明けた同戦、チームはユニフォームに喪章を着けて臨んだが、その試合の9回表に中村は通算1000本安打を達成した。 試合後のヒーローインタビューで、中村は「みんなつらかったし、もっともっと生きてほしかった」と悲痛な思いを吐露。その上で、「僕が18歳だった新人合同自主トレの時から、いつも選手に寄り添って支えてくださった。これからも野球選手として長く続けることが川村さんへの恩返しだと思う」と決意を述べた。 天国の恩人に思いをはせた中村の姿に、ネット上には「どうしてもこの試合で1000本安打を達成したかったって思いが伝わるな」、「結果が出て天国の川村さんもきっと喜んでるよ」といった反応が多数寄せられた。一部では「亡き人に捧げる一打っていうのは谷を思い出すな」、「あの時の谷も同じような思いを抱いてたんだろうな」といったコメントも見られた。 名前が挙がっている谷佳知は、現役時代にオリックス(1997-2006,2014-2015)、巨人(2007-2013)でプレー。プロ19年間で「.297・133本・741打点・1928安打」といった成績を残した好打者だが、巨人時代に天国の盟友へ捧げる一打を放ち多くのファンの涙を誘っている。 2010年4月24日、東京ドームで行われた巨人対広島の一戦。この試合は同月2日の対広島戦前の練習中にくも膜下出血で倒れ、同月7日に37歳の若さでこの世を去った故木村拓也コーチの追悼試合。木村コーチは現役時代に巨人、広島でそれぞれプレー経験があったため、同戦は両チームがユニフォームに喪章を着けて臨んだ。 劇的な一打が生まれたのは、「2-3」と巨人1点ビハインドで迎えた8回裏1死満塁。一打出れば同点、逆転というこの状況で、原辰徳監督は代打に谷を起用。木村コーチとは同級生で親交も深かった谷は心の中で気持ちをふるい立たせていたのか、ゆっくりとした足取りで打席に入った。 球場から大声援が送られる中、谷は広島3番手・高橋建が投じた初球、2球目をしっかり見極めボールを選ぶと、3球目は逆方向へ痛烈なファール。そして、カウント「1-2」から高橋が投じた高めの4球目を迷いなく振り抜いた。 ファンの大歓声と共に上がった打球は、大きな弧を描きながらレフトスタンドに飛び込む逆転満塁ホームランに。打った瞬間に高々とバットを放り投げた谷は、両手を挙げバンザイしながらダイヤモンドを一周した。 谷の満塁弾もありこの回一挙5点を挙げた巨人は、9回表に広島に1点を返されるも「7-4」で勝利。試合後のヒーローインタビューには、当然殊勲の一打を放った谷が呼ばれた。 お立ち台に立った谷は泣きながら「拓也とは同級生で、いつも励まし合ってプロでやってきたけど、先に逝かれて本当に悲しくて…」、「泣かないでおこうと思ったんですけど、涙が全然止まらなくて…なんとか今日の試合は、とにかく勝ちたいと思って臨みました」とコメント。天国の木村コーチに思いをはせる谷の姿は多くのファンの涙を誘った。 谷は後年、同戦での心境についてメディアのインタビューなどで明かしている。谷によると、プロ生活の中で「あれだけ気合を入れて打席に入ったことはない」といい、打席内では「絶対に打たないといけない」、「ホームランしかない」と考えていたとのこと。普段の打席で気持ちを入れすぎると空回りすることがほとんどだったというが、同戦だけは狙い通りの打撃をすることができたという。 10年前の谷と同じく、今回故人に捧げる一打を放った中村。天国の川村コンディショニング担当も、新人のころから見てきた中村のメモリアル安打をきっと喜んでいることだろう。文 / 柴田雅人
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