巨人
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スポーツ 2020年11月19日 11時05分
巨人、今オフの狙いは投手と強打の外野手?「国内FA市場にも参戦するつもり」決戦の裏で外部補強は進行中か
原巨人が日本シリーズ第一戦の舞台となる京セラドームに移動した11月18日、球団は育成12位指名の選手との契約合意を発表した。これで支配下7人、育成12人の全指名選手の入団が確定した。確か、ドラフト会議当日、「育成枠なら進学する」とガッカリしていた高校生投手もいたが…。担当スカウトが粘り強く説得したのだろう。 発掘と育成の元年と称し、「3、4年後のドラフト1位を獲れた」とも球団幹部は話していたが、育成枠でこれから入団する投手が、本当に“菅野智之”になれるのだろうか。 「今年の巨人は、引退選手を含め、約20人の選手が解雇されています。大学に行って伸びる選手もいれば、たとえ育成でもプロ野球の世界に入った方が良い選手もいます。プロの世界で成功するかどうかは、やはり本人次第」(ベテラン記者) だが、今年の日本シリーズのカギを握りそうなのは、「育成出身の選手」のようだ。 「打線のキーマンは松原聖弥です。16年育成5位、2年目の18年途中、支配下に昇格しました」(前出・同) 今季中盤以降、スタメン右翼の座も勝ち取った。俊足堅守のイメージも強いが、関係者によれば、実際は違うそうだ。 「高校は強豪の仙台育英ですが、大学は首都リーグ二部の明星大学。高校時代はベンチ入りもできなかった年もありました」(球界関係者) 当時は、守備難の選手だったという。繰り返しになるが、肩は強く、俊足だ。しかし、打球判断がイマイチで、とくに後方のフライの目測を誤ることも少なくなかったそうだ。「俊足、強肩」の素材力で育成指名され、プロ入りした後で守備難を克服した。本人の努力もあるが、コーチ陣の辛抱強い指導が必要だ。 「原監督は『吉川尚、松原』の1・2番で臨むつもり。松原が出塁すれば、クリーンアップは長打を狙わずに済み、シングルヒットで得点を挙げられます」(前出・ベテラン記者) 京セラドームに到着するなり、報道陣はシャットアウト。出発前の東京ドームでの練習も非公開時間が長かったが、京セラでは攻撃に関するサインプレーの確認がされたという。吉川尚、松原が出塁することを大前提とした練習だろう。 >>巨人・原監督がコーチ陣に毎日説教?日シリを前に過熱する対策、厳重警戒する昨年の敗因とは<< 「外国人投手、外野を守れるスラッガータイプの助っ人を獲得する方向で現地担当者が動いています。国内FA市場にも参戦するつもり」(前出・同) 育成のチームへの舵を取ったが、外部補強も続けるようだ。何よりも、勝たなければ意味がない。 今年の日本シリーズも落とすようなことになれば、これからジャイアンツのユニフォームを着る新人たちのモチベーションにも影響してくる。原辰徳監督の責任は重大だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月18日 19時30分
プロ野球ベストナイン、“リリーフ部門”を元巨人・上原氏が提案 「ベストナインとなったらほぼ先発」地位向上への訴えに賛同の声
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が17日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。プロ野球ベストナインの“部門増設”を提案した。 1940年に創設されたベストナインは毎年オフにプロ野球担当記者による投票のもと、セ・リーグでは7部門・9名(外野は3名)、パ・リーグではDHを含めた8部門・10名(同)がそれぞれ各ポジションで最も活躍した選手として表彰される。今回の動画で上原氏は今季のパ・リーグベストナインを部門ごとに予想し理由などについてトークしたが、その中でセ・パ両リーグの投手部門の増設を提案した。 現行制度では先発、リリーフの区別なく最も活躍したと評価された投手1名がベストナインとして選ばれているが、上原氏は「投手(部門)は3ポジション作ってほしい。(内訳は)先発・中継ぎ・抑えで」と、投手部門を2枠増設し先発・中継ぎ・抑えで細分化するべきではと提案。 続けて、「中継ぎ・抑えは絶対ベストナインに選ばれないからかわいそう」、「セットアッパー賞(最優秀中継ぎ投手)やクローザー賞(最多セーブ投手)はあるけど、ベストナインとなったら(選ばれるのは)ほぼ先発」と、これまでの選出投手が先発に偏っている点を理由として挙げた。 また、上原氏は「先発の人はそれ(ベストナイン)以外にも沢村賞があるけど、中継ぎ・抑えはその1個(ベストナイン)しかない」ともコメント。先発投手はベストナイン以外にも先発のみを対象として選考される沢村賞があるが、中継ぎ・抑えには沢村賞に該当する賞は存在しないため、部門を新設して中継ぎ・抑えが評価される機会を増やすべきではと指摘した。 一昔前とは違い現代では投手分業制が確立していることも踏まえ、「(これからはベストナインに)セットアップ賞(中継ぎ・抑え部門)を作ってもいいと思う」と改めて主張した上原氏。仮に部門が増設された場合、中継ぎではロッテ・唐川侑己やソフトバンク・モイネロ、抑えでは西武・増田達至やソフトバンク・森唯斗が今シーズンの有力候補になるだろうと語っていた。 上原氏はこの他にも4名の名を挙げるほど悩んだ部門や、開幕前に活躍すると考えていたが予想が外れた選手について動画内で語っている。 >>元巨人・上原氏、田澤の目前で「なんでドラフトにかけなアカンの」 NPB未経験者の“縛りルール”に苦言<< 今回の動画を受け、ネット上には「確かにリリーフはどれだけ好成績挙げても選ばれない印象が強い」、「リリーフの受賞者は全然思いつかない、佐々木(主浩/元横浜他)ぐらいしかいないんじゃないか?」、「今は投手の役割分担がはっきりしてるから、時代に即して増やすのはいいかも」、「今すぐにっていうのは難しいだろうが、こうやって声を挙げることで機運が高まる可能性はなくはないと思う」といった反応が多数寄せられている。 「今年で創設からちょうど80年となるベストナインですが、中継ぎ・抑えを本職とする投手の選出はこれまでほとんど例がなく、セでは1998年の横浜・佐々木のみ。パでは1度も選出例がなく、2017年にプロ野球新記録となる『54セーブ』をマークしたソフトバンク・サファテも選ばれていません。上原氏は現役時代に日本球界では唯一となる通算『100勝100ホールド100セーブ』を達成するなど先発・中継ぎ・抑え全てで活躍していますが、それ故に中継ぎ・抑えの地位も先発と同じレベルまで向上してほしいという思いは人一倍強いのかもしれません」(野球ライター) 1975年にパ・リーグがDH制を導入したことを受け、同年からパでDH部門が新設されるなど部門が増えた例はあるベストナイン。投手部門の増設の可否は、今後も議論の余地があるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年11月17日 11時05分
巨人・原監督がコーチ陣に毎日説教? 日シリを前に過熱する対策、厳重警戒する昨年の敗因とは
巨人・原辰徳監督が熱くなっている。11月21日の土曜日から日本シリーズが始まる。東京ドームで行われた全体練習では、打撃マシンを160キロに設定する“千賀対策”など具体的な対応策も見られた。 >>元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言<< 大方の予想は「ソフトバンク優勢」。原監督もソフトバンクの強力打線とリリーフ陣の層の厚さは分かっているはずだ。しかし、今年のシリーズ対決は“コーチスタッフの戦い”になりそうだ。 「練習開始前、原監督は約10分間の訓示をしています。その内容については明かされていません。球団広報にも口止めしていました」(スポーツ紙記者) 報道陣を締め出してのサインプレー、内野守備の確認などに約1時間半が費やされた。シリーズ直前に非公開となるのは、よくある話。異なるのは、原監督と各担当コーチの事前の打ち合わせだ。 「原監督はコーチ陣を呼び出し、お説教をしています」(球界関係者) 練習後の共同会見で、こうも語っていた。 「昨年はセ・リーグを勝つというところで、日本シリーズの準備、教育ができていなかったというのも、一つの反省。(去年のシリーズは)勢いで行ったけれども、なかなかその勢いだけでは…」 昨年は「準備不足」で負けたという。その準備がしっかりとできているのかどうかを確認するため、各担当コーチを呼び出したそうだ。これはソフトバンク側から聞いた話だが、19年は「巨人が日本シリーズにコマを進める可能性が高い」とし、交流戦を戦いながらデータを集めていたそうだ。また、主力級の投手たちは、通常とは異なる配球に徹し、シリーズ本番に備えたそうだ。 「実際、昨年のシリーズ中、スコアラーの持って来たデータとも異なる点もあったらしく、『何で?』の声が巨人選手から出ていました」(球界関係者) 今年は交流戦がなかった。自軍のスコアラーはソフトバンクの情報を集めてきたが、各担当コーチはそれを解析し、選手たちに伝えたのかどうかを原監督は確認したのだ。「足らない、準備不足」と思えば、カミナリも落としたそうだ。 「ミーティングを仕切っているのは、元木大介ヘッドコーチ。宮本和知投手チーフコーチがソフトバンク打線の対策を任されています」(前出・同) 両コーチとも、入閣当初は「タレントに指導が務まるのか?」と陰口を叩かれた。コミュニケーション能力の高さでチームをまとめてきたのは本当だが、今年の日本シリーズで真価を問われることになる。 エース菅野で初戦を取れば、チームの雰囲気も好転するのだが…。原監督が熱くなっている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月16日 20時30分
元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」 阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言
元巨人・笠原将生氏が、16日に自身の公式ツイッターに投稿。今シーズン限りで現役を引退した阪神・藤川球児の引退登板を巡る議論に苦言を呈した。 >>阪神・藤川に「将来の監督に」の声?他球団の“栄誉職”とは違う、球団が新設ポストに就けたワケ<< 藤川は引退試合となった10日巨人戦で9回表に登板。坂本勇人、中島宏之から連続三振を奪った後、重信慎之介を二飛に打ち取り無失点で有終の美を飾った。だが、重信が藤川の2球目にバットを出し結果三振しなかったことについて、ネット上は「重信は空気読んで三振で花を持たせろよ」、「真剣勝負せずにわざと三振する方が失礼」などと議論に。中には、反対意見に対する誹謗中傷も少なからず見受けられた。 16日に自身のツイッターに投稿した笠原氏は、試合から6日経った現在もくすぶっているこの議論について「『わざと花持たせる為に三振しろ』って言ってる人 これは八百長だ!だのこれからもガタガタ言うなよ?」、「『プロである以上真剣勝負しろ』って言って人 引退試合で本塁打打ってもガタガタいうなよ?」(原文ママ)と双方の意見に苦言。 その上で、「結論 正解のない世界で人を悪くネットで言わないでおきましょう」と、明確な正解がない事柄について過剰に議論すること、ましてや誹謗中傷を交えることは控えた方がいいと呼びかけた。 笠原氏の投稿を受け、ネット上には「確かに何でもかんでも白黒つけようとするのは良くない」、「あーでもないこーでもないっていう議論自体は否定しないが、その中で人を馬鹿にしたり貶したりするのは良くない」、「花持たせるのもガチンコ勝負もどちらも間違ってないと思うし、外野がごちゃごちゃ言うものでも無いと思う」、「なんか熱くなってるファンも多いけど、多分藤川は重信が打ちにいったこと何とも思ってないと思うぞ」といった反応が多数寄せられている。 張本人である藤川も15日に自身の公式ツイッターに「必要性を感じない」と投稿しているこの議論。現役最後の投球がここまでの議論になるのも、藤川が一流の選手だった証なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____藤川球児の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2020年11月12日 11時05分
阪神、新助っ人候補に「巨人じゃないの?」の声が挙がるワケ 大野の残留で補強策は迷走?
阪神が韓国20勝投手、ラウル・アルカンタラ(斗山)の獲得へ――。今季最終戦が行われた11月11日、甲子園球場のベンチ裏で「オフの補強案」が囁かれていた。 今オフの国内FA市場の目玉である中日・大野雄大投手の残留が決定的となり、それに代わる先発投手の補強策として、韓国・斗山のアルカンタラの獲得をめざすという。 「昨年オフ、韓国球界で活躍していたサンズを獲得したルートから上がってきた投手です。150キロ強の力強い真っ直ぐとスライダーを投げ分ける右腕です」(関係者) 今季、規定投球回に到達したのは、西、青柳の2人だけ。後半戦には高橋遥が出てきたが、すでに帰国したガルシアも退団濃厚であり、「先発投手の駒不足」と判断したのだろう。 もっとも、同日先発した藤浪晋太郎は「5回被安打4無失点」と好投している。「藤浪を使えば?」の指摘もないではない。 「四球も出せば、対戦したDeNAの拙攻に救われた部分もありました。でも、一時期に比べれば、別人のように良くなっている。西、青柳、高橋遥、藤浪の4人がしっかり投げてくれれば問題ないと思うが」(プロ野球解説者) アルカンタラが前評判通りの活躍をすれば、“投手王国”になるかもしれない。 >>来シーズンの阪神、山本昌氏の入閣が浮上?人望厚い“元臨時コーチ”は藤浪の復活も左右か<< しかし、そのアルカンタラが「韓国・斗山の所属」と聞くなり、こんな声も聞かれた。 「巨人じゃないの?」 巨人は昨季、韓国・SKワイバーンズで17勝を挙げたサンチェスの獲得に成功している。3億4000万円というお高い買い物にはなったが、それは日米韓の争奪戦になったため。サンチェスを上回る成績を収めたことにより、アルカンタラの元にはやはり米球界のオファーも届いているとのことで、マネー戦争は避けられそうにない。 巨人優勢の声が出た理由だが、お金の話だけではないようだ。 「アルカンタラを最多勝に導いたのは、捕手のパク・セヒョクです。そのパク・セヒョクは阿部慎之助二軍監督と『自主トレ仲間』で、シーズン中もラインで連絡を取り合う仲なんです。阿部二軍監督とのツーショットをパクが地元韓国のメディアに公開したこともありました」(特派記者) それだけではない。後藤孝志野手総合コーチだ。後藤コーチは斗山でのコーチ経験もある。アルカンタラが日本球界へのステップアップを狙うとすれば、信頼する女房役のパクに相談し、斗山球団も巨人を推すだろう。 「阪神はサンズが好成績を残したことで韓国ルートに再び重点を置くようになりました。好待遇で迎えたウィリン・ロサリオが不振に陥った時は、しばらくは韓国ルートを使わないみたいな言い方でしたが」(前出・関係者) 中日・大野の残留が決定的となり、阪神の補強構想は修正を余儀なくされた。ファームには才木、浜地、及川など他球団も一目を置く逸材がいる。藤浪が好投した日のウラで先発投手の補強策が出るのは、彼がまだ信頼を取り戻せていないからかもしれない。オフの補強で巨人と張り合うよりも、若手育成、藤浪の先発復帰を優先すべきだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月11日 11時00分
巨人・坂本、昨シリーズの“悪夢”再び? 藤川引退の裏でスタメンを外れたワケ
宿敵巨人との今季最終戦、阪神・藤川球児が現役最後のマウンドに上った(11月10日)。巨人ベンチも応えた。日本球界を代表するクローザーのラスト登板に相応しいバッターを代打投入する。坂本勇人、中島宏之がバッターボックスに向かった。 試合終了後に藤川自身が挨拶。巨人ナインもそれを拝聴し――。と、ここまでは良かった。巨人・原辰徳監督があえて坂本を外したのは、日本シリーズ対策と見て間違いないだろう。 >>「巨人軍の坂本は真似するな」元西武・石毛氏の指導方針に賛否「なぜいけないか理由も言うべき」と反発の声も<< 「坂本は、青柳(晃洋)が大の苦手なんです」(球界関係者) 今季の2人の対戦は、2打数無安打。新型コロナウイルス禍で試合数が少なかったため、直接対決は少なかったが、昨年10月のことだ。原巨人のシリーズ4連敗は、阪神とのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦を落としたことがその遠因になった。 「坂本は青柳の外角に逃げていくスライダーに惑わされ、打撃フォームを崩してしまいました」(前出・同) 昨年の10月11日、そのCSファイナルステージ第3戦、阪神先発の青柳は3回途中2失点でマウンドを下りたが、坂本に対しては2打数無安打と相性の良さを見せつけた。 外角に逃げていくスライダーをバットに当てようと、いつもと違うスイングをしたせいか、坂本は日本シリーズで13打数1安打と振るわなかった。坂本の不振だけがシリーズの敗因ではないが、原監督は苦手・青柳との対戦を避けさせたようだ。 「2000本安打のメモリアルもあり、坂本は心身ともに疲れています。休養させるのなら、『苦手投手を避けた』という大義名分があった方がいい」(ベテラン記者) また、優勝決定後、原監督は主力選手をスタメンから外してきた。シリーズに向けて万全を期すためだが、「坂本の体調、打撃ともに万全に戻らなければ、指名打者に坂本を入れてくるのではないか」(プロ野球解説者)との予想も聞かれた。 打撃面に専念させるためだが、見方を変えれば、プロ野球解説者など関係者の目には、「坂本の疲労具合はヒドイ」という意味なのだろう。 試合前にもセレモニーが行われた。巨人側からの花束贈呈役は坂本が務めた。守備位置はもっとも運動量の多いショート、打撃でも打線の中枢を任され、キャプテンとしてチームをまとめ、看板選手である以上、チームを代表して挨拶もしなければならない。他選手よりも疲れるのは当然か…。 「坂本を守る」ことはできたが、シリーズ対策は万全とは言い難い状況だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月10日 20時30分
マエケン、巨人・坂本への“不義理”エピソードを明かす 「うわっ!やらかした!」NPB時代に目の前で犯した失態とは
ツインズ・前田健太が9日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。1988年生まれの同級生である巨人・坂本勇人にまつわる失敗談を告白した。 >>マエケン、指名漏れなら社会人入りだった?「社会人野球のあるチームに…」ドラフト会議直前、森本氏らOBも思い出投稿<< 今回の動画で前田は、8日の対ヤクルト戦で通算2000本安打を達成した坂本を祝福。その話の流れで、NPB・広島時代に坂本からもらったバットを折ってしまったエピソードを披露した。 動画内で具体的な時期は明かされていないが、ある巨人戦で坂本から数日前にもらったバットを使用していた前田。同戦まではそのバットのおかげですごく打撃の調子が良かったというが、同戦ではスリーバントを失敗するミスを犯してしまったという。 バント失敗で「めちゃくちゃ自分的にフラストレーションがたまってしまった」という前田は、坂本からもらったバットということを失念し、怒りに任せてバットを地面にたたき付けてしまう。すると衝撃でバットが折れてしまったという。 バットが折れた瞬間に我に返ったという前田は、「うわ!やらかした!」と後悔しながらベンチへ。「やべえやらかした。(坂本)怒ってるかな」と思いつつ遊撃を守る坂本を見ると、坂本も自身の方向を見ていたため、すぐに「ごめん!」と手を合わせながら謝罪したという。 「もらったバットを(わざと)折ってしまったっていう、申しわけないというかやらかした話がありました」と苦笑いで振り返った前田。試合後の坂本の様子については明らかにしていないが、すぐに新しいバットをくれたと明かしていた。 この他にも前田は坂本と初めて言葉を交わした時期や、2000本安打達成を祝って坂本に贈ったプレゼントなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「初めて聞いたエピソードだ、広島でバリバリのエースだった時はそんなところ見たこと無いし若手時代の話かな?」、「道具大事にしてるって常々言ってるマエケンがバットに八つ当たりしたっていうのは意外だな」、「折られた直後の坂本の表情が気になる、『それ俺があげたバット…』って感じだったのかな」、「目の前でバット折られたのにまた新しいのあげるって坂本は懐が深いな」といった反応が多数寄せられている。 これまで広島(2007-2015)、ドジャース(2016-2019)、ツインズ(2020-)で活躍している前田と、巨人(2007-)一筋でプレーしている坂本。両者は2007年から2015年にかけセ・リーグでしのぎを削っているが、前田のNPB時代から球場内外で親交が深いことが知られており、坂本からバットをもらったこと自体は過去に報道などでも明かされている。 坂本からもらったバットが手になじんだことから、そのモデルを元にアレンジしたバットを今でも使用しているという前田。その大事なバットを本人の目の前で“粉砕”してしまったという逸話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
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スポーツ 2020年11月09日 20時30分
巨人・堀内元監督、横川に「上では勝てない」 初先発左腕の課題を指摘、ブレークの鍵はカーブとフォーク?
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が9日、自身の公式ブログに投稿。巨人のプロ2年目・20歳の横川凱の課題を指摘した。 >>巨人・畠、低迷の原因は精神面にアリ?「崩れる流れがいつも同じ」堀内元監督の指摘に賛否の声<< 横川は前日8日に行われ巨人が「3-5」で敗れた対ヤクルト戦で、「5回1失点・被安打3・四球1・1奪三振」と好投。プロ初勝利はならなかったが、プロ初先発で安定した投球を見せた。 今回のブログで同戦の横川について取り上げた堀内氏は、横川を「いいピッチャーだ。プロ初登板にしては物怖じしないところもいい」、「フォアボールで自滅するピッチャーでもなさそうだ」と評価。 しかし、その一方で「100点満点とするとコントロール60点球の力・スピード60点 フォーム70点」、「全て平均点よりは上だが突出したものがまだない。これは、っていうボールもまだない。スピードももうちょっとほしい」とコメント。それなりの能力は兼ね備えているが、突出した要素は見受けられなかったと指摘した。 「現状のままだったら1軍にいてコンスタントに勝てる、とは言えない」、「1つでも90点以上のものがないと上では勝てない」と、今のままでは一線級の投手にはなれないという堀内氏。「自分の特徴をつかんで焦らず、しっかりと育っていってほしい」と、自分にとって一番伸ばしやすい要素は何かをよく考えて試合・練習を積んでほしいと激励していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「昨日の投球は良かったといえば良かったけど、2ケタ勝てる投球なのかっていわれたらまだそうではないと思う」、「1つ突出すれば一軍でやれるというのは分かる、藤浪(晋太郎/阪神)も制球は50点ぐらいだけど球は100点だし」、「三振が取れてないことを考えると、決め球の確立が一番重要だと思う」、「スピードやフォームはまだ若いし日々の練習で培われるだろうから、ブレークできるかは変化球が鍵になりそう」といった反応が多数寄せられている。 「今シーズンの横川は同戦を含めた2戦で、ストレート、スライダー、カットボールが球種配分の約8割を占めています。現在はこの3球種を軸に投球を組み立てているということになりますが、空振り率を見るとストレートが『3.03%』、スライダーが『6.67%』、カットボールが『8.33%』でいずれも10%以下と、あまり打者の空振りを誘えてはいません。一方、残り2割を占めるカーブ(12.5%)、フォーク(25%)はどちらも空振り率10%超え。そのため、この2球種のどちらかを決め球として使えるレベルにし、現在軸としている3球種はカウント稼ぎとして用いるスタイルを身に付ければ一軍で戦える投手になれる可能性も十分あるのではないでしょうか」(野球ライター) 8日から宮崎で行われているフェニックスリーグに参加するため、9日に登録を抹消された横川。今後カーブ、フォークの質をどこまで上げられるかが、来シーズン以降の成績を左右するのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年11月09日 17時00分
巨人・田中に「積み上げてきた結果がパー」の声 日本シリーズ登板は絶望的に? 11戦無失点後の大炎上が物議
8日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。試合は「5-3」でヤクルトが勝利したが、同戦に登板した巨人のプロ5年目・26歳の田中豊樹の投球がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 >>巨人、“敵将”ラミレス監督の入閣計画が?「育成に舵を取る」上層部の言葉は改革の前触れか<< 「3-1」と巨人2点リードの8回表。田中はこの回から4番手として登板するも、先頭から四球、死球、ヒットと一瞬で無死満塁のピンチを招く。さらに、ここで迎えた山崎晃大朗に逆転の満塁ホームランを浴び、1死も取れないままここで降板となった。 同戦は先発のプロ2年目・20歳の横川凱が5回1失点でプロ初勝利の権利を持っていたが、田中が逆転満塁弾を被弾したことにより消滅。また、チームもその後得点を奪えず、そのまま「3-5」で敗れる結果となった。 逆転負けを招いた田中の投球を受け、ネット上には「何しに来たんだって言われてもしょうがないほど酷い投球だった」、「1死も取れずに4点奪われて降板は何も擁護できない」、「コントロールが致命的に定まってなかった、山崎に打たれた球もど真ん中のスライダーだったし」、「初勝利潰された横川がただただ可哀想過ぎる」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「それまで無失点続けていい感じだったのにもったいないなあ」、「せっかく積み上げてきた結果がパーになった、日シリで使われる可能性も低くなっただろう」といったコメントも複数見受けられた。 「今回大炎上で敗戦を招いた田中ですが、試合前までは11試合連続無失点と好調。チームは現在中継ぎエースの中川皓太が左わき腹痛により二軍調整中で、中川に次ぐ存在の大竹寛も腰の張りで約1カ月離脱し今月4日に一軍に復帰したばかりという状況なので、日本シリーズでの積極起用も有力視されていました。ただ、無失点を続けた11試合中1試合しかなかった3点差以内リードでの登板が投球を狂わせたのか、それとも既に優勝が決まった状況で気の緩みがあったのか、今回まさかの背信投球で試合を台なしに。そのため、原辰徳監督はシリーズでの田中の起用を見送るのではと推測しているファンもいるようです」(野球ライター) 同戦の炎上で防御率が「3.58」から「4.88」と1点以上悪化した田中。試合後、原監督は田中について特にコメントはしていないが、この日の炎上劇はどのように映ったのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月03日 11時00分
巨人、“敵将”ラミレス監督の入閣計画が?「育成に舵を取る」上層部の言葉は改革の前触れか
育成選手は、幸せか…。2020年のプロ野球ドラフト会議で、原巨人は12人の育成選手を指名した。05年の同制度導入以来、史上最多である。大塚淳弘・球団副代表を始め、何人かのフロント幹部が「育成に舵を取る」と言っていたので12人の大量指名には驚かなかったが、巨人と同じく三軍制を敷いている福岡ソフトバンクは、“新しいチーム像”をファンに問うことになりそうだ。 >>元MLB・田沢の指名漏れに上原氏が指摘低評価の理由は“実績”?ドラフトの“縛りルール”にも疑問<< 「育成3位で指名された敦賀気比高の笠島尚樹投手が『育成ではプロ入りしない』と、改めて表明しました(ドラフト翌日)。メジャースカウトも彼を視察していたので、将来性は高い。70人の支配下登録枠があるので、他球団は指名を見送ったみたいですが」(ベテラン記者) 「三軍・育成」は、3ケタの背番号を背負い、大学、社会人などのチームと試合をする。球団組織の最低クラスに所属するのなら、アマチュアで頑張り、改めてプロ野球をめざした方が良いと考えたのだろう。 支配下を勝ち取り、一軍へ。プロ入りが多少遅れても、「大学、社会人で活躍し、上位指名で」と考える球児もいる。どちらを選ぶかは本人次第だが、巨人はフリーエージェントやトレード、外国人選手の獲得など外部補強をやめるとは、一言も言っていない。また、原辰徳監督が「選手本人のためにも」の発想で、トレード活性論者でもある。 「ドラフトで上位指名され、二軍で鍛えられ、一軍で活躍。引退後は指導者に」――。そんな巨人で育って、巨人で現役を終えてという“生え抜き”は少なくなっていくのではないだろうか。今さらだが、第三次原政権が誕生した18-19年オフ、内海哲也、長野久義の両ベテランがFA補強後のプロテクト名簿から漏れ、他球団に移籍した。 「内海、長野は巨人に入りたくて、他球団のドラフトを蹴って指名を待っていました。その経緯を考えると…」(スポーツ紙記者) 当時、そんな驚きの声も出たが、その後のチームの優勝、若手の到来によって、批判的な意見は聞かれなくなった。しかし、見方を替えれば、常に優勝争いに加わっていなければ、ファンの支持は得られない。大量に選手を指名し、外部補強もやめないということは、勝たなければならない。つまり、もっとも厳しい評価を受けるチームになるわけだ。 また、先の「三軍・育成」の対外試合だが、原監督が「社会人、大学に負けるようではダメ」と、苦言を呈したことがある。 二軍コーチの経験を持つプロ野球解説者がこう言う。 「育成選手ですが、社会人か、大学生のトップレベルと同等かな。でも、足が速いとか、長打力に長けているなど一芸に秀でた選手が多い」 三軍でスペシャリストを育てようとしているのかもしれない。育成は、投資でもある。若手に睨みも効く阿部慎之助二軍監督がファーム全体を見ているから統率が取れているが、一軍指揮官になった後はどうなるか、分からない。 「DeNAを退団するラミレス監督に興味津々のようです。阿部政権の参謀になるという情報も飛び交っています」(前出・スポーツ紙記者) DeNAもフロント要職を用意すると明言していたが、どちらを引き受けるかは本人次第だ。あくまでも「情報」のレベルだが、育成選手を増やせば、コーチも増員しなければならない。将来の阿部政権を支えるファーム統括者が誰になるのか、注目だ。(スポーツライター・飯山満)
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2020年02月03日 11時47分
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2020年01月31日 17時08分
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2020年01月28日 15時47分
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2020年01月23日 11時30分
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スポーツ
巨人・原監督、開幕直前の助っ人獲得を示唆か レギュラー争いを踏まえた補強策、計画は昨年末頃から練られていた?
2020年01月21日 11時52分
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スポーツ
元巨人・上原氏、現役ラスト登板での“惜別タッチ”に「狙ったわけじゃない」 同級生のロッテ福浦に手を差し出した裏話を語る
2020年01月20日 21時30分
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スポーツ
巨人・坂本「台湾は練習環境が全然ない」 プレミア12での打撃不振、現地で味わった苦悩に反応続々
2020年01月17日 17時07分
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スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分