事件
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社会 2020年05月26日 19時00分
25歳会社員、隣人のシャワー音を聞きベランダに侵入して盗撮 動機は「好意を持っていたから」
東京都町田市のアパートで、隣人のベランダに侵入して盗撮したとして25歳の会社員が逮捕されたことが判明。その行動に驚きの声が上がっている。 男は昨年12月から、住んでいた町田市内のアパートで、隣の部屋に住んでいた女性がシャワーに入った音を聞きつけると、ベランダに侵入。カーテンの隙間から女性の裸を盗撮していた。その回数は4回にも及び、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受けた在宅勤務時にも、犯罪行為を繰り返していた。 男は既に今月1日女性の部屋に侵入した疑いで逮捕・起訴されている。その後、盗撮も発覚した形だ。警察の取り調べに対し容疑を認めており、「好意を抱いていた」という趣旨の発言をしているという。 この犯罪に、「気持ちが悪い。こんな人間が隣に住んでいたら怖い」「勝手に好意を抱いて盗撮するなんて…。こんなのがいるから安心して女性が1人暮らしできない」「好意を持ってたらこんなことはしない。単なる言い訳でしょ」と怒りの声が上がる。 一方で、「風呂の音が聞こえて、簡単に隣人のベランダに移動できるってどんな物件よ」「セキュリティの甘い物件に住んでいたんだろうけど…。女性はシャッター付きの部屋に住んだほうがいい」と、セキュリティの甘い物件に住む女性を危惧する声も。 そして、「日本のアパートは隣の音がだだ漏れになる。こんな物件を許している日本はおかしい。この事件ではシャワーの音が隣に聞こえていることが、全ての元凶。法律を見直すべきではないか」「コロナ禍で家にずっといることで、騒音に悩んでいる人が多い。不動産会社や貸主はこんな部屋を高額で貸し出して、責任を感じないのか?」と、遮音性能の薄い家について、憤る声もあった。 いずれにしても、逮捕された男のような人間がほかにいないとも限らない。1人暮らしの女性は注意してほしい。
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社会 2020年05月24日 22時30分
女教師が夫をバラバラに「荒川放水路バラバラ殺人事件」【背筋も凍る!女の事件簿】
殺害した相手を身元がわからないよう解体し遺棄する殺人を、俗に「バラバラ殺人事件」と呼ぶ。そんなバラバラ殺人を行った女性犯罪者によるものが、1952年(昭和27年)に東京都板橋区で発生した「荒川放水路バラバラ殺人事件」である。 >>歌舞伎役者と関係を持ち旦那を毒殺!「夜嵐おきぬ」伝説【背筋も凍る!女の事件簿】<< 5月10日、東京都足立区にある荒川放水路で新聞紙にくるまれた男性の胴体を地元の女の子が発見。その数日後、同じ放水路で男の頭部および両腕が発見された。 警察は見つかった首からモンタージュ写真を制作。すると、警察内部から「この遺体は、行方不明になった板橋警察署所属の28歳の巡査のものではないか」という声が上がってきた。調べてみると、歯型や血液型、そして指紋が行方不明巡査のものと合致しており、遺体はこの巡査のものであることが明らかになった。 そして、重要参考人として、板橋区の某小学校に務めている教師の妻(26歳)を事情聴取。すると、自分の母親と一緒に夫である巡査を殺し、バラバラにして捨てたことを白状したのだ。この夫婦は、見合いによって結婚した仲であったが不仲であり、またこの巡査は、日頃から暴力団と付き合いがあり、借金もこしらえた上、深夜に酒をしこたま飲んで帰ってくるという「不良警官」だった。 この「不良警官」の夫は、妻にも暴力を振るっており、「ここまま悪夢のような日々が続くなら」と実の母親と共謀し、首を絞めて殺害した。 当然、殺人は生まれて初めてのことであり、最初は氷詰めにして押し入れに入れたが、気になって寝られず、出刃包丁を使って肉を切断。血が床に落ちないよう、金ダライで血を受け止め、バラバラにした体は新聞紙でくるみ、二手に分かれて放水路に捨てたのだ。 しかし、このような大胆な犯罪がバレないはずはなく、最初の遺体発見から1週間後に逮捕となったのだ。 その後、主犯の女性教諭は懲役12年。その母親は懲役1年6か月の判決となった(母は服役中に病で死亡)。本来は「民衆のお手本」となるべき、警察官や教師が犯したこの犯罪は当時、大きな衝撃を与えた。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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社会 2020年05月23日 19時00分
1歳息子は水死、主婦は散歩ひもで絞殺…死刑判決を下された義父が一転無罪を勝ち取った深い理由とは【未解決事件ファイル】
2002年4月14日、大阪府大阪市にあるマンションの一室で、当時28歳の主婦Aさんと当時1歳の息子Bくんが何者かに殺害される事件が発生した。後にAさんの義父であるC(当時45歳)が逮捕されるが、最終的に無罪判決が下される。CはAさん夫婦に金を貸しており、それをネタに脅迫していたというが、一体何が起きたのか。 >>妊娠中の主婦が1歳の娘を残して突如失踪、家族が公開した奇妙なメモの意図とは?【未解決事件ファイル】<< 事件当日、事件現場となったAさんの部屋から火が出ていると、近隣住民から警察に110番通報が入った。すぐに消防団と警察官が駆け付け火は消し止められたが、室内から二人の遺体が発見される。出火が原因の事故死かと思われたが、二人の遺体には何者かによって殺害された痕跡が残されていた。Aさんは犬の散歩用のひもで首を絞められ、Bくんは浴槽で水死していていたのだ。 警察は、殺人と現住建造物等放火被告事件として捜査を開始。付近住民への聞き込みから、被害者の関係者への聞き込みを行った。そして、2002年11月16日、当時刑務官だったCが殺人容疑で逮捕、12月8日には現住建造物等放火の容疑で再逮捕される。事件現場となったマンションの灰皿にあった吸い殻とDNA型が一致したことが、逮捕の決め手となったそうだ。 被害者とCの関係は一体どのようなものだったのか。Cは被害者の夫の母親の再婚相手。捜査で判明したのは、Cと被害者の間に発生したトラブル。CはAさん夫婦の借金の連帯保証人になっていたのだが、それをネタにした嫌がらせをしていたことが判明した。Aさん夫婦の生活に干渉するだけでなく、脅迫メール、Aさん個人への慕情など。最終的に、Cからの要求をAさん夫婦は断り、借金を残して姿を消した。事件後、夫のコメントは確認されていない。 警察は恋愛感情が受け入れられなかったことや、連帯保証した借金を滞納して夫婦が行方をくらましたことに憤り、母子を殺害して証拠隠滅のために放火したことを犯行動機と考えた。また、犯行時間帯にCの車が事件現場付近で目撃されており、事件当日に妻との約束を果たしていないなど、いくつか不可解な行動を取っていたことが確認されている。 大阪地裁はCに無期懲役、大阪高裁では死刑判決が下された。この判決に弁護側は上告し、判決は最高裁に持ち込まれることになったのだが、判決は異例の審理差し戻し。Cが犯行したという直接証拠が乏しく、警察が採取した煙草についても、証拠として不十分であるというものだった。最高裁は「現場のマンションから72本の煙草が採取されているのに、一つしか鑑定していないため、他の煙草の吸殻も鑑定するべき」としたが、ここで警察のミスが発覚する。証拠品として保管していた吸い殻72本のうち、71本を紛失していたのだ。 結局、差し戻し審ではCに無罪判決が下された。現場に残されていた足跡がCと一致しないことや、凶器からCのDNAが検出されなかったことが、判決の決め手となったそうだ。被害者の服からも、Cとは別人のDNA型が検出されたというが、警察は何故Cにこだわったのだろうか。
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社会 2020年05月23日 06時00分
弁当店の女性店長と店員、アルバイト女性の髪を強制的に丸刈りにして逮捕 その動機と行動に怒り殺到
21日、香川県高松市の弁当販売店で、女性従業員の髪を丸刈りにしたとして、53歳の女性店長と35歳の女が暴行の疑いで逮捕されたことが判明。その行動に怒りの声が相次いでいる。 2人は今年4月、客から「弁当の中に髪の毛が入っていた」と苦情を受けた24歳のアルバイト女性に激怒。35歳の女が脅迫めいたLINEを送信した上、両者が「坊主にしな」と脅し、頭を掴みダンボールの上で押さえつけ、ハサミで丸刈りにした。女性にとって髪は命の次に大事なものと言われる。入っていたとされる髪の毛もアルバイト店員のものとは限らない。そのような状況で髪を切る暴挙に出るとは恐ろしい限りだ。 警察の取り調べに、35歳の女は容疑を認めているが、54歳の店長については「脅迫の内容は知らないし、暴行の現場も見ていない」と否認しているそう。いずれにしても、被害を受けた女性が無理やり丸刈りにされたことは事実で、身体的はもちろん、精神的にも大きな苦痛を与えたことは明白だろう。 あり得ない事件に、「神経がわからない。怖い。」「女性はさっさとバイトを辞めた方がよかった」「普段からいじめていたのでは」「女だけの職場はこれがある。派閥を作って、表ではいい顔して裏で足の引っ張り合い。怖すぎる」など驚きや怒りの声が上がる。 そして、「まずしっかり髪の毛が入っていた子が事実か否か確認するべきだったのでは」「髪の毛が入っていると言われたら、まず全員を疑うはず。なぜクレームを受けた女性の責任になるのか」「アルバイト契約にして、責任だけしっかりと負わせる。酷い」「こんな弁当店の弁当は食べたくない」と店の運営方針や逮捕された女の行動を糾弾する声も上がった。 クレームを一方的に24歳女性に押し付け、共謀して髪を切った2人の女性。あまりにも酷すぎる。
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社会 2020年05月22日 19時00分
57歳紀の川市職員、年下同僚の仕事ぶりにキレて骨折させる 「テーブルは蹴ったが…」発言にも怒りの声
和歌山県紀の川市に勤務する57歳の職員が、35歳の同僚にテーブルをぶつけて重傷を負わせたとして、傷害容疑で逮捕された。 事件を起こしたのは、「紀の川市貴志川生涯学習センター」のセンター長だった57歳の男。今年2月、同僚職員の仕事ぶりに腹を立て、カッとなりテーブルを蹴った。そのテーブルが職員の左手にあたり、骨折する怪我を負わせた。 逮捕された職員は、警察の取り調べに対し、「テーブルを蹴ったのは間違いないが、部下に当たらないよう確認して蹴ったので、怪我を負わせていない」と一部容疑を否認している。容疑者は今年3月に停職3か月の懲戒処分を受けている。同僚の仕事ぶりが気に入らなかったとは言え、怒りに任せてテーブルを蹴るとは驚きだ。 この行動に、「こういうキレやすい人間、中高年に多い。この人、センター長でしょ。トップがこれでは職員もやる気をなくす」「50代かと思ったけど、やっぱりそうだった。本当にこの世代はキレやすい」「老害としか言いようがない。こんな人が上司だったら嫌だ」と怒りの声が上がる。 また、「テーブルを蹴ったが怪我はさせていない」と言い訳していることについても、「酷い言い訳。たとえ故意じゃなかったとしても骨折したことを謝罪するべきでは」「気に入らないことがあって、テーブルを蹴ることがもうおかしい。そこを反省するべきなのではないか」「怪我をしたことを謝罪せず、言い訳をする。あり得ない」など、行動に憤るネットユーザーも多かった。 紀の川市の中村愼司市長は謝罪した上、再発防止と市政の信頼回復を目指すとコメントしている。まずは逮捕の受けたこの職員の処遇が注目される。
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社会 2020年05月20日 19時00分
43歳男、10代少女に下半身を露出し逮捕 動機の「コロナだから…」に怒りの声
19日、北海道札幌市中央区のマンションで少女に下半身を露出したとして、43歳の男が逮捕されたことが判明。その行動に驚きの声が上がっている。 事件が発生したのは札幌市中央区のマンション。4月6日、43歳アルバイトの男が住人と一緒にオートロックを越えて侵入すると、階段の踊り場にいた10代の少女に対し、ズボンのチャックを降ろし下半身を露出した。 男はその場から逃走し、少女は警察に通報。捜査の結果、5月8日にJR札幌駅の書店で下半身を露出した疑いで現行犯逮捕されていた43歳アルバイトの男の犯行だったことが発覚し、公然わいせつ等の容疑で逮捕した。 取り調べに対し、「コロナのせいで遊ぶところがなくなって、ストレスが溜まっていてやった」と述べているという。男は過去にも公然わいせつ罪での逮捕歴がある模様で、コロナとの関連性は薄いと見られている。 男の呆れた性癖に、ネットユーザーからは「コロナを言い訳にするな。許せない」「少女は見たくないものを見せられて気持ち悪かったはず。重罪にしてほしい」「単なる常習犯。コロナを言い訳にするのは、苦しんでいる人に失礼だ」と怒りの声が上がる。 一方で、「じゃあコロナがなかったらどうしていたのか。風俗店でも行ってたの?」「子供だってコロナで外に出られず我慢している。43歳の癖に子供以下の行動」「余罪があるんだからコロナ以前も同じ遊びをしていただろ」と指摘するネットユーザーも多かった。 男の真意は不明だが、公共の場で下半身を露出することは犯罪。そして、ネットユーザーの指摘通り、余罪があると見られる以上、「コロナだから」という言い訳は通用しない。
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社会 2020年05月19日 19時00分
36歳の男、元妻宅で子供に椅子を投げつけるなど大暴れし逮捕 「離婚したのになぜ」疑問の声も
北海道帯広市で、離婚した元妻の自宅を訪れ、一緒に暮らす娘に暴行したとして、36歳の男が逮捕されたことが判明。その呆れた行動に怒りの声が上がっている。 逮捕されたのは、北海道浦幌町に住む36歳の男。今年2月から3月の間にかけ、帯広市に住む元妻宅を訪れると、未就学児の娘に対し、幼児用の椅子を頭に投げつけた。当時、娘はおもらしをしており、親にもかかわらず激昂し、暴挙に及んだと見られている。元妻はこの様子を見ており、娘の頭にたんこぶが出来ていたそうだ。 さらに、男は3月7日にも帯広市を訪問。元妻の車に1人で乗り込み電話をしていると、突如カーナビゲーションシステムを殴って破壊し、器物損壊の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し、娘への暴行は「身に覚えがない」と否認し、カーナビ破壊については「会社の上司と話していて激昂した」と認めているという。 自分の感情をコントロールできず、愛娘や元妻と言えども他人の家に乗り込み暴力的行為を振るう。このあり得ない事件に、「早く捕まえて良かった。放置しておいたら、暴力や殺人など大事になるパターンだ」「こんな堪え性のない人間が会社員として務まっているのか。不思議で仕方ない」「同僚がこんなやつだったらモメる。本当に会社員なんだろうか?」と怒りの声が上がる。 また、「離婚したにもかかわらず、元妻と子供の元を訪れ、へばりつく。しかも感情が抑えられず、ありえない行動に出る。離婚されるのも無理はない」「どうしようもない人間。元妻は付きまとわれていたのではないか。今後、接近禁止の措置を取るべきだ」「会社もクビになる可能性が高く、この男はまだまだ元妻にたかる。遠くへ逃げたらどうか」という声も出た。 夫婦のことは当事者しかわからないため、どのような関係だったのかは不明だが、元妻宅をたびたび訪れ、怒りに任せた事件を起こすことは、異常と言わざるを得ない。
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社会 2020年05月19日 12時10分
58歳女、不要不急の119番を61回かけて逮捕 「タクシーで行くから帰れ」と追い返したことも
京都府宇治市に住む58歳無職の女が、偽計業務妨害罪で逮捕されたことが判明。その行動に怒りの声が相次いでいる。 逮捕された女は、今年2月22日から23日にかけ、自宅の電話から宇治市消防本部に119番を計61回掛けた。その全ては不要不急で、そのほとんどは無言電話や腹痛といった救急車を必要としないもの。ただし、3回は救急隊員が駆けつけており、その際は「タクシーで行くから帰れ」と追い返すこともあったという。 このニュースに、ネットユーザーからは「超迷惑行為。これをすることによって、本当に困った人が救急車を利用できなくなる」「救急隊員はいたずらとわかっていたとしても、ある程度必要性を感じれば駆けつけざるを得ない。そんな気持ちに付け入る最低の行為だ」と怒りの声が上がる。 また、「不要不急の用事で救急車を利用する人間は一定数存在する。規制を掛けてもいいのではないか」「以前、テレビで居酒屋に行く時、『マイ救急車』を用意すると発言して干された女優がいた。そういう認識の人間がまだまだいるのでは」「ちょっと酷すぎないか?防ぐ手立てを考えるべきだ」と言う指摘も。 一方で、「認知症だったのでは?」「精神に異常をきたしていたのではないか」と女の精神状態を案ずる声もあった。 救急車については「不要不急な対応依頼」が社会問題化しており、「有料化するべきだ」という声は常にある。しかし、そうなると、「お金がないから救急車が呼べない」という事態も発生してしまう。現在のように、「困っている人に無償対応する」システムが理想と言える。 一部のならず者によって、救急車が有料になってしまっては、多くの日本国民が困ることになる。女のしたことは、決して軽い罪ではない。
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社会 2020年05月17日 22時30分
キツネの霊が憑いている!平成時代に発生した悪魔祓い事件【背筋も凍る!女の事件簿】
顧客の依頼に応じて、まじないやお祓いを行う職業・祈祷師。 明治~昭和にかけては、日本中の村には(神職・神主問わず)多くの神様とのつながりを持つとされる人物がおり、多くの人間を救っていたという。 平成時代に入っても、祈祷師は一部コミュニティー内では絶大な力を持っており、多くの人間が祈祷師との接触を図っていた。 1995年(平成7年)7月5日、福島県須賀川市のある住宅街で47歳の女性が逮捕された。彼女は市内で1990年頃から、自宅で「おがみや」と呼ばれる宗教活動を開始。最初は夫婦で活動していたようだが、夫は92年頃に失踪。以来、一人で教祖として地元で信者を獲得していった。 主な信者は持病に苦しむ市民が多く、彼女は「治らない病気はキツネの霊が憑いているため」と悪魔祓いの儀式を日常的に行っていたという。 最初は拝むだけの儀式だったが、その内容は次第にエスカレートし、太鼓のバチなどを使い、信者を殴りつけていたという。 そのような乱暴な儀式ではあったが、信者の数は途絶えなかったという。 儀式は昼夜問わず連日連夜行われ、次第に噂を聞きつけた遠方者も儀式に参加していたという。 しかし、お祓いが暴力行為へと移り変わっていった「おがみや」は徐々に崩壊を迎え、最終的に持病を抱えていた数名の信者たちは教祖と同居するようになり、また暴力行為を日常的に行っていたために6名が死亡した。 この6名はその後、「蘇生」の儀式のため祈祷部屋へ死体を置いていた。しかし、当然ながら死体は蘇生できず腐っていき、同時期に「家族が帰ってこない」と通報を受けた警察により、教祖の悪事が明らかになり、逮捕となった。 教祖は事件から7年後の2002年に死刑判決を受け、2008年に確定。2012年に執行され、戦後日本では10人目の女性死刑囚となった。 奇しくも事件の発覚した1995年は、日本中がオウム真理教による一連の凶悪事件におびえていた時代でもあり、新興宗教に頼らなければならない不安定な時代を象徴した事件と言えよう。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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社会 2020年05月16日 19時00分
深夜の自室で強姦殺人された女子大生、泥酔状態だった隣室の容疑者が語った真実とは【未解決事件ファイル】
1981年6月27日、大分県大分市のアパートで当時18歳の女子短大生Aさんが何者かに殺害される事件が発生した。ほどなくして、隣室に住んでいた当時25歳の男性Bが逮捕され、第一審で無期懲役の有罪判決が下される。しかし、控訴審では、自白強要の事実や被告人以外の真犯人の存在が示唆され、逆転無罪が言い渡された。結局、警察による再捜査は行われず、2020年5月現在も犯人は見つかっていない。 事件が起きたのは6月27日の夜遅く。この日、Aさんは所属する音楽サークルのコンサートに出席し、終了後の打ち上げに参加していた。サークルには、同じ短大に通う姉も所属しており、打ち上げもAさんと共に出席していたそうだ。22時30分ごろに1次会が終わり、姉は2次会へ向かったが、Aさんは「風呂に入りたい」と姉に伝えて帰宅。ほかの女子学生3人と一緒に1人の男子学生に送ってもらい、自宅アパート付近の交差点で「すぐそこだから」と言い残して彼らと別れている。このときの時刻は23時15分頃だったという。 一方、姉が参加していた2次会も、Aさんらを送っていった男子学生が戻ってほどなくお開きとなったそうだ。そして、6月28日0時30分頃、友人と共に自宅アパートに帰宅した姉は、台所で横たわる妹を発見。姉らは近くに住む友人のもとに助けを求め、事情を聞いた友人が公衆電話から警察に通報した。しかし、警察官が到着した時にはすでにAさんは死亡していた。 発見当時のAさんの姿は、上半身はTシャツを胸までめくられ、下半身は裸の状態だったという。警察による検死の結果、死因は首を絞めつけられたことによる窒息死であることが確認された。 警察は現場検証と共に、付近に住む住民への聞き込み捜査を開始。中でも、被害者の隣室に住むBには執拗な事情聴取が行われた。AさんとBは廊下ですれ違う程度の面識はあったが、会話した事はなかったという。Bは「酒を飲んで寝ていたので何も覚えていない」と繰り返すだけであったが、警察はBに対して下着や毛髪の任意提出、さらには身体に残された傷の写真撮影を行った。しかし、長引く事情聴取に嫌気がさしたBはこれ以上の聴取を拒否。この時点ではBの逮捕に結びつくような証拠は何も無かった。 事態が動いたのは同年12月28日。科警研からBの毛髪鑑定の結果が届き、被害者の部屋に残された体毛と同一であることが判明した。物証を手に入れた警察は、翌年の1982年1月14日にBを逮捕。逮捕当初は容疑を否認していたBだが、1月18日は「私がやったのに間違いありません。遺族や市民の方に迷惑を掛けて申し訳ありません」と犯行を自白した。 しかし、Bは第一審が始まると再び供述を変更。「被害者の部屋にいたことは覚えているのですが、自分がやったという記憶がありませんので、はっきり分かりません」と述べた。 第一審ではBの自白と科警研の毛髪鑑定を重視して無期懲役の有罪判決が下されるも、控訴審では「事件現場の遺留品であった犯人の毛髪は直毛であり、事件当時パンチパーマだった被告人と一致しない」といった矛盾が指摘され、1995年6月30日に無罪判決が出された。その後、検察は上告を断念してBの無罪が確定。この時すでに事件発生から14年が経過していた。 裁判では、弁護側から毛髪鑑定の曖昧さが指摘され、決定的な個人識別はできないものと主張。後にDNA鑑定も行われたが、これにおいても実際に鑑定結果の信用性が疑われており、結果的に有罪判決に繋がる証拠にはならなかった。 犯人が土足で侵入した形跡がないことや、「どうして、どうして」「教えて」といった叫び声を近隣住民が聞いていた事から、事件当初から顔見知りの犯行が疑われていた。しかし、Bの無罪判決が確定後も警察は再捜査を行っていない。事件当初からBをマークしていた警察だが、彼への徹底した捜査活動が、結果的に真犯人を取り逃がす大失態を招いてしまったのかもしれない。
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