ミステリー
-
ミステリー 2015年08月11日 15時30分
一つ目の怪人「サイクロプス」は実在した? 人食い怪物「バンイップ」伝説
1847年、オーストラリアのニューサウスウェールズ州マランビジー川にて、奇妙な生物の頭骨が発掘されて話題となった。 縦に長く、上顎は極端に短く下顎が長くしゃくれている。額には大きな眼窩らしき大穴がぽっかりと開いており、一つ目の怪物か何かのようにも見える。 折しも同年には近隣で奇妙な生物の姿を見たり、奇怪な鳴き声を聞いたとの証言が相次ぎ、現地では伝説の人食いの怪物「バンイップ」の骨が見つかったと同時に再び姿を表したとして一種のパニック状態に陥ったという。 バンイップはオーストラリアの先住民族、アボリジニの伝説に登場する川や沼などの水辺に住むという精霊に近い怪物だ。自分の住処や縄張りを荒らされると襲いかかってくると考えられていたため、アボリジニたちは水辺にあまり近寄らないよう気をつけていたという。 バンイップの目撃証言が多数寄せられているのはオーストラリア大陸北東のニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州。特にジョージ湖やバサースト湖にて多発している。体長は1〜2メートルほど、姿形は目撃証言によって異なるが「馬ないしはブルドッグに似た頭部を持ち、毛深く四本のヒレで行動する」というものが一般的だ。なお、この容姿は1977年にニューサウスウェールズ州のマグガイア川付近で目撃されたバンイップとされる生物の姿を元にしている。 しかし、1847年に発見された謎の生物の頭骨は、どう見ても馬や犬のようには見えない。ましてや、バンイップにはもともと一つ目である等の伝説や目撃証言も存在しない。はたして、この奇妙な頭骨は本当にバンイップのものだったのだろうか? 実は、一つ目の生物に見えてしまう頭骨をもつ生物にゾウがいる。かつて、マストドンなどの巨大なゾウの頭骨を発見した昔の人々は、これぞ神話の単眼巨人サイクロプスの頭骨だと勘違いしたのである。オーストラリア大陸にもかつて小型種であるオーストラリアゾウが生息していたが、アボリジニの流入により数を減らし、絶滅に至った。恐らく1847年に発掘された謎の頭骨は、このオーストラリアゾウの奇形のものだったのではないかとみられている。 しかし、実はもう一つ別の「バンイップの頭骨」とされる別の骨があるのだ。これは上部に大きな一つの眼窩らしきくぼみと、すぼまった口のような凹み、そのすぐ下に出っ張った顎のような部位があるというものだ。この骨の詳細については現在でも判明していない。果たしてこの骨は何なのか? もし、このような生物が存在していたとしたら、一体どのような外見になったのだろうか? 謎が尽きない頭骨である。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年08月08日 18時00分
嘘か真か? V字で飛行する「編隊飛行UFO」は実在するのか?
7月30日、イギリスメディアが「大阪上空にて複数のUFOが目撃された」 という内容の記事を発表した。この大阪上空で目撃されたUFOは動画撮影もされており、工場の煙突周辺にて複数の白い球体状の飛行物体がそれぞれ個別に動きながら一定の方向へゆっくりと飛行していく様子が収められている。 このUFOは翌31日に日本のワイドショーでも紹介され、UFOの数が少ないもののアメリカのサンフランシスコでも同様のUFO編隊が目撃されていた事を紹介していた。 大阪で目撃されたUFOは大量に飛ばされた風船ではないかとする説もあるが、編隊飛行するUFOが目撃された事例は多い。有名なものが、1951年のラボックライト事件だ。 1951年8月25日夜9時頃、ニューメキシコ州アルバカーキ及びテキサス州ラボック上空に「V字型」の編隊飛行を行う複数の光体が出現、10数個から30個もの光体が北の空から急に現れ、南の空に消えていく様子が地元民たちに目撃された。 この光体群はそれから実に2〜3週間にわたって人々の前に姿を現し、地元の多くの人々に目撃され続けた。8月26日にはワシントン州の防空レーダーが高度約4000メートルを時速約1450キロで北西に飛行する物体を捕捉、戦闘機がスクランブル発進するものの目標は確認する前に飛び去ってしまったという事態も起きた。こちらは場所が離れているものの、ラボックでの目撃証言の数時間後に捕捉されたもののため、ラボックのUFOが捕捉されたものではないかとみられている。 そして、8月31日には大学生によりラボックライトの写真が撮影される。彼は、ラボック上空に現れる光体群について「一度上空を通りすぎても再度現れる」という噂を聞いていたため、カメラを用意して待ち構え、連写機能を用いて撮影に成功したのだ。なお、この日の午後12時30分、ラボックから北東約110キロ離れたところにあるマタドールにて、車で走行中の親子が約40メートル上空に浮かぶ金属的な質感をした洋梨形の謎の物体を目撃している。 このラボックライト事件で目撃された謎の光体群の正体は今もって不明とされているが、大学生が撮影した写真については、当時の連写機能が今ほど高性能ではなかったことや構図の不自然さ等からフェイクではないかと見られている。しかし、多くの人々が連日謎の光体を目撃したと証言しているのも事実である。 ラボックライト事件の真相は今もって不明である。
-
ミステリー 2015年08月05日 14時00分
人類は月面に到達していないというデマを広める秘密組織は実在するのか?(結)
繰り返し、それも徹底的に否定されたにもかかわらず、この十数年で月面着陸捏造説を信じる人々がじわじわと増え、ネット調査などを通じた分析では否定論を信じる人々が昭和期の倍以上いるとの見方すら存在する。そして、密かにかつ組織的に月面着陸捏造説をメディアに取り上げさせるよう働きかけ、またネットを通じて捏造説を拡散する集団が存在しているため、否定されてもネッシーやミステリーサークルのように根絶はしないという噂があるのだ。 その根拠として、月面着陸捏造説を紹介するメディアの周辺に出没する、ある奇妙な人物が存在しているという。 その人物については実名どころか活動者としての変名すら謎に包まれており、経歴についても1960年代にシカゴで宗教学の学位を取得し、世界各地の神話や伝承、民話などに深く通じた男性であることしかわかっていない。ただ、強烈な反共和党の反ニクソン(月面着陸当時の米大統領で、共和党)、消極的な民主党支持者で、民主党のジミー・カーターが共和党のフォードを破った1976年の大統領選挙において、活発な反共和党キャンペーンを展開したらしい。 月面着陸捏造説との関わりは、その大統領選挙がきっかけで、ニクソンの業績をおとしめるため、当時出版されたばかりの否定本「We Never Went to the Moon/直訳:我々は月に行ってなどいない」を紹介したり、関係者へ配布したという。そのかいがあったかなかったかはともかく、めでたくジミー・カーターが当選し、政権への強力なコネクションを得たとされる。 ところが1980年の大統領選挙ではカーターを支援せず、それから20年ほど表舞台から姿を消してしまう。どうやら1979年のスリーマイル島原発事故をきっかけに、民主党ともたもとを分かったとされているようだが、健康状態の極端な悪化が原因(エイズ発見以前に発症していたとも、薬物依存の悪化とも噂されている)という見方もある。ともあれ、その人物は1990年代末に活動を再開し(別人説あり)、来る2000年の大統領選挙をにらんで月面着陸捏造説の流布に務めたものの、残念ながら共和党のブッシュ・ジュニアが当選してしまう。 ただ、大統領選挙の翌年に「Conspiracy Theory:Did We Land on the Moon?」という月面着陸捏造説に基づいたTV番組が放映されたのは、その人物が大きな力を発揮したためらしい。その番組は世界各地で紹介され、大変な反響を呼ぶとともに月面着陸捏造説が再流行するきっかけとなった。 そのため、もしも選挙期間中に放映されていたら、歴史が変わっていたかもしれないとまで評価する向きもあるようだが、ほんとうのところはわからない。(了)
-
-
ミステリー 2015年08月04日 15時00分
あの学校の怪談は実在した!? 実際の人骨を使用した標本!
学校の怪談などで「理科室の骨格標本が動く」という話を聞いたことがある人もいるだろう。学校の理科室にある骨格標本は、実は墓場から出た人骨であり、未だに生前の恨みから動き出す…というものだ。もしかすると「自分の学校にもその怪談があった」という人もいるかもしれない。 だが、そんな骨格標本が実在したとしたら、貴方はどう思うだろうか。 通常、学校などに保管されている骨格標本はプラスチック製のものがほとんどであるがなかには都市伝説のような話であるが「本物の人骨」を用いた標本も実在しているという。 2014年、こんな騒ぎがあった。ルーマニアの某学校の教室にて50年間置かれていた教材の全身骨格標本が、かつて同学校に在籍していた 校長先生のものであったということが判明。この教師は非常に教育熱心ないい先生であり、自分の遺骨を教材にしてほしいとの遺言により標本になり、寄贈されたのだという。この話が大きくなり、ルーマニアの保健当局が一時的に標本を押収して検査する自体になったが、衛生的に問題も無かったために再び学校に戻されたという。怖いながらも心温まる話である。 今回ご紹介している写真は作家でありオカルト研究家でもある山口敏太郎氏が、この度ある人物より手に入れた頭蓋骨である。これはある施設にてごく普通の骨格標本として用いられていたものなのだが、なんと実は本物の女性の骨を使用したものだったという。なお、ルーマニアの学校の骨格と同じように防腐処理などの保管に必要な措置はきちんと行われているとのことだ。 山口敏太郎所有の人骨標本は今夏、お台場の「山口敏太郎の妖怪博物館」へ展示される予定だ。 ルーマニアの標本は教育熱心で生徒思いの先生の思いがこもったものだったが、果たしてこの骨格標本にはどのような思いが宿っているのだろうか…? 是非その目でご覧いただきたい。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年08月01日 17時30分
正体はいったい? 夏の「お化け屋敷」で本物の幽霊が撮影される!?
こちらの写真は現在、岐阜県岐阜市で開催されているお化け屋敷『恐怖の細道』のオープニングイベントで撮影された1枚である。 『恐怖の細道』の入口前に女性2名、男性2名のグループの計4名の男女が並んでいる(真ん中の男性は本お化け屋敷のプロデューサーの作家・山口敏太郎氏である)。この写真であるが一点、不可解な点があるのに皆さんお気づきだろうか。一番右端の男性の右腕にご注目いただきたい。 さきほど4名の男女とご紹介したのだが、彼の腕の後ろに謎の腕が確認できるだろうか。 男性の肩から伸びているもう1本の腕は異様に細くそして不気味極まりなく、見ようによっては男性の右腕からもう一本別の腕が生えてしまっているかのようである。 普通に考えれば男性の後ろにもう一名別のスタッフが写りこんだ、とも考えられるが撮影者いわく現場には写真に写っている4人しかその場にはいなかったと語っており写真を撮影した翌日に、はじめて謎の腕の存在に気がついたという。 山口敏太郎事務所はこの腕の正体について占い師であり霊能力者の菊実仔女史に鑑定してもらった。その結果、非常に興味深い事実が明らかとなった。 「私の見立てではこの腕の持ち主はやはり霊界の住人の可能性が高いです。私が霊視しました処、水辺が見えたのですが、この近くに川などはないでしょうか? もしもあるのならこの川から霊達が引っ張られてきています。ですので、最大の原因は川です。このお化け屋敷で何かがあるとか、何かがあったとかではなく、お化け屋敷とは霊的な波動(エネルギー)が出る場所ですので霊達がお化け屋敷に引き寄せられてしまうのです」 とのことであった。菊実仔女史は「近くに川がある」と鑑定しているのだが事実、お化け屋敷の近くには「長良川」という川が流れている。長良川は1976年に多数の死者や行方不明者を出した俗に「9.12水害」と呼ばれる大洪水が発生し一時期、お化け屋敷の運営している柳ケ瀬もかつて大打撃を受けていたという。 それでは、この腕の正体は洪水で亡くなった人の腕なのだろうか? 菊実仔女史は続けてこう鑑定する。 「何故、この男性に霊が写ってしまったかと申し上げますと、この男性と霊の男性は幼少期に何か同じような体験をしている。と言う事が共通点になっていて、その体験が二人を結びつけたと思うのです。それが霊を引き付けた原因かと思います」 また、これは後日判明したのだがこの写真の男性は大の釣り好きで、毎週自宅近くの川まで釣りにでかけるほどであるという。釣りが直接霊を呼び寄せたとはにわかには考えづらいがあまりに奇怪なシンクロニシティだったため記載する。 果たして男性の後ろの腕は水害で亡くなった生霊なのか? それともただの偶然だったのだろうか…? 文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
-
ミステリー 2015年07月29日 15時00分
人類は月面に到達していないというデマを広める秘密組織は実在するのか?(続)
NASAあるいは米政府による月面着陸捏造説は都市伝説の定番で、テレビなどでも繰り返し取り上げられている。もちろん、人類の月面着陸は日本の探査機によっても確認された事実であり、捏造説は繰り返し厳しく反論され、捏造の証拠なるものも完全に否定されている。だが、それにも関わらず、月面着陸捏造説を支持する人は後を絶たない。そればかりか、近年は増加傾向にあるとさえ言われている。 その背景には、密かにかつ組織的に月面着陸捏造説をメディアに取り上げさせるよう働きかけ、またネットを通じて捏造説を拡散する集団が存在しているというのだ。 たしかに、アメリカ南部で広く信仰されているキリスト教系の宗教団体には、かねてより科学技術への疑問や危険性を公言し、月面着陸捏造説にも興味を示す組織があったとされている。また、彼らは独自に出版社やケーブルテレビネットワークを運営しており、メディアやアメリカ政界への影響力も小さくはないため、月面着陸捏造説を広める組織として有力視されている。 ただし、アポロ批判の急先鋒だった地球平面協会を始めとして、キリスト教の非主流派や原理主義者には公然と月面着陸捏造説を主張するものもおり、秘密裏に拡散しているというイメージは無い。同様に、ハレ・クリシュナのマントラで知られるインド系宗教団体も、かつて機関誌で月面着陸捏造説を唱えたことがあり、やはり組織的ではあるものの公然と持論を展開している。 また、著名な月面着陸捏造説論者やその支持者についても、そもそも自説を広く公表している上、基本的に独立した存在で、たとえ著書などを通じた相互の影響関係が存在していても、組織だって陰謀を巡らせるようなことはないとされている。 とはいえ、これらの宗教系組織に対して非信徒が抱く秘教的なイメージが、秘密組織であるかのような誤解につながったとの見解もある。同様に、月面着陸捏造説論者についてもオカルトマニア同士のゆるやかなつながりを持っている場合があり、それが外部からは秘密組織であるかのような誤解を招いている可能性はあるだろう。 しかし、月面着陸捏造説がメディアに取り上げられて急速に広まった時期や、捏造説の支持層の偏りなどから、それを秘密裏に拡散する組織が存在するという見方もまた、ある程度の説得力を備えているのだ。 そのキーワードとなるのは、まず「反米」であり、とりわけ「反米帝」であった。(続く)
-
ミステリー 2015年07月28日 15時00分
知られざる「ビッグフット」の生体! 逆襲の「ビッグフット軍団」とは?
アメリカやカナダの山岳地帯に現れるとされる有名な獣人型UMA、ビッグフット。 日本でも知られた有名なUMAであり、こちらを一度振り返って森のなかへ消えていく「パターソン・ギムリン・フィルム」の動画ないしは写真を見たことがある人も多いだろう。 ビッグフットは体長2〜3メートル、直立二足歩行する毛むくじゃらの類人猿という姿をしている。名前は巨体を支える大きな足に由来する。現在まで二○○○件以上の目撃証言があり、古くは1800年代にもさかのぼるという伝統的なアメリカのUMAだ。 威圧感を与える姿から恐ろしい怪物を連想しがちだが、臆病なのかあまり人間に近づいてこようとはせず、人間と出会った場合でもせいぜい威嚇程度しか行わないため、比較的温厚な性格をしていると言われている。 しかし、中にはビッグフットの集団に襲われた!? という事件も存在するのだ。 事件が起きたのは1924年7月、アメリカはワシントン州エープキャニオンでのこと。近くの炭鉱にて働いていた鉱夫フレッド・ベック氏は、山中でビッグフットに遭遇。慌てた彼は携帯していた銃をビッグフットに向けて発砲、三発の銃弾を浴びたビッグフットはその場に倒れ、動かなくなった。 彼はビッグフットを射殺してしまったのである。 彼はその後、仲間の鉱夫たちが寝泊まりしていた山小屋に帰り着いたが、夜になって小屋に大きな石が次々と投げつけられた。小屋の外には毛むくじゃらの怪物が動いているのが判る。殺された仲間の仇討ちか、複数のビッグフットが小屋を襲撃してきたのである! ビッグフットたちは大きな石や丸太で小屋を壊そうとしたそうで、慌てた鉱夫たちが銃で応戦したもののビッグフットは怯むこともなく、夜が開けるまで襲撃を続けていたという。 この話は当時の新聞にも掲載されるなど、大きく報道された。事件現場ともなった問題の小屋は1960年代になって焼失してしまい、長らくその正確な位置が解らなくなっていた。 しかし、2013年にワシントンの超常現象調査グループの調査により、おおよその場所が判明することとなった。調査グループは現地でスプーンや釘などを発見している。 調査が進めば、ビッグフット遭遇事件の現場や当時の痕跡が出てくるのかもしれない。写真:1924年のビッグフット襲撃事件が掲載された新聞文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年07月25日 16時42分
これぞ「最恐」アイテム? さまざまな怪異を引き起こす「呪いの軍服」!
いよいよ夏休み、連日猛暑日が続いているが、こんな時は涼しくなれるスポットに出掛けてみてはいかがだろうか。 海やプールのようなレジャーやアトラクションは勿論、体の芯からゾーッとする…恐怖スポットも乙なものだ。 そもそも日本人は冷房の無かった昔、怪談や肝試しで肝を冷やして涼としていた。盛夏に怪談やお化けに触れるのは、日本古来の文化とも言えるのだ。 さて、夏休みはイベント目白押しの観光地・東京お台場に、奇妙なものや曰く付きのものが多数展示されている山口敏太郎の妖怪博物館がある。珍しい妖怪のミイラを初めとする珍品希品の数々はオカルト好きな人たちの目を楽しませてくれることだろう。 そんな展示品の中で、『最恐』の呼び声が高いものが、博物館の奥で壁にかかった状態で展示されている『魂の入った軍服』だ。この軍服は岐阜で今年も好評開催中のお化け屋敷『恐怖の細道』にて小道具として使用されていたものだった。しかし、マネキンに着せていたのだが、誰も触っていないのに上着やズボンが脱げてしまう。お客様が奇妙な声や気配を感じる。最終日にはスタッフに倒れかかって離れてくれないなど様々なことが起きたため、次回以降は使用しないと決定し、曰く付きの軍服として山口敏太郎の妖怪博物館の所蔵品となったのだ。 そもそもこの軍服がらみで怪異が起きたのも、実はこの軍服を使用していた持ち主が戦死しているからなのだそうだ。軍服に持ち主の未練が染み付き、訴えたいことが残っているため、様々な怪異が起きてしまったのだそうだ。 そのため、妖怪博物館では更なる怪異が起きないよう、人のかたちをしたマネキンに着せずハンガーを使用し壁にかけた状態で展示している。 しかし、それでも軍服に残る念は相当強いようで、博物館を訪れた人が奇妙な体験をしている。霊感の強い人やそうでない人が、軍服を見て気分が悪くなったり、頭痛を感じたりする。機嫌の良かった赤ちゃんや小さな子供が、軍服の方を見ていきなり泣き出す。博物館での怪異のほとんどが、この軍服を中心に起こっているのだ。 果たして、この軍服に残る念は何なのか。何を伝えようとしているのか。 軍服は今も妖怪博物館に展示中である。怖いものが好きな人は、一度実物を間近で見てみてはいかがだろうか?文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年07月22日 15時30分
人類は月面に到達していないというデマを広める秘密組織は実在するのか?
証取法違反で服役後、ネットでの言論活動でも知られるようになった実業家が、官邸前デモの参加者を「アポロが月に行ってないとか本気で信じてるような奴ら」と評したように、月面着陸捏造説を信じていると言うのは極めて否定的な社会的評価につながる。ところが、そのような社会状況にもかかわらず、この十数年で月面着陸捏造説を信じる人々がじわじわと増え、最近のネット調査では「月面に到着していない」との回答が18パーセントに達した。調査手法や対象が異なるので単純には比較できないが、昭和末期の同種調査では「人類は月面に到達していることを信じる」との回答が90パーセントを超えていることを考えると、否定論を信じる人々は倍以上になっているといえなくもない。 また、月面着陸捏造説の広まりは世界的な傾向で、英メディアのネット調査では実に回答者の4人に1人が捏造説を信じているとされる他、かねてより捏造説が広まっていたアメリカ南部や、理由は不明だが韓国では、それぞれ3人に1人が月面着陸を信じていないとの見方すらあるほどだ。 月面着陸捏造説が流行したのは1970年代後半と2000年代前半で、いずれも書籍での捏造説をテレビが取り上げて広めたとされる。そして、いずれの捏造説も徹底的な検証の結果、完全に否定され、むしろ月面着陸捏造説のほうが根拠の無い捏造であることまで露見している。最近も捏造説の根拠となっていた月面着陸画像への疑問点が、画像解析によって疑問でもなんでもないことが明らかになっている。 だが、それでもなぜか捏造説は根強く支持され、現在に至っているのだ。 なぜ否定されてもなお月面着陸捏造説は繰り返し唱えられ、支持され続けるのか? その背景には、捏造説を組織的に広めている人々が存在していると、そのように考えるものがいるのだ。 都市伝説を利用する組織という都市伝説が、静かに広まっている。(続く)
-
-
ミステリー 2015年07月21日 15時00分
100年前にUボートが怪獣を撃沈していた!?
今からちょうど100年前の7月30日。当時は第一次世界大戦のまっただ中であり、欧州を中心とした各地に戦火が吹き荒れていた頃の事。 まだソナー等が未開発であった当時、欧州近海はドイツ軍の潜水艦Uボートの独壇場であった。この日も、潜水艦U−28は北大西洋フランス西海岸沖にて重要物資を積んでいたイギリス汽船イベリアン号を捕捉、撃沈した。Uボートの砲撃を浴びたイベリアン号は海中に没した25秒後に海面下で大爆発を起こし、瓦礫が海中から空高く舞い上がった。しかし、その破片の中に奇妙な生物が混ざっていたのである! それによると、怪物の大きさは約18メートル、先の尖った長い顔をしており、幅広で水かきのある2対の四肢がついた非常に長い胴体と尾を持っていた。一見すると非常にワニに似た外見だったため、艦長らは未知の生物「深海ワニ」がイベリアン号の爆発に巻き込まれたものだろうと判断し、報告書に記載したのである。 この報告は事件より18年後、1933年10月19日付のドイツ国内向け新聞「アルゲマイネ・ツァイトゥング」紙に再現イメージイラストが掲載されるなどして注目を集めた。 あれから同地にて同様のワニに似た巨大生物が目撃されたという報告は無い。現存する生物で似ているものはクロコダイルなどの大型のワニだが、泳ぐ事は可能であっても塩分濃度の濃い海中に長時間潜伏することは不可能であると見られている。では、彼らが目撃した生物は何だったのだろうか? 現在では、この怪獣が大きさや姿形から中生代の大型海棲爬虫類モササウルスに似ているとして、彼らは恐竜時代から生き残っていた古生物を撃沈してしまったのではないかと考えられている。 しかし一方で、当時の館長が残したU-28の航海日誌に該当する怪物の報告が記載されていない、同艦の艦長以外は全員戦死してしまっているなどの事実から、事実関係が追いづらい、何よりこの事件が報道されたのが事件当時ではなく18年もたった後であったことなどから、後年の創作ではないかとする見方も存在している。 果たして、この怪獣の正体は何だったのか。100年目を迎える今年、真実は明らかになるのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー
キリスト村 キリストは日本に来ていた
2008年06月26日 15時00分
-
ミステリー
エリア51情報公開か
2008年06月19日 15時00分
-
ミステリー
秋葉原通り魔殺人と平将門伝説をめぐる「7」の不可解な符合
2008年06月12日 15時00分
-
ミステリー
洞爺湖サミットに地球外生命体が出席か!?
2008年06月03日 15時00分
-
ミステリー
イタコ、再び
2008年05月31日 15時00分
-
ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
-
ミステリー
イタコのオークス予想
2008年05月20日 15時00分
-
ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
-
ミステリー
アキバにメイドスパイ登場!!
2008年04月22日 15時00分
-
ミステリー
「まっくろくろすけ」を見たグラドル・疋田紗也
2008年04月15日 15時00分
-
ミステリー
江戸時代のUFO
2008年04月08日 15時00分
-
ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
-
ミステリー
高尾山でUFO目撃情報急増の謎
2008年03月25日 15時00分
-
ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
-
ミステリー
米中宇宙戦争 日本参戦によりさらに過熱
2008年03月11日 15時00分
-
ミステリー
妖怪ブームに影響されて妖怪「一反もめん」が飛んだ!
2008年03月04日 15時00分
-
ミステリー
日本にもあった魔の海域 ドラゴントライアングル
2008年02月26日 15時00分
-
ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
-
ミステリー
インフルエンザ・テロの恐怖
2008年02月12日 15時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分