ミステリー
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ミステリー 2017年02月07日 15時00分
君も恐竜の生き残りやUMAを捕まえよう!? ユタ州で発行された「恐竜狩猟許可証」
未確認生物の代表格と言えば、イギリスはネス湖のネッシーだろう。その姿が既に絶滅してしまったプレシオサウルスに似ていることから、古代生物の生き残りではないかと言われていた。他にも恐竜や古代生物に似ているとされる未確認生物は多い。コンゴのテレ湖に住むとされるモケーレ・ムベンベはアパトサウルスに似ているとされていたし、コンガマトーやオリティアオ等はプテラノドンに、またイエティを初めとする獣人UMAもギガントピテクス等の猿人ではないかと考えられていた。未確認生物の正体が絶滅してしまった古代生物か、はたまた新種の生物かは解らないが、生きている化石とされ古代から姿が全く変わっていないシーラカンスなどの事例もあるように、どこかでひっそりと生きているかも知れない…とは、昔から多くの人が考えてきた事でもある。 そこで、実際に未確認生物こと恐竜の生き残りを発見した場合は、狩猟してもよいとする許可証を発行する地域まで現れた。 こちらの写真は1951年、アメリカのユタ州ヴァーナルにて発行された公式の「恐竜狩猟許可証」である。 同地域には、月の明るい夜に恐竜のような巨大生物が人の居ない山や荒野を歩き回っている、という話が昔から残っていたため、観光客向けの企画として発行されたもの。 それによれば、この許可証を所有している人物は指定のエリアで恐竜を発見した場合、狩猟や追跡、撃退する権利が与えられるという。また、狩猟できるのは以下の恐竜に限るともされていた。A.ティラノサウルス(成長した牡個体1頭限り)B.ディプロドクス(5000ポンド以上に成長した個体1頭限り)C.ステゴサウルス(牡のみ、2頭まで)D.プテロダクティルス(4匹まで、若い個体は除く) さて、ユタ州は昔から恐竜化石が発掘される場所として有名であった。そのため、この「狩猟許可証」もあくまで観光客向けのネタでしかなかったようだ。実際、名前の挙げられている恐竜も、北米大陸で化石が発見されたものを列挙しているだけにすぎない。しかし、ネタとしても好評だったようで、狩猟許可証はその後も何年か発行され続けていたようだ。 なお、残念ながら実際に生きた恐竜が捕獲されたという話はない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年02月04日 16時59分
あの犯人達に影響を与えた? 稀代の毒殺犯グレアム・ヤング
2014年、元女子大学生(当時19歳)が知人の70代女性を殺人。後の捜査で高校時代の同級生らに劇薬の硫酸タリウムを飲ませ、経過を観察していた事が判明した。今年になって元女子大学生の裁判員裁判が始まり、事件の報道がなされている事で改めて事件の詳細に関して思い出した人も多いのではないだろうか。 また、2005年には母親に劇物のタリウムなどを摂取させ、その経緯を日記に付けていた女子高生が逮捕される事件も発生している。 これらの事件に影響を与えたのではないか、とされる人物がイギリスの連続殺人犯グレアム・ヤングである。 彼は1971年、自身が勤務する写真店の従業員らに猛毒のタリウムを茶などに混入させて飲ませ、衰弱する様子を経過観察するように日記に付けていた。ここで従業員が2名死亡しており、彼はこの容疑で逮捕された。 だが、グレアムはそれ以前に継母も毒物で殺害していた。 彼は1947年にイギリスで生まれたが、出産後3か月で母親が結核で亡くなり、親戚の元に数年間預けられるなど複雑な家庭環境で過ごす。きわめて聡明であったが友人を作るのが苦手で、1人で本を読んで過ごすことなどが多かった。幼い頃から化学に興味を持つようになったグレアムは、やがて劇薬の収集を始めたり、黒魔術やナチズムに傾倒していく。そして、10代の頃には家族を初めとする周囲の人物に劇薬を盛り、昔から折り合いの悪い継母を毒殺することにも成功したのである。継母の遺体はすぐに火葬されてしまったため、殺害の証拠は出なかったが、周囲の人間に彼が毒物を盛った事が判明し彼は精神病院に入院することになる。しかし、彼はそこでも薬物の実験を繰り返し、一方で薬物への興味が無くなったように演技することで退院にこぎ着けたのである。 そして、社会復帰した後に勤めた写真店にて殺人事件を起こし、逮捕された。 彼が残していた記録には、薬物を摂取した人物や投与される予定の近しい人々に対して気遣うような、気の毒に思うような文面もあった。そこで警察がなぜ親しい人にこのような事をしようと思ったのか、尋ねてみたところ彼はこう答えたと言う。 「おそらく、僕は彼らを人として見ることをやめてしまったんだと思います。彼らはモルモットになっていたんです」 また、相手を気遣うような記述に対しても、「僕に良心があると云えば偽善になるでしょう。僕の魂は空っぽで、何も感じられないんです」とも答えている。なお、後に彼の所行を詳細に記したノンフィクション小説「毒殺日記」が刊行されており、和訳も出ているが、こちらは2005年に母親にタリウムを飲ませた女子高生が愛読し影響を受けたと証言している。 グレアム・ヤングは1990年に獄中で心臓発作で無くなっている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年02月01日 15時00分
巌流島と名刀「厚藤四郎」の不思議な縁
2017年は「巌流島の戦い」40周年の記念すべき年であり、なんらかの行事が行われるかもしれない。もちろん「巌流島の戦い」と言ってもリアルライブとしてはアントニオ猪木対マサ斎藤の一戦であり、数年前に四百周年(諸説ある)を迎えた宮本武蔵対佐々木小次郎の決闘ではないのだ。さておき、現在の巌流島は下関市の公園として整備され、市民や観光客が憩う名所となっている。ただ、住所表記が下関市大字彦島字船島であるように、巌流島の正式な地名は船島である。 話を戻すが、いわゆる巌流島には興味深い歴史があり、そこにはいくつかの謎も秘められているとされる。 まず、巌流島のこれまでを簡単におさらいすると、歴史に島が初登場するのは文禄元年(1592年)の秀吉遭難事件である。ところが、この事件には不可解な点がいくつかあり、島は歴史に登場した段階から謎を秘めていたのである。 まず、秀吉遭難事件の概略を説明すると、朝鮮出兵中に母である大政所が危篤との報を受けた秀吉は、急ぎ船を仕立てて肥前(佐賀県)の名護屋城に構えた陣より出発し、海路で大坂城へと向かった。ところが、乗船は巌流島(船島)の南東付近にあったとされる岩礁に乗り上げ、たまたま付近を航行していた毛利秀元の船に助けられたという。 秀吉が遭難した浅瀬は満潮時に海没するうえ、関門海峡は潮流が激しく、加えて戸ノ上おろしと呼ばれる突風が吹き付けることから(戸ノ上は門司区大里の戸上山であろう)、秀吉遭難以前より難所として恐れられていた。岩礁は地元で篠瀬(しのせ)と呼ばれていたが、時には「死の瀬」の字が当てられていたほど、付近では知られた難所とされる。 ともあれ、秀吉は九死に一生を得たものの、大坂へたどり着いたのは大政所の死後だった。母の死に目に会えなかったことを知った秀吉は、その場に崩れ落ちたと言う。 とまぁ、これが秀吉遭難の概略だが、この物語にはいくつかの謎があるとされる。それはまず遭難の原因であり、また秀吉御座船の船頭が迎えた運命であり、そして御座船の名前である。加えて、名刀「厚藤四郎」もまた、これらの謎と深く関わっているのだ。(続く)
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ミステリー 2017年01月31日 15時14分
日本書紀にも載っていた! 虫を崇める最古のカルト宗教「常世教」
今も昔も新しいカルト宗教が出て信者を集め、怪しげな言葉でもって人の心を惑わし社会的な騒ぎを起こす事は多い。 恐らく日本最古のカルト宗教と言えば、日本書紀に紹介されている「常世神」の事例であろう。 それによると、皇極天皇の時代(644年頃)、東国の富士川の近隣に住む大生部多(おおふべのおほ)が村人に「これは常世神である」といって虫を祀ることを勧めたという。曰く、この神を祀れば貧しい人は富を得、老人も若返ると触れ回り、信者には財産を全て寄進させ、そこから得た酒や食べ物などを並べて「新しい富よ来たれ」と祈らせたという。 信者の人々は「常世神」こと「常世の虫」を祭壇に置き、歌い踊って福を求め、また寄進すればするほど富が来ると言うことだったので、財産を全て寄進して貧しくなる人々が増えすぎてしまった。 ここきて山城国の豪族である秦河勝は、これ以上民が惑い、混乱してはならないと大生部多を討伐したという。 これで当時の新興宗教である常世虫の騒動は一件落着したとのことだ。 さて、人々が神と崇めていた「常世の虫」はどのようなものだったのだろうか。日本書紀の記述では、「橘や山椒の木に生る。長さ四寸余り(12センチ程度)、親指ぐらいの大きさ」「緑で黒点があり、姿は蚕に似る」との事だったので、現在のアゲハチョウの幼虫だったのではないかと見られている。 アゲハチョウの幼虫が常食する橘の木は常緑樹であり、神話や伝説に登場する不老不死の薬となる植物「時じくの香(かぐ)の木の実」と同一視されることがあった。そこで、橘の木に発生し、その葉を食べる虫が「常世の虫」として使われたのではないかと見られている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年01月28日 15時49分
湖に潜ろうとするネッシーの姿!? 「ヒュー・グレイの写真」の謎
未確認生物の代表格と言えば、イギリスはネス湖のネッシーだろう。特に、湖面から長い首をもたげた通称「外科医の写真」のインパクトは大きく、フェイクと判明した現在でも未だにネッシーや湖に住む巨大生物のイメージとして定着している。 ネス湖のネッシーは昔から現代に至るまで、多くの写真が撮影されている。当然、中には明らかなフェイクもあるのだが、それでも未だに本物のネッシーの姿を捉えたものだと見なされているものは多い。 こちらの写真は1933年に撮影された「水に潜ろうとするネッシー」の写真だ。こちらの写真はネッシーを捉えた世界初の写真であり、撮影者の名前から「ヒュー・グレイの写真」とも呼ばれている。 同年11月12日の正午頃、彼は教会に行った後にネス湖周辺を散策していた。すると、川が流れ込んでいる近くで大きな生物が動くのを目撃。すぐにカメラを準備し、今まさに水中に潜ろうとしている生物の姿を捉えることに成功したのだという。確かに写真には、大きな水しぶきを上げて潜ろうとしている大きな生物の物らしき姿が捉えられている。なお、撮影者のヒュー・グレイ氏は他にも5回ほどネッシーらしき巨大生物を目撃したことがあると証言している。 だが、この写真も撮影当初から本当にネッシーが写った物なのか疑問視する声が大きかった。水しぶきが大きく、大半が隠れてしまっているので何らかの別の生物を捉えた物なのではないかと言われてきていたのだ。 現在では、原本であるネガが紛失しているため、検証は非常に難しいものと見られている。しかし、現在存在している画像を海外のUMA研究家らが検証していった結果、複数の犬の頭らしき物が水しぶきの向こうに隠れている事を発見。恐らく、彼が愛犬を湖に放し、木の枝を投げ入れた写真がうまく正体不明の怪物のように見えてしまったため、ネス湖の怪物が写真に撮れたとして公開したのではないか、と推測されている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年01月25日 15時00分
続・有名人の死
昨年末に「2016年は例年になく多くの有名人が死んだ」という噂がソーシャルネットなどで流布し、英国のEU離脱やトランプ候補の当選などとともに「ひとつの時代の終焉と先行き不透明な時代の到来」を象徴する出来事と受け止められた。とは言え、当然ながらそれぞれの死に関連があるはずもなく、また列挙される著名人も欧米の人々に偏っており、マスメディアは偶然であると結論付ける記事を配信した。 ところが、そういった記事が配信された直後に作家のリチャード・アダムスや、女優のキャリー・フィッシャーが相次いで死去し、偶然と片付ける記事はかえって火に油を注ぐ格好になってしまったのだ。さらに、現代占星術において2016年は節目の年に当たり、特に年初と年末に相次いだ有名人の死は、大きな意味を持っていると主張する識者も現れたのである。 というのも、現代占星術における21世紀は「水瓶座の時代」と呼ばれる人類黄金期が始まる時期で、占星術に強い関心を寄せた心理学者のユングによれば、それは1997年の秋から始まるとされているのだ。つまり、去年はユングによる「水瓶座の時代」の始まりからちょうど20年という節目の年にあたっており、その意味でも有名人の死には何らかの意味があると考えるほうが自然であると、そういうことらしい。 また、昨年に亡くなった有名人の多くは旧来の宗教や権威へ反抗したり、あるいは常識的な思考にとらわれず自由に発想や行動することで世界的な地位を築いたが、それらは水瓶座の精神を体現するものだった。つまり、これらの要素を重ねて考えれば「有名人たちの死は、水瓶座の時代が遠ざかっていること」の象徴となり、現代占星術においては単なる偶然と片付けられない重要さがあるという。 では、来たるべき時代を象徴する人々の死によってユングの予言は外れたことになり、結局「水瓶座の時代」は到来しないことを意味するのだろうか? しかし、識者によれば現代占星術における解釈は異なり、むしろ「水瓶座の時代」が到来することはより確実になったとされ、有名人の死は「水瓶座の時代がもたらす影」として逆説的にその存在を証明する出来事と解釈されると言う。 予言や占いにはよくあるソラリゼーション(明暗反転)解釈なのだが、あながち的外れとも言い難いところはある。 さて、未来の行く末やいかに?(了)
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ミステリー 2017年01月24日 11時55分
2.5メートルも浮いた! 衝撃の「空中浮遊」写真
古来より人間が抱いていた夢のひとつが「空を飛ぶ」「宙に浮く」ことだった。翼をもたず重量のくびきから離れることはできない人間は、例えば人智を越えた存在として空から降臨する天使を想像したし、超能力者の中には「空中浮遊」が可能であると強弁する人物もいた。たとえばイギリスやアメリカで活躍したダングラス・ヒュームは交霊会で浮き上がってみせたり、そのまま宙を歩いて窓から隣の部屋に移動したという逸話が存在している。他にも某教祖が信者獲得のためのパフォーマンスに利用したり、「宙に浮く」ことは単純だが難しく、それだけに人に視覚的にアピールするには効果的な手段なのだ。 だが、このような派手な超能力はなかなか写真に撮られたり明確に記録が残される事がなく、なかなか検証しにくい。そんな中、1934年にある超能力者が公開した「空中浮遊」の写真が注目を集めた。 ブラジルの超能力者カルロス・ミラベリは物体移動やテレポーテーション、自動筆記や霊の力を借りて知らない外国語を喋るなど様々な超能力を人々の前で披露できた。そんな彼が、自身の超能力が事実であることの証明として出してきたものが、この写真だったのである。写真では白衣を着た本人が天井近くまで浮き上がり、彼の影が後ろの壁に映っていることもわかる。後に、撮影された部屋を検証した心霊研究チームによれば、少なくとも2.5メートルは浮遊していたと言うことが判明した。ジャンプでは到底届かない高さであるしブレもないので、やはり空中浮遊は事実だったのだろうか? だが、実はこの写真は脚立のような足場の上に立って撮影した後、レタッチして浮いているように細工したものだったのである。複製された写真の中には彼のサインが入っているものもあり、一種のプロモーション用に撮影されたのだろうという結論が出た。 派手な超能力や奇跡は目立つだけに、トリックによる写真でもうまく作れてしまえば多くの人を信じ込ませてしまうことができるものとなっている。だからこそ、衝撃映像や写真を見る方もトリックではないか疑い検証するのが必要と言えるだろう。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年01月21日 14時33分
民家に墜落したUFOは、なんと「手作り」だった!? 軍をも巻き込んだ1947年のUFO騒動
1947年7月11日、アメリカはアイダホ州ツインフォールズの住人が、空に飛んでいる円盤状の物体を目撃した。これだけなら普通のUFO目撃事件だったが、その10日後、同地域の女性が、隣人の家の芝生に円盤状の物体が埋まっているのを発見してしまったのである。 まさか、地域で噂になっていた円盤が隣人の家に墜落したのか!? そう考えた彼女はとりあえず地元の警察に通報。調査のため、まずは地元の警官が、続いてFBIとユタ州フォートダグラスの基地から3人の陸軍将校が現場に出向くことになった。そして彼らが現場で見つけたのは、自転車の車輪程度の大きさをした、金色と銀色に塗り分けられた小さな円盤だった。 それは着陸したときに芝生をえぐったようで、細かい破片や長く細いわだちのようなものが地面にあった。 現場にやってきた陸軍将校は、地面から円盤を取り出すと、サンプルを採取してユタ州ソルトレイクシティの研究施設へ持ち込み、詳しい調査を依頼した。 ここまでならば、UFO墜落事件の典型的な話となるが、地元で地道な捜査をしていた警察のもとに「犯人」が名乗り出た。 実は、この円盤は地元の4人の少年たちによって作られた物だったのだ。 UFOが目撃されたという噂を聞いた少年たちは、ガラクタの中からラジオチューブ、電線、古い蓄音機、電気部品などを持ち出し、円盤状の物体を作成して、あたかも墜落したかのように細工して近所の家の庭に設置したのだという。 この年は有名物も含めさまざまなUFO事件が起きていたため、便乗したというのが真相のようだ。 彼らがまだ少年だったために、厳重注意だけで終わったそうだが、場合によっては大変なことになる所だったはずだ。 ともあれ、UFO現象に関してその大半が謎や未解決のまま終了する事を考えれば、悪戯であったとしてもその結末が明らかになったのは珍しいといえるだろう。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年01月18日 15時00分
有名人の死
2016年は世界的な有名人の訃報が相次ぎ、年末には主要メディアでもトピックとして記事配信されたほどだった。いちおう、それらの記事は概ね訃報の対象となる著名人と言っても様々あり、また多くがそれなりの年齢でもあること、さらに昨年は初めに集中したこともあって印象に残ったものの、夏以降は減少して通算では平年並みに戻りつつある事などを示し、いずれも単なる偶然でありなんらかの異常現象ではないと結んでいた。 ところが、昨年に相次いだ有名人たちの死は、時代が変化「できない」ことの予兆であり、同時にひとつの時代が「未だ来たらざること」を象徴していると、そういう意味深長な分析をする識者もいる。 その人物によると、未だ来たらざる時代とは、ズバリ「水瓶座の時代」というのだ。 オカルトやミステリ−愛好者には既におなじみと思うが、念のため解説する。 水瓶座の時代とは神智学やユングの思想を取り入れた現代占星術に基づく時代区分で、英国占星術学会のマーガレット・ホーンらによると西暦2000年ごろから始まるとされる人類の黄金期で、地上から悪が消え去って平和と人類愛がよみがえる理想世界の時代が到来するというのだ。 また、水瓶座の時代においては物質文明が完全に行き詰まる反面、霊的あるいは精神的な文明が開花する。さらに、その過渡期においては旧来の宗教や権威への反抗が新たな革新を生み、同時に集団的あるいは組織的な思考や行動にとらわれず自由に発想する個人が活躍し、注目を浴びる。また傑出した個人は上下関係にとらわれない、自由かつ平等で緩やかに連帯しつつ、世界を急速に変えていくとされる。 ところが、現在の世界はそういった水瓶座の時代と正反対に物質文明や国家をはじめとする組織の力、旧来の権威がますます強まり、むしろ個人の力や自由な発想が弱まっているかのように見える。そして、先の識者によれば「有名人たちの死は、水瓶座の時代が遠ざかっていること」の象徴なのだ。(続く)
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ミステリー 2017年01月17日 15時00分
宇宙人か、それとも人型UMAだったのか? 道路に出現した「青く光る謎の人影」!
1958年、アメリカで奇妙な生物に関する目撃証言が出た。ミシガン州の田舎道を自動車で通りかかった人物が、奇妙な青く光る人らしき姿を目撃したのだ。その人影は、人間より遙かに小さいように見え、また遮る物など無いにもかかわらず、急に姿を消してしまったようにも見えた。驚いた彼は車を止め、青い小人がいたと思われた場所を探したが、証拠を見つける事は出来なかった。 同様の「青い人」は周辺で頻繁に目撃されるようになる。ある人は3メートルもの青い巨人を見たと証言し、別の人物は60センチ程度しかなかったと証言した。また別の人物は、普通の人間より遙かに速く走って車と併走した、と証言していた。 警察はこれらの目撃証言を重く見て捜査を開始した。すると、程なくして地元の三人の若者が、自分達がいたずらで「青い人」の騒ぎを起こしていたと名乗り出た。記事の写真は、彼らが扮していた「青い人」の姿である。点滅するライトを着けたヘルメットを仕込んだマスクを造り、アンダーウェアや手袋、長靴を身に着け、全身を青色で塗って、田舎道を走行する車を見つけると、タイミングを見計らって道路の脇に現れ、追いかけるなどしたのである。 驚いた運転手がその場に戻っても、何の証拠も見つけられなかったのは、協力者がいたからだった。周囲を監視する一人と、車を運転するもう一人とが協力し、「青い人」に扮した一人が車を驚かせた後、素早く路肩に停めてあった協力者の車のトランクに乗り込んで現場を離れたため、目撃者らは「青い人」の痕跡を何も見つける事が出来なかったのだ。 彼らは、少なくとも数週間に渡ってこのイタズラを行ったと告白。重大な事故が起きる可能性もあったとして、警察は彼らに厳重注意をしたことで騒動は収束に向かったという。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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