ミステリー
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ミステリー 2023年05月13日 23時00分
「英国のロズウェル」こと「レンデルシャム森事件」の現場をUFOハンターと探索!英国初のUFOツアー開催へ
UFO事件で世界的に有名な場所といえば、1947年に墜落事件の起きたアメリカ・ニューメキシコ州ロズウェルだろう。しかし、イギリスでも過去にロズウェルに匹敵する驚くべき事件が発生していた。 1980年12月26日、イギリスのウッドブリッジ空軍基地に駐留していたアメリカ軍兵士らが、近くにあるレンデルシャム森の中に未知の物体が降りてくるのを目撃した。 基地の軍人らが森の中を調査したところ、光る金属製の物体を発見。物体に近づくにつれ、何かが木々の間を移動しているように見えたという。 >>音速の2倍で飛行するUFO等、アメリカ上院軍事委員会で行われたUFO公聴会で明らかになった最新のUAP情報<< 翌日になって、彼らが奇妙な物体のあった現場に戻ってみたところ、地面に3つの三角形の印が残されているのを発見した。 そして12月28日、謎の物体が再び出現。チャールズ・ハルト副基地長中佐と軍人たちが調査のために森に入ったところ、現場で驚くべきものを目撃した。 「私たちのチームは、大きく赤い色の光が木々の間を移動するのを観察していました。数分後、この物体は溶けた金属のようなものをしたたらせた。それはいくつかの小さな白っぽい物体に分かれて、四方八方に飛び去っていきました」とハルト大佐は後に語っている。 この物体がいったい何だったのか、長年にわたって様々な議論がされてきた。彼らの証言を素直に信じるならば、当時の技術では到底再現できない物体であることから、エイリアンの宇宙船であるという説が有力なように見えた。 一方で、基地の近くに建つ灯台の光が森の中に差し込んだのを見間違えたのではないか、という説や、イギリスの特殊空挺部隊(SAS)が核弾頭を保管しているとされるウッドブリッジ空軍基地で、駐在するアメリカ軍のセキュリティについて試験していたのではないかという説がある。 英国のXファイル専門家であるデビッド・クラーケ博士は、当時イギリス人兵士が何度もアメリカ人兵士に「エイリアン(外国の工作員)」と呼ばれたことから、このような計画を思いついたのかもしれないと推測している。 しかし一方で、当のハルト大佐は「自分が目撃したものは灯台ではない」という主張を崩していない。他にも英国軍人の将校が謎の金属体から姿を現したヒューマノイドと交渉したという説もあり、「レンデルシャム森事件」に関する決定的な証拠や説明は未だに見つかっていない。 そしてこのほど、イギリス国内で初めてこの「レンデルシャム森事件」に迫るツアーが開催されることが決定した。 主催はイギリスで有名なベテランUFO研究家のゲイリー・ヘセルティン氏。彼はこの事件について「42 years of Denial」という本を著しており、「『レンデルシャム森事件』に関する約14年間の公開調査の結果、これほど多くの偽情報と目撃者『政治的内紛』の対象となったケースは他に思い当たらない」と述べている。 「1947年7月からのロズウェル事件は、墜落したUFOとエイリアンの遺体を回収し、隠蔽するために軍と政府が一つの意思で動いていたように見えました。しかし、それに比べて『レンデルシャム森事件』はもっと複雑で、いくつかの意図が働いているように思えます」とヘセルティン氏は語る。 果たして、今回のツアーで新たな発見はあるのだろうか。ヘセルティン氏の解説付きで森を巡り、最新の見解を詳しく知ることのできるツアーは今年の夏開催。25人限定で、チケットは1枚30ポンドだという。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事https://www.unexplained-mysteries.com/news/366196/uks-first-ufo-tour-set-to-focus-on-site-of-britains-roswellhttps://www.dailystar.co.uk/travel/travel-news/uks-first-ufo-tour-launch-29741161
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ミステリー 2023年05月07日 23時00分
ナチスが追い求めたのは地下帝国シャンバラだけではなかった!?ヒムラーが考えていたアトランティス深海探査とは
第二次世界大戦前、1938年、ナチス親衛隊(SS)長官ハインリヒ・ヒムラーは、アドルフ・ヒトラーの指示を受け、アーリア人の起源と目されたチベットに探検隊を送ったという。 ナチスドイツはオカルトに傾倒していたところがあるが、その背景には19世紀後半から20世紀初頭にかけて地下世界「シャンバラ」に関するブームが生まれていたという面がある。 ヒトラーもまた、シャンバラの秘密を握ると覇者となれると信じていたようで、国家的なシャンバラ探査プロジェクトを行い、探検隊を編成して各地に送り出していた。 >>「患者が浮遊し、くぎを吐き、超強力者になるのを見た」実在したローマ法王のエクソシストの生涯が映画化<< 結局シャンバラへの入り口は発見できなかったものの、「胸に『卍』が刻まれた約1000年前の仏像(毘沙門天の座像、高さ24センチ、重さ10.6キロ)」を発見、アーリア人チベット起源説を裏付けるものとして持ち帰ったという。 その仏像は「鉄の男」と呼ばれ、ドイツに保管されていたが、2012年に実は隕石(約1万5000年前にシベリア・モンゴルの境界線付近に落ちたチンガー隕石の一部)を加工研磨してつくられたことが判明している。 シャンバラとは関係ないものではあったが、仏教文化的にみて貴重なものであったのは間違いないと言えるだろう。 だが、ナチスが探し求めたのは地下帝国シャンバラだけではなかった。なんと海の底に沈む失われた都市アトランティスも探し出そうとしており、ヒムラーは深海探査を行うよう命じてほしいとヒトラーに進言していたのだという。 この話は先日、海外のポッドキャスト番組「The Rest Is History」で歴史の専門家たちによって語られたもの。 番組に出演したドミニク・サンドブルック氏とトム・ホランド氏(スパイダーマン役の俳優と同姓同名の別人)は、失われた都市にまつわる遺産とナチス・ドイツとの関連について次のように語っている。 かつて、アトランティスに住んでいた人々は皆「白い肌、ブロンド、青い目」を持つ人種に限られており、この特徴がナチスの理想とするアーリア人と合致したため、ヒムラーはアトランティスに魅了されたのだという。 「アトランティスは北海にあるという説がありました。さすがにヒトラー自身もアトランティスがドイツ民族、アーリア人の祖国であると考えることには抵抗があったようですが、腹心の部下たち、ルドルフ・ヘスやアルフレッド・ローゼンベルクらはこの説に夢中でした」 「ヒムラーも必然的にこの説を信じ込み、戦況ゆえに北海での深海探査を開始できないことを非常に残念に思っていました。もし彼らが順調に戦争に勝っていたら、当時の考古学者にとっては素晴らしいことだったかもしれませんが、ヒムラーはその発掘に何十億ものライヒスマルクをつぎ込んだことでしょう」 ちなみに、彼らはかつてグレートブリテン島南東部に存在していた「ドッガーランド」をアトランティスと関連づけて考えていたようだ。 ドッガーランドはかつてイギリスとヨーロッパ大陸を結んでいたが、紀元前6500年ごろ、最後の氷河期に海面が上昇して北海南部に水没してしまった。 23年前にマンモスの頭蓋骨が発見されるなど、ドッガーランドの存在を裏付ける証拠もあるが、さすがにアトランティスの遺産が見つかるとは考えられないという。彼らが北海にアトランティス探検に行かなかったのは幸運だったと言えるかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Nazi sicko Himmler was 'obsessed' with finding Atlantis and wanted deep sea explorations(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/nazi-sicko-himmler-obsessed-finding-29733223
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ミステリー 2023年05月06日 23時00分
音速の2倍で飛行するUFO等、アメリカ上院軍事委員会で行われたUFO公聴会で明らかになった最新のUAP情報
現地時間4月19日午前、アメリカ上院軍事委員会でUAPに関する公聴会が行われた。 公聴会には米国防総省でUFOを研究するグループ、全領域異常解決局(All-Domain Anomaly Resolution Office、AARO)のディレクターSean Kirkpatrick氏が登壇。 上院軍事委員会のブリーフィングで未確認航空現象(UAP)の最新情報を提供し、ここ数年で寄せられた650件以上の報告書を検証しているものの、UAPが地球外生命体によるものであるという証拠をまだ見つけていないことを示した。 >>ロシア軍の侵攻を受けたウクライナに天使やUFOが飛来している!?現地から届く奇妙な報告<< この公聴会ではこれまで機密解除されていなかったUFO動画が公開され、現在調査中の新たなUFO目撃情報の内容についても明かされた。 古くは80年前にさかのぼりUAPとの接近遭遇を研究するAAROを率いるショーン・カークパトリック氏は、彼のチームが現在650件の事件を調査中であることを明らかにした。 カークパトリック氏によれば、報告のあったUAPの52%が球体であることが確認されており、その大半が大きさ1~4メートル、白や銀、半透明で、高度3000メートルから9000メートルの間を飛行しているという。 飛行速度はマッハ2(時速1534キロ)で音速の2倍以上。世界最速の旅客機エアバス380の最高速度が時速1185キロであるため、かなりの速度で動いていることが分かる。しかしこれらのUAPにはエンジンや翼、熱排気が確認できず、レーダーにも断続的にしか映らなかったという。 現在AAROが調査を行っているUAP目撃情報の中には、高高度気象観測気球やドローン、人工クアッドコプターなどの「ありふれた」物体があったかもしれないが、約半分のケースでまだ正体がつかめていないとカークパトリック氏は述べる。 今のところ、彼のチームが起源を断定できたのはほんの一握りであり、中には解決できないものもあったことを認めている。今のところUAPの中に「地球外」由来、つまりエイリアンの関与があることを証明する信頼できる証拠は発見されていないという。 もし今後の調査で本当にエイリアンの証拠のような「画期的な発見」が出てくる可能性もあるが、そんな事態になった場合は「アメリカ政府に報告する前に、NASAに相談するだろう」ともカークパトリック氏は述べている。 「UAPは多くの場合、常にではありませんが、容易に説明可能なソースで解決します。人間は欺瞞や錯覚、センサーによる予期せぬ反応や誤作動、場合によっては意図的な干渉を受けます」とUAPについて説明している。 なお、現在調査員が研究している事件のうち、外国勢力によるハイテク技術が関与している懸念が出てきているとも彼は語る。 「多くの場合、ロシアと中国、特に中国が、ある分野では我々と同等か、あるいは先行した技術を持っているようです。敵は待ってはくれません。素早く前進しているのです。彼らは技術的な進歩に対して、私たちよりもリスクを回避しているのです」 カークパトリック氏の回答に見られるように、アメリカ政府や軍は既にUAPをオカルトの分野ではなく、国防上の課題と捉えているようだ。フェーズが変わった、と言うべきかもしれない。未だにUFOはオカルトの域を出ないという認識を我々も改めるべき時期に来ているのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事US probe into 140 new sightings of UFOs that can fly twice speed of sound(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/us-news/probe-140-new-sightings-ufos-29757972
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ミステリー 2023年04月30日 23時00分
キャトルミューティレーションか?テキサス州にて謎めいた牛の殺害事件が7件連続で発生、当局が捜査中
4月にアメリカのテキサス州で、不可解な牛の殺傷事件が連続して発生。地域住民に不安が広がっているという。 4月半ば、テキサス州マディソン郡の牧場主が、飼育する牛が死んでいるのを発見。死体をよく見ると舌が抜かれ、口の周りに切り傷があり当局に通報した。 しかし、これはマディソン郡で展開されている奇妙なことの始まりにすぎなかった。 保安官事務所は、現場に血痕や牛がもがいた形跡がないばかりか、現場周辺に人や獣の足跡もなく、不気味なことに「肉食動物や鳥が牛の遺体をあさることはなく、数週間そのまま放置され腐敗していた」事実を確認。 >>医療の最前線は宇宙へ!?無重力下で行われる医学の研究<< しかも、この事件を調べている間にも4頭の成牛と1頭の1歳の仔牛を含む5件の牛が死ぬ事件が報告されたのである。 これらの事件はいずれも最初の事件と驚くほど似ており、いずれも口の周りを切開され、外科的な正確さで舌を取り除かれていた。 マディソン郡保安官事務所は「それぞれの事件は、異なる場所、牧草地、群れで発生している。最初の事件と同様に争った形跡や草が乱れていた兆候はなく、血がこぼれた跡や目立つ足跡もない」と指摘しており、遺体がスカベンジャーである他の野生動物を引き付けることもなかったと説明した。 しかし24日月曜日になって、なんと7件目の事件が発覚。この牛の死因は肺炎だと判明したものの、これまでの6件と同じような手口で舌が切除されていることが判明。なぜ舌が抜かれたのかは依然として不明で、事件の謎は深まるばかりだという。 当局が調査を続ける一方で、地元の牧場主は当然ながら、自分たちの牛の安全を心配している。畜産会社のオーナーであるヴァーノン・ギドリー氏は「現場に血痕もなく、争った形跡もない。全く腑に落ちない。この地域で一体何が起きているのか?」と一連の事件に関して首をかしげる。 あまりに不可解な牛の連続死が続くため、地域ではキャトルミューティレーション現象の可能性が浮上している。 キャトルミューティレーション現象は主に牛が不可解な死を遂げるというもの。発見された牛の死体はいずれも組織が鋭利な刃物で切り取られていたり、血液が無くなった異様な状態になっているという共通点がある。 これらが人間や獣には不可能に近い手際のため、エイリアンの仕業ではないかというのだ。一方でカルト宗教の活動により、家畜達が放牧中に被害に遭っているとのうわさも流れているようだ。 いずれにせよ、現地のマディソン郡保安官事務所は「真相を明らかにするために他機関と積極的に連携している」とし、今後も捜査を続けていくと語っている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連動画Madison County cow situation(YouTube)よりhttps://www.youtube.com/watch?v=8qt9dqmqDLY関連記事Series of Mysterious Cattle Mutilations Being Investigated by Authorities in Texas(coast to coast am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/series-of-mysterious-cattle-mutilations-being-investigated-by-authorities-in-texas/Video: Authorities in Texas Uncover Seventh Cattle Mutilation Case(coast to coast am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/video-authorities-in-texas-uncover-seventh-cattle-mutilation-case/
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ミステリー 2023年04月29日 23時00分
蛇に変わる女性、宙に浮かぶ男性…壮絶な悪魔ばらいの現場を体験した神父たち
4月7日、イギリスで俳優のラッセル・クロウ主演の映画「法王のエクソシスト(原題・The Pope's Exorcist )」が公開され、話題になった。 この映画は2016年に91歳で亡くなった、実在したローマ法王庁公認エクソシストのガブリエレ・アモルト神父の生涯を映画化したもの。 実際にアモース神父が体験した悪魔ばらいの現場はホラー映画顔負けの恐ろしいものだったと言われており、映画だけでなくモデルとなった神父本人にも注目が集まっていた。 >>「患者が浮遊し、くぎを吐き、超強力者になるのを見た」実在したローマ法王のエクソシストの生涯が映画化<< アモース神父の手がけた悪魔ばらいの現場は壮絶なもので、1997年にある青年の悪魔ばらいをしたときは、部屋が氷のように冷たくなり、窓や壁には霜が降りたという。 別の事例では、11歳の子どもが体を押さえつけていたが4人の屈強な男たちを投げ飛ばしたり、10歳の男の子が大きくて重いテーブルを持ち上げるなど、人知を超えた怪力を発するのを目の当たりにしたそうだ。 だが、恐ろしい悪魔ばらいの現場に立ち会った経験があるのはアモース神父だけではない。現在存命のエクソシストもまた、同様の経験をしたことがあるという。 まず、今年で悪魔退治歴10年を迎えるビル・ビーン牧師はかつて悪魔ばらいの現場で「女性が見る間に蛇のような姿に変わった瞬間が忘れられない」と語っている。 The Daily Starの取材によると、サンディエゴで行われた悪魔ばらいで「女性の目が黄色ないしは緑色に変化し、瞳孔が爬虫類のように変化」し、体も蛇のように細くなり、人間にはできないような歪み方をしたという。 彼は「神が私を通して彼女を救い出したと言うのはうれしいことですが、あの事件は絶対に忘れられません」と語っている。 他にも驚くべき悪魔ばらいの現場に立ち会ったことのある人物は多く、フランスの司祭であるポール・アンドリュー・デブリン氏も初めての悪魔ばらいの現場で悪魔に取りつかれ、人とは思えない姿になった女性を見た、と証言している。 悪魔に取りつかれていた女性の顎のラインは四角く、歯は尖り髪の毛は有刺鉄線のようになっており、目はうつろで黒くなっていたそう。さらに女性がいる部屋の雰囲気も重く、悪魔の力がとても感じられた、とデブリン氏は振り返っている。 また、カトリックの牧師であるロン・フェイル・エンライト氏は、被害者が重力に逆らって「天井に浮き上がる」様子を目撃したという。 この時の現場には同じくエクソシストに認定されている別の司教が立ち会っていたそうだが、彼もこのような光景を見るのは初めてだと語っていたそうだ。 エンライト氏はそれでもエクソシストにできることは、「実際に目の前で起こっていることに対してうろたえず、集中して祈りをささげることしかない」と語っている。まるで創作の世界で起きている話のように思えるが、世界のどこかでは今日も悪魔と戦っている人たちがいるのだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事World's scariest exorcisms – from yellow snake eyes to victim levitating for six hours(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/worlds-scariest-exorcisms--yellow-29644930?int_source=mantis_rec&int_medium=web&int_campaign=more_like_this
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ミステリー 2023年04月23日 23時00分
「患者が浮遊し、くぎを吐き、超強力者になるのを見た」実在したローマ法王のエクソシストの生涯が映画化
ホラー映画の金字塔「エクソシスト」をはじめ、海外のホラー映画では悪霊や悪魔を退治する祓魔師(エクソシスト)がしばしば登場する。 イギリスでも4月7日に俳優のラッセル・クロウがローマ法王庁公認エクソシスト、ガブリエレ・アモース神父を演じた「法王のエクソシスト(原題・The Pope's Exorcist)」が公開され、話題になっている。神父は2016年に91歳でその生涯を閉じた、実在する人物だ。 ホラー映画なので当然、様々な悪魔ばらいの光景が描かれるわけだが、実際にアモース神父が体験した悪魔ばらいの現場はホラー映画顔負けの恐ろしいものだったという。 >>ホラー映画の世界だけではない!ゾッとする悪魔払いの事例5選<< イタリアのカトリック神父であるガブリエレ・アモース氏はバチカンのエクソシスト長であり、国際エクソシスト協会を共同設立した人物だ。 彼が数多く手がけた悪魔ばらいの現場は壮絶なもので、1997年にある青年の悪魔ばらいをしたときは、部屋が氷のように冷たくなり、窓や壁には霜が降りたという。 さらに青年は体を硬直させると、数分間にわたり約90センチ浮遊したそうだ。 この青年の悪魔ばらいには数日かかったそうで、十字架や祈祷書、聖水、聖油、そして紫のストラを憑依された男性の首に巻くなど様々な手段でようやく、おはらいに成功したという。 別の事例では、体を押さえつけていた11歳の子どもが4人の屈強な男たちを投げ飛ばしたり、10歳の男の子が大きくて重いテーブルを持ち上げるなど、人知を超えた怪力を発するのを目の当たりにしたそうだ。 他にも「悪魔や悪霊に取りつかれた人はつばを吐くことが非常に多い」とアモース神父は語る。 そのため、少し経験を積んだエクソシストはつばを吐かれないよう、ハンカチやティッシュを顔の前に置いて防御することが多いそうだ。 ただつばを吐かれるだけでなく、奇妙なものを吐き出した事例も。とある男性は「3本のくぎ」を吐き出し、別の悪魔は取りついた女性の体を使って「ラジオの破片」を次々と吐き出させたそうだ。 後にアモース神父はやがて世界で最も有名なエクソシストと見なされた。だが長年、スターリンやアドルフ・ヒトラーらがすべて悪魔に取りつかれていたと主張したり、「ヨガの練習は悪魔的であり、ハリー・ポッターシリーズを読むことも悪魔につながる」と言ってひんしゅくを買うこともあったそう。 しかし、宗教感に重きを置かなければ、普段はユーモアのある人物であったそう。彼の平均30分のアドバイスを受けたいという人たちが世界中から訪れていたそうだ。 アモース神父は7年前に肺の病気で息を引き取った。 第二次世界大戦でナチスと戦い、法律を学び、やがて司祭となるという数奇な人生をたどったアモース神父。彼を演じたラッセル・クロウは「この映画の内容が、彼の経験や記録に基づくものだという点に興味を持った」と語っている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連動画THE POPE'S EXORCIST – Official Trailer(Sony Pictures EntertainmentのYouTubeチャンネル)よりhttps://www.youtube.com/watch?v=YJXqvnT_rsk関連記事Real-life Pope's Exorcist 'saw patients levitate, spit nails and gain super strength'(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/real-life-popes-exorcist-saw-29635175
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ミステリー 2023年04月22日 23時00分
医療の最前線は宇宙へ!?無重力下で行われる医学の研究
現在、国際宇宙ステーションでは様々な実験が行われている。重力のない宇宙空間で行われる実験は、重力のある地球上の条件と大きく異なるため、その結果が注目されている。特に期待されているのが医療面で、すでに宇宙で医学研究を行う企業が数多く存在している。 地球に存在する重力は、幹細胞を最も純粋で有用な状態に長期間保つことをより複雑にし、幹細胞の発達を常に促す。また、がんやウイルス、遺伝病、心臓病などに関連する重要なタンパク質の複雑な結晶構造を研究することも、重力によって難しくなるという。 地球の引力は細胞がなぜそのような行動をとるのか、研究しづらくしてしまう。そのため、重力のない空間は科学者にとって魅力的な場所であるといえる。無重力下で専門的な研究ができれば、さまざまな症状の治療法を生み出す可能性が飛躍的に高まると科学者たちは考えている。 >>遠い宇宙に人類が居住できる可能性のある惑星が見つかった!?12光年離れた星から届いた電波信号<< 医療大手SpacePharma社のCEOであるYossi Yamin氏は過去4年間、SpaceX社のロケットの後ろに、彼が「太陽で動く小さなジェームズ・ボンド風のスーツケース工場」と呼ぶ箱を乗せて軌道に送り続けてきた。 イスラエルのテクニオン大学で開発された技術を用いて、生物学者たちは実験室を小型化し、国際宇宙ステーションに送って地上から遠隔操作できるようにしている。事実、この小さな宇宙実験室によって白血病細胞の挙動をはじめ画期的な医学的知見が数多く地球にもたらされている。 Yamin氏は「これはもう、SFではありません。昨年、私たちは7つの軌道上実験を達成し、その数は増え続けています。来月にはスキンケアの未来から長寿薬や脳疾患に至るまで、5つの実験室を宇宙へ飛ばす予定です」と述べる。 また、アメリカのバイオテクノロジー企業MicroQuinが国際宇宙ステーションで行った実験は卵巣がんや乳がん、外傷性脳損傷、パーキンソン病、インフルエンザなどの新薬の製造に役立っている。 宇宙が我々人類を助ける可能性が語られたのは最近のことではない。 ウォーリック大学の研究者たちは、地球上で最も希少な元素のひとつでありながら、隕石からしばしば発見されるイリジウムが、がん細胞の核の中に入り込み、そのタンパク質のひとつに結合するユニークな能力を持っていることを発見した。 イリジウムで処理されたがん細胞にファイバーオプティクスでレーザー光を照射すると、健康な組織には全く害がなく、がん細胞のみを死滅させることができる。 近い将来、SF映画のように宇宙空間で新薬が開発・量産されたり、無重力中で臓器を培養し、地球に持ち帰る衛星が宇宙空間を飛び交うようになるだろうか。医療の次の舞台もまた、宇宙へ進出しているようだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Alien life could hold cure for cancer with science experiments in space 'growing'(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/alien-life-could-hold-cure-29564942
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ミステリー 2023年04月16日 23時00分
内部告発者が「UFOのリバースエンジニアリングプログラム」を暴露!?
SF映画や、UFO絡みの陰謀論でよく登場するのが「軍が秘密裏に確保したUFOの技術をリバースエンジニアリングして新兵器を作っていた」とする秘密の計画の存在だ。 しかし、もしこれがフィクションでないとしたらどうだろうか。現在、どのようにエイリアンの技術を「リバースエンジニアリング」していたのか、複数の内部告発者たちが暴露しており、注目を集めている。 この動きに関わっているのは映画監督のジェームズ・フォックス氏。 彼は最近、ペンタゴンのAARO(UFOオフィス)の責任者であるショーン・カークパトリック氏と上院情報特別委員会(SSCI)の情報筋との話し合いを経て、ポッドキャスト番組「The Amazing People Podcast」のインタビューで結果を公表した。 >>CIA職員やホワイトハウスを襲った「ハバナ症候群」原因は秘密兵器?それとも心身症?<< この話題は機密事項が多く、すべての詳細が明らかにされたわけではない。だがフォックス氏は匿名の人物から「UFO技術を研究し複製しようとする秘密のプログラムに従事していた」、あるいは「現在も従事している」ことを示唆する証言を得たという。 「彼らが私に話したところによると、これらのリバースエンジニアリングプログラムは間違いなく存在します。彼らの中には引退した者もいますが、その多くはまだ現役で、適切な証明書があればその研究室に連れて行けるそうです」とフォックス氏は語っている。 ちなみにこの情報源は、新しい免責条項によって法的影響なしに証言できるよう保護されているとのこと。また、多くの人物が同様の証言を提供し、宣言が公表されない場合のバックアッププランも用意されていたことを共有している。 近年、UFOを取り巻く状況は大きく変化している。これまでは単なる陰謀論として片付けられることが多かったが、現在は軍事面や国防の観点から真剣に、そして厳密な調査が必要なテーマへと変化している。 この変化はいずれも信頼できる目撃証言の増加、機密解除された軍事映像の公開、未確認航空現象が実際に存在することを政府機関が認めたことに起因しているものだ。 「エイリアンの技術をリバースエンジニアリングしている」という主張も完全に否定したり、うのみにしたりするのではなく、徹底した客観的な検証が必要になるのではないか。SFや、オカルトの世界で語られてきた事の真相が明らかになる日も近いのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Breaking the Silence: Whistleblowers Unveil Classified UFO Reverse Engineering Programs(curiosmos)よりhttps://curiosmos.com/breaking-the-silence-whistleblowers-unveil-classified-ufo-reverse-engineering-programs/
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ミステリー 2023年04月15日 23時00分
「もし私たちがシミュレーションの世界に生きているとしたら?」仮想現実世界に関する論文が注目集める
もし、我々が住んでいる世界が現実ではない可能性があるとすれば、あなたはどう考えるだろうか。 まるで映画『マトリックス』のような話だが、世界トップクラスの研究者たちによれば「我々が高度なコンピューターシミュレーションの中で生きている」という仮説は可能であるだけではない。現実の世界で生きているという考えと比べても、可能性が高いと考えられるという。 もし我々の「現実」が単なるシミュレーションの世界であったとした場合、その世界から抜け出すには映画のように単に「赤い錠剤」を飲むだけでは済まない、難しい関門が立ちはだかっている。 >>新たな恋愛の形?AIのガールフレンドと恋に落ちたおかげで「結婚生活を救われた」と主張する男性<< ルイビル大学のコンピューター科学者であるロマン・ヤンポルスキー氏は、最近の論文で「シミュレートされた現実」というアイデアを探求。より具体的には、人がシミュレーションの世界から脱出するための方法について述べている。 もし我々の認識している世界がコンピューターによるシミュレーションだったとすると、他のコンピュータープログラムと同様に世界にもバグが存在する。ハッキングやエクスプロイトによってシミュレーションの世界を突破し、その先にある本来の世界を垣間見ることができる可能性も出てくるそうだ。 このバグは自然発生するものもある。一方で、例えばある種の解法がない数式を無理に解こうとしたり、何百万人もの人々に瞑想させるなど、我々の知るコンピューター同様、一斉に多くの演算をさせ、大量のコマンドを実行させると生じるかもしれないという。 例えば突然シミュレーションの世界を構築したシステムをオーバーロードさせたり、グリッチノイズを空間に生じさせることも可能かもしれないそうだ。 我々の世界に、PCの画面で見るようなブロックノイズなどが出現する光景は、見たいような、見たくないような気分になる。 また、大型ハドロン衝突型加速器のような極めて複雑な技術の存在も、コンピューターシミュレーションという概念を意識しても何の影響もないと、ヤンポルスキー氏は論文の中で指摘している。 もし我々がシミュレーションの世界の中に生きているとすれば、世界を構築しているコンピューターは非常に高度なものであると考えられる。 現実に、そのようなコンピューターやシステムを構築できるものは存在するのだろうか。 さすがにヤンポルスキー氏の論文は仮説にすぎない。だがもし今後、仮想現実の技術が発達し、ネット上でもほぼ現実と変わらない世界を“体験”できるようになると、本当に仮想現実の世界から離れたがらない、文字通り「現実から逃避する」人も出てくるかもしれない。 そう遠くない未来、シミュレーション世界の仮説を検討する必要が出てくるのだろうか。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事If we live in a simulated reality, is it possible to escape it ?(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/365415/if-we-live-in-a-simulated-reality-is-it-possible-to-escape-it
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ミステリー 2023年04月09日 23時00分
遠い宇宙に人類が居住できる可能性のある惑星が見つかった!?12光年離れた星から届いた電波信号
広い宇宙には多くの星があるが、生命が存在できるかについては様々な条件がある。条件の中には大気や惑星の磁場の有無などがある。 インディペンデント紙によれば、地球の磁場は太陽からの高エネルギー粒子やプラズマの爆発から、我々を守るものだ。したがって生命が存在する可能性の高い惑星には、同様の磁場が存在している可能性がある。 しかし、地球から遠く離れた惑星がそのような特性を持っているか確認するのは非常に難しい問題だった。 >>前代未聞!数カ月以内にパプアニューギニア沖で「宇宙船」の捜索が開始!?<< しかし先日、とある惑星に「居住可能な可能性がある」証拠が見つかったとする論文が発表されて話題になっている。 Nature Astronomyに掲載された論文「Coherent radio bursts from known M-dwarf planet-host YZ Ceti」によると、その惑星は地球から約12光年離れたくじら座YZ星(YZ Ceti b)。この星は岩石質の地球型惑星で、繰り返し電波信号が検出されている星でもあった。 この信号は知的なエイリアンの文明が我々に向けてメッセージを送ろうとしているわけではなく、惑星の親星とその磁場との相互作用で生成されていることが明らかとなった。 国立電波天文台のプログラムディレクターであるジョー・ペッシェ氏は、「他の太陽系で居住可能な惑星や生命が存在する惑星を探すには、岩石でできた地球に似た太陽系外惑星が実際に磁場を持つかどうかを判断することが重要です。今回の研究は、この特定の岩石質の太陽系外惑星が磁場を持つ可能性が高いことを示すだけでなく、より多くのものを見つけるための有望な方法を提供しています」と語る。 また、コロラド大学の天体物理学者セバスチャン・ピネダ氏は「私たちはオーロラという形で地球の磁場を確認していますが、もしこの惑星(YZ Ceti b)にも大気があるのなら、この星にもオーロラが出るでしょう」と語っている。 くじら座YZ星に本当に生命がいるかどうか、人類が居住可能かは今のところ不明とのこと。 しかし、生命が存在する可能性がある惑星が増えるだけでも、非常に夢のある話と言えるのではないだろうか。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Astronomers detect 'coherent' radio signal from distant plane(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/365719/astronomers-detect-coherent-radio-signal-from-distant-planet‘Coherent’ radio signal from alien planet could mean it's 'potentially habitable'(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/coherent-radio-signal-alien-planet-29622204‘Coherent’ radio signal detected from alien planet, prompting hope in search for life(The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/space/alien-life-planet-radio-signal-b2315126.html
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