ミステリー
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ミステリー 2012年07月14日 17時59分
子供をしつける親の強い味方・妖怪「ガオ」
滋賀県湖東地方では、「言う事を聞かないと、ガオが来るよ」と子供をたしなめていたという。「ガオ」とは、近畿地方に生息している妖怪のことで、その容姿は頭に2本の角が生えた恐ろしい鬼のような形相で、秋田県の「ナマハゲ」に似ている。主に、親の言う事を聞かない子供の所や夜遅く寝ないで遊んでいる子供の所に現れ、おどろかす(注意する、叱る、たしなめる)だけで、特に人間に害を与えない。ガオは親の言う事を聞くよう子供達に約束させ、「お札」を与える。このお札が貼ってある家には2度とガオは現れない。そのため、やんちゃな子供を持つ親にとっては、有難い存在となっている。『妖怪辞典』によれば、「ガオ」と いう妖怪の記載がある。これは、岐阜県、京都府、熊本地方で、妖怪のことを示す幼児語であるという説明しかない。地方によっては「ガオウさん」、「ガォーさん」、「ガォ〜さん」とも呼ばれている。 このガオという妖怪の由来とは、戦国時代、滋賀県湖東地方の領地を近江六角氏の一党である種村氏が治めていた。現在の滋賀県蒲生郡日野町にあった近江国・日野城の蒲生蒲生氏郷(1556〜1595)に攻められるようになった。戦火に巻き込まれた領民達は「蒲生が攻めてくるぞ」と常に恐れていた。この「蒲生が来るぞ」が変化して、「ガオが来るぞ」という言葉だけが残った。やがて、「ガオ」は恐ろしい妖怪・化け物と考えられるようになり、親の言う事聞かない子供の所や夜に寝ない で遊んでいる子供の所に「言う事聞かないと、ガオウが来るよ」と言って、脅し文句に使うようになった。ガオとは、子供が怖がる妖怪の総称で、特定した妖怪をさすものではないのである。 現在、滋賀県東近江市の商工会が主催する妖怪によるまちおこしの一環で「ガオが来るぞ大作戦」として、妖怪の装束を身に付け、子どもをしつけるために家々を廻っている。さらに、ガオをイメージした怖ゆるキャラ「東近江のガオさん」を制作し、まつりやイベントを盛り上げている。また、某バラエティー番組で、子供の寝かしつけ方法「ガオーさんが来るよ」の企画がある。「ガオーさん」は長髪で、色白で、歯と鼻腔が大きく、両手に赤いロウソクを持って、芸人が変装した怪人である。このガオーさんは、 母親の依頼を受けて、なかなか寝ない子ども達を脅し、布団にもぐりこませ寝かすものだ。ガオーの由来は怪獣の「ガオー」という鳴き声から名付けられたという。どちらもま主旨は同じであるが、何の結びつきはなく、まったく別物である。(写真:「東近江のガオさん」)(皆月斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年07月10日 15時30分
日本の国難に坂本龍馬の御霊が立ち上がった!?
昨年の2010年の大河ドラマは、幕末の動乱期を舞台にした『龍馬伝』。主役の坂本龍馬を俳優の福山雅治が好演し、人気を博したのも記憶に新しい。 そんな坂本龍馬の霊が写真に写った!? という、驚愕の報告があった。 この写真は、九州にて建築関係の企業を経営している北島氏により撮影された物だ。歴史、特に幕末期が好きな北島氏は、2010年のゴールデンウィークに旅行に行った先で坂本龍馬の墓を写真に納めた。すると、奇妙な人影らしきものが写り込んだのだ。 問題の人影はぼんやりとした物だが、顔や体つきが有名な長崎で撮影された龍馬の写真と酷似したものになっている。霊能者に鑑定を依頼した所、この人物は坂本龍馬で間違いはなく、しかも左に岩崎弥太郎、右上には勝海舟らしき人物の顔も写っているという。また、龍馬の影に被さるように横殴りの赤い光も写っているが、龍馬の頭部付近を横切っていることから、彼が近江屋で襲撃された時の刀の軌跡や血しぶきないかと推測されている。 この写真を撮影した直後、北島氏は耳の後ろに激痛を感じ、また足首が熱くなったという。また、墓参りの後に幕末関係の所蔵品を多く展示している霊山歴史館に赴いて、新撰組の羽織を着て記念撮影をしようとしたのだが、急に北島氏の手から羽織が落ちて着ることが出来ず、写真撮影も出来なかったという。暗殺されてしまった坂本龍馬であるが、現在でも不明とされている彼の暗殺実行犯は新撰組や見廻組の者だったのではないかとする説がある。北島氏の体の異変や羽織を持てなかった事は、この歴史的背景が影響していたのだろうか。 北島氏は他にも奇妙な経験をしている。明治天皇の御霊をお祀りしている明治神宮に参拝した日の事だが、パワースポットとしても有名な清正の井戸を撮影した時や、明治神宮を出ようと鳥居をくぐった直前に、手提げバッグの金具が触ってもいないのに急に外れてバッグが落ちる、という事が起きたのだ。そして、この時と全く同じ現象が、坂本龍馬のお墓を参拝した際にも起きたというのだ。 昔、坂本龍馬は日露戦争の開戦を明治天皇の皇后妃の夢枕に立って告げたという。北島氏の身に起きた現象もこのことと何か関係があるのだろうか?(文:山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年07月07日 17時59分
空から生き物が降ってくる…「ファフロツキーズ現象」の謎を追う!
2009年頃に話題になった「オタマジャクシが空から振る」現象、これを「ファフロツキーズ現象」と呼ぶ。 既に懐かしいニュースのひとつではあるが割と最近、2012年6月29日には北海道旭川市旭岡の住宅敷地内で、ドジョウのような小魚約80匹が散らばっているのが見つかり、住民は「空から降ってきたに違いない」と語っており「ファフロツキーズ現象」は現在も時々発生しているのだ。 このような事象は、古来より世界中で報告されている。日本においても和漢三才図会に怪雨(あやしのあめ)の記述がある。ファフロツキーズとは、空からの落下物を意味するfalls from the skiesを略した造語である。 魚類が最も多く、1861年2月のシンガポールでは地を埋め尽くす量のナマズが、また、1918年8月のイギリスでは10分間にわたってミイラ化したウナギが降り注いだ。他にも1989年オーストラリアで1000匹のイワシが降り、インドの小村では4.5kgもの大魚が村人を直撃している。魚以外にも野鼠、その地方では見られない鳥、氷漬けの海ガメ、1968年ブラジルでは1kmの広範囲に血と生肉が5分間降り続いた。 15世紀イスラエルでは、降ってきたバターのような物を神の恵みと珍重し、祈り求めていた。旧約聖書によると、モーゼに率いられたイスラエル人はこの恵みを「マナ」と呼び、食糧問題を解決している。 これらは、竜巻によるものと思われている。強大な力で周辺の様々な物を巻き上げ、上昇気流に乗れば遠くまで運ばれていく。実際に、海上で発生した竜巻によって、海水と共に巻き上げられた魚が、遠く離れた内陸部で落下した事例は存在する。しかし、魚は群れを成すことも珍しくないのであり得るとしても、それ以外では土や小石、草木等が同時に巻き上げられる筈である。2〜3日に渡り降り続く事例もあり、竜巻説には難がある。 比較的多く起きているにもかかわらず、まだまだ謎に満ちた現象である。七海かりん(山口敏太郎事務所)(画像:世界でおこっている『ファフロツキーズ現象』)
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ミステリー 2012年07月03日 15時30分
「撮った記憶がない…」心霊写真が携帯電話に迷い込んだ!?
作家であり、オカルト研究家でもある山口敏太郎の元に、またもや奇妙な写真が持ち込まれた。 どのような写真なのかは、記事に掲載されている画像を確認して戴きたい。奇妙な紫一色の画面に、濃い霧や煙のような物体が写り込んでいるのである。一体何をどう撮影したものなのか全く分からない。しかもこの写真、誰がいつ撮ったものなのか、相談者にすら分からないのだという。 この写真は一応、相談者の携帯電話の画像フォルダに収められていたため、携帯のカメラ機能か何かで撮影されたものではないかと考えられているが、相談者によればこれらの画像はデータフォルダの中にいつの間にか入りこんでいたものであり、前後のデータなどと照らし合わせてもどこで撮られたのかわからないのだという。 「まるで何者かに強引にデータを割り込まされたような感じです」と相談者はこの不可解な画像を見つけた時のことを語った。そして、こう疑問を口にしたのである。 「例えば霊がこのような事をする事は可能なのでしょうか? 直接携帯電話に画像を送りつけるような…」 関西在住の霊能者であるあーりん女史によると「幽霊が写真や画像を撮影した時、ないしはその後に画像そのものに割り込んで、結果的に元々の画像を変質させることであればまれに起こりうる」という。他にも性質の悪いものが人の心を操ってこういった画像を作成したり、送りつけたりする事はあるのだそうだ。 しかし、この画像からはそこまで霊特有の強い念などは感じられなかった、とあーりん女史は語る。霊が作り出した、もしくは霊が送りつけた画像である可能性は拭いきれないが、人の霊が直接写っている訳ではないイメージ画像のようなものなので、画像自体から特有の霊気、念をそう強く感じないのだそうだ。 果たして、この画像の正体は何なのか。山口敏太郎事務所では、追って調査していきたい。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月30日 17時59分
運命を変える悪魔のささやき? 『悪魔のカード』
占い師が一枚ずつカードをめくると、そこに現れるのは不思議な絵。意味深な意匠のカードがある一定の規則に従って並べられてゆき、やがて占い師は依頼人の悩みや未来を診断してみせる…というのは、カードを使った占いでよく見られる光景だ。 昔ながらのタロットカードやオラクルカードなど、診断にカードを使う占いはポピュラーなものだ。読者の中にもタロットカードで占ってもらった経験がある人や、自分でもカードを購入して占ってみた人もいるかもしれない。 古典的なカモワン・タロットから、デザイン性の高いもの、綺麗な絵柄のものまで様々な種類のカードは書店などで購入できる。占い方もタロットカードと似ているものや、独特の占い方があるものまで多岐に渡っている。今回は、そんなカードの中でも異色を放つ『悪魔のカード』を紹介しよう。 黒い箱の表書きには、人々にドクロを差し出す悪魔の姿が銀のインクで描かれているこのカード。ビーバン・クリスチーナ女史によるタロットカードの亜種とも言えるカード型占いであり、タロットカードで言うところの22枚の大アルカナそれぞれにルシファーやリリス、アスタロトと言った有名所の悪魔が掲載されている。また、4種の小アルカナも悪魔に関連のある魔女やほうきなどが描かれているのだ。独特な絵のタッチはユーモラスととるか、素朴な中にも恐ろしさがあると取るかは見た人の印象に寄るだろう。日本版は昭和49年に初版が発売され、山口敏太郎も学生の時に友人と共にこのカードに触れたという。それから数十年後、山口敏太郎がパーソナリティをつとめているWebラジオ『山口敏太郎の日 本大好き』に、リスナーからの相談も含めて実物が提供されたのである。 山口敏太郎氏曰く、このカードは当時から非常に的中率が高いと友人等の間で話題になっていたという。しかし、このカードには来日前から奇妙な噂がついて回っていたそうだ。あまりの的中率を誇るために本物の悪魔が占いの結果に介入している、カードを使用した者に悪魔が取り憑いた…いずれも噂の範疇を出ないが、悪魔の影響が出ることを恐れた作成者は、悪魔を封じるための「悪魔封じのカード」を加えたのだそうだ。説明書に寄れば、悪魔カードの一番上にこの悪魔封じのカードを置いておけば悪魔からの影響を防ぐことが出来るのだという。 当時はかなり話題になったというこのカード、今では古本屋などで探すしかないようだ。 ちなみに、前述のWebラジオ内では実際に簡単な占いを番組中で行ってもいる。中身が気になる人は『山口敏太郎の日本大好き』で検索してみよう。(文・写真/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月30日 17時59分
何者かが日本軍を助けた…都市伝説
今年も終戦を迎えた夏が近づいている。 戦争にまつわる都市伝説は意外に多い。不思議且つちょっとホロリとさせられる話が多いのも特徴だ。ここでは、『何者かが日本軍を助けた都市伝説』、と題してそんな話を紹介しよう。 嚆矢は、キスカ島から撤退、の都市伝説だろう。 「第二次世界大戦時、敗走する日本軍が米軍領のキスカ島に上陸した作戦は完全に失敗で、後は死を待つしかなかったんです。しかし、万策尽き果てた日本軍の前に濃霧が発生。しかも、米軍艦隊は海上に存在しない日本艦隊エコーを捕捉し、大量に砲撃をした。事態が混乱を極める中、米軍の士気は乱れ同士討ちをするなどし、日本軍がキスカ島から脱出出来た、という神風的な伝説があります」(都市伝説に詳しいライター) 不思議な話は、これで終わりではなかったようだ。 「当時、同じ米軍領アッツ島では、日本軍はほぼ全滅していました。しかし、キスカ島のミッションを見事に成功させた日本軍がアッツ島を過ぎる際、同島から友軍の万歳三唱が響いて聞こえた、という都市伝説があるんです。米軍海域からの脱出ですから、キスカ島からの撤退は、奇跡でしょう。死んだ“仲間”が助けてくれたのかもしれません」(同) 玉砕前にアッツ島の兵士たちが皆で万歳三唱をしたのは史実のようである。それにしても、なんとも泣ける話ではないだろうか。 いっぽう、天狗が敵機を撃ち落してくれたから自分は戦火で生き残った、などという都市伝説もある。 「古来、UMA=天狗に日本軍が助けられた、という帰還兵による話がたくさん存在します。『天狗と一緒に闘って、羽根を失いながら護衛してくれた』、『天狗が身を挺して砲弾を受けてくれたため、すんでのところで命を得た』というような話です。天狗も、一緒に故郷から出兵でもしたのでしょうかね(笑)」(同) 調べてみると、富山県の上市町では、「天狗が敵の撃った砲弾を投げ返してくれたから助かった。天狗からは、『ほんとうのことは誰にも話すな』と言われた」という男の話が、民俗伝承譚として残っている。ほかに、戦地にUMAや妖怪が倒れていた という都市伝説も多いのだ。 我々に憑依する“物の怪”のイメージは、そこにはない。
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ミステリー 2012年06月26日 15時30分
妖怪実在の証拠!? これが天狗の爪だ!
オカルトや妖怪、民間伝承について研究している山口敏太郎の元には、研究のために奇妙なものが持ち込まれることがよくある。今回紹介するのもその一つで、某所に『天狗の爪』として伝わっていたものだ。 この『天狗の爪』とされるものの大きさは数センチほどで、少し曲がった円錐状。全体的に黄土色から茶色へのグラデーションがかかっており、表面にはびっしりと細かい筋が縦に走っている。先がやや欠けており、よくよく観察すれば人の手が加えられているわけではない事が分かる。一見したところでは石に近いが、どちらかと言えば骨に近い質感もある。果たして、この物体は何なのか。もしかして本当に妖怪、天狗の爪なのだろうか? 勿論本物の天狗の爪ならば面白いのだが、実はこれは鑑定の結果古代爬虫類のモササウルスの歯の化石であることが判明した。モササウルスは中生代にその巨体とワニのような大顎でもって海を暴れ回った凶暴な海棲爬虫類である。ところが研究の進んだ現代ならいざ知らず、科学的知識に乏しかった昔の人はこれらの化石が「何らかの生物の牙や爪らしい」ことに思い至っても、正体までは分からなかった。そこで、身近な生き物とは全く別のもの、『妖怪』の爪や牙であると考えたのである。 ちなみに、こういった天狗の爪などを寺宝として祀っている寺社仏閣は日本各地に存在する。例えば埼玉県瑞竜山法雲寺には古代の鮫の歯と考えられるものが『天狗の爪』として奉納され、現代まで残っている。法雲寺は埼玉県の古刹であり、また『新編武蔵風土記稿』などの記述から修験道との関連性も考えられている。天狗は修験道とも関わりの深い妖怪であるため、天狗にまつわる寺宝が存在すると言うことは、非常に興味深いと言えるだろう。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月23日 17時59分
同時多発テロ事件10年後の翌日…落語家立川キウイが宇宙人を激写!?
2001年9月11日に起こった『アメリカ同時多発テロ事件』。それから10年後、首謀者であるウサーマ・ビン・ラーディンは死亡し、跡地には新たなビルがを2013年を目処に建設中である。 さて、そんなビン・ラーディンの『大ファン』を公言していたのが、奇しくもビン・ラーディンと同年に亡くなった落語家の立川談志師匠。 その談志師匠の弟子のひとりである立川キウイ氏が、テロ事件10年後の翌日、2011年9月12日に謎の物体を激写。ブログにアップしていたことが判明した。 この写真をみていただきたい。短髪の眼鏡の男が立川キウイ氏なのだが、キウイ氏の目の前に緑色をした透明の物体が横切っているのが確認できるだろう。 胴体と首の境目もはっきりしており、この物体はかなり人間に近い形をしているのがわかる。 撮影時期からいくつか仮説を立てるとするならば、これはビン・ラーディンの幽霊、もしくは同時多発テロ発生時にビルにうっすらと浮かび上が ったとされる『グレイ型エイリアン』の一種ではないだろうか? なお、この写真が撮られた9月12日はキウイ氏の師匠である立川談志は病気でかなり弱っており、上記の仮説をとるならばビン・ラーディンの幽霊がファンを公言する談志師匠を連れ去ろうとした、もしくはビン・ラーディンを失った宇宙人が彼の代わりとして談志師匠を拉致しようとしたのではないかと考えられる。もっとも、どの仮説にしてもなぜ談志本人ではなく弟子である立川キウイの元に現れたのかは不明であるが…。 なお、立川キウイ氏は記者の質問に対しこう答えた。 「この写メを撮っている途中、何故か急に記憶が無くなったんですよ。…その翌日、朝起きたら何故か覚えていないはづの噺がスラスラ喋れました(笑) 宇宙人? それとも誰か浮かばれない落語家の霊が憑いた? なので、立川キウイは超常現象はすべて信じてまする! ガハハ」と独特の口調でコメントを寄せた。 もしかするとこの物体は緑色だけに『キウイ』の名を持つ立川キウイに取り憑いた「キウイの精霊」なのかもしれない…。(文:山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月19日 15時30分
パワースポット、なのに…!? 壁に浮かぶ巨大なドクロ
ごつごつしたトンネルの岩肌を出口からの光が照らし出している。トンネルを歩いている人は逆光で影のようになっているが、反対側の岩壁にはまるでこの人物を見つめているかのような、うつろな目の大きなドクロが浮かんでいるのだ。見ようによってはこめかみの辺りから角が生えているようにも見える。 そして、光のささない天井から降りてくる一筋の光…。この写真は、愛知県某所で撮影されたものである。 城下町として栄えたこの地には、城が敵の手に落ちた際などの有事に備えてあちこちに抜け道が造られていたという。このトンネルもそのひとつで、岩山を手で掘削して城下を流れる川に繋げている。川には 小さな船着き場があって、常に漁師が数名常駐していた。城が落ち、城主の身に危険が迫った時はこのトンネルを抜け、漁師達の船に乗り込んで敵の目を欺く作戦だったようだ。 幸いにも城が落ちることはなく、このトンネルも逃げ道として使われることや血なまぐさい事件が起きたりした記録はなかったと言うのだが…では、この岩壁に浮かんだドクロは何なのだろうか。 作家であり、オカルト研究家の山口敏太郎は以下のような仮説を立てている。 このトンネルは逃げ道として作られているが、再起をかけるための道として作られたためか非常に優れたパワースポットでもあるという。事実、霊感の強い人はこのトンネルを見て「金色の光が充満している」と表現するそうだ。そのパワーはトンネルの中央付近が特に濃く、正しく写真の場所から光が射しているように感じられるのだという。 また、このトンネルは目を瞑って通れば邪念が落ちるとも言われている。ひょっとすると、トンネルを通った人々から落ちた邪念がこのようなドクロの姿で現れたのかも知れない。(文・写真/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月16日 17時59分
あの震災は人工地震でノストラダムスが予言していた!? トンデモ本大賞2012 新宿ロフトプラスワンにて決定!
先週の土曜日、6月9日。新宿のロフトプラスワンにて「21回トンデモ本大賞」が行われた。「トンデモ本」とは「内容が余りにも突飛であり、筆者の意図していない方向に楽しむことが出来る本」の事であり、世の中に数多出てくるトンデモ本の中から昨年1年間の中で最も「トンデモ」だと思われる本を選出するのが「トンデモ本大賞」である。 ちなみに「トンデモ本」にあたる本にはオカルトやスピリチュアル関係の書籍が多く、必然的にオカルト研究家である山口敏太郎も類似の本を購入することが多々ある。こういった本に載っているUFOや宇宙人、UMAといったものの目撃談などはオカルト研究においては重要な資料になるのだ…信憑性は別としても。 今回ノミネートされ、紹介された本は、陰謀論に予言、UFOや宇宙人に会ったという体験談と、いずれもオカルトの定番が揃っていた。そんな本の一部を紹介しよう。 まず、『本当かデマか 3・11[人工地震説の根拠]衝撃検証』は、東日本大震災がフリーメーソンによって起こされた人工地震である、というありがちな陰謀論であるのだが、列挙されている陰謀の根拠が飛び抜けている。震災の時によく流れていたACのCM「あいさつの魔法」は「アンチキリスト」による福島の原発事故を指している(「ぽぽぽぽ〜ん」の部分がそうらしい)、フリーメーソンの関与の証拠として『秘密結社鷹の爪』というアニメがある、特撮の円谷プロはフリーメーソンからとった名前である(『円谷』という名前はフリーメーソンのシンボルである円とコンパスをかたどっている、らしい)。また、有名な「アニメ『ミンキーモモ』の最終回が放映されると地震が起きる」という都市伝 説は事実だというのだ。この本によれば、フリーメーソンはアニメの最終回に合わせて人工地震を起こしているらしい。とにかく非常に濃い内容のこの本、圧倒的な得票数で今年のトンデモ本大賞に選ばれた。また、前述の内容はいずれも都市伝説や震災に関する流言を元にしている事を付け加えておきたい。 勿論他の本も負けず劣らずの内容で、『秘伝ノストラダムス・コード』はフランス文学専門の筑波大学名誉教授でもある著者がノストラダムスの予言集を訳して書き上げた大書。ちなみに東日本大震災もノストラダムスは予言していたというが、例によって各所で横書きのフランス語を縦読みしてこじつける、単語の超訳をするなど色々とやらかしている。『UFOと日本人の惑星』はUFOにさらわれた経験のある著者がその体験を綴った“叙情詩”。というのも、中身はみな5.7.5.7.7と短歌がずっと続いている形式なのだ! ときおり字余りや字足らず、種田山頭火のような変調になるのはご愛敬である。ちなみに著者はUFO内でヒトラーに会ったと述べている どの本も昨年に出たばかりの書籍であり、今回の記事を見て興味が出た人は、書店で見かけたら手に取ってみるのも良いかもしれない。ちなみに主宰である「と学会」や山口敏太郎の注目作は『秘伝ノストラダムス・コード』であった(堅苦しいせいか、得票数は奮わなかったが…)。(写真は「と学会」メンバー。左から山本弘会長、唐沢俊一、皆神龍太郎)(文と写真:黒松三太夫/山口敏太郎事務所)
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