阪神
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スポーツ 2021年08月21日 17時30分
阪神・青柳、五輪の後遺症は心配無用? 稲葉監督絶賛のムードメーカー、修羅場を乗り越え更なる栄光へ
貴重な役割を果たしてきた男は、再びチームを勝利に導く。 8月17日、阪神タイガースの青柳晃洋はDeNaベイスターズ戦に先発登板、6回を投げ7つの三振を奪うなど好投し、今季9勝目を挙げた。五輪後の初登板を勝利で飾ったことでチームの連勝も3に伸び、首位を走るタイガースの勢いをさらに加速させている。 この白星でリーグトップ、さらに自身キャリアハイの成績に並んだ右腕は2021年の夏、もう一つの戦いに挑んでいる。 初めて日の丸を背負った東京オリンピック。金メダル獲得が至上命題とされた日本代表にその名を連ねた。国際大会では欠くことのできないアンダーハンド、そして今シーズンの成績を見ても青柳の選出は当然の結果だったと言える。稲葉監督は代表メンバー発表時より、「先発、中継ぎ、両面で」と大きな期待を寄せており、首脳陣はもちろん、ファンの目線でも青柳こそ投手陣の「切り札」となり得る存在だった。独特のタイミングで投げ込む青柳が各国代表選手を抑え込むシチュエーションを、誰もが描いていたことも間違いないだろう。 だが、五輪の舞台ではその予想が覆される。 初戦のドミニカ戦、ノックアウトステージのアメリカ戦、何れもリリーフで登板するも、相手打線に捕らえられ失点を喫している。2度とも相手にリードを許す結果となるなど、中継ぎという通常とは違う状況での難しさもあり、青柳の持つスキルを発揮するに至らなかった。 それでも、その存在がチームに及ぼした影響は、グラウンド上の結果だけでは無かったという。5戦全勝で目的を達成させた代表指揮官は、大会後、青柳に対し「ムードメーカー」としてチームを盛り上げてくれたと賛辞を贈っている。アメリカ戦翌日の8月3日、稲葉監督の誕生日だったこの日には、前日に打ち込まれたばかりの青柳がチームを代表する形でバースデーソングを歌い上げ、緊張が続くチームに笑顔が溢れた。その様子は動画でも紹介され、侍ジャパンが最後まで一枚岩であり続けた理由として、青柳の貢献があったことはファンにも広く伝わっている。 リーグ戦が再開し、巨人、ヤクルトと三つ巴の様相を呈してきた優勝争い。熾烈を極めるも16年ぶりのペナント制覇へ向け猛虎軍団は首位を守る。大舞台での修羅場も経験し、グラウンドの内外でもチームを支えるなど、背番号50が自身の役割を果たし続けている限り、タイガースは揺らぐことはない。青柳晃洋はもう一度、チームを栄光に導く存在になる。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年08月20日 11時15分
阪神・矢野監督が藤浪復活をとうとう断念? 背信投球に表情が一変、先発ローテ枠も即座に剥奪か
首脳陣の期待は、藤浪よりも佐藤輝明選手ということだろう。8月19日、試合には敗れたものの、9回最後の攻撃で佐藤が球団最多新人記録となる23号アーチを放ち、沈んでいた阪神ベンチのモードを変えた。 「そのホームランが出る数分前、佐藤は守備でも魅せています。タッチアップの三塁走者を正確な送球で本塁生還を防ぎました。攻守ともに存在感のあるプレーをやってくれたと思います」(在阪記者) 対照的なのが、藤浪晋太郎投手だ。 >>阪神・藤浪の先発復帰でブルペンが崩壊? 矢野監督の温情采配、その裏で懸念される致命的リスクとは<< 118日ぶりとなる先発マウンドに臨んだが、責任イニングの5回を投げ切れず、4失点KO。首脳陣は明言を避けたが、中継ぎへの逆戻りではなく、二軍降格も指摘されていた。 そのせいだろう。試合後のオンライン会見で、矢野燿大監督は佐藤に関しては饒舌に語っていたが、藤浪のことを質問されると、表情を一変させた。 「良いところもあったんだけど…。内容的にはもうちょっと上げてもらわないと困る」 初回は“暴投”も出て、どうなることかと思ったが、3回と4回は立ち直っている。また、5回で崩れたので及第点はつけられないが、ネット裏では「どこが良くて、どこがダメだったのか、きちんと説明してやれば、次も先発でいけるのではないか?」(ライバル球団スコアラー)の声も出ていた。 「イニングごとに、投げ方が微妙に変わるんです。1回と2回は腕が横に振られていたし、3回と4回は肘が肩よりも高く上がっていて、腕の振りにも力強さが感じられました。3回と4回の好投を見て、『立ち直ったのかな』と思ったら、5回は力みすぎておかしくなっていました」(前出・同) 投球フォームがバラバラなのだ。不振の原因でもある。 「矢野監督は自身が気づくまで見守るという姿勢か、それとも、藤浪が聞く耳を持たないからか? 修正がされない理由は分かりません」(球界関係者) なんとなく、藤浪と首脳陣の間にすきま風のようなものが感じられる。 しかし、5回途中で降板した際、阪神ファンはエールを送っていた。こんなにも愛されている選手はほかにいない。 「藤浪が途中降板した5回ですが、味方打線が同点に追いついた直後の失点でした」(前出・在阪記者) 5回の失点について説明すると、センターの近本がダイビングキャッチを試み、結果的に打球を後ろにそらしてしまったもの。関係者によれば、「藤浪を勝たせてやりたい」の思いが裏目に出ただけのことで、先の本塁タッチアップを阻止した佐藤の好返球も同様だったという。 藤浪は制球難のため、1イニングに放る球数も多く、「守っている野手の集中力を奪う」と指摘されることも多かった。しかし、心情的には藤浪が苦しめば苦しむほど、チームがまとまっていくようだ。 二軍調整中のガンケルが先発ローテーション入りする。ゲーム差の縮まった首位戦線を勝ち抜くにはチームの結束力が必要だ。 16年ぶりの優勝を果たすにも、藤浪を先発で起用していくのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月19日 17時00分
阪神・矢野監督に「なんなんでしょうね」 チャンス逃した代打見送りに江本氏が不満も、狙い通りの采配だった?
野球解説者の江本孟紀氏(元阪神他)が、18日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。阪神・矢野燿大監督の采配に苦言を呈した。 今回の動画で江本氏は、同日に行われ阪神が「5-2」で勝利した阪神対DeNAの一戦について解説。その中で、「1-1」と両チーム同点の7回表にあった矢野監督の采配を問題視した。 >>阪神・佐藤の新打撃フォームは失敗?「差し込まれまくりや」 金村氏が見抜いた問題点を指摘、今後のスランプも予想<< この回の阪神は佐藤輝明、梅野隆太郎のヒットなどで2死一、三塁となったところで先発投手の伊藤将司に打順が回ったが、矢野監督は伊藤に代打を出さずそのまま打席に立たせる。伊藤はDeNAの先発右腕・大貫晋一から四球を選び出塁したものの、後続の近本光司が遊飛に倒れ三者残塁で無得点。代打を送られなかった伊藤はその後8回まで投げ、「2失点・被安打4」という投球成績で今季6勝目を挙げた。 勝ち越し機に勝負を仕掛けなかった矢野監督に対し、江本氏は「(この場面は)代打かなと思ったけどね」、「(代打を出さなかった理由は)なんなんでしょうね? ベンチの采配というのはこういう時分からない」と発言。野手より打力が劣る投手をそのまま打席に立たせた理由が分からないと疑問を呈した。 江本氏は続けて、「代打でいいの(打てそうな選手)がいなかったんでしょう(か)」とコメント。伊藤の打席では阪神ベンチには9名の野手が残っていたが、矢野監督はどの野手も今ひとつ信頼しきれなかったのかと推測した。 江本氏の発言を受け、ネット上には「状況を考えたら代打せずに続投は別におかしくないだろ」、「伊藤はそれまで省エネ投球だったから、代打を出さずに引っ張るのは間違ってはいない」、「エモやんは明日以降の試合を考慮してないのか? 無闇にリリーフを消耗するわけにもいかないだろう」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「伊藤は直後に失点してるんだから代打見送りは失敗なのでは」、「原口(文仁)を代打に送る方が理に適っていたと思う、代打打率も対右打率も高い方だし」、「結果的に勝ったとはいえ、好機で点を取りにいかないような采配は今後控えてほしい」と同調する声も複数見受けられた。 「伊藤は6回裏終了時点で『1失点・被安打3』と好投しており、球数も67球と非常に少なく抑えていました。また、6連戦の2戦目でいたずらにリリーフを消耗することは避けたい状況でもあったことから、矢野監督が伊藤への代打を見送り続投させたのは間違いではないと考えているファンは多いようです。一方、この場面は代打打率『.281』、対右打率『.389』を誇る代打の切り札・原口がベンチに控えていたこと、伊藤が直後の7回裏にDeNA・オースティンに20号ソロを浴び勝ち越しを許したことなどから、結果的に勝ったとはいえ代打見送り自体は失敗だったとする意見も見られます」(野球ライター) 試合後、矢野監督は代打見送りの理由について「中継ぎ陣もオリンピックがあったり、一旦(自宅に)帰ったりとか、球数が増えていたりとか、いろいろあったんで」と、リリーフ温存を狙ったためと語ったことが伝えられている。伊藤続投によりリリーフ陣は9回を締めたスアレス以外は登板を回避できたが、この結果は今後の戦いにどう影響をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月17日 20時30分
阪神・佐藤の新打撃フォームは失敗?「差し込まれまくりや」 金村氏が見抜いた問題点を指摘、今後のスランプも予想
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、16日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。阪神ドラ1・22歳の佐藤輝明の問題点を指摘し、ネット上の阪神ファンの間で話題となっている。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、13〜15日の対広島3連戦を「2勝1敗」で勝ち越した首位阪神についてトーク。「3-9」で落とした13日の初戦を見て感じた不安や、1ゲーム差に迫っている2位巨人との優勝争いの展望などを語った。 >>阪神・大山が“とばっちり”で胸を負傷? 衝突劇後の仕草に心配の声、今季2度目のアクシデントに同情も<< その中で、金村氏はこの3連戦中に「.308・0本・2打点・4安打」という数字を残した佐藤輝明に不安な点が見られたと語る。同カードの佐藤は初戦こそ「4打数3安打・2打点」と猛打賞の活躍を見せるも、2戦目は「5打数1安打」、3戦目は「4打数ノーヒット」と尻すぼみに終わったが、金村氏は「2戦目、昨日(3戦目)の試合を見たら本当(速球に)差し込まれまくりや」と速い球に押されている印象を受けたという。 金村氏は続けて、「グリップを(ヘルメットの)上段に構えてたのを耳の方(横)まで降ろしてきて無茶振り(をせず)、ボールを見て振ろうとしてるのが差し込まれてる要因だと思う」とコメント。佐藤は五輪中断中にバットのグリップの位置や左手の握りを変更したことが伝えられているが、金村氏はこの変更が速球に力負けしている原因なのではと指摘した。 「『これは今までにないスランプになってしまうぞ』というような、そういう危険性がある」と今後の打撃不振を懸念した金村氏。「前半戦のように好きに(バットを振ってほしい)、振り遅れたのがレフトにホームランやと(いう感じで)」と、前半戦のように凡退・三振を恐れずにフルスイングする方がいいのではと語った。 金村氏の発言を受け、ネット上には「確かに直球を捉えたのは初戦だけだった、確実性と引き換えにパワーが失われたとなるとマズいな」、「差し込まれて凡退するぐらいならフルスイングで三振してほしい、そっちの方が相手投手もやりにくいだろうし」、「佐藤は今5番で『走者を返さなきゃ』って気負ってる可能性もあるから、首脳陣は打順を下げて楽に打たせるのも一手では」といった反応が寄せられている。 一方、「今後のことを心配するのはまだ早くない? 中断中はそれなりに結果出してたのに」、「練習試合では本塁打量産してた、だからもう少し様子を見てもいいんじゃないか」、「まだ試行錯誤してる段階なんだろ、2、3カード後もこの調子なら考え直す必要もあるだろうが」と否定的なコメントも見受けられた。 「バットコントロールの向上を狙い中断中に打撃改造を行った佐藤は、同期間にエキシビションマッチ11試合に出場し『.243・5本・11打点・9安打』と12球団トップの本塁打をマークしています。13日から始まった後半戦ではまだノーアーチですが、中断中は結果が出ていたことを踏まえ、打撃改造の是非はもう数カード様子を見てから判断するべきなのではないかと考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 15日終了時点では「.269・20本・54打点・87安打」という数字を残している佐藤。打撃改造の結果がどう数字に表れるのかは今後もファンの注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月17日 11時20分
阪神・藤浪の先発復帰でブルペンが崩壊? 矢野監督の温情采配、その裏で懸念される致命的リスクとは
チームの雰囲気、士気がガクンと落ちることにならないか? 阪神・藤浪晋太郎投手が8月19日のDeNA戦に先発登板する。矢野燿大監督が明言したのではない。“異変”があって、関係各所の言動から「19日の先発投手は藤浪しかいない」と判明したのだ。 >>阪神・大山が“とばっちり”で胸を負傷? 衝突劇後の仕草に心配の声、今季2度目のアクシデントに同情も<< 「矢野監督は、藤浪や2年目の高卒左腕・及川雅貴に先発ローテーション入りのチャンスを与えました。五輪期間中のエキシビションマッチで先発登板させ、『及第点』を出したら、後半戦は先発で使う、と。藤浪はエキシビションマッチ3試合に先発し、防御率は3点台半ば。矢野監督は渋い表情を浮かべていました」(在阪記者) 合格者の名前は明らかにしていない。藤浪が合格なのか、不合格なのかも言わなかった。「及川のローテーション入り」も予想されていたが、ペナントレースが再開され、各メディアはピンと来た。 「ペナントレースが再開されたのは、8月13日。阪神は広島との3連戦を迎えましたが、その3試合とも藤浪が試合出場登録から外れたんです」(前出・同) 二軍落ちも噂されたが、そうではなかった。藤浪は甲子園球場に隣接された室内練習場で調整していた。二軍落ちで再調整するのなら、鳴尾浜球場に行くはずである。 関西圏で活動しているプロ野球解説者がこう続ける。 「ガンケルが次節のDeNA3連戦から外れることになったんです。ガンケルは8月12日の二軍戦で調整登板し、DeNA3連戦に臨む予定でした。でも、12日の二軍戦が雨天中止となり、翌13日、シート打撃に登板させたんですが、一度、実戦登板させてからの方が良いと矢野監督は判断しました。ガンケルがシート打撃に登板したのは、広島戦の試合前。ガンケルに代わる先発投手を誰にするのかが話し合われ、藤浪に決まりました。DeNA戦の先発に向けて調整させるため、13日から試合出場の登録から外したんです」 17日のDeNA3連戦の初戦は、青柳晃洋の先発が発表された。18日は伊藤将司が控えているので、藤浪の先発は19日となる。 「矢野監督の温情でしょう。エキシビションマッチで結果を出せなかったので、追試みたいなもの」(前出・プロ野球解説者) 仮に矢野監督の期待に応えられなかったとしても、ガンケルが控えている。その反対に藤浪が好投したら、どうなるのか…。その時は、14日の広島戦で先発した二保旭をリリーフに回す案もあるそうだが、「藤浪の結果次第」という配置換えを行えば、投手陣全体に及ぼす影響も少なくない。 もっとも、「矢野監督の温情はガンケルの代理先発の一日のみ」(関係者)との話も聞かれた。 藤浪は「ローテーション入りできるよう」と一部メディアに答えており、かなり張り切っている様子が窺える。代役なら、そう伝えてやった方がいい。この流動的な投手起用が首位攻防戦に影響しなければ良いのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月16日 20時30分
阪神・大山が“とばっちり”で胸を負傷? 衝突劇後の仕草に心配の声、今季2度目のアクシデントに同情も
15日に行われた阪神対広島の一戦。「3-0」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ5年目・26歳の大山悠輔を襲ったアクシデントだった。 >>阪神ファンの痛烈批判に「ドタマかちわったろうか」とブチ切れ? 元阪神・片岡氏が告白、株主総会で起こった悲劇に反響<< アクシデントが起こったのは、「2-0」と阪神2点リードで迎えた8回裏。この回阪神はサンズ、大山の連続ヒットなどで無死一、二塁のチャンスを作ると、一死後にロハスが一、二塁間を破るヒットを放つ。この間にサンズの代走で二走の植田海が本塁に生還し一走・大山も三塁を狙うが、打球を処理した広島右翼・鈴木誠也が三塁・田中広輔への好返球を見せ大山は二、三塁間に挟まれた。 その後田中に二塁ベース付近まで追い込まれた大山は、田中が二塁ベースカバーの遊撃・小園海斗へ送球したのを見て三塁方向へと切り返したが、この直後に田中と正面衝突し転倒。ボールを持っていない野手が走者と接触した場合は走塁妨害になるため、審判は両者の激突直後に田中が走塁妨害を犯したと判定。これにより大山はセーフとなり三塁へ進塁したが、三塁ベース上で何度か左胸付近を押さえる仕草を見せた。 大山は途中交代せず最後まで試合に出場したが、ネット上には「大山胸のあたり結構気にしてるけど大丈夫なのか?」、「ぶつかった時に田中の腕が胸に入ったんだろうか」、「実は故障してましたとかなったらマズい、一応試合には最後まで出てたから大丈夫とは思うけど…」と状態を不安視する声が寄せられている。 同時に、「開幕直後に西川と激突したアクシデントを思い出した」、「あの時は腹部、今回は胸を痛めるなんてツイてなさ過ぎる」、「4月の件も今回の件も他選手のミスに巻き込まれてるから可哀想だな」と、今季開幕直後のアクシデントを絡めたコメントも複数挙がった。 「今季の大山は4月1日・広島戦でも、広島・西川龍馬と交錯するアクシデントに見舞われています。同戦では『6-2』と阪神4点リードの8回裏2死一、三塁で、西川が放った三ゴロを捕球した阪神三塁・山本泰寛が一塁・大山へ悪送球。大山は左側にジャンプしながらなんとか捕球したものの、この直後に一塁へ走ってきた西川に覆い被さるような形で交錯。この際に西川にタッチしなんとかアウトにはしましたが、交錯後はしばらく腹部を押さえたまま立ち上がれず、その後9回裏に途中交代しました。この時と同じ広島戦で再び交錯に見舞われたということもあり、大山の不運さに同情しているファンも少なからずいるようです。なお、4月のアクシデントは山本の悪送球、今回は送球後の田中が走路上にとどまってしまったことがそれぞれ交錯を招いていますので、大山はどちらも自身に非がないのにとばっちりを受けてしまった格好です」(野球ライター) 前回のアクシデントでは幸いにも大きな故障は負わず、今回も16日18時半現在まで負傷したとは特に伝えられていない大山。ただ、“約4カ月ぶり”の衝突劇に肝を冷やしたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月11日 11時00分
阪神ファンの痛烈批判に「ドタマかちわったろうか」とブチ切れ? 元阪神・片岡氏が告白、株主総会で起こった悲劇に反響
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)が1日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)がゲスト出演。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で両名はシーズン中のコーチの配置転換をテーマにトーク。今季の巨人が5月24日、7月19日の2回にわたりコーチ陣をシャッフルしていることへの見解や、コーチの入れ替えが選手に及ぼす影響などを語った。 >>阪神ファンの過激行為に「そこまで言わんでええやろ」とドン引き? 元日本ハム・片岡氏が“新庄恥を知れ事件”の裏話を明かす<< その中で、片岡氏は阪神打撃コーチ時代(2010-2012,2016-2018)に球団外部からの批判に激怒したことがあるという話を明かす。片岡氏によると、阪神はチーム状態が悪いとすぐにコーチへの風当たりが強まる球団だったといい、直接的・間接的かは触れなかったが自身も球団外の人々から「二軍に落とせ」という批判を幾度となく受けたとのこと。ただ、「結果が出なかったらもちろん責任と取らなきゃいけないのがコーチだし、それ(外野の批判)はもう仕方ないこと」と、ほとんどの批判や苦言は甘んじて受け入れていたという。 ただ、ある年に球団の親会社・阪急阪神ホールディングスの株主総会で挙がった自身への批判には思わず激怒したとのこと。批判の詳細は明かさなかったが、聞いた瞬間に「ドタマかち割ったろうかなホンマ」と怒りが瞬時に沸点に達するような内容だったと語った。 片岡氏の発言を受け、ネット上には「阪神は外野の雑音が酷いっていうのはなんかイメージ通りだな」、「何かにつけてすぐ叩かれる環境でよく計6年間もコーチできたな」、「総会で何を言われたのかは知らんが、ドタマかちわるは怖すぎだろ(笑)」といった反応が寄せられている。 一方、「その株主総会って金本政権1年目の時のだろ、実績無い奴が何でコーチやってんだ的な」、「当時はあまりにも失礼過ぎると思ったけど本人もブチ切れてたのか」、「あの時の片岡批判はファンの中でも意見が分かれてたような記憶がある」と、具体的な日時や内容を推測するコメントも複数挙がった。 「片岡氏は第2次コーチ時代の2016年6月14日に行われた親会社の株主総会で、ある株主から『なぜバッティングコーチが片岡なのか? あれが阪神で活躍したことがあるのか? みんな打てないようにしている』と名指しで解任を求められたことが伝えられています。現役・阪神時代(2002-2006)の成績が『376試合・.242・28本・122打点』にとどまった片岡氏に、総会時点でチームがリーグ5位に沈んでいた責任を求めた株主の言い草は当時のファンの間でも『チームが勝ててない以上片岡にも責任はある』、『実績と指導力は関係ないだろ』と賛否を呼びました。そのため、今回片岡氏が挙げた株主総会は2016年の会を指しているのではないかと推測しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 例年阪神関連の質問が多数飛び出すことで有名な阪急阪神ホールディングスの株主総会。物言う株主たちに気苦労を感じていたのは、もしかすると片岡氏だけではないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年08月01日 11時00分
新庄氏、原監督に巨人入り打診されていた? 電撃オファーを断ったワケに驚きの声「なかなか熱い男だ」
野球解説者の中西清起氏(元阪神)が7月25日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手の新庄剛志氏(元日本ハム他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で新庄氏は阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)でプレーした現役時代の思い出をテーマにトーク。阪神時代に当時の野村克也監督から投手転向を打診された話や、日本ハム時代に当時のヒルマン監督を激怒させた行動などを語った。 >>阪神ファンの過激行為に「そこまで言わんでええやろ」とドン引き? 元日本ハム・片岡氏が“新庄恥を知れ事件”の裏話を明かす<< その中で、新庄氏は2003年11月の日本ハム入団決定前に、巨人から水面下で獲得オファーを受けていたという話を明かす。新庄氏はメジャー挑戦前から3年でNPBに戻ると決めており、2003年オフに当初の方針通りメッツを退団。その後NPB復帰を模索していたある日、当時巨人を率いていた原辰徳監督から突然電話をもらい、「僕と一緒にユニフォーム着ないかい?」とその場でオファーを受けたという。 原監督から受けた突然のオファーに、「若大将(原監督の愛称)!? おーすげえなあ」と内心驚がくしたという新庄氏。ただ、「タイガースに育てられて、タイガースを裏切るというか、そういう形でメジャーに行った。(だから)『俺(の行き先)は巨人じゃないだろう』、『俺は男として(阪神に)筋を通さないといけないな』って思いながら(断った)」と、古巣の阪神に不義理を働くわけにはいかないと考え巨人入りのオファーを断ったと語った。 新庄氏の発言を受け、ネット上には「新庄に巨人入りの可能性があったなんて初耳」、「原監督は2003年限りで一旦監督辞めてるから、シーズン中に新庄と接触してたってことか?」、「阪神を裏切らないために巨人入り蹴ったってなかなか熱い男だな」、「仮に新庄が来てたら、あの超重量打線がさらに凶悪になってたのか」といった反応が寄せられている。 「2003年シーズンで3位に終わり原監督が辞任した巨人は、同年オフにダイエー(現ソフトバンク)・小久保裕紀、近鉄・ローズと2名の本塁打王経験者を獲得。これによりチームに在籍する元本塁打王は4名(小久保、ローズ、江藤智、ペタジーニ)となり、彼らや清原和博の活躍もあって翌2004年のチームはプロ野球史上最多のチーム本塁打数(259本)を記録しました。チーム防御率(4.50)、失点数(677失点)が共にリーグ4位と投手陣が不調だったため順位は前年に続く3位にとどまりましたが、2003年までに通算165本塁打をマークしていた新庄氏が仮に加わっていれば、もしかしたらリーグ優勝を勝ち得ていた可能性もあるかもしれません」(野球ライター) 2004年の巨人打線は優勝・日本一には結びつかなかったものの、圧倒的な打力から“史上最強打線”という愛称で今もファンの語り草になっている。新庄氏がその一員に加わる可能性があったという話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2021年07月30日 17時00分
阪神ファン、五輪韓国戦に「日本でブイブイ言わせてた呉の球が…」 元助っ人の背信投球に複雑な声、登板した場所も悪かった?
29日に横浜スタジアムで行われた五輪男子野球1次リーググループB初戦・韓国対イスラエル戦。「6-5」で韓国が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神(2014-2015)でのプレー経験を持つ韓国守護神・呉昇桓のセーブ失敗だった。 >>侍ジャパン初戦劇的勝利も稲葉監督に問われる中継ぎ陣の起用法<< 「5-4」と韓国1点リードの9回表に4番手としてマウンドに上がった呉は、先頭のガイレンを空振り三振に仕留めまず1死を奪う。ところが、続くラバーンウェイにカウント「2-2」から投じたフォークが高めに浮いたところを捉えられ、右翼席に飛び込む同点ソロを浴びてしまった。 呉はその後勝ち越しまでは許さず9回を終えると、タイブレーク制(無死一、二塁から開始)が適用される延長10回も続投し三者連続三振を奪う。すると、チームがその裏に2死満塁からの押し出し死球でサヨナラ勝ちを収めたため、呉には今大会1勝目が記録されることになった。 阪神でプレーした2シーズンはどちらもセーブ王に輝いた呉のセーブ失敗を受け、ネット上には「日本でブイブイ言わせてた呉の球がいとも簡単にスタンドに運ばれててビックリした」、「呉が出てきた時点で韓国勝ちかなと思ったけど、それを覆したイスラエル側は侮れない強さがあるぞ」、「呉の歳調べたらもう39歳なのか、それなら多少の衰えも仕方ないのかな」、「打たれたのは浮き球だし事故みたいなものだろ、10回は別人のように抑えてたし」といった反応が多数寄せられている。 一方、古巣の阪神ファンからは「呉がハマスタで打たれる光景は既視感しかない」、「昔のハマスタ阪神戦で何度も味わった悪夢がフラッシュバックした」、「呉が横浜で被弾…久しぶりに日本で投げるからってそんなとこまで再現しなくても…」、「呉の退団から6年ぐらい経つけどある意味懐かしいな」と複雑な声が挙がった。 「阪神時代の呉は『127登板・4勝7敗12ホールド80セーブ・防御率2.25』という成績を残すなど2シーズンにわたり守護神として活躍しましたが、同期間の横浜スタジアムでの登板成績は『0勝2敗8セーブ・防御率6.52』、被本塁打数も『3本(全11本中)』とかなり打ち込まれていました。苦戦の原因がどこにあるのかは不明ですが、阪神時代と同じように同球場で苦しむ様子を見て、何ともいえない感情を抱いた阪神ファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今回の韓国対イスラエル戦は阪神時代の呉を知る梅野隆太郎、岩崎優(以上阪神)が、侍ジャパン・稲葉篤紀監督らと共にスタンドで視察していたことが伝えられている。そのため、一部からは「梅野と岩崎も『うーん』って思ったりしたのかな」と両者の心情を推測する声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月27日 11時00分
阪神・藤浪、エキシビション登板でも先発復帰は困難? 矢野監督の意味深発言、女房役不在も足かせか
藤浪晋太郎投手と「令和の怪物」こと佐々木朗希投手が対決する。7月27日、阪神はエキシビションマッチの開幕戦(甲子園球場)で、藤浪を先発テストすると発表した。対する千葉ロッテは、いち早く佐々木の起用を伝えていた。そのせいか、「藤浪不利」の声も多く聞かれた。 「矢野燿大監督は、後半戦で投手陣の一部を配置換えする旨も明かしています。リリーフに回っていた藤浪、及川雅貴らをエキシビションマッチでテストし、そのうち誰か一人を先発で使っていくようです」(在阪記者) 藤浪は前半戦途中から調子を落とし、リリーフに配置替えされている。また、先発転向の話が本当であることを裏付けるかのように、こんな情報も交錯していた。 「先発で起用されていたアルカンタラに、『リリーフ転向』の打診をしています。本人も驚いていたみたいだけど、受け入れる方向のようです。リリーフ投手全体が登板過多になっていて、こちらも人員不足ですからね」(関係者) 藤浪、及川、齋藤友貴哉らが先発転向の候補たちだ。一部では「二保旭の先発固定もある」とのことだが、矢野監督と周囲の予想は大きく違っていた。 >>阪神・藤浪、後半戦の出場機会が激減? 球団内で高評価も、矢野監督が途中加入のライバルを優先か<< 阪神OBのプロ野球解説者がこう言う。 「先発転向の1枠は藤浪だと思います。及川は左投手です。若いし、先発で使ってみたいけど、及川が先発に転向したら、左のリリーフがいなくなってしまうかも。岩貞が不振で、前半戦を牽引しきた岩崎も調子を落としています。及川は、ブルペンに残しておきたいはず」 それに対し、矢野監督の藤浪評は“意味シン”だ。26日、全体会見で「(27日の結果が)悪かったら、先発はさせられない。ライバルもいるわけだから」と言い切った。指揮官として、「チャンスは平等」としか言いようがないのだが、 「藤浪は救援でも四球を連発することがあり、好不調が激しい」(前出・プロ野球解説者) と、リリーバーとしての評価もあまり高くないようだ。 エキシビションマッチでチャンスをモノにできなければ、「後半戦は二軍スタート」ということも、十分に考えられる。 「藤浪のパートナー役が誰になるのかも気になります。正捕手の梅野隆太郎は侍ジャパンに招集されています。梅野は試合前に藤浪との打ち合わせに時間を掛けていたし、構えたところにボールが来なくても、サインを出すテンポを変えるなどし、立ち直らせようと必死でした」(前出・同) 「梅野不在」が影響すると予想する声は多く聞かれた。 先の“気配り”もそうだが、藤浪はチームメイトからも愛されている。虎ファンも期待している。エキシビションマッチは実戦感覚を失わないために行われるので、勝敗は関係ない。佐々木の快投も見てみたいが、27日だけは藤浪に感情移入してしまいそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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