阪神
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スポーツ 2021年11月17日 11時00分
阪神、今オフの契約更改は大荒れが決定的? 主力流出危機と同時に迫るもう1つの難題とは
「本当に払えるのか?」――。 矢野阪神は甲子園球場で秋季練習中。三塁手・大山悠輔の外野コンバートなど、V逸の敗因となった大量失策数を減らすため、守備に重点を置いた練習が続けられていた。 >>阪神・矢野監督の大山コンバート案に「見限ったのか」の声 正三塁手の外野転向が憶測を呼ぶワケは<< しかし、そんな強化トレーニングを見せられても、メディアは「お金の話」から離れられなかった。特に在阪メディアがそうなのだが、阪神は今オフ、2つの難題に直面する。1つ目は選手の契約更改。優勝は逃したが、選手個人では成績を上げた選手も多い。そのため、契約更改でモメるのではないか、と…。 「個人成績を上げた選手が多いので、彼らは昇給を期待していると思います。球団は『優勝できなかった』こと盾に、たとえ昇給であっても提示額は微増でしょう。選手が納得するか、どうか」(在阪記者) 一例を挙げるとすれば、藤浪晋太郎だろう。昨季は1勝6敗。今季は3勝3敗で、「勝率」では昨季の1割4分3厘から5割に挙げている。また、開幕投手も務めた。今の成績に満足はしていないはずだが、「現状維持」「微増」では納得できないだろう。 「一連の新型コロナ騒動で、観客を満員にすることができませんでした。どの球団もそうですが、経営は厳しいと思います。厳しい査定となるのは必至です」(前出・同) 2つ目の難題だが、こちらは選手ではなく、球団が泣かされることになりそうだ。外国人選手とフリーエージェント権取得選手の慰留交渉である。 「ロベルト・スアレスと梅野隆太郎、どちらも残ってもらわなければ困る選手です。となれば、大幅な昇給を認めるしかありません」 両選手の残留交渉の長期化を予想する声も多く聞かれた。 クローザーのスアレスは、今季62試合に登板している。42セーブという成績からも分かる通り、勝利への貢献度が高く、矢野燿大監督からの信頼度も絶大だった。 「昨年オフ、スアレスとは2年契約を結んだと伝えられましたが、2年目にそれを行使するかどうかの選択権はスアレス側にあるんです。スアレス自身がメジャーリーグに挑戦したいと言えばそれまで」 関西地区で活躍するプロ野球解説者がそう言う。推定年俸は2億5750万円。残留には現年俸にプラスアルファを約束するか、昇給を約束した新たな複数年契約を結び直すしかないだろう。 また、推定年俸1億1000万円の梅野だが、シーズン終盤に近づくにつれ、「残留説」もトーンダウンしてきた。 「終盤戦、坂本誠志郎がスタメンマスクを任せられるようになって」(前出・在阪記者) 梅野本人は権利行使するのか否かをまだ明確にはしていない。しかし、正捕手の流出先が同一リーグとなれば、バッテリーサインを含めたチームの機密事項まで失ってしまう。「残留交渉は倍増の2億円強からスタート。3年から5年の複数年契約も必要」と予想されている。 スアレス、梅野。どちらも必要な戦力だ。2人が大幅昇給となった場合、他の阪神選手の契約更改はどうなるのか? 保留者続出なんてことにならなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年11月16日 15時30分
阪神・矢野監督の大山コンバート案に「見限ったのか」の声 正三塁手の外野転向が憶測を呼ぶワケは
2017年のプロ入りから阪神でプレーし、今季は「129試合・.260・21本・71打点」といった数字を残したプロ5年目・26歳の大山悠輔。16日、矢野燿大監督がコンバート構想を明かしたことを複数メディアが報じた。 >>阪神・矢野監督、梅野へのコメントに「冷た過ぎる」の声 助っ人陣には残留熱望も、球団への“慰留丸投げ”意向が物議<< 報道によると、15日の秋季練習でサードが本職の大山にレフトでシートノックを受けさせたという。練習後、矢野監督は「来年の春、外野もレフトを試したいなというのがあって。サード、ファーストがメインの中でチームの編成でレフトもやれると悠輔も打席に立てるわけだし」と、起用の幅を広げるために大山をレフトにコンバートする意向を口にしたという。 今季の大山はサードで123試合、ファーストで45試合に出場したが外野としての出場はゼロ。プロ通算で見るとプロ1年目の2017年は外野で16試合に出場した一方、翌2018年から今季までは6試合しか外野に就いた経験がない。 大山の外野コンバート構想を受け、ネット上には「正三塁手のポジションを変更するなんて思い切ったことするな」、「今年未出場の外野にコンバートするのはなかなかの挑戦だと思う」、「使える目途が立てばかなりのメリットになるけど、経験が少ないだけにどうなるかはあまり読めないな」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「三塁守備がお粗末過ぎるから見限ったのか?」、「三塁の大山はエラーが多いから、外野に動かして内野守備を固めたい考えもあるのでは」、「負担の少ないレフトに回すことで打撃向上を狙ってる説もありそう」と背景を推測するコメントも数多く挙がった。 「今季の大山は20本塁打をクリアするなど主砲の一角として打線を牽引しましたが、その一方で守備ではチームワースト2位の10失策。阪神は大山も含めて今季86失策と、4年連続でリーグワーストのチーム失策数を記録しています。また、大山はクライマックスシリーズ敗退が決まった7日の巨人戦でも失点を招くエラーを犯しているため、こうした守備難から矢野監督はレフトへのコンバートを計画するに至ったのではとみているファンは少なくないようです。なお、仮に大山のレフトコンバートが実現すれば、空いたサードに守備力のある選手を入れ内野守備を引き締めることが可能となります。また、レフトは一般的に守備負担が少なく打撃に集中しやすいポジションとされているため、大山の打撃成績アップにつながる可能性も十分ありそうです」(野球ライター) 今季主にレフトを務めたサンズが退団の見込みとなっている阪神。大山のコンバートはサンズの穴を埋める意味でも理にかなっているといえそうだが、矢野監督の構想は果たしてどのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月15日 19時30分
阪神・矢野監督、梅野へのコメントに「冷た過ぎる」の声 助っ人陣には残留熱望も、球団への“慰留丸投げ”意向が物議
セ・リーグ2位に終わった今季からの巻き返しに向け、10日からスタートした秋季練習では精力的に指導・視察を行っている阪神・矢野燿大監督。15日に伝えられた、プロ8年目・30歳の梅野隆太郎についての発言がネット上で物議を醸している。 梅野は今年5月に国内FA権を取得し、今オフに権利を行使するかどうかが注目されているチームの正捕手。ただ、報道によると14日に取材に応じた矢野監督は、これまで言及していなかった梅野の慰留について「まだ何もしていない」と直接の説得にはあたっていないことを告白。同時に、「自分で得た権利で周りの評価を聞きたいというのは俺も思ったし、そういうのはFAしかないんで。球団は球団で残ってもらう努力はしっかりしてくれると思う」と、当面は梅野と球団の交渉を静観していく旨を口にしたという。 今季の梅野は正捕手として全143試合中130試合に出場。打撃は「.225・3本・33打点・91安打」と今ひとつだったが、得点圏打率はリーグ2位の「.321」と随所で勝負強さを見せた。ただ、シーズン最終盤の10月は全20試合中、出場が9試合と出場機会が激減したままシーズンが終了。矢野監督はこの間2番手捕手・坂本誠志郎をスタメンで重用していた。 >>阪神・梅野、今オフ他球団へFA移籍?「僕は多分出ると思う」金村氏が冷遇の影響を大胆予想、争奪戦は濃厚か<< 矢野監督の発言を受け、ネット上には「え? このコメントはさすがに他人事過ぎだろ」、「直接説得せずに球団に交渉一任するのは冷た過ぎるのでは」、「これを聞いた梅野はどう思うんだろう、自分が梅野なら誠意が無いと判断してFA宣言するけど」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「助っ人陣と比べて梅野への対応が違い過ぎるだろ」、「マルテやスアレスには残ってほしいってコメントしてたのに梅野には言わないのかよ」、「助っ人陣とは違って、梅野は必要不可欠ではないと考えてるからこういう発言をするんだろうな」と、他選手との対応の違いについて指摘するコメントも数多く挙がった。 「今オフの阪神は梅野に加え主砲・マルテ、守護神・スアレスと去就が不透明な主力選手が複数います。矢野監督はこれまでにマルテに対しては『オレとしてはマルちゃんは欠かせない』、スアレスに対しても『スアちゃん頼むぞ! ということだけは(伝えた)』と、それぞれ必要不可欠な選手として残留を熱望するコメントを口にしたことが伝えられていました。そんな中、梅野には残ってほしい旨を明言しなかったことから、矢野監督は梅野に出ていかれても構わないと考えているのではないかとみているファンも少なくないようです。矢野監督の本心は不明ですが、来季は今季最終盤にスタメン固定した坂本を梅野に代えて正捕手に据えたい意向があるのかもしれません。そうなると、梅野が序列格下げの不満からチームの和を乱す展開もあり得ますので、こうしたリスク回避のためにあえて冷たいコメントを口にしFA退団を促しているという可能性もゼロではなさそうです」(野球ライター) 2020年シーズンまで3年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど守備にも定評がある梅野。仮に権利行使なら絶対的正捕手が不在の球団が獲得に手を挙げる展開も十分考えられるが、本人は矢野監督のコメントをどのように捉えているのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月11日 18時30分
阪神・佐藤、6月から故障を隠していた? 秋季練習別メニュー報道が憶測を呼ぶ「あのアクシデントが原因では」
7日のクライマックスシリーズ敗退で今季全日程が終了し、11日から来季に向けた秋季練習をスタートさせた阪神。同日、プロ1年目・22歳の佐藤輝明が別メニュー調整を行うと複数メディアが報じた。 報道によると、佐藤はシーズン中から抱える左ひざ痛の影響により一部別メニュー調整となることが決定。11日は練習前のミーティングには参加したものの全体アップには参加しなかったといい、今後もランメニューなどは回避する見込みだという。 今季の佐藤は全143試合中126試合に出場し、「.238・24本・64打点・101安打」といった数字を残すなど新人ながら主軸として台頭。しかし、後半戦は8月22日・中日戦から10月3日・中日戦にかけ、セ・リーグ史上ワースト記録となる59打席連続無安打を喫するなど不振も目立った。 >>阪神・佐藤、ベンチ内での行動に驚きの声「込み上げるものがあったのか」 大不振脱出に安堵? 矢野監督は更なる復調へ檄<< 佐藤の別メニュー報道を受け、ネット上には「左ひざに故障抱えてたなんて知らなかった」、「後半戦ほとんど打てなかったのはひざの痛みも影響してたのか?」、「患部の状態がどうなのかは分からないけど、秋季練習でもあまり無理はしないでほしい」といった驚きの声が寄せられている。 一方、「これ絶対6月終わりの中日戦で痛めただろ」、「空振りしたスライダーがひざに当たったあのアクシデントが原因では」、「その後目に見えて数字落ちてるし、6月から故障を隠し続けてたってことか」と、故障の原因を推測する声も数多く挙がった。 「佐藤は前半戦終盤の6月24日・中日戦7回表に、空振り三振を喫した相手投手のスライダーがそのまま左ひざに直撃。佐藤は苦悶の表情を浮かべ左足を引きずりながらベンチに戻り、その裏の守備から途中交代しました。ボールが直撃した箇所と今回伝えられた故障箇所が同じということもあり、このアクシデントを機に左ひざ痛を抱えたのではとみているファンは少なくないようです。チームを率いる矢野燿大監督は同戦後に佐藤の状態について『全然大丈夫』と問題はないことを強調し、その後も登録抹消はせずに前半戦を終えていたのですが…」(野球ライター) 佐藤は同戦までに19本塁打を放っていたが、翌25日からシーズン終了までは5本と本塁打数が激減している。ボール直撃が左ひざ痛の原因になったのかは不明だが、その後の打撃に大きな影響を及ぼしたことは濃厚といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月10日 17時00分
阪神、球団首脳の補強宣言に「そんなことよりコーチをテコ入れしろ」反発の声 今オフの全面支援約束も不満相次ぐ
今季は「77勝56敗10分・勝率.579」でセ・リーグ2位となるも、クライマックスシリーズ(CS)では3位巨人に2連敗しファーストステージ敗退となった阪神。10日、球団首脳が来季に向けた補強の全面支援を約束したと複数メディアが報じた。 報道によると、9日に矢野燿大監督からシーズン終了報告を受けた藤原崇起オーナーは、来季が就任4年目となる矢野監督に「大いに鍛えてください。懸命の鍛え方をお願いしますよ」と、10日から始まる秋季練習から戦力底上げに努めるよう指示。同時に、今オフの補強について「随時、私も話を聞いていくつもりですけど、精いっぱいのバックアップをしていきたい」と全面支援を約束したという。 今オフの阪神は大砲コンビのマルテやサンズ、守護神のスアレス、正捕手の梅野隆太郎と複数の主力選手の去就が不透明。そのため、フロントにはこれらの選手の慰留に加え、退団に備えて新助っ人やFA選手の補強が求められている状況となっている。 >>阪神・梅野、今季限りでチームを退団? 巨人・楽天らが獲得の可能性もあるか、FA熟考報道に流出予想相次ぐワケ<< 藤原オーナーの発言を受け、ネット上には「球団のトップが補強約束してくれるならストーブリーグはかなり楽しみ」、「今年のチームはリリーフが振るわなかった(防御率3.80/リーグ5位)から、勝ちパターン任せられるような投手を2人ぐらいは獲得してほしい」、「現有戦力の維持も補強と同じくらい大事だから、去就不明の選手にもしっかり誠意を示してくれ」と期待の声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「そんなことよりも先に守備コーチをテコ入れしろよ、優先順位が違うだろ」、「良い選手の獲得以上に、守備難を変えられなかった内野コーチの入れ替えの方を重要視すべき」、「補強するならまずは内野守備コーチだろ、このままなら来年も守備の乱れに苦しむぞ」と、内野守備コーチの人選を見直す方が先ではないかというコメントが複数挙がった。 「阪神は現在久慈照嘉氏(2016-)が内野守備兼バント担当コーチ、藤本敦士氏(2019-)が内野守備走塁コーチを務めていますが、チームは2018年から今季まで4年連続でリーグワーストの失策数を記録。CSファースト敗退が決まった7日・巨人戦でも、3回表に遊撃・中野拓夢、8回表に三塁・大山悠輔がそれぞれエラーを犯し失点を招くなど守備の乱れに苦しみました。久慈、藤本両コーチは来季も留任する方向であることが8日に伝えられていますが、藤原オーナーには選手以上に内野コーチへのテコ入れを行ってほしいと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 一部ファンの間では今春キャンプで臨時コーチを務めた川相昌弘氏(元巨人他)や、現役時代にゴールデングラブ賞を7回(2004-2009,2012)獲得した実績を持つ井端弘和氏(元中日他)の招へいを求める声も挙がっている。ファンの不満が集まっている内野守備コーチの陣容に、今オフ藤原オーナーがメスを入れることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月08日 17時00分
阪神・梅野、今季限りでチームを退団? 巨人・楽天らが獲得の可能性もあるか、FA熟考報道に流出予想相次ぐワケ
2014年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに「786試合・.235・40本・244打点・536安打」といった通算成績を残しているプロ8年目・30歳の梅野隆太郎。8日、今オフの国内FA権行使を熟考していると複数メディアが報じた。 >>阪神・梅野、今オフ他球団へFA移籍?「僕は多分出ると思う」金村氏が冷遇の影響を大胆予想、争奪戦は濃厚か<< 報道によると、梅野は今季まで8年間過ごしたチームに愛着を感じる一方、他球団の評価を聞きたい意向もあるといい、前日のクライマックスシリーズ(CS)敗退で今季が終了したことから今後権利を行使するかどうか熟考する構えとのこと。また、球団は複数年契約などの提示で慰留に努める方針ということも伝えられている。 今季の梅野は正捕手として全143試合中130試合に出場。打撃は「.225・3本・33打点・91安打」と今ひとつだったが、得点圏打率はリーグ2位の「.321」と随所で勝負強さを見せた。また、侍ジャパンの一員として参加した今夏の東京五輪では、唯一の出場となった準々決勝・アメリカ戦で感じた打者傾向をバッテリー陣に共有するなど献身的な働きで金メダル獲得に貢献した。 梅野のFA熟考報道を受け、ネット上には「自分が手にした権利について悩むのは当然だけど、結果的には残留ということになるのでは」、「チームに愛着があるんだから、球団側がしっかりと誠意を見せれば残ってくれると思う」、「昨日来年に向けて頑張りたいって言ってたし多分チームに残るだろう」と残留を予想する声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「終盤矢野(燿大)監督に干され気味だったから出ていかれる気しかしない」、「10月以降の扱われ方が来年変わる保証も無いし、あっさりとチームを去ってもおかしくはない」、「正捕手が固まってない球団は何チームかあるし、そういうところから声かけられたら慰留は厳しそう」と流出を覚悟するコメントが多く挙がった。 梅野はCS敗退が決まった7日・巨人戦後に、「まだまだこの若いチームは発展途上だと思うので、課題を持ってまた来年に向けてスタートしていきたい」と来季に向けた意気込みを語ったことが伝えられている。一部ファンはこのコメントを踏まえて残留を予想しているようだが、それ以上に流出を危惧しているファンは多いようだ。 「梅野は開幕から9月までは正捕手としての起用が続いていましたが、シーズン最終盤の10月は全20試合中出場は9試合と出場機会が激減し、同10日・ヤクルト戦を最後にスタメン起用のないままシーズンが終了。CSでも11月7日の第2戦こそ先発起用されましたが、前日の第1戦は途中起用すらされませんでした。このように捕手としての序列が下がっていることから、出場機会を求めてFA移籍されるのではという不安や懸念がファンの間で高まっているようです」(野球ライター) 仮に権利行使なら巨人、楽天、日本ハムなど絶対的正捕手が不在の球団が獲得に手を挙げるという見方も少なくない梅野。勝負強い打撃に加え、昨季まで3年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど守備にも定評があるリーグ屈指の捕手がどのような決断を下すのかは今後も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月08日 15時30分
巨人・丸のファンサービスに苦言「無視してほしかった」 スタンドのヤジへの反応が物議、球場ルール違反を問題視する声
7日に行われたクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージの巨人対阪神戦。「4-2」で巨人が勝利した試合後、巨人のプロ14年目・32歳の丸佳浩が見せた振る舞いがネット上で物議を醸している。 >>巨人・丸の涙に驚きの声「そんなに追い込まれてたのか」 敗戦危機を救った待望ヒットも原監督は不満足?<< 同戦に「4番・中堅」でスタメン出場した丸は、3回表に決勝の2点タイムリーを放つなど「4打数2安打・2打点」をマークしチームのCSファースト突破に貢献。この活躍もあり試合後にお立ち台に呼ばれたが、音声不具合によりインタビュー開始が1分少々遅れた。 すると、インタビュー開始を待つ丸にスタンドから「勝浦だよ俺! 勝浦俺、勝浦だかんね!」とヤジが飛ぶ。丸は千葉県勝浦市出身のため、ヤジを飛ばしたファンは出身地が同じであることをアピールしたものと思われるが、これを受けた丸は少し笑みを浮かべながら「どもっ」と会釈した。 丸の行動を受け、ネット上には「インタビューの遅れがこんな展開に繋がるとは思わなかった」、「わけわからんヤジに応えてあげるなんて優しいな」、「突然地元の名前が聞こえてきたから反応せずにはいられなかったんだろうか」と驚きの声が寄せられている。 一方、「大声出すのは明らかな禁止行為なんだから丸には無視してほしかった」、「こういう対応するとファン側が増長する可能性もあるし控えるべきだったのでは」、「平時ならいいファンサービスだなって思うんだけどこのご時世だからなあ…」といった指摘や苦言も多く挙がった。 「プロ野球の試合では新型コロナ感染拡大防止のため、昨年からスタンドで大声を出すことは禁止されています。同戦の舞台となった甲子園についても、阪神は公式サイト上で『大声応援』、『声を張り上げての応援』は禁止行為であると定めています。今回ヤジを飛ばしたファンの行動は完全なルール違反なのですが、このこともあってか会釈した丸の振る舞いを疑問視しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) “勝浦アピール”をしたファンは、ネット上で他ファンから「どっちのチームのファンか知らないけど、堂々とルール破る神経が理解できない」と非難されている。丸もへたに反応せず無視した方がよかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について阪神タイガースの公式サイトよりhttps://hanshintigers.jp/
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スポーツ 2021年11月08日 11時00分
阪神・矢野監督が今オフに電撃辞任? CS惨敗後の意味深な挙動、再建に舵を切るチーム方針にも悪影響か
「最悪の結末」となってしまった。クライマックスシリーズ・ファーストステージ(以下=CS)で矢野阪神が連敗した。今季は後半戦まで首位をキープし、「16年ぶりの優勝か?」とファンを期待させていた。しかし、ヤクルトに逆転優勝を許し、「CSでの逆襲、日本シリーズ進出」の夢も消滅してしまった。 「阪神の今季の公式日程は、これで終了したことになります」(在阪記者) 負けて終わるのは、気分が良くない。敗北感もひときわ大きく感じられた。 >>阪神、高橋のCS開幕起用は「裏目に出る」? 巨人相手の“天敵”投入も物議、早期敗退の可能性も<< 試合後、巨人・丸佳浩が勝利インタビューのマイクを向けられていた時のことだ。ビジターチームの選手インタビューだったので、球場全体に音声を流していなかったが、一部の虎ファンがキョーレツな野次も飛ばしていた。それも、阪神ナインに向けて。 「戦力補強も必要かもしれません。ただ、国内FAに関してはリサーチ段階で旗色が良くないと分かったのか、今年は静観するようです」(関係者) しかし、首脳陣は大掛かりなテコ入れがされそうだ。 「カツノリこと野村克則氏、オリックスなどで指導経験を持つ藤井康雄氏らがコーチで入閣するようです」(在阪記者) CSが始まる前の11月2日、阪神は清水雅治野手総合コーチなど、二軍担当コーチ5人の退団を発表している。阪神二軍と言えば、今季ファーム日本一を勝ち取った。しかし、経営陣は満足していなかったようだ。 「結果を出していた指導者たちの退団に首を傾げる声も聞かれました。でも、二軍が強かったのは、『一軍半の戦力』によるものなんです。江越、板山、高山など期待されながらも一軍に定着できずにいる中堅クラスが二軍で活躍しても…」(球界関係者) “一軍戦力”に育て上げることが、二軍組織の本来の目的である。 育成に大きく舵を取ったとも解釈できる。生え抜き選手が活躍するのはファンも歓迎だろう。とは言え、ペナントレース優勝からは16年も、そして、日本一は1985年から遠ざかっている。優勝に飢えているファンをさらに待たせることにならないか? 「経営陣は育てながら勝つとか、勝ちながら育てると言っていましたが」(前出・同) 矢野燿大監督は、責任重大だ。 CSファーストステージに敗れた後、矢野監督は共同会見で、「ファンに申し訳ない」と繰り返していた。心なしか、シーズン中の会見よりも声が小さく感じた。 ゲームセット後も、意味シンな光景が見られた。整列してスタンドのファンに一礼し、その後、巨人・原辰徳監督と握手を交わした。お互いの健闘を称え合ったわけだが、別れた後、矢野監督はもう一度原監督の方を見た。原監督の後ろ姿が目に入ったからか、うつむいたまま一塁側ベンチに帰って行った。 もうひと言、何かを伝えたかったのではないだろうか。 共同会見では、球団から出ている続投要請についても質問された。「もう、返事はしたのか」――。 「今、ちょっと喋れるアレじゃない。終わったばかりなんで」 続投要請を受諾する方向だとは聞いているが…。自責の念を抑え切れなかった場合、オフは大激震となる。再建の適任者は、チームの弱点も熟知した矢野監督である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年11月05日 19時45分
阪神、高橋のCS開幕起用は「裏目に出る」? 巨人相手の“天敵”投入も物議、早期敗退の可能性も
6日からリーグ3位・巨人とのクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージを戦う同2位の阪神。5日、初戦の先発マウンドにプロ4年目・25歳の高橋遥人を投入することをNPBが発表した。 NPB公式サイトはこの日、6日の試合で阪神が高橋、巨人が菅野智之を先発起用することを発表。また、報道では巨人・原辰徳監督が「高橋遥人投手、今年は1点も取っていません。まず先発から点を取るということが一番大事」と警戒を口にしたことも伝えられている。 今季の高橋は春季キャンプ中に負った右脇腹筋挫傷の影響で開幕から離脱が長引き、シーズンは「7登板・4勝2敗・防御率1.65」とあまり登板機会がないまま終了。ただ、巨人に対しては「2登板・1勝0敗・防御率0.00」で16イニング連続無失点とほとんど付け入る隙を与えていない。 >>阪神首脳陣の決断に「外すのはそっちじゃない」の声 日シリ進出に早くも暗雲? サンズのCS構想外に反発相次ぐワケは<< 高橋のCS初戦起用を受け、ネット上には「巨人キラー高橋が先陣を切るのは期待できるな」、「今季対巨人無失点というのは巨人側からしたらかなりのプレッシャーになるのでは」、「相性通りに投げれば大方勝てるだろうからあまり気負い過ぎずに頑張ってほしい」といった期待の声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「コンディションが怪しい高橋を初戦に持ってくるのは裏目に出る気しかしない」、「万全の状態なら何も心配は無いけど故障引きずってるっぽいからなあ…」、「数日前はノースローだったのに投げさせて大丈夫なのか?」と、高橋を先発に送り込んだ首脳陣の決断を疑問視するコメントも複数挙がった。 「高橋は右脇腹筋挫傷から復帰した9月上旬以降はコンスタントに先発登板をこなしていましたが、10月21日・中日戦で完封目前の9回表に左ひじの違和感を訴え降板。同戦を最後に未登板のままシーズンを終えたため、ファンの間ではもしかするとCS登板は厳しいのではないかという見方もされていました。実際、シーズン終了後も左ひじは順調に回復しているわけではないようで、11月1日の投手練習ではキャッチボールすら行わないまま練習を引き揚げたということも伝えられています。そのため2戦先勝、つまり1回しか負けが許されないCSファーストの初戦先発に高橋を立てた首脳陣の決断を疑問視しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 阪神が迎え撃つ菅野は今季成績こそ「19登板・6勝7敗・防御率3.19」と今ひとつだが、阪神に対しては今季対戦した7球団の中で2番目に低い防御率「2.53」をマークしている。そのため、仮に高橋が故障の影響で炎上、途中降板ということになると一気に敗色濃厚になることも考えられる。 巨人は7日の第2戦で今季の対阪神防御率が「0.93」の山口俊を先発起用すると見込まれているため、もし第1戦を落とすとそのままCS敗退という展開も現実味を帯びそうな阪神。コンディション不安の高橋を初戦に立てた首脳陣の判断は吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2021年10月30日 17時30分
阪神・中野、盗塁王確実も手放しでは喜べない? チーム躍進を支える裏で目立った深刻な課題とは
1992年の再来。幾度となくそのフレーズが聞こえた今シーズン。優勝こそならなかったものの、阪神タイガースの躍進は見事だった。そして、あの「亀新」フィーバーに揺れた29年前の様々な出来事が掘り起こされ、今季の躍進に重ねられたことも事実だった。 最終盤までのペナントを争うデッドヒート、驚異の新星の登場、安定感を増した投手陣…、外国人選手の奮起・・・。 その中で、「遊撃手の新人・レギュラー定着」も29年前に重なる。1992年、ルーキー久慈照嘉はあのペナントレースで主力として戦い抜き、名遊撃手としての道を歩み始めた。時を経て2021シーズン、ショートのポジションを掴んだのは、こちらも新人で売り出し中の中野拓夢だ。 今季は開幕戦から出場を果たし、シーズン序盤からショートの定位置を手にした。そして、途中からは2番に定着、犠打数もリーグトップを記録するなど、小技での繋ぎでも存在感を放っている。現代野球において、2番打者はスラッガーなどの強打者が幅を利かせている打順。中野はかつて時代の常だった「小技・俊敏さ」を武器とし、近本光司とともに猛虎打線の切り込み役を担っている。 盗塁王(30個)をほぼ手中に収めるなど、1年目でのタイトルホルダーという偉業も目の前だ。さらに、ルーキー豊作と言われる今シーズン、同僚の佐藤輝明や伊藤将司、広島の栗林良吏、DeNAの牧秀悟等とともに、例を見ないほどの激戦の新人王争いとなっているが、中野も十分権利を有している。 一方で、守備面でも高い評価を受けているものの、失策17個と、12球団最多の数字となっている。打球の質も様々であり、幅広くカバーしなければならない遊撃というポジションとは言え、フィールディングの更なる安定度が求められる。 チームはペナントには届かなかったが、戦いはまだ終わっていない。来月6日から始まるポストシーズンでも、打線を牽引する役割が求められる。ペナントレース同様、クリーンアップへの繋ぎや、俊足・巧打でのチャンスメイクがどれだけ見られるかが、頂点へ上り詰めるためのポイントとなるだろう。 歴代、タイガースのショートストップは小技を前面に押し出して活躍するイメージが強い。新しい時代も伝統を受け継ぎ、中野拓夢がその足で、さらに内野の要として、攻守でチームの原動力とならなければならない。そして、29年前とは違う物語のシナリオを、ルーキー中野拓夢も演じる主役の一人だ。(佐藤文孝)
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阪神、藤川に「バトンを渡す」継投がベスト? 中西元コーチの主張に賛否、「安定感無いし連投も出来ない」ファンの間で議論に
2020年07月07日 20時30分
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金村義明氏、阪神・藤浪に「坊主にでもして一軍で投げえ!」 二軍戦0封で一軍復帰にゴーサイン、ファンからは反発も
2020年07月07日 17時00分
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阪神・青柳の症状はイチローも苦しんだイップス?「野球人生のスランプ」1日1000球投げ克服した選手も
2020年07月04日 11時00分
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元ロッテ・里崎氏、阪神首脳陣に「大山を出そう」 スタメン固定を提案、「よく言ってくれた」賛同の声相次ぐ
2020年07月03日 19時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督、金本前監督と同じ末路に? 100敗ペースの大不振、迷走采配は選手にも悪影響か
2020年07月03日 11時40分
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スポーツ
阪神・ボーアに「今すぐ二軍に落とせ」ファン激怒 相手に救われた“怠慢走塁”、矢野監督のカミナリは必至?
2020年07月02日 17時00分
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スポーツ
阪神・青柳、一塁へのバウンド送球を連発!「ずっと送球が定まってない」“イップス”への心配相次ぐ
2020年07月01日 18時30分
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スポーツ
元阪神・関本氏、梅野の「どこに不満がある?」矢野監督に苦言で賛否 「やり方変えるのも必要」スタメン固定には反発も
2020年06月30日 13時50分
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スポーツ
無期限二軍の阪神・藤浪に、“即復帰”を提案で賛否 首脳陣に元楽天監督・田尾氏が「投げさせたら」ファンからは反発も
2020年06月29日 19時50分
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スポーツ
阪神、今シーズンは歴史的大敗? 開幕9戦で借金5、立て直しに向け“ファイヤーセール”に踏み切るか
2020年06月29日 11時30分
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スポーツ
阪神・ボーア、打率0割台でも「悪くはない」 元阪神片岡氏が復調を予言、視察中に見た“光明”も明かす
2020年06月26日 17時00分
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スポーツ
ヤクルト坂口智隆の第1号など打線爆発で快勝!「良い結果になって良かった」
2020年06月25日 11時45分
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スポーツ
不振の阪神・ボーアに「スタメン落ちしてしまう」 元阪神桧山氏が分析、“歯車を狂わせた”投手の存在も指摘
2020年06月23日 19時30分
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スポーツ
阪神・藤浪「これ無駄じゃないですか」 コーチに反抗的な態度も? 恩師が入団当初のエピソードを告白、復活へ向けた助言も
2020年06月17日 19時30分
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スポーツ
阪神の出来次第でDeNA独走に? 大黒柱の“左アレルギー”、巨人との開幕3連戦で克服できるか
2020年06月16日 11時50分
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スポーツ
阪神・バースの本名が明かされ話題に 意外に多い球界の改名、再起を図った現役監督、MLB時代のあだ名で登録された助っ人も
2020年06月16日 07時00分
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スポーツ
阪神、練習試合でセ・リーグ首位も喜べない? 新助っ人が露呈した不安、矢野監督も“投手頼み”に舵を切るか
2020年06月15日 11時45分
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スポーツ
新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打
2020年06月12日 06時30分
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スポーツ
阪神元コーチ、首脳陣に「中継ぎのローテーション」を提言 セオリーとは異なる戦略に「斬新だな」反響相次ぐ
2020年06月09日 19時50分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
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2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
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2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分