巨人
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スポーツ 2022年04月06日 17時30分
巨人、山口の中継ぎ転換に「大失敗に終わる」と不評 致命的な問題点指摘、裏目予想を覆すためのカギは
これまで横浜・DeNA(2006-2016)、巨人(2017-2019,2021-)、トロント・ブルージェイズ(2020)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2021/傘下マイナー)でプレーしているプロ17年目・34歳の山口俊。6日、先発から中継ぎに配置転換されたと複数メディアが報じた。 報道によると、チームは昨季ブルペンを支えたビエイラ(防御率18.00)、高梨雄平(9.00)、デラロサ(5.40)らが今季は軒並み不調であることから、現在二軍調整中の山口の配置転換を決定。守護神の大勢につなぐセットアッパーとしての役割を期待しているという。 >>巨人、平内が大炎上も「それ以上にヤバい選手がいる」の声? 5失点KOよりも心配相次ぐ投手は<< 山口はこれまで先発・中継ぎ・抑えの全てを経験し、日米通算で「459登板・68勝70敗26ホールド112セーブ・防御率3.47」をマークしている。昨季はローテ投手として15試合に先発起用されたが、今季は現時点で一軍ローテ枠が全て埋まっていることも配置転換の一因になったとみられている。 山口の配置転換を受け、ネット上には「人足りてる先発よりも、既に綻び始めてる中継ぎを任せるのはいい判断だと思う」、「セットアッパーはもちろんだけど、大勢の連投避けたいときなんかは代役守護神としても使えるな」と納得の声が寄せられた。一方、「メジャーでズタボロだったのに中継ぎに回して大丈夫なのか」、「去年は立ち上がりにかなり難があったが、その傾向が変わってないなら大失敗に終わるかも」と裏目に出ることを危惧するコメントも多数見られた。 「山口はブルージェイズ時代の2020年に中継ぎとして17試合に登板するも、『2勝4敗1ホールド・防御率8.06』とほとんど結果を残せず。また、ジャイアンツ傘下マイナー時代の2021年も中継ぎ起用された1試合で『5回5失点(自責3)・被安打4』と打ち込まれています。加えて、同年6月の巨人復帰後のイニング別失点は初回(12失点/全34失点中)が最多と、登板直後の投球に難がある傾向もあったことから、中継ぎ転向は悪手ではないかとみているファンも少なからずいるようです。一軍首脳陣は失敗のリスクを回避したいなら、山口をいきなり勝負ところで投入するのではなく、大差がついた試合で数試合投げさせるなどして改めて適性を見極める必要もありそうです」(野球ライター) 山口はオープン戦で「4登板・1勝1敗・防御率6.30」と結果を残せず開幕一軍外となったが、二軍では5日終了時点で「3登板・0勝0敗・防御率0.00」と無失点を継続。数字だけを見れば首脳陣がいつ一軍に呼んでもおかしくはないが、ここから数試合、中継ぎで登板させた上で昇格可否を判断するのも一つの方法かもしれない。 今季は5日終了時点で救援防御率は『4.20』と、昨季の『3.49』から大幅に悪化している巨人。ファンの間で賛否が割れている山口の中継ぎ転換は果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月01日 19時30分
巨人・ビエイラの大乱調、原監督の責任も?「そもそもの判断が間違ってた」二軍降格示唆に苦言相次ぐ
3月31日に行われ、巨人が「6-3」で勝利したヤクルト戦。この試合に登板したビエイラに対する原辰徳監督のコメントがネット上で物議を醸している。 ビエイラは「6-1」と巨人5点リードの9回裏に3番手として登板。しかし、先頭・山田哲人への四球から1死二塁とピンチを招くと、ここで打席のサンタナに4号2ランを被弾。さらに、その後2死からオスナに四球を与えたところで原監督から降板を告げられた。 >>巨人・堀田に「反省の色が見えない」批判相次ぐ 死球直後の“ニヤニヤ謝罪”が物議、報復死球を疑う声も<< 「0.1回1失点(自責0)・被安打0・四球2」だった前日に続き、この日も「0.2回2失点・被安打1・四球2」と乱調だったビエイラ。試合後の報道によると、原監督は「いい時の投球をちゃんと彼も記憶しているわけで、ですからそこは足りないところは調整してもらうというところをね、期待しています」と二軍再調整を示唆するようなコメントを残したという。 この原監督のコメントを受け、ネット上には「29日に一軍上げたばかりなのにもう落とすつもりなのか?」、「コメントは冷静だけど、昨日も今日も四球出しまくってるから内心かなり怒ってるのでは」、「現状じゃ到底勝ちパターンでは使えないし、二軍に叩き返されても仕方ない」と驚きの声が寄せられた。一方、「二軍で結果出してないのに昇格、だからこんなことになるんだ」、「その前のOP戦から不調引きずってたんだから、そもそもの判断が間違ってたのでは」といった批判も多数みられた。 「今年のビエイラは春季キャンプはS班、一軍メンバーとして特に故障などはせず過ごしましたが、オープン戦では4登板で防御率『16.88』と全く結果を残せず、3月19日に二軍へ降格。二軍でも2登板で防御率『4.50』と振るっていなかったのですが、一軍首脳陣は28日に登録を抹消したデラロサの代わりとして、29日に一軍に昇格させています。こうした経緯から、今回の原監督のコメントに対しそもそも昇格のタイミングが間違っていたと不満を抱いているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 昨季は「56登板・0勝3敗1ホールド19セーブ・防御率2.93」と守護神としてブルペンを支えたビエイラ。現在は本調子にはほど遠い状況だが、ここから復調を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月30日 11時30分
巨人・大勢、代役から正守護神に昇格? ドラ1の奮闘がチームにもたらす過去にないメリットとは
巨人のクローザーに関する定義が変わるかもしれない。 3月29日のヤクルト戦で、ドラフト1位ルーキー・翁田大勢(登録名は大勢)が開幕から3登板連続となる3セーブ目を挙げた。ヒットこそ許したが、最後は青木宣親をショートゴロに仕留めると、グラブをポンと叩いて、小さくガッツポーズ。先頭バッターを三振に斬ってみせた時は雄叫びも挙げていたが、ゲームセットの瞬間は控え目に(?)喜んでいた。 「自信を持って投げています。クローザーは重圧の掛かる場面での登板となるのに、やり甲斐を感じているように見えます」 複数のプロ野球解説者がそう評していた。 >>巨人ドラ1・大勢に「とんでもない威力だ」驚きの声 先輩・鍬原のグローブを破壊? ソフトB戦前の練習動画が話題<< 巨人が新人投手をクローザーに抜てきした前例はない。原辰徳監督も当初は「先発」として育てていくつもりだったが、オープン戦途中で方針を転換。1イニングを託した時の無双ぶりに「リリーフの方が合っている」と判断した。 「新人がクローザーを務める前例が巨人にはなかったせいか、チーム全体で応援している感じです」(球界関係者) 何人かの歴代巨人クローザーにインタビューしたことがある。言葉こそ違うが、彼ら必ず口にしていたのは「プレッシャー」だ。 抑えて当然、打たれたら、ボロクソに叩かれる。しかも、優勝を争っている中で、1球のミスが致命傷となる緊迫した場面での登板の連続…。歴代クローザーが長く活躍できなかった理由はその影響だろう。 「原監督も投手生命をすり減らすようにして投げ抜いてきた先輩たちを見てきました。大勢のリリーフ転向に即決できなかったのは、そのためでしょう」(前出・同) 大勢はその緊迫した場面でも“強気”になる。初登板こそ開幕戦独特の緊張感に飲み込まれそうになったが、その後は走者を出しても直球で力勝負を挑んでくる。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「直球に力勝負をしても勝てるだけの威力があるのは、本当です。力勝負を挑んで来るからスライダーやフォークボールなどの変化球も効果的に決まっているんだと思います」 今後、相手球団も投球モーションのクセや配球を研究してくる。それを乗り越えれば“ホンモノ”だが、原監督にとって一番の収穫は「チームの雰囲気」だろう。 昨季中盤以降、ビエイラがクローザーに定着した時、「登板と同時に今日は勝った」という雰囲気になったが、今年は少し異なる。 「大勢に繋ぐ」の勝ちパターンができつつあるが、ブルペン陣だけではなく、チーム全体が「大勢にセーブポイントを」と盛り立てているのだ。 大勢が3セーブ目を挙げた3月29日、ビエイラが試合前の練習に合流した。オープン戦は絶不調だったが、練習に合流したということは、一軍登録も近いはずだ。 「大勢をクローザーで使い続け、もし夏バテしたら、ビエイラと入れ替えるような。ビエイラはセットアッパーでしょう」(前出・同) そんな予想も聞かれた。 大勢を囲む雰囲気がチーム上昇の機運に繋がりそうだ。息の長いクローザーになってもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月28日 20時30分
巨人・デラロサの二軍降格に「落とすのは1人だけじゃない」の声 敗戦招いた炎上よりも問題視される選手は
25〜27日の開幕カード・中日戦を「2勝1敗」で勝ち越した巨人。27日の試合に登板したリリーフ・デラロサの出場選手登録を28日に抹消した。 デラロサは27日の試合では、「5-3」と巨人2点リードの9回表に5番手として登板。しかし、先頭・阿部寿樹への四球などで無死満塁のピンチを招くと1死後、大島洋平に2点タイムリーを浴びた。同点に追いつかれた巨人は9回裏無得点で延長戦に突入したが、10回表に6番手・直江大輔が2点を失い「5-7」で敗戦を喫した。 >>巨人・堀田に「反省の色が見えない」批判相次ぐ 死球直後の“ニヤニヤ謝罪”が物議、報復死球を疑う声も<< この日の巨人は先発を務めたドラ3・赤星優志が「6回1失点・被安打5・四球0」と試合を作りプロ初先発初勝利の権利を得たが、3番手・高梨雄平、デラロサ、直江がそれぞれ2失点を喫し赤星の好投を台無しに。試合後の報道では原辰徳監督が「お兄ちゃんたちがそれを守ってあげればよかったですね」と、ルーキーの勝利投手の権利を守り切れなかった救援陣に苦言を呈したことも伝えられていた。 デラロサの二軍降格を受け、ネット上には「明らかに球荒れてたし、二軍に落として出直させるのは当然の判断」、「去年に比べてかなり腹が出てるように見えるし、二軍では徹底的に走り込ませるべきだ」と納得の声が寄せられた。一方、「下に落とすのは1人だけじゃない、炎上のきっかけ作った廣岡もだろ」、「9回の失点は廣岡の責任も大きいのに、デラロサだけ落とされるのはなんか釈然としない」と、野手・廣岡大志も降格させるべきだったと不満を述べるコメントも多数みられた。 「9回表のデラロサは先頭・阿部への四球後に迎えた石川昂弥に、二遊間に力なく転がる併殺性のゴロを打たせています。しかし、前の回から守備固めとして遊撃に入っていた廣岡は、この打球をグラブに当てながら後逸。これにより無死一、三塁のピンチを背負ったデラロサは福留孝介を四球、山下斐紹を空振り三振とした後に大島に同点打を打たれました。石川のところで併殺をとれていれば、山下を三振に取った時点で試合は終了していただけに、デラロサ、チームの足を引っ張る致命的なミスを犯した廣岡も二軍降格にすべきだと不満を抱いているファンは少なからずいるようです」(野球ライター) 今回は登録抹消には至っていない廣岡だが、開幕カードは3戦目の守備ミスに加え、打撃でも「.111・0本・1打点」と振るっていない。左内腹斜筋筋損傷で離脱していた正遊撃手・坂本勇人が27日に復帰したことも含めると、いつ二軍に落とされてもおかしくない状況であるといえるが、今後の試合で信頼を勝ち得るプレーを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月27日 11時00分
巨人、坂本の故障離脱も4年前の悲劇は起こらない?「すごいチャンス」代役以上の働きに期待が持てる選手も
2年ぶりのリーグ優勝、10年ぶりの日本一をめざす2022年シーズンが25日からスタートした巨人。その出鼻をいきなりくじいたのがプロ16年目・33歳の坂本勇人の故障離脱だった。 坂本は春季キャンプからオープン戦にかけ順調に調整を進めていたが、オープン戦最終戦の21日・ロッテ戦をコンディション不良を理由に欠場。その後、左内腹斜筋筋損傷と病院で診断された23日に故障班に合流し、翌24日に発表された開幕一軍メンバーからも外れた。 坂本は2018年シーズンに左脇腹を故障した過去があるが、この時は7月17日~8月24日まで約1カ月戦線を離脱。坂本不在の間に「15勝17敗1分」と負け越したチームはリーグ3位に終わり、シーズン後には高橋由伸監督が退任に追い込まれるなど悲惨な展開となった。 >>巨人・坂本の守備に球界OBが鋭い指摘 「よくそんなところ見てるな」驚きの声も、好成績の裏にある深刻な問題とは<< 今回の故障も復帰時期が不透明なこともあり、ネット上には「4年前みたいに長期離脱すれば早々にシーズン終戦もあり得る」、「坂本がいたOP戦で絶不調(4勝11敗2分)だったのに、坂本抜きで勝てるわけない」と今後を悲観する声が寄せられた。一方、「坂本離脱が痛いのはそうだけど、長年言われてきた後継者問題を解決するチャンスでもあるのでは」、「坂本が万全ならベンチだった他の遊撃手の中から、突然のチャンスをモノにする選手が出てこないとも限らん」と前向きなコメントも多数みられた。 「坂本は2008年から昨季まで遊撃レギュラーを張り続け、打撃では首位打者(2016)、最高出塁率(2016)、最多安打(2012)を各1回、守備ではゴールデングラブ賞を5回(2016-2017,2019-2021)獲得と攻守で実績を残している選手。ただ、役割の大きさからスタメンを外しにくい面もあり、後継者候補が育っていない状況がここ数年不安視されています。このこともあり、今回坂本の離脱で代役を起用せざるを得ない状況となったことで、後継者問題解決に光が差す可能性もあるのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 24日発表の開幕メンバーの中には、昨季遊撃として10試合以上に出場した野手がプロ7年目・24歳の廣岡大志(25試合)、5年目・28歳の若林晃弘(19試合)、7年目・28歳の増田大輝(14試合)の3名いる。OP戦では廣岡が打率「.400」、若林が「.211」、増田が「.286」といった成績を残しており、数字だけを見れば廣岡が代役の中心になることが予想される。 なお、その廣岡は坂本が故障班に合流した23日に、「絶対打ってやるんだという気持ちを持って、受け身にならず攻めていきたい」、「僕にとってはすごいチャンスなので、それをしっかりつかみ取れるようにやっていきたい」とコメントし、代役からの台頭に息巻いていることが伝えられている。廣岡はヤクルト時代の2019年に10本塁打を放った打力の持ち主だが、ハングリー精神を発揮し本格ブレークする可能性も決してゼロではないだろう。 開幕メンバー外となった24日の報道では、球団を通じ「下を向いている場合ではないので、合流したときのために最善の準備をします」とコメントしたことが伝えられている坂本。廣岡ら代役遊撃手たちは、坂本が戻ってきた時に原辰徳監督を悩ませるような結果を残すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月25日 21時05分
巨人、平内が大炎上も「それ以上にヤバい選手がいる」の声? 5失点KOよりも心配相次ぐ投手は
25日に行われた二軍・巨人対DeNA戦。「7-6」で巨人が勝利したこの試合で、巨人のプロ2年目・23歳の平内龍太が見せた投球がネット上で物議を醸している。 平内は「2-0」と巨人2点リードの7回裏に2番手として登板。しかし、蝦名達夫、伊藤裕季也に連続ヒットを打たれ無死一、二塁といきなりピンチを招くと、続く宮本秀明に二塁打を浴び早々に失点。さらに、ここから田部隼人、山下幸輝にも連続タイムリーを浴び一気に逆転を許した。 この直後に三失で東妻純平に出塁を許した平内は、無死満塁となったところで戸根千明に代わり降板。戸根が登板後に2点を失ったため、平内は「0.0回5失点・被安打5」と1死も取れないまま5点を失う散々な投球成績となった。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 平内の炎上を受け、ネット上には「こないだ日本ハム戦(2月15日/1回5失点)でやらかしたばっかなのに、また1イニングで5点取られたのか」、「1死も取れてないから前回の5失点より酷い」と呆れ声が寄せられた。一方、「平内の炎上はムカつくけど、それ以上にヤバい奴がいる」、「平内の裏でしれっと失点してるビエイラも気合入れ直せ」と、同戦に登板したビエイラの投球を平内以上に心配するコメントも多数みられた。 「ビエイラは『2-5』と巨人3点ビハインドの8回裏に4番手として登板しましたが、伊藤、宮本に連打を浴び無死一、三塁とピンチを招くと、続く田部の併殺打の間に三走が本塁に生還し1失点。さらに、2死から山下にヒットを打たれましたが、その後山下が二盗に失敗して何とか3アウト目を奪いました。ビエイラはオープン戦で防御率『16.68』と全く結果を残せず19日から二軍降格中ですが、今日の投球を見る限りでは一軍再復帰までにはかなりの時間がかかりそうです」(野球ライター) 昨季は「56登板・0勝3敗1ホールド19セーブ・防御率2.93」とブルペンを支えたビエイラ。今季は延長12回制によりブルペンの負担増が予想されるだけに、守護神不在が長引けばチーム順位への影響も避けられなくなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月25日 11時00分
今季の巨人、開幕投手・菅野次第で最悪の事態に? 原監督がスタメン託した小林も責任重大か
開幕バッテリーは「スガコバ・コンビ」で行くようだ。開幕戦のスタメンマスクは小林誠司捕手で決まった。原辰徳監督が全体練習後の会見で明言したのだが、この背景を探っていくと、巨人の内情も見えてきた。 「大城卓三のスタメンを予想する声の方が多かったんですが」(スポーツ紙記者) 大城を予想する理由は、打撃力だ。 >>巨人・元木ヘッドに「先に叱る相手がいるだろ」の声 松原ら4名の体たらくぶりに苦言も、ファンは石川の致命的ミスに激怒?<< 去る3月21日、緊急事態が発生した。楽天とのオープン戦前、主将・坂本勇人がチームの輪を離れ、ベンチに向かって歩き出した。その険しい表情から「故障した」ことはすぐに察することができた。 その後、左腹斜筋の筋損傷で「開幕絶望」となったことも発表されたが、巨人は主力中の主力、最も欠いてはならない精神的支柱を失ってしまったわけだ。 「坂本がいなくなるのなら、攻撃力でも大きなマイナスです。打撃面をカバーする意味で、小林ではなく、大城の開幕マスクが予想されていました」(前出・同) しかし、投手陣の編成を見てみると、小林が選ばれた理由も分かるような気がする。 何人かの関係者、巨人情報に詳しいプロ野球解説者の話を総合すると、第2戦の先発は山崎伊織で、(翌週の)第6戦は堀田賢慎に託すという。 山崎、堀田はオープン戦でも結果を出している。しかし、ともに右肘の手術明けであり、他の先発投手のように長いイニングを託すことはできない。 「開幕ローテーションは、6人。山崎と堀田の登板日が菅野を挟んでいます。つまり、菅野には長いイニングを投げさせ、救援投手を休ませるくらいの安定したピッチングを見せてもらい、翌日の山崎に備えます。また、堀田が投げる第6戦も救援投手が多く投入されることが予想されます。先発投手は6人だから、堀田の次に投げるのは、一巡して、また菅野。菅野には長いイニングを投げてもらい、前試合で登板過多になった救援陣を休ませよう、と」(プロ野球解説者) 菅野で山崎、堀田をカバーする作戦である。 見方を変えれば、試合早々にノックアウトされた場合、開幕ローテーションの組み直しはもちろん、救援投手陣も崩壊してしまうというわけだ。 捕手としての守備力に長けた小林が選ばれたのは、菅野を“完投させたい”くらいに思っているからだろう。 また、坂本不在の状況を指して、こんな声も聞かれた。 「チームを牽引するリーダー役もいません。性格的にリーダーが務まるのは、中田翔だけ。岡本和真は声を張り上げてチームを盛り上げていくタイプではありません」(球界関係者) 菅野、中田がカギを握りそうだ。 坂本が長期不在となるのは避けられないようだ。脇腹の故障は長引くものであり、特に打撃面への影響が大きいという。治ったとしても、実戦感覚を取り戻すのにまた時間を要することも考えると、5月下旬以降の交流戦まで戻っては来れないだろう。 ショートのポジションは廣岡大志、湯浅大が代役を務めるそうだが、苦しい展開は避けられない。菅野で開幕戦を落とすようなことになれば、ちょっとヤバイのでは…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月22日 11時00分
巨人・原監督、主軸候補・ポランコを1番に大抜擢? 元木ヘッドも期待していた意外な適性とは
巨人・元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチの言った“ジョーク”が、現実になるかもしれない。 「そういうシーズンで行くって、こっちは決めているんだから」 これは、千葉ロッテとのオープン戦後(3月19日)、原辰徳監督が発した言葉だ。 試合は、惨敗。ペナントレース開幕戦まで一週間を切ったというのに、打線は湿りがち。大量得点のビッグイニングを作れない一因として、チャンスメーカーの1番バッターの不在が挙げられている。 >>巨人・堀田に「反省の色が見えない」批判相次ぐ 死球直後の“ニヤニヤ謝罪”が物議、報復死球を疑う声も<< 原監督は同日、湯浅大を1番でテストした。湯浅が期待に応えられず、“日替わり打線”でシーズンに臨むと返したのだ。 「松原聖弥が調子を取り戻せばスンナリ収まるんですが…」 そんな声も多く聞かれた。 しかし、1番バッター不在について語られているのは「松原の復活」だけではない。新外国人選手のグレゴリー・ポランコの1番抜てきだ。 ポランコはメジャー通算98盗塁をマークしている。 走れるのは間違いないようだ。試合前の外野守備を見ていると、コワイ。身長196㎝、体重108㎏強の巨漢で打球を追う姿は迫力満点で、しかも足が長い。一歩の幅が広く、あの体でベースに滑り込んで来ると思うと、まさに脅威である。 「元木ヘッドが1月中に衛星放送の番組に出演し、『1番・ポランコ』の構想を語っていました。4番・岡本和真の前後を打つパワーヒッターとして獲得した選手なので、共演者やMCは笑っていましたが」(スポーツ紙記者) “元木構想”に真実味が帯びてきた理由はほかにもある。 「近年の巨人打線はホームランの空中戦を仕掛けて勝ってきました。その影響もあって、フルスイングするタイプが多くなり、出塁率に重きを置いたバッターが少なくなってしまいました。昨年オフ、日本ハムからノンテンダーとなった西川遥輝(現・東北楽天)を獲りに行ったのはそのためです」(球界関係者) ポランコは、四球を選ぶなど選球眼の良さも見せている。出塁率の高い選手がいないのであれば、1番バッターの概念をブッ壊して、“走れる巨漢”から始まる打順を構成した方が面白いかもしれない。 また、固定できないのは打順だけではなさそうだ。原監督が1番不在を嘆いた19日、桑田真澄投手チーフコーチも、 「今年は固定できるシーズンではないと思います」 と、先発ローテーションが流動的になりそうなことを示唆していた。 期待の山崎伊織が「被安打7失点6」と炎上。15日の中日戦で2回4失点と結果を出せなかった山口俊も二軍降格となっている。 「調子の良くない選手、期待の若手をガマンして起用し続け、成長を待つ戦略もありますが」(プロ野球解説者) 昨季前半戦は不振選手の復調を待っているうちに、ゲーム差が大きく開いてしまった。日替わり打線と流動的な先発ローテーションは、その反省によるものだろう。 日替わり打線なら、今季は総力戦となる。“1番・ポランコ”の元木構想が的中すれば、若手投手も大量得点の援護を受け、ラクに投げられるのだが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月19日 17時30分
OP戦不振の巨人、ポランコら不発ならシーズンも絶望? 昨季の悪夢再来ならスカウトの責任問題も浮上か
「常勝巨人軍」が異常事態を迎えている。 ここまでオープン戦は3勝8敗2分(3月16日時点)の12球団中11位、チーム打率.205(12球団中最下位)、防御率3.52(同9位)と、浮上の兆しがまるで見えていない。3月5日の日本ハム戦から15日の中日戦まで、引き分けを挟んで7連敗。この間、全てのゲームで得点が2点以下、投手陣も序盤から失点を喫するなど、攻守での脆さが浮き彫りとなった。 大きな不安を抱えるスタートとなってしまった原ジャイアンツ。現状も踏まえ、今季のチームの命運を握っているのがやはり外国人選手、とりわけ打線の核となる「助っ人」の活躍が必須であることは言うまでもない。 何と言っても思い出されるのが昨シーズンの惨状だ。エリック・テームズ、スコット・ハイネマン、ジャスティン・スモークの新外国人を獲得するも、何れも戦力として結果を残すことが出来なかった。日本球界で実績のあるウィーラーだけが唯一人、気を吐いていたものの、昨季の巨人打線に迫力をもたらすには至らなかった。 2022年、巨人は元メジャーリーガーのグレゴリー・ポランコ、そして米マイナーや独立リーグでキャリアを積んだアダム・ウォーカーを獲得した。現在はともに教育リーグで実戦デビューを果たしている。経歴がそれぞれ異なる両選手は31歳と同い年、外野手、2m近い大型の左打者と、共通点も見られる。何れもこのまま順調に調整を重ね、一軍合流、そして開幕戦でその姿を見られることをチームスタッフはもちろん、多くのファンも願って止まない。 日本人では、今季の打線も岡本和真、坂本勇人、丸佳浩が主軸を担うことは変わりそうもなく、秋広優人等、若手の開花も未知数だ。昨季覇者のヤクルト、2位の阪神が要所で助っ人のパフォーマンスが目立っていたことなどからも、巻き返しを狙う巨人にとって両外国人選手の働きは生命線とも言える。 また、ポランコ、ウォーカーの働きぶり如何では、再びスカウティングを行うフロントへも厳しい視線が送られることとなるのは明らか。昨年チーム内を覆った不穏な空気を払拭しなければ、信頼回復、そしてペナント奪還はあり得ない。 3月16日の対中日戦では4対0で勝利し、ようやく連敗を抜け出した原ジャイアンツ。このゲームでは中田翔が3号本塁打を放つなど、全打点を挙げ勝利を手繰り寄せている。実績ではずば抜けている移籍2年目の中田がこのまま、打線の新たな「顔」となっていくのだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年03月18日 19時30分
巨人秋広・中山、原監督からの苦言は2度目?「ただ三振したって感じ」元木ヘッドからも注意されていた問題点とは
18日にそろって二軍に降格した巨人のプロ2年目・19歳の秋広優人・中山礼都。両名に対する原辰徳監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、原監督は17日に報道陣の取材に対応。その中で、翌18日から二軍に合流する両名について「まだもまれないとね。トゲも出さなきゃいかんよ。まだまーるいもんね。個性なのか技術なのか、いろいろなことが研ぎ澄まされていかないと」と苦言を呈したという。 >>巨人・堀田に「反省の色が見えない」批判相次ぐ 死球直後の“ニヤニヤ謝罪”が物議、報復死球を疑う声も<< 両名は先月の春季キャンプから開幕一軍入りが期待されていたが、オープン戦では17日終了時点で秋広が「.143・0本・0打点」、中山が「.125・0本・0打点」と共に打率1割台、本塁打・打点もゼロと低迷中。原監督はOP戦本格化前の2月28日に「速い球を打たなきゃダメよ。いい打者はバッティングカウントの真っすぐを逃さない。中山にしても秋広にしても速い球を『パーン!』と打ち返すというのが出てこないもんね。速い球に強くならないと」と指摘してもいたが、長引く不振を受け二軍で出直させる決断を下したようだ。 この原監督のコメントを受け、ネット上には「打撃は数字見て分かる通り良くないし、守備走塁も特に目立ってるわけじゃないから落ちるのは当然」、「中継観てても確かに打つ打たないに関わらず淡々とプレーしてる印象はあったな」と同調の声が寄せられた。一方、「『トゲ出さなきゃ』っていうのはちょっと前に元木にも言われてたのになあ」、「元木の指摘をちゃんと聞いていれば二軍に落とされることも無かったのでは」と、元木大介一軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチの過去発言を思い返すコメントも多数みられた。 「元木ヘッドは1日に出席した巨人を応援する財界人の集まり『燦燦会』の中で、秋広・中山に対し『三振を取られても悔しさをベンチ裏で出すぐらいにならないと。ただ三振したっていう感じでこられてもこっちとしては覇気がないなという感じに見えてしまう』とプレーに覇気がないと指摘しています。そのため、今回の原監督のコメントを受けてファンの間では、秋広・中山は元木ヘッドの指摘をよく理解して練習・試合中の振る舞いを正していれば二軍降格を回避できていたのではと落胆する意見も少なからず見られます」(野球ライター) 今回の二軍降格により、開幕一軍入りはほぼ絶望的な状況となった秋広と中山。開幕後の昇格可否は二軍での打撃成績はもちろん、どれだけ普段の練習や試合中に、がむしゃらな姿勢を見せられるかにも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
王氏とノムさんが試合中に一触即発「変化球しか投げれないのか!」 中日・森元監督が目の前で起こったハプニングを明かす
2021年01月19日 15時30分
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スポーツ
巨人・長嶋監督が元木に「うるせえんだ馬鹿野郎!」 試合前に暴言を吐かれた? 槙原氏が現役時代の珍事件を暴露
2021年01月18日 17時00分
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スポーツ
オリックス、巨人、ソフトバンクら6球団が宮崎キャンプの無観客開催を発表
2021年01月18日 10時50分
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スポーツ
広島・長野「どうやって打ったらいいのか…」阪神・青柳への苦手意識を明かす 巨人・坂本も苦戦? 攻略の糸口を掴めないワケは
2021年01月14日 20時35分
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スポーツ
巨人・坂本が阪神・高橋の投球を絶賛「真っ直ぐは強烈」 関本氏が証言、“巨人キラー”への大成も近い?
2021年01月13日 19時30分
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スポーツ
「バッターボックスで笑ってる」ロッテ・澤村がマウンドで恐怖? 巨人時代から“カモ”にされている苦手打者を明かす
2021年01月13日 17時00分
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スポーツ
桑田氏の巨人コーチ就任、原監督との因縁が原因? 他コーチとの配置転換はグラウンド外にも好影響か
2021年01月13日 11時15分
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スポーツ
巨人コーチに桑田氏就任で「ピッチャー陣が変わるかも」上原氏ら球界人も期待 本人は早くも闘志「指導者としてもエースに」
2021年01月12日 21時10分
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スポーツ
元巨人・桑田氏のコーチ就任、阿部二軍監督が原因? 原監督が15年ぶりの古巣復帰を画策したワケは
2021年01月12日 11時25分
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スポーツ
MLB移籍断念の巨人・菅野に「もう違う考えなんだ」上原氏ら球界人から驚きの声 本人は来オフの再挑戦を示唆?
2021年01月08日 18時55分
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スポーツ
巨人の助っ人獲得に「俺だったら獲らなかった」高木氏が苦言 1年でクビのパーラが露呈していた弱点とは
2021年01月08日 17時00分
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スポーツ
日本ハム・有原、巨人・菅野を差し置いてMLB移籍に成功したワケ 「交渉決裂」現地メディアの報道に原監督は一安心?
2021年01月08日 11時30分
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スポーツ
巨人肝いりのDH制、交流戦までの“お試し導入”が急浮上 予想外の援軍が出現? 各首脳陣は既に準備中か
2021年01月06日 11時00分
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スポーツ
巨人、守備位置が被る助っ人をダブル獲得したワケ 原監督が画策する“プラトーン作戦”とは
2021年01月05日 11時00分
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スポーツ
西武選手が自身のサインミスに逆ギレ!「なんでお前がグレてんだよ」大久保氏も困惑? 片岡コーチが生意気エピソードを暴露
2021年01月04日 21時30分
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スポーツ
ロッテ・澤村「国内の移籍は無い」今オフの方針を断言 念願のMLB移籍、実現しなければ道は一つ?
2021年01月04日 20時30分
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スポーツ
元巨人・岩隈氏に「そんなに消極的だったとは」驚きの声 実は早期降板を願っていた? MLB時代の快挙の裏話を明かす
2021年01月04日 17時00分
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スポーツ
2021年のプロ野球、巨人・坂本に続く2000本安打達成者が? 有力選手は明暗分かれるか、今季中の達成を左右するカギは
2021年01月03日 11時00分
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スポーツ
球団OBに「早く帰れ」、故障投手へのサイン強要も? 2020年に多発、プロ野球一部ファンの自己中心的な問題行動
2021年01月01日 17時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分