第119回は、やんばるに帰省していた暢子(黒島結菜)たちが東京へ戻る前日。暢子がやんばるへの思いを和彦(宮沢氷魚)に伝えると、和彦から思わぬ提案が――というストーリーが描かれた。
>>『ちむどんどん』ヒロインに「自分勝手で腹が立つ」怒りの声 コメディシーンが伝わらず?<<
※以下、ネタバレあり。
第119回では、和彦が暢子に「やんばるで暮らしてみない? 3人で」と家族での移住を提案。これを受け、ラストでは暢子が和彦と母・優子(仲間由紀恵)に「うち、和彦くんと健彦と3人でやんばるに移住したい」と宣言。「あの畑をやりたい。やんばるの畑で育てたおいしい野菜で、もっとちむどんどんする新しい冒険が始まる気がするわけ」と話していた。
しかし、この暢子の宣言にネット上からは「ただの飽きっぽい女になってる」「店開かなくて良かったのでは…?」「全く共感できない」「思い付きで行動しすぎ」「ちむどんどんするならなんでもアリなのか?」といったドン引きの声が集まっている。
「地方出身のヒロインが、自分の夢を追いかけるために上京し、そこで一芸を身に付けて故郷に戻ってくるというのは、朝ドラでは定番の展開です。一方、暢子の場合、イタリアンレストランで修業するも、なぜか無関係の沖縄料理店を開店。今回は『畑をやりたい』と言い出しましたが、暢子が畑を耕すようになったのは、今回帰省してから。もともと沖縄の野菜にこだわっていた描写があったわけでもないため、視聴者を困惑させているようです」(ドラマライター)
そのため、ネット上からは「構造上、応援できない朝ドラになってる」「普通は東京で得たものを地元に帰ってきて活かすんだけどね…」「これじゃ東京での時間無意味じゃん」という指摘が集まっていた。
展開こそ朝ドラの王道ストーリーだが、ヒロインの言動がそれに伴っていないため、暢子がただ無責任で身勝手な女性となってしまっているようだ。