第112回は、ひょんなことから暢子(黒島結菜)の店で賢秀(竜星涼)の誕生日会を開くことに。会の準備が行われている店の外では、なんと賢秀と清恵(佐津川愛美)が鉢合わせになっていた。賢秀は清恵に「話がしたい」と訴えるが、清恵はそれを頑なに拒み――というストーリーが描かれた。
>>『ちむどんどん』、ヒロインに「真剣さ足りない」の指摘 こだわりの食材巡り不真面目さが露呈?<<
※以下、ネタバレあり。
第112回冒頭では、探し続けていた清恵をようやく見つけた賢秀が迫り、清恵は逃げてしまうという場面が描かれた。それを賢秀が無理やり引き留めようとしたため、商店街の人は賢秀が女性に痴漢しようとしていると勘違い。警察沙汰になり、その隙に清恵は逃げてしまった。
賢秀は警察を伴い、肩を落として暢子の店「ちむどんどん」に入ってきたが、商店街の人たちが後ろから「女の敵!」「この痴漢野郎!」と罵声を浴びせるという展開に。その後、一応誤解は解けたことが明かされたが、ネット上からは疑問の声が集まっている。
「現在、暢子の店は客入りが悪くなってしまい休業中。味の見直しを行っていますが、再開の目途はついている状態です。そんな中、第112回で同じ商店街の人たちから“痴漢が身内にいる店”と思われてしまうことに。いくら味を改善したところで、商店街内から不信感を抱かれなければ、むしろ不自然な展開に。ネットからは『もうこの店終わりじゃん』『痴漢男が親族の店として評判悪くなる』『これで再開後に店が繁盛しても納得いかない』『風評被害がないと逆に不自然』『行き当たりばったりの展開ばっか』といった呆れ声が集まっています」(ドラマライター)
また、ストーリーを展開させるために、賢秀に何度も何度も犯罪をさせることに対する疑問も集まっている。
「賢秀と言えば、幼少期に金銭の窃盗をやらかし、大人になってからも暴行、金の借り逃げを繰り返し、詐欺やマルチに引っかかったこともあります。そのたびになぜか比嘉家の結束が強まっていくような展開になりましたが、賢秀のやらかしをきっかけにストーリーが展開することに、視聴者はもううんざりしている様子。ネットからは『朝から何度も何度も犯罪シーン流すな』『賢秀は犯罪以外何ができるの?』『この作品は犯罪絡ませないと何かを表現できないのか?』という声が集まっています」(同)
今回も『ちむどんどん』は、視聴者をイラつかせてしまったようだ。