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同サービスの人気ライバーたちの表彰式に参加したきんに君は「自分らしさ」について語り、「デビューして23年、24年くらい。まさに1年目の頃から変わらず僕は同じスタイルです。それがまさに自分らしさを貫いたスタイルでもありました。周りがM-1グランプリとかいろいろある中、ひたすら筋肉を鍛えてきたんです。継続はパワーなりです」とこだわりを明かす。そして、「若い頃にいろいろうまく行かなかったこともありますが、ベースには筋肉を鍛えたら何かあるんじゃないかっていうことでした。若い頃から僕は体を鍛えていますが、ジムに行くとタレントではなく1人のトレーナーになるんです」と述べ、そんなジムでの仲間とコミュニケーションの最中がもっと自分らしくあれる時間であるとも話す。「ボディビルをやっている人からしたら、僕はなかやまきんに君でなく本名の中山翔二。会っても、中山翔二さんですよねって。お笑いごとをやると逆に引いてしまう。筋肉の話をすると寄って来るんです」と話す。
若槻も「自分らしさってなんだって聞かれたら、すごい難しい課題だなって。昨日の夜から考えたんですけど、ストレスにならないことが自分らしさかなって思いました。ストレスを感じたら自分らしさじゃないかなって」と語り、「17歳でデビューしたんですけど、当時はグラビアアイドルは髪を染めてはいけなかったんです。とにかく清純派として出ないといけないので個性を全部消すんです。仕事としては楽しかったです。でも自分らしさは出せてない、作り物のような感じ」と過去の自分を振り返る。
若槻はまた、「グラビアで売れてからはテレビにも出るようになって、お馬鹿ブームがあって、勉強して来なかったのが発揮されるようになって、言われたことを答えると、なぜかみんなに笑われるという日々でしたけど、その頃が自分らしさマックスでした。その後休業しまして、アパレルだったり海外に行って、5年前に復帰して現在は自分らしさでしかテレビに出ていないので、めちゃくちゃありがたいです」としみじみと述べる。
さらに、若槻は「大きな声で話す!!」と過去に自分がこだわっていたタレントとしてのノウハウも披露。「できるだけ大きな声で話す。大きな声で話すといろんな覚悟が必要。責任感も伴う。そういう意味では、大きな声で話して伝えてみるのが自分らしさにつながるのではないかなと思います」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)