第111回は、暢子(黒島結菜)は、自身の店を立て直すための課題が「沖縄料理に適した、美味しい豚肉を調達すること」だと改めて知る。しかし、暢子の希望の豚肉は東京ではなかなか手に入らない。そんな中やって来たのは、賢秀(竜星涼)が働く養豚場の経営者の娘・清恵(佐津川愛美)で――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第111回では、暢子が店のために求め続けていた皮付き豚肉が、すぐ近くの精肉店で売られていることが判明。視聴者から困惑の声が集まっている。
賢秀と喧嘩して養豚場を飛び出した清恵だが、実は暢子の店の近くのスナックで住み込みをしていたことが明らかに。店のママに頼まれ、実家の養豚場が卸している精肉店からのお使いをした帰り、かつて聞かされていた賢秀の妹の店を発見。なんとなく入ってみると、暢子から改良した料理の味見を頼まれることに。
しかし、清恵の口にも豚肉がいまいち合わず。そこで、清恵は「知り合いの養豚場の豚肉」として、お使いで買った豚肉をプレゼント。暢子たちがそれを使ってラフテーを作ってみると絶品が出来上がり、全員が驚愕するという展開だった。
「もともと、ラフテーの豚肉は暢子が『東京では皮付きの豚肉は手に入らない』と断言したため、沖縄から冷凍の豚肉を取り寄せているという設定でした。しかし、今回のストーリーで、近くの精肉店で皮付き豚肉が売っていたことが判明。まさに灯台下暗しという展開でしたが……」(ドラマライター)
ネット上からは「リサーチ不足ってレベルじゃない」「めっちゃこだわってたのに自分の足では探さなかったのか」「結局、暢子の真剣さが足りないように見えてしまう」「近所すら調べてないのかよ!」「こういうところが料理ドラマとして雑すぎる」というツッコミが集まっていた。
「今回のストーリーは、偶然清恵の働くスナックが『ちむどんどん』の近所で、偶然ママからお使いを頼まれて皮付き豚肉を買った清恵が、偶然『ちむどんどん』のそばを通り、偶然暢子が近所に皮付き豚肉が売られていることを知らなかったからこそ成り立ったもの。あまりのツッコミどころの多さに、この日の放送後、ツイッターでは『皮付き豚肉』がトレンド入りしていました」(同)
あまりに稚拙なストーリーに、視聴者も呆れっぱなしだった。