映画
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芸能ニュース 2022年03月29日 12時50分
三浦瑠麗氏、ウィル・スミス平手打ち事件に「妻が言われたのに夫が乗り出す」“有害な男性性”と『ドライブ・マイ・カー』絡め持論
国際政治学者・三浦瑠麗氏が、29日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。ウィル・スミスの平手打ち事件に言及した際の主張が話題を呼んでいる。 「第94回アカデミー賞」の授賞式。コメディアンのクリス・ロックが、スミスの妻で、脱毛症に悩む女優のジェイダ・ピンケット・スミスの短髪について揶揄。これに激怒したスミスは壇上に駆け上がり、強烈な平手打ちをしたことが波紋を呼んでいた。 >>NEWS小山、ウィル・スミス平手打ち事件に「仕方なかった」 梅沢富美男も「俺ならただじゃおかない」<< この問題について三浦氏は、クリス・ロックに対して「調子乗ってるんですよ」と痛烈批判。だが、今度はウィル・スミスに対しても「何で、妻が言われたのに夫が乗り出していって『俺の女を!』ってパンチするんですかね?」と非難の矢を向けた。 同氏はこの後、いきなり今回のアカデミー賞で「国際長編映画賞」を受賞した『ドライブ・マイ・カー』の話題を持ち出し、同作のテーマについて「有害な男性性」と持論。 続けて、「『ドライブ・マイ・カー』というのは、監督が、村上春樹さんの原作よりさらに手を入れて、どうやって男性の主人公が自分の中の有害な男性性や自己愛やそういったものを乗り越えて、他者に心を開いていくかという話でもあるんですね」とあらすじを解説。 さらに「ネタバレはしないようにしますけど、もう1人の若い男性のキャラクターがいまして、この人は自分の有害な男性性を破棄してしまって失敗する」と物語の核心を突くようなガイドを続けつつ、まるで『ドライブ・マイ・カー』を暗に批判するような口ぶりだった。つまり同作に流れているテーマと、ウィル・スミスの行動が同じ女性観に基づいていると言いたいのだろう。 続けて、三浦氏はこうまくしたてた。「こういう映画が受賞しておきながら、アカデミー賞の授賞式でこういう暴力がまかり通ってしまうというのは、いいパパであることをウィル・スミスさん、私も大好きですけど、もうちょっと批判的に見ないといけないところもある」などと若干回りくどい説明。 そして、「ウィル・スミスさんが白人男性だったら、この場で殴ったらまた別の問題が生じちゃうので。 そういう、誰が一番権力を持っているか、誰か弱者と認定してもらっているかによって、いろんなものがひっくり返りうるんですね。なので、もう少しいい、悪いというよりも、ちょっと分析的に、この事象は見てほしいと思います」と難解な話を2分に渡って話していた。 この間、司会の谷原章介はずっと沈黙。ネットでは「論点変えてきたな」「急にどうした?」「捻じ曲げすぎだろ」「ネタバレだろ」「わざわざ話をめんどくさくしとる」「もっと簡潔に話せないの?」など呆れる声が続出している。
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芸能ニュース 2022年03月22日 11時55分
浜辺美波「感性がすごくて、憧れを抱きました」共演の岸井ゆきのを絶賛
女優の浜辺美波が20日、都内で行われた映画『やがて海へと届く』(4月1日公開)のプレミア試写会に出席した。 >>全ての画像を見る<< 彩瀬まるの同名小説を映画化した本作は、突然消息を絶った親友・卯木すみれの死に対し、悲しみを抱えつつも前に踏み出そうとするヒロイン・湖谷真奈の姿を描く。壇上には主演の岸井ゆきのの他、共演者の杉野遥亮、本作のメガホンを取った中川龍太郎監督も登壇した。 浜辺は主演の岸井とは過去にドラマで共演機会はあったものの、本格的な共演は初めてだったと言い、「ドラマの時はあまりお話しできなかったんです。今回共演できてよかった」と撮影を振り返る。「(岸井は)感性がすごくて、だからこそみんなが共感できる真奈の姿を生み出せたんじゃないかって。すごく憧れを抱きました」とその印象を紹介。また、撮影時は「一緒に風浴びてぼーっとしていることが多かった」と話すなど、息もぴったりだったようだ。 ストーリーに絡めて、壇上では「卒業」をテーマにしたトークも行われたが、浜辺は物が多すぎる部屋から卒業できたことを笑顔で話し、「最近家が綺麗になりました。清潔なんだけど物が置いてある生活から変わって、机の上などが綺麗になりました」と照れ臭そうな表情。「台本や見なきゃいけないDVDとか手紙の書きかけが『わわわ』ってなっていて、白い机なんですけど、すごく綺麗になりました。今日は晴れやかな気持ちです。実家への郵送物とかで一筆と思っていた手紙がぐちゃぐちゃになっていたんです」と打ち明ける。 岸井は通っていた自動車教習所から「卒業しました」と報告。「もう運転しています。卒業してから気分も開放的。2020年に入所して去年免許をようやく取得したんです。撮影の合間だったんで時間がかかりました」と述べたが、「でも先生が横にいなくて走るのは今でも怖いです。最初に運転した時にいきなり四車線に入ってしまって……。それから父が横にいないと走れないです」とまだ運転には慣れない様子。 杉野は「現場にジャージ、サンダルでという生活をやめました」とコメント。「ちゃんとおしゃれをするようになったんです。なんでかって?それはかっこいいから」と笑顔を見せ、「いい靴を履くと気持ちにスイッチが入ります。かっこいいと思う人はみんなそういうことしっかりしているなって思ったので僕もそうしました」と紹介していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2022年03月19日 12時00分
性加害報道の榊英雄監督作品が予定通り公開される方向になった裏事情
映画へのキャスティングを持ち掛けて複数の女優に性的関係を強要したことを一部で報じられていた、映画監督で俳優の榊英雄の監督作「ハザードランプ」の製作委員会は15日、報道について《事実であれば決して許されない》などとした上で、当初の予定通り4月15日の公開に向けて準備を進めているとの文書を同作の公式ホームページなどに掲載した。 同作品は安田顕と山田裕貴のダブル主演で、夜の地方都市を走る運転代行社のドライバー2人と客との濃密な人間模様を描いた作品。 >>監督の失恋で制作中止になった映画も?『蜜月』公開中止だけじゃない、映画業界のセクハラ問題はほかにも<< 文書では、《榊英雄氏に関する報道について、心を痛められている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます》と被害者を気遣った。 そのうえで、《報道されている性加害、ハラスメントは、事実であれば決して許されない事であり、映画『ハザードランプ』製作委員会としても断固非難致します》と見解を表明。 そして、《映画は多くのスタッフ、キャストなど関係者の労力と協力のもと、共同作業で製作されております。関係者の尽力に報いるためにも、また映画の公開を望んでくださっているお客様のためにも、映画『ハザードランプ』を劇場公開したいと考えております》と、当初の予定通り4月15日の公開で準備を進めていることを明かした。 「すでに榊監督の作品である『蜜月』が公開中止になっているが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、性被害など、センシティブな問題を題材にした物語だっただけに完全にアウト。それに比べ、『ハザードランプ』は劇場に足を運びたくない人はそうすればいいだけの話。なので、公開する方向のようだが、事前のPRイベントは開催できなくなってしまった」(映画業界関係者) そして、その背景には〝大人の事情〟もあったようだ。 「安田も山田も大手の事務所に所属。その両者からそれなりの〝圧〟もかかったようで、公開が決まったようだ」(同) 安田と山田は公開の方向が決まり胸をなで下ろしているはずだ。
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芸能ニュース 2022年03月19日 10時00分
ある〝権力者〟の暴走が招いた東宝の不祥事 内部の人間がリークか
大手映画会社の東宝は今月4日、《公正取引委員会による当社子会社への調査協力要請について》と題した文書を発表。子会社のTOHOシネマズが、映画配給会社との取引について、公正取引委員会(公取委)から任意で調査協力要請を受けたことを明らかにした。 発表した文書によると、《この度、当社の子会社であるTOHOシネマズ株式会社は、映画配給会社との取引に関し、公正取引委員会から任意での調査協力要請を受け、昨日から当該調査が実施されました》と、前日3日から調査が行われたと公表。 >>不祥事で消えたイケメン俳優、売れっ子監督のおかげで復帰していた?<< 調査の中身に関しては、《なお、公正取引委員会からは、関係法条として独占禁止法第3条及び第19条を提示されております》とし、調査に全面的に協力する方針であることを明かした。 「公取委は、TOHOシネマズが劇場で映画を上映する配給会社各社との間の取引に関して、不当な取引や不公正な取引方法が行われた可能性について調査を行っているようだ。調査の結果次第では、それなりに厳重なペナルティーを受けることになるのでは」(全国紙社会部記者) 全国各地の好立地にあり、ただでさえ集客には抜群の環境で営業しているにもかかわらず、ほかの映画館の集客を減らすような行為に手を染めていたようだが、どうやら、絶対的な〝権力者〟の暴走が原因だったようだ。 「ほかのメディアでも報じられているが、その〝権力者〟はTOHO以外のシネコンでヒットした作品があると、その映画の配給会社を出入り禁止にしたり、公開1週目で動員数が少ないとその作品を早々と終わらせようとして人の入らない回に時間を変更するなどやりたい放題。でも、その社員のご機嫌を損ねると上映してくれないので、配給会社側は〝イエスマン〟になるしかない。今回、不祥事が発覚したのは、心ある内部の人間のリークだったようだ」(映画業界関係者) ようやく悪しき体質が改善されそうだ。
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芸能ニュース 2022年03月17日 12時00分
NHK『この世界の片隅に』特集、監督が無断使用を訴え「愕然」 映画を“よく理解していない”ため出演拒否
15日にNHK・BSプレミアムで放送されたドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』を巡り、アニメ映画『この世界の片隅に』の片渕須直監督が自身の映像を無断使用されたと訴えている。 15日放送の『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』は「『この世界の片隅に』~戦後世代が描く“戦争”~」と題し、原作者のこうの史代氏らが出演。また、片渕監督が広島県呉市で作品のモデルとなった場所を取材するシーンも映されていた。 >>地上波9年ぶり登場の元NHKアナに「なんでテレビ出られるの」「先に謝る場所がある」セレブ生活公開も批判集まる<< しかし17日、片渕監督はツイッターを更新し、「先日放送されたNHKの番組は見ていませんが」と番組名に触れないながらも放送に言及。一方、「事前にこちらに打診された構成案が『よく理解されていないな』と思わせるものだったので、映画側全体として出演しないことにしたのですが、にもかかわらず、片渕の映像が使われていたとのことで愕然としています」と映像が無断使用されたことを告白。「こちらには一切の確認がありませんでした」と明かした。 片渕監督は「もし番組内で片渕の見解のようなものが何らかの形で語られていたとしても、こちらでは何の確認もしていませんので、それはこちらの見解ではない、というしかありません」と困惑したようにツイート。 また、テレビメディアに対し、「数年前の民法テレビドラマにおける本映画からの盗作案件といい、自分たちの語りたいことを語るという目的のために自分以外の存在への配慮をはしない、という態度は改められるべきと思います」(原文ママ)と厳しい批判を綴っていた。 片渕監督の一連のツイートに、ネット上からは「ひどい」「断られたから無断使用ってどうなの?」「最近のNHKめちゃくちゃだな」「BPO案件になりそう」といったドン引きの声が集まっている。 NHKと言えば、「BS1スペシャル」として昨年12月26日に放送された『河瀬直美が見つめた東京五輪』でも字幕捏造問題が騒動になったばかり。その体制にまたも不信の声が多数集まってしまった。記事内の引用について片渕須直公式ツイッターより https://twitter.com/katabuchi_sunao
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芸能ニュース 2022年03月15日 20時00分
成田凌の3年前のパワハラ告白が物議「脱げと言われ、ダンスを…」抗議を受け監督が反論も疑問の声
成田凌が出演した映画『ニワトリ★スター』(2018年公開)の監督・かなた狼のツイートが物議を醸している。 事の発端は、アメリカで活動する俳優・松崎悠希のツイート。あるネットニュースの記事を引用し、『ありえない。絶対に観ない。一体いつまでこんな原始時代みたいな映画作りしてんの?』とツイートしたのだ。 >>女性との3Pを遅刻の言い訳に? 人気女優と交際疑惑浮上の成田凌、奔放な女性関係は変わらずか<< 「その記事は、成田が2018年10月に放送された『A-Studio』(TBS系)に出演した際、同映画について語った記事でした。オーディションにて自分を売り込み、出演することになった成田。役づくりのワークショップの際、監督から恥ずかしいことはあるかと聞かれ、『別にないです』と返答。すると『じゃあ脱げ』と言われ、真っ裸のままダンスを踊らされたそうです。スタジオでは監督と2人っきり。2回、3回と行く中、監督に会うのが嫌でお漏らししてしまった……という話でした。なぜ、3年前の放送回記事を今さら目にしたのかは不明ですが、おそらく同じ俳優として、松崎も許せなかったのでしょう。同作のパラレルワールド的作品『ニワトリ☆フェニックス』が今年の4月に公開されます。今回の一件がマイナスプロモーションにならなければよいですが……」(芸能ライター) その後、一般人が、監督に直接記事を貼り付けて抗議のツイート。すると、かなた監督は「確かに凌は稽古でパンツ1枚になってもらいました。ただそれで凌が俺を憎んでるなら、今回のフェニックスは生まれましたか? ニワトリ☆フェニックスを観てみて下さい。それを感じてもらえると思います」などと返答した。 これには松崎も、なぜこんなに日本の監督が偉そうなのかと怒りのツイート。これらのやりとりを見たユーザーからは「常軌を逸してるとしか思えません」「他者の尊厳を踏みにじったことを正当化する害悪」「映画監督と出演俳優という明らかな力関係の差を利用しているのが非常に悪質で吐き気がします」「貴方のしたことはパワハラ以外の何物でもありません。自身の加害性を見つめたらいかがでしょうか。貴方は加害者です」「日本映画の恥だね」との反応があった。記事内の引用について松崎悠希公式Twitter https://twitter.com/Yuki_Matsかなた狼公式Twitter https://twitter.com/kanata_ookami
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芸能ニュース 2022年03月15日 19時00分
岸井ゆきの、浜辺美波の共演映画、冒頭アニメ公開!『王様ランキング』『進撃の巨人』の制作会社とコラボ「役を考える救いに」
女優の岸井ゆきのが主演を務める映画『やがて海へと届く』が、4月1日より全国公開される。 >>全ての画像を見る<< 同作は、小説家の彩瀬まる氏による同名小説『やがて海へと届く』(講談社文庫)の実写映画化。突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる岸井演じる主人公・真奈が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語だ。 公開に先駆け、15日より映画冒頭2分半のアニメーションパート映像がBITTERSENDincの公式YouTubeチャンネルにて解禁された。同映像では、女優の浜辺美波演じる真奈の親友・すみれの幻想的な世界を、水彩タッチの繊細なアニメーションで表現。原作小説のもつ映像化困難と言われた世界観、人の想いと命の循環が印象的に描かれている。アニメーションは、テレビアニメ『王様ランキング』や『進撃の巨人(シーズン1〜3)』を手掛けてきたWIT STUDIOが制作、実写映画でありながらその枠を飛び越えたコラボレーションが実現した。アニメーション監督は、国内外の映画祭で評価を得る久保雄太郎氏と米谷聡美氏が担当している。 アニメーションパートについて岸井は、「脚本を読んだ時はあまり想像ができていなかったのですが、完成版を観た時に『こんな風に実写とアニメが折り重なっていくんだ』と感動しました。アニメがラストシーンに向かう橋渡しの役割をしていて、実写では伝えられないことをより観客の皆さんの心にダイレクトに届けられていると思います」とコメント。 同じく浜辺は、「一番最初の顔合わせのときにアニメーションの映像を見せていただきました。不思議なのですが、腑に落ちた気持ちにもなり、同時にアニメーションの中の女性の姿に必死に涙を堪えたのを覚えています。私にとってあのアニメーションがあったことは役を考える救いになりました。映画全編を通してみるとまた受け取る感情が変わるのではないかと思っています」と明かした。 映画『やがて海へと届く』は、4月1日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。アニメーションパート映像https://www.youtube.com/watch?v=pLnlKKvHga4『やがて海へと届く』公式サイト:https://bitters.co.jp/yagate/
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芸能ニュース 2022年03月14日 20時00分
大橋彩香、小野友樹らがフランスアニメの吹き替え「本当に嬉しい」 日本公開『ミューン 月の守護者の伝説』の魅力語る
11日、東京・池袋で開催中の国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2022(TAAF2022)」にて、2015年にTAAFのコンぺティション部門・長編アニメーションにて優秀賞を受賞した『ミューン 月の守護者の伝説』の舞台あいさつ付き日本語吹替え版完成披露上映が行われた。壇上には、本作の吹き替え声優である大橋彩香、小野友樹、武藤志織が登壇した。 >>全ての画像を見る<< 本作は、ひょんなことから夜を運び、夢の世界を守る「月の守護者」に選ばれた森の子・ミューンが冒険を経て、伝説の守護者となるまでを描くフランスのアニメーション映画。ミューンの声を担当した大橋は「男の子の役をやることはこれまであまりなかったです。ボーイッシュな女の子の役はあったんですど。だから、演じていて新鮮でした」と吹き替え作業を振り返る。 大橋は「ミューンは最初、周りに迷惑をかけたり、失敗ばかり。月の守護者として成長していく過程、ミューンのカッコよくなっていく感じを意識して演じさせてもらいました」と述べ、「この作品は7年越しに日本にやって来て、ついに公開。その日本語の吹き替えを担当できたことも本当に嬉しいです。王道ファンタジーでみなさんに楽しんでいただける作品になっていると思います。見ていると、どんどん親目線というか保護者のような気持ちになって応援したくなると思います」と見所も紹介する。 グリムの声を担当した武藤は、この日が初の舞台あいさつの仕事となったと言い、壇上で緊張気味。本作の感想を問われると、「この作品は音がすごく素敵です。効果音とか、キラキラするシーンがたくさんあって素晴らしいと思います」と述べ、「ファンタジーを作る上では音がすごく大事。みなさんにそれに気づいてもらえたら嬉しいです。リスが『コン』っていうところとか。いい音だなって思って見てもらえたら」と笑顔で話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2022年03月13日 07時00分
監督の失恋で制作中止になった映画も?『蜜月』公開中止だけじゃない、映画業界のセクハラ問題はほかにも
榊英雄氏が監督、プロデューサーを務めた映画作品『蜜月』が公開中止となった。榊氏は映画へのキャスティングを持ちかけ、4人の女優に性的関係を強要したと『週刊文春』(文藝春秋)ならびに同誌のウェブサイト「文春オンライン」に報じられた。榊氏は謝罪文を発表したが、被害者として報じられた人物を「事実の是非に関わらず渦中の人」と表記するなど物議を醸している。さらに、映画は「性暴力」を扱っていたため、余計に批判を集めてしまったと言える。 映画監督のセクハラ案件と言えば、2020年に亡くなった韓国の故キム・ギドク監督が、複数の出演女優から性被害を訴えられたケースが知られる。さらに、アメリカのハリウッド映画の大物プロデューサーであるハーベイ・ワインスタイン氏が、レイプと性的暴行の罪で禁錮23年の判決を受けたケースもある。 >>朝ドラ女優、同居する芸人の兄の動画でセクハラを受ける? 先輩芸人に「不快」の声<< 日本においても、こうした例は存在する。 2021年には遊山直奇監督が、出演者の千尋氏からセクハラ被害をネット上で告発されている。詳しい経緯は「映画監督・遊山直奇の映画『マーダーボード』制作中止の経緯において行われたハラスメントについて俳優が告発」として、togetterにまとめられている。 千尋氏の主張は、映画『マーダーボード』の出演を通じて監督が千尋氏に好意を寄せるが、彼女に恋人がいるとわかると監督は「失恋」したとして、一方的に製作中止を伝えられた。これはセクハラ、パワハラではないかというものだ。 これに対し、遊山氏は概ね事実関係を認めるものの、映画の製作中止に関しては制作費や技術的な側面もあったと主張していたが、後に関連ツイートを大量に削除し物議を醸した。映画監督と出演者という非対称的な関係から生じる問題を浮き彫りにしたと言えるだろう。 同様のケースでは、2017年の松江哲明監督の例もある。10年前に製作公開された『童貞。をプロデュース』の出演者、加賀賢三氏から性的強要があったと訴えられたのだ。この作品は加賀氏が望んでいないにも関わらず、毎年のように上映が行われ、トークの現場で加賀氏が監督に詰め寄ったことで表沙汰となった。 作品では、加賀氏がセクシービデオの撮影現場に連れ出され、性的行為をするように無理やり求められたとするもの。セクシービデオ業界と言えば、女優に対する出演強要問題が取り上げられがちだが、このケースは男性の出演者の望まないケースを浮き彫りにした。2019年に松江氏は撮影や上映を「強引に進めてしまった」と加賀氏に謝罪している。こちらも映像、映画関係者では先輩にあたる松江氏と後輩の加賀氏という上下関係から起こったトラブルだと言えるだろう。 こうして見ると、映画業界のセクハラ、パワハラ問題は一部の特殊なケースではなく、業界全体の気質の問題を含むものだと言えるかもしれない。
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芸能ニュース 2022年03月12日 20時00分
押尾学逮捕で監督作が非公開危機だった過去も 高すぎる〝罪〟の代償を支払わされた映画監督
9日にニュースサイト「文春オンライン」で、女性に対する性加害が報じられた俳優・映画監督の榊英雄がメガホンをとり、25日に公開を予定していた映画「蜜月」の公開をいったん中止にすることを製作委員会が9日、映画の公式サイトで発表した。 同作は、女優の佐津川愛美が主演。PTSD(心的外傷後ストレス障害)、性被害など、センシティブな問題を題材にしている。 >>不祥事で消えたイケメン俳優、売れっ子監督のおかげで復帰していた?<< 国際女性デーの8日、都内で同映画のワールドプレミアが開催され、佐津川らが出席。佐津川は「ごめんなさい…初めて皆さんに見ていただける日なので、純粋に、ありがたい」と涙で何度も声を詰まらせたことが各メディアで報じられただけに、公開を心待ちにしているはずだった。 しかし、榊監督は、映画へのキャスティングを持ち掛けて女優に性的関係を強要したことを報じられ、さすがに、製作サイドも無視できない事態となっていた。 映画の公式サイトでは、《関係各所との協議の結果、映画『蜜月』の公開を一旦中止とさせていただきます。今後につきましてはすべて未定です》と報告。 榊監督は10日までに、所属事務所を通じ、コメントを発表。キャストや裏方に謝罪したうえで、《この映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます》と謝罪。 「蜜月」含め、自身の監督作の音楽を担当する、妻でシンガー・ソングライターの和ら家族に向け、《そしてかけがえのない大切な家族を傷つけ悲しませてしまったことを、本当に申し訳なく思っております》と謝罪した。 しかし、榊監督の作品に携わってきた映画カメラマンの早坂伸氏が10日、ブログを更新。《当然ながら謝罪するのは第一に被害者であるべきです》などと榊氏の対応を批判したのだ。 「過去に榊監督は監督作の映画『誘拐ラプソディー』に出演していた押尾学が逮捕される事態に直面。公開にこぎ着け、舞台あいさつで『映画に罪はないので。今は感動でウルウル』と語っていた。しかし、自分の犯した〝罪〟で作品を台無しに。高すぎる代償を支払うことになった」(芸能記者) 映画に全力投球した佐津川が気の毒だ。
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