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木村というと、言わずと知れた国民的アイドルグループ・SMAPのメンバーとして91年9月発売のシングル『Can't Stop!! -LOVING-』でデビュー。中でも木村は俳優として頭角を現し、数々のテレビドラマ、映画、CMなどに出演。名俳優としての地位と“日本一モテる男”の称号を手にし、一時代を築き上げたスーパーアイドルだ。
そんな木村に、暴言を放った人物が存在する。
2014年9月放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に映画監督の園子温氏が出演。「『キムタクを追放しろ』みたいなことを言ったことになってるんですよ」とボヤき、一連の発言について謝罪したのだ。
事の発端は2012年1月、在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成する東京映画記者会が制定する「ブルーリボン賞」の合同取材記事を掲載した『東京スポーツ』。1面で「キムタク映画界から追放しろ!」との見出しで煽り、園監督が木村を痛烈に批判したと見立てたのだ。
実際、インタビューに応じた園監督は2010年に木村が主演した公開映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』について、同じように宇宙戦艦が出てくるハリウッド映画『スター・トレック』を引き合いに出した。その際、「『スター・トレック』は無名の俳優をたくさん揃えていた。ハリウッドは企画で勝負するプライドがあるが、日本の映画はプライドがなさすぎ。キムタクとか使う(こと)自体が本当に良くない」と一刀両断。続けて、「日本にはすごい役者がいるのに、毎回キムタクとかだったら役者もやる気がなくなる」と言い放っている。この発言には当然のことながら批判の声が集まった。
それから2年が経ち、同番組に出演した園監督だが、今度は態度を改めた。
「散々、木村に恐縮していた園監督でしたが、中居正広から『木村が怒るかもしれないけど、俺もイライラしてきますよ』と突っ込まれると、『プロデューサーがキャスティングの時に、持ってくる(キャストの)名前がいつも同じ。もうちょっと考え方を変えた方がいいっていう話を言っただけ』とタジタジの様子で釈明。また、当の木村は“追放発言”について『なんとなく聞いたことあります』と濁し、大人の対応でその場を和ませていました。そして、園監督は『今度一緒に映画をやりましょう』と手のひらを返したかのような態度に一変。木村とは握手で和解するという流れで番組は締めくくられました」(芸能ライター)
ところが2016年12月、同グループは解散に至り、メンバー全員での映画出演は事実上困難となった。すると、園監督は“独立組”こと「新しい地図」の主演映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年4月公開)でメガホンをとったのだ。本作は4つの短編オムニバス構成で、稲垣吾郎が出演した「episode.1」を手掛けた。
“追放宣言”で木村に詫びを入れながらも、手を取り合ったのは木村と仲違いした“独立組”。ホントのところ、和解どころか木村ははらわたが煮えくり返っているかもしれない。