映画
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芸能ニュース 2021年11月09日 08時00分
ポン・ジュノ監督、『竜とそばかすの姫』の細田守監督と対談 新作はハリウッドでの作品とアニメだと明かす
『パラサイト 半地下の家族』などで知られるポン・ジュノ監督と『竜とそばかすの姫』の細田守監督が7日、第34回東京国際映画祭で行われたトークシリーズ「アジア交流ラウンジ」でリモート対談を行った。会場ではモデレーターをぴあフィルムフェスティバルのディレクターである荒木啓子が務めた。 ポン・ジュノ監督は細田監督に「『パラサイト』の時に日本で対談して以来2年ぶり。その間パンデミックの期間があったんですけど、僕は一生懸命シナリオを書いていました。2本シナリオを書きました。細田監督もその間に『竜とそばかすの姫 』というとてつもない大作を公開されましたね」と呼びかけるなど、細田監督にとても親近感を持っている様子。 ポン・ジュノ監督はまた、直近の自身の活動について、「今2本準備していて、1本はアメリカの作品で来年撮影の準備をしています。その準備のためにロスに来ています。もう1本は韓国でアニメを撮ります」と紹介。「アニメの大家である細田さんに色々お話を聞きたい」ともコメント。『竜とそばかすの姫 』についても、「プレミア上映がカンヌで行われ、日本でもヒットしました。わたしも最近拝見して、ものすごい大作だなと思いました。アメリカでも大盛況で公開されるのではと思います」とエールを送る。 ポン・ジュノ監督は「僕の最初の短編作品も92年だったと思うんですけど、アニメ作品だったんです。大学の映画サークルで作ったもの。人形を使ったストップモーションのアニメでしたが、大変な作業で、俳優さんたちが動く方に行きたいなと思って、そっちへ行ったんです」とアニメと自身の関わりなども紹介。 細田監督はポン・ジュノ監督の発言を笑顔で聞きつつ、「見ていただいて光栄」と感謝の気持ちを述べる。「パンデミックの中で作るのは大変でしたが、現場で感染者を出さずに公開できたのは良かったと思います。カンヌでは映画を通じて自由を取り戻そうという機運が溢れていました。公開できたことが、僕らにとっては大切なことだなと改めて感じました」と感想を述べていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月08日 23時00分
犬童一心監督作出演の田中泯「映像のために踊るということをしたつもりはない」
ダンサーの田中泯が6日、東京・角川シネマ有楽町で行われた第34回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門出品作『名付けようのない踊り』のQ&Aセッションに、同作のメガホンを取った犬童一心監督と登壇した。 >>全ての画像を見る<< 田中と親交のある犬童監督によって映された本作には、田中の踊りや、思い、生き様などが山村浩二のアニメーションを交えて紹介されている。田中は自分の踊りが映像化されたことについて、「映像のために踊るということをしたつもりはない」と述べ、「その場所、その場所で踊っていた踊りはその場所のための踊りで、その場所でわたしがキャッチした踊り。それが最も大事な部分。それを見てくれた犬童さんがその踊りを再生してくださった」と撮られることへの考えを話す。 田中は「ビデオテープが出て来てから色々撮られてはいるけど、一度とした(後で映像を見直して)踊っている瞬間の感覚に戻ることはない。映像になるとそういうものは消えてしまう」とも述べ、「昔はそのことを嫌悪していたんです」と映像と自身の踊りの距離感にも言及。「皆さんが見るものは僕が踊った時と違ったものになっている。自分の踊りを自分のものとして所有するつもりは全くない。踊りを見た人の中で生まれ変わっているはず。それを犬童さんは犬童さんの映画作品として証明してくださった。それを僕は言いたかった」と話して笑顔を見せる。 監督も「初めてお会いして自分の映画に出てもらってから15年くらい経つんですけど、出演交渉に行ったら、山梨で農業をされていて、農家の人のように現れたのが田中泯さん。その映画はシナリオは気に入ってくれたんですけど、『僕は演技はできません。それでもいいか』って。『ただ、撮影する場所に一生懸命いることはできる』って。その映画に出てもらってから泯さんの踊りを見るようになった」と田中との馴れ初めを紹介。 「今回、泯さんの踊りを見た時に、自分が思った疑問をちゃんと作品の中で確かめてみようかなっていう気持ちで撮りました」と作品を制作した意図も明かし、「泯さんの踊りはイマジネーションが連なっている。僕の見ている感じではメタモルフォーゼしている感じ。その面白さをすごく感じた」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月08日 19時00分
森山未來、伊藤沙莉に1冊の本と“ちょっと言葉”を贈る 主演作の監督からは「全身凶器」と絶賛
俳優の森山未來が6日、都内で行われた映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』の公開記念舞台あいさつに、共演者のSUMIRE、篠原篤、本作のメガホンを取った森義仁監督と出席した。 >>全ての画像を見る<< 本作は、昔の恋人と勘違いをしてFacebookの友達申請を送ってしまったことから始まる主人公「ボク」(森山)の過去と現在を描いたラブストーリー。森監督は本作での森山の演技について問われると、「森山は全身凶器ですね」と大絶賛。「爪の先までお芝居している感じがした。(森山の)全身、撮りがいのある感じだなって」と感想を述べる。 この日は共演者の伊藤沙莉が登壇できず、ビデオメッセージでの参加となったが、サプライズで伊藤から森山への手紙も読み上げられ、伊藤は「森山さんという憧れの人を前にして、少し尻込みしてしまった自分がいた」と紹介。「未來さんが撮影時に裏表紙に手紙を書いた本をプレゼントしてくださった」とも明かし、「それを渡してくれた時の(森山の)おどおどした表情を忘れられません」と語ったが、森山は伊藤や監督の言葉に感慨深げな表情。 森山は「満を持して(伊藤演じる)かおりに会うシーンで、自分の緊張と言うか、異様さ、どう触ればいいのかなという感情をどう表現すればいいか考えた。かおりと共に時間を過ごす上で、(伊藤を)緊張させてしまうのはあかんって。それで、一冊本を渡させてもらって、ちょっと言葉もしたためて渡した」と回顧。「それを沙莉ちゃんが受け取ってくれた。僕らの関係性がドライブしていく感じをすごく受けました。今もグッと来る出会いであったと思います」と照れ臭そうに紹介する。 ミュージシャンのCHARAを母に持つSUMIREも本作の撮影を振り返り、「みなさん友達のように接してくれてやりやすかった」と笑顔で話す。「物語にはわたしの生まれていない時代も登場する。でも、ラフォーレ前の待ち合わせのシーンや、映画の中のファッションとか、わたしが学生の時に好きだったファッションそのもので、その時代に自分がいなくてもどこか懐かしさを感じて楽しめる内容でした」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月08日 15時00分
EXILE NAOTO「夢のような日々でした」初主演映画の主題歌にダンスで参加、Crystal Kayが生歌唱
EXILE NAOTO が5日、都内で行われた主演映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』の初日舞台あいさつに、共演者の山田愛奈、坂東希、吉村界人、本作のメガホンを取ったSABU監督と登壇した。 >>全ての画像を見る<< 本作はNAOTOの長編映画単独初主演作。市役所職員の研二(NAOTO)と霊能力者の女子高生の雪子(山田)が霊の恋を成就させようと奔走する様を描く。NAOTOは2018年の2月に行われたという本作の撮影を振り返り、「1月にスタートして2月いっぱい撮っていたんです。それからもう3年。久しぶりこうして集まって。(出演者)全員が(撮影時より)大人になっていて、不思議な気持ち」と感慨深げに話す。 「撮影中は楽しかった記憶しかない」と言い、「自分にとっても初の主演映画。毎日夢のような日々でした」と回顧。「完成した後も世界中の映画祭で観てもらって、その旅の最後が日本。みなさんにこうして無事に観てもらえることを大変うれしく思います」と笑顔を見せる。作品についても「幽霊との出会いというのが斬新な作品。死んでしまったけど思いが残っている。『生まれてきたからには役割がある』というセリフにそれが集約されてるような気がした」としみじみ語る。 アクションシーンにも力を入れたと言い、「殺陣のシーンがあったんです。監督は普段撮影中は僕の演技を寡黙に見守ってくれているんですけど、殺陣のシーンは積極的に話しかけてくれて、『かっこ悪いことがかっこいいんだよ』とアドバイスをくださったりしました。監督の熱を感じました」と現場の様子を紹介。「普段かっこいい動きを研究するんですけど、それと真逆の動きをしていました。感情で体が制御できていないことを意識してやりました」と振り返った。 山田も「3年前だったので不思議な気持ち」と述べ、「久しぶりにみなさんに会って、和気あいあいとお話しができて嬉しい。わたしも楽しい思い出ばかり」とNAOTOに同調。「わたしは雪子役で、どこか普通の女の子であることを忘れないように演じさせてもらいました。繊細な自分、自分に対する怒りや悲しみも表現できたらいいなって思いながらやっていました。怒りとか悲しみとか全部の感情が大切な撮影でした」と感想を述べる。坂東も「モノクロのシーンがあったり、全体的に静寂さを感じる作品で素敵だなって。その静寂の中に面白いシーンがあったりする。心が温まる作品でした」と作品について語る。 終盤には主題歌を担当したCrystal Kayもサプライズ登壇し、「素晴らしい映画です」と本作を絶賛。「何かのために頑張る姿やピュアなシーンがあって、そんな映画のテーマソングを歌わせてもらって嬉しかったです」とコメント。最後は自らその主題歌を生披露し、NAOTOもダンス参加して会場を沸かせていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月08日 07時00分
主演映画が当たるまで時間がかかった天海祐希 W主演作では性格が裏目に?
10月30日に公開された女優の天海祐希の主演映画「老後の資金がありません!」が、同月30日と31日の「国内映画ランキング」で興行収入1億4900万円を記録し2位に入った。 >>大先輩との初共演で演技力以外の能力も見せつけた天海祐希<< 作家・垣谷美雨氏の小説が原作。老後は安泰だと思っていた主婦・後藤篤子(天海)が、娘の派手婚、しゅうとの葬式、夫婦そろっての失職などさまざまな問題が立て続けに起こる中、資金繰りに悩み、もがきながらも奮闘する姿を描く。主題歌は氷川きよしの「Happy!」。 各メディアによると、公開がコロナの影響で1年延期に。公開初日の舞台あいさつで天海は、「客席100%で公開初日を迎えることができて、こんなにハッピーなことがございましょうか!ハッピー以外ないですね」と笑顔を見せたというが、関係者は胸をなで下ろしているという。 「天海さんにとっては『狗神』以来、20年ぶりの単独主演作ですが、このところ、主演映画がことごとく外れてしまっていたのです。しかし、今作はヒット作となりそうな兆し。本人以上に周囲が喜んでいます」(映画業界関係者) 主演ドラマでは、「離婚弁護士」(フジテレビ)、「女王の教室」(日本テレビ)、「BOSS」(フジ)、「緊急取調室」(テレビ朝日)など数々のヒット作がある天海。 しかし、映画では阿部寛とのW主演作「恋妻家宮本」、吉永小百合とのW主演作「最高の人生の見つけ方」が立て続けに当たらなかった。 「いずれの作品も、天海が阿部、吉永を気遣うあまり、持ち味を発揮することができなかった。いろいろ気づいて相手を気持ち良くさせる天海の性格が裏目に出てしまった形に。しかし、今作は単独主演なので、しっかり天海の持ち味を発揮することができて好結果につながった」(芸能記者) しっかり結果を出して天海の気分はHappyなはずだ。
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芸能ニュース 2021年11月04日 17時10分
グラドル6人が殺し屋に!『ミスマガジン』和泉芳怜、山岡雅弥らが話題作のスピンオフ映画に出演、『ベイビーわるきゅーれ』阪元監督作品
『ミスマガジン2021』にてグランプリに輝いた和泉芳怜らミスマガジン受賞者6人が出演する映画が、2022年夏に公開される。 >>全ての画像を見る<< 10月5日にグランプリが発表され、大きな話題となったミスオーディション企画の『ミスマガジン2021』。今回、見事グランプリに輝いた和泉に加え、ミスヤングマガジンの山岡雅弥、ミス週刊少年マガジンの天野きき、読者特別賞の辻優衣、審査員特別賞の大島璃乃、内藤花恋の6人が、主演を務める映画の制作が決定した。 同作は、殺し屋の日常を描くフェイクドキュメンタリー映画として話題の『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』のスピンオフ。『女の子×殺し屋』をテーマに、ミスマガジン6人が演じるプロの殺し屋を目指して訓練合宿に参加する女の子の成長と、規格外の殺し屋アクションが楽しめる映画に。 監督は、2021年7月に公開した女の子の殺し屋2人組を描いた映画『ベイビーわるきゅーれ』が、スマッシュヒットを記録している話題の新進気鋭監督・阪元裕吾氏が担当。ミスマガジンがグラビア姿から一転、全員殺し屋になるという前代未聞の映画に注目だ。 公開に先駆け和泉は、「私は演技をした事がないので、すごく不安ですが、この6人で撮影できるのはすごく楽しみです! 頑張ります!」と意気込みをコメント。同じく山岡は「初めての映画撮影でとても緊張しますが、殺し屋が日常に居るという非日常的なものになりきれるよう精一杯頑張ります」と語った。女優を目指しているという天野は、「このような素敵な機会を頂けてすごく嬉しいです。夢が女優さんなので、この期間で沢山の事を吸収していけたらと思います!」と喜びを明かした。 また、監督を務める阪元氏は、「伊能昌幸を突然映画の世界に放り込んで『最強殺し屋伝説国岡』を撮ってはや3年。いよいよ次のステージが始まります。主演のミスマガジンの人たちは、ほとんどみんな演技未経験。そういうのにこそ燃えるたちなので、今から楽しみでなりません! 果たしてどんな“殺し屋たち”が生まれるのか。たのしみにしていてください!」とコメントを寄せている。 同作は、2022年夏公開予定。『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』スピンオフ映画出演:和泉芳怜 山岡雅弥 天野きき 辻優衣 大島璃乃 内藤花恋 伊能昌幸監督・脚本:阪元裕吾製作:キングレコード 制作:シャイカー 協力:講談社
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芸能ニュース 2021年11月02日 08時00分
行定勲監督「すでにライバル」若手監督らに対抗心 配信だけでなく劇場公開の重要さを語る
「Amazon Prime Videoテイクワン賞」の上映会が10月30日、第34回東京国際映画祭が開催中の東京・日比谷で行われ、審査委員長を務める行定勲監督が登壇した。 >>全ての画像を見る<< 「Amazon Prime Video」の協賛のもと、日本在住の映画作家の短編作品を表彰する本賞は、今回223本の作品の中から優秀作品を選ぶ。行定監督は審査委員長を務めるが、「(審査委員長に)選出してもらって光栄」と嬉しそうな表情で、「新しい賞ですけど、ここに選ばれた作品は、ここらしい、選出している人がかなり議論しているような、ワクワクするような作品ばかり。そこに参加できるのは嬉しい」と述べる。 参加者に対しては「すでにライバル」と競合相手と見ているとのこと。「新しい作家たちはほぼプロ。これを取りたいという信念を元に撮っている。クライアントがいる作品と違って、作り手の想いの純度が高いものが多く、僕はもう作れないけど、若手ならではの才能を感じる作品がたくさん。その発掘に立ち会えるのは嬉しい」と話す。 コロナ禍で劇場を取り巻く環境が厳しいことにも触れ、自身が手がけた映画『劇場』はコロナの影響で、ミニシアターとインターネット配信を同時に行うことになったというエピソードを紹介。「劇場が閉まるのは想像もつかないことだった。困惑する部分もあった。『劇場』の公開にあたっても、この作品を観客が見たいと思った時に見せないと、自分が思った上映と違ったものになる」と危機感を募らせたといい、「Amazon Primeさんに同日の劇場公開を頼んでOKしてもらった」と振り返る。 その上で、「そうすることが意味のあることだった」と述べ、「劇場でかかることが重要なんです。僕はいつもそれを意識して作っている。スクリーンで見ることと、自分だけの環境で見ることは違う。作り手は見てもらうことが重要。配信プラットフォームの会社と組んで、劇場公開を並行してやれないかと議論することはこれからも必要なこと。劇場で見ることは重要、そして劇場だけでなく、作品の持つ力は配信でも壊れない。それを胸にやっている」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月01日 15時30分
仏女優イザベル・ユペール、東京国際映画祭「開催されたのは勝利だと思います」橋本愛もコロナ禍の開催喜ぶ
女優の橋本愛とイザベル・ユペールが10月30日、東京・銀座で開催されている第34回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングセレモニーに出席。同映画祭への思いなどを語った。 >>全ての画像を見る<< 11月8日まで日比谷、有楽町、銀座地区で開催される本映画祭。今年はコンペティション部門に113の国や地域から1533本がエントリーされている。橋本は映画祭のフェスティバル・アンバサダーを、ユペールはコンペティション部門の審査委員長を務める。 橋本はセレモニー前にレッドカーペットを闊歩。「コロナ以前はレッドカーペットも周りにお客さんがいて、みなさんと交流できる楽しいイベントだったんですけど」と前置きしつつ、「でも、同時に今年こういう状況で映画祭が開かれたことに、ありがたみをじんわり感じれる時間でもありました」とレッドカーペットを闊歩した感想を述べる。 司会者の中井美穂とのトークでは、「ポストコロナで、その後の映画界はどうなるか」との質問を受けたが、「個人的な体感としてはあまり変わらないと思うんです」と持論を述べ、「映画祭を通して、日本に対しても世界に対しても、民族や国の垣根を超えたものを届けられるのはありがたいです」とコメント。また、「海外の人にオススメした日本の映画館の魅力」についても問われたが、「海外の映画館にあまり行ったことはないんでわからないですけど、映画館はその場所、その場所でカラーや空気感、座席の質感が違う。映画のセレクトももちろん違う。そこの映画館でしか味わえない空間があるのが大好きなところです」と話した。 フランスから来日したイザベル・ユペールは「コンバンワ」と日本語であいさつ。「このようなコロナ禍において映画作りはチャレンジ。でも、このような中、映画祭が開催されたのは勝利だと思います」とスピーチ。「わたしたちはここで一緒に映画を見るべきだと思います。これはコロナ禍にわたしが一番やりたかったことでもあります。わたしたちは映画が必要です。そして映画はわたしたちを必要としています」と呼びかけて会場の拍手を浴びていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年10月23日 16時00分
嵐・二宮が俳優業に専念する理由 木村拓哉に相談して方針固める?
人気グループ・嵐の二宮和也が、来年公開予定の映画「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(仮)で主演を務めることを、各メディアが報じた。 同作は第11回講談社ノンフィクション賞、第21回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した辺見じゅん氏の小説が原作。 第二次世界大戦終了後、零下40度を超える厳冬のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に捕虜として抑留された男たちを描く。 >>トップYouTuber 二宮が“陽キャ”の菊池に見せた策士ぶり<< 二宮は、あまりにも残酷な収容所での日々に誰もが絶望する中、ただ一人、生きることへの希望を捨てずに仲間を励まし続けた主人公の山本幡男を演じるという。 二宮は実在した偉大な人物を演じるにあたり並々ならぬ覚悟を持って臨んでおり、小道具や衣装合わせの際には、役に近づけるべく、試行錯誤を繰り返すこだわりを見せているのだとか。 今月下旬から撮影がスタートするが、日本に帰り、家族に会いたいと誰よりも強く願い、希望を持ち続けた山本の心情になぞらえて、「ただただ帰ることを想(おも)って、行ってきます」とコメントを寄せた。 「メガホンを執るのは、映画『64-ロクヨン-前編』で『第40回日本アカデミー賞』の優秀監督賞などを受賞した瀬々敬久監督。二宮とは初タッグとなるが、人間の内情を豊かに映し出すことで知られているだけに、俳優として大きくステップアップすることになりそうだ」(映画業界関係者) 嵐の活動休止後、櫻井翔と相葉雅紀は嵐のレギュラー番組を引き継ぐなど積極的に活動しているが、二宮は休止後、目立った活動をしていなかった。 「元フリーの女子アナとの〝抜け駆け婚〟の影響で、バラエティーなどで何か発言をするたびにファンにたたかれるようになってしまった。なので、今後は、俳優業に専念する意向を固めたようだ。先輩で映画の共演をきっかけに親しくなった木村拓哉にも相談して決めたようだ」(芸能記者) 新作での好演に期待したい。
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芸能ニュース 2021年10月22日 08時00分
人気小説を岸井ゆきの主演で映画化、親友役に浜辺美波「言葉にするのが難しいお話」強い絆を感じさせる作品に
女優の岸井ゆきのが主演を務める映画『やがて海へと届く』が、2022年春に公開される。 >>全ての画像を見る<< 同作は、小説家・彩瀬まる氏による同名小説『やがて海へと届く』(講談社文庫)の実写映画化。突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かうというストーリーだ。 主演には、2018年公開の映画『愛がなんだ』で、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その演技力の高さでドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する女優の岸井。自分にないものを持つ親友への密かな憧れ、そんな彼女の死を受け入れられずにいる主人公・真奈の繊細な心の機微を、魂のこもった演技で挑んだ。そして、映画『賭ケグルイ』をはじめ映画のみならずテレビやCMなど、引く手数多の活躍で『シン・仮面ライダー』(テレビ朝日系)のヒロインにも抜擢された女優の浜辺美波が主人公の親友役で出演。自由奔放で不思議な魅力を持つすみれを存在感たっぷりに演じた。 映画での共演は、同作が初となった岸井と浜辺。現場では、演技とは思えないほどの空気を作り出し、強い絆を感じさせる親密な表情が全編に散りばめられている。いま最も勢いがある世代を代表する2人の、夢の競演に注目が集まる。 監督・脚本は、モスクワ映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど、国内外で注目されている映画監督の中川龍太郎氏が務めている。 同作について岸井は、「自分を満たしていた存在が力づくで奪われたとき、自分は何を感じてどう喪失と向き合うのだろうと考えました。愛しい記憶をつなぎ合わせてもここには何も無いこと、忘れないと決めても『今』が抗いようもなく押し寄せてしまうこと。胸が詰まるような思いの先で、息が出来る場所をさがす物語です。映画館でお待ちしています」とコメントを寄せている。 共演の浜辺は、「どんなに親しく時間を共に過ごしていても人と人である限り、みえているのは側面でしかないことばかりです。そんな側面をつなぎあわせて友人をさがす物語でもあって。エンドロールが流れた瞬間にもう1度はじめから観返したくなりました。どんな物語なのか言葉にするのが難しいお話ではあるのですが、『やがて海へと届く』喪失を悲しみとしてだけ残さない作品です」と思いを語った。 映画『やがて海へと届く』は、2022年春公開予定。『やがて海へと届く』公式サイトhttps://bitters.co.jp/yagate/
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