映画
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芸能ニュース 2021年12月05日 15時00分
主演の時代劇ドラマで〝かつら訴訟〟が勃発していた中井貴一
俳優の中井貴一が来年5月20日公開の映画「大河への道」(中西健二監督)で主演を務めることを、各メディアが報じた。 >>『おはよう!時代劇』に非常事態? 中高年ファンも新規視聴者も興味をなくしているワケ<< 記事によると、落語家・立川志の輔の創作落語「伊能忠敬物語―大河への道―」に感銘を受けた中井が映画化を熱望し、実現させた意欲作。 初めて日本地図を完成させた伊能忠敬を題材に、現代と江戸時代が並行して進行する時代劇コメディーだという。 中井は現代を生きる香取市役所職員・池本保治と江戸時代の天文学者・高橋景保の一人二役を演じているというが、「必死で生きる人間たちの、大いなるロマン。ぜひ、お楽しみに」とコメントを寄せている。 「若くして亡くなった父で俳優の佐田啓二さんの時代劇での姿にあこがれていた中井は、積極的に時代劇に出演。1988年のNHK大河ドラマ『武田信玄』では主演を務め高視聴率を記録した。今やNHK BSプレミアムの主演ドラマシリーズ『雲霧仁左衛門』がライフワークとなっている」(芸能記者) そんな同シリーズの新作である第5シリーズが来年1月14日からスタートするが、中井が舞台裏で勃発したトラブルに巻き込まれていたことを、発売中の「女性自身」(光文社)が報じている。 同誌によると、もともと、新シリーズは昨年8月に放送される予定で、同2月に京都で撮影がスタートして第5話まで撮り終えていたというが、コロナの影響で中断。 今年10月から第6話の撮影を始めることになったが、そのタイミングで製作の松竹と京都の老舗かつらメーカーが、かつらの所有権をめぐって裁判沙汰に。 そのため、第6話から第5話までのかつらが使えなくなって作り直しに。それでも、中井は文句のひとつもこぼさず、作り直しに協力。撮影のスタートを優先させたという。 その胸中には、時代劇にかける熱い思いがあったというだけに、渾身の演技を見せてくれそうだ。
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芸能ニュース 2021年12月04日 12時30分
名匠とのタッグで内面に大きな変化がありそうな伊藤健太郎
俳優の伊藤健太郎が、阪本順治監督の新作映画「冬薔薇(ふゆそうび)」(来年6月公開)に主演することを、各メディアが報じた。 伊藤は昨年10月にひき逃げなどの容疑で逮捕され、その後不起訴となり、今年10月末に上演された主演舞台で俳優業復帰を果たしていた。 記事によると、伊藤にとって2年ぶりの主演映画となる同作はオリジナル脚本で、伊藤演じる〝ろくでなし男〟が、仲間が何者かに襲われた事件を機に生まれ変わる姿が描かれるという。 >>伊藤健太郎、互いのために破局しか選択肢がなかった? 山本舞香はオファー増加中か<< 阪本監督は、再出発した伊藤が今作次第で役者として受け入れられ、本当にやっていけるのか? その重要な分岐点であることを理解した上で撮影。 主人公の人物像には伊藤の〝本当の素顔〟が投影された部分があり、脚本執筆前の段階で、阪本監督が伊藤に生まれてからこれまでのことをSNS上の噂も含め、あれこれ執拗に聞いたというのだ。 伊藤は「スクリーンで芝居ができること、カメラの前に立てることに感謝しかない。観てくださる方に何かしら受け取って頂ける素敵な映画に必ずなります」とコメントを寄せている。 「日本の名匠の1人である阪本監督は、このところ、商業ベースに乗せ興行収入を稼ぐというよりも、人間の内面を強烈に投影する作品が中心。いきなり売れっ子になってヒット作もある伊藤はすっかり持ち上げられていただけに、阪本監督とのタッグはかなり貴重な経験だったはず」(映画業界関係者) 阪本監督によると、伊藤は出演するだけでなく、余力のある時には小道具や撮影で使用する機器を運ぶなど、裏方スタッフとしても動いているのだとか。 おそらく、伊藤は今作を通してこれまでの自分を見つめ直しているはずで、内面で大きな変化があったと思われる。俳優として成長した演技が期待される。
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芸能ニュース 2021年11月27日 12時10分
初主演映画が〝重荷〟になりそうな田中みな実アナ 男性ファンはガッカリ?
フリーアナウンサーの田中みな実、女優の市川実和子、徳永えり、元乃木坂46の松村沙友理が今月20日、都内で映画「ずっと独身でいるつもり?」(ふくだももこ監督)の公開記念舞台あいさつを行ったことを、各メディアが報じた。 >>田中みな実、プライベート赤裸々暴露で耳まで真っ赤! 30歳で交際した“選んじゃいけない人”とは?<< 雨宮まみ氏によるエッセーを、おかざき真里氏が漫画化した伝説的コミックが原作。やりがいある仕事や暮らしに充足感を得ながらも、周囲の雑音に傷つき、揺れる独身女性たちが描かれ、初主演映画となった田中アナは劇中で10年前に出したエッセー集がベストセラーとなった婚約することになる売れっ子フリーライター役を演じている。 田中アナといえば、その美容法やボディメイクが注目され、ガードルをプロデュースするなど、フリーアナ、女優そして美容家の〝三刀流〟で活躍中。 各メディアによると、そんな田中アナに市川が、「ズボラでも続けられる美容法は何ですか?」と質問。 すると、田中アナは「お風呂上がりに裸でしばらく過ごしていると、お化粧水とかクリームをそのまま塗り込めるからオススメです」と回答。 ほかの3人から「寒くないですか?」などとツッコミが入ると、「お部屋をすごく加湿しているから、そんなに寒くないんですよ」と説明したという。 「演技以外でバンバン肌を露出している田中アナだが、劇中ではほとんど肌の露出がなかった。それを目当てに劇場に足を運んだ男性ファンはかなりガッカリしているはず」(映画ライター) 以前交際していたお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾には大失恋。出演した番組では過去の恋愛の失敗談を赤裸々に語っている田中アナだが、今作で演じた役はかなり〝重荷〟になりそうだというのだ。 「世の独身女性たちに勇気を与える役だったが、独身女性の支持者が増えたはず。あんな役をやってしまったからには〝重荷〟になって、そう簡単に結婚してしまったらたたかれそう」(芸能記者) 女優としてステップアップを重ねているだけに、まだしばらくは、「仕事が恋人」の日々を送りそうだ。
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芸能ニュース 2021年11月22日 20時00分
巨大スクリーンでオナラの音!? ジャルジャル、主演映画で11役 “最大の問題”も明かす
ジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介が19日、都内で行われた主演映画『サンチョー』公開記念舞台あいさつに出席。同作の撮影を振り返った。 >>全ての画像を見る<< コントと映画の良さを掛け合わせることを意図として制作された同作は、エンターテインメント性や物語性などを融合させたコントシネマ。2人は作中で11人の登場人物を演じる。後藤は登場すると、「こんなアホらしい内容を巨大スクリーンで見ること自体がコントだと思ってもらって。巨大スクリーンでこれほどオナラの音が流れる映画はない。アホらしい映画を劇場で見る体験を是非して欲しい」とコメント。 福徳も「映画化は大阪公演が延期になったのが最大の理由」と急遽、本作が作られることになった経緯を紹介。「映画ですからね。どういう感じで見たらいいかわからないと思いますけど、もともと単独ライブがあって、その延長の不思議な世界を見るという感じで見て欲しい。映画なのかコントなのかわからん100分間になっています」と呼びかける。 2人で11役について感想を問われると、後藤は「僕ら2人しか出ていないので、なんとか別人に見えないといけない。『こいつ誰やったやろう』ってならないように気をつけました」と回顧。福徳も「顔が(どの役も)一緒なのが最大の問題。油断して見るとこいつ誰ってなると思います。それぞれの特徴をインプットして見て欲しい」と話す。 また、福徳は「女性役もやっていて、ワンピースを着てるんですけど、ワンピースで外歩くと気持ちいいんです」とも述べ、「(女性役は)最高でした。口紅してマスクつけたら、マスクに付くので女性って大変やなって改めて思ったりしました」と感想を述べていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月18日 07時00分
『翔んで埼玉2』異例のスケジュールで進行? GACKTに合わせて“撮って出し”となるか
重度の発声障害などのため芸能活動の無期限休止を発表した歌手・GACKTが9月8日、自身の公式サイトにファンへのメッセージを寄せた。 治療に専念するための活動休止で、期間は未定だが、ファンへ謝罪の言葉とともに《必ず帰ってくる》と誓い、アルバムのリリースやツアー開催も約束し、《待っててください》と呼び掛けた。 気になるその後だが、同20日には《週刊誌やWEB媒体において、事実と異なる内容、また関係のない写真が悪意のある表現と共に記載されています》とし、《厳重な抗議を行うと共に事実関係を争う法的措置を行う事を御報告致します》とした。 >>GACKTが決して触れたがらない“黒歴史” なぜ滋賀育ちを隠す?<< 10月21日には、GACKTのライブ動画とともに、復帰を誓うメッセージをファンに向けて送ったが、今後の具体的な活動などについては未定。現在も療養に励んでいると思われる。 発売中の「女性自身」(光文社)によると、GACKTはお正月恒例の人気バラエティー番組「芸能人格付けチェック」(朝日放送系)で、今年1月の放送までで個人65連勝をマークしているが、どうやら、今回の出演は断念せざるを得なさそう。 大ヒットした主演映画の続編「翔んで埼玉2(仮)」もGACKTの無期限活動休止のため収録が止まっている状態だが、スタッフたちはGACKTの完全復帰を待ってからの撮影を決めているというのだ。 「公開スケジュールはなんとでもなるが、今後、もし、劇場を押さえてしまってからまた何かアクシデントが起こってしまったら一大事。そんな状況もあって、撮影を終えたら間を置かずに編集に取り掛かって試写会などを行わずに劇場公開という、〝撮って出し〟のハードスケジュールになってしまうかもしれない」(映画業界関係者) 続編を待ち望むファンは埼玉県以外にも大勢いるだけに、お蔵入りだけは回避してほしいものだ。
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芸能ニュース 2021年11月16日 10時00分
AKB48左伴彩佳が明かした理想の結婚相手に「人を見る目がない」映画共演の寺田農が照れる?
AKB48の左伴彩佳が12日、都内で行われた映画『信虎』の公開初日舞台あいさつに、同作で主演を務める寺田農らと出席。寺田を理想の結婚相手と紹介した。 >>全ての画像を見る<< 武田信玄の父である信虎が武田家存続のために奔走する様を描く本作で、左伴は信虎の娘・お弌を演じた。舞台あいさつにはその左伴、信虎役の寺田のほか、共演者の永島敏行、荒井敦史、本作のメガホンを取った金子修介監督、宮下玄覇共同監督も出席した。 79歳で主演を務めた寺田は「公開は今年ですが、撮影は一昨年。77歳で喜寿の年でした。お祝いをする中、この映画のお話をいただいて、長生きはしてみるんだと思いました」と感慨深げ。対照的に、左伴は本作で映画初出演。「すごく嬉しかった」と笑顔を見せる。 左伴は「金子監督の作品に呼ばれたことが嬉しい。あと素敵な共演者の方に囲まれ、自分も芸能人なんだって実感させられました」とコメント。また、同作にも登場する武田二十四将の中の1人である土屋昌続が母方の親戚だったとも明かすと、それが「これも何かの縁」と奮闘するきっかけになったと紹介した。 壇上では理想の結婚相手についても聞かれた左伴。「自分が結婚するなら、理想は高いので、優しい方、守ってくれる方とかいろいろある中、寺田さんのような優しくて楽しい素敵な方と出会えればいいなって思います」と寺田の名を挙げ、「撮影の時も演技が初めてで戸惑っていたら、アドバイスしてくれたり優しくて……。最初は怖そうと思っていたのに、本当に優しい人で共演できてよかった」としみじみコメント。寺田はこれに照れつつも、「あなた人を見る目がない」と返して会場を笑わせていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月15日 23時00分
園都「ゆりやんさんはもぐらさんと突然ラップバトル始めたり…」空気階段ら出演の映画の裏話を明かす
空気階段の水川かたまりと鈴木もぐらが13日、都内で行われた映画『たまの映像詩集 渚のバイセコー』の公開記念舞台あいさつに、出演者の三宅伸、渚(尼神インター)やタレントの園都と出席。本作の撮影を振り返った。 >>全ての画像を見る<< 吉本興業と岡山県玉野市がタッグを組み誕生した本作は、蔦哲一朗監督がメガホンを取り、岡山県にある「玉野競輪」全面協力のもと、同地を舞台に展開する物語を描く3本からなるオムニバスストーリー。 現役競輪選手である三宅は、玉野市民である縁から本作に出演。「撮影は去年の8月のコロナ禍。公開が大幅に遅れたんですけど、なんとか今日を迎えて安心しています」と嬉しそうな表情を見せ、「映画出演のお話をいただいた時も、嘘みたいな話で『本当?』って感じでした。岡山県玉野市で映画を撮らせてもらえるなんて、自分の選手生活の中でも最高に幸せでした」と感想を述べる。 渚も「公開されるか心配やった」とコロナ禍の公開を危惧していたと言うが、「公開することになり、この場でお客さんの前であいさつするとなって、昨日から遠足に行くような気分になりました。あんまり眠れなくて。今眠いです」と嬉しそうにコメント。渚は第2話で主演するが、「ほとんどセリフがなかった」とも述べ、「『セリフがない演技は難しいでしょ』って言われたけど、そもそも演技してない。自転車に乗っていて、気持ちいい顔も自然に出て来る。玉野市の魅力のおかげ」としみじみと撮影を振り返る。 水川は劇中、園、ゆりやんレトリィバァとの撮影が印象深かったといい、「園さんと僕とゆりやんの3人で食事するシーンがあったんですけど、ゆりやんのアドリブがすごくて……」とゆりやんのアドリブ力に脱帽したとのこと。もっとも、ゆりやんが調子に乗りすぎて、「隣のテーブルの客の食事まで食うアドリブとかしてしまって、ほとんどカットされていました。コロナ禍的にNGだったんだと思います」と付け加えて笑いを取る。 鈴木は園のマネージャーがギャンブル好きで意気投合したと紹介。「玉野市は空気が綺麗で、吸うタバコがうまかった。わかばをパーラメントのように感じた」とこちらも茶目っ気たっぷりなコメントで会場を盛り上げた。 園も「一年少し前の撮影。舞台あいさつを行うことができるのが嬉しい」と感慨深げ。「かたまりさんは、ゆりやんさんのアドリブに対応できているところがすごいなって思いました」と水川の芝居に感心したとも明かし、「ゆりやんさんは楽屋でも、もぐらさんと突然ラップバトル始めたりして、何が飛んでくるかわからない方だなって。そんな中でこっちにも何か飛んで来るかもって、かたまりさんの方に寄って(隠れて)ずっと見ていました」とゆりやんとのエピソードを紹介していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月11日 10時00分
上西雄大「死んだら棺桶に入れてください」 津田寛治、松原智恵子からの手紙に思わず涙
上西雄大が監督と主演を務めた映画『西成ゴローの四億円』『西成ゴローの四億円 -死闘篇-』の上映を記念した記者会見が9日、都内で行われ、上西ほか、両作品に出演する奥田瑛二、津田寛治、山崎真実、徳竹未夏、古川藍、『死闘篇』に出演する木下ほうか、加藤雅也、松原智恵子が登壇した。 >>全ての画像を見る<< 本作は大阪・西成を舞台としたマネー・クライム・エンタテインメント。上西は「僕にとっては西成ゴローは生涯を共にしようと決めた男。その男が今日旅立つということで、普通ではいられないテンション」と心境を述べ、奥田ら名優らに囲まれての撮影についても「僕は監督というより役者。自分が尊敬し憧れる先輩を呼べたのは死んでもいいくらいの喜びだった」と振り返る。 奥田は「監督からエネルギーのあるオファーをもらって、どんなやつなんだろうって。現場でもすごく観察していました」と上西について述べ、「自分の思いを的確に伝えながら、やることはやるという決断力を持っているということがわかったので、この監督についていけばいいんだって気持ちになりました。101点から120点の演技はプレゼントしないといけないなって思いました」と笑顔で上西を讃える。 津田も「現場が楽しかったです。予定調和でやるより何が起こるかわからないというのが撮影の醍醐味という気がしました」と述べ、山崎も「演じる上で難しいシーンが多かったのですが、監督がシーンごとに丁寧に演出してくださったのでやりやすかったです」と上西の監督ぶりを絶賛。 終盤には松原と津田から、監督へ感謝の気持ちを述べる手紙が読み上げられたが、上西は松原と津田の思いのこもった手紙に思わず涙。「僕みたいなものがこんな言葉をいただけるなんて。僕を押して一緒に旅をしてくれた仲間やお力添えいただいた人々に感謝申し訳あげます。この手紙は死んだら棺桶に入れてください」と声を震わせ話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月09日 17時10分
東京国際映画祭、最優秀女優賞はアマチュアに 審査委員長イザベル・ユペール「プロなのか素人なのかにこだわっていません」
8日、TOHOシネマズ日比谷で、第34回東京国際映画祭のクロージングセレモニー後の審査委員記者会見が行われ、審査委員長で女優のイザベル・ユペールが今年の東京国際映画祭の総評を述べた。 >>全ての画像を見る<< ユペールは「映画は旅」と述べ、「様々な上映を見て素敵な旅をした気持ち。カザフやアゼルバイジャンは行ったこともない国で、映画を見ることによって行ってみたい国となりました」と嬉しそうにコメント。「映画のミッションは世界で起こっていることを広げていくことが使命。それがこの映画祭でうまく実現していたと思います」と手応えを感じたと言い、「素晴らしいセレクションで素晴らしい時間を過ごせました。議論がもみ合うこともなく、審査員同士も知らない人同士でしたが、お互いの理解を深めることができた」と話した。 受賞作に関してもユペールは「非常に満足のいく、いい結果になったと思います」と述べ、「わたしは映画祭の審査委員だけでなく、審査員長もやったことがありますが、責任感もあるし、怖さもあります。今回も受賞作が素晴らしい顔ぶれになったことは良かった」と安堵の表情。「今回の東京映画祭は野心的で、素晴らしいチョイス。色々感動したし、楽しむことができました。それぞれの作品に魅了されました。素晴らしい10日間になりました」とも話した。 最優秀女優賞は『もうひとりのトム』のフリア・チャベスが受賞したが、「プロじゃない女優さんに主演女優賞を挙げた理由」を問われると、「プロなのか素人なのかにこだわっていません。わたしの目には彼女が良かった。プロかアマチュアかと言うより、彼女の場合、(狙ったようなプロの)演技をしていなかったこと、純真さがあったことが良かった。それがプロよりもいい結果をもたらすことを実感しました」とコメント。「東京映画祭への改善点」を問われると、「このまま続けてもらうことが大切。今年の開催はそもそも困難な状況下にあった。来年に期待ですね」と述べ、開催に奔走した関係者らに労いの声をかけていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月09日 14時30分
「大声で叫び、泣いてしまいました」監督が喜び 第34回東京国際映画祭が閉幕、受賞作発表
第34回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが8日、TOHOシネマズ日比谷で行われ、授賞式では、目玉となる「東京グランプリ/東京都知事賞」をカルトリナ・クラスニチ監督の『ヴェラは海の夢を見る』が受賞した。 >>全ての画像を見る<< 今年設立の新人監督を表彰する「Amazon Prime Video テイクワン賞」は『日曜日、凪』のキム・ユンス監督が、「Amazon Prime Video テイクワン賞審査員特別賞」を『橋の下で』の瑚海みどり監督が受賞した。ユンス監督は、審査員の行定勲監督を前に「2001年に在日コリアンを主人公にした『GO』という映画があって、当時その映画を渋谷の映画館で見ていました。その映画を作った行定監督が審査員を務める賞をまさか自分がもらえるとは想像していなかったです。想像の外にいた人たち、景色を見れて、自分の想像の地平線を広げていけるような映画を今後も作っていきたい。次は長編映画で戻ってくると思います。アマゾンでたくさん買い物をしてきてよかった」と笑顔で受賞の喜びを語った。 行定監督も「作品が9作品。力のある作品ばかりでした。受賞作が決まらないと思えるほど審査会も紛糾しました」と審査の様子を紹介。「議論になって3時間超え。クオリティの高い作品が集まるとこれだけ揉めるんだなって。改めて映画は比べるもんじゃないなと思いました」と感想を述べた。 「アジアの未来」作品賞は『世界、北半球』のホセイン・テヘラニ監督が受賞した。また、コンペティション部門では観客賞を松居大悟監督作品である『ちょっと思い出しただけ』が受賞。松居監督はコロナ禍のこの2年を「苦しい悔しい時間」とし、涙を零しつつ、「これからも映画作ります。頑張ります」と受賞の喜びを述べた。最優秀芸術貢献賞には『クレーン・ランタン』のヒラル・バイダロフ監督が、最優秀男優賞は『四つの壁』のアミル・アガエイ、ファティヒ・アル、バルシュ・ユルドゥズ、オヌル・ブルドゥの4人がそれぞれ受賞した。 最優秀女優賞は『もうひとりのトム』のフリア・チャベスが、最優秀監督賞は『ある詩人』のダルジャン・オミルバエフ監督が受賞。審査員特別賞として『市民』のテオドラ・アナ・ミハイ監督も表彰された。また、東京グランプリのカルトリナ・クラスニチ監督は受賞についてビデオメッセージを寄せ、「9月にわたしの初の長編作が出品されると聞いて、夢のようでした。この映画に初めて参加するコソボ映画でもあります。受賞を聞いて、大声で叫び、泣いてしまいました。このような映えある賞をいただきありがとうございます。ありがとうトーキョー、ありがとう日本」と受賞の喜びを語って、授賞式を締めくくった。 審査委員長のイザベル・ユペールも今回の映画祭に満足げ。「映画の多様性、豊かさを感じました」と総評。「世界の様々な国のコミュニティを扱う作品を通じて社会の現状を見ることができました。これらの作品に対し、審査委員長を任されたことを大変光栄に思います」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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