プロ野球
-
スポーツ 2023年06月06日 11時00分
巨人・原監督、ソフトB戦でブルペンデー実施? 前カード先発の中4日起用も現実味か
「今週一週間、どうにか乗り切れば…」 6月6日のオリックス戦の「予告先発」が発表される前、巨人内部からそんな声も囁かれていた。先発投手陣が「ヤバイ」のだ。オリックス、ソフトバンクとの6連戦を迎えるというのに、先発投手が「3人」も足らなくなってしまったのだ。 「5日、グリフィンと松井颯の2人が一軍登録を抹消されました」(スポーツ紙記者) グリフィンは3日の日本ハム戦で小飛球を飛び込んで捕ろうとし、右腕を痛打した。松井は翌4日の同カードで3回5失点と炎上し、再調整が決まった。 この2人の抹消が公示された頃、巨人ナインは二軍球場で練習をしていたが、そこで囁かれていたのが先発投手の人員不足。5月30日の千葉ロッテ戦で2番手として4回3分の1を投げた高橋優貴の練習光景から、彼が6日のオリックス戦に先発するのは伝わってきた。また、二軍調整中の菅野智之を「9日から始まるソフトバンク戦で先発させる」との情報も聞こえていた。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< 高橋、菅野。この2人が先発するとしても、不足分は3人だから、「あと1人」が足らない。 「与えられた場所でしっかり結果を残すことが大事。自分の持っている力を出して…」 練習後、高橋は記者団にそう意気込みを語っていた。 7日は戸郷翔征、8日は山崎伊織、9日には横川凱が投げてくる。6日は高橋で、同10日か11日に菅野が先発するようだが、こんな指摘も聞かれた。 「高橋がキーマンになるかもしれませんよ。菅野がファーム戦に先発したのが4日、先発投手の調整は『中6日』が一般的ですが、10日の先発が濃厚です。12日の月曜日は試合が組まれていないので、11日のソフトバンク戦は、救援陣を総動員するブルペンデーになりそう。高橋も『中4日』でそこに加わってもらうことも十分に考えられます」(球界関係者) また、6日のオリックス戦で好投したら、高橋をそのまま先発ローテーションに固定させてくるだろう。 「今週をどうにか乗り切れば」の声が多く聞かれた理由だが、メンデスの近日中の一軍昇格が予定されており、登録抹消のグリフィンも「大事を取っただけ」(関係者)とのことだからだ。 巨人スタッフたちの「今週を乗り切れば」の気持ちは分かるが、そのスクランブル態勢となる6連戦の舞台は、京セラドーム、PayPayドームだ。雨天中止は見込めないのだ。こういった巡り合わせの悪さに、「今季は運がないなあ~」と思うのだが…。 「オリックスの先発は山本由伸です(6日)。赤マル急上昇中の山下舜平大も8日に先発してくるでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 対戦投手との巡り合わせも“最悪”だ。この6連戦を負け越した場合、先発ローテーションを立て直しても手遅れとなる。原巨人、大ピンチだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2023年06月05日 20時50分
巨人・坂本、「嘘だと思った」プロ初スタメンの衝撃明かす 二軍練習後に一軍直行、大ブレークのきっかけに?
4日放送の『Going! Sports&News』(日本テレビ系)に、巨人のプロ17年目・34歳の坂本勇人がVTRで登場。番組内での発言が話題となっている。 番組では4日の巨人対日本ハム戦試合前、番組キャスターのKAT-TUN・亀梨和也が坂本を取材。坂本は5月31日・ロッテ戦で2000試合出場に到達した遊撃守備へのこだわりなどを話した。 注目が集まったのは、亀梨からの質問「遊撃で2000試合以上に出場している中で一番印象に残っている試合は?」への回答。坂本は「1試合目のスタメンですかね。1年目(の)」、「その時のことはめちゃくちゃ覚えてる」と、プロ初スタメンに抜擢された2007年9月2日・横浜(現DeNA)戦を挙げた。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< 当時プロ1年目・18歳の坂本は同戦で「8番・遊撃」で先発スタメンに名を連ねたが、本人によると同戦前までは二軍選手として二軍本拠地・ジャイアンツ球場で練習を行っていたという。 その練習後に車で移動している最中、坂本は同行していた球団マネジャーから「今日(一軍で)スタメンだから」と一軍昇格・スタメン抜擢を告げられる。ただ、話を聞いた瞬間は「いやいや何言ってんすか」と全く信じていなかったという。 ところがこの後、車が一軍の試合会場・横浜スタジアムに移動したこと、そこで自身の名前が入っているオーダーを確認したことなどからスタメン抜擢が本当の話だと認識したという坂本。「ほんまにスタメンで『えっ!?』みたいな。本当にうそだと思ったので、というのを未だに覚えている」と笑い交じりに振り返った。 坂本の発言を受け、ネット上には「プロ初先発がそんなに予想外だったのは意外」、「確かに二軍練習終わりに一軍戦出ろは信じられないかも」、「ファンとしても高卒ルーキーがいきなり出てきたからビックリしたわ」、「遊撃に穴が空いてたわけでもないしなあ」といった驚きの声が寄せられた。 「坂本がプロ入りした2007年当時の巨人は、前年までに20本塁打を3度クリアしていた二岡智宏(現巨人二軍監督)が遊撃レギュラーに君臨。二岡は2007年も『139試合・.295・20本・83打点』と順当に成績を残しており、どうしても坂本を抜擢しないといけないような状況ではありませんでした。それでも首脳陣はこの年二軍で5本塁打を放つなど爪痕を残していた坂本の打力を買いスタメン起用の場を与えましたが、坂本としてはうそをつかれていると思わず疑うほどの衝撃があったようですね」(野球ライター) 初スタメンの試合は2打数無安打と快音残せず途中交代となったが、成績以上に起用されたこと自体が強く印象に残っている様子の坂本。抜擢の影響もあったのか、この後の坂本は2007年9月6日・中日戦でプロ初安打・初打点を記録、2008年3月28日・ヤクルト戦で10代での開幕スタメン入り(8番・二塁/球団では1994年の松井秀喜以来)、同年4月6日・阪神戦でプロ初本塁打を満塁弾で記録とまたたく間に頭角を現している。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年06月05日 19時30分
侍ジャパン・栗山監督「誰が守れんだ!」コーチに詰め寄り? WBC決勝、ヌートバー“ぶっつけ左翼起用”の裏話明かす
4日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に、2日に退任会見を行った侍ジャパン・栗山英樹監督がVTR出演。WBCで共に戦ったヌートバー(セントルイス・カージナルス)にまつわる発言が話題となっている。 番組では3月22日のWBC決勝・アメリカ戦で実況を務めたテレビ朝日・清水俊輔アナウンサーを聞き手に、栗山監督が同戦の舞台裏などを語った。その中で、最終回の守備でヌートバーに突然左翼を任せた経緯を明かした。 今大会の栗山監督はヌートバーを中堅レギュラーとして初戦から準決勝・メキシコ戦まで先発起用しており、試合途中で右翼・左翼に動かすこともなかった。ただ、決勝・アメリカ戦では「3-2」と1点リードの9回表に左翼・吉田正尚(ボストン・レッドソックス)を下げ牧原大成(ソフトバンク)を中堅として途中起用。同時に、それまで中堅に就いていたヌートバーを大会で初めて左翼に動かした。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)の抑え起用とともに守備でも勝負手を打った栗山監督だが、まず牧原を守備固めに送った理由について「同点になったら正尚に回る。でも正尚を切ってまで僕は牧原を入れる(判断をした)」とコメント。延長は考えず必ず9回表で試合を終わらせるという強い決意で、今大会で「.409・2本・13打点」と絶好調だった吉田を代える決断を下したという。 同監督は続けて、ヌートバーの左翼起用について「左翼できるのは分かってたんですけど、ずっとやってないじゃないですか」とぶっつけ本番のような形になることは認識していたと説明。 それだけに「最終確認何回もしました。『守るんだったら3人(近藤健介、牧原、ヌートバー)、誰が一番守れるんだマサ!』とかって(清水雅治)コーチに言って」、「ヌートバーの左翼、ちょっともう一回(本人に)確認してくれって裏でやってて」と本当に大丈夫なのか直前までコーチ陣らと話し合いを重ねたというが、栗山監督いわく当の本人は「『OK!』みたいな。自信持って、なんか感じ分かるんですよ」と自信・やる気満々だったという。 栗山監督の発言を受け、ネット上には「そんな覚悟で守備交代決めてたとは」、「それまでやってない布陣が選択肢に入る時点ですごくないか」、「ギリギリまで采配の是非を見極めてたのは初耳」、「俺行けますって断言できるヌートバーも肝据わりすぎだろ」といった驚きの声が寄せられた。 ヌートバーは幼少期から侍ジャパン、日本代表に憧れていた日系2世の外野手で、夢がかなった今大会は3月9日の初戦・中国戦で足を痛めながらも栗山監督に強行出場を直訴するなど並々ならぬ気合いを随所ににじませていた。それだけに、決勝での左翼起用も本人としては「NO」の選択肢はなく、栗山監督も安心して送り出せたようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年06月05日 17時50分
DeNA、新“代打の神様”楠本が明かす勝負強さの秘訣 グラウンド内外で支えるスタッフにも感謝
「絶対に打つんだと強い気持ちを持って打席へ向かいました。打った瞬間、ファールにならないと分かったのでよかったです」4点のビハインドで8回まで進んだ4日のライオンズ戦で、試合を振り出しに戻す殊勲打を放った楠本泰史は、興奮気味にコメントした。 その後チームはこの回一気に逆転し、三浦ベイスターズは見事な白星を手にすることに成功。ヒーローとしてお立ち台に上がった楠本は「1球だったんですけどここに立たせていただいてうれしく思ってます」と謙遜しながら「スタジアム全体がすごいイケイケムードでしたし、打てるなっていう気持ちにさせてもらいながら打席に立つことができました」とナインを後押しするファンに感謝した。 今シーズン通算打率は.196と2割にも満たないが、得点圏打率となると.389に跳ね上がる。また代打に限ると打率は.318と高い数字をマーク。4日の試合でも、三浦大輔監督が5番でスタメン起用したスラッガー、ネフタリ・ソトに代えて楠本を打席に送ったことからも、ここぞの場面での信頼がうかがえる。 また指揮官が「よく準備をしてくれている」と称えていることを裏付けるように「アナリストの方と(石井)琢朗さんと(鈴木)尚典さんと話して、初球から狙ったボールが来たら思い切って行こうと思って打席に立ちました」と、初球から迷わずスイングできるよう、事前に頭を整理してから勝負の場に臨んでいると明かした。 無類の勝負強さについては「毎日練習を手伝っていただいている裏方さんもいますし、試合前にたくさん、こうピッチャーが来たらこうやって打ちに行くっていうアナリストさんのおかげでもあるので、ほんとにたくさんの人に支えられながら、いい打席を送れてるなと思います」と周囲のアドバイスを力に変えているようだ。 現在キャプテンとしてバリバリのスタメンとして活躍している佐野恵太も、代打の切り札からその座をつかんだ。天才的な感性と、巧みなバットコントロールが魅力の楠本泰史も、そのルートを着々と歩んでいるように見える。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2023年06月05日 15時50分
日本ハム戦の塁審、新庄監督も頭抱える大誤審?「ライン上で弾んでる」上川畑ファール判定、リプレーでも覆らず大ブーイング
4日に行われ、日本ハムが「10-3」で勝利した巨人戦。「2番・遊撃」で先発したプロ2年目・26歳の上川畑大悟の打球を巡る判定が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-1」と日本ハム1点リードの3回表でのこと。この回先頭の上川畑は、巨人先発・松井颯がカウント「1-0」から投じたストレートをスイング。一塁塁審・西本欣司審判は自身の後方、一塁線上付近に弾んだ打球をファールと判定したが、新庄剛志監督はすぐにリクエストを要求した。 この後現地・中継ではバックネット裏上段のカメラが捉えたリプレー映像が流れたが、映像上では上川畑の打球はライン上に弾んでいるように見え、日本ハムファンが陣取るレフトスタンドからもフェアを確信したような歓声が上がっていた。ただ、審判団はこの映像ではフェアの確証が得られないと判断したのかファールの判定を覆さず。レフトスタンドからどよめきが起こる中、新庄監督も両手で頭を抱えていた。 日本ハムはこの後、上川畑は二ゴロに倒れたが、後続打者が2死一、二塁のチャンスを作ったところで野村佑希に6号3ランが飛び出しリードを広げた。ただ、上川畑の打球は長打性の当たりだったため、フェア判定なら3回表の日本ハムはもう1点奪えていた状況だった。 >>日本ハム・新庄監督、ネット掲示板に激怒? 楽天戦での“万波ブチギレ説”、SNSで完全否定し話題<< 上川畑へのファール判定を受け、ネット上には「は?塁審何を見てたんだよ」、「リプレー見る限りはライン上で打球弾んでるように見えたんだが…」、「新庄監督も明らかに納得いってなさそう」、「塁審の名前が名前だからなおさらムカつく、お前去年もやらかしてただろ」といった不満が相次いだ。 「今回上川畑にファール判定を下した西本審判は、これまでにもファンの間で物議を醸す判定が頻発しています。直近では2022年4月23日・日本ハム対ソフトバンク戦で一塁塁審を務めた際、自身が下した判定が3回リクエストで逆の判定に。ファンからは猛打賞(選手が1試合に3本以上のヒットを放つこと)になぞらえ“猛誤審賞”とやゆされるなどかなりのひんしゅくを買いました。今回の判定については、打球の球足が速くとっさに振り向いて落下地点を見ようとしたことで目線がブレてしまった可能性もありますが、過去の経緯もあってか審判擁護の声はあまり上がっていない状況です」(野球ライター) 4日の試合では最終的に巨人に大勝を収めている日本ハム。ただ、今季打率「.170」と苦しむ上川畑の貴重な1安打をつぶされたと不満を抱いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年06月05日 11時00分
巨人・菅野、次々カードで一軍復帰? コーチ陣が不安視した球威・キレは復調か
6月4日、原巨人が今季3度目の2ケタ失点で大敗した(対北海道日本ハム)。これでまた、勝率5割を切って借金生活の逆戻りだ。前日の同カードでサヨナラ勝ちし、「波に乗るかな?」と思えただけに悔いの残る一戦だった。そして、試合後の原辰徳監督と阿波野秀幸投手チーフコーチは、ちょっと大変そうにしていた。 「ウワサだと、6月9日からのソフトバンク3連戦のどこかで登板してくるって話ですけど…」(スポーツ紙記者) 原監督が大変そうにしていた理由はファーム戦にある。同日の試合開始は午後2時だったが、その1時間前にファーム戦が始まり、菅野智之が先発したからだ。 >>巨人・原監督、菅野に「相当待ってるんだけど」とチクリ? ローテ構想狂わせた離脱、複雑な心境YouTubeで明かす<< 同日の「菅野先発」は原監督も知らされていた。しかし、一軍戦の先発・松井颯と菅野の両方を記者団に質問され、戸惑っているように見えた。 「ここ数日、菅野の状態が上向きだとの報告は受けていました。試合中盤、チームスタッフに『6回途中1失点』と好投したことも伝えられていましたが」(球界関係者) 直接見たわけでもなければ、データ資料も確認していない。だが、阿波野コーチは、 「だいぶ一軍が見えてきたんじゃないの?」 と言い、「(課題として)設定したものに結果も伴ってきて…」と、かなり具体的に答えていた。 「課題として設定されたこと? 真っ直ぐのスピードとスライダーのキレ。久保康生巡回投手コーチに見てもらい、良くなってきたとは聞いていますが」(前出・同) 繰り返しになるが、一軍戦が終了したこの時点では菅野の映像資料は見ていない。6回途中1失点という結果を聞き、「真っ直ぐのスピード、スライダーのキレ、その両方が戻っていなければ二軍戦でも抑えられない」と、阿波野コーチは考えたのだろう。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「ファーム戦だから1失点に収まったのでは。近年の菅野はコントロールが甘くなったと言うか、ストライクゾーンのギリギリを攻めるようなピッチングが見られません。この課題もクリアしないことには、一軍で投げることはできても勝てないのでは?」 コントロールと言えば、同日の一軍先発マウンドを任された松井も苦しんでいた。四球で自滅したわけではない。特に日本ハム・野村佑希に打たれたのは「高めの直球」であり、「打ってください」と言わんばかりだった。 「松井と野村は高校の同級生なのは有名な話。超高校級スラッガーとして騒がれ、スター街道まっしぐらだった野村に対し、松井は補欠のBチームでした。松井の肩に余計な力が入ってしまったのかもしれません」(前出・球界関係者) 松井は交代を告げられた後、悔しそうな顔を浮かべていた。いや、隠そうともしなかった。早熟な選手もいれば、松井のように20歳を過ぎてから覚醒する選手もいる。 同級生対決の第1ラウンドは松井の完敗だったが、こんな指摘も聞かれた。 「菅野は慎重になりすぎて失敗しているような気もします。菅野クラスのキャリア十分な選手でも勝ち星を欲しがるあまり、先制点を取られてはいけないとし、無駄な力が入っています。松井も野村と対峙して…」(前出・同) 投手とは感情に左右されやすいもののようだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2023年06月02日 20時30分
巨人首脳陣、物議醸すビーディ一軍合流には思惑アリ? 2年連続途中補強の前兆と憶測も
今季から巨人に加入し開幕投手も任されるも、「5登板・0勝4敗・防御率5.47」と不振で5月1日に登録抹消となった助っ人先発のビーディ。6月2日に一軍合流が伝えられ、物議を醸している。 報道によると現在二軍降格中のビーディ、岸田行倫の2名が、日本ハム戦が予定される2日から一軍に合流。同日は岸田の一軍昇格だけが公示されたが、ビーディも近日中に昇格が公示されるものとみられている。 抹消後のビーディは今回の一軍合流までに二軍で3試合に登板。前回登板の5月27日・ヤクルト戦は「6回3失点・被安打8・四死球0」でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)をクリアしたが、その前の2試合はどちらも「5回4失点」で降板。合計成績は「3登板・0勝1敗・防御率6.19」となっている。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< そのビーディの一軍合流を受け、ネット上には「昇格に値する成績じゃない」と疑問の声が上がった。一方、中には「首脳陣はラストチャンスの意味合いで上げたのでは」、「好投なら起用継続、不発なら構想外にするつもりかも」、「ただ見切るだけじゃなく新しい奴連れてくる可能性もありそう」といった推測のコメントも見られた。 「今季の巨人は先発防御率がリーグ4位(3.53)と今ひとつな上、5月30日・ロッテ戦ではブルペンデーを敢行するなど頭数も不足気味。苦境を打破するためには不振選手の復調、もしくは新戦力によるテコ入れが求められているといえます。こうした現状を踏まえると、一軍首脳陣がビーディを呼び寄せたのは復調の目があるのかどうかを直接見極めるためで、上がり目がないようなら見切って代役助っ人の補強に動くという見方もできなくはないのでは」(野球ライター) 巨人は昨季もデラロサ(防御率3.95だった6月4日に降格、8月21日まで再昇格ナシ)、ビエイラ(防御率9.82だった6月24日に降格、以降再昇格ナシ)といったリリーフ助っ人が一軍から遠ざかる中、7月5日に新助っ人・クロールを緊急補強している。こうした前例が過去にあることも憶測の声が上がる一要因となっているようだ。 今季のプロ野球は新規選手契約可能期間、トレード可能期間が7月31日までとなっている。ビーディが期待に応えられなかった場合、巨人フロントが補強に動くのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年06月02日 19時30分
阪神戦の塁審、終盤に大誤審? リプレーには“決定的証拠”映る、柘植アウト判定に批判相次ぐ
1日に行われ、阪神が「2-4」で敗れた西武戦。一塁塁審を務めた山口義治審判の判定が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-4」と阪神2点ビハインドの7回裏無死でのこと。柘植世那のゴロを捕りこぼした阪神三塁・佐藤輝明が、地面に落ちたボールを慌てて拾い直し一塁・大山悠輔へ送球。大山が体を伸ばして右方向にそれる送球を懸命に捕球するのとほぼ同時に、打者走者・柘植も一塁を駆け抜けたが、走路の延長線上付近でプレーを見ていた山口審判はアウトをコールした。 ところが、この後中継で流れたリプレー映像では、大山の右足は捕球時にベースから離れていたこと、大山の足が離れた直後に柘植が右足でベースを踏んだことがはっきりと映っていた。ただ、西武側は7回裏開始時点までにリクエスト権(1試合2回、判定通りなら1回ずつ権利が減る)を使い切っていたため、審判団にリプレー検証を求めることはできず判定はアウトのままとなった。 >>巨人戦の塁審、自信満々に誤審をコール?「動き大げさで恥ずかしい」秋広への態度にファン失笑、昨季も村上キレさせ物議<< 山口審判の判定を受け、ネット上には「どこ見てんだ!ベースに足ついてないぞ!」、「これは酷い、そこまで見えにくい角度でもなかっただろ」、「映像でもはっきり分かるレベルで何も擁護できない」、「リクエスト権ない中でこんな誤審されたらたまらんわ」といった批判が上がった。 「今回ひんしゅくを買った山口審判ですが、過去には現場の監督から公然と批判を受けたことがあります。同審判は一塁塁審を務めた2016年6月19日・ヤクルト対西武戦で、3回裏無死二塁で遊ゴロを放ったヤクルト・大引啓次、6回裏無死一、二塁で犠打を試みたヤクルト・中村悠平をそれぞれ一塁アウトと判定。ただ、ともにリプレーでも分かるほど、送球よりも先に一塁に到達していたため、真中満監督は両判定に猛抗議。当時はリクエスト制度導入前で判定は覆りませんでしたが、試合後にも『間違いは誰にでもあるけど山口さんは明らかに多すぎる。正確なジャッジをしてほしい。あまりにもひどい』と名指しで批判したことが伝えられました」(野球ライター) 松井稼頭央監督ら西武ベンチはリクエスト権がないことに加え2点リードと優勢だったこともあってか、柘植アウト判定に対して特に抗議などは行っていない。一部からは「後先考えずに権利使い切ったのも悪い」という指摘も上がっているが、判定内容に納得できなかったファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年06月02日 15時30分
西武・平井、マウンド上でブチギレ?「なんかブツブツ言ってる」失点直後の表情に驚きの声、自身の投球に苛立ったか
1日に行われ、西武が「4-2」で勝利した阪神戦。3番手として登板したプロ7年目・31歳の平井克典が見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「4-1」と西武3点リードの7回表1死三塁でのこと。打席の阪神・ミエセスは、マウンド上の平井がフルカウントから投じたスライダーをスイング。打球は平凡なレフトフライとなったが、三走・森下翔太は本塁へ突入。クロスプレーの結果セーフとなり、西武側が要求したリクエストでも判定は変わらなかった。 中継では西武側がリクエストを使用した直後、本塁バックアップからマウンド上に戻る平井の様子が映る。映像上でははっきりとは分からなかったが、平井は眉間にしわを寄せた険しい表情を浮かべながら、吐き捨てるように何か言葉を口走っていた。 この平井の表情に、ネット上では「今の平井の顔ヤバ、絶対怒ってるだろ」、「なんかブツブツ言ってるけど、ブチギレてるようにしか見えない」、「中継プレーに不備はなかったけど何に怒ってるんだ?」、「味方にというよりは自分に対して不満な印象」、「最後甘い球になったことにイラついたのか」といった驚きの声が寄せられた。 「平井がミエセスに犠牲フライとされたスライダーですが、コースは真ん中高め付近とかなり甘く、2ランホームランにされていてもおかしくはなかった球。また、中継プレーについても左翼・鈴木将平の返球、捕手・柘植世那のタッチのどちらも特に乱れたわけではありませんでした。そのため、平井としては失点こそ1点で済んだものの、被弾リスクが高い投げミスを犯したと自分自身にいら立った可能性はあるのでは。平井はピンチを抑えた際にガッツポーズを見せたり、イニング途中の降板時にふてくされたような表情を見せたりと元々感情的な面はありますが、過去にここまで露骨に怒りをにじませたことはあまりありません」(野球ライター) 今季の平井は1日終了時点で「19登板・2勝1敗10ホールド・防御率1.40」と高い安定感を誇っている。1日の試合も失点後は近本光司を一ゴロに抑え最少失点で終えているが、本人としては到底納得のいく投球ではなかったようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年06月02日 11時00分
ヤクルト・村上、新バット導入で不振脱却?“WBC同僚”万波との会話も好影響か
「10g」が不振脱出のきっかけとなった。 6月1日の北海道日本ハム戦に勝利し、連敗がストップ。18日ぶりの白星にも東京ヤクルトの高津臣吾監督は冷静に、 「みんなつらい時間を過ごしたと思う。ただ、こんなことがあるからチームの心、チーム力が上がる」 と語っていたが、表情は明るかった。 連敗脱出のキーマンとなったのは、「2人の神サマ」。3番に「代打の神サマ」こと川端慎吾が今季初スタメンで起用され、「村神サマ」こと村上宗隆も“新兵器”を取り寄せていた。 >>村上宗隆、大谷翔平に「怒ってる」? ダルビッシュがWBC直前の練習裏話明かす「そこまで意識してたとは」驚きの声も<< 村上は3回に10号2ランを放つなど、新兵器がいきなり成果をもたらせた。 その新兵器とは、“新バット”。村上は880gと900グラムの2種類を使い分けてきた。しかし、さらに10g重いバットを取り寄せ、同日の試合に臨んでいた。 「村上クラスになれば、10g重くなったくらいでスイングスピードが変わることありません。感覚と言うか、感性の話になります」(チーム関係者) その新バットから放たれた打球が左翼スタンドに飛び込み、勝利に繋がったわけだが、この日本ハムとの3連戦が始まった5月30日、村上はWBC中に意気投合した万波中正の元を訪ねていた。 「万波はWBCのサポートメンバーでした。2人はバットの話で盛り上がっていました」(前出・同) 「10gの重量増」のヒントは、万波との談笑にあったようだ。 1日の試合は4打数2安打3打点。コーチ経験のあるプロ野球解説者はこう評していた。 「対戦投手は左の加藤貴之でした。村上は左打ちなので『左対左』は打者不利と言われており、よりコンパクトなスイングを心がけなければなりません。同日の第1、2打席の村上はそんな印象を受けました」(プロ野球解説者) ホームランが不振脱出にも繋がれば良いのだが、その10号アーチが出た直後のベンチの反応が意味シンだった。 ベースを一周し、ベンチに帰る村上をヤクルトナインが出迎えた。高津監督は村上とハイタッチを交わし、プレー再開となってからも村上の方をチラ見していた。 村上は子どものようにはしゃぎ、また、話し掛けて来るほか選手たちにも笑顔で対応していた。高津監督は何も言わなかったが…。 「村上の精神面を心配しているんです。村上の打率はまだ2割2分2厘ですよ(同終了時点)。考え込むタイプなので、不振時のマイナス思考を断ち切れたのかどうかを高津監督は確認したかったのでしょう」(前出・関係者) NPBデータを見てみると、同日の打順は今季50試合目で44通り目だった。川端の3番起用にも驚いたが、1番は山田哲人である。いきなり、山田、青木宣親、川端と対戦し、一人でも走者を出せば昨季の三冠王との対戦となる。スクランブル態勢とは言え、チームの看板選手を並べたこのオーダーは脅威だ。 いずれは最下位を脱出し、V戦線にも復帰してくると思われるが、守備に就くと、ヤクルト選手たちは足元も気にしていた。エスコンフィールドの天然芝のせいだ。 早く、チームの足元も固まればいいのだが。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
阪神、投打で助っ人を緊急補強? 4番・大山のポジション剥奪もあり得るか
2023年03月08日 11時00分
-
スポーツ
DeNA・楠本、OP戦終盤の好守に「無茶するな」と苦言も フェンスに身を乗り上げ激突、淺間級の大怪我もあり得た?
2023年03月07日 19時30分
-
スポーツ
WBC強化試合、阪神選手のプレーに「やる気なさ過ぎ」と批判 逸らした打球を追わず、失点招いた拙守が物議
2023年03月07日 18時30分
-
スポーツ
侍ジャパン、大谷翔平躍動の裏で村上に危機? 4番剥奪も招きかねない深刻な問題点は
2023年03月07日 11時00分
-
スポーツ
阪神・浜地がマウンドでズッコケ、「笑いごとじゃない」の声も 登板直後に“事故”発生、岡田の二の舞もあり得た?
2023年03月06日 20時30分
-
スポーツ
巨人・原監督がチームを酷評「88年の歴史で最低」 昨季の低迷を真顔でバッサリ、「3位と紙一重だったのに」と驚きの声も
2023年03月06日 19時30分
-
スポーツ
DeNA・三浦監督も「いいものを見せた」と評価! ドラ3ルーキー・林が見せつける積極性
2023年03月06日 18時30分
-
スポーツ
元・日本ハム杉谷拳士「斎藤佑樹さんにも相談」4月に新会社発表 西武ウグイス嬢もエール
2023年03月06日 17時45分
-
スポーツ
オリックス本拠地開幕戦の始球式になにわ男子・藤原丈一郎が2年連続登板、セレモニーでは東儀秀樹親子が生演奏!
2023年03月06日 17時30分
-
スポーツ
ロッテ・松川がバットを踏み自爆、「いらんことするな」と批判も バント直後に後ずさりし転倒、OP戦終盤のアクシデントが物議
2023年03月06日 16時05分
-
スポーツ
巨人・原監督、坂本・門脇を同時起用? キャンプラスト実戦後に飛び出た意味深発言は
2023年03月06日 11時00分
-
スポーツ
WBC、韓国投手トラブルは「大谷翔平に死球予告」だけじゃない? 17年前の疑惑シーンは警告試合に発展!
2023年03月05日 11時00分
-
スポーツ
鈴木誠也「人生終わった」試合中に絶望アクシデント発生! ダメージは日本ハム・淺間以上? 激突プレー後の悲劇
2023年03月04日 11時00分
-
スポーツ
日本ハム・矢澤の負傷に「緊急補強ある」憶測の声 助っ人獲得が有力? 新庄監督も心配する異常事態の解決策は
2023年03月03日 20時30分
-
スポーツ
元広島・達川氏、中日の最下位断言?“他球団のレギュラーなれる奴いない”レベルの低さ指摘、選手をナメすぎと批判も
2023年03月03日 19時30分
-
スポーツ
ソフトB助っ人のプレーに「怠慢だ」呆れ声 逸らした打球を蹴飛ばし! 西武戦終盤の拙守が物議
2023年03月03日 15時30分
-
スポーツ
中日・根尾、一軍昇格はまだ厳しい? アマチュア戦登板、直球メインの作戦が失敗か
2023年03月03日 11時00分
-
スポーツ
巨人・堀岡、大先輩への態度に「あり得ない」と批判 死球直後の1シーンが物議、相手は交代後に骨折判明
2023年03月02日 20時30分
-
スポーツ
DeNA・三浦監督、大貫の故障離脱に落胆「痛い」 開幕投手&ローテ争いの行方は
2023年03月02日 18時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分