プロ野球
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スポーツ 2023年06月29日 11時45分
ヤクルト・高津監督、山田のスタメン落ちはないと断言? 打撃不振続くも実績を重視か
高津臣吾監督の言う「信頼」には、色々な形があるようだ。 6月28日、盛岡で行われた巨人との一戦は、「6対0」で東京ヤクルトが勝利した。勝利投手となったのは、小澤怜史。7回表途中、降雨コールドが宣告されての勝ち星だが、6回被安打3失点ゼロ、「プロ初完投&初完封」である。 「試合前半はしっかりと粘れて、後はリズム良く行けた。思っていたより球場が狭かったので、一発は気を付けながらも、ボール先行にならないようにして投げました」 試合後の小澤は謙虚にそう語っていた。 >>村上宗隆、大谷翔平に「怒ってる」? ダルビッシュがWBC直前の練習裏話明かす「そこまで意識してたとは」驚きの声も<< 2020年オフ、ソフトバンクから戦力外通告を受け、ヤクルトの育成選手枠から這い上がってきた苦労人であることは既報通りだが、巨人の各打者が打ち損じや空振りをする度に首を傾げていたのが印象的だった。 巨人サイドの関係者がこう言う。 「クセ球。21年9月にサイドスローに転向してから、ボールがホームベース付近で動くと言うか…。緩い変化球も覚えたみたいで、打ちにくいピッチャーになりましたね」 天気予報は「雨」、試合開始前、少しの間だけは止んだが、雨は強くなるばかりだ。こういう投手は緊張感を持続させるのが難しい。ぬかるんだ足元も気にせず、淡々と投げ続けていた。 高津監督も、「ここまで投げてくれるわけですから、信頼していますよ」と目を細めていた。 「6月4日の楽天戦から先発に回り、この巨人戦の勝利で3連勝です」(スポーツ紙記者) 支配下選手となったことに満足せず、さらに「上」をめざす姿勢、そして、3連勝と結果を出してきたことで、指揮官の信頼を得たのだろう。高津監督の言う「信頼」だが、こんな情報も聞かれた。 「前日(27日)、雨天中止が宣告された後、高津監督は記者団の取材要請に応じてくれました。そこでも『信頼』を口にしていました」(前出・同) その前日会見で話題に挙げられた選手は、山田哲人。山田は先制の9号3ランを放ち、チームの勝利に貢献していた。しかし、その28日の試合前時点で打率2割2分3厘、得点圏打率に至っては1割3分3厘だった。 「山田のスタメン落ち」も囁かれており、前日会見ではズバリ、その質問も出たそうだ。 「村上宗隆の不振についても重ねて質問されました」(前出・同) 高津監督は淡々とした口調でこう答えていた。 「ここ数年、スワローズはあの2人が引っ張ってきたんですから」 山田をスタメンから外すことはないと断言した。こちらは小澤のように結果を出していないが、「実績」などで信頼しているというわけだ。 山田は9号3ランでその信頼に応えてみせた。ひょっとしたら、前日会見での指揮官の言葉を伝えられていたのかもしれない。 もっとも、信頼する側も結果が出るまで待ち続けなければならないので、辛いものもあったはずだ。信頼が勝利に直結する試合を見せられると、やはりヤクルトは最下位のまま終わるチームでないことが分かる。 球宴までの間、ヤクルトは阪神、DeNAと3試合ずつを残している。「高津監督の信頼」が首位戦線にも影響してきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月28日 20時40分
広島・秋山、阪神勢の球宴ジャックに皮肉?「よく言ってくれた」選出会見に称賛の声、虎党も投票結果に不満か
28日に最終結果が発表されたオールスターファン投票で、セ・リーグ外野部門2位(64万4150票)で選出された広島のプロ11年目・35歳の秋山翔吾。同日に臨んだ選出会見での発言が話題となっている。 報道によると、秋山はこの日本拠地・マツダスタジアムで会見を実施し、西武時代の2019年以来に選出された喜びなどを話したという。その中でセでは自身以外、全て阪神所属の選手が選出されたことについて「あまりにも阪神勢が多すぎる中で、赤いユニホームなので〝ウォーリーをさがせ!〟状態ですね」と冗談交じりにコメントし報道陣の笑いを誘ったという。 今季のファン投票はセ・パともに5月19日からスタートしたが、同月22日の第1回中間発表時点で阪神はセ最多の5名が1位に立っていた。そこからチームは2位・DeNAに一時6.5ゲーム差をつけるなど首位を快走するが、これも影響してか阪神勢の得票が加速。交流戦中盤ごろからチームが失速してきても投票の勢いは衰えず、投票締め切り翌日・6月19日の最終中間発表では11名中10名が阪神勢で占められていた。 >>阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘<< 秋山の発言を受け、ネット上には「よく言ってくれた、阪神勢多すぎて萎えるし」、「誰に票入れるかは自由だけどさすがに偏りすぎだよね」、「なんなら阪神ファンも同じこと思ってるわ」、「球宴あんまり見る気しないけど秋山だけは応援したい」と評価する声が寄せられた。 「阪神は今回全9部門、10名の選手がファン投票選出されましたが、全部門1位独占は史上3度目、人数は史上最多。また一時、外野手部門4位にまでつけていた森下翔太(最終結果は6位)の動向によっては、全部門で全選手が独占する可能性もありました。ところが、湯浅京己(今季防御率4.40/現在二軍)、梅野隆太郎(打率.177)、佐藤輝明(.229/現在二軍)、ノイジー(.231)など成績が今ひとつの選手も少なからず選出されているからか、他球団ファンはもちろん阪神ファンの間でも『普段とほぼ同じ面子は面白くない』、『成績伴ってない奴に票入れんなよ』といった不満が上がっています」(野球ライター) 球宴はここから選手間投票、監督推薦、プラスワン投票でそれぞれ選手が選出されるが、「阪神勢が多すぎる」状態はどこまで解消されるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月28日 19時30分
阪神・岡田監督に「無駄遣いだ」と批判、解説も疑問 大量リードの中日戦、主力中継ぎ投入したワケは
27日に行われ、阪神が「11-3」で勝利した中日戦。岡田彰布監督が見せた継投策が話題となっている。 注目が集まったのは、「10-3」と阪神7点リードの8回表でのこと。阪神は序盤から得点を重ね勝負をほぼ決定づけていたが、岡田監督はこの回にチーム3位のホールド数(7ホールド)を記録している加治屋蓮を起用。加治屋は先頭に四球を許すも併殺でリカバーし、結果3人で投球を終えた。 球界では大量リードの展開では登板数が少ない、もしくは間隔が空いている投手を起用し実戦感覚を養わせる継投策がセオリー。ただ、8回に登板した加治屋は勝ちパターンの一角である上、登板数もチームトップ(28登板)とかさんでいる。 >>阪神・湯浅の帽子叩きつけに「大した成績ないのに」江本氏の苦言に批判 八つ当たり許される格ではない?<< 岡田監督の継投策を受け、ラジオ中継で解説を務めた金村暁氏(前阪神一軍投手コーチ)は「なんでこの展開で投げてんのかな?っていうのがすごい気がかり。(前カードの)DeNA戦も2試合投げてるんですよ」、「僕は馬場(皐輔)投手行かせて、9回は岡留(英貴)投手プロ初登板(させる)」と首をかしげる。また、ネット上にも「加治屋の無駄遣いだ」と不満の声が寄せられた。 一方、ファンの中には「連敗をどうしても止めたかったのか?」、「二線級投げさせて、中日打線に勢い出されるよりはマシってことか」、「加治屋以外も主力使ってたし、新勝ちパの試運転だったのでは」などと背景を推測するコメントも見られた。 「阪神は27日試合前時点で今季ワーストの5連敗中。迎えた試合では3回に5点を先制するも、直後の4回に3点を返されるなど少し不安定な試合運びをしていました。そのため、岡田監督は逃げ切りへ万全を期す意味で、大量リードでも構わず加治屋を投入したのでは。また、この日の岡田監督は6回から島本浩也(7登板・防御率0.00)、石井大智(17登板・0.98)、加治屋(28登板・1.25)、K.ケラー(17登板・2.55)と、加治屋の他にも主力リリーフを起用していますが、チームは現在セットアッパー・浜地真澄、守護神・湯浅京己ら勝ちパターンを担っていた投手が不振のため二軍再調整中。岡田監督は岩崎優を代役クローザーに据えることを公言していますが、7、8回は誰が使えそうか今日の試合でテストした可能性も考えられます」(野球ライター) 大量リードでも惜しみなく主力リリーフをつぎこんだ岡田監督。ファン・OBの間で物議を醸した継投策は今後の戦いにどう影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月28日 16時30分
中日・立浪監督、柳への「逃げ回った」発言に批判「ミス棚上げするな」 阪神戦の背信投球、原因は起用法にアリ?
27日に甲子園で行われ、中日が「3-11」で敗れた阪神戦。先発を務めたプロ7年目・29歳の柳裕也に対する立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 同戦の柳は1、2回を三者凡退に打ち取る上々の立ち上がりを見せたが、3回に1死二、三塁のピンチを招くと、近本光司に犠牲フライを打たれ失点。さらに、この後中野拓夢(タイムリーヒット)、前川右京(タイムリーヒット)、大山悠輔(9号2ラン)、ミエセス(ヒット)、糸原健斗(ヒット)と5連打を浴び、「2.2回5失点・被安打6・四球1」でKOされた。 大敗を招く背信投球となった柳について、試合後に取材に応じた立浪監督は「あれだけ逃げ回っとったら、やられますよね。打たれたくない、打たれたくないと、球がはっきりしたら厳しい」とコメント。柳は5連打中のボールカウントが「1-0」、「2-1」、「2-2」が各1回、フルカウントが2回とほぼボール先行だったが、逃げ腰の投球が大量失点につながったと苦言を呈したという。 >>中日・立浪監督、自軍本拠地にブチギレ? フェンス叩きながら絶叫、岡林の“本塁打未遂”にファンも嘆き「他球場なら入ってた」<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がった。ただ、中には「今日に関しては使う方が悪い、采配ミスを棚上げするな」、「首脳陣にも4年勝ってない甲子園で起用した責任があるぞ」、「これでまた相性不利が深刻化するのでは」、「鬼門で投げさせられて文句も言われて、柳もやってられないだろ」といった批判も見られた。 「柳はプロ入りした2017年から28日の試合までに通算42勝をマークしている主戦投手ですが、甲子園では2019年5月11日・阪神戦を最後に約4年間勝利から遠ざかっています。マウンドの高さや硬さが合わないこと、未勝利が長引き精神的な重荷になっていることなどが理由と考えられますが、甲子園登板を回避させる選択肢はなかったのかと首脳陣に不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 27日の勝利で首位に立った阪神に対し、阪神戦6連敗となった5位・中日。28日の同カードにも敗れると、自力優勝の可能性が消滅する状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月28日 11時00分
首位陥落のDeNA、広島に天敵投手が出現? 三浦監督の待ち球作戦も不発か
「ガマン比べ」。広島との接戦を落とし、横浜DeNAベイスターズが僅か1試合で首位を明け渡した(6月27日)。「また明日頑張ります」と、三浦大輔監督は笑顔で球場を去ったが、内心は悔しかったはずだ。 「まだまだ先は長い」 2位後退となったことを聞かれ、そう返していた。首位に返り咲いた阪神・岡田彰布監督も同じようなコメントを残していたそうだが、DeNAの作戦が興味深い。 >>DeNA・三浦監督、山崎の投球狂わせた? 元監督が継投策を問題視「目一杯投げられなかった」、本人も試合後に反省か<< 首位奪取となった25日と2位後退となった27日の両日の試合前、選手たちに指示していた「ゲームビジョン」は、ほぼ同じだったのだ。 「広島の先発は、防御率リーグ1位の床田寛樹。ロースコアの展開が予想され、自軍先発の大貫晋一には『辛抱強く、ガマンして…』と伝えていました」(関係者) 先にマウンドを下りたのは大貫の方だったが、広島打線に許したヒットは5本、見応えのある投手戦だった。 しかし、大貫に指示した「ガマン強く」は、25日の試合前にも出ていたフレーズなのだ。 「25日は阪神3連戦の最終日。阪神先発の才木(浩人)攻略の一環として使われました」(前出・同) 野手陣が「ガマン強く」と指示されたようだ。 才木はフォークボールを得意としている。特徴的なのは「2ストライク後のウィニングショット」よりも、その前で使うことも多い。 しかし、フォークボールは見送ると、「ボールカウント」になることも多い。 「フォークボールは直球と同じ腕の振りから投じられます。力強い腕の振りなのにスピードが出ていないので、つい釣られてバットが出てしまいます。それをガマンして、バットを止めることができれば、カウントが不利になっていき、才木が投げる球種は直球、スライダーだけになります」(前出・同) 相手投手の攻略法では功を奏したようだが、広島戦では先発・大貫を援護してやることができなかった。 三浦監督の「まだまだ先は長い」発言だが、作戦が上手く行く日もあれば、そうでない日もある、その繰り返しだと言っていたのかもしれない。 また、「(点を)取った次の回に取られて。ちょっと勢いに乗れなかった」とも語っていたが、この日のDeNA打線は走者こそ溜めるが、「あと一本」が出なかった。スコアは2対3。9回最後の攻撃も走者を2人出している。一打同点、一発が出れば逆転という場面だっただけに惜しまれる一敗となった。 「11残塁は多すぎ。三浦監督は選手を信じて自由に打たせていた印象も受けました」(ベテラン記者) DeNAのチーム打率2割6分1厘は、リーグトップだ(同終了時点)。リーグトップの打線と防御率1位の投手との対戦ともなった。好投手から点を取る難しさだが、こんな指摘も聞かれた。「床田は交流戦前の5月16日もDeNA戦に先発し、勝利しています。苦手意識を持つ選手も出始めました」(前出・同) 三浦監督の言う通り、ペナントレースはまだ先が長い。「ガマン強く」は、「あと一本」が出ないイライラを抱える三浦監督にも当てはまりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月27日 19時30分
ダルビッシュ、先輩に“頭丸刈り”を要求? 無関係のマー君も巻き添えに、球界OBが北京五輪・初戦敗戦後の裏話暴露
野球解説者・上原浩治氏(元巨人)が26日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、BC栃木でプレーする川崎宗則(元ソフトバンク他)が登場。サンディエゴ・パドレスでプレーするダルビッシュ有にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で川崎は2008年北京五輪、2009年WBCなどで共闘し親交も深いダルビッシュとの思い出や印象的なエピソードなどを話した。その中で、北京五輪中にお互い頭を丸刈りにしたという話を明かした。 ダルビッシュはプロ4年目・21歳、川崎はプロ9年目・27歳で迎えた北京五輪。予選リーグ初戦・キューバ戦にはダルビッシュが先発、川崎が「9番・遊撃」でそれぞれ出場したが、川崎が3安打を放つ活躍を見せた一方、ダルビッシュは「4.0回4失点・被安打7・四死球5」と乱調で敗戦投手となった。 >>村上宗隆、大谷翔平に「怒ってる」? ダルビッシュがWBC直前の練習裏話明かす「そこまで意識してたとは」驚きの声も<< 川崎によると、初戦を終えたダルビッシュは復調を期してか、初戦終了後に頭を刈り上げ坊主頭にすることを決意。ただ、その際に「坊主にするから、宗さんも坊主にしろ」と、理由は不明ながら川崎にも丸刈りを要求してきたという。 後輩からの突然の要求に「意味分からん。おかしい」と内心思いつつも、当時抱えていた左足の痛み(大会終了後に骨折判明)に打ち勝つ意味を込め最終的には了承したという川崎。同時に、当時よく食事を共にしていたという青木宣親(ヤクルト)、西岡剛(当時ロッテ/現独立・北九州選手兼任監督)、涌井秀章(当時西武/現中日)にも丸刈りを持ちかけたが、3名からは「するか!」と断られてしまったという。 そのため、ダルビッシュと川崎は宿舎のホテルでお互いに頭を刈り合ったというが、刈っているうちにハイテンションになったようで、他にも頭を刈れそうな選手がいないか画策。結果、当時プロ2年目・19歳だった田中将大(楽天)を「2年前まで坊主やろ?」などと言いながら“道連れ”にしたというが、川崎は「考えてみれば、とんでもないメジャーリーガー(田中は2014~2020年にかけニューヨーク・ヤンキースでプレー)たちを刈ったな俺」と今では考えられない行動だと当時を振り返った。 川崎の発言を受け、ネット上には「先輩相手に一緒に坊主なれはヤバすぎる」、「言ったダルも言われた川崎もぶっ飛びすぎだろ」、「喋り出して1年でこんな仲良くなれるものなのか」、「マー君に至っては完全な巻き込み事故で不憫すぎる」、「川崎も含めたら、後のメジャーリーガー3人で頭刈り合ってたことになるな」といった驚きの声が寄せられた。 先輩のみならず、後輩も丸刈りにさせる結果となったダルビッシュ。川崎とは2007年の北京五輪予選から交流がスタートし、現在でも家族ぐるみの付き合いがあるそうだが、“丸刈り指示”は両者の関係性の良さを表すエピソードといえそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@KojiUehara-Zatsudan
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スポーツ 2023年06月27日 18時55分
阪神、新助っ人獲得へ動きも「無駄金になる」不満の声 二軍落ち投手続出も、ブルペンテコ入れには効果薄?
23~25日に行われたDeNAとの首位攻防3連戦で3連敗を喫しセ・リーグ2位(38勝27敗2分)に転落した阪神。27日に伝えられた補強情報が物議を醸している。 報道によると阪神は新助っ人候補として、BC茨城所属の28歳・キロメの獲得調査を行っているとのこと。キロメは150キロ超の直球が武器の本格派投手で、23日に茨城入団、25日の埼玉戦で来日初登板したばかりだが、阪神以外にも複数の球団が獲得に興味を示しているという。 今季の阪神はチーム防御率(2.85)、先発防御率(2.92)、救援防御率(2.68)がいずれもリーグ2位と投手陣は一定の数字を残している。ただ、6月は月間防御率「3.42」と数字に陰りが見えている上、湯浅京己(16日)、浜地真澄、及川雅貴(19日)など二軍再調整のため離脱する投手も相次いでいた。 >>阪神・湯浅の帽子叩きつけに「大した成績ないのに」江本氏の苦言に批判 八つ当たり許される格ではない?<< キロメの調査報道を受け、ネット上には期待の声が上がったが、中には「実績見たら大したことないけど大丈夫なのか」、「獲っても無駄金になるとしか思えない」、「まだ来日したばっかだぞ? さすがに判断早すぎないか」、「制球も球速も微妙な投手なんかいらないだろ」、「素材としては面白そうだが、即戦力の働きは期待できないのでは」といった反対意見も見られた。 「キロメは茨城入団前まで米球界でプレーしていましたが、メジャーでは『4登板・0勝1敗、防御率11.12』とほとんど実績ナシ。マイナーでも昨季は45回で32四球、今季も3.2回で5四球と制球難が目立っています。阪神としては25日の試合でキロメが無四球だったこと、年齢もまださほど高くないことなどから磨けば光る選手とみているようですが、現状では不発に終わる可能性の方が高いというファンが多いようです」(野球ライター) 物議を醸しているキロメの調査報道だが、一部からは「そもそも補強なら野手が先では?」といった指摘も上がっている。阪神は今季加入のノイジー(.234・4本・27打点)、ミエセス(.222・4本・12打点)が今ひとつなこともあり打線の火力不足が深刻。先日の首位攻防3連戦でも、3戦合計4得点とほとんど点を取れないままDeNAに3タテを食らっている。そのため、ブルペン以上に打線のテコ入れが急務という見方もあるようだ。 球団最多タイ記録の月間19勝(5敗)を挙げた5月から一転し、6月は6勝12敗1分と大きく黒星が先行している阪神。風向きを変える策として新助っ人獲得に乗り出すことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月27日 11時00分
楽天・田中将大、投球スタイルを大幅変更? 逃げの投球で上位チームを翻弄か
「粘投」という言葉が相応しい。 東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大がチームの連敗を止めた。東京ドームでの白星は10年ぶりだという。 6月26日、福岡ソフトバンクホークスとの一戦は、3対1で楽天が勝利した。同日の田中は7回を投げ、失点1(自責点1)。数字上では「ナイスピッチング」だが、7イニング中、走者を出さなかった、もしくは失点しなかったのは、5回と7回だけ。ハラハラ、ドキドキの連続だったのだ。 「バックの守りに助けられ、本当に感謝したい」 試合後の勝利投手インタビューで出たコメントだ。 >>田中将大に「初めて見た」「物に当たるなんて」驚きの声 ベンチで怒り爆発? 試合後には意味深発言も<< 打ち損じを誘う、あるいは、相手打者のタイミングを微妙に外すと言った感じのピッチングだった。そんな“オトナの投球”について、投手出身のプロ野球解説者がこう評していた。 「変化球を内外角に散らし、勝負どころではスプリット。低めを丁寧に突いていたと思います。走者が出てから、ギアを一つ上げると言うか、ベテランらしい内容でした」 田中のピッチングと言えば、2013年の24連勝が象徴的だが、力とスピードで相手打者をねじ伏せていた。「老い」もあるだろう。テクニックを覚え、「老い」をカバーするのではなく、完全な技巧派投手に変わっていた。 しかし、同日のピッチングで最も見応えがあったのは、6回。この回先頭のソフトバンク4番・柳田悠岐との対戦だった。 「センターバックスクリーンに叩き込みました」(スポーツ紙記者) 初回の両者の対決は三振、2回目は四球。ともに「一打出れば失点」の場面で、2打席目の対決は、田中の方が勝負を避けたようだった。 楽天側の関係者たちの話を総合すると、この四球がホームランに繋がったようだ。柳田は球審が四球をコールした後、「勝負してもらえなかった」ことを察した。また、田中の方も、不満顔で一塁ベースに向かう柳田を見て、「勝負を避けたことがバレた」と分かった。 「6回裏、柳田が先頭バッターとなりました。この日3度目の対決が、5回裏、走者を出した場面で実現していたら、田中は『力勝負』に出なかったはず」(関係者) 6回裏、走者ナシ。スコアは2対0で楽天がリード。田中が勝負球に選んだのは、13年のピッチングと同じストレートだった。 田中の全力投球と、柳田のフルスイング。打球は高い弧を描いてバックスクリーンへ。柳田はドヤ顔でダイヤモンドを一周し、田中は下唇を噛んで、次打者に投じるためのボールを球審に要求した。「柳田以外のバッターだったら、絶対に空振りしていました」(前出・同) そう言えば、この2人も同級生だ。 力勝負には敗れたが、ソフトバンク打線はリーグトップの出塁率を誇る。その試合巧者な打線を相手に、柳田のソロアーチ1本に抑えたのだから、やはり、田中のピッチングはスゴイ。イーグルスは最下位だが、中盤戦以降、田中が上位チームを苦しめて行きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月26日 20時30分
レギュラー降格危機の日本ハム石井、悪送球の原因はメンタル? 球界OBが問題点指摘「保守的になってる」
野球解説者・岩本勉氏(元日本ハム)が25日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。日本ハムのプロ7年目・29歳の石井一成にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で岩本氏は同日に行われ、日本ハムが「5-6」で敗れたロッテ戦について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、試合終盤に致命的ミスを犯した石井に苦言を呈した。 岩本氏が問題視したのは、「3-3」と両チーム同点の7回裏1死三塁でのこと。前進守備を敷いていた二塁手の石井は、打席の安田尚憲が放ったゴロをほぼ真正面で捕球すると、すかさず本塁に送球。ところが、手元が狂ったのか捕手・A.マルティネスの頭上を大きく越える悪送球となり、三走・和田康士朗は悠々と本塁に生還した。 >>日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?<< 石井は前日24日にも9回表無死二、三塁の場面で2度スクイズに失敗し勝ち越し機をつぶすミスを犯しているが、岩本氏は「何かそれも引きずってなのか打席で、走塁で、守備でも保守的になってしまっている石井一成を感じてしまった」と、前日のミスを一夜明けても引きずっていたように見えたと指摘した。 石井は堅実な守備やシュアな打撃が持ち味の内野手で6月中旬ごろから出場機会を増やしているが、岩本氏は今回の悪送球に「プレー自体に消極的な姿があれば魅力はものすごく欠ける」と、ミスを恐れて持ち味を失っているようでは使う価値は低いと苦言を呈した。 その上で同氏は「あの7回裏の場面で『自分のところに内野ゴロ飛んで来たら絶対にホームでアウトにとろう』という心の準備があったかどうかというのを、もう一度自分に自問自答してほしい」、「その準備があれば、あのプレーはもっともっと際どいクロスプレーになったんじゃないか。あの暴投も生まれなかったんじゃないか」と石井にアドバイス。自分に打球が飛んでくることを前提に、捕球から送球までのイメージをあらかじめ固めておくことでミスは減らせるという考えのようだ。 岩本氏の発言を受け、ネット上には「確かにミス怖がって動きが固い感じはした」、「打撃はそこそこ状態いい(直近3試合は打率.385)だけにもったいない」、「積極性を持てないような選手は首脳陣としても使いにくいだろうな」、「新庄監督も結構怒ってるみたいだし踏ん張りどころだな」といった同調の声が寄せられた。 25日試合後の報道によると、新庄監督はミスを犯した石井について「緊張なのか、実力か。ああいうプレーをすると、レギュラーも離れていく」と、同様のプレーが続くなら立場を失うという旨をコメントしたという。見方によってはキャリアの岐路に立たされているともいえそうだが、石井は今後の試合で汚名返上のプレーを見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@iwamoto_tsutomuCH
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スポーツ 2023年06月26日 19時30分
中日・立浪監督、自軍本拠地にブチギレ? フェンス叩きながら絶叫、岡林の“本塁打未遂”にファンも嘆き「他球場なら入ってた」
25日にバンテリンドームナゴヤで行われ、中日が「5-1」で勝利したヤクルト戦。立浪和義監督がベンチ内で見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回裏1死でのこと。打席の岡林勇希は、ヤクルト先発・高橋奎二が投じた初球のストレートをスイング。打球は右翼後方に向かって勢いよく伸び、フェンス最上段に直撃する二塁打となった。 先制点に向けいいチャンスメイクとなった岡林の二塁打。ただ、ベンチ内で戦況を見ていた立浪監督は本塁打にならなかったことが悔しかったのか、岡林の打球がフェンスに当たった直後、眉間にしわを寄せ険しい表情を浮かべながら「あー!」というように口を動かす。同時に、ベンチ前の柵を左手で軽くたたいていた。 この後、中日はビシエドが四球を選び1死一、二塁とチャンスを広げるも、細川成也、石川昂弥が連続三振を喫し3アウト。先制点のチャンスをモノにすることはできなかった。 >>中日の最下位低迷、立浪監督の威圧感も原因? 球界OBは退団者続出を心配、課題の貧打払しょくのカギは<< この立浪監督の表情を受け、ネット上には「立浪監督が誰よりも険しい顔してる」、「何であれが入らないのかって思いがにじみ出てるな」、「不満げなのは仕方ない、他球場ならスタンドに入ってただろうし」、「監督はますますテラス希望が強まったのでは」といった驚きの声が寄せられた。 「バンテリンドームは右・左中間の深さが116メートル、外野フェンス高が4.8メートルとどちらも12球団トップクラスの広さを誇る球場。同球場を本拠地にしていることもあり、中日は昨季までチーム本塁打が4年連続リーグ最下位で、今季も25日試合前時点で29本と最下位に沈んでいます。立浪監督はかねて同球場での本塁打の出にくさを問題視しており、昨季終盤には外野フェンス前の座席エリア、いわゆるホームランテラスを導入してほしいと公言していますが、現時点で球場側は特に具体的な動きは見せていません」(野球ライター) 今回の岡林の“本塁打未遂”は最終的には試合展開に影響しなかったものの、今後も同様の打球が頻発するようならテラス設置の機運もますます高まりそうだ。文 / 柴田雅人
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侍ジャパンメンバーが苦しむ“WBC後遺症”、ソフトB・近藤も致命的問題? 首位打者争いの裏で起こっている異変
2023年04月22日 11時00分
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2023年04月21日 20時55分
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中日・木下、ヤクルト戦の走塁死に「何年プロやってんだ」呆れ声 得点機・リクエスト権が台無し、球界OB苦言の痛恨ミス再び
2023年04月21日 19時30分
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2023年04月21日 12時35分
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日本ハム、新庄監督の補強要請は届かない? トレードは非現実的、助っ人獲りも内部調整難航か
2023年04月21日 11時45分
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日本ハム・新庄監督の球団首脳への要請「カネで済む話じゃない」と批判 打者補強望むもひんしゅく買ったワケは
2023年04月20日 21時30分
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スポーツ
巨人・中田の一発は「余分な1点」球界OBがズバリ指摘 DeNA戦終盤、ダメ押し弾の裏にあったリスクは
2023年04月20日 19時30分
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スポーツ
DeNA・濱口、力投見せるも敗戦にガックリ「本当に悔しい」 宮崎と共に故郷・佐賀に凱旋も悔しい黒星
2023年04月20日 18時50分
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スポーツ
巨人・丸、DeNA戦の負傷交代に「このまま二軍でいい」の声 原監督は軽症示唆も再調整指示すべき?
2023年04月20日 15時30分
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スポーツ
巨人の最下位低迷、原監督の日替わり打線が原因? 今季初弾の吉川も固定起用には至らずか
2023年04月20日 11時30分
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スポーツ
中日・龍空、背中死球を“神回避”も批判?「下手したら死んでた」 ヤクルト戦中盤の一場面、敵投手以上に物議醸したワケ
2023年04月19日 19時30分
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スポーツ
巨人・原監督の代打策に「勝ちたくないのか」批判相次ぐ 好調選手より不振のベテランを優先、DeNA戦終盤の不可解起用が物議
2023年04月19日 15時30分
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スポーツ
阪神、湯浅の代役守護神がいない? 離脱期間も1週間延長見込み、岡田監督は打撃戦で乗り越えようと画策か
2023年04月19日 11時30分
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スポーツ
中日・ビシエド、二軍戦初出場もやる気ナシ?「犠飛ぐらい打てよ」呆れ声も、立浪監督の改造計画は早くも不発か
2023年04月18日 20時35分
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スポーツ
巨人・坂本と丸は見切るべき? 原監督のベテラン優遇方針に不満相次ぐ、怒りの原因は不振以外にも
2023年04月18日 16時05分
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スポーツ
阪神ドラ1・森下、死球の後遺症深刻?「再調整は長引くのでは」プロ初の二軍降格に心配相次ぐ
2023年04月17日 20時50分
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スポーツ
日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言
2023年04月17日 19時30分
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スポーツ
DeNA、超大物バウアーが衝撃の日本デビュー!「大谷以来」の大入り満員に横須賀が揺れた
2023年04月17日 18時55分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
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2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分