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巨人・原監督がチームを酷評「88年の歴史で最低」 昨季の低迷を真顔でバッサリ、「3位と紙一重だったのに」と驚きの声も

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画像はイメージです

 野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が5日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人・原辰徳監督が登場。動画内での発言が話題となっている。

 今回の動画で原監督は「68勝72敗3分」でセ・リーグ4位に沈んだ昨季の振り返りや、昨季3年ぶりに20本塁打をクリア(24本)したプロ16年目・33歳の中田翔にかける期待などを話した。

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 注目が集まったのは、昨季4位に沈んだチームへの評価。昨季の巨人は5月上旬まで首位だったもののそこから徐々に失速し、7月初めには最大11あった貯金がゼロに。その後も調子は今ひとつ上向かなかったが、それでも阪神、広島と最後までCS争いを展開。結果的には4位だったが、3位阪神とは0.5ゲーム差と僅差だった。

 だが、原監督は昨季のチームについて「88年の歴史の中で最低のチームでした」と断言。これを聞いた高木氏は「その中でも4位というのは踏ん張った方(では)?」とフォローを入れるも、原監督は「いやあ~踏ん張ってないですよ」と首をかしげながら返答した。

 原監督は続けて「5月から6、7、8月って、もう貯金をあれよあれよと(減らした)。それで劣勢を立て直すということをやったけれども、最後の9月は最低Aクラスだというようなレベルまで落としながらそれも耐えきれなかった」、「もちろん私の力のないところも大いに反省しました。でも、史上最低のチームでした」とコメント。自身の指導・采配にもふがいないところはあったとしつつも、5月から最後まで低迷し続けたチームをバッサリ切り捨てた。

 また、原監督は「(春季キャンプでは)まず、そこの部分を選手たちに(伝えた)。新しく入った人たちは分からないとしても、そういうチームだったんだよということを自覚させることは大事だと思いましたね」と、自身の評価は選手たちにも伝えていると語った。

 原監督の発言を受け、ネット上には「球団史上最悪とは相当評価厳しいな」、「最終4位とはいえ3位とは紙一重の差だったのに」、「ギリギリBクラスでここまで低評価になるのは巨人ぐらいだろ」、「去年のお前たちはダメダメって選手にハッキリ言ったのも凄いな」といった驚きの声が寄せられている。

 「2022年の巨人は2年ぶりのリーグ優勝、10年ぶり(球団史上最長ブランク)の日本一を目標としていましたが、結果は2017年以来のBクラス。また、シーズン負け越しでのBクラスは2006年以来16年ぶり、2年連続負け越しは巨人監督では史上初(球団史上では2度目)と記録的な低迷でした。恐らく、原監督もこの事実を認識した上で『88年の歴史で最低』という辛らつな表現を用いたのでは」(野球ライター)

 “球団史上ワースト”と突き付けられた選手たちの尻に火がついたのか、巨人は現在オープン戦首位(3戦全勝)と好調。原監督も春季キャンプを打ち上げた5日に「95点くらいいったんじゃないでしょうかね。一人一人が後れを取ることなくやり抜いた」と満足げにキャンプを総括したことが伝えられているが、今月末に開幕が迫るシーズンでも逆襲を見せることはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
高木豊氏の公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@takagiyutaka4045

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