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芸能ネタ 2018年04月08日 06時30分
4月より東京進出のダイアン、上方漫才大賞受賞!知られざる解散危機を語る
7日、第53回上方漫才大賞の発表会が大阪市内で開かれ、お笑いコンビ・ダイアンが大賞を受賞した。ダイアンは、西澤裕介と津田篤宏からなる結成18年のコンビ。4月1日より拠点を東京に移したばかりで、今回の受賞は大きな追い風となった。 コンビ結成以来、大阪を中心に活躍してきたダイアン。このタイミングでの東京進出について、決意と意気込みを聞いた。 これまでは、同期や身近な先輩・後輩が東京に拠点を移しても、なんとも思わなかったという。今回の東京進出について、津田は「年齢も年齢なんで勝負をしたいな」と、全国放送への挑戦の意志を表した。西澤も「結構長く大阪でもやらしていただいたので、職場環境を変えようと」と、コンビのさらなる成長のための思いをうかがわせた。 東京で挑戦したいことについては、「イッテQ!とかヒルナンデス!とか、だれもが知っている番組に出たいです。特にロケがやりたいですね」と、大阪で培ったロケの力を、東京ならではの番組で発揮したいとのこと。先に東京進出をして成功を収めているお笑いコンビ・千鳥をライバル視しているようで、「東京でもたくさん番組に出られているから、負けてられへんな、と思います」と、秘めたる闘志を口にした。 着実にキャリアを積んできたコンビに見えるが、解散の危機が一度だけあったという。 「10年以上前のことですが、当時大阪にあった『baseよしもと』という劇場で、解散の話をしました。その頃、自分たちは全然仕事もなくて、劇場の出演しかなかった状態で。同じ劇場に出ている先輩方は、劇場以外の仕事もあったりして。 その状況に危機感を覚え、二人で話をして、“次の4月までに結果が出なかったらもうやめる”と決めました。自分たちの状況は自分たちが一番わかっていたので」と、西澤は解散の危機について明かした。 そして約束の4月、結果は…「お互い忘れていました(笑)。4月の時点で何も変わってなかったんですけど、お互い4月を過ぎても、その話をしてたこと自体を忘れていたので、そのまま今に至ります。秋ぐらいに「あ、そんな話もしたな」と思い出しましたが。今思うと、そんな話をするのがかっこいいと思ってかっこつけてたのかもしれません」とのこと。ともあれ、解散危機を乗り越えて、今や上方漫才大賞を受賞するまでの実力派漫才師となった。 6月には、東京でフリートークライブを開催するというダイアン。今後の意気込みについて聞くと、津田は「東京に出たからには、天下取るつもりでやりたいので、乞うご期待!」、西澤は「漫才も見ていただきたいし、それ以外のロケとか番組出演も見ていただきたいので、いろいろ頑張って出させていただきたいです」と、強い想いを口にした。 東京進出とはいえ、大阪のレギュラー番組も4本あるそう。これまで通りの大阪での活動に加え、ダイアンの東京での新たな活躍に期待したい。
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芸能ネタ 2018年03月30日 06時00分
「戦いたい」南キャンが再び漫才に燃えるワケ 結成15年目で立場が逆転?
4月11日、南海キャンディーズ初単独ライブDVD「他力本願」が発売となる。これは、2月16日と17日に全4公演が行われた、結成15年にして初となる単独ライブを収録したもの。ライブは、山里亮太がパーソナリティを務めるラジオ番組「水曜 JUNK 山里亮太の不毛な議論」の企画により、開催された。 南海キャンディーズといえば、山里はメインMC、ナレーションなどでテレビに欠かせない存在であり、しずちゃんは女優、ボクシングでも有名となった。既にピンでも充分に活躍している二人が、なぜ今原点回帰の漫才、そして初の単独ライブに挑戦したのか。秘めたる想いを二人に聞いた。 しずちゃんはコンビ結成の頃から、単独ライブ開催の望みが心のどこかにあったが、山里はこれまで「単独ライブを作っている暇があったら自分を磨いた方がいいだろう、向こうは女優とかやってるしな」と、その気持ちに長い間向き合えなかったという。 それがなぜ、このタイミングで単独ライブをやることになったのかというと、「M-1に向かって南海キャンディーズが世話になった(応援してもらった)ので、リスナーたちに恩返しがしたかったのと、しずちゃんの“単独ライブがやりたい”という気持ちがMAXになっているタイミングが合致した」からだと、山里は語った。それで、山里のラジオの本番中に単独ライブを打診したそうだ。 南海キャンディーズは、結成翌年の2004年に、「M-1グランプリ」の決勝に進出し、無名ながら準優勝するという伝説を残した。その後数回出場したが、2009年の出場を境にM-1の舞台からは遠ざかる。そして一昨年2016年、7年ぶりにM-1に出場し、続く2017年大会にも出場した。結果は、両年共に準決勝敗退だったが、今回、その漫才への想いは単独ライブ開催という形で実を結んだ。 M-1再挑戦について、山里は「戦いの場でやる漫才はこのコンビでしかできない。でも現役バリバリの中では怖くてできない」と消極的だったが、しずちゃんの「やっぱりボクシングをやっていたからか、できるだけ戦いたい、試合みたいなのに出たい」という強い気持ちに押されて、出場に至ったという。 オリンピックを目指してボクシングに打ち込んでいたころは、漫才のことは頭になかったというしずちゃん。しかし、「自分が何者なんだ、と考えたときに、ベースとなるものをやらないとあかんな」と、自分の原点である漫才を頑張る決心をしていたそう。 南海キャンディーズにとって、M-1は今年ラストイヤー。結成15年目で、出場権のある最後の年だ。今年の出場について、山里は「単独ライブの漫才が楽しかったのでM-1は…」としり込みしていたが、しずちゃんは、「権利があるんやったら出たい。何らかの形で戦いたい」と意欲満々の様子。山里に「ボクシングやったらいいんじゃない」とつっこまれ笑いを誘った。 コンビ仲が良くない“地獄”の時期が続いたこともあったが、紆余曲折あり、今がベストでとても良い関係だという。結成当初は、漫才の稽古など山里が積極的で、今はしずちゃんの方が率先して稽古をしたがる、とネタへの向き合い方も変わってきたようだ。経験を重ねて余裕も出てきた様子の二人。今年のM-1出場は未定とのことだが、コンビの活動が活発なっている今だから、出場の決意表明を心待ちにしているファンは多いだろう。 今回のDVDでは、ラジオリスナーの応募の中から選ばれた漫才ネタの他にも、M-1決勝戦で披露した漫才、新作漫才、初めて挑戦したコント、山里お得意の毒舌トークも楽しめる。
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芸能ニュース 2018年02月13日 13時00分
3代目ポカリガールは長身美少女、小貫莉奈! 16歳、まだ身長伸びてます
2月25日(日)に開催の「東京マラソン2018」を応援する、ポカリスエット公式キャラクター3代目“ポカリガール”に、新人女優小貫莉奈(おぬきりな)が抜擢された。 開催に合わせ、東京マラソンを楽しむための“AtoZ”を映像化したWEBムービー「東京サプライ少女2018 Runnner A to Z」篇が2月13日より特設サイト上で公開された。ポカリガールの小貫はムービー内で、東京マラソンを楽しむすべての人を応援する。芸能界デビューからまだ1年経っていないという小貫に話を聞いた。−−ポカリガールに選ばれた時、どう思いましたか?とってもびっくりしました! ポカリスエットは、部活の時にずっと飲んでいたので。本当に嬉しかったです。−−部活は何をやっていたんですか?バスケです。そのせいか、今身長170cmで、まだ伸びています(笑)。−−WEBムービー撮影は大変でしたか?最初は緊張しましたが、スタッフさんやみなさんが優しく声をかけてくれて楽しく撮影できました。大変だったところは、1月の大雪前日の撮影で、このポカリガールの衣装だったので寒かったことです。−−将来、どう成長していきたいですか?モデルと女優を両立して頑張っていきたいです。三吉彩花さんや、広瀬すずさんみたいに。雑誌やドラマ、映画で活躍できるようになりたいです。−−最後に、リアルライブをご覧の皆様を応援してください!リアルライブをご覧の皆様の中にも東京マラソンに参加される方がいらっしゃると思いますが、ご自身の目標に向かって、水分補給を忘れずに頑張ってください! 抜群のスタイルと爽やかな笑顔でブレイク間違いなしの小貫が出演するWEBムービーは、東京マラソン中継内でも放送予定。
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芸能ネタ 2017年07月04日 11時50分
トレンディエンジェル 「このハゲーー!!」の豊田議員をスカウト「トリオでやろうぜ!」
昨年に引き続き単独ライブツアーを開催する、お笑いコンビ、トレンディエンジェル。テレビやネットで目にしない日はないほど多忙を極めるふたりだが、すべて新ネタで行うというツアーの準備は大丈夫なのか? また斎藤さんはいま新恋人とどうなってるのか? そして豊田議員の「このハゲーー!!」発言について、本当のところどう思っているのかなどを聞いてきた。(編集部)ーートレンディエンジェルの2017ツアー、【Who Am I ? 】が発表になりましたが、ツアーに向けての意気込みをお願いします。斎藤:ただただ気楽に笑えるツアーを目指してやってますんで、ホントに服だけ着てきてもらえれば。あとは準備するものはいらないという意味で。たかし:ネタも全部出来たんで。斎藤:いやまだ出来てないでしょ!(笑)。たかし:去年はあたふたしたところもあったんですが、今年はどっしり構えた感じで出来てるんでイケそうな気がしています。去年とはひと味どころか8味くらい違うはずです。斎藤:8味も違っちゃグチャグチャだよ!ーー6月29日、斎藤工さんと一緒に出たイベントで「さいとう会」の発足を宣言してましたが、これは本気なんですか?斎藤:やりたいですね〜、本名がさいとうの壇蜜も入れて。最終的にはさいとう姓の政治家も巻き込んだりして、芸能界最大派閥を作りたいですね。そして日本を牛耳る!ーー壮大なプランですね(笑)。ところで、政治家の話が出たのでお聞きしちゃいますが、豊田真由子議員の「このハゲーー!!」発言について、「聞くたびにビクッとしてしまう」と言われてましたが、本当のところどう思ってるのでしょう?斎藤:本当はやっぱ頭にきてますよ。あんな金切り声で言われちゃ。簡単に言いすぎなんですよ「ハゲ」って。もっと他の言い方がなかったのかと(笑)。それでいろいろ思い出しちゃうんです。今まで付き合ってきた女の子たちが、別れ際に「このハゲ!」っていう言葉を浴びせてきたんですよ。それまでは「好き好き」とか言ってたくせに。たかし:豊田現象(笑)。斎藤:そう豊田現象ですよ。毎回、捨て台詞のように「このハゲ!」、「くそハゲ」みたいに言われたこともありますし、やっぱ悲しいですね。おまえだけは俺のハゲを気にしていないと思ってたのに、って感じですよ。結局、女性はみんなハゲをハゲだと思ってるんだな、と。たかし:「私、全然ハゲいけるよ!」とか言ってる女性も結局は「ハゲ!」って思ってるんですよね。女性はみんな豊田議員みたいな感じなんじゃないんですか? ホント女性は怖いです。ーー女性と言えば、斎藤さんは新彼女と同棲中だと報じられていますが。斎藤:ああ、まぁ順調ですね。たかし:まだ「このハゲ!」とは言われてない?斎藤:それはまだ言われてないです(笑)。ーーそういえば、たかしさんはフジの山崎アナとおばたのお兄さんのキューピッドだとの報道がありますが。たかし:え? なんですかそれ?斎藤:おばたが言ってたよ。たかし:話題になってたのは知らなかったです。ただ、番組の収録中にたまたま山崎アナが隣にいたんですけど、おばたのことをおもしろいだけじゃなくて、“かっこいい〜”って言ってましたから。ーーで、それをおばたのお兄さんに教えた、と。たかし:ええ、そうですね。普通に。そしたら、おばたが「マジっすか」みたいな。斎藤:完全にキューピッドじゃん。たかし:でも今となっては言わなきゃ良かったかもです。浮気とかして(笑)。斎藤:あぁ、確かにね〜。ーー斎藤さん、同棲中の彼女と年内にも結婚はある?斎藤:それはどうですかね〜。結婚するときはバッといきなりするかもしれないですけどね。(結婚自体は)したいとは思ってます。ーー話を「このハゲーー!!」の豊田議員の話題に戻しますが、彼女に何か言いたいことはありますか?斎藤:俺たちハゲ芸人が集まるトークライブとかに来てもらいたいなと。いろいろ話をして、和やかに和解して、それで最後帰るときに振り向いて「このハゲーー!!」って言ってもらいたいですね(笑)。皆さんも、生「このハゲーー!!」を聞きたくないですか? イオンとかに営業に行ったら満員御礼間違いなしですよ。たかし:フリップで「議員あるある」とかやって、最後に「このハゲーー!!」で締めるとか。ーー次々にアイデアが飛び出しますね。斎藤:ツッコミとして豊田議員をスカウトしてみたいですね。トレンディエンジェルをトリオにして、たかしと二人で何かやってるときに最後だけ豊田議員が出てきて「このハゲーー!!」って言ってネタ終わる、っての。ーートレンディエンジェルをトリオにですか!?斎藤:でも、豊田議員が来たら、もしかして俺たちふたりがトレンディエンジェルを辞めちゃうかもしれないですね。豊田事務所の秘書みたいに(笑)。ーー「このハゲーー!!」はハゲ芸人にとってオイシイ?斎藤:そりゃオイシイんですけど、さほど何かがあるわけではなくて。スポーツ新聞じゃ「ハゲ芸人“特需”」とか「ハゲ芸人にオファー殺到」とか書かれてましたけど、そんなの一個もないですからね、正直。この取材が初めてですよ(笑)。たかし:そういった意味では、豊田議員にはもっと売れてほしいですね。斎藤:議員をお笑い芸人みたいに言うなよ!(笑)。
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芸能ネタ 2017年06月27日 17時00分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol65 石出奈々子)
ジブリ映画っぽいコントで、『R−1ぐらんぷり2017』の3位に。明るくかわいい主人公は、彼女の素顔に近い。番組AD、女優、芸人を経験。その実話が、エグいくらいにおもしろい。(伊藤雅奈子) ――“R−1”から4か月過ぎましたが、効果のほどは? 「放送が終わったあとはLINEが200〜300件も来たり、アーティストさんがツイッターとかラジオで、“いい!”って言ってくださったりしましたね。GLAYのTERUさん、back numberさん、シドさん。松尾スズキさんは、私のフレーズの“不思議〜っ!”を使ってツイートしてました」 ――そもそも、ネタになっているジブリ作品は好きなんですよね。 「もちろん!『風の谷のナウシカ』は、私が生まれた84年の公開なので、さすがに無理ですけど、『耳をすませば』以降はかならず劇場で観てます。きっかけは、『魔女の宅急便』のキキをやっている声優の高山みなみさんが、『名探偵コナン』のコナンもやってて。私はジブリの前にコナンのものまねをやってたんで、だったらイケるんじゃないかと。ジブリでも私は、宮崎(駿)作品に出てくるイメージのほうで作ってて、明るく元気いっぱいで、芯が強くて、自然に優しくて、落ちこんだりもするけど前向きに走る、みたいな。それを現実の世界に呼びこんで、1本のネタにしてみたらどうだろうと思って作ったら、反応があったんですね」 ――驚くのは、大学卒業後はテレビ番組のADさんなんですね。仕事はそうとうキツかったんじゃないかと思いますが。 「スペシャル番組を同時期に2本進行してたときは、追いこみの1か月はお風呂に3回しか入れませんでしたね。恵比寿のオフィスで、床に転がって寝てました。いちばん下っ端だったんで、リサーチ、映像の許可どり、編集のサポートとか、なんでも。UFOの番組だったときは、先輩から“1年以内にUFOにさらわれた人を探してこい”と言われて、ガチで探したり(笑)。あと、暑いところに漬けものを置いておくと、発酵して爆発するという検証企画をやったときは、真夏に暖房をガンガン入れて、タッパーに詰めた漬けものがいつ爆発するか、ずーっと見てるという(笑)。48時間かかったのかな。でもたぶん、その映像は使われてないと思います」 ――のちに、女優に転向。ようやく表舞台に立ちました。 「『東京豚女』という短編映画の主役をやったんですよ、豚女役で(笑)。過食症でストーカーで引きこもりの役をやったんですけど、ベッドシーンで相手の俳優さんが、私の足を叩くプレイをしてきたんですね。私も激しく応戦しなきゃ! と思って、声を出したら、カットがかかって。それはプレイじゃなくて、監督の“早く台詞を言え”という合図だった(笑)。むちゃくちゃ恥ずかしかったです。あと、お笑い芸人から銀座の№1ホステスを目指すという映画にも出たんですけど、監督さんが途中で逃げて、公開されなかった。6月の海の中で3時間撮影して、塩水にずっと入ってたんで、次の日に目が開かなくなったりしたんですけどね。大変でした」 ――最後に、今後の夢は? 「ジブリ作品の声優さんをやりたいというのは、ずっとありますけど、ドラマ・映画にも出てみたいです。友近さんとかハリセンボンの(近藤)春菜さんとかに憧れてます。あと、昼や朝の情報番組が似合うタレントになりたいというのもあるんです。みんなが明るく笑って観られる『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)とか、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(同局)とか、大好きで。お笑い界の関根麻里さんになるというのもありますし。なんか、いっぱい言っちゃった。不思議〜っ!」【プロフィール】'84年9月生まれ、千葉県出身。2008年に芸人デビュー。浅井企画所属。
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芸能ネタ 2017年05月28日 12時00分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol64 しゃもじ)
漫才もコントも、絶対的にハイクオリティ。腕があるといわれながらも、テレビの表舞台に出る機会は、やや少なめ。しかし、若手にスポットを当てる番組は増えた今春、ついに捲土重来…か。(伊藤雅奈子)――2人は沖縄芸人さんで。たーにー「そうです。24歳のときに沖縄から上京して、1週間後にレギュラー(※1)が決まったんですよ。こういう言い方はアレですけど、“簡単だなぁ”って、一瞬は思いました」しゅーご「“売れちゃうんだ”ってね。当時は、“天狗になるな!”って言い聞かせてましたけど、調子こいてました。沖縄のとき、準レギュラーも入れると週に4〜5本あって、その局に頭を下げて東京に来て…」たーにー「ガレッジセールさんが出てからは、沖縄のお笑い文化は発展しましたけど、当時はお笑い一本で食うなんて無理という時代に…」しゅーご「僕らは食えてたんですよ」たーにー「それを蹴ってでも、東京には魅力があって。沖縄の田舎モンが、どれだけ本土の人を笑わせられるか、知りたかったんですね。でもまさか、上京してから、沖縄がこんなに盛り上がるとは思わなかった。『沖縄国際映画祭』がありますし、劇場(よしもと沖縄花月)もできましたし」――初レギュラーの『ふくらむスクラム!!』が終了したときは、ツラかったですか?しゅーご「番組で一緒で、終わってからもずっと一緒に沸々としてたニッチェがバァ〜ンと売れたときは、そうだったかもしれないです。ちょうどそのタイミングで、番組で一緒だったオレンジサンセット、ヒカリゴケ、少年少女が解散して。誰かが売れたときより、仲間が解散したときのほうがヘコみます」たーにー「俺ら、これは良くないと思うんですけど、誰かが売れたときに“クッソ〜!!”ってならないんですよ。“売れたらうれしい”になっちゃうんで、“解散したら悲しい”なんです」しゅーご「最近でいうと、だーりんずさん。『キングオブコント(2016)』で決勝に行けて、売れたわけではないんでしょうけど、うれしかったですね。同じ事務所でいうと、ルシファー吉岡さん。『R−1ぐらんぷり』で、(16年&17年の2年連続で決勝に)行けましたから」――今年下半期に向けた目標を聞かせてください。しゅーご「同世代が出られる番組が増えてきて、“あいつが○○に出てる。こいつは×△に出てる”っていうのは、うれしい反面、焦りにもなってます。僕らはコントで上がるしかないコンビなんで、ネタ番組なり、賞レースなりで引っかかりたいですね。ナイツさんとかバカリズムさんは、ネタの特番に絶対いるじゃないですか。ああいう形の芸人になっていきたいです」たーにー「『にちようチャップリン』で土田(晃之)さんがすごく笑ってくださってて。ラジオ(ニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』)でも、“なんで、しゃもじは『キングオブコント』で決勝に行かないのか”って言ってくださったんで、そういうのはデカイ。励みになります。あと、マセキなんで、やっぱりウッチャンナンチャンさんの番組に呼ばれたい」しゅーご「いとうあさこさんは火曜日、(南原清隆が司会の)『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の生放送に出てから、(内村光良が司会の)『世界の果てまでイッテQ!』(同局)の収録に来るんですよ。それ、カッケェな〜と思って」たーにー「事務所の先輩のはしご、あこがれるね。それで、バカリズムさんと一緒に写真を撮れたら、もう理想です(笑)」(※1)フジテレビ系『新しい波16』から選抜された深夜のコント番組『ふくらむスクラム!!』。09年に放映され、終了後は『1ばんスクラム!!』に改題され、再スタートした。【プロフィール】たーにー(左) ' 84年12月生まれ。しゅうごパーク '85年3月生まれ、そろって沖縄県出身。2003年結成。マセキ芸能社所属。『にちようチャップリン』(テレビ東京系)に出演。事務所ライブ「パンキッシュガーデン ライラックブルー」が6月12日(月)、東京・新宿バティオスで開催(19時開演)。4時間ぶっ通しライブ『真夏の笑フェス2017』が8月1日(火)、上野不忍池水上音楽堂で開催。問い合わせは、マセキ芸能社(TEL.03-5442-8255/平日11時〜19時)。(次回は17年6月最終週に更新)
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アイドル 2017年05月27日 20時40分
吉本実憂卒業でどうなるX21!残されたメンバーに今後の展開を聞く
「全日本国民的美少女コンテスト」(第13回・第14回)のファイナリスト21人で活動してきた「次世代アイドルユニットX21」からリーダーの吉本実憂が卒業することが発表された。4月には吉本同様、X21を牽引してきた初期メンバーの泉川実穂、大西亜玖璃の2名が卒業したばかり。今後19名体制となるX21はどうなっていくのか。 吉本は今夏リリース予定の10thシングル(タイトル未定)が最後のX21参加作品となる。本シングルはその吉本から残されたメンバーへの思いやメッセージが強く反映された内容になる。グループは5月28日よりスタートする定期LIVE「NEXT FUTURE STAGE 〜4th season〜」へ向けて、現在猛特訓中。一期メンバーの山木コハル(18)、田中珠里(18)、白鳥羽純(18)の3人に今後のX21の展望や今回の定期ライブについて詳しく話を聞いてみた。—— 最初に山木さん、田中さん、白鳥さんのことをちょっと知りたいんですけど、現在19名になったX21の中で3人はそれぞれどういうポジションで活躍しているんですか?山木:わたしは結構、ライブでMCをさせてもらったり、X21のミーティングを仕切ってみたり。レッスン中はタイムキーパー的な係だったり。—— 学級委員長みたいな立場?山木:そうかもしれないです。田中:わたし、どういう立ち位置なんだろう。山木:面白い担当だよ。3人:(笑)—— 白鳥さんは?田中:突っ込み担当かな(笑)—— 山木さんは以前は「セクシー担当」を強くアピールされていたように記憶しているんですが。山木:そうなんですよ(笑)でも、高校生になったりして、このまま「セクシー担当」だと本当にセクシー路線になってしまうって、『明日への卒業』(1stシングル)の時に「セクシー担当」から区切りを付けたんです。白鳥:区切りはやい(笑)—— 山木さんのお父さんは有名なプロドラマーの山木秀夫さんとも聞きました。やっぱりお父さんに負けじと音楽は好きですか?山木:大好きです。ドラム、ギターが趣味で自分でもやっているんです。音楽についてはメンバーの中でも詳しい方だと思います。今はドラムでツインペダルの練習をしていたりします。女優業をやりつつ、音楽の面でも、フェスのインタビュアーとかで活躍できればいいなって思っています。—— 田中さんは面白い担当?田中:面白いかな(笑)でもわたし、芸人さんとかお笑いとかすごく好きで……。一人でおもしろいことやったり。バラエティとかから声がかかったらやってみたいタイプだと思います。いじられるのも平気です。メンバーにもいつもいじられているので(笑)—— 珠里っていうのはすごく個性的な名前ですね。田中:沖縄出身と間違えられたりします。でも実際は京都出身なんです。野球の阪神タイガースが大好きで……。—— タイガースで推しメンはだれですか?田中:鳥谷(敬)選手です!自分自身も野球をやっていたりして野球には興味があります。始球式のお仕事があればどんどんやってみたいくらい。X21で始球式に出た時は実憂が投げたんですけど、後ろでうらやましいなって。—— 白鳥さんの方はクラシックバレエをやっているとのことでダンスがすごく得意そうですね。白鳥:クラシックバレエは3歳からずっとやっているんです。でもダンスとは違うところもあるのでうまいかどうかはわからないです。山木:動きがしなやかだし、上手です。くるくる回る時とか本当にうまい。—— 突っ込み担当でもある?山木:いつも鋭く突っ込んできます(笑)田中:トークの時とかちゃんと突っ込んでくれるんで、メンバー的には(盛り上がるので)助かっています。—— 5月28日からX21の定期LIVE「NEXT FUTURE STAGE 〜4th season〜」がはじまりますけど、X21の定期ライブはいつもどんな内容でやっているんですか?白鳥:月一回のライブなので、昨年はテーマを決めて、「学園祭」「ハロウィン」「クリスマス」とか、テーマをひとつみんなで決めてやっていました。5月28日は19人になって、はじめての定期ライブ。特別なテーマを作らず、曲をメインに、ストレートな内容でやろうと思っています。田中:X21として19人になって再出発という感じのライブになるんです。山木:普段はお客さんとのコーナーやファッションショーもやったりしていたんですけど、今回はフルメンバー揃って初めてのライブになるので、新生X21を知ってもらえるような内容にしようと思っています。新旧いろんな曲をやろうって思っています。—— リーダーの吉本実憂さんが卒業。X21の今後の展開はどうなっていきますか?田中:CDが売れない時代ですけど、やっぱりアイドルとして握手会とかだけではなくて、CDが売れるように頑張っていかなきゃって思っています。たくさんの人に曲を聴いていただきたいんです。曲を通じてわたしたちのことももっと知ってもらえたらなって思っています。白鳥:グループの魅力はやっぱりライブでこそ伝わると思うので、そういう意味でもぜひ、定期ライブに遊びにきて欲しいです。—— 卒業する吉本実憂さんの存在はやはり大きかった?山木:リーダーとしてずっと頑張ってもらっていたし、女優業でもみんなを引っ張っていく存在だったんです。やっぱり、大きい存在だと思います。今回、卒業となって、いつまでも頼り切っていてはいけないなって。田中:わたしは普段から吉本実憂ちゃんと仲が良くて、一度、リーダーってどういう感じ? って聞いたことがあるんですけど、「すごくたいへん」って。—— ポスト吉本実憂さんになれるような存在はグループの中から今後出てきますか?白鳥:わからないです。今後のX21の活動についてもどうなっていくんだろうって。山木:吉本実憂ちゃんはセンターだったし、リーダーだったんです。今後はそういうのもどうなっていくんだろうって。分けるのか、誰かが兼任するのかなとか。ライブではとにかくみんなで今出来ることを一生懸命やろうって。—— 3人ともX21と同時に女優業もやっていますけど、女優としては今後はどんなふうになっていきたいですか。目標にする女優さんはいますか?山木:役としては悪い役なんかにも挑戦していきたいです。女優としては大竹しのぶさんに憧れています。田中:わたしは自分を出せるような役をもっとやっていきたいです。田中珠里を出せる役。映画だと『バーレスク』のようなミュージカルも好きなので、歌も歌える女優さんになりたいです。柴咲コウさんが目標です。柴咲さんのように歌も歌える女優さんになりたいです。白鳥:去年、連続ドラマや時代劇にも挑戦したりして、そういう分野でもっともっと活躍したいです。着物は結構、似合うんですよ(笑)映画だと洋画好きで、アクションなど娯楽作品を幅広く見るので、いつかそういう作品にも出てみたいです。事務所の先輩の米倉涼子さんがミュージカルの『CHICAGO』に出ていて、わたし、ちょうど英語を勉強しているのでああいう作品にも挑戦してみたいなって。—— 8月8日には「第15回 全日本国民的美少女コンテスト」もあります。新しいメンバーが入ってきたりして、X21も少しずつ変わっていくかもしれませんね。山木:そうなんです。わたしたちも気合いをいれて頑張らないといけないです!先月2名卒業しましたが、卒業したから魅力が減ったと思われないようにこれからメンバー19人で頑張っていきたいです。吉本がやめても前に進めるように頑張っていきます。田中:個人で色をもっと出して、ただ清楚で綺麗が売りのグループだとか思われないように頑張ります。もっとみんな弾けて一人一人の魅力が前に出るようにしたいです。白鳥:個人の活動を増やして、この子誰だろうっていうところからX21のことも知ってもらえたら。あと吉本実憂ちゃんが卒業することでマイナスじゃなく、それをプラスに持っていけるように頑張ります!未知の力を発揮できるように頑張ります!(取材・文=名鹿祥史)
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芸能ニュース 2017年04月27日 16時36分
志尊淳しか知らない“菅田将暉の秘密”告白「お尻がめっちゃ気持ち良い」
Ameba official Press (アメーバオフィシャルプレス)は27日にブログを更新。4月29日全国公開に先駆け、古屋兎丸氏の人気漫画を実写化した俳優の菅田将暉(24)主演の学園コメディ映画『帝一の國』に出演する、俳優の志尊淳(22)が、今作での思い出や、志尊淳しか知らない“菅田将暉の秘密”など共演者についても多くのことを語ってくれた。 「ジャッジ!」「世界から猫が消えたなら」の永井聡が監督を務める同作は、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門・海帝高校を舞台に、「総理大臣になって、自分の国を作る」という野望を抱く赤場帝一(菅田将暉)らが命がけの「生徒会選挙」を繰り広げる異色の学園コメディ。 人気の若手イケメン俳優陣、野村周平(23)、竹内涼真(23)、間宮祥太朗(23)、志尊淳、千葉雄大(28)、永野芽郁(17)らが脇を固める。志尊淳は、彼を手に入れたものが勝つと噂される優秀な参謀で「にゃん」が口癖で愛くるしいルックスからアイドル的人気の1年生“補佐の男”榊原光明役を演じる。 この日更新されたアメブロは、映画『帝一の國』公開に先駆け、Ameba official Press (アメーバオフィシャルプレス)が榊原光明役の志尊淳にインタビューした内容が明らかになった。 今作、原作漫画と近い茶髪でおかっぱのような髪型に変身した志尊淳。榊原光明役が決まった際は「強烈なキャラクターだったので、まじか…!と思いましたね。これをどれくらい映画で表現するんだろう…」と、戸惑いがありながらも、衣装合わせや本読みを重ねていくうちに迷いがなくなったことを明かした。 本当に存在しているかのようなリアリティにこだわったという役作りについては「大袈裟にならない動作であったり、その動作をしっかりと芝居につなげていくというところ。あとは、声のトーンや所作も追求しました」と語り、映画を見る上でポイントになりそうだ。 「争いごとが好きじゃない」点が光明との共通点であるという志尊淳だが、“可愛さ”においては「僕はあんなに可愛らしくないですね、甘いものは好きなんですけど、多分ルックスが“可愛い”という印象を倍増させているだけなんだと思います」と自身の“可愛さ”について分析。 しかし、理想の男性像の質問に対しては「何に対しても、筋が通っていないことが大っ嫌いなんです。もちろん状況によってはそれを出さないときも、周囲に合わせるときもありますけど、筋が通っていないことには『違う』ってはっきり言いますし、自分の中でぶらさない軸というのは男として絶対に持っていたいですね」、女性に対しても「男として女性のことは守りたい」「積極的にいきます。ストレートにいきますね」と、共演者からも「見た目は可愛らしいけど中身はすごく男前」と言われているのが納得できる一面を見せてくれた。 野村周平がTwitterに「こういうの見たかったでしょ?」と志尊淳の寝顔ショットを投稿したことがきっかけで間宮祥太朗がシリーズ化したり、志尊淳の膝の上で共演者のみんなが寝ている写真を投稿するなど、SNSでのやり取りからも現場の仲の良さがすごく伝わる。共演者については、「なんかよく膝でみんなが寝てきます。周平くんとか普段すっごいうるさいのに、膝の上で寝ていると本当に少年みたいに可愛くて…癒されました」と振り返った。 話題にもなっている「ふんどしのシーン」や、ボディタッチが多かった印象の菅田将暉との思い出については、「僕も菅田くんのお尻が気持ち良くて、ずっと触っていました(笑)。触り、触られ(笑)」と笑って話し、「お尻がめっちゃ気持ち良いというのは、僕しか知らない(笑)」。帝一(菅田将暉)が真面目にやっていても端から見たら笑えるシーン撮影後には「淳、どうだった?」と「僕が笑うか笑わないかで出来栄えを確認していたらしいです。『淳の反応を見れば分かる』って菅田くん本人も言っていた」と、志尊淳しか知らない“菅田将暉の秘密”も初めて明かした。さらに、プライベートでも一緒に過ごし、帝一と光明の関係性を自然と出せてきたという。 また、永野芽郁と男性陣が一緒になるシーンが少なく、光明役ということもあり、現場では女の子扱いをされていた志尊淳。上半身裸になると筋肉が見え男らしく見えてしまい「ちょっと淳、筋肉だめ」「淳のふんどしなんてみたくない!」などとツッコまれることも。 「抱きつかれるし、キスされるし、身体全身さわられるし(笑)」と、共に“触られキャラ”だったという千葉雄大については、「やっぱり千葉くんには敵わないですね。本当に日本の俳優の“TOP OF THE 可愛い”」と大絶賛。「新旧だとかみんなが言ってますけど、僕は全然敵いません」と語り、「いきなり現場にいて後ろから抱きついてきたりするんですよ。それが超かわいくて! 『ああ、こうやっていろんな女性を虜にしてきているんだな…』と思いながらもばーちーの可愛さに浸ってました」とメロメロな様子。 自身がするかどうか聞かれると「僕もしますよ、末っ子なんで甘えん坊なんです。涼くんとかに結構してましたね」と、“見た目は可愛いが中身は男前”な志尊淳は“甘えん坊”と新たな一面も明かしながらも、制服は「着れるまでは着たいなと思います」と語った。 インタビュー最後には、「帝一は、生徒会長になることが『人生をかけて本気で戦うとき』ですが、志尊さんが人生をかけて本気で戦うときっていつですか?」という質問に、「『いま』ですね。そのときそのときを、命をかけてやっていかないといけない」と力強く答えた。■映画『帝一の國』公式サイトhttp://www.teiichi.jp/
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芸能ネタ 2017年04月25日 12時00分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol63 ザ・パーフェクト)
NHK BSプレミアムの『爆笑ファクトリーハウス 笑けずり』の初回で優勝。ちょっぴり、露出が増えた。突飛なことを言いだす妹尾に、説明と解説でツッコむ、ピンボケ。この漫才スタイル、一度聞くとクセになる。(伊藤雅奈子) ――ピンボケさんは、『あさイチ』(NHK総合)でレポーターをしていたこともあって、街で声をかけられることが増えたんじゃないですか? ピンボケ「そうですね。あの番組を観てくださって、という方は多いです。2人で出れたらよかったんですけど」 妹尾「僕は、まぁ、温存というか」 ピンボケ「相方は、兵器なんで」 妹尾「北朝鮮からのミサイルで親からメールが来たよ、“危ないから気をつけろ”って」 ピンボケ「今、秘密兵器から兵器の話になってると思うんですけど…」 妹尾「平気ですか? こんな話で。尻上がりのトークですけど」 ピンボケ「ツッコミ下手で、すいません」 ――今年に入って、上昇気流に乗っているなぁという実感はありますか? ピンボケ「(妹尾を見て)どうですか? って、聞いちゃった」 妹尾「3か月ぐらい前までは、まったく売れる見込みがなくて、ゼロだったんですけど」 ピンボケ「ライブには、けっこう出てたけど」 妹尾「もう、芸人を辞めようかなぁぐらいの…」 ピンボケ「えっ、ほんと!? 今初めて聞いたけど」 妹尾「同じ事務所の先輩のTAIGAさんに相談してたら、“ウケなくても、押しつけでネタをしてればいい。ライブシーンでウケを狙うんじゃなくて、やりたいことを押しつけろ”って言われて。ライブでもウケてないけどね、今は」 ピンボケ「ウケてないっけ?」 妹尾「1位になれてないじゃん。それじゃあ、小さいライブでウケて喜んでる人たちと一緒だよ」 ピンボケ「今、喜んでた(笑)」 妹尾「で、僕がというより、相方に変えてもらったんです。それまでは、(ツッコミとして)すごい説明してたんですけど、それじゃあテンポも間も悪くなるからって、そこは言ったんですけど」 ピンボケ「言われた? 知らないよ。誰と漫才やってんの(笑)。僕、大丈夫なの? ちゃんと、なってる?」 妹尾「なってるよ。完ぺきじゃないけど」 ピンボケ「今のでわかったと思うんですけど、基本的にはこの子(妹尾)がバッと前に出て、僕が追っかけてくって感じ。僕は、いまだにわかってなかったみたいでした」 妹尾「わかってないところがイイんで、あんまり言わないようにしてるんだけど」 ピンボケ「そうだね。わかんないね、言われたところで」 ――今後の具体的な目標を教えてください。 妹尾「僕は“M-1グランプリ”ですね。決勝で、2位以内に行きたい」 ピンボケ「1位でいいじゃない」 妹尾「高校のときから、“M-1”は2位以内って決めてて」 ピンボケ「なんなの、その謎のシステム(笑)」 妹尾「それは卒業文集にも書いてた。行くなら、今年ですね」 ピンボケ「僕は『おもしろ荘』(※日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の若手芸人企画)とか、テレビに出たいんですけど、まだライブが多いので、テレビ用のネタを書いてもらいたいなぁと、相方に。ただ、“M-1”で2位以内って今言ってたんで、ザ・パーフェクトはそれで行くみたいです。テレビ的なネタを作ったりは、しない?」 妹尾「するよ。テレビネタ用に調理していけばいいんじゃないかな。あと、(ピンボケの)歯が出てて、すきっ歯なのはすごい引きがあるんで、そのときにうまく返せれば、テレビスターにはなれるかなぁと。そのうまい返しを、相方には見つけてほしいです」【プロフィール】ピンボケたろう(左) '89年5月生まれ、福島県出身。ハードパンチャー妹尾 '87年12月生まれ、岡山県出身。2013年結成。サンミュージック所属。(次回は17年5月最終週に更新)
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芸能ニュース 2017年04月08日 06時00分
女優業はペットが飼いにくい? 忽那汐里、プライベートは植物が癒し
大人気のスマートフォン向けゲームアプリ「ねこあつめ」を実写化した『ねこあつめの家』が4月8日より公開される。作家としてスランプに陥り、田舎へ逃亡する主人公・佐久本勝を伊藤淳史が演じ、忽那汐里が佐久本を見つめる担当編集者のミチルを熱演。古びた日本家屋を舞台にそこに集まってくる猫たちとの触れ合いを通じて主人公が立ち直っていく姿をコミカルに描く。 ミチルを演じた忽那は本作について「とにかく猫。たくさん猫が出てくる映画です」と述べ、「猫の映画だけど、もちろんそれだけじゃなくて、登場人物が少ない分、人生の分岐点を迎えた佐久本という1人の作家の内面もきちんと描けています」と紹介。猫については自身も大好きだといい、「なかなか懐かない性格とか、そういうところがすごく気になります」と嬉しそうな表情。 劇中、出版社勤務の女性を熱演しているが、「作家と担当編集者は、近いようだけど、友達っていう存在でもない。そういうことを念頭に、2人の関係性に自然な感じが出せるよう心がけました」と述べ、二度目の共演だという伊藤については、「初めて人見知りせずに仕事ができた方」と紹介。「一緒に仕事していて楽しい方。性格も男らしいというか、迷いがなくて明確に自分の思っていることが理解できていて、相手に対しても威圧感とかが全くない。撮影中もゆったり仕事ができました。それこそ映画の中の世界と同じ、畳の上でゴロゴロと過ごしている感じで」としみじみ。 猫は大好きだというが、プライベートでは猫より「植物」に夢中とも告白。「動物では猫が好きだし飼いたい気持ちもあるんですけど、何せ海外や地方での長期の撮影などが多い仕事なので…」と女優業はペットを飼いにくい環境にあるとのこと。代わりに癒しの存在となっている「植物」の魅力については「動物を飼うのは責任感もあって、なかなか難しい。撮影中に実家に預けるわけにも、なかなかいかないし。でも、家に生きているものがあるのはいいことだなって。だから植物。観葉植物とか、外にはユーカリも。家がどんどんジャングルになっていきそうで(笑)時々、話しかけたりもしていますよ」とにっこり。 ロケ地についても「『逃亡したい!』まではないですけど、3、4日休みがあると、わたしも田舎に行ったりします。半日だけでも行くとリラックスできるんです」と忽那。都会で働きストレスを抱える佐久本のような人へも優しい視点でアドバイス。「忙しい中でもなるべく、考える時間を自分に与えてあげることが大切。忙しい時って、全然考える暇も労力もなくなってしまったりするんですけど、なるべくひと呼吸おいて、それこそ携帯をいじらない時間を作るだけでも全然違うと思います」と助言。 今後の自身の女優業の展望については「変わらず自分の信じたものをやっていきたい」と前を向き、「モラルのあるものの方がわたしは伝えやすい。演じる役の幅も増やしていきたい。もうちょっといろんな役をやってみたいって普段から思っているんです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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