ミステリー
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ミステリー 2021年03月07日 23時00分
亡くなった人と会話ができる!?海外企業がディープフェイクを利用した驚きのサービスを開始
亡くなってしまった人と話をすることができたら…という願いをかなえるかもしれない技術が海外で開発されて注目を集めている。 海外で家系図作成や遺伝子検査キット販売を手掛ける「MyHeritage(マイヘリテージ)」社は、ディープフェイク技術を用いて「既に亡くなった人の写真をリアルなアニメーションとして動かし、喋らせることができる技術」を導入したと発表した。この機能はイスラエルの企業D-IDが開発したもの。人工知能を使用し、生きている人々の顔の動作やジェスチャーなどを録画した動画をもとにアルゴリズムを組み、写真に自然なアニメーションと言葉を付けることを可能にしているという。 このサービスは「Deep Nostalgia」と名付けられた。メールに写真を添付して送り、規約とプライバシーポリシーに同意すると実際に動かすことができる。既に海外では、試してみた人たちがSNSで報告しており、特に家族を亡くした人たちからは感謝のコメントも寄せられている。 >>南極のピラミッドは「地球上で最も古いピラミッド」だった!?<< しかし、苦言も寄せられている。一つはやはり「動きや会話が不気味に感じる」というもの。いわゆる「不気味の谷現象」だ。また、倫理的な問題の発生やデータ漏えいへの不安、そしてこの技術が悪用されないかという問題が危惧されている。 海外ではディープフェイク技術を用いて、有名人が問題発言をしたかのように見せかける動画が作成された例もある。今のところすぐにフェイクだと明らかになったものが多いが、今後については注視していく必要があるという。 海外ではディープフェイク技術に関する危機意識も高まっており、イギリス政府は虚偽の情報を宣伝するために使用される可能性のあるディープフェイクからインターネットユーザー(特に低年齢層)を保護することを目的とした新しい法律案が提出され、2022年には施行される可能性があるとのこと。 一方で、この技術を応用して写真が残っている偉人に会話をさせれば、教材として役立つのではないかという見方もある。MyHeritage社はヴィクトリア女王やナイチンゲール、リンカーン大統領で同様の動画を作成しており、一部がYouTubeで公開されている。興味のある人は見てほしい。参考動画Abraham Lincoln Discovers His Family History on MyHeritagehttps://www.youtube.com/watch?v=kEtiajHLmQY参考記事MyHeritage offers 'creepy' deepfake tool to reanimate deadhttps://www.bbc.com/news/technology-56210053
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ミステリー 2021年03月06日 23時00分
太陽系外からの小惑星「オウムアムア」はUFOだ!?天体物理学者、新著にて語る
2017年10月19日、我々の知らない深宇宙にある「別の太陽系」から飛来した小惑星オウムアムアが発見された。大きさ約400メートル、形状はミサイルのような紡錘形で、内部が高温で全体的に赤く光って見えるという、これまで確認された小惑星とはひと味もふた味も違う天体であった。なお、オウムアムアは我々の太陽系を通り過ぎ、今も宇宙のどこかへと、あてのない旅を続けているとみられている。 さて、このオウムアムアは太陽系の外から飛来したこと、また内部が高温になっていることなど、様々な点がこれまで知られていた小惑星と大幅に違うことから「地球外知的生命体が宇宙を航行するために作り出したものではないか」という説も出てきていた。確かにUFOの母船とも言われる大型の葉巻型UFOを思わせる形状と挙動のため、そう考える人がいても不思議はないかもしれない。しかもこの説は専門知識のある学者からも出てきているのだ。 >>UFOで有名なエリア51の隣に住める!?隣接する農場が450万ドルで競売に<< 「オウムアムアは知的生命体の産物」説を唱えている人物の一人が天体物理学と理論物理学者のアブラハム・ロエブ氏だ。彼は学術誌『The Astrophysical Journal Letters』で「高度な技術装置の残骸であり、恒星間を漂っている」「地球外文明によって意図的に送り込まれた、探査機である可能性も捨てきれない」としている。 「太陽系の外から来たとはいえ、当初は彗星のようなものではないかと考えていました。しかし、彗星にはガスの痕跡が残っていますが、オウムアムアからはガスが確認できなかった。明らかに彗星とは違います」 この特徴から、ロエブ氏はオウムアムアが光の反射で進む「ソーラーセイル」ではないかと推察する。 「オウムアムアの後ろには彗星のような尾もなく、ガスに押されて進んでいるわけでもありません。おそらく異星人は光の反射で進む帆、ソーラーセイルで推進力を得ているのではないでしょうか。船の帆が風をはらんで進むのと同じように、ソーラーセイルは光子を受けて進みます。このような帆は自然界に存在しませんし、現在の技術でも作ることはできませんが、オウムアムアを送り込んだ知的生命体はそれを作り上げたのです」 ロエブ氏は自身の新しい著作「Extraterrestrial: The First Sign of Intelligent Life Beyond Earth(地球外生命体:地球を超えた知的生命体の最初の兆候)」で自分の信念が天文学系の分野で孤立していることを認めた上で、自説を詳しく説明している。 なお、確かに天文学的にオウムアムアは既知の天体と違った挙動をしているが、小惑星の一種であるという見解がほぼ正しいとみられている。しかし未だに正体は不明なままなので、今後も研究は続けられていくことだろう。(山口敏太郎)関連記事Space rock is 'sign of intelligent life' says Harvard professor in fresh alien claim(dailystar)https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/oumuamua-sign-intelligent-life-says-23561309参考書籍Extraterrestrial: The First Sign of Intelligent Life Beyond Earth (English Edition)https://www.amazon.co.jp/Extraterrestrial-First-Intelligent-Beyond-English-ebook/dp/B081TTY4NX
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ミステリー 2021年02月28日 23時00分
探査機は火星に生命を発見できるか? これまでに発見された火星の住人たち
NASAは18日、新たな火星探査機パーサヴィアランス(Perseverance)ローバーが火星地表に着陸したと発表した。今回のミッションの中には火星の生命に関する調査が含まれており、多くの研究者らがその動きを見守っている。 過去に火星には水や大気が存在したと言われており、現在も微生物などの生命体であれば生息している可能性が高いのではないか、という仮説が存在していた。しかし、各種探査機や探査衛星が地球に送り届けてくる画像や映像に生物らしき姿があったことから、まだ確認されていないだけで実は火星には生命体が存在するのではないか、という説も出てきている。 中でも生息の可能性が高いと言われているのが、火星の地下に潜んでいるという巨大なミミズ「マーズ・ワーム」だ。長いもので数メートルはあり、ミミズのように節のあるヘビのような生物だと言われている。確かに地中であれば過酷な火星の環境にも適応できるかもしれないということで、「もしかすると実在しているのかもしれない火星の未確認生物」とも言われている。 >>火星滞在3000日を突破した探査機キュリオシティ、カメラが捉えた火星と奇妙なものたち<< マーズ・ワームは探査機マーズ・オポチュニティのローバーなどがそれらしき姿を捉えているが、高解像度のカメラによって確認できた「地面の模様」ではないか、画質が悪かったり、カメラが遠かったために細部が分からず、ミミズのように見えたのではないかという意見も存在している。今回のパーサヴィアランスは動画の撮影も可能となっているので、「火星地表で動く」マーズ・ワームやその他の生物らしき物体を捉えることができるかもしれない。 火星の生命、と言われて我々が真っ先に思いつくのは「火星人」だ。さすがにタコのような姿をした宇宙人がそのまま生息していると考える人は少ないだろうが、火星には人面岩やピラミッドのような人工物らしきものが多数発見されているため、はるか古代には宇宙人が生息していたとか、今も火星の地下に基地を築いて潜んでいるのでは、などと言われることもある。 ところがつい先日、CIAの報告書が公開されて驚きを呼んだ。それは「1984年5月22日の火星探査」と題する文書で、CIAが透視能力や幽体離脱の能力を持つ被験者に火星の様子を探らせた結果、約100万年前の火星には「細くてとても大きな、奇妙な服を着ているヒト型生命体」がいると証言した、というにわかに信じがたい証言が克明につづられていた。 ぜこのような荒唐無稽な実験が行われたのかは分かっていないが、かつてアメリカが秘密裏に行っていた超能力実験「MKウルトラ」の一環だったという説が挙がっている。アメリカ政府がこの実験と、それによって得られた証言をどこまで本気にしていたのかは分からないが、SFのようにしか考えられない報告書は確かに存在しているのである。(山口敏太郎)
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ミステリー 2021年02月27日 23時00分
UFOで有名なエリア51の隣に住める!?隣接する農場が450万ドルで競売に
アメリカで、とある農場が売りに出されて注目を集めている。売りに出されているのは「メドリン牧場」、80エーカーの広い土地を持つ一見普通の牧場なのだが、一番の特徴はその立地。なんと、エリア51のすぐ隣なのだ。 ネバダ州に存在するエリア51こと、グルーム・レイク空軍基地は、UFO関連の噂の尽きない、ある意味で世界一有名な米軍基地だ。 昔からアメリカ軍機密の航空機テストが行われていた軍施設ではあったのだが、1980年代にロバート(ボブ)・ラザー氏が「エリア51でUFOの推進原理を研究していた」と暴露してから一気にUFO関連の陰謀論の舞台となった。エリア51の地下には巨大な秘密基地があるとか、そこには悪名高いロズウェル事件で墜落したUFOや軍と秘密協定を結んだエイリアンが隠されていて、米国政府は地球外の技術を使用して次世代の武器を開発している、などのうわさがささやかれるようになったのである。 なお前述の通りエリア51は、軍が新たに開発した戦闘機等のテスト飛行で使われる施設であったため、地元の人々も見覚えのない物体が空を飛んでいるのを目撃していた。ここから「エリア51には本物のUFOが隠されている」という話が生まれたようだ。軍の機密を扱う場所のためか、Google Earth等の衛星写真で見てもボカされ、軍が長らく存在を認めていない施設であったが、2013年には軍が存在を正式に認めている。 >>火星滞在3000日を突破した探査機キュリオシティ、カメラが捉えた火星と奇妙なものたち<< そんなUFOと切っても切れない関係になってしまったメドリン牧場だが、当初はあくまで基地と敷地が隣接しているだけにすぎなかった。牧場主のスティーブ・メドリン氏は1973年にこの地に移住し、750頭の牛を飼って牧場を運営していたという。1980年代に敷地の一部がアメリカ政府に買い上げられ、軍用の敷地と隣接することになったそう。 この時、少し変わった取り決めをアメリカ空軍と結んだそうだ。「例えば放牧中の牛を世話するためなら、普段は立ち入り禁止になっている軍の敷地内に入ってもいいが、その際は事前に軍用の無線機で連絡するように言われた」とメディアに語っている。 その後、エリア51がUFO関連の話題で取り上げられるようになると、牧場にも観光目的の人が多く訪れるようになった。メドリン牧場にはもともと外側を黒く塗った郵便受けがあったのだが、観光客はこの郵便受けを勝手に邪推して宇宙人に宛てた手紙を入れ始めた。 時には牧場に届いた手紙が盗まれたり、拳銃で撃たれたりもしたため、1996年には郵便受けそのものが白い防弾ボックスに入れられるようになった。だが、その後も観光客からの手紙が届いていたため、メドリン氏は郵便受けを残し、ついでに「宇宙人へのドロップボックス」も追加することにした。 メドリン農場の競売価格は450万ドル(約4700万円)。2軒の家と牧畜用のかんがい施設70カ所、そして前述の「宇宙人への郵便受け」を含むものとなっている。競売に参加を希望の方はアリー・ベア不動産に問い合わせてほしいとのことだ。参考記事Ranch next to Area 51 goes up for sale with bizarre agreement for new ownerhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/ranch-next-area-51-goes-23510627
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ミステリー 2021年02月21日 23時00分
ビットコインのブロックチェーンに聖書の言葉が!?
仮想通貨の代名詞ともなっている「ビットコイン」。国や中央銀行等が発行する法定通貨と異なり、発行元や管理者がいないデジタル資産で、投資や送付、決済に用いることができる。取引内容は電子データでやりとりされ、取引を記録する分散型台帳はネット上に存在する。ビットコインではブロックチェーン技術を用いて二重支払いや不正を常に監視し、防止している。また、取引データを複数検証してまとめた「ブロック」を生成し、ブロックチェーンに追加することで、作業者がブロック生成手数料等を報酬として得られる「マイニング」も特徴的だ。このマイニングには専用のプログラムで高度な計算を行う必要がある。 さて、ビットコインのブロックは数字とアルファベットで構成されているのだが、ここからなんと「聖書のメッセージ」を読み取った人が出てきてしまったのである。 1月19日、とあるビットコインユーザーが「BTCブロック666,666のコードから聖書のメッセージが読み取れた」とTwitterに書き込んだ。ビットコインのブロックチェーンにop_returnという命令を用いることで、任意のデータを刻み込むことができる。今回は逆にコードを翻訳してみたところ、このような文章が出てきてしまったのだ。 >>「イエス・キリストが子ども時代を過ごした家」が見付かった!?<< 『悪に打ち勝つのではなく、善で悪を克服してください〜ローマ人への手紙12:21』 聖書で「獣の数字」と呼ばれる「666」がブロックチェーンの中に組み込まれていること、また財貨や富に対する欲望はキリスト教では罪と見なされることもあるため、「財貨を得ようとする人への教訓が暗号化されているのではないか」などの意見が出てきている。 なお、ビットコインのブロックチェーンの中にメッセージが入っていたのはこれが初めてではない。昨年5月に解読されたブロック659,678には、"Dollar plummets on US stimulus hopes; bitcoin hits all-time peak. "というロイター紙の見出しが含まれていたという。また、最初のブロックであるGenesis Blocには、"The Times 03/Jan/2009 Chancellor on brink of second bailout for banks.(銀行救済に2度目の公的資金注入へ) "というタイムズ紙の見出しが含まれていた。 このメッセージはビットコインの生みの親である「サトシ・ナカモト」氏によるものではないかとされているが、だとすると前述のメッセージも何者かによって意図的に刻まれたメッセージであったのだろうか?ビットコインのマイニングを行う人たちの中には、このような「隠されたメッセージ」を探すことを楽しみの一つにしている人もいるという。今後、彼らの分析でまた興味深いメッセージが発見されるのかもしれない。参考記事Bitcoin news: Secret Bible message discovered in 'number of the beast' BTC block 666,666https://www.express.co.uk/news/weird/1386180/bitcoin-news-latest-secret-bible-message-btc-block-666-666-blockchain-evg?utm_source=traffic.outbrain&utm_medium=traffic.outbrain&utm_term=traffic.outbrain&utm_content=traffic.outbrain&utm_campaign=traffic.outbrain
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ミステリー 2021年02月20日 23時00分
世界中の新型コロナウイルスSARS-CoV-2を一カ所にまとめたら?イギリスの大学講師が計算
2019年に中国の武漢市で発生し、現在も世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。海外で「世界中のSARS-CoV-2を一カ所に集めたら、どれほどの量になるか」という検証が行われた。なお、この検証は統計結果から出されたあくまで仮のものであることを念頭に入れてほしい。 今回の計算を行ったのはイギリス・バース大学数理生物学の上級講師であるクリスチャン・イェーツ氏。BBCのラジオ番組「More or Less」からの依頼を受け、計算に挑戦してみたという。なお、計算する前に妻と話してみたところ、「オリンピックのプールいっぱいか、ティースプーン1杯のどちらか」という推論が出たそうだ。 さて、総量を知るためにはSARS-CoV-2の粒子がいくつあるのかを把握する必要がある。そのためには人間の感染者数が何人いるのかを調べなければならない(動物の感染事例もあるが、人間が重要な感染源であると考えられるため、動物は除外)。統計サイト「Our World in Data」によれば、毎日約50万人が新たに陽性とカウントされているという。ただし、こちらでは無症状の人や検査を受けていない人、検査が普及していない国の人は除外されている。また、ワシントン大学医学部の保健指標評価研究所 (Institute for Health Metrics and Evaluation)によれば、毎日の感染者数は推定で300万人以上だという。 >>新型コロナウイルスのパンデミックで盛んになる陰謀論<< 感染している人が有するウイルスの量は感染している期間によって異なるが、ピークの推定値は、10億から1000億個の範囲となるそう。ここでは幾何学的な平均値を100億個とし、300万人が持つウイルスの量がほぼ一定であると仮定すると、世界には約2000兆個のウイルス粒子が一度に存在していることになるという。 しかし、総量を計算するにはSARS-CoV-2の体積も考慮しなくてはいけない。みなさんもご存じの通り、ウイルスは非常に小さいのだ。SARS-CoV-2の半径50ナノメートル(推定範囲の中心)をrの値と仮定すると、1つのウイルス粒子の体積は52万3000ナノメートルの3乗となる。この体積に先ほどの粒子数を掛け合わせ、なるべく隙間ができないようにするとSARS-CoV-2粒子の総体積は約160ミリリットルになるという。分かりやすくすると、「1本のコーラの缶を満たすこともできない量」になるのだとか。日本の缶コーヒーの大きさであれば、ようやく1本分になるかもしれない。 今回の結果はあくまで概算であるが、これだけのウイルスが世界中にもたらした影響は計り知れない。特効薬やワクチン等がない病気は恐ろしい結果を導き出すのだ。今回の計算結果は、我々のすぐそばにある危機を如実に伝えるものであるといえるだろう。(山口敏太郎)関連記事All the world's Covid-19 would fit in a Coke canhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/343805/all-the-worlds-covid-19-would-fit-in-a-coke-can
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ミステリー 2021年02月13日 23時00分
「空を見よ」・・・今度はメッセージも!? トルコにあの「謎のモノリス」が出現!
昨年11月、突如アメリカのユタ州に出現して話題になった謎の金属柱「モノリス」のことを覚えている人はいるだろうか。高さは約3メートル、磨かれた鉄の板を組み合わせたもので、ユタ州野生生物資源局がヘリで野生動物の調査を行っていた際に発見した。 誰が設置したのか不明であったが、Google Earth上では2015年8月から2016年10月の間に設置されたとみられた。また、とある芸術家による作品ではないかという噂もあった。そしてルーマニア、米カリフォルニア州、オランダ、コロンビアなど世界各国で次々とモノリスと思われる謎の柱が出現。コロンビアでは全体が金色に輝くモノリスが現れ、全てのモノリスを統(す)べる「マスターモノリス」ではないかという噂も上がっていた。 >>誰が建てたのか、そしてどこへ消えたのか? ユタ州の砂漠に出現した銀色のモノリス狂想曲<< 昨年末に話題をさらったモノリス騒動だが、実は「犯人(?)」が名乗り出ていた。カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動するコンセプトアーティスト集団であり、グローバルアーティストコミュニティの「The Most Famous Artist」が「自分たちのオリジナル作品である」という趣旨のコメントを発表。モノリスらしい柱を溶接している様子を動画に撮影し、インスタグラムにも投稿した。 設置の理由は「作品を高額で販売するためのアピール」だったそうだが、彼らが表明する前にも「何らかのマーケティングでは?」という意見があったため、彼らの声明が出た後は急速に熱が冷めていった。 しかし先日、再びモノリスが姿を現した。今回の設置場所はトルコのアナトリア南東部にある遺跡ギョベクリ・テペの近く。2月4日に現地で撮影された動画によれば、今回のモノリスはサイズこそ似ているが、金属柱ではないようにも思われる。上部が斜めにカットされている点はこれまでと同様だが、「上部に文字が書かれている」という特徴を備えていた。この文字は「月を見たければ空を見よ」と書かれており、モノリスを見に多くの人が集まったため、治安部隊が出動して規制線を張る事態に発展したそうだ。 文字が書かれたモノリスはこれが初めて。もしかすると、これを期に再び世界中でモノリス騒動が復活するのかもしれない?(山口敏太郎)前回の記事誰が建てたのか、そしてどこへ消えたのか?ユタ州の砂漠に出現した銀色のモノリス狂想曲https://npn.co.jp/article/detail/200009504参考URLhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3646c01f55833cb4875d74505f674addab6e75a4https://www.youtube.com/watch?v=2kepnEHln-M
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ミステリー 2021年02月07日 23時00分
ほうれん草が土中の爆発物を検出、警告メールを送ってくれる!最新の植物バイオニクス技術で
仕事における「ホウレンソウ」と言えば野菜ではなく報告・連絡・相談の3つだが、実際の野菜を連絡・通信手段として用いる、という驚きの技術が開発されて話題になっている。 マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学者の研究で、植物にナノ粒子を埋め込むことで様々な機能を付与するという、ナノテクノロジーと植物生物学を組み合わせた「植物バイオニクス」の研究から生まれたもの。 実験では生きたほうれん草の中にナノ粒子を埋め込み、根から伝わる情報が葉に到達した際にナノ粒子が信号を発するという仕組みで、今回の実験では爆発物の原料に当たるニトロ化合物が葉に到達すると作動するようにした。 また、ほうれん草の周囲に赤外線カメラも設置し、ナノ粒子が発する信号を検知して危険信号を電子メールで送るシステムも構築したという。これにより、「ほうれん草が土壌に含まれた爆発物を検出して警報メールを送る」システムが出来上がったことになる。 >>新型コロナに効く「魔法の薬」や奇跡…世界中で起きている「奇跡」の狂想曲<< この仕組みについて、今回の研究の筆頭著者であるマイケル・ストラーノ教授は「植物と人間の間で発生するコミュニケーションの隔たりを解消するものであり、今回の実験はそのデモンストレーション」と語っている。 「植物は非常に優れた分析化学者です。植物たちはその根で土壌に広範なネットワークを築いており、常に地下水をサンプリングし、その水を葉に運ぶための自己動力を持っています。また、環境の変化にも非常に敏感なので、土壌や水に発生した小さな変化であっても気づくことができます。植物の敏感さを利用することで、土壌汚染などの様々な環境の変化を検出できるのではないかと考えています」とのこと。ストラーノ教授らは植物バイオニクス技術の可能性に期待を寄せている。 今後は植物を利用した様々な技術が、我々の身近なところにも使われるようになるのかもしれない。(山口敏太郎)参考記事Scientists create spinach that can send emailshttps://www.unexplained-mysteries.com/news/343620/scientists-create-spinach-that-can-send-emailsScientists Have Taught Spinach Plant To Send Emails | Blink Nowhttps://www.youtube.com/watch?v=i8DQXFnYsV0
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ミステリー 2021年02月06日 23時00分
新型コロナウイルスのパンデミックで盛んになる陰謀論
2019年12月頃から中国の武漢市で発生し、世界中に広がっていった新型コロナウイルス感染症。昨年1年間は日本だけでなく世界中が感染症に振り回され、年が明けた現在はワクチン開発と接種が行われ始めているものの、いまだに収束していない。 そんな新型コロナに関しては様々な陰謀論や都市伝説がささやかれてきた。いや、現在進行形といっても過言ではないだろう。 ロンドン大学英国政治・政府センター所長であるロッド・ダコブ氏は、この陰謀論や都市伝説の急増を「パンデミックにおいて避けられない社会現象の一つ」であると述べる。陰謀論は間違った情報やデマとはまた異なり、世界中で起きている事象を理解しようとした結果生まれ、出てくるものであり、現代の民主主義社会における政治参加の方法の大きな変化の一部として考える必要があるという。 歴史を振り返ってみても、大きな危機や社会の激変があった時に陰謀論が出回っている。過去にパンデミックを引き起こした黒死病や19世紀後半の「ロシアかぜ」、1918年のインフルエンザの流行などの際にも陰謀論は生まれていた。だが近年ではソーシャルメディアや情報発信サイトの出現により「信頼できる情報源と思われるものによって生成された(表面的には)もっともらしい情報」が迅速かつ広範囲に拡散されるようになった。また、誰もが情報に触れて拡散できる「参加型」の状況がさらに陰謀論の拡散につながるともダコム氏は述べている。 >>新型コロナに効く「魔法の薬」や奇跡…世界中で起きている「奇跡」の狂想曲<< ここでは、確立された情報源によって生成されたデータや事実を受動的に受け入れるのではなく、ネットを通じて拡散された情報を自主的に「発見」することが奨励されており、第三者から直接提示された証拠は、どんなに説得力のあるものであっても受け入れられる可能性は低いばかりか、陰謀論の反証と見なされる可能性すらあるという。その結果、必然的に公的機関や科学的証拠に対して不信感が醸成されることになる。 パンデミックが発生している現在、新型コロナに関する様々な陰謀論が世界中でささやかれているわけだが、陰謀論の流行はワクチンへの信頼を損ね、パンデミック収束をかえって妨げる可能性も考えられるという。陰謀論に対抗するにはSNSの規制もある程度は必要とのことだが、民主主義に不可欠な言論の自由を制限しない形で進めるのは難しい、とダコム氏は語っている。 社会不安が大きくなった時に発生する陰謀論のコントロールは今後の課題となるのではないだろうか。(山口敏太郎)参考記事Why are conspiracies thriving in the pandemic?https://www.unexplained-mysteries.com/news/343533/why-are-conspiracies-thriving-in-the-pandemic
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ミステリー 2021年01月31日 23時00分
2021年の大統領就任式も予言していた!?長寿アニメ「シンプソンズの予言」
2021年1月20日(日本時間21日)、ジョー・バイデン氏が第46代アメリカ大統領に就任。例年であれば就任式に多くの人が詰めかけるが、今年は新型コロナウイルス感染症の対策もあり規模が縮小。議事堂前や周辺道路は閉鎖され、多くの人が新しい大統領のもとに集まるあの光景を見ることはできなくなっていた。 また、今月6日に連邦議会議事堂が襲撃されたこともあって、首都ワシントンD.Cに2万人規模の州兵が動員されるなど、全米規模でデモや暴動に備え厳戒態勢が敷かれていた。当日の式典はトランプ氏が欠席したが、歌手のレディー・ガガをはじめ多くの人が祝う様子が中継され、懸念されていた大きな衝突なども起きず、無事に終了となった。 だが、就任式典の後にとある噂がSNSを中心に流れた。それは「副大統領であるカマラ・ハリス氏の就任がとあるアニメによって予言されていた」というものだ。 そのアニメはアメリカの有名な長寿アニメ「シンプソンズ」。2000年に放送された「Bard To The Future (リサ大統領のホワイトハウス)」というエピソードで、シンプソン家の長女リサが大統領に就任する様子が描かれている。この時登場したリサの姿が、大統領就任式典でのカマラ・ハリス副大統領の格好とそっくりだというのだ。 >>2021年の世界はこうなる!? クレイグ・ハミルトン・パーカーの予言<< リサは首に白い真珠のネックレスをし、紫色のパンツスーツをはいていた。ハリス副大統領の当日の格好と酷似している。さらに大統領だったトランプ氏からかなりの財政上の危機を受け継いだとこぼすシーンもあり、まるで政権交代を予言したかのような内容。ここから「シンプソンズの予言がまた的中した!」と話題になっているのだ。 「シンプソンズ」では過去に放映された内容が、後に現実でも起きるという事態がたびたび発生している。代表的なものが「トランプ大統領当選の予言」だ。トランプ前大統領はそれまで実業家として有名。創作の世界でも彼をモデルにしたコメディタッチの悪役が描かれることが多かったのだが、シンプソンズでは2000年にトランプ氏が大統領になる内容を放送。しかも、彼の独特な選挙運動の言葉を詳細に予言し、ロシアとの関連性を匂わせる表現もあった。 他にも2014年W杯でのドイツ優勝(ブラジルに勝利するところも一致していた)、エドワード・スノーデン氏が暴露したアメリカ国家安全保障局による個人情報の監視、エボラ出血熱の流行、またヒッグス粒子の発見なども的中させたとされる。 社会風刺的な内容のエピソードを作成したところ、偶然同じことが現実に起きてしまったと考えるべきなのかもしれないが、それにしても「シンプソンズの予言」の精度の高さは驚異的だ。今後はどんなエピソードが的中するのだろうか?(山口敏太郎)
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分