阪神
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スポーツ 2022年04月05日 11時05分
ヤクルト、阪神9連敗の裏で連覇に危険信号? 昨季日本一の立役者離脱が相次ぐワケは
セ・リーグで「ヤバイ」のは、矢野阪神だけではない。昨季覇者の東京ヤクルトスワローズにも“キケン信号”が点滅していた。 4月5日の中日戦、サイスニードが予告先発投手として発表された。順調に行けば、3月29日の巨人戦で先発した奥川恭伸が「中6日」で投げるところだった。 >>ヤクルト・丸山の事故に「ダブルベースを導入するべき」の声一塁手と激突し脳震とう発症、再検討の機運高まるか<< 「前回登板での降板は不可解でした。4回に同点ホームランを許したものの、投球内容そのものは悪くありませんでした」(スポーツ紙記者) 高津臣吾監督は奥川の早すぎる降板について、「代わる理由があった」(29日)と言うだけ。詳しい内容は語らなかったが、その後、球団が「上半身のコンディション不良」と発表している。 「今季の奥川の課題は、通常ローテーションである中6日の登板間隔をこなすことでした。オープン戦では安定したピッチングを見せ、首脳陣も期待していました」(プロ野球解説者) 期待ではなく、奥川は「連覇のキーマン」と言っていい。しかし、その初登板翌日の3月30日に一軍登録も抹消されてしまった。 「わざわざ二軍行きにさせたくらいですから、単なるコンディション不良ではないのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者) 奥川は昨季、チームトップタイの9勝を挙げており、巨人戦では2戦2勝、クライマックスシリーズでも無四球の完封勝利を挙げていた。 今年も巨人との初戦も奥川で勝利し、弾みをつけたいと、高津監督も考えていたはずだ。 また、ここまでの勝敗表を見てみると、「奥川離脱」が悪い方で分岐点となっていた。阪神との開幕3連戦で3連勝。その後の5試合は1勝4敗、4連敗も喫しており、そのスタートとなったのが、奥川の“緊急降板”した試合でもあったのだ。 「正捕手の中村悠平が開幕直前で離脱してしまいました。チャンスをもらった2年目の内山壮真の評判が良いんです。低めのボールを捕る時のキャッチングが良い。地味なことだけど、投手をノセる大事な技術です」(プロ野球解説者) そんなプラス材料も聞かれたが、昨季後半のチーム全体で相手チームに畳みかけるような勢い、活気のようなものが見られない。 気になるのは、チームを離脱した選手の“症状”だ。奥川、中村ともにコンディション不良。奥川が上半身で、中村は下半身で箇所こそ異なるが、昨今、「コンディション不良」、「張り」などの言葉がよく使われるようになった。 コンディション不良ってナニ? ある球団関係者によると、「怪我をする一歩手前」とのことだが、重症ではないにしても、復帰の時期が予測できないので、首脳陣も頭を抱えているそうだ。 「疲れが溜まっているんですよ。無理させたら、それこそ…」(球団関係者) 昨年の日本シリーズが終了したのは、11月27日。シーズンオフが通常より1か月も短くなった。そのタイト・スケジュールも無関係ではないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月04日 20時30分
阪神、大連敗の原因は矢野監督の采配ミス?「選手も前を向いていかない」球界OBの問題点指摘に賛否
野球解説者・中西清起氏が4日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。阪神・矢野燿大監督にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で中西氏は、3月25日〜4月3日にかけて開幕9連敗を喫している阪神の戦いぶりをテーマにトーク。その中で、4月2日・巨人戦4回表の矢野監督の采配に疑問を呈した。 >>阪神・矢野監督、「諦めない」発言は口だけ? 開幕9連敗目の試合中に見せた深刻な振る舞いとは<< 「2-4」と2点ビハインドで迎えたこの回、阪神は1死から坂本誠志郎のヒット、小川一平の犠打で2死二塁のチャンスを作ると、ここで打席の近本光司がタイムリーを放つ。その後は中野拓夢もヒットで続き2死一、二塁とし、巨人先発・山崎伊織を降板させたが、糸井嘉男が2番手・戸田懐生に三ゴロに打ち取られ同点には追いつけなかった。 1点差に詰め寄る攻撃を見せた4回表だが、中西氏はこの日先発の小川をそのまま打席に立たせた点を疑問視。「連敗してるチームなんで、勝負に対する執念というところで代打を送ってみせなきゃいけないと思うんですよね。そうしないと選手は奮い立たない」と、チームの士気を上げるために代打を送るべきだったと主張した。 中西氏は続けて、「毎回失点、3イニングまで続けてる投手を、そのまま4回(に)打席に立たせて送りバントというところなんだけど、(代打策の)結果がどうのこうのじゃなくて、攻撃に転じる姿勢を見せていかないと選手も前を向いていかない」とコメント。小川は直前の3回裏まで2点、1点、1点と毎回失点を喫していたが、この点を考えても4回表の打席は代え時だったのではと指摘した。 この中西氏の発言を受け、ネット上には「小川は序盤から失点続いて球数もかさんでた(50球)し、スパっと諦めて攻勢を仕掛けるのもアリだったかもしれない」、「一応送りバントは決めてるけど、ここが代打でヒットなら同点・逆転までいく展開もあり得た」と同調の声が寄せられた。一方、「控え野手の面子を見ると、代打策仕掛けたら流れが変わったとはあまり思えん」、「不調か実戦乏しい野手がほとんどだったし、代打策してたら逆に1点すら取れてなかったのでは」と否定的なコメントも多数見られた。 「阪神は小川が打席を迎える場面では控え野手が8名残っていましたが、このうちある程度打率を残していたのは小幡竜平(.333)、梅野隆太郎(.267)の2名のみ。その他の6名は打率1割以下、もしくはまだ今季打席がない選手で占められていました。小幡と梅野は終盤の守備固め・代走要員で中盤では切りづらい存在であるため、この場面で使える可能性があったのは実質6名ということになりますが、こうした控え野手を代打起用しても試合の流れを変えるような効果は見込めなかったとみるファンも少なくないようです」(野球ライター) 続投した小川は「4.1回5失点・被安打5・四球2」とさらに1失点を喫して降板し、試合も「4-5」で敗れた阪神。4回表に代打を送るべきだったのか、ファンの間でも意見が割れているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2022年04月03日 11時00分
阪神・岩崎、開幕戦の乱調は矢野監督のせい? 球界OBの問題点指摘に賛否「あんなの予想できんだろ」
野球解説者・下柳剛氏(元阪神他)が30日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。阪神・矢野燿大監督の継投策に対する発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で下柳氏は、阪神が「8-1」から「8-10」と大逆転負けを喫した25日の開幕戦・対ヤクルトでのリリーフの投球をテーマにトーク。その中で、矢野監督が同戦で見せた岩崎優の起用法に疑問を呈した。 >>阪神・中野に「恥ずかしくないのか」怒りの声 前日のプレーもやり玉に? 失点招いた致命的ミスに矢野監督も呆れ<< 「8-3」と阪神5点リードで迎えた8回表、矢野監督は2番手として齋藤友貴哉を起用するも、齋藤は「0.2回3失点・被安打2・四球1」と乱調。これを受け、2死一塁から岩崎を3番手として投入したが、岩崎も「0.1回1失点・被安打3」と打ち込まれた。 裏目に出た矢野監督の岩崎投入について、下柳氏は「開幕戦でいきなり走者おるところのピンチから投げたないて。開幕戦はもう、やっぱり走者なしのところから行かせてあげてほしいなっていうのが(ある)」と発言。岩崎を投入するなら齋藤が乱れた後ではなく、回頭からの方がよかったのではと指摘した。 下柳氏は続けて、「あの事態やから岩崎しかいないからしょうがないんだけど、岩崎にはかわいそうなマウンドになった」とコメント。昨季リーグ2位の41ホールドを挙げた岩崎に齋藤の尻拭いを託すのは仕方なかったとしつつも、岩崎本人にとっては酷な状況だったと同情した。 この下柳氏の発言を受け、ネット上には「確かに齋藤じゃなく岩崎を2番手投入してればここまで点取られることは無かった気がする」、「齋藤攻略して押せ押せムードのヤクルト打線をいきなり相手させるのは厳しいわ」と同調の声が寄せられた。一方、「岩崎投入のタイミングうんぬんは結果論、OP戦無失点だったのにあんなに打ち込まれるのは予想できんだろ」、「岩崎が不調なら間違ってたといえるけど、別に悪くない感じだったからなあ」と矢野監督を擁護するコメントも多数みられた。 「今年の岩崎は1月25日に新型コロナの陽性判定を受けて2月の春季キャンプは出遅れたものの、2月5日にチームに合流してからは順調に調整をこなしています。その後迎えたオープン戦では3登板で失点・被安打ともにゼロと結果を残しており、23日には本人も『試合で投げた次の日の体の状態とかで何となくイケるかどうかは分かる。何とかなると思います』と仕上がりに手応えをにじませたことも伝えられていました。このこともあってか、矢野監督が齋藤の乱調で生じた不穏な流れを岩崎に食い止めてもらおうと、回途中から投入したこと自体は間違っていないと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) セ・リーグでは史上初となる開幕戦での7点差逆転負けを喫した25日の阪神。岩崎も歴史的敗戦の責任者の1人となった形だが、起用の是非についてはファンの間でも賛否が分かれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCdOs2kfP7gdqAvfWcjHLV-A
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スポーツ 2022年03月31日 18時30分
阪神・中野に「恥ずかしくないのか」怒りの声 前日のプレーもやり玉に? 失点招いた致命的ミスに矢野監督も呆れ
30日に行われた阪神対広島戦。「3-8」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのがプロ2年目・25歳の中野拓夢、6年目・27歳の大山悠輔の拙守だった。 中野は「7番・遊撃」、大山は「5番・三塁」で先発したが、まず手痛いミスを犯したのが中野。「1-2」と阪神1点ビハインドの6回裏2死一、三塁の場面で、打席の末包昇大が放った平凡なゴロをトンネル。三走の生還を許す痛恨のタイムリーエラーとなった。 大山が失策を喫したのは、「1-6」とビハインドが5点に広がった8回裏1死二塁の場面。大山は松山竜平が放ったボテボテの三ゴロを一塁にランニングスローしたが、一塁手・マルテの頭上を大きく越えカメラマン席に飛び込む悪送球に。規定により打者走者・二塁走者に2個の安全進塁権が与えられたため、これも失点につながるプレーとなった。 >>阪神サヨナラ負けで「スアレス」がトレンド入り、衝撃展開に矢野監督も激怒? またも勝ち潰したケラーに批判<< 阪神は前日まで12球団で唯一無失策が続いていたが、この日は相次ぐ失策で不用意な失点を重ねる形に。矢野燿大監督もかなり不満だったようで、試合後には「(中野)拓夢は下がって捕っているわけだし。(大山)悠輔だってね、しっかり投げればっていうところがあるんで。言い訳にはならない」と両名に苦言を呈したことが伝えられた。 中野、大山の守備ミスを受け、ネット上には「三遊間が揃ってこんな凡ミスしてたら勝てるわけないわ」、「攻めた結果ならまだ擁護できるが、両方とも簡単な打球をエラーにしてるからタチが悪い」と呆れ声が寄せられた。一方、「大山はともかく、中野は昨日ミスやらかしたばかりだろ」、「昨日は捕りこぼし、今日はトンネルって酷すぎて言葉が出ない」と、前日の中野のミスを蒸し返すコメントも多数みられた。「中野は29日の広島戦・9回裏無死一塁の場面で、タイミング的にはアウトだった捕手・坂本誠志郎の二塁送球を落球。これにより無死二塁とピンチが広がり、結果チームは逆転サヨナラ負けを喫しています。29日の落球はエラーこそ記録されていませんが、30日の試合でも手痛いミスを犯したことで、『2日連続で同じ失敗を犯している』と憤っているファンは少なくないようです。この2日間のミスを見る限りでは、捕球後のプレーに気を取られ捕球がおろそかになっているような印象がありますので、守備を安定させるためには打球を丁寧に捕球することを最優先にプレーする必要があるのかもしれません」(野球ライター) 打撃では打率「.286」とここまではまずまずの数字を残している中野。打撃で高めた評価を落とさないためにも、守備面で奮起が求められているといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月31日 11時00分
阪神・矢野監督、投手運用のミスを新人に押し付ける? 次カード・巨人戦も負け越しなら今季終戦は不可避か
宿敵・巨人との3連戦は、絶対に勝ち越さなければならない。 阪神の矢野燿大監督が動いた。第3戦に先発登板した桐敷拓馬をリリーフに配置換えする。 「矢野監督は桐敷を高く評価していました」(在阪記者) 開幕3連戦で救援陣の不安が露呈しただけに、信頼の厚いルーキー左腕に託したとも言えなくはない。しかし、悲観的な情報も多く聞かれた。 >>阪神サヨナラ負けで「スアレス」がトレンド入り、衝撃展開に矢野監督も激怒? またも勝ち潰したケラーに批判<< 「順調に行けば、巨人3連戦の先発投手は、開幕カードのヤクルト戦に投げた3人です。4月1日の初戦は中6日で藤浪晋太郎、2日は2戦目に投げた小川一平。3戦目に先発した桐敷が外れ、ジョー・ガンケルがローテーション入りする予定です」(球界関係者) ガンケルは腰の張りを訴え、調整が遅れていた。とは言え、昨季9勝を挙げている。「体調が戻れば、先発ローテーションへの復帰は確実」とも見られていた。 「腰の張りは軽症でした。先発ローテーションも、開幕してからの1巡目だけ見送れば、その後はしっかり投げてくれると首脳陣は見ています」(前出・在阪記者) と言うことは、開幕ローテーションを務めた6人のうちの誰か一人を最初から外すつもりでいたのだろう。 今回、その入れ代わる投手が桐敷であることが判明したわけだが、リリーフ配置換えされた後のモチベーションが心配だ。 また、前回第3戦の“采配ミス”の真意も見えてきた。桐敷は「5回まで1失点」と好投していた。その5回裏の自軍の攻撃は桐敷から始まるので、「ここで、代打。桐敷は交代」と思われたが、そのまま打席へ。続投が裏目に出て失点を増やしたが、 「次の先発はないので勝ち星をプレゼントしてやりたかった」 と、矢野監督は思ったのだろう。 「クローザーを予定して獲得したケラーが良くありません。矢野監督は湯浅京己を代理クローザーに指名しましたが(3月29日)、経験豊富な左腕・岩崎優の負担が大きくなりそう。左の中継ぎ投手がさらに必要となるので、左の桐敷の配置換えは間違いではありません」(前出・球界関係者) 桐敷は新人らしく、「与えられたところでしっかりと結果を」と語っていたが、先発とリリーフでは調整の仕方が違う。キャンプ、オープン戦で「先発要員」として調整してきたので、毎日、肩を作って登板待機するリリーフに適応できるかどうか、心配だ。 「連敗スタートとなり、相手チームが得点を挙げた時点でベンチの雰囲気が暗くなります」(前出・同) 早くも投手陣の配置換えがされたと言うことは、矢野監督の構想は最初から間違っていたとも解釈できる。結果論ではあるが、巨人戦でも頼みの投手が打ち込まれるようなことがあれば、矢野監督の采配に首を傾げる選手も出てくるかもしれない。 伝統的に、阪神は巨人戦に勝ち越すと雰囲気が明るくなる。その逆もしかり。4月1日からの巨人3連戦で今季の命運が決まりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月30日 15時30分
阪神サヨナラ負けで「スアレス」がトレンド入り、衝撃展開に矢野監督も激怒? またも勝ち潰したケラーに批判
29日に行われた阪神対広島戦。「2-3」で阪神が敗れたこの試合で、阪神の新助っ人・ケラーが見せた投球がネット上で物議を醸している。 ケラーは「2-1」と阪神1点リードの9回裏に4番手として登板。しかし、先頭・マクブルームのヒットから無死二塁のピンチを招くと、1死後に上本崇司に12球粘られた末に四球を選ばれ1死一、二塁に。さらに、続く長野久義の投ゴロを弾いて内野安打としてしまい、1死満塁と絶体絶命の状況に陥った。 ここで矢野燿大監督はケラーを諦め、湯浅京己を5番手として投入。しかし、湯浅は登板直後に西川龍馬に2点タイムリーを打たれ、チームは「2-3」で逆転サヨナラ負け。「0.1回2失点・被安打2・四球1」と乱調だったケラーが敗戦投手となった。 >>阪神・平田二軍監督の叱咤に「10代に言いすぎ」「名指し珍しい」驚きの声 拙守連発の高寺を酷評、奮起を促す意味合いも?<< 25日の開幕・ヤクルト戦(1回3失点・被安打4)に続きセーブに失敗したケラーに対し、ネット上には「お前何回失敗するんだよ、ランナー出すだけ出して湯浅にもダメージ与えるって最悪だぞ」、「投球はもちろんのこと、長野の平凡なゴロを捕りきれなかったフィールディングも酷い」と怒りの声が寄せられた。一方、「まさか2試合でセーブ失敗数がスアレスを超えるとは思わなかった」、「去年のスアレスはシーズンで1回しか失敗しなかったのに」、「ケラーは安定感無さ過ぎてアカン! スアレス帰ってきてくれ!!」と、前守護神のスアレス(現サンディエゴ・パドレス)と比較し呆れる声も多数みられた。 「スアレスは2020〜2021年にかけ2年連続セーブ王に輝いた助っ人ですが、『62登板・1勝1敗42セーブ・防御率1.16』をマークした昨季、セーブ失敗は1回のみと抜群の安定感を誇りました。一方、ケラーは25日・ヤクルト戦、今回の広島戦で早くもセーブ失敗が2回となり、成績も『2登板・0勝2敗・防御率33.75』と悲惨な数字であるため、前守護神とはあまりにも実力が違い過ぎるとため息をついているファンも少なくないようです」(野球ライター) 比較する声の多さからか、試合後には「スアレス」の単語が一時Twitterトレンド入りする事態も生じていたケラーの背信投球。矢野監督もこのままではマズいと判断したのか、試合後にケラーの守護神剥奪、湯浅の代役守護神起用を明言したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月29日 21時30分
阪神・平田二軍監督の叱咤に「10代に言いすぎ」「名指し珍しい」驚きの声 拙守連発の高寺を酷評、奮起を促す意味合いも?
29日に行われ、阪神が「1-5」で敗れた二軍・ソフトバンク戦。この試合に「6番・二塁」で先発したプロ2年目・19歳の高寺望夢に対する平田勝男二軍監督のコメントがネット上で物議を醸している。 同戦の高寺は「3打数1安打」とヒットを1本記録し、5回表には二盗を成功させるなど足でもアピールに成功。一方、守備では7回表無死の場面で川瀬晃の打球を後逸、8回表無死一塁では三ゴロを放ったリチャードを併殺にし損ねるなどミスが相次いだ。 この日の阪神は6回裏終了時点で「1-1」と同点だったが、高寺のミスをきっかけに7回は1失点、8回は3失点を喫し敗戦している。このこともあってか、試合後に平田二軍監督は「今日は高寺のエラーで負けたんだよ。足引っ張って。守屋(功輝)の3点なんて、あれリチャードのゲッツー取ってたらなんてことない。そうでしょ? 馬場(皐輔)のセカンドゴロも捕っときゃ。今日あいつで4点取られてんやで?」と高寺を名指しで酷評したという。 >>阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も<< この平田二軍監督のコメントを受け、ネット上には「平田監督はチーム全体にカミナリ落とすことはあるけど、個人を名指しで叱るのは珍しくないか」、「確かに痛いミスは目立ったが、まだ10代で経験も浅い高寺をここまでボロカス言うのはさすがに言い過ぎでは」と驚きの声が挙がった。一方、「打撃がめちゃくちゃいい分、守備ミスがもったいなく映ってるんじゃないか」、「守備がある程度こなせるなら一軍も狙えそうだから歯がゆいんだろうな」と推測するコメントも多数みられた。 「高寺は同戦で放った1安打も含めて、二軍では現在打率『.474』と絶好調。一軍の二塁レギュラー・糸原健斗が打率『.222』と振るっていないことを考えると、糸原の状態次第では今後一軍から声がかかる可能性もゼロではありません。ただ、守備面に不安があると代打止まり、もしくはそもそも一軍に呼ばれないという展開も考えられますので、平田監督はこのあたりを踏まえ、あえて厳しい表現で高寺に奮起を促したのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 29日の試合は今季5試合目の出場だったが、早くも3失策目を喫した高寺。平田監督から酷評された悔しさをバネに、今後どれだけ守備力を磨くことができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月29日 17時30分
阪神・ケラー、抑え向きの投手ではない? 球界OBが問題点指摘し賛否「場数を踏めば変わってくる」の声も
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、28日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 今回の番組で金村氏は25〜27日に各地で行われたセ・リーグ開幕3連戦で目についた選手や、29〜31日に予定される阪神対広島戦の展望などを話した。その中で、25日の開幕戦・ヤクルト戦に登板した阪神の新守護神・ケラーの投球スタイルに疑問を呈した。 >>開幕3連敗の阪神、このままシーズン低迷確実? 矢野監督が投打で犯した致命的な采配ミスとは<< 同戦のケラーは「8-7」と阪神1点リードの9回表に4番手として登板したが、山田哲人(1号ソロ)、村上宗隆(中安)、サンタナ(2号2ラン)と、三者連続でカーブを痛打され3失点。ケラーの炎上で逆転された阪神はそのまま敗戦した。 そのケラーについて金村氏は、「真っすぐ速いっていうけど基本的にカーブ投手だから。カーブっていうのはあんまり怖くないのよ」とコメント。ケラーは150キロ超の速球と鋭く落ちるカーブを武器とするが、カーブは相手打者を抑えるのに有効な球ではないと主張した。 金村氏は続けて、カーブが効果的でない理由について「先発投手ならあの縦のカーブっていうのは有効に緩急使えるんやけど抑え(は違う)」、「抑えっていうのはとにかく直球、落ちるボールで空振り取れるか」と指摘し、カーブを軸に打たせて取るケラーのような投手は抑え投手に適さないとした。 一般的にカーブは打者の目線を外し見逃しや打ち損じを狙う見せ球・カウント球として用いられるが、球速の遅さなどから捉えられた際は長打になる確率が高いとされている。実際、ケラーも25日の試合ではカーブを2球本塁打にされているが、金村氏は一発長打が勝敗に直結する抑えとしては、カーブが武器であることは重大なリスクだと考えているようだ。 この金村氏の発言を受け、ネット上では「確かにカーブは見切られるとかなり飛ばされる球種だから、失投が命取りになる抑えが使うのは適さない気がする」、「他球団の抑えを見ても、カーブを決め球に使ってる投手なんかほとんどいないしなあ」」といった同調の声が寄せられた。一方、「ケラーはまだ実戦乏しいから、場数を踏めばカーブの質も変わってくるのでは」、「25日はケラーの登板前からきな臭い雰囲気だったから判断が難しい、落ち着いた展開での投球を見てからじゃないと使える使えないかは分からない」と、今後の投球に期待するコメントも多数みられた。 「ケラーはマイアミ・マーリンズ(2015-2019/2015-2018は傘下マイナー)、ロサンゼルス・エンゼルス(2020)、ピッツバーグ・パイレーツ(2021)でのプレーを経て今季から阪神に加入した新助っ人ですが、コロナ禍の影響で来日が3月6日と大幅に遅れています。そのため、オープン戦では2試合しか登板できないまま25日の試合を迎えました。このこともあってか、ケラーが同戦で炎上を喫したのは調整・実戦不足によるもので、今後場数を踏めば投球の質は上がってくるのではないかという意見は見られます。また、25日の試合は8回に齋藤友貴哉(3失点)、岩崎優(1失点)とリリーフが立て続けに崩れた後に9回に入っていますので、ケラーはヤクルト打線の押せ押せムードにのまれてしまった面もあるのではという見方も散見されます」 パイレーツでプレーした昨季は「33.1回・36奪三振」と投球イニングを上回る奪三振数を記録しているケラー。金村氏はカーブが得意球な点を不安視しているが、そのカーブを武器にここから復調すると信じているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月28日 11時00分
開幕3連敗の阪神、このままシーズン低迷確実? 矢野監督が投打で犯した致命的な采配ミスとは
「最悪の幕開け」だ。“ラストイヤーの矢野阪神”が開幕3連敗を喫した。まだペナントレースは始まったばかりだが、チームは危機的状況にあると言っていい。 関西をメインに活躍しているプロ野球解説者、阪神OBたちがペナントレース直前、こんなことを囁いていた。 「連敗などひどい負け方をしたら、どうやって、チームを建て直すのか? 矢野燿大監督の『今年限り発言』以降、阪神ナインは好奇の目に晒されてきました。矢野監督も求心力を失ってしまったのではないか、と」 そんな心配が「現実」になってしまった。 >>阪神・佐藤、キャンプ中の怠慢プレーを球界OBが暴露「舐めすぎだろ」ファン怒り、昨季の二の舞にも心配の声<< 開幕戦(25日)は7点リードからの逆転負け。2戦目以降は打線が沈黙し、2試合連続の完封負け。23イニング連続無得点である。 試合後の矢野監督は「終わったことは変えられない。今からをどうしていくか」と前向きに答えていたが…。 「このまま、低迷してしまう可能性も高いです」(在阪記者) 開幕投手の藤浪晋太郎、第2戦の先発を託された小川一平も好投したが報われなかった。 第3戦の先発・桐敷拓馬についても、こんな指摘が聞かれた。 「第2戦を落とした時点で、新人投手の初登板にチームの連敗ストップを託すことになるので、『ヘンなプレッシャーが掛からなければ?』と心配されていました。6回途中でのノックアウトでしたが、5回を投げ切った時点で、スコアは『0対1』。5回裏、その桐敷からの打順でした。矢野監督は代打を出しませんでした。続投が裏目に出てしまいました」(プロ野球解説者) 打線の爆発、逆転を信じ、新人投手に勝ち星をつけさせてやりたかったのだろう。 「矢野監督の采配ミス。開幕3連敗の敗因をそんな風に指摘する声も聞かれました」(前出・在阪記者) しかし、本当にそうだろうか。その「矢野監督の温情」だが、桐敷が6回に痛打を浴び、スコアが「0対3」となった後、矢野監督がリリーバーとしてマウンドに送ったのは、齋藤友貴哉だ。開幕戦のリリーフ登板で大炎上し、チームの雰囲気を暗転させた“張本人”である。 齋藤は3者連続三振に斬ってみせ、名誉挽回はもちろん、矢野監督の期待に応えてみせた。他の指揮官だったら、齋藤投入はなかったはずだ。 「打線低迷が気掛かり。チーム浮上のカギは、4番の佐藤輝明が不振を脱出できるかどうかに掛かっています。得点好機で打席が回って来るのに、全然打てません。打撃好調だったオープン戦とはまるで別人」(前出・プロ野球解説者) えげつない内角攻め、直球とフォークボールのコンビネーション。ヤクルトバッテリーは「オープン戦とペナントレース本番は違うんだゾ!」と言わんばかりだった。 開幕3連敗したシーズンは過去11回。うち5回が最下位に沈んでいる。矢野監督は第2節の広島3連戦(29日~)でも佐藤を4番で使ってくる。佐藤も“温情”に応えなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月20日 11時00分
阪神・岩貞は「絶対先発タイプ」 球界OBがリリーフ投球の問題点を指摘、配置転換の経緯から疑問も
野球解説者・田尾安志氏(元楽天監督)が15日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・岡田彰布氏(元阪神監督)が登場。阪神のプロ9年目・30歳の岩貞祐太にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で両名は今季の阪神の展望をテーマにトーク。昨年からあまり変わっていないチームの問題点や、春季キャンプ・オープン戦を見る中で目についた選手などを話した。 >>阪神・岩貞、キャンプから故障を隠していた?「なぜ休まなかった」自己管理の甘さに怒りの声も、開幕直前の離脱が物議<< その中で、岡田氏は昨季リリーフとして「46登板・4勝0敗12ホールド・防御率4.66」といった数字を残した岩貞について「絶対先発タイプやって僕はそう思う」と言及。岩貞は2020年途中に先発からリリーフに配置転換されているが、先発の方が適性があるのではと主張した。 岡田氏は続けて、「なんでかいうと、短いイニングだからただ力づくで腕振って、力投してればいいという感じ(だから)。先発の時は6回ぐらいまで、2、3点まで(はOK)という流れ(で投げてた)」、「力いっぱい投げてもそんなにスピード変わってない。コントロールも悪くなって」とコメント。現在の岩貞は先発時代に比べてかなり力んで投げており、その分コントロールも悪化していると指摘した。なお、岩貞はプロ入りした2014年から昨季にかけ先発として「93登板・28勝40敗・防御率3.72」、リリーフとしては「76登板・9勝1敗・防御率3.93」といった通算成績を残している。 「打者が真っすぐ狙っとっても、藤川(球児氏/元阪神他)みたいに真っすぐいって空振り取れるんだったらいいけど、そこまでの球威はない」と、打者を圧倒するような球威があるわけでもないと口にした岡田氏。ここまで話を聞いていた田尾氏も「いい投手だったのに、そのイメージがリリーフになって全く消えちゃった」とうなずいていた。 この岡田氏の発言を受け、ネット上には「去年の数字にも出てるけど、今の岩貞は今一つ投球に安定感が無いな」、「リリーフは先発に比べて失点が勝敗に直結しやすいから、その辺りが重圧になってるんだろうか」と同調の声が寄せられた。一方、「岡田さんは岩貞がリリーフに配置転換された経緯を忘れてないか?」、「本当に先発タイプならそもそも矢野(燿大)監督から中継ぎに回されてないだろ」と否定的なコメントも多数みられた。 「岩貞はプロ入りした2014~2020年途中までは先発でしたが、この間は計28勝、2ケタ10勝をクリアしたのも2016年だけと特に目立った数字は残せず。そんな中、2020年8月10日・DeNA戦で投手にタイムリーを打たれるなど『4回3失点(自責2)・被安打6』と炎上し、これを受けた矢野監督が『あまりにも残念。チームの士気が上がらない』、『(今後の起用法は)ちょっと考える』と激怒。結果、3日後の同月13日にリリーフへの配置転換が決定しました。先発で振るわずにリリーフに回されたという経緯から、岡田氏の『先発タイプ』という主張に首をかしげているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 現在は左太もも裏の張りにより二軍調整中で、開幕一軍入りは不透明な状況の岩貞。一軍復帰後も引き続きリリーフを務めるとみられるが、今季は安定感のある投球を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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