阪神
-
スポーツ 2022年06月02日 11時00分
阪神・佐藤のバット投げ、原因は4番起用? 孤軍奮闘を強いられ続ける現状に苛立ちMAXか
阪神・佐藤輝明の「バット投げ」が物議を醸している。結論から言えば、野球少年にはあまり見せたくない行為である。しかし、佐藤の「バット投げ」には、チームの内情も影響しているようだ。 「ルーキーイヤーだった昨季も、佐藤のバット投げが指摘されていました。でも、悪意のないものでしたし、大目に見てやろうと」(在阪メディア) >>阪神・佐藤、三振直後の映像に「何だ今の態度」批判の声 バットを投げ捨てベンチへ、長引く不振にイライラ?<< 6月1日の埼玉西武戦、1点差を守りきって、阪神が勝利した。 スコアは5対4、驚いたのは、今季、阪神打線が甲子園球場で「5点」を挙げたのは、これが初めてだということ。23試合目で、ようやく打線が爆発したのだ。 チーム関係者の一人がこう続ける。 「今季13度目の完封負けを喫した5月31日時点で、矢野燿大監督を始め、何人かのコーチが打線改造を口にしていました」 1番の近本光司を3番に入れ、大山悠輔を5番に下げた。島田海吏に1番を任せるなどの抜てきも見られたが、4番の佐藤だけは動かさなかった。 「佐藤の4番だけは動かさないと決めていたようです」(前出・同) その佐藤の「バット投げ」がクローズアップされたのは、5月26日の楽天戦だった。 敗戦ゲームの最後のバッターとなったのだが、佐藤は空振り三振した勢いでそのままバットを手から離した。バットは自軍の一塁側ベンチまで転がって行った。 自軍側のベンチでなければ、大騒動になっていたはずだ。 「わざとやったのではないと思います。昨季、バット投げを大目に見てもらえたのは、ホームランを打った時にやっていたからです。打球の行方を確かめ、一塁に向かう前にポンと捨てて」(前出・在阪メディア) 今季、空振りして、そのまま手から離れる“バット投げ”は、この楽天戦だけではない。勢い余って手から離れたのではなく、「空振りし、途中から投げやりになって手を離したのではないか?」との疑念も抱かれている。 「4番の重圧でしょう。阪神打線があまりにも打てないので、チームの敗戦を含め、その責任を感じ、精神的にも参っているのでは」 そんな風にかばう声も多く聞かれた。 もっとも、阪神の敗戦ゲームは何度も見せられてきたが、スタンドからの佐藤批判は一度も聞いたことはない。「4番の重圧によるイライラ説」が本当だとしたら、チームの勝利を最優先に考える佐藤のマジメさから生じたものだろう。 試合後、矢野監督は3安打を放った島田、6回途中3失点ながら勝利投手となった西純矢を称賛していたが、佐藤の名前は出なかった。佐藤は第2打席で2点目を挙げるレフト前ヒットを放っているのだが…。 「対戦チームのピッチャーは、佐藤を(四球で)歩かせても構わないという攻め方です。大山もいますが、今の阪神打線で一発を警戒しなければならないのは、佐藤だけ。佐藤に対戦チームのマークが集中しています」(前出・同) 佐藤の本塁打数は、チームトップの12本(同時点)。「佐藤が打っても勝てない」の悪循環が終われば、バット投げへの印象も変わっていくはずだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年06月01日 11時05分
阪神・藤浪、中継ぎでの一軍復帰に失望か 盛り上がらないチーム状況に球団首脳もため息?
5月31日の埼玉西武戦に敗れ、自力優勝の可能性が消滅。今季13度目の完封負けだ。 「うん、頑張ります」 試合後、矢野燿大監督はいつものように記者団からの取材要請に応じてくれた。 しかし、「自力優勝の可能性が…」と質問が出たの同時に「頑張ります」と背を向けながら答え、一方的に会見を終了させてしまった。 同日、百北幸司球団社長も観戦していたという。ファンのために奮闘していく旨を答えたそうだが、観戦の予定を知らなかった関西メディアも多かった。矢野監督とは話をしたのだろうか。 >>阪神、矢野監督の“精神論”でチームが空中分解? 球団オーナーにも批判、監督交代の大幅前倒しはあり得るか<< 「矢野監督との話し合い? いや、それは確認できませんでした」(在阪メディア) 一般論として、オーナーや球団社長などが現場を訪れる際、人事に関する話し合いもひっそりと行われることも多い。試合を観て、「監督や選手たちにもヨロシク」とだけ言って帰るケースもあるが、それはペナントレースを順調に戦っているチームの話。不甲斐ない打線がゼロを積み重ねていく試合のウラで、“何か”が起きていたのかもしれない。 関係者たちはこちら側の“邪推”を完全否定していたが…。 「チームの状況を把握しておきたかったのでしょう。今後、浮上の可能性があるのかどうかを含めて」(前出・同) 関西で活躍するプロ野球解説者がこう続ける。 「まず、重苦しいチームの雰囲気を変えること。9回表、藤浪がリリーフでマウンドに上がっただけでファンは盛り上がりました。藤浪が勝ち試合に絡んできたら、チームの雰囲気も変わるかもしれません」 藤浪晋太郎は走者こそ出したが、1イニングをゼロに抑えた。しかし、それは2度目の新型コロナ感染でチームを離れる前のピッチングスタイルではなかった。 「真っ直ぐで勝負していました。序盤戦の藤浪は得意のスライダーを有効に使うため、内角にも変化球を放るなど、6、7割の力で投げていました。先発とリリーフではピッチングスタイルが異なるので、この日はあえて力勝負を挑んだのかもしれませんが」(前出・同) 当の藤浪は「今日はあまり調子が良くなかった」と話していた。その言葉の通り、表情は暗かった。 昨年オフの契約更改で「先発」への強いこだわりを口にしていた。一軍復帰は果たしたものの、リリーフ転向に割り切れないものがあったのかもしれない。 「藤浪は5月30日の全体練習から一軍に合流しました。その日のうちに、矢野監督がリリーフ転向をメディアの前で話していましたが、実際に藤浪に伝えたのは福原忍投手コーチのようです」(前出・同) 失点につながった8回のお粗末な守備同様、“行き違い”もあったようだ。 試合後、阪神ナインは一列に並んでスタンドのファンに頭を下げた。勝敗に関係なく、ファンに応援のお礼をするのは矢野監督の提案によって始まった。「自力優勝の消滅」は、スタンドのファンも知っていたが、罵声はほとんど聞かれなかった。 TV中継の解説で元監督の岡田彰布氏も球場を訪れていた。キナ臭い話が交わされていなかったことを祈りたい。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年05月31日 15時30分
阪神、藤浪の配置転換で「悪夢が蘇る」? 矢野監督が明かした起用方針が物議、大失敗に終わった昨季から変化は
新型コロナ感染により登録を抹消された4月13日から二軍調整が続いていた阪神のプロ10年目・28歳の藤浪晋太郎。5月31日に伝えられた矢野燿大監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、矢野監督は30日に応じた取材の中で「スグル(岩崎優)も湯浅(京己)もちょっと登板が増えてるんで、そういうところで浜地(真澄)がいなくなっちゃって。じゃあ誰だ?となった時に現状、晋太郎がハマってくれるとチームの力になってくれる」とコメント。本職の先発ではなく中継ぎとして、31日から藤浪を一軍復帰させることを明言したという。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 阪神は現在アルカンタラ(17登板)、湯浅(21登板)、岩崎(19登板)と勝ちパターン3名の登板がかさみつつある上、浜地(5月16日/右下肢張りのため)、齋藤友貴哉(同月30日/成績不振のため)と他の中継ぎの離脱も相次いでいる。この状況もあり、首脳陣はロングリリーフも可能な藤浪に白羽の矢を立てたようだ。 矢野監督のコメントを受け、ネット上には「二軍成績はかなり安定してるし期待できる」、「今先発ローテに空きないし、いつまでも二軍で持て余すよりは中継ぎで投げさせる方が合理的」、「大差がついた試合でイニング消化してくれたらかなり助かるな」と納得の声が挙がった。 一方、「去年もこの時期に中継ぎ回して大失敗してるけど大丈夫なのか」、「配置転換が全く効果無かった昨季の悪夢が蘇る気しかしない」、「無理に中継ぎ回して1年前みたいに失敗するよりは、ローテが綻ぶまでじっくり調整させる方がいいと思うんだけど」といった否定的なコメントも多数見られた。 「藤浪は昨季21登板で防御率『5.21』と今ひとつの数字に終わりましたが、3〜4月に務めた先発では同『3.34』とまずまずだった一方、1カ月の二軍調整を経て6月から配置転換された中継ぎでは同『9.00』と安定感を欠きました。このことから、配置転換しても昨季の二の舞になるだけではと心配を募らせているファンも少なからずいるようです。ただ、今季の藤浪は昨季に比べ二軍調整中の防御率(昨季は5登板で4.29、今季は4登板で0.64)や与四死球数(昨季は16個、今季は2個)が格段にいい数字となっているため、首脳陣も昨季とは違うと確信を持って中継ぎ起用するものと思われますが…」(野球ライター) 今季は離脱前まで「3登板・0勝1敗・防御率6.00」と先発では振るっていなかった藤浪。このことも首脳陣が中継ぎ起用を決めた一因になったと思われるが、昨季とほぼ同時期の配置転換は果たしてどのような結果となるだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年05月30日 21時30分
阪神、原口の「使い方雑過ぎ」? 二軍に落とした矢野監督らに批判、一軍復帰タイミングに疑問も
29日終了時点で「20勝32敗1分・勝率.385」とセ・リーグ最下位に沈む阪神。30日にNPBが公示した選手の抹消情報がネット上で物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、阪神が投手・齋藤友貴哉、野手・原口文仁の2名を登録抹消としたことを公示。抹消を伝える報道では、両者共に成績不振が理由ではとみられている。 齋藤は今季開幕からリリーフとして一軍メンバーに名を連ねていたが、29日終了時点で「16登板・0勝1敗・防御率5.40」と成績は今ひとつ。今季初昇格した4月27日から一軍に同行していた原口も「5試合・.000・0本・0打点」と全く結果を残していなかった。 >>阪神・佐藤、三振直後の映像に「何だ今の態度」批判の声 バットを投げ捨てベンチへ、長引く不振にイライラ?<< 両名の二軍降格を受け、ネット上には「開幕からずっと低調だったし妥当」、「今一軍にいるリリーフの中じゃ防御率1番悪かったし当然」、「直近の登板(25日・楽天戦/1回2失点)も全然ピリッとしてなかったしなあ」と、齋藤の抹消については納得の声が寄せられた。 一方、原口の降格に対しては「無理に一軍呼んで結局抹消って使い方が雑過ぎるだろ」、「まともに使われないまま二軍逆戻りはさすがに原口がかわいそうでは?」、「大山(悠輔)のバックアッパーとして招集したのに、ろくに出場機会与えないまま再降格は行き当たりばったりすぎないか」と疑問を呈するコメントが多数みられた。 「今季の原口は下肢コンディション不良で開幕から二軍調整を続けていましたが、一軍首脳陣は4月24日・ヤクルト戦で大山悠輔が左足を負傷したことを受け、大山をバックアップできる右の強打者として4月27日に原口を一軍に招集。しかし、首脳陣は原口招集後も手負いの大山をスタメン起用し続けており、その影響もあってか原口は5月29日までに計5試合しか起用されていませんでした。原口は二軍打率『.167』とまだ復調していない状況で一軍に呼ばれ、ほとんど使われないまま二軍逆戻りという形になったわけですが、それでは何のために原口を一軍に呼んだのかと首脳陣の考えに疑問を抱いているファンも少なくありません。首脳陣としても大山のけががそれほど重いレベルではなかったことで、原口を持て余していた面はあったのかもしれませんが…」(野球ライター) 今回の原口抹消について、矢野燿大監督ら一軍首脳陣のコメントは特に伝えられていない。ファンの間で物議を醸す処遇の真相は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
芸能ニュース 2022年05月30日 19時00分
ロッテVS阪神戦、ゲストのトミーズ雅「点取らんでええのに」発言でファン激怒 「マジで黙れ」の声も
日本生命セ・パ交流戦2022『ロッテVS阪神』が28日、ZOZOマリンスタジアムで開催。この試合の中継が関西のテレビ局・MBSで放送され、解説に阪神のOBである鳥谷敬氏、狩野恵輔氏、さらに関西で活躍しているお笑いコンビ・トミーズの雅がゲストとして登場した。 トミーズ(雅、健)は、吉本興業の養成所・NSCの1期生。ダウンタウン(浜田雅功、松本人志)やハイヒール(リンゴ、モモコ)らと同期で、若手の頃から頭角を現していた。関西のテレビはもちろん、一時期は東京にも進出。『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出演するなど、その実力は折り紙付き。現在でも、同局で放送されている『せやねん!』を中心に、劇場にも立ち続け、関西芸人の顔となっている。そんなトミーズ雅の発言が、物議を醸しているというのだ。 >>関口宏、巨人・原監督に「あの阪神に負けた」発言で物議 槙原寛己氏にも「公共の電波に乗せるなんて」と不快感<< 「SNSを見てみると、試合中に、雅が問題発言を多くしたようで、ツッコミの声が相次いでいました。その反響は凄まじく、Twitterでは『トミーズ雅』がトレンド入りする事態に。視聴者のツイートを見てみると、確かに引っかかることを言っているんです。チャンスで大山悠輔選手がタイムリーを打った際、その後のバッターの活躍を見たかったのか、『点取らんでええのに』と発言。応援も騒がしかったらしく、視聴者に不快感を与えたようですね。また、たびたび彼がワイプに映るので、わざわざタオルで隠して応援する人や、『うるさい』とミュートにして中継を観る人もいたようです」(芸能ライター) Twitterでは、雅の発言に怒りを持った人が次々に投稿。「野球くらい静かに見させてくれ。トミーズ雅ほんまうるさ」「今日のMBSの野球中継は最悪だった。ゲストのトミーズ雅のトンチンカン発言は、本当に辟易した」「相手球団に対して失礼なことばかり言ってリスペクトの欠片もなくてマジで黙れと思った」「取りあえずトミーズ雅は一生阪神に関わるな」「もう点取らんでいいとか訳わからんこと言ってて草」「トミーズ雅副音声でやってくれへんかな。せっかくのロッテ戦、鳥谷解説でロッテの話とかもいっぱい知りたいのに」との声があった。
-
-
スポーツ 2022年05月27日 15時30分
阪神・佐藤、三振直後の映像に「何だ今の態度」批判の声 バットを投げ捨てベンチへ、長引く不振にイライラ?
26日に行われ、阪神が「0-1」で敗れた楽天戦。「4番・三塁」で先発した阪神のプロ2年目・23歳の佐藤輝明が見せた態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と阪神1点ビハインドの9回裏2死での佐藤の態度。この場面で打席に入っていた佐藤は、楽天3番手・松井裕樹がフルカウントから投じたストレートを強振するも空振り三振。完封負け試合の最後の打者となってしまった。 三振を喫した後、佐藤は持っていたバットを自身から見て右方向にポーンと大きく放り投げる。また、この直後に中継カメラは自軍ベンチに戻る佐藤の表情をアップで映したが、佐藤はうつむき加減で険しい表情を浮かべていた。 >>阪神・佐藤、ピンチを招いた守備ミスに「目測誤るのも仕方ない」擁護も? 試合終盤の“バンザイ後逸”が物議<< 佐藤のバットを投げ捨てる行為に、ネット上では「何だ今の佐藤態度悪すぎだろ」、「振り切った手を戻す時に投げてるし、すっぽ抜けじゃなくて完全にわざとやったな」、「三振に不貞腐れて物に八つ当たりするのはダメ」と批判が寄せられた。 同時に、「打てなさ過ぎてちょっとメンタルおかしくなってないか?」、「今日も最後の打席含めてからっきしだったしなあ」、「最近振るってないからその分ピリついてんのかな」と、バットを投げ捨てた背景を推測するコメントも多数見られた。 「今季の佐藤は26日終了時点で『.276・10本・24打点』とシーズン全体ではまずまずの数字をマーク。ただ、26日試合前時点で直近5試合は『.250・0本・1打点』とさほど打てておらず、同日も『4打数無安打・1三振』とサッパリでした。このこともあり、今回佐藤がバットを投げ捨てたのは、結果を出せない日々が続いていることへのいら立ちが抑えられなかった結果ではないかとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 26日終了時点でチーム打率(.222)がリーグ最下位と貧打に苦しんでいる阪神。一部からは「他に打ってる野手がいないから、佐藤だけにマークが集中して打てなくなってきているのでは」といった指摘も寄せられている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年05月27日 11時00分
またしても完封負けの阪神、1番の戦犯は矢野監督? 本人も反省、得点機をフイにした致命的ミスとは
最悪の状況で“令和の怪物”佐々木朗希と対戦することになった。 5月26日の東北楽天戦、阪神は今季12回目の零敗を喫した。11回目の完封負けを喫した19日の時点で12球団ワーストとなっており、それを更新したわけだ。昨季の完封負けは11試合。50試合目で昨季を上回ってしまった。 >>阪神、マルテの故障離脱に「首脳陣に潰された」の声 無茶な起用法には以前から批判も<< 「そんなに戦うピッチャーじゃないんでね。コントロールももちろん良いし、緩急もあったり。球種もね、それなりにたくさんあるんで。何とかしたかったよ」 試合後、矢野燿大監督は楽天の先発・岸孝之の印象をそう語っていた。 7回を投げ、失点ゼロ。そこで岸は阪神戦の無失点イニングを「26」に更新した。 NPBデータよれば、07年の西武在籍時代から積み上げてきたもの。もっとも、岸との前回対戦は17年6月18日なので、対戦の少なさが「苦手攻略」を遅れさせているのも本当だ。 「岸の調子は良かったと思います。カーブを有効に使っていて。でも、今日の零敗は阪神側に理由があるんじゃないかな」(プロ野球解説者) そう指摘する声も多く聞かれた。 監督インタビューで質問が集中したのは、8回裏の采配。二死二塁の場面で1番・近本光司がレフト前にクリーンヒットを放ったのだが、二塁走者・長坂拳弥は、本塁タッチアウト。8回の攻防が始まった時点でのスコアは「0対0」、勝負をかけるべきであり、「長坂に代走を出しても?」の質問も出た。 「いや、まあ、難しいところやったけどね」 矢野監督は顔をしかめた。そして、「オレが行ききらんかったっていうのは、まあ、受け止めているけど」と“ミス”を認めた。 俊足の選手を代走に送る選択肢はあったようだが、ためらった理由は「延長戦のことも考えていたからだ」と話していた。 「長坂の捕手としての評価がウナギ登りなんです。まだ一軍に昇格して間もないんですが、盗塁阻止率は100パーセント。4度走られて、一度も盗塁を許していません。プロ6年目で肩の強さには定評がありましたが、全てストライク送球です」(同時点/球界関係者) 指揮官の立場からすれば、捕手の交代は難しい。試合展開で内野手に外野を守らせることはできても、基本的に捕手のポジションは捕手にしか務まらないのだ。 しかし、この日のベンチには坂本誠志郎、片山雄哉の2捕手が控えていた。熊谷敬宥、植田海といった足の速い選手も残っていた。 矢野監督は勝負どころを見誤ったようだ。 「3回裏も走者を三塁まで進めても得点を挙げられませんでした。7回も無死二塁で4番・佐藤輝明に打順が回ってきたのに、レフトフライ。どの球種を狙っていくのかなど、ベンチからの指示も出ていなかったのでは?」(前出・プロ野球解説者) 試合後、控え室に戻っていく選手たちも、「疲れた~」と言いたげな表情を浮かべていた。大山悠輔と佐藤が喫した三振数は合わせて「5」。打撃陣全体が調子を落としている。試合途中、翌5月27日の対戦相手・千葉ロッテの先発投手が佐々木朗希であることが発表された。 打線が奮起しなければ、ワンサイドゲームになるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年05月26日 19時30分
阪神、マルテの故障離脱に「首脳陣に潰された」の声 無茶な起用法には以前から批判も
25日に行われた阪神対楽天戦。「1-6」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが阪神助っ人・マルテの負傷交代だった。 この日「3番・一塁」で先発したマルテは、1回裏2死の第1打席で四球を選び出塁。ところが、後続・佐藤輝明の一ゴロで二塁に走ろうとした瞬間に突然右足を引きずるような仕草を見せると、2回表の守備から途中交代となった。 右足を痛め負傷交代したマルテについて、矢野燿大監督は試合後に応じた取材の中で「ちょっと厳しいんちゃうかなと。抹消になるかなと現時点では思っている」とコメントし、軽症ではないと説明。26日に登録抹消された。 >>阪神・ケラーに「腐り始めてないか」憶測も 試合を壊した大乱調が物議、二軍暮らしもさらに長期化?<< マルテの負傷交代を受け、ネット上には「うわ、マルテ抹消レベルの怪我負ったのか」、「二塁へスタート切る時に変な力のかけ方でもしちゃったんだろうか」、「4月と同じ箇所の故障はマズい、長期離脱もあり得るのでは」と心配の声が寄せられた。 同時に、「こうやって再発するのが怖いから早期昇格やってほしくなかったんだけどな」、「見切り発車で一軍に上げた首脳陣に潰されたとしかいえない」、「目先のことしか考えずに無理に復帰させるからこういうことになるんだ」といった首脳陣批判も多数見られた。 「今季のマルテは右足コンディション不良で登録を抹消された4月3日から実戦復帰した5月6日の二軍・中日戦まで、約1カ月間試合には出ずに慎重に調整。そのマルテを首脳陣は一軍打線が低調なことを理由に、5月10日に一軍に再昇格させました。ただ、昇格後のマルテは25日試合前時点で打率『.225』と低調だった上、22日・巨人戦を右足のケアを理由に欠場するなど明らかに状態が万全ではありませんでした。こうした経緯から、右足を痛め再抹消されるきっかけとなった今回のアクシデントは首脳陣による“人災”だと憤っているファンは少なくありません」(野球ライター) 25日の試合に敗れ、両リーグ最速で30敗に到達した阪神(18勝30敗1分・勝率.375)。マルテの故障離脱はリーグ最下位に沈む苦境にさらに拍車をかけそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年05月20日 20時30分
阪神・ケラーに「腐り始めてないか」憶測も 試合を壊した大乱調が物議、二軍暮らしもさらに長期化?
20日に行われた二軍・阪神対オリックス戦。「2-3」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが阪神助っ人・ケラーの大乱調だった。 ケラーはこの日「2-2」と両チーム同点の延長10回裏に6番手として登板したが、先頭・西村凌への四球から1死二塁のピンチを招く。ここで首脳陣は一塁を埋め併殺を狙うために申告敬遠を指示するも、ケラーは敬遠で1死一、二塁となった後、渡部遼人に中安を打たれ1死満塁とピンチを広げた。 さらに、ケラーはこの土壇場で迎えた平野大和にカウント「1-0」から投じたカーブをワンバウンドさせてしまい、これを捕手が捕りこぼす間に三塁走者が生還。「0.1回1失点・被安打1・四球2(敬遠1含む)・暴投1」と散々な投球でサヨナラ負けを招く結果となった。 >>阪神・ロハスの二軍降格に「落とすのはそっちじゃない」の声 “バットへし折り”のマルテ優先に不満相次ぐ<< ケラーの投球に、ネット上では「接戦を完全にぶち壊してて開いた口が塞がらない」、「もはや何しに出てきたんだってレベルの酷さだ」、「登板からサヨナラまでの内容を見る限り完全に独り相撲だな…」と呆れ声が寄せられた。 一方、「一向に一軍上げてもらえないから腐り始めてないか?」、「アピール続けても状況変わらんからやる気失いつつあるのかも」、「ここまで結果出してるのになぜって悩んでる説もあり得そう」と、大乱調の背景を推測するコメントも多数見られた。 「今季新加入のケラーは守護神として開幕一軍入りしましたが、『2登板・0勝2敗・防御率33.75』と全く結果を残せず3月31日に二軍落ち。ただ、降格後は5月19日終了時点で『13登板・0勝0敗1セーブ・防御率0.00』と13試合連続無失点をマークするなど好調を続けていました。しかし、一軍投手陣が同日までに21試合連続3失点以下(1950年の2リーグ制導入以降では史上最長)と驚異的な安定感を誇っていることもあり、ここまで一軍から声はかからず。このことから、ケラーは好アピールを続けても一軍復帰が見えてこない状況にモチベーションを落としつつあり、それが今回の大乱調につながったのではとみているファンも少なからずいるようです。これまでの報道ではケラーは真面目で努力家の選手だと伝えられていますが、この性格が災いし内心思い詰めている可能性もゼロではなさそうです」(野球ライター) 二軍降格からもうじき2カ月がたとうとしているケラー。今回の乱調で一軍復帰は遠ざかったという見方もされているが、めげずにアピールを続けることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年05月20日 19時30分
阪神、矢野監督の試合後コメントに「文句言う相手が違う」の声 敗戦投手に苦言も、“戦犯”は野手陣と不満
19日に行われ、阪神が「0-3」で敗れたヤクルト戦。阪神の先発投手・ガンケルに対する矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。 この日のガンケルは5回裏2死から山崎晃大朗に四球、続く山田哲人にタイムリー二塁打を許し失点するも、それ以外のイニングは無得点に抑え「6回1失点・被安打4」で降板。ただ、打線が最後まで同点・逆転できずに今季4敗目を喫した。 決勝点を奪われた5回裏のガンケルの投球について、試合後に取材に応じた矢野監督は「2死から、長打のない打者やから。責めることはないけど、結果から振り返ると、あの四球がもったいない」とコメント。今季までのプロ7年間で通算5本塁打の山崎に対し、2死から四球を与えたのは不用意だったと見解を示したという。 >>阪神、大山の外野起用理由に批判相次ぐ「休ませろ」 足に不安も強行出場、井上ヘッドの意図は<< 矢野監督のコメントを受け、ネット上には「カウント『2-2』と追い込んでからの四球は確かにもったいなかったな」、「多少甘く入っても一発は無さそうだったし積極的にストライク攻めてほしかった」、「後続の山田は長打のリスクが高い打者(19日終了時点で通算256本塁打)、だからこそ山崎は出塁させちゃいけなかった」と同調する声が寄せられた。 一方、「中盤まで試合を作ってくれたガンケルを責めるのはお門違いじゃないか」、「文句言う相手が違う、ガンケルより打線の方がよっぽど悪いだろ」、「今日も含めて投手陣は相当頑張ってるのに、打線がひどい体たらくなせいであんまり勝ててないことを深刻に捉えるべき」と、打線の方を問題視するべきではと不満を述べるコメントも多数見られた。 「阪神はガンケルが5回裏に取られた1点が決勝点となり試合に敗北。ガンケルを含めた投手陣は3失点と試合自体は作っていましたが、打線は4安打無得点と全く援護できませんでした。また、阪神は同戦を含め投手陣が21試合連続3失点以下(1950年の2リーグ制導入以降では史上最長)と歴史的な安定感を見せていますが、打線が同期間で計80得点(1試合平均約3.8点)と振るっていないこともあり『12勝9敗』とそれほど白星は伸びていません。このこともあり、ガンケルの四球に不満げな様子を見せた矢野監督に対し、問題視するべきは長らく機能していない打線の方ではないかと憤っているファンも少なくないようです」(野球ライター) 打線低迷がこのまま続くと、投手陣の調子が落ちると同時に大規模な連敗に突入するリスクも考えられる阪神。投手が安定しているうちに打線復調にはめどをつけたいところだが、矢野監督は果たして適切な策を打つことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
阪神・矢野監督に金村氏が苦言「2人とも潰してまいよるな」 糸井を差し置いてのロハス起用を問題視、本人も自身の非を認めた?
2021年05月18日 15時30分
-
スポーツ
西武・十亀の珍ハプニングに「心中お察しします」阪神・岩貞が同情?「当事者が交流してて笑った」経験者のやり取りにホッコリ
2021年05月17日 15時30分
-
スポーツ
「サンモニ」関口宏、ゲストへの呼びかけに視聴者呆れ?「怒っても良かった」井川氏に同情の声
2021年05月17日 11時55分
-
スポーツ
DeNA・ラミレス前監督がまさかの阪神入り? 藤川氏に助っ人発掘サポートを約束、「実現したら大補強だ」待望論高まる
2021年05月16日 11時00分
-
スポーツ
阪神・矢野監督、ロハスより糸井を使うべき?「なんで打てないのに出てるんだ」狩野氏が起用法に苦言も「まだ3試合なのに」と賛否
2021年05月14日 19時30分
-
スポーツ
阪神・矢野監督、“雨男”青柳を巨人戦に温存したワケ 藤浪を緊急昇格させる可能性もあった?
2021年05月13日 11時00分
-
スポーツ
高橋由伸氏、もう一度巨人監督に?「そんな形で終わっちゃいかん」藤川氏が球団に“再登板”要請も賛否
2021年05月12日 21時30分
-
スポーツ
阪神が大山離脱で「戦力アップしてるんちゃうか」 金村氏の主張にファンから批判も「3割近く打ってるのに舐めすぎ」
2021年05月11日 20時30分
-
スポーツ
阪神対DeNA戦でのボヤ騒ぎ、現地ファンも「煙くさい」 矢野監督も大慌て? 中断無しの試合強行には苦言も
2021年05月10日 17時00分
-
スポーツ
阪神・矢野監督のコメントに疑惑の声 糸井の初スタメン明言も、「本当は使いたくないのか」の声が挙がるワケ
2021年05月07日 20時30分
-
スポーツ
阪神、佐藤の痛恨ミスは急失速の前兆か 歴史的快進撃も優勝はできない? グラウンド内外で緊急事態続出中
2021年05月07日 11時35分
-
スポーツ
阪神・佐藤に「無駄死にしたせいで勝てなかった」ファン激怒 矢野監督の勝負手をミスで台無しに、敵軍の“策略”にもはめられた?
2021年05月06日 20時30分
-
スポーツ
阪神・藤浪は“何も変わっていなかった”? 試合中の悪癖再発で二軍降格、矢野監督は見て見ぬふりか
2021年04月27日 11時20分
-
スポーツ
首位快走の阪神、グラウンド外でも巨人に宣戦布告? ヤクルトしか賛同しなかったライバルの主張とは
2021年04月26日 11時10分
-
スポーツ
巨人・長嶋監督が突然丸坊主に!「あれだけのことをしでかして…」球団にも激震、2度の大乱闘が勃発した衝撃の警告試合
2021年04月24日 11時00分
-
スポーツ
阪神・梅野の負傷交代に「シャレにならない」心配の声 離脱ならリーグVは絶望? 首脳陣は軽症強調も今後に暗雲か
2021年04月23日 19時30分
-
スポーツ
阪神・梅野の故障で優勝戦線から脱落? 不安だらけの首位攻防戦、矢野監督は新助っ人の緊急昇格も検討か
2021年04月20日 11時05分
-
スポーツ
侍ジャパン・稲葉監督は抑え投手を召集すべきではない?「思った通りの力を発揮できてない」藤川氏がデメリット指摘も賛否
2021年04月19日 21時30分
-
スポーツ
甲子園の審判団に「阪神をひいきするな」ヤクルトファン激怒 藤浪ら死球連発の犠牲に? 今季初の警告試合宣告に反発相次ぐ
2021年04月19日 15時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分