立浪和義
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スポーツ 2023年07月10日 19時30分
中日・立浪監督に「勝つ気あるのか」と批判 4割打者にバントさせ敗戦、試合後コメントにも呆れ声
9日に行われ、中日が「2-3」で敗れた広島戦。立浪和義監督が見せた采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-3」で迎えた9回裏でのこと。この回中日は先頭・石川昂弥が二塁打を放ち、無死二塁で打撃好調の宇佐見真吾(打率.435)という絶好の同点機を迎える。すると、ここで立浪監督は宇佐見に送りバントを指示。これが決まり1死三塁となった後、福永裕基(.267)にはスクイズなどを指示せずに打たせたが、福永は浅い右飛に倒れ三走をかえせなかった。 2死三塁となったところで龍空(.194)に打席が回ってきたが、中日には代打の切り札・大島洋平(打率.274・得点圏打率.319)がまだベンチに残っていた。ただ、立浪監督は大島を代打起用せずに龍空をそのまま打席に立たせる。しかし、龍空は力ない遊ゴロに終わり、同点機をモノにできないまま敗戦となった。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 立浪監督の采配を受け、ネット上には「立浪監督は勝つ気あるのか」、「今の中日で1番怖い打者に送らせて、微妙な打者で勝負するのは理解できない」、「福永、龍空には無策で普通に打たせたのも腹立つ」、「大島を使わずじまいで終わったのも納得できない」といった批判が寄せられた。 「立浪監督が宇佐見に送りバントを指示した9回裏無死二塁の場面ですが、後続の福永は試合前時点でチームトップの4犠飛を記録。同監督は宇佐見が同点打を打つ確率、福永が犠飛を打つ確率を天秤にかけ、後者の方が確率は高いと判断した可能性はあるでしょう。また、2死三塁で打席に入った龍空は8番打者で次が投手の打順だったため、今大島を出しても申告敬遠で歩かされると考え温存に至ったのでは」(野球ライター) 試合後に応じた取材では、9回裏の攻撃について「まずは同点というところでしたけど、結果追いつけなかった」とコメントしたという立浪監督。このコメントに対しても一部から「言ってることとやってることが矛盾してる」、「同点狙いなら福永スクイズとか、右飛で三走とかやりようあっただろ」といった声が出るなど、ひんしゅくを買っている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月06日 18時40分
中日・立浪監督が村松のバント失敗に呆然? ベンチでの態度が話題、巨人戦終盤の勝ち越し機「采配自体がミス」と指摘も
5日に行われ、中日が「6-7」で敗れた巨人戦。立浪和義監督が試合中に見せた態度が話題となっている。 注目が集まったのは、「5-5」と両チーム同点の8回裏でのこと。この回攻撃の中日は先頭・ビシエドが巨人5番手・高梨雄平から四球を選ぶと、立浪監督はビシエドに代走を送った上で、後続の村松開人に送りバントを指示。一打勝ち越しのチャンスを手堅く作るための策だったが、村松は高梨の初球ストレートに当てはしたが真正面に転がしてしまい、素早く捕球した高梨に二塁アウトを奪われた。 村松が走者を送れず1死一塁となった直後、中継ではベンチで戦況を見ていた立浪監督の様子が映る。腕組みをして立っていた立浪監督は何かをつぶやくと、左方向に首を傾けながらグラウンド方向を見つめた。 この後、中日は石橋康太が送りバントを決め2死二塁とした後、代打・福田永将が申告敬遠され2死一、二塁とチャンス拡大。しかし、ここで打席の後藤駿太が空振り三振に倒れ、2者残塁で攻撃終了となった。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 立浪監督の態度を受け、ネット上には「監督が村松のバント失敗に露骨に呆れてる」、「勝負どころでそのミスは痛すぎるってガックリきてそう」、「怒りを通り越して呆然としてるって感じだな」といった驚きの声が寄せられた。 村松のバント失敗に不満げだった立浪監督だが、一部からは「バント采配自体がミスだったのでは」といった指摘も。8回のマウンドに上がった高梨はビシエドに四球を与え、続く村松への初球もほぼど真ん中。また、石橋がバントを決めた球も真ん中外寄りと甘かった上、後藤に対してもフルカウントとなるなど制球が乱れていた。ファンの中にはバントではなく、進塁打目的で打たせた方がいい結果につながっていたのではという見方もあるようだ。 8回裏のチャンスを逃した中日は延長12回までもつれた戦いの末巨人に惜敗。立浪監督は一打勝ち越しの状況を手堅く作ろうと村松にバントを指示したようだが、成功していれば9回で逃げ切れていた可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月05日 15時30分
中日・立浪監督の代走策を元監督が問題視、「勝負勘悪すぎ」ファンも不満 本人は試合後に反省?
野球解説者・大矢明彦氏(元横浜監督)が、4日放送の『プロ野球ニュース 2023』に生出演。中日・立浪和義監督にまつわる発言が話題となっている。 番組で大矢氏はこの日行われたプロ野球6試合を、複数選手の名を挙げながら解説。その中で、中日対巨人戦の終盤に立浪監督が仕掛けた代走策を問題視した。 立浪監督は「1-2」と1点ビハインドの7回裏1死一、三塁、打席に左打者の高橋周平が入った場面で、一走・宇佐見真吾に代え高松渡を起用。しかし、高松は巨人先発・山崎伊織がカウント「2-1」から投げた一塁牽制に逆を突かれタッチアウトに。2死三塁となった中日はこの回無得点に終わると、直後の8回表に大城卓三に11号3ランを打たれ「1-5」で敗れた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 高松の牽制死について、大矢氏は「代走に出してる走者があそこでアウトになって、もうプツーンと切れちゃう」と反撃ムードを台無しにする手痛いミスだと苦言。同時に、「僕は正直言って、代走はまだ早いんじゃないかなって気がした。代走出したらやっぱり、投手もある程度走ってくるというのを頭に入れながらになってくるので」と、代走策を仕掛けるタイミングにも問題があったのではと見解を示した。 立浪監督は一打勝ち越し、併殺リスク減を狙って宇佐見に代走を送ったものとみられるが、大矢氏は「宇佐見は一塁にいてもまだよかったような気がする。一、二塁間も空くし」とコメント。この場面は一塁手が牽制に備えベースにつく関係で一、二塁間のヒットゾーンが広がっていたため、高橋が併殺を喫する可能性はそう高くなかったとみていたようだ。 同氏はその上で、「1点取って二塁に行った時に初めて走者代えてもよかったんじゃないか」と指摘。高橋が同点打を打ちなおも1死一、二塁となるなどした際に代走を送っても遅くはなかったのではと主張した。 大矢氏のコメントに対しネット上では「確かに勝負勘がちょっと悪すぎる印象はあった」、「変に動かず周平に任せるべきだったか」、「仕掛けるなら代走じゃなくて、スクイズとかエンドランにすべきだったのでは」、「捕手の宇佐見代えたから次の回に3点取られた節もあるよな」といった同調の声が寄せられた。 「同戦の中日は7回裏開始前時点で、山崎の前に3安打1得点と苦戦。唯一の得点を挙げた4回裏以外は得点圏にも走者を進められていない状況でした。そんな中、7回裏に待望のチャンスが巡ってきたわけですが、立浪監督としてはこの回で勝ち越し逃げ切り態勢に入らないと勝機は薄いという考えもあったのでは」(野球ライター) 立浪監督は試合後に応じた取材の中で、不発に終わった代走策について「こちらが出してるのでこちらの責任」と反省の弁を述べたことが伝えられている。監督自身も勝負の分かれ目となった判断を悔やんでいるようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月03日 18時40分
中日・立浪監督、DeNA戦後に涌井批判も「悪いのは野手だろ」不満相次ぐ 東に無抵抗もお咎めナシ?
2日に行われ、中日が「2-3」で敗れたDeNA戦。先発を務めたプロ19年目・37歳の涌井秀章に対する立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 涌井は両チーム無得点の2回裏2死一、二塁から山本祐大にタイムリー安打を浴び先制されると、続く3回裏にも2死二塁から牧秀悟のタイムリー安打で2失点目を喫する。その後4、5回は無失点に抑えたものの、打線が同点に追いついた直後の6回裏に1死三塁から楠本泰史に犠牲フライを打たれ勝ち越しを許すと、後続の柴田竜拓に四球を与えたところで降板となった。 試合後に取材に対応した立浪監督は、涌井は足がつったため途中降板になったと説明した上で「あそこで踏ん張ってもらえれば勝機はあったが、次の回に失点してしまった。柴田とか長打がない打者への四球はもったいない」とコメント。2回に楠本(今季1本塁打)、柴田(同0本)での連続四球から失点を喫したこと、同点直後に勝ち越しを許したことに苦言を呈したという。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がったが、中には「いや、監督は文句言う相手が違う」、「悪いのは東に2戦連続でいいようにされた野手陣だろ」、「一発でしか点取れなかった打線そっちのけで何を言ってるんだ」といった批判も見られた。 「DeNAは2日の中日戦で東克樹を先発マウンドに送っていますが、中日にとって同投手は今季初対戦した4月30日の試合で『9回無失点・被安打4・四死球0』の完封勝利を許した相手。約2か月ぶりの再戦ではリベンジを果たしたいところでしたが、6回表に飛び出た石川昂弥の6号2ラン以外に得点がないまま、『7回2失点・被安打7・四死球0』で今季8勝目を献上する結果になりました。その打線について、試合後の立浪監督は『スイングの速さを含め、課題はあるんでしょうけど』とどこか他人事のようなコメントを残すにとどまったそうですが、同じ投手に2度もやられたことは厳しく追及するべきだと不満を抱いたファンは少なくなかったようです」(野球ライター) DeNA相手に接戦を落とした中日は、5位ヤクルトと0.5ゲーム差の最下位に転落。6月30日に復活していた自力優勝の可能性も再び消滅している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月30日 15時30分
中日・立浪監督、龍空のミス連発にブチギレ?「失望にじみ出てる」ベンチでの表情が話題、即座の交代も物議
29日に甲子園球場で行われ、中日が「0-8」で敗れた阪神戦。立浪和義監督が試合中に見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「0-5」と中日5点ビハインドの5回裏1死でのこと。中日先発・松葉貴大は打席の大山悠輔に対し、カウント「2-2」からツーシームを投じる。打球は遊撃手・龍空の正面に転がるゴロとなったが、バウンドが不規則だったのか、龍空は捕りきれずにトンネルしてしまった。 龍空のエラーで1死一塁となった直後、中継ではベンチ内で戦況を見守る立浪監督の表情がアップで映る。同監督は首をわずかに後ろに傾けながら、無表情でグラウンドを見つめていた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 立浪監督の表情を受け、ネット上には「今映った監督の顔完全に死んでたぞ」、「明らかに怒ってる表情してて怖すぎる」「マルチエラーへの失望がにじみでてるな」、「球場が球場とはいえ、ミス連発は我慢ならないってことか」といった驚きの声が寄せられた。 龍空は2021年のプロ入りから中日でプレーする内野手で、62試合に出場した昨季から一軍で頭角を現している。今季も29日試合前時点で46試合に出場しているが、守備ではここまでに4失策を喫していた。 「龍空は試合開始直後の1回裏2死二、三塁の場面でも、ノイジーが放った正面のゴロをファンブルして三走の生還を許す手痛いエラーを記録。5回のトンネルも合わせると、今季の失策数は6個となり早くも昨季の5個を上回りました。試合が行われた甲子園は内野が全面土に覆われていることから、打球の軌道が不規則になりやすいとされていますが、それでも平凡な打球を2つもさばき損ねたことは立浪監督としては許容できなかったのでは」(野球ライター) 龍空は2個目のエラーを喫した直後の6回裏、村松開人に代わり突然途中交代となっている。試合後の報道では、立浪監督が交代の理由についてコメントしたとは特に伝えられていないが、一部からは「絶対懲罰交代だろ」という指摘も上がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月28日 16時30分
中日・立浪監督、柳への「逃げ回った」発言に批判「ミス棚上げするな」 阪神戦の背信投球、原因は起用法にアリ?
27日に甲子園で行われ、中日が「3-11」で敗れた阪神戦。先発を務めたプロ7年目・29歳の柳裕也に対する立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 同戦の柳は1、2回を三者凡退に打ち取る上々の立ち上がりを見せたが、3回に1死二、三塁のピンチを招くと、近本光司に犠牲フライを打たれ失点。さらに、この後中野拓夢(タイムリーヒット)、前川右京(タイムリーヒット)、大山悠輔(9号2ラン)、ミエセス(ヒット)、糸原健斗(ヒット)と5連打を浴び、「2.2回5失点・被安打6・四球1」でKOされた。 大敗を招く背信投球となった柳について、試合後に取材に応じた立浪監督は「あれだけ逃げ回っとったら、やられますよね。打たれたくない、打たれたくないと、球がはっきりしたら厳しい」とコメント。柳は5連打中のボールカウントが「1-0」、「2-1」、「2-2」が各1回、フルカウントが2回とほぼボール先行だったが、逃げ腰の投球が大量失点につながったと苦言を呈したという。 >>中日・立浪監督、自軍本拠地にブチギレ? フェンス叩きながら絶叫、岡林の“本塁打未遂”にファンも嘆き「他球場なら入ってた」<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がった。ただ、中には「今日に関しては使う方が悪い、采配ミスを棚上げするな」、「首脳陣にも4年勝ってない甲子園で起用した責任があるぞ」、「これでまた相性不利が深刻化するのでは」、「鬼門で投げさせられて文句も言われて、柳もやってられないだろ」といった批判も見られた。 「柳はプロ入りした2017年から28日の試合までに通算42勝をマークしている主戦投手ですが、甲子園では2019年5月11日・阪神戦を最後に約4年間勝利から遠ざかっています。マウンドの高さや硬さが合わないこと、未勝利が長引き精神的な重荷になっていることなどが理由と考えられますが、甲子園登板を回避させる選択肢はなかったのかと首脳陣に不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 27日の勝利で首位に立った阪神に対し、阪神戦6連敗となった5位・中日。28日の同カードにも敗れると、自力優勝の可能性が消滅する状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月26日 19時30分
中日・立浪監督、自軍本拠地にブチギレ? フェンス叩きながら絶叫、岡林の“本塁打未遂”にファンも嘆き「他球場なら入ってた」
25日にバンテリンドームナゴヤで行われ、中日が「5-1」で勝利したヤクルト戦。立浪和義監督がベンチ内で見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回裏1死でのこと。打席の岡林勇希は、ヤクルト先発・高橋奎二が投じた初球のストレートをスイング。打球は右翼後方に向かって勢いよく伸び、フェンス最上段に直撃する二塁打となった。 先制点に向けいいチャンスメイクとなった岡林の二塁打。ただ、ベンチ内で戦況を見ていた立浪監督は本塁打にならなかったことが悔しかったのか、岡林の打球がフェンスに当たった直後、眉間にしわを寄せ険しい表情を浮かべながら「あー!」というように口を動かす。同時に、ベンチ前の柵を左手で軽くたたいていた。 この後、中日はビシエドが四球を選び1死一、二塁とチャンスを広げるも、細川成也、石川昂弥が連続三振を喫し3アウト。先制点のチャンスをモノにすることはできなかった。 >>中日の最下位低迷、立浪監督の威圧感も原因? 球界OBは退団者続出を心配、課題の貧打払しょくのカギは<< この立浪監督の表情を受け、ネット上には「立浪監督が誰よりも険しい顔してる」、「何であれが入らないのかって思いがにじみ出てるな」、「不満げなのは仕方ない、他球場ならスタンドに入ってただろうし」、「監督はますますテラス希望が強まったのでは」といった驚きの声が寄せられた。 「バンテリンドームは右・左中間の深さが116メートル、外野フェンス高が4.8メートルとどちらも12球団トップクラスの広さを誇る球場。同球場を本拠地にしていることもあり、中日は昨季までチーム本塁打が4年連続リーグ最下位で、今季も25日試合前時点で29本と最下位に沈んでいます。立浪監督はかねて同球場での本塁打の出にくさを問題視しており、昨季終盤には外野フェンス前の座席エリア、いわゆるホームランテラスを導入してほしいと公言していますが、現時点で球場側は特に具体的な動きは見せていません」(野球ライター) 今回の岡林の“本塁打未遂”は最終的には試合展開に影響しなかったものの、今後も同様の打球が頻発するようならテラス設置の機運もますます高まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月24日 11時00分
中日の最下位低迷、立浪監督の威圧感も原因? 球界OBは退団者続出を心配、課題の貧打払しょくのカギは
3月末の開幕から3か月がたとうとしている今季のプロ野球。ペナントの行方はまだまだこれからという中、早くも“終戦”気味なのがセ・リーグ6位の中日だ。 今季の中日は3・4月に「8勝15敗」といきなりつまずき最下位に沈むと、5月も交流戦前までに「9勝14敗」と今ひとつ。さらに、交流戦も21日の楽天戦を前にして「6勝10敗1分」と全体11位。4位・広島とは9ゲーム差で、5位・ヤクルト(広島とは8.5ゲーム差)と共に蚊帳の外状態となっている。 チームは6月19日に捕手・郡司裕也、投手・山本拓実の2名を日本ハムに放出し、代わりに捕手・宇佐見真吾、投手・齋藤綱記の2名を獲得するトレードを成立させるなど、何とか現状を打破したいという姿勢を見せてはいる。ただ、これだけでは今抱えている課題は払拭できないとみているファンがほとんどだ。 >>日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?<< 今季の中日はチーム防御率(2.86)、先発防御率(2.91)、救援防御率(2.77)がいずれもリーグ2位。チーム(2.81)、先発(2.85)、救援(2.71)全ての防御率がリーグ1位の首位・阪神とそん色ない数字をマークしているが、その投手陣を打線が援護できていないことが大きな課題となっている。 中日打線の援護率は現在リーグワースト(2.79)だが、これは阪神(3.94/リーグ2位)と比較して1点以上も少ない数字。この差が貯金14で首位を走る阪神と、借金16で最下位に沈む中日の明暗を分けているとも言えるだろう。 中日には細川成也(.321・8本・37打点)、岡林勇希(.286・2本・13打点)、福永裕基(.286・2本・13打点)など、チームが苦境の中気を吐いている打者が何名かいる。こうした打者にチャンスが多く回るような打順を組む、あるいは打力に優れた選手を外部補強し根本的に打線の火力を上げるといった策をとることが課題払しょくへの道といえそうだ。 「野手陣がうまく機能していない理由ですが、立浪和義監督の言動に選手が萎縮しているからではという見方もあります。同監督は昨季、京田陽太(現DeNA)を『戦う顔をしていない』という理由で、今季は3割近い打率を残していたビシエドを打撃改造目的でそれぞれ二軍送りにするなど不可解な昇降格が頻発。また、6月16日・日本ハム戦では相手のフォースボーク(一走がわざと飛び出し牽制をもらう間に三走が本塁に突入する戦術)に引っかかり失点を喫したことが不満だったのか、ベンチ裏へ続く通路に置いてあったゴミ箱を蹴り上げ物議を醸しました。貧打解消に向け采配・外部補強はもちろん、立浪監督が選手とどのように接していくのかもカギになるのでは」(野球ライター) ただ、策が不発に終わり投手が見殺しにされる状況が続いた場合は、リーグトップクラスのクオリティを維持している投手陣のモチベーションに響き、野手陣と共に共倒れしてしまうリスクはある。また、球界ではご法度とされる味方批判を行う選手が出てくる可能性もあるだろう。 さらに、チーム・個人がより白星を得やすい環境を求めるために、FA権を獲得した投手がこぞって権利行使・移籍を選択するという最悪のシナリオも現実味を帯びる。実際、野球解説者・高木豊氏も6月21日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、中日について「(打線が)もう少し点取ることがうまくならないと投手が崩壊しちゃう。かわいそうだよ」、「FAとったらみんな出ていくよ。勝てないもん」と心配を寄せている。 投手陣と野手陣が今ひとつかみ合っていない中日。立浪和義監督ら首脳陣が今後どのような策をとるのかは、今季はもちろんその先のチームも左右しそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年06月20日 11時00分
中日・立浪監督、トレード獲得の宇佐見は即スタメン? 次のテコ入れ策はコーチの配置転換か
セ・パ交流戦後の中日の動きは、交換トレードだけか? 6月19日正午前、中日、日本ハム両球団から「2対2」の交換トレードの成立が発表された。 「中日側から申し込みがあったんです。日本ハム側が希望する選手と、中日側が放出できる選手が食い違っていて、それで複数トレードになりました」(球界関係者) 中日は捕手の郡司裕也、中継ぎ投手の山本拓実を放出し、日本ハムから捕手・宇佐見真吾とリリーバー・斎藤綱記を獲った。 >>日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?<< 「若い捕手」を出して、「年長捕手」を獲るということは、14日の千葉ロッテ戦で右手大菱形骨を骨折した正捕手・木下拓哉の離脱が影響してのことだろう。 「昨年12月、一度は放出した加藤匠馬を千葉ロッテから呼び戻しました(無償トレード)。その加藤は今季10試合にしか出場していません」(名古屋在住記者) 木下の一軍登録が抹消されたのは、15日。代わりに昇格してきたのは20歳の捕手、味谷大誠だった。「この若手捕手を育てていくのかな?」と思われたが、スタメンマスクは石橋康太。代打や途中交代で、加藤か味谷が使われるだけだった。 立浪和義監督の眼には石橋たちが物足りないと映ったのだろう。宇佐見がチームに合流したら、「即スタメン」での起用も予想されている。 このタイミングでの交換トレードについて、コーチ経験を持つプロ野球解説者がこう説明する。 「シーズン途中でのトレードにはリスクも伴います。特に捕手の場合はチームのサインを全て知っているので、捕手を放出する場合は、サインを変更しなければなりません。交流戦が終わったタイミングなら、セ・リーグ球団とパ・リーグ球団の真剣勝負は日本シリーズまでありません」 「サイン流出阻止」を理由に、交換トレードを模索している球団がほかにもあるそうだが、中日が「動く」のは、今回のトレードだけだろうか。 中日は21日に雨天で消化できなかった楽天戦を行うが、交流戦の成績は6勝10敗1分け。トータル23勝39敗1分けで「借金16」。地元名古屋・CBCテレビの人気アナウンサーが「デッドラインは借金15」と話したのを契機に、立浪監督の休養説が一部で囁かれるようになった。 調べてみたが、「借金15」は確かにアヤシイのだ。2016年、谷繁元信監督の途中休養が発表されたときの借金は「15」で、前任の与田剛監督も21年シーズン、133試合目で「借金15」に到達し、最終的には「16」でユニフォームを脱いでいる。 「立浪監督はファン、地元の協賛企業が待ちに待って誕生した指揮官です。途中休養は考えにくい」(前出・球界関係者) 立浪体制を支持する声も多く聞かれたが…。 だとすれば、コーチの配置換えか、第2、第3のトレード補強がされるのだろうか。 日本ハムに交換トレードを申し込んだのは直接対決の真っ只中(16~18日)だったともいう。3連敗を喫した相手に頭を下げていたとすれば、立浪監督がゴミ箱を蹴飛ばした気持ちも分からないではない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月21日 11時00分
中日・根尾、投手転向以来の課題をついに払拭か 大乱調きっかけに投球一変も、立浪監督の起用法は固まらず?
18日試合前時点で「9勝25敗3分」でウエスタン・リーグ最下位に沈む中日二軍。セ・リーグ最下位(13勝24敗)の一軍以上に苦境が続く中、プロ5年目・23歳の根尾昂が復調の兆しを見せ始めている。 根尾は昨季途中から投手に転向し「25登板・0勝0敗1ホールド・防御率3.41」とまずまずの数字をマーク。ただ、初めて投手としてシーズンを過ごし疲労もあったのか、昨オフ11月の秋季キャンプではストライクテストをコーチに打ち切られる日もあるなど調整に苦戦。翌12月の契約更改後会見では「疲れてきて技術不足を痛感した」と、シーズン後半は疲労に苦しんでいた旨を口にしたことも伝えられた。 根尾は投手転向当初から、二軍で投手としての体作り・フォーム固めなどを行う時間を設けられないまま一軍起用され続けたことがファン・OBから不安視されていた。ツケはオフシーズンの間も取り戻せなかったようで、迎えた今季も状態上がらずキャンプから二軍暮らしが続き、オープン戦登板もゼロに終わった。 >>中日首脳陣をOBが酷評「見世物ですよ。あれじゃ可哀想」 根尾の二軍調整回避を問題視、秋季キャンプにも悪影響?<< 開幕二軍で迎えたシーズンでは初登板となった3月17日・ソフトバンク戦から4月1日・広島戦にかけ5試合連続無失点を記録するも、4月5日・オリックス戦では「0.1回3失点・被安打0・3四球」と背信投球で降板。それまでとは別人のような投球となったこの試合を最後に突然二軍登板が途絶えた。 この間は特に報道もなかったため、ファンの間では重大なアクシデントに見舞われたのではと心配する声も少なくなかった。ただ、根尾は約1か月後の5月9日・オリックス戦で久しぶりに二軍登板を果たすと、同戦から18日・阪神戦にかけて「5.2回1失点・被安打3・四球3」と好成績をマーク。また、17日・阪神戦では今季初の回またぎ、翌18日は今季初の連投となったがどちらも無失点でこなしている。 「久しぶりの登板となった5月9日の報道では、同戦の根尾は投球時に左足を踏み込む際、膝下を伸ばしタメを作ってから踏み込むなど投球フォームに変化が見られたと伝えられています。これを踏まえると、二軍首脳陣は実戦登板の機会よりも投球フォーム改良の方が必要と判断し、根尾に約1か月取り組ませていたのでしょう。結果として、投手転向当初から不安視されていた体力作り・フォーム固めを進める有意義な時間になったのでは」(野球ライター) 現状ではフォーム改良の成果は上々といえそうな根尾。一軍は18日試合前時点で救援防御率リーグ2位(2.33)とブルペンはある程度安定しているものの、今の調子が続けばビハインド、ロングリリーフ要員といった役割での今季一軍初昇格は十分チャンスがあるだろう。 ファンの間でも根尾の昇格を待ちわびる声が多いが、一部からは「先発で使う話はどこいった」、「好調はいいことだが起用法がブレてないか」といった不満の声も上がっている。今季の根尾は元々先発としての起用が予定されており、立浪和義監督も開幕直後までは「彼はこれから先発をめざすという意味では、二軍で長いイニングも徐々にやっていけば十分チャンスも出てくる」と期待をかけていた。ただ、現在は基本1イニングの上、回またぎ・連投もこなすなどリリーフとしての調整が主となっているような状況のため、先発・リリーフどちらで使うつもりなのか首をかしげているファンも少なくない。 ただ、どちらの役割を任されるにしても、ここからさらなるアピールが求められる立場であることは間違いない。今後の二軍登板、起用法にも要注目だ。文 / 柴田雅人
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中日・立浪監督、ビシエドのトレード放出もあり得る? 打撃改造目的の抹消、不発なら京田の二の舞か
2023年04月16日 11時00分
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中日・ビシエドの登録抹消に「懲罰降格では」憶測の声 打率はまずまずも致命的問題、立浪監督も愛想尽かした?
2023年04月12日 20時30分
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中日新助っ人陣、ヤクルト戦後の表情が話題「心折られてないか」 ベンチで肩並べ放心状態? 貧打に苦しみチームも低迷
2023年04月06日 16時10分
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中日・立浪監督、亡命騒動前からロドリゲスに激怒? メジャー複数球団が先発候補として獲得乗り出すか
2023年03月31日 11時00分
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中日、打線低迷は今季も変わらず? 練習試合勝利も拭えない不安要素は
2023年02月15日 11時00分
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スポーツ
中日・立浪監督、実戦中の行動に「選手が萎縮しかねない」の声 本塁後方に突然出現、投手も炎上寸前に?
2023年02月14日 20時30分
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スポーツ
中日、主砲・ビシエドに控え落ちの危機?「立場分かってないのか」キャンプ前コメントに心配相次ぐワケは
2023年01月27日 20時30分
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スポーツ
中日・立浪監督、外野手・鵜飼を一塁挑戦させるワケ 「プロでは未経験なのに」ファンは心配も本人はやる気満々?
2023年01月25日 20時30分
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スポーツ
中日・立浪監督、根尾をキャンプ二軍で鍛え直し? 先発としての球種・スタミナを不安視か
2023年01月19日 11時30分
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スポーツ
中日戦力外・滝野、首脳陣へのグチがバレる?「結果論で当たりきつくなる」TVで公開した手帳内容に驚きの声
2022年12月27日 19時30分
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スポーツ
中日、年明けに再び捕手トレード? 加藤を無償獲得も憶測相次ぐ、立浪監督の過去発言とは矛盾か
2022年12月26日 20時30分
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スポーツ
前中日・阿部、立浪監督の起用法に愚痴?「すごい怖かった」三塁コンバートの気苦労明かし驚きの声
2022年12月22日 19時30分
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スポーツ
中日・立浪監督の「捕手欲しい発言」の真相 控え陣の打力に不安か、チーム内からは反対意見も?
2022年12月22日 11時20分
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スポーツ
中日・立浪監督の発言に「マルティネス残せばよかったのに」疑問の声 今オフ3名放出も捕手補強狙うワケは
2022年12月19日 19時30分
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スポーツ
DeNA・京田の入団コメントに「中日に喧嘩売ってる」驚きの声 立浪監督の冷遇・トレード放出にブチギレ?
2022年12月06日 20時30分
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スポーツ
中日・立浪監督、三好ら若手有望株を放出? 現役ドラフトでも積極的にチームを改造か
2022年12月05日 11時00分
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スポーツ
中日・根尾、来季の先発ローテ入りは絶望的? 二軍調整すべきと指摘も、本人は意欲も課題山積
2022年11月26日 11時00分
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スポーツ
中日・京田のトレード放出、時間の問題だった?「戦う顔をしていない」立浪監督は今季冷遇、球団首脳も上がり目ナシと判断か
2022年11月19日 11時00分
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スポーツ
中日首脳陣をOBが酷評「見世物ですよ。あれじゃ可哀想」 根尾の二軍調整回避を問題視、秋季キャンプにも悪影響?
2022年11月09日 18時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分