巨人
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スポーツ 2020年05月27日 11時40分
巨人、開幕戦の菅野が今後の明暗を分ける? 開幕カード変更が好条件に、2連覇への追い風となるか
巨人のエース・菅野智之が通常ローテーションを一日短縮させ、「中5日」でフル回転してくるかもしれない。プロ野球・ペナントレースは6月19日に決定したが、移動による感染防止のため、対戦カードも組み直されることになった。関西エリアで活躍しているプロ野球解説者によれば、「阪神の対戦相手は(東京ドームでの)巨人になりそう」だという。 そんな対戦カードの変更が追い風になりそうなチームと、そうでないところが出てきた。 「試合数が減るということは、開幕ダッシュに成功したチームが断然、有利です」(スポーツ紙記者) 巨人にとって、本来の対戦相手はDeNAだった。左腕・今永と菅野の投げ合いになることから、ロースコアの投手戦も予想されていた。しかし、「カード変更」と同時に飛び込んできた「対阪神」が実現したら、状況は少し変わって来る。試合中盤以降に動く。 阪神の開幕投手は西勇輝と発表されている。しかし、その西は巨人との相性が良くないのだ。 2019年、巨人戦に5試合登板、うち「クオリティースタート」が4回。防御率2・70。クオリティースタートとは、先発投手が責任イニングである6回までを自責点3以内に抑えること。そんな“好投”を表すデータが残っているのだが、西は巨人戦で1勝も収めていない。0勝2敗だ。 「味方打線の援護に恵まれない、あるいは、野手陣のエラーに足を引っ張られたということ」(在阪記者) 西個人の通算成績も調べてみたが、オリックス時代、交流戦で4度の巨人戦に先発していたが、一度も勝ったことはなかった。「運がない」「巡り合わせが悪かった」としか言いようがないのだが、こんな声も聞かれた。 「巨人はリリーフ陣にも一抹の不安を抱えています。クローザーはデラロサで固定する予定ですが、他の中継ぎ陣は投げてみなければ分からない状況です」(前出・プロ野球解説者) 菅野、西の投げ合いになり、リリーフ層の厚い阪神は中継ぎ投手を継ぎ込み、最後は藤川球児で逃げ切りを図るだろう。リリーバーに不安のある巨人は菅野を長く投げさせようとする。疲れの出始める6、7回に試合が動くのではないだろうか。 「菅野は昨年オフも、自軍の若手投手を連れて、自主トレに行きました。菅野が若手に色々とアドバイスを送っており、その菅野がいきなりコケるようなことになれば、チーム全体の雰囲気が重いものになってしまいます」(前出・スポーツ紙記者) 「あと1勝」で、巨人は球団史上通算6000勝となる。菅野で、そして、開幕戦をメモリアルで飾れば、一気に流れを掴むことになるが、失敗すればヤバイことになりそうだ。 “責任重大”な菅野の状態について聞いてみると、「投げたくて仕方ないのに、それを抑えている感じ」(関係者)とのこと。近年、どのピッチャーも大量な投げ込み練習をやらない。「抑えている調整法」は西も同じだが、見方を変えれば、オフの間に自分を追い込む体力強化の練習を終えていて、「自信がある」ということだろう。 巨人が連覇できるのかどうか、開幕戦で全てが分かりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月21日 11時40分
“日本で通用しなかった”元巨人のMLB監督が移籍のキーマンに? 菅野・有原らにも既にアピールか、意味深な発言も
新型コロナ禍により、夏の甲子園大会は中止が正式に発表された。海の向こう、メジャーリーグでは、一部球団がキャンプ再開の動きを見せているが、“元巨人選手の監督”の発言が話題になっていた。 「深く野球文化に染み込んでいるから、この慣習をやめるのはとてつもない難題だ」 サンフランシスコジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督の発言だ。野球選手がプレーの合間にツバを吐くことがある。その行為を新型コロナウイルスの感染・拡大防止のため、禁止すると通達されている。それに対し、同監督が地元ラジオ局のインタビューで、「難題だ~」とボヤいたのだ。「ユーモア半分といったところでしょう。キャプラー監督に対する批判は今のところ、出ていません」(米国人ライター) しかし、キャプラー監督が「日本のネクスト・メジャーリーガーたち」の交渉において、キーマンとなりそうなのだ。 「巨人のユニフォームに袖を通したのは、2005年のシーズン。でも、日本の野球スタイルが合わず、シーズン途中の7月に自ら退団を申し出て、帰国しています」(スポーツ紙記者) 巨人時代の打率は1割5分3厘(38試合)。しかし、帰国後は2010年シーズンまで現役を続けており(07年はマイナー指導者)、第3回WBCでイスラエル代表監督、同4回大会での予選中のコーチ、フィリーズ監督(2季)に就くなど、“活躍”していた。計12年、米帰国後も5季(05年途中も含む)、メジャー生活を送ったとなれば、日本球界に好印象を持っていないと思うのは当然だが、そうではないという。 「WBCでイスラエルを指揮していた時、日本の野球を参考にしています。けっこう、日本の選手のことも詳しいですよ。大谷が米球界に挑戦しようとした17年オフ、ドジャースのファームディレクターを務めていましたが、『日本ハム球団が、米球界志望の選手をサポートしている』と現地メディアに伝えたりもしていました」(前出・同) 今オフの米球界挑戦が伝えられる巨人・菅野、日本ハム・有原などについても「詳しい」と見るべきだろう。在籍した巨人とのルートは完全に切れているそうだが、こんな声もあった。 「メジャーでも指折りのボディビルダーとして知られていました。シューズメーカーの米CMにも出演したことがあり、独自の情報網を持っているようです」(特派記者) キャプラー監督はフィリーズ指揮官時代、まだ準備を始めていないリリーバーを登板させ、試合を混乱させたこともある。しかし、チームリーダーの「改善要求」を聞き入れる一面もあり、SFジャイアンツの監督に招かれた理由は、データ解析に優れていたからだという。「日本で通用しなかったのは自分のせい」とハッキリ言い切る“度量”もあり、英語を話せない中南米出身の選手に対しても、「異国で野球をやる気苦労」を自身の体験談として聞かせる優しさもあるそうだ。 「日本人選手が米球界に行って苦労するのは、練習時間など野球観の違いです。日本のネクスト・メジャーリーガーが交渉をスタートさせた時、日米の野球観の違いを分かっていることをアピールしてくるのでは?」(前出・同) キャプラー監督の存在はNPBにも知られている。ひょっとしたら、グラウンドにツバを吐くシーンについてコメントしたのも、日米の野球観に詳しいことを日本にアピールしたかったのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月20日 19時30分
巨人・菅野、『ヒルナンデス』にサプライズ登場で大反響 「菅野投手でもいいよ」オードリー春日の発言が予想外の展開に
20日の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で放送された企画「ハンドメイド主婦に弟子入り」。この企画に巨人・菅野智之がサプライズ登場する一幕があった。 「ハンドメイド主婦に弟子入り」はハンドメイド作品を販売する主婦に習って、オードリー・春日俊彰、タレント・松本明子らがハンドメイドに挑戦し、フリマアプリで実際に販売するという企画。この日はゲストにモデル・山之内すずを迎え、羊毛を専用の針で刺して作る「羊毛フェルト」、リボンを用いて花の形を作る「リボンフラワー」を製作した。 菅野登場のきっかけとなったのは、春日が製作し“グローブローズ”と命名したリボンフラワー。春日は野球選手がグローブを着用する際、捕球を安定させるために人差し指をグローブの外側に出す点に着目し、その人差し指に着けられるリボンフラワーを製作。製作後、進行役のオードリー・若林正恭が「どの選手に着けてほしい?」と春日に聞くと、春日は「菅野(智之/巨人)投手でもいいよ」と回答した。 >>巨人・菅野、今オフのメジャー移籍は絶望的? “カネ”に苦しむMLB球団、東京五輪も理由に挑戦は先送りか<< 若林はすかさず「『菅野投手でもいいよ』じゃないよ。するわけないでしょそんなの」とツッコみ笑いを誘ったが、春日の発言を受けた番組側が収録後にダメ元で着用を交渉したところ菅野は快諾。番組内では春日の“グローブローズ”を着用した菅野の写真と共に「僕を指名してくれたということで光栄です。着けて投げようかと思いましたが野球では無理ですね。トゥース!」とのメッセージが紹介され、春日は「うわあ~!」と手を叩いて喜んでいた。 今回の放送を受け、ネット上には「突然の本人登場でびっくり、よくOKしてくれたな」、「何してんだよ菅野wそこは断れよw」、「菅野断るどころか快諾ってノリ良すぎだろ(笑)」、「菅野が着用してる写真あんまり違和感なくて笑う」、「トゥースまで言ってくれてるじゃん、春日良かったな」といった反応が多数寄せられている。 プロ入りから巨人(2013-)でプレーし「176登板・87勝47敗・防御率2.36」といった成績を残し、最多勝を2回、最優秀防御率を4回、最多奪三振を2回獲得している菅野。今シーズンは開幕日こそまだ決まっていないが、菅野自身は既に3年連続6度目の開幕投手を務めることが決定している。 現在は最短の開幕日として想定される6月19日に照準を合わせ、ブルペン投球などを行い調整に励んでいる菅野。その菅野が番組にサプライズ登場したことに驚いた視聴者も多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月19日 11時40分
セ・リーグ、原監督肝いりの新制度を導入? 他球団監督はタブー視も、コロナ禍の影響が追い風となるか
巨人・原辰徳監督の“提案”が再注目されそうだ。 メジャーリーグでは7月上旬のペナントレース開催を目指し、細部に渡った話し合いが続けられている。まだ全部が決定されていないが、一つの“変則ルール”の導入は間違いないという。今季、ナショナル・リーグもアメリカン・リーグと同じく、指名打者制(=DH)を導入し、調整が不十分なピッチャーの負担軽減を図るそうだ。 「その件に関しては、MLB機構、選手会双方が合意していると聞いています。断定形で報じている米メディアもあり、『来季以降も継続されていく可能性がある』とも伝えられています」(米国人ライター) 今さらだが、ア・リーグは指名打者制、ナ・リーグはそれを導入していない。日本のパ・リーグとセ・リーグのようなものだ。コリジョンルール、ビデオ判定のリクエストなど、米球界のルール改定は、日本のプロ野球にも後に大きな影響を与えてきた。「米球界で導入された新ルールが、翌年、日本球界でも」――。日本のセ・リーグもDH制導入が本格的に検討されるではないだろうか。 「そもそも、原監督がDH制の導入を提案したのは、パ・リーグに対抗するためです。ピッチャーが打席に立たなくなれば、打撃練習に費やしてきた時間も投球練習に充てることができ、レベルアップが図れます。DH制によって打線が強化されれば、乱打戦になっても打ち負けることがない、と」(プロ野球解説者) 原監督の提唱後、その是非を発言してきたのは、主にプロ野球解説者など。賛否両論があった。しかし、それらは「外野の意見」であり、セ・リーグの他球団監督など“当事者”から是非を聞くことはほとんどなかった。マイクを向けられた一部監督もいたが、発せられたコメントは当たり障りのないものだけだった。 「『意見を言ってはいけない』みたいな雰囲気がありました」(前出・同) パ・リーグに対抗。近年、交流戦、日本シリーズともにセ・リーグは大敗を重ねてきた。原監督のDH制導入論の背景には、「パ強セ弱」の屈辱感がやはり大きい。 「原監督はスペシャリストを作る指揮官でもあります。第二期政権で活躍した代走の鈴木尚広氏がそうです。DH制導入後、守備、走塁を抜きにして、打撃面に専念させてみたい選手がチーム内にいるのでは」(ベテラン記者) 考えてみれば、日本の大学(東京六大学野球と関西学生野球は除く)、社会人野球はDH制なので、導入されたとしても大きな混乱は起きないだろう。日本も最速6月19日の開幕戦を実現させるため、水面下で各方面に働きかけている。試合数の激減による球団経営難は必至だが、「収入源を確保するため、来季以降のペナントレースの試合数を増やす案」も出ているそうだ。試合数が増えれば、ピッチャーの負担も増える。それを理由にセ・リーグもDH制導入を検討するのではないだろうか。原監督の存在感も増していきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月18日 17時00分
元巨人・堀内氏、夏の甲子園の中止方針に反対 「世の中の反発も大きそう」大会運営側への要求に賛否
元巨人監督・堀内恒夫氏が、16、17日にそれぞれ自身の公式ブログに投稿。中止の方向と伝えられている第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)について言及した。 今年の夏の甲子園は、8月10~25日にかけ甲子園で開催される予定が組まれている。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、5月20日の大会運営委員会で中止が決定される見込みと同月15日に複数メディアが報じている。 この一件について、堀内氏は16日に自身のブログに『夏の大会もダメなのか。』というタイトルで投稿。「『不運な年だった』とか『仕方がない』とか そんな言葉で片づけてしまっていいものか」と率直な心境を吐露し、「実際の試合を見て その実力が本物かどうか確かめる機会も失われてしまう」と今秋のドラフトへの影響も危惧した。 また、球児の置かれた状況を心配すると共に、「練習期間を鑑みてのこともあるんだろうけど 条件はみんな同じだからね 判断をもう少し待ってやってはどうだろうか」と大会関係者に判断の先延ばしも提案した。 堀内氏は翌17日にも「どうしたら開催出来るのか たくさんの大人が知恵を出し合ってギリギリまで話し合う。組織が大きくなればなるほど大変なのはわからんでもないけれど これ、大事なことじゃないのかな」とブログで発言し、大会運営側に話し合いを重ねることを求めた。 一連の投稿を受け、ネット上には「野球始めた時から甲子園目指してた球児はいっぱいいるだろうから何とかやらせてあげたい」、「ドラフトや大学推薦に悪影響が出ることも避けられないだろうな」、「このままだと全ての球児の頑張りが無駄になる、結論を出すのにはもう少し時間をかけてほしい」、「時期を秋ごろにずらした上で無観客、プレーする選手以外全員マスク着用を義務付けとかしたら何とか開催できないだろうか」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「健康第一で考えると開催は厳しいだろ、1人でも感染者出したら即打ち切りだろうし」、「他の競技も中止が相次ぐ中、野球だけやるっていうのは世の中の反発も大きそう」、「甲子園付近に住む人間としては、大会開催で地元に人が押し寄せて欲しくない気持ちの方が大きい」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 今年の高校野球界では、3月19~31日にかけて行われる予定だった第92回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)や、その後に予定された夏の地方予選のシードをかけて戦う春季大会も全47都道府県で中止・打ち切りとされている。そのため、夏の甲子園も中止なら現在の3年生は全国大会を含む公式戦を満足に戦えないまま、高校野球最後の1年を終える可能性が高まっている。 中止の可否について様々な声が寄せられている今回の一件だが、果たしてこのまま20日に中止が正式決定されるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年05月18日 11時45分
巨人・サンチェス、OP戦で見せなかった得意球は戦略か? 他球団にプレッシャー、開幕後も追い風は続くか
オープン戦で「大丈夫かよ!?」とファンを心配させた新外国人選手たちが調子を上げてきた。 エース・菅野智之に次ぐ2番手として獲得したエンジェル・サンチェスがジャイアンツ球場のブルペンに入ったのは、5月17日だった。練習後、「リリースのタイミングも良かった」と球団を介して手応えを語っていたが、その言葉の通りなら、期待を寄せる原辰徳監もひと安心だろう。 在阪メディアの一人がこう続ける。 「同日、阪神の新外国人投手のジョー・ガンケルもオンライン取材で好調さをアピールしていました。どの球団も外国人選手の調子が急激に良くなっています」 外国人投手に興味深い共通点があった。ウエイト・トレーニングだ。 「シーズン中、登板の有無に関わらず、軽くウエイト・トレーニングをやってから帰路につく日本人投手がたくさんいます。筋力アップというよりも、ひと汗かくのが目的で。汗をかくと、疲労感が残らないそうです」(プロ野球解説者) 外国人投手は、シーズン中のウエイト・トレーチングはほとんどやらない。オフシーズンに「レスラーか!?」と思うくらい、大量にやって、そこで蓄積されたパワーをシーズン中に吐き出すようなイメージだ。そして、またオフになったら、ガンガンにウエイト・トレーニングをやり、ゼロになったパワーを“補充”している。巨人・サンチェスもシーズン中のウエイト・トレーニングには重点を置いていない。 一部メディアでも伝えられていたが、サンチェスの練習はユニークな内容も多い。踏み出す左足付近にペットボトルを置き、足がぶつかったか否かで肘の高さをチェックしたり、通常よりも短い距離でピッチング練習をする時もあった。 このサンチェスがコケたら、巨人の連覇は相当苦しくなる。しかし、こんな情報も聞かれた。 「サンチェスはオープン戦3試合に投げ、釣瓶打ちにされました。日本のマウンド、ボールに適応できなかったためですが、ライバル球団は『逆に、データの取りようがない』とボヤいていました」(スポーツ紙記者) ストレート勝負のできる速球派と紹介されているが、関係者は「本当は、低めのスライダーとカットボールが武器」と話していた。ライバル球団が集めたいとしていたデータは、この低めの変化球のことだろう。関係者の証言通りなら、サンチェスは「速球派=奪三振」ではなく、「変化球=ゴロアウトを量産」というピッチングスタイルなのかもしれない。 「ペナントレースの開催が決まっても、無観客試合は避けられないでしょう。その場合、通常シーズンのように、スコアラーを球場に入れてくれるのかどうか。スコアラーも球場に入れない可能性の方が高いと聞いているが…」(ライバル球団スタッフ) データ不足を逆手に活躍する選手もいれば、対戦投手のデータ不足で打撃成績を大きく落とす選手も出るだろう。サンチェスは無観客試合をプラスにできそうだ。ひょっとしたら、巨人の弱点は先発投手陣ではなく、情報不足の打線になるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月15日 17時40分
「デブは治せるけどハゲは治せねえんだよ!」 元楽天監督・大久保氏が激怒、原監督がそそのかした? 阪神ファンとの舌戦に賛否
フリーの田中大貴アナ(元フジテレビ)が15日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元楽天監督・大久保博元(デーブ大久保)氏がゲスト出演。現役時代にあった阪神ファンとのエピソードを明かした。 動画では、大久保氏と田中アナが今シーズンのセ・リーグ順位を予想。その中で阪神の順位を最下位と予想したが、話の流れで大久保氏は現役時代に阪神ファンとの間にあったエピソードを語った。 出身地・出身校はどちらも茨城で、プロ入り後も西武(1985-1992)、巨人(1992-1995)と関東のチームでプレーした53歳の大久保氏。阪神の保護地域である関西とゆかりはないが、巨人移籍後初めて甲子園で試合をした際、阪神ファンが集うライトスタンドから声援が。この光景を見た原辰徳(現巨人監督)から「手ぐらい挙げてやれよ」と言われライトスタンドへ手を挙げると、「こら豚!調子に乗るな!」と自身の体形をやゆするヤジを飛ばされたという。 また、ある時原に大阪・北新地のクラブに連れて行ってもらった際、大久保氏は面識のない阪神ファンの男性から「久しぶりやな!」と言われたとのこと。不審に思いながら「お久しぶりです」と返すと、「初めてやのに久しぶりって言ったでこのデブ!」とここでも体形を絡めてヤジられたという。 こうしたヤジをしばしば浴びる中、ある甲子園での試合前練習でも阪神ファンから「こら豚~!暑苦しいんだよ!」と言われた大久保氏。相手にしないように努めていたところ、原から「デーブ、今日は言って(言い返して)いいぞ。あれを見て何か感じるだろ?」と言われたという。 原の言葉を受け言い返すことを決意した大久保氏は、ヤジを飛ばしたファンの頭髪が薄かったことから「おいこらハゲ!デブは治せるけどハゲは治せねえんだよこの野郎!」と怒鳴った。すると、客席からはそれ以上言い返されず逆に歓声が起こったため、「あっ、意外にウケるんだ」と思ったと笑顔で語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には、「選手を豚呼ばわりするような無礼な奴には言い返して当然」、「ほっとくとつけあがる奴もいるから釘を刺すのは大事」、「ツッコまれて喜ぶのは阪神ファンというか、関西人の性格が表れてて面白いな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「イラつく気持ちは分かるけど、選手がファンの容姿をネタにするのはどうなの?」、「悪口言ったデーブだけじゃなく、差し向けた原もなかなか悪いよな」といった否定的なコメントも散見された。 「現役時代の大久保氏は、180センチ・108キロの巨体を誇った捕手。ニックネームである“デーブ”も、西武時代のコーチから“デブ”という単語をもじって命名されたと過去に自身のブログで明かしています。また、西武入団当時の監督である広岡達朗監督は、正捕手に伊東勤(現中日一軍ヘッドコーチ)がいたことに加え、体形に不満を持っていたことから大久保氏を率先して起用しなかったとも言われています」(野球ライター) 当時の大久保氏が体形絡みのヤジにいら立ちを募らせていたことは想像に難くないが、自身も同じように容姿をやゆして言い返した点に疑問を抱いたファンもいたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC95Lxy4H7OA0w-bVzIvFyzg
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スポーツ 2020年05月14日 11時45分
侍ジャパン、次の指揮官は原監督が決める? 噂される日米球界の大物、まさかの電撃復帰もあるか
開幕戦の日程を決められず、オーナー会議(5月12日)が空転していた時、NPB本部にこの難局をさらに混乱させるような一報が届けられた。2021年3月開催予定だった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)が23年に延期されるという。「想定範囲内。予測していた」と話す関係者もいたが、その対応策については何も決まっていない。いや、「決められない」と言った方が適切かもしれない。 「稲葉篤紀代表監督の任期は、今夏の東京五輪まででした。五輪の延期に伴い、稲葉監督の任期も延長する方向でいましたが、23年のWBCまで引き延ばすことはできないでしょう。現役を終えた日本ハム球団には、今も『スポーツ・コミュニティ・オフィサー』の肩書で籍があります。次の日本ハム監督のウワサもあるようだし…」(関係者) 次の代表監督の選出に、巨人・原辰徳監督も“強い影響力”を持つことになりそうだ。先の関係者が、稲葉監督の選出された経緯をこう説明する。 「最終的なゴーサインを出したのは強化本部長だった山中正竹氏です。稲葉監督の名前は強化委員会内ですでに出ていました。山中氏らは原監督、王貞治ソフトバンク・ホークス会長など、国際大会の監督経験者に意見も聞き、『経験者のアドバイスから外れていない』ということで、最終決定が下されました」(前出・同) 原監督たちは「誰がいいのか」とは聞かれなかった。また、特定の誰かを推薦したわけでもない。経験者から“参考意見”を聞き、その前段階で「強化委員会による合議制」で選出された何人かを絞り込むというやり方だ。つまり、侍ジャパンの強化・運営母体でもあるNPBエンタープライズの幹部と、強化委員会の意向が強く影響しているようだ。 このWBCの延期と同時に、侍ジャパンに関連する重要な人事交代もされていた。 「NPBエンタープライズがオーナー会議の前日に取締役会を開き、西原研志氏が6月1日付で新社長に就任すると発表しました」(スポーツ紙記者) 新社長は読売新聞社から出向で、同社設立から要職を任されてきた。巨人OBが推されるなんてことにならないだろうか…。 「原監督も09年のWBC(第2回)で代表監督を務めています。同大会に選出された他球団の選手、スタッフは、原監督に好印象を持っていました。当時の選手たちはベテランと呼ばれる年齢か、コーチなど指導者になっています。NPBエンタープライズのスタッフも、“原監督のファン”が他球団にも多いことを知っているので、最初に意見を聞くことになりそう」(前出・関係者) 稲葉ジャパンの主砲は広島・鈴木誠也だが、まとめ役は巨人・坂本勇人だと言われている。稲葉監督が選ばれた経緯をさらに付け加えると、選手、コーチを経験した「内部昇格」でもあった。現コーチの中で、巨人関係者はバッテリーコーチの村田善則氏と内野守備・走塁コーチ・井端弘和氏の2人。村田氏は代表選手の経験がなく、井端氏も中日在籍期間の方が長い。巨人OBが後任に昇格する雰囲気はなさそうだ。 「代表監督ですが、ペナントレースと国際試合を兼務するつらさもあり、現職の12球団の監督以外から選ぶようになりました。兼務のつらさを報告したのは原監督だと聞いています。その原監督が推す人物がいるとすれば、阿部慎之助二軍監督でしょう。ただ、WBCをイベントと捉えている米国と、世界一奪取の緊張感を常に持っている日本との温度差も問題です。アメリカを本気にさせるとしたら、米国での知名度も高いイチローか、ゴジラ松井、黒田博樹なんですが」(前出・同) 原監督の任期は21年までの3年契約。原監督自身が侍ジャパンの指揮官に復帰する可能性もありそうだ。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月11日 11時45分
巨人・菅野、“エースのプライド”が仇となる? 開幕に向け浮上するバス移動、今オフ予想のメジャー移籍へ真価が問われるか
“バス移動の遠征”となれば、メジャーリーグのスカウトも参考にするのではないだろうか。 最短で6月19日の開幕戦開催を目指し、5月11日、12球団代表者会議が開かれる。最終決定は翌12日のオーナー会議に持ち越されるが、同代表者会議前に「新型コロナウイルス対策連絡会議」があり、そこで改めて専門家から“感染予防策”についてレクチャーを受けるという。ここでペナントレース開催の“前向きな意見”が出ることが大前提だが、新たな問題も浮上してきた。移動手段である。 「ペナントレースに移動は付きもの。主に新幹線、飛行機を利用していますが、『移動』が頻繁になると、感染防止にはなりません」(球界関係者) 「一般利用客との接触を無くす」という意味で、浮上してきたのがバス移動である。 映画・メジャーリーグで選手一行がバスに揺られ、深夜の長距離移動を強いられるシーンがあった。筆者も米マイナーリーグ、同独立リーグを経験した日本人選手に「バス移動の辛さ」を質問したことがあるが、 「一人で2席確保できたら、少しは眠れるが、そうでないときは床で…」 「逆に体が疲れてしまい…。でも試合があるから休むわけにもいかず」 などと語っていた。 日本内であれば、そこまで大袈裟にはならないが、バス移動による疲労は避けられないだろう。「特にピッチャーは大変でしょう。先発投手は先日か、前々日に移動すると思われますが、ほぼ毎日ベンチ入りするリリーフ投手は体調管理だけでも苦労しそう」(ベテラン記者) しかし、メジャーリーグではバス、飛行機を乗り継いで、「試合開始の2、3時間前に到着」なんてこともある。 「今オフのメジャー挑戦が予想される巨人・菅野、日本ハム・有原らのピッチングに注目です。ホームでの成績よりも、ビジターでの登板が注目されるでしょう」(前出・同) 先発投手は前日入りとなるだろうが、1日で移動の疲れを取ることができるのかどうか疑問だ。それも、新幹線、飛行機での快適な移動ではない。 「先発投手の投げるイニング数を短くし、リリーフ投手を多めに注ぎ込む継投策が考えられます。でも、リリーフ投手も移動で疲れているので、監督はその日に使うリリーフ投手と休ませるリリーフ投手を事前に決めるなどしなければなりません」(前出・同) チームのエースともなれば、リリーフ投手全員を休ませ、完投するくらいの気概も求められる。それができなければ、メジャースカウトも評価してくれないだろう。 「エースのプライド、責任感で無理をしてしまうかもしれません。菅野は自主トレ期間中も若手投手を同行させるなど、“親分肌”なところもあります。年齢的にもリリーフ投手たちは後輩ばかりなので、『自分は5回まで投げて、後はよろしく』ということはできないでしょう」(前出・球界関係者) 同じくペナントレースの開催を目指すメジャーリーグでは、アリゾナ州など3州に全30球団を集めるプランも同時協議されてきた。日本では「移動のリスク」はほとんど触れられてこなかった。開幕戦が6月19日に決定するとしても、解消しなければならない課題は多い。移動による体力ロス、エースの意地、菅野智之にとって真価の問われるシーズンとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月09日 11時00分
巨人助っ人がヤクルト捕手の顔面を破壊! 退場者・病院送りが計6名、ルール改正のきっかけになった神宮球場での大乱闘
新型コロナウイルスの影響により、開幕延期が続いている今シーズンのプロ野球。GWが終了した現在でも、具体的な日程については正式決定がされていない。 本来ならGWの戦いが終わり、「さあここから」とペナント争いがますます白熱し始めるはずだったこの時期。今から26年前の同時期には、チーム同士の戦いがヒートアップし過ぎた出来事が起こっている。 1994年5月11日に神宮球場で行われた巨人対ヤクルトの一戦。2回表、ヤクルト先発・西村龍次が投げた速球が、打席に入っていた巨人・村田真一の頭部に直撃。一度うずくまった村田は怒りの表情で西村に詰め寄ろうとしたが、脳震とうを起こしており数歩歩いたところで再び崩れ落ちてしまった。 球場が騒然となる中、村田は負傷交代となるも試合は再開。ところが3回裏、今度は巨人先発・木田優夫が投げた速球が、打席に入った西村の左足に直撃。報復死球とも思われかねないこの一球で両軍の緊迫感はさらに高まった。 そして7回表、恐れていた事態が遂に勃発してしまう。この回まで無失点を続けていた西村が投げた球が、巨人・グラッデンの顔面すれすれを通過。これに激昂したグラッデンは西村に詰め寄り、制止に入ったヤクルト捕手・中西親志を平手で殴打。キャッチャーマスクを吹き飛ばされた中西からキャッチャーミットで頭部をはたかれると、今度は顔面に強烈なパンチをお見舞いした。 パンチを受けた中西が倒れ込むあたりで両チームの選手がホームベース付近に殺到し、押し合いへし合いの大乱闘に。誰がやり合い、誰が制止しているのか分からない状態がしばらく続いた後、審判は西村を危険投球、グラッデンと中西を暴力行為で、計3名を退場処分とした。 その後試合は再開され、「5-1」でヤクルトが勝利。ただ、乱闘の影響でグラッデンは左手小指、右手親指の骨折、中西も顔面骨折、左目打撲の怪我を負いそれぞれ病院に搬送。頭部死球で搬送された村田を含めると、1試合で退場者3名、搬送者も3名という壮絶な試合となった。 両チームがここまでヒートアップした背景には、前年にもあった乱闘が関係しているとされている。1993年6月8日、巨人・宮本和知の投げた球がヤクルト・古田敦也の背中へ直撃した。これに怒った古田は次打者の二塁打で一気に本塁を陥れる際、巨人捕手・吉原孝介にタックル。これがきっかけで乱闘となり、吉原とヤクルト・ハウエルが退場となっている。 事態を重く見たセ・リーグ側は、1994年5月13日に緊急理事会を開催。この中で危険球について、新たに「故意・過失を問わず頭部に死球を与えた投手は退場」という文言が“アグリーメント”(一般向けには公表されていない規則)の中に盛り込まれている。 交流戦や国際試合の存在もあり、近年はめっきり見る機会が少なくなっている殴る蹴るの乱闘。今シーズンが無事に開幕となった場合でも、こうした大規模な乱闘劇が見られることはほとんどないだろう。文 / 柴田雅人
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巨人・菅野、”変則モーション”に手応えアリ? 九州で模索した新フォーム、女房役も絶賛する投球面の変化とは
2020年02月03日 11時47分
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スポーツ
長嶋監督が「お前何やってんの?」元巨人・村田氏、陰険な“クビ宣告”を明かす ドラ1ルーキーと別れた明暗に「シビアすぎる」の声
2020年01月31日 17時08分
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スポーツ
元巨人・小田氏、清原和博氏の“ユーチューブ降臨”を予告 薬物事件についてのトークを期待する声も?
2020年01月28日 15時47分
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スポーツ
巨人・原監督に“入れ知恵”をした人物がいた? 監督会議でのDH制提案、ソフトバンク王会長の発言にも影響か
2020年01月23日 11時30分
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スポーツ
巨人・原監督、開幕直前の助っ人獲得を示唆か レギュラー争いを踏まえた補強策、計画は昨年末頃から練られていた?
2020年01月21日 11時52分
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スポーツ
元巨人・上原氏、現役ラスト登板での“惜別タッチ”に「狙ったわけじゃない」 同級生のロッテ福浦に手を差し出した裏話を語る
2020年01月20日 21時30分
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スポーツ
巨人・坂本「台湾は練習環境が全然ない」 プレミア12での打撃不振、現地で味わった苦悩に反応続々
2020年01月17日 17時07分
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スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分