巨人
-
スポーツ 2020年08月25日 17時00分
巨人・直江の初登板に物言い「アウトコースばかり」 堀内元監督が大城に苦言、「直江の二軍成績知ってる?」と反発も
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、24日に自身の公式ブログに投稿。巨人のプロ3年目・27歳の大城卓三のリードに苦言を呈した。 今回のブログで堀内氏は「1-2」で巨人が敗れた23日の広島戦について、複数選手の名を挙げながら解説。その中で、プロ2年目の20歳・直江大輔とバッテリーを組んだ大城のリードについて言及した。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 同戦がプロ初登板初先発だった直江は4回裏に広島・鈴木誠也に一発を浴びるも、大城のリードの下この回まで投げ「被安打3・1失点・1被本塁打・1四球」で降板。数字から考えれば及第点のようにも見えるが、堀内氏は「大城よ 君は直江に、なんであんなにアウトコースばかりを要求した」と大城のリードは外角一辺倒だったと苦言を呈した。 堀内氏は続けて、「そこばっかり一方通行に投げさせてたら 1軍のバッターはすぐに外に目をつけてくる」、「どんなにいいピッチャーでもおんなじところを投げさせたらそのうちの何球かは甘く入る」と外角一辺倒のリスクを指摘。唯一の失点である鈴木からの被弾も、外に投げさせようとして内に甘く入ったボールを捉えられたものだとした。 アウトコースばかりでなく、ボール覚悟でもいいから逐一インコースを要求しなければならないという堀内氏。インコースを織り交ぜることで「ゾーンを広くみせることができ アウトコースのボールをより遠くに感じさせることができる」と主張した上で、「昨日のリードは直江の良さを出してはやれなかった」と同戦ではそれができていなかったと語っていた。 今回のブログを受け、ネット上には「確かに見てるとアウトコース要求が多かった印象だった」、「プロ初登板の選手に外だけで勝負させるのはちょっと酷な気もした」、「見せ球でもいいからインコース投げさせるべきだった、『ここで投げてくるかも』って打者に思わせるのも大事だし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「なるべくリスクをとらないようにアウトコースを軸にしたんじゃないか?」、「堀内さんは直江の二軍成績知ってるのか?インコースに構えてもきっちり投げれるとは思えないぞ」、「インコースは使わなかったんじゃなくて使えなかったのでは?」といった指摘や疑問のコメントも複数見受けられた。 「同戦で直江は4回で降板するまでに64球を投げていますが、そのうち半分以上の38球はストライク、ボール関係なくアウトコースへの球。鈴木からの被弾も外のボールが外れカウントを『1-3』と悪くした後、カウントを整えようとした球が真ん中高めに入ったところを狙い打たれたことによるものでした。これらのデータを踏まえ、もっとインコースに投げていれば違った結果になっていたのではと考えているファンは多いです。ただ、直江は二軍で『防御率6.00・被安打18・被本塁打2・四死球7・暴投2』と制球難を露呈しているため、打者のレベルが上がる一軍の舞台で、一般的に長打や死球が多いとされるインコースにミスなく投げ込めるかは未知数。もしかすると大城は直江の制球難により、インコースをなかなか使えなかったのかもしれませんね」(野球ライター) 試合後の報道では、なぜ大城がアウトコース中心のリードをしたかは特に伝えられていない。ただ、直江が「思い切っていけた」と手ごたえを感じるコメントを残していることを考えると、外角一辺倒は一概に“不正解”ともいえないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
-
スポーツ 2020年08月23日 11時00分
巨人・パーラ来日初の登録抹消 元メジャー助っ人不在が及ぼすチームへの影響は?
異変の「予兆」は突然だった。 8月13日の巨人対ヤクルト戦の6回表。イニング途中でのライトの守備交代が行われ、巨人のジェラルド・パーラがベンチに下がる。先頭打者出塁後とは言え、連日にわたり好守で高いパフォーマンスを見せていたパーラの交代劇には小さくない違和感を覚えた。 また、その翌々日には2度、打席に立った後に交代を告げられている。誰もが「緊急事態」を想像する中、ゲーム終了後、右膝違和感により登録抹消が伝えられる。来日初となる、パーラの戦線離脱が決定的となった。 シーズン序盤より打順は7番に据えられ、クリーンアップの後ろで前評判通りの実力を発揮する。「元メジャー」の実績は充分、それでも打線下位に位置することを受け入れ、走・攻・守と何れも真摯に取り組む姿は、早くから野球ファンの心をつかんでいる。また、打席での佇まいは独特の雰囲気を放ち、巨人打線にこの上ない厚みを加え、相手投手に対しても右・左とも同様のアベレージ(対右.289 対左.290)を残すなど、シュアな打撃で日本野球に高い適応力を見せていた。 さらに、お馴染みの「シャークダンス」は、来日時より日本でも大きな話題となり、有観客となって以降、五千人上限ながらも、そのパフォーマンスでスタジアムの空気を一変させる存在となった。 今月12日のヤクルト戦。原監督は今季初めてパーラを2番打者に指名する。夏場での戦いの中、坂本勇人、丸佳浩といった主軸から快音が聞かれなくなり、得点力に陰りが見えたと感じた指揮官は、攻撃的打線を組む上で最も重要とされる打順を助っ人に託した。ゲームでは本塁打を含む3安打で5試合ぶりとなる勝利に貢献、打線の中での自身への役割を理解し、期待通りの結果を残した。 だが、抹消前最後の出場となった15日の中日戦に敗れると、パーラの名前がスタメンから消えた直後の2試合では、何れもチームは2安打に抑えられた。巨人打線が再び「貧打」の様相を呈したことは、決して偶然ではないだろう。 現在、巨人は首位を快走するとは言え、ペナント連覇を、さらには「頂点」を狙う原・ジャイアンツにとって、パーラの離脱は大きな痛手であることは間違いない。昨年、海の向こうでワールドチャンピオンに登り詰めた助っ人の不在が長引くとするならば、この先、プレーのみならず精神面においても、その傷口はさらに大きくなっていくような気がしてならない。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2020年08月22日 11時00分
ヤクルト・小川のノーノーで話題になった“最後の完全試合” 槇原が明かしたまさかの裏話も、長嶋監督を唸らせた26年前の大記録
15日に行われたヤクルト対DeNAの一戦。試合は「9-0」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがヤクルト・小川泰弘のノーヒットノーランだった。 同戦に先発した小川は、初回から7回まで1本のヒットも許さない快投を披露。8回に四球、味方のエラーで無死一、二塁というピンチを迎えるも、後続を空振り三振、右飛、遊ゴロと打ち取りピンチを脱出。その後迎えた9回は3人で締め、見事に史上82人目(93回目)となるノーヒットノーランを達成した。 >>ノーヒットノーランのはノーラン・ライアンが起源? 張本氏の持論に視聴者猛ツッコミ<< 昨シーズンのソフトバンク・千賀滉大(2019年9月6日・ロッテ戦)、中日・大野雄大(9月14日・阪神戦)に続く快挙を受け、ネット上には「今年もノーノー見れるなんてファンとしては凄くラッキー」、「もしかしたら今シーズンあと1回くらいは出るかな」といった反応が多数寄せられた。一部では「26年出てない完全試合との落差が凄いな」、「ノーノーはもちろん凄いけど、そろそろ槙原以来の完全試合も見てみたい」といったコメントも見受けられた。 今回の小川を含め、ここ10年で10人(ポストシーズン含む)が達成しているノーヒットノーラン。一方、四球やエラーを含め1人のランナーも許さずに勝利することが条件の完全試合は、1994年シーズンに巨人・槙原寛己が達成したのを最後に26年間も出ていない。 1994年5月18日に行われた巨人対広島の一戦。前年まで2年連続で2ケタ勝利を達成していた槙原は、試合前まで3勝1敗と順調な滑り出し。4勝目をかけて迎えた同戦も借金4の5位に沈む広島打線に対し序盤の3回をパーフェクトに抑え、味方打線も5点の援護を槙原にプレゼントした。 すると、大量援護に守られた槙原は勢いに乗り、その後8回まで完全試合を継続。5回に広島・金本知憲の投ゴロを一塁へショートバウンドで送球してしまう場面があったが、それ以外は危なげなく広島打線を抑え続けた。 そして迎えた9回、槙原は相手打者を中飛、三ゴロ、一邪飛と打ち取り見事史上15人目(15回目)の完全試合を達成。達成の瞬間観客から大声援が沸き上がり、槙原の元にはグラウンドやベンチ内から巨人選手が殺到。まるで優勝を決めたかのような雰囲気の中で槙原は祝福された。 試合後に報道陣の取材に応じた槙原は、「夢の中にいるみたいだった。投手をやっていて良かった」と感無量。また、巨人・長嶋茂雄監督が「1球たりとも遊び球がなかった。球が低めに行っているし伸びていた」、広島・三村敏之監督も「切れが今までになく良かった。特にスライダーが抜群でフォークも落ちていた」と槙原を称賛したことも伝えられた。 この試合を最後に現在まで出ていない大記録を達成した槙原だが、実はまさかの理由がモチベーションになっていたと、2012年8月27日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で明かしている。槙原によると、試合2日前に遠征先で門限を破ってしまった槙原は、チームのマネージャーから「罰金5万円+1カ月外出禁止」というペナルティを科せられたという。 外出禁止がどうしても耐えられなかった槙原は、マネージャーに処分内容の見直しを直訴。そこで「プロなら試合で結果を出せ」と言われ奮起したことが完全試合につながったといい、達成直後はうれしさと同時に「明日から外出できる」と安どの気持ちもあったという。 平成初にして唯一の達成例になった槙原の完全試合。26年の月日が経ち元号も平成から令和へと移ったが、次の達成者が現れるのは果たしていつになるだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年08月21日 17時00分
阪神打線に「わざと負けにいってる」ファン激怒 上原氏も苦言「ゼロでは勝てない」、歴史的貧打に批判相次ぐ
20日に行われた阪神対巨人の一戦。試合は「2-0」で巨人が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神打線の“貧打”だった。 18日は「0-1」、19日も「0-8」と、2戦連続で巨人に零封負けを喫していた阪神。雪辱を期した3戦目は2回、7-9回と4イニングでランナーを得点圏に進めるも、いずれの場面も得点には結びつかず。特に7回は2死満塁と同戦最大のチャンスを演出したが、ここで代打の中谷将大が見逃し三振とあと1本が出なかった。 結局この日も無得点で敗れた阪神は、2001年以来19年ぶりとなる同一カード3戦連続零封負け。さらに、16日の対広島戦の2回から続いている連続イニング無得点記録も36イニングまで伸びてしまった。 >>阪神守備陣に「もう何やっても無駄」諦めの声も 12球団ワーストのエラー数、片岡氏も「プロの一軍のレベルとして…」と苦言<< 貧打に陥る阪神の現状について、元巨人・上原浩治氏やDeNA・中畑清元監督ら球界OBがSNSやスポーツ紙を通じてコメントしている。上原氏は20日に自身の公式ツイッターに「打線はミズモノって言いますが…ゼロでは勝てない」、「どうにかしてやろう、っていう気持ちがファンに伝わっていればいいんですが」と投稿。現在の阪神打線からは、なんとかして得点をもぎ取るという気概があまり感じられないと苦言を呈した。 中畑元監督は21日の『スポーツニッポン』(スポーツニッポン新聞社/電子版)の記事内で「もがき苦しむ姿すらも見えない」、「サンズは8回の右飛で全然走っていなかった」とコメント。阪神ナインからは焦りやいら立ちが感じられなかったばかりか、一部選手には怠慢プレーすら見受けられたと指摘した。 沈黙が続く阪神打線については、ネット上にも「完全に巨人のカモに成り下がってしまった、わざと負けにいってるとしか思えない」、「巨人のユニフォーム着たら、ド素人の自分でも抑えられそうな気がするほど打つ気配が無いな」、「ボーアやサンズが特に酷い、確かどっちもまだ東京ドームでヒット無しだろ」、「まともに打てないなら待ち球作戦で四球選んで、そこから足を絡めるぐらいのことをしないと」といった反応が多数寄せられている。 「今シーズン東京ドームで6戦全敗の阪神は、同球場の試合でのチーム打率が『.157』。個人別に見ても健闘しているのは糸井嘉男(.300)、大山悠輔(.250)ぐらいで、その他の選手は軒並み打率0割台後半から1割台前半がほとんど。ボーア、サンズの両助っ人に至っては、まだ1本もヒットを打つことができていません。阪神は昨シーズンまで巨人相手に8年連続で負け越しているため苦手意識やモチベーション低下もあるのかもしれませんが、現状を打開するためには根本的に攻め方を変える必要があると言わざるを得ないでしょう。阪神は同球場ではここまで3盗塁と機動力も発揮できていませんが、巨人の主戦捕手である大城卓三の盗塁阻止率がセ・リーグワースト(.214)という点を考えると、積極的に盗塁を仕掛けて活路を見いだすというのも一手ではないでしょうか」(野球ライター) 試合後の報道では、阪神・矢野燿大監督が「これだけ点取れないとチームも乗ってこない」と唇をかんだことが伝えられている。1979年に記録した球団ワーストの43イニング連続無得点まではあと7イニングに迫っているが、巨人戦の悔しさをバネに21日のヤクルト戦で記録をストップできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
-
スポーツ 2020年08月21日 12時30分
日テレ、野球中継がクイズ番組化?「悪趣味」の声も、『野球脳サバイバルナイター』に賛否
20日に行われた、読売ジャイアンツvs阪神タイガースの地上波中継を行った日本テレビのある新企画が、物議を醸している。 問題となっているのは、20日の中継に導入された「野球脳サバイバルナイター」。「予測が外れたら脱落!」「最強の解説者は、誰だ!?」と謳われたもので、野球解説者として、山本浩二、中畑清、江川卓、高橋由伸、赤星憲広各氏が登場し、さらに羽鳥慎一アナウンサーとクイズプレイヤーの伊沢拓司を迎え、打者の攻撃で、ホームラン、ヒット、犠打・犠飛、フォアボール、アウトのどれが出るかを予想し、ポイントを競うという企画となっていた。 この企画のため、中継の画面には逆L字型に出演者のワイプ画面が表示され、打席のたびに解説者たちが予想を立て、見事予想が当たるとポイントが溜まるというシステムに。しかし、5回裏、6回裏、7回裏でもっともポイントが低かった人が「脱落」となり、映像はセピア色に加工された写真に差し替えとなった。 しかし、この企画について「選手は真面目にやってるのにイジって遊んでるようにしか見えない」「逆L字の部分がずっと出てるから場面が見えにくい」「もはや野球中継じゃなくてスポーツバラエティ番組じゃん」といった批判の声が噴出することに。また、映像と差し替えとなった脱落者のセピア色の写真についても、「遺影みたい」「悪趣味」といった苦言が集まってしまっていた。 とは言え、この企画を支持する声も少なくなく、日本テレビ系の野球中継の公式ツイッターアカウントには、「この試み、新しくて楽しいです!」「プロ野球解説史上一番レベルの高い番組だったと思う」「解説に目を向けるこのご時世だから生まれた企画!」といった反応も寄せられていた。 野球に興味がない層もクイズ感覚で楽しむことができ、新規ファン獲得の効果も期待できるこの新企画。賛否両論も生んでいたが、果たして今後も続くのだろうか――。(福田純)
-
-
スポーツ 2020年08月20日 19時30分
巨人首脳陣に「何で投げさせた」反発の声も 選手が号泣のアクシデント、原監督は「大事には至っていない」と弁明
19日に行われた巨人対阪神の一戦。試合は「8-0」で巨人が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人の助っ人投手・メルセデスの途中降板だった。 >>巨人・畠の敗戦の原因をズバリ指摘 「ここは工夫の余地あり」堀内元監督が失点シーンで気付いた問題点とは<< 同戦に先発したメルセデスは初回に1死一、二塁のピンチを迎えるも併殺で切り抜け、2回も1死から四球を与えるも後続を抑え無失点。しかし、3回表のマウンドには上がらず、2番手・田中豊樹にマウンドを譲り途中降板。直前の2回裏に宮本和知投手チーフコーチと言葉を交わすメルセデスは涙を流しており、宮本コーチももらい泣きしたのか会話後に目に涙を浮かべていた。 先発が早い回で降板ということ自体は珍しくないが、降板した本人やコーチが涙を浮かべるのは異例のこと。そのため、降板直後にはネット上にも「ここで交代!?一体何があったんだ」、「メルセデスも宮本も泣いてるってことは相当マズいことが起こったのか?」といった驚きのコメントが多数挙がった。 ファンの間に衝撃が走った降板劇だが、その真相は試合後の報道により判明する。報道陣の取材に応じた宮本コーチによると、メルセデスは試合前の時点で左ひじに違和感を抱えており、本人の意思を尊重し登板させるも2回表終了後に原辰徳監督が大事をとって降板させることを決断したとのこと。また、自身の涙については、降板を告げられ号泣するメルセデスの姿に感化されたことが理由だったという。 今回の一件を受け、ネット上には「謎の降板は左ひじのアクシデントが原因だったのか」、「確かに初回からなんかふらついてる印象だったけど、ひじに異常があったなら仕方ないな」、「思ったより重大な事態ではなさそうでよかった、メルセデスは悔しいだろうけどまた次頑張ってくれ」、「メルセデスの無念にもらい泣きするって宮本は選手思いだな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「試合前から違和感があったのなら登板を回避させるべきだったのでは?」、「春先にも左ひじ故障してるのに首脳陣はなんで投げさせたんだ」といった反発も複数見受けられた。 「2017年に巨人に入団した26歳のメルセデスは、春季キャンプ中の2月上旬に左ひじの違和感で離脱し、3月中旬に三軍戦で実戦復帰するまで1カ月以上を要した経緯があります。今回はアクシデントを意に介さず登板を志願した根性を首脳陣が買ったという形ですが、直近で故障している以上あまり無理をさせない方がよかったのではと主張しているファンも多いですね」(野球ライター) 同戦から一夜明けた20日、メルセデスは左ひじのコンディション不良で一軍登録を抹消されている。試合後には原監督が「間違いなく大事には至ってない」と軽症を強調したことも伝えられているが、それならば無理に投げさせずに最初から抹消させておくべきだったと考えるファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年08月19日 15時45分
元巨人・上原氏「負けはしたけど…」 惜敗の阪神・高橋を称賛、「エースになれる投手」岡田元監督は制球力を評価
18日に行われた阪神対巨人の一戦。この試合に先発した阪神のプロ3年目・24歳の高橋遥人の投球が、球界OBやプロ野球ファンの間で話題となっている。 8月6日の対巨人戦以来、中11日での先発マウンドに上がった高橋。前回登板で「7回無失点・被安打3・1四球」と抑え込んだ巨人打線相手に、同戦も3回までノーヒットピッチング。4回に岡本和真に先制のソロホームランを浴びたものの、これ以外は失点を許さず「7回1失点・被安打2・3四球」でマウンドを降りた。 相手先発の菅野智之が「9回無失点・被安打3・1四球」で完封勝利を収めたため、今シーズン初の黒星を喫する形になった高橋。ただ、失点は岡本のソロによる1点のみで、得点圏にランナーを置くピンチも1度だけ。内容的には菅野とほぼ互角と言っても過言ではない投げ合いを演じた。 >>阪神守備陣に「もう何やっても無駄」諦めの声も 12球団ワーストのエラー数、片岡氏も「プロの一軍のレベルとして…」と苦言<< 高橋の投球を受け、複数の球界OBがSNSやスポーツ紙上でコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、18日に自身の公式ツイッターに「ナイスピッチング 負けはしたけど、投げっぷりは気持ちいいものがあります」と投稿。セ・リーグトップの得点数(220得点)、本塁打数(69本)を誇る巨人打線相手に臆することなく、しっかりと腕を振って強い球を投げ込んでいたと称賛した。 阪神・岡田彰布元監督は、19日の『デイリースポーツ』(株式会社デイリースポーツ/電子版)の記事内で「岡本に打たれたあの1球だけ、ボールが高めに浮いてしまった。ただそれ以外はすべて低めに集まっており、エースになれる投手だということを改めて感じさせた」とコメント。岡本に被弾した一球は失投だったとした上で、それ以外は直球、変化球のどちらも低めのコースに投げ込めていたと制球力を評価した。 高橋の好投については、ネット上にも「確かに大体のボールは低めにいってたし、浮いた球もきちっとボールゾーンに外れてた印象」、「7回で106球だから、球数やスタミナ的にも申し分ないと言っていいと思う」、「菅野相手に堂々と投げ合ってたんだから、打線も奮起してなんとか援護してほしかった」、「今日は負けちゃったけど、中6日でこの投球が続けられるならエースの座も近い」といった反応が多数寄せられている。 試合後の報道では、チームの矢野燿大監督も「菅野としっかり投げ合えたというのは、中身としてあったと思う。『あのピッチャーにどう勝つか』っていうのは、遥人の中でも大きな自信になると思う」と評価したことが伝えられている梅津。次回登板は中11日のままなら30日の対広島戦、一般的な登板間隔である中6日なら25日の対中日戦になるとみられるが、次回登板でも好投を披露できるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
-
スポーツ 2020年08月19日 11時50分
巨人・菅野、OP戦で意味深な振る舞いが?「配球をよく考えてくれた」開幕8連勝は“捕手改造”の成果か
この完封劇は「捕手の在り方」も変えてしまいそうだ。 巨人・菅野智之が阪神打線を単発3安打に抑える完封勝利を収めた(8月18日)。開幕8連勝は自身初、球団では1990年の斎藤雅樹氏以来の快挙だが、完封勝利は早くも今季3度目となる。 「阪神打線は計3安打。巨人打線は2安打です。岡本の一発で勝利しましたが、原監督は『1対0で勝つのと負けるのとでは大きな差がある』と、いつになく興奮気味に話していました」(スポーツ紙記者) >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 菅野の好投で改めてクローズアップされたのが、捕手・大城卓三だ。ここまで菅野は9度の先発マウンドに立っているが、うち8回は大城とバッテリーを組んでいる(残り1回は開幕戦の小林誠司)。正捕手・小林の離脱もあるが、経験豊富な炭谷銀仁朗がいても、菅野が投げる日は大城がマスクをかぶってきた。18日の完封劇もそうだが、結果を出している以上、「菅野-大城」のバッテリーは、しばらく続きそうだ。 「原監督の構想の一つとして、『打てる捕手』の大城をレギュラーに引き上げようとしています。背番号を46番から24番に変更したように、大城に期待しているのも本当です」(前出・同) 大城の台頭で使われるようになったのは、「東海大バッテリー」。今さらだが、菅野、大城は東海大相模、東海大の出身。原監督も歩んだ“学生野球の名門道”だ。大城を抜てきした理由に“特別な事情”もあるように報じるメディアも見られた。しかし、こんな情報も聞かれた。 「東海大時代の菅野は、一学年下の現オリックスの伏見寅威捕手とバッテリーを組むことが多く、大城とは数える程度だったはず。原監督が打撃力の高い大城を育てるため、その教育係を菅野に託しました」(球界関係者) 今春のオープン戦途中から「菅野-大城」のバッテリーが目立ち始めたが、そのころの菅野は大城の要求する球種に対し、「ストライクがほしいのか、ボールカウントでいいのかハッキリさせろ」などと“ダメ出し”もしていたという。 「菅野はエースであり、大城は社会人野球を経由してプロ入りしました。まだプロ3年目ですし、母校の先輩ということで遠慮もあったようです」(前出・同) 菅野はヒーローインタビューで「大城が配球をよく考えてくれた」と褒めていた。しかし、こうしたベンチ裏の話を聞くと、大城は菅野好みの捕手になったとも解釈できる。 「捕手には大きく分けて2通りのパターンがあります。『オレに付いてこい』のタイプと、味方投手の性格に合わせ、投げたいと思っている球種を投げさせ、ノセていくタイプです。菅野と組む時の大城は後者のタイプと言えるでしょう」(プロ野球解説者) この調子で行けば、投手タイトルもほぼ独占となるだろう。また、若手投手も菅野に助言を仰ぐなどしているそうだ。巨人が「菅野のチーム」と呼ばれる日もそう遠くないだろう。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年08月18日 17時10分
巨人・畠の敗戦の原因をズバリ指摘 「ここは工夫の余地あり」堀内元監督が失点シーンで気付いた問題点とは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、17日に自身のブログに投稿。巨人の先発右腕で26歳の畠世周について言及した。 畠は16日に行われた対中日戦に先発したが、「0-0」と両軍無得点の2回表に1点、「1-1」と同点の5回表に3点を失い「6回4失点・被安打6」で降板。その後点差は変わらず「1-4」でチームは敗れ、畠には今シーズン2敗目が記録されている。 同戦の畠の投球について、堀内氏は「課題は『セットポジション』だな」と断言。「セットになるとスピードが落ちてコントロール 特に変化球が甘くなる」と、走者を置いた場面では不安定な投球が見受けられると主張した。 堀内氏は続けて、「その理由として 畠は今シーズンからバックスイングを変えてきてる」と、投球時の利き腕の使い方が変わっていると指摘。堀内氏によると、昨シーズンまでの畠は「右腕を後ろに引きぎみにしてから投げていた」というが、今シーズンは「右腕を右足の膝の上あたりに 真下に下ろすように修正してきた」という。 ただ、従来の“引いて投げる”とは違い“下ろして引いて投げる”と動作を1つ増やしたため、「腕が体に追いついていかない。つまりタイミングが合ってない」、「だからボールが高めにいっちゃう」と堀内氏は解説。その上で、「試合の7割はセットポジションで投げることを考えると ここは工夫の余地ありだね」と、腕をスムーズに動かせるように取り組むべきと語っていた。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに中日戦の失点はどれも甘いコースにいった変化球を打たれてたな」、「被打率見たらランナーがいる状態だと急激に悪化してるのか」、「それまで良かったのに突如豹変して数失点って感じになったのはこれが原因なのかな」、「セット時の投球が課題って言うのは桑田(真澄)もテレビ解説で言ってたな」といった反応が多数寄せられている。 「2016年のドラフト2位で巨人に入団した畠は、プロ1年目の2017年に6勝を挙げるもその後は昨シーズンまで2勝、0勝と低迷。復調を期す今シーズンは杉内俊哉二軍投手コーチのアドバイスの下、余計な力みをなくすために腕を下げた新投球フォームを取り入れています。ただ、今シーズンの被打率を見ると走者なしの場面では『.122』と1割台前半の数字である一方、走者を置いた場面では『.417』と約3割も数字が跳ね上がっています。こうしたデータからも、ランナーを置いた場面の投球に課題があることは明白。今後はブルペン等でランナーありの状況を想定して投げ込みをし、スムーズな腕の動かし方を自分の身体に染み込ませることが必要なのではないでしょうか」(野球ライター) 16日の試合後には、原辰徳監督が「一級品のボールにはなっている。ただ本番に弱い」と苦言を呈したことも伝えられている畠。次回登板は22日の対広島戦とみられているが、同戦では粘りの投球を見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
-
-
スポーツ 2020年08月17日 18時30分
大谷より先に“二刀流”に挑戦? 当時のコーチは「殿堂入りしてた」と主張、元巨人・斎藤氏が明かした秘話に驚きの声
元大洋・横浜で野球解説者の高木豊氏が16日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元巨人で野球解説者の斎藤雅樹氏がゲスト出演。現役時代の秘話を明かした。 プロ1年目の1983年シーズン序盤にサイドスローに転向し、その後2001年シーズン限りで引退するまでに通算180勝をマークした斎藤氏。今回の動画ではサイドスロー転向を巡るエピソードを明かした。 >>コーチ指令に「ちょっと無視だ」 実はあまり投げたくなかった? 元巨人・斎藤氏が『10.8決戦』の裏話を告白<< 1982年のドラフトで1位指名を受け巨人に入団した当時18歳の斎藤氏。プロ入り当初はオーバースローだったというが、翌1983年4月に二軍で2試合ほど登板したところ、どちらの試合でも低めの球が伸びないところを狙われ打ち込まれてしまったという。 すると、二軍首脳陣の中で斎藤氏を投手から野手に転向させる構想が浮上。特に当時二軍守備・走塁コーチを務めていた須藤豊氏は斎藤氏の打撃センス、内野守備のうまさを買い「野手にしろ」と強く主張していたというが、中村稔一軍投手コーチも「いや、あいつは投手だ」と譲らず。そのため、斎藤氏は「一時期僕は2つ練習してた。打撃練習も投球練習もどっちもやらされていた」という。 今から30年以上前にエンゼルス・大谷翔平ばりの“二刀流”に取り組んだ斎藤氏だが、高卒1年目でまだ体力が十分ではなかったことやドラフト1位投手というプライドもあり「嫌で嫌でしょうがなかった」とのこと。そんな中、二軍での打撃練習中にふてくされた態度を見せ二軍首脳陣に怒られたことをきっかけに、一軍の藤田元司監督に投手・野手どちらでいくのか決めてもらおうという話になったという。 その後、シーズン真っただ中の5月、実際に藤田監督が二軍に視察に訪れたというが、斎藤氏の投球を見た藤田監督は「もうちょっと腕を下げて投げてごらん」と一言だけアドバイス。その言葉に従って投げるとカーブが自分でも驚くほど曲がったことから、斎藤氏は即座にサイドスロー転向を決意したという。 その後シーズン終盤の9月まで二軍戦には登板せずにひたすら練習を重ね、この間に野手転向の話も自然消滅したという斎藤氏。翌1984年に一軍でプロ初勝利を含む4勝を挙げると、1985年には12勝をマーク。その後1986年から1988年の3年間は計13勝と一時は伸び悩むも、1989年から現役を引退する2001年までに沢村賞を3度(1989,1995-1996/プロ野球最多タイ記録)獲得するなど投手として大成している。 今回の動画を受け、ネット上には「1980年代前半に二刀流に挑戦してたのは知らなかった、大谷より30年も早いぞ」、「須藤コーチは『斎藤は遊撃で名球会入れる』って相当評価してた気がする」、「18歳で二刀流は体力的にしんどいだろうな、予期せぬ故障を負う可能性もある訳だし」、「藤田監督の言葉がなかったらどうなってたんだろう、案外野手の方でも活躍してたりして」などといった反応が多数寄せられている。 斎藤氏の野手転向を強く推した須藤コーチは、後に「藤田監督がサイドスローで投げさせなかったら、(斎藤氏は)遊撃手として2000本安打を達成して殿堂入りしてたと思う」と語っている。投手としてはまぎれもない名選手である斎藤氏だが、もしかすると野手でも後世に名を残すような選手になっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
-
スポーツ
巨人・菅野、”変則モーション”に手応えアリ? 九州で模索した新フォーム、女房役も絶賛する投球面の変化とは
2020年02月03日 11時47分
-
スポーツ
長嶋監督が「お前何やってんの?」元巨人・村田氏、陰険な“クビ宣告”を明かす ドラ1ルーキーと別れた明暗に「シビアすぎる」の声
2020年01月31日 17時08分
-
スポーツ
元巨人・小田氏、清原和博氏の“ユーチューブ降臨”を予告 薬物事件についてのトークを期待する声も?
2020年01月28日 15時47分
-
スポーツ
巨人・原監督に“入れ知恵”をした人物がいた? 監督会議でのDH制提案、ソフトバンク王会長の発言にも影響か
2020年01月23日 11時30分
-
スポーツ
巨人・原監督、開幕直前の助っ人獲得を示唆か レギュラー争いを踏まえた補強策、計画は昨年末頃から練られていた?
2020年01月21日 11時52分
-
スポーツ
元巨人・上原氏、現役ラスト登板での“惜別タッチ”に「狙ったわけじゃない」 同級生のロッテ福浦に手を差し出した裏話を語る
2020年01月20日 21時30分
-
スポーツ
巨人・坂本「台湾は練習環境が全然ない」 プレミア12での打撃不振、現地で味わった苦悩に反応続々
2020年01月17日 17時07分
-
スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
-
スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分