巨人
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スポーツ 2020年07月26日 17時30分
雨天コールド後、“猫乱入”で話題 DeNA本拠地・ハマスタならではの珍事、過去には守護神炎上の大騒動も!
17日に横浜スタジアムで行われたDeNA対巨人の一戦。試合は6回裏終了時点までで雨天コールドとなり「2-1」で巨人勝利となったが、試合結果以上に話題となったのがグラウンド上への“猫乱入”だった。 猫がグラウンド上に姿を現したのは、試合が終了して両軍選手が撤収し、観客もほとんど全員が帰路についた午後8時過ぎごろのこと。どこからか三塁ベンチ前に迷い込んできた猫は、その場から三塁側ファールグラウンド上の客席の柵をつたいながら左翼フェンス際へ走り、左翼ボール下にある金網から三塁側ブルペンをのぞき見。ブルペン側から人が近寄ると反転して三塁カメラマン席前まで引き返し、そのままカメラマン席の柵を乗り越えて内野スタンド方面へ消えていった。 >>DeNA・ラミレス監督がまさかの奇策! 与田監督とはくっきりと明暗? サヨナラ勝ちを呼び込んだ“代打ウィーランド”<< 一連の流れが試合中継のカメラによって映し出されていたこともあり、「ブルペンのぞき込んでるのめちゃくちゃかわいい」、「負け試合がどうでもよくなるくらい癒された」といった反応が多数寄せられた猫の乱入。一部では「数年前に乱入した子と毛色が似てるから同じ子かも」、「ハマスタに猫が来るのは3年ぶりかな?確かあの時も負け試合だったけど…」といったコメントも挙がっている。 横浜公園の敷地内に位置することもあり、まれに公園に住み着いた猫が球場内に迷い込んでくることがある横浜スタジアム。今回は試合後の乱入だったが、前回乱入した3年前は試合中に乱入し観客の注目を一手に集めている。 2017年4月13日に行われたDeNA対阪神の一戦。同戦はDeNA先発・井納翔一が7回1失点、阪神先発・藤浪晋太郎が8回1失点とお互いに好投。午後9時前ごろに突入した両軍「1-1」の9回表、DeNAは早くも守護神・山崎康晃を投入する勝負に出た。 阪神先頭の糸原健斗にヒットを許し、次打者は梅野隆太郎という緊迫した場面。山崎は送りバントを狙う梅野に2ボール0ストライクとボールを先行させたが、この直後に一塁ファールグラウンド上に突如猫が登場し一塁カメラマン席の前を猛ダッシュ。打球が当たるのを避けるためか試合は一時中断し、球場にはどよめきが起こった。 一塁ファールグラウンド上の客席近くまで走った後にカメラマン席前まで引き返した猫は、柵を乗り越えカメラマン席の中へ入るとそのままどこかへ雲隠れ。猫がいなくなったことで試合は無事再開された。 しかし、猫乱入による中断で動揺したのか、山崎は梅野にヒット、次打者の荒木郁也に送りバントを許し1死二、三塁の大ピンチに。さらに、ここで迎えた高山俊にタイムリーヒットを浴びると、後続の上本博紀の打席でもパスボールで1点を失い、タイムリーツーベースを打たれて計3失点。守護神がまさかの大炎上を喫し、DeNAは「1-4」で阪神に敗れる結果となった。 前回は守護神炎上、今回は試合後だが雨天コールドと、猫が乱入した試合はどちらも珍しい出来事が起こっている。次にグラウンド上に乱入した試合では、果たしてどんな出来事が起こるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月22日 18時40分
上原元投手が「何か残念やわ」、大久保元監督も「本当ならしっかり償って」 元楽天・阿部容疑者の逮捕にファン・OBから驚きの声
2011年から2017年にかけ、楽天でプレーした元プロ野球選手の阿部俊人容疑者。21日、その阿部容疑者が詐欺と商標法違反の疑いで広島県警に逮捕されたと複数メディアが報じた。 報道によると、阿部容疑者は妻と共謀し、昨年12月から今年1月にかけオークションサイトでゴルフクラブをブランド品と偽って販売。これを落札した広島県の男性から約7万8300円をだまし取った疑いで、21日に妻と共に逮捕されたとのこと。また、2人が「本物だと思っていた」などと容疑を否認していることも伝えられている。 2010年のドラフトで3位指名を受け楽天に入団した31歳の阿部容疑者は、翌2011年から現役を引退した2017年までに「260試合・.210・0本・13打点・58安打」といった数字をマーク。引退後は今年6月まで「楽天イーグルスアカデミー」でコーチを務めるかたわら、『サンドのぼんやり〜ぬTV』(東北放送)など宮城のローカル番組にもたびたび出演。現役時代から明るい性格のムードメーカーとして知られ、チームメイトやファンからの支持も高かった。 その阿部容疑者の逮捕を受け、複数の球界OBがSNS上でコメントしている。元巨人・上原浩治氏は22日、自身の公式ツイッターに「現役の時は、稼頭央のところで一生懸命トレーニングしてたはず」、「チーム稼頭央、チーム上原で食事会もしたやんかぁ。何か残念やわ」と投稿。西武・松井稼頭央二軍監督を介して面識があったという阿部容疑者に苦言を呈している。 >>元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議<< 2012年から2015年にかけ楽天で一軍監督や打撃コーチを歴任した大久保博元氏も、22日に自身のツイッターに投稿。「4年間の楽天時代を一緒に過ごした阿部ちゃん。二軍に落とされても腐らず一生懸命にプレーする選手だった」、「もし罪が本当ならしっかり償って欲しい」と願っている。 今回の一件を受けては、ネット上にも「現役時代から名前知ってた選手だから逮捕はビックリ」、「引退後もローカル番組とかに出てた選手が詐欺なんてショック」、「こんなことする人とは思わなかった、現役時代のグッズ保管してたけど全部処分しよう」、「人を騙さなきゃいけないほどお金に困ってたんだろうか…」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に目立った成績を残したわけではないものの、引退後は順調なセカンドキャリアを送っていた阿部容疑者。故意に偽物のゴルフクラブを販売したのか、それとも本当に知らなかったのか、今後の続報が待たれるところだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara大久保博元氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/DAVEOHKUBO
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スポーツ 2020年07月22日 11時50分
巨人・菅野、2位ヤクルトが天敵に? 今季唯一未勝利の“鬼門”、東京ドーム改修にも思わぬ影響か
菅野完封で、原巨人に独走の兆しが…。 7月21日、中日に三塁すら踏ませない圧倒的なピッチングで完封勝利し、巨人の勝率はついに7割を超えた(17勝7敗1分)。2位・東京ヤクルトとのゲーム差は「3」。数字的にはそんなに開いていない感じだが、今年は120試合制である。「直接対決で3連勝する」のならともかく、3ゲーム差を縮めるのは2週間以上を要するだろう。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 「菅野は7月3日の中日戦(東京ドーム)から23イニング連続無失点です。順調に行けば、次の登板も東京ドームなのでやってくれそうですね」(ベテラン記者) 東京ドーム。この発言は意味深い。中日打線を完封した7月21日は、今季5度目の先発マウンド。絶好調の菅野に唯一、勝ち星がつかなかった試合がある。自身2度目の先発マウンド、6月26日の神宮球場だった。菅野は「神宮球場が苦手」なのだ。 6月26日の神宮球場での対ヤクルト戦、敗戦投手にはならなかったが、6回途中で降板。それも、6回のマウンドだけで5失点という屈辱に見舞われている。同球場での通算成績を調べてみたが、計10試合の登板で1勝6敗、防御率5・76。“鬼門”と言っていい。 「神宮が苦手な理由? 菅野は東海大学の出身ですよ。同大学が所属する首都リーグでの好投し、今日があるわけです。リーグ戦の舞台だった神宮球場がキライということは考えにくい。神宮が苦手なのではなく、ヤクルト打線が苦手なのでは」(プロ野球解説者) もっとも、東京ドームや他球場でヤクルトと対戦した時、防御率、勝率ともに苦手というほど悪い数値は出ていない。本人も神宮球場で勝てないことは強く意識しているという。こうした情報を聞くと、ヤクルトが巨人の独走を阻止する可能性もある。 「神宮で痛い目にあった時のキャッチャーも大城でしたね。中日を完封した7月21日も大城。どちらも大城とのバッテリーです」(前出・プロ野球解説者) 関係者によれば、神宮でKOを食らった後、菅野は大城のリードに“注文”を出したという。2ストライク後の配球が特にそうらしいのだが、「ウィニングショットなのか、ボールカウントでいいのか、分かるように」と伝えた。 巨人には小林、炭谷といった捕手もいるが、投手に出すサインは同じだ。同じサインを出されて、小林、炭谷からは伝わって来て、大城からは伝わって来ないものがあるとすれば、それは経験の差、大城の未熟さによるものだろう。 「大城は打撃優先の捕手です。小林、炭谷とは異なる配球をするので、他球団のスコアラーは、目下、それを研究中」(前出・プロ野球解説者) 完封劇の舞台となった東京ドームだが、菅野登板の前日(20日)、3年がかりの大型改修工事が発表された。センターバックスクリーンの超大型化、完全キャッシュレス化などがピーアールポイントとして紹介されたが、マウンドの造り(傾斜の具合)、人工芝などプレーに影響する部分に関しては“現状維持”ということのようだ。大城の教育もそうだが、菅野が投げやすいとしているマウンド、巨人は菅野のチームに変貌しつつある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月18日 11時00分
ソフトB・川島の足を日本ハム選手が破壊! 巨人パーラの守備妨害にも影響、ルール変更に繋がった危険スライディング
12日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。試合は「3-2」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に注目を集めたのが巨人・パーラの守備妨害だった。 「2-3」と1点を追う巨人は6回裏、1死一、三塁の場面で炭谷銀仁朗がゲッツー性の遊ゴロを放ったが、一塁走者のパーラが二塁にスライディングした際にヤクルトの二塁手・山田哲人と交錯。山田は転倒して一塁送球できず、この間に三塁ランナーが生還したため同点と思われた。 すると、この直後にヤクルト・高津臣吾監督が、パーラのスライディングについて審判団にリクエストを要求。審判団がリプレー検証を行った結果、パーラのスライディングは「走塁時の勢いでベースを越えている」との理由により、ゲッツー崩しの危険なプレーと判断され守備妨害に。これによりパーラ、並びに打者走者の炭谷がアウトとなり、巨人は併殺でチャンスをつぶす形になった。 >>巨人、ウィーラーに続くトレードの可能性コロナ禍で吹く追い風、ソフトBの年俸額も抜き返すか<< 試合が振り出しに戻るかという重要な場面で起こったということもあり、パーラの守備妨害の判定を受けてネット上には賛否両論が巻き起こった。一部では、「判定厳しいとか言ってる奴は川島の悲劇を忘れたのか」、「厳しくしないと第2、第3の川島が生まれかねないから審判団の判断は当然」といったコメントも寄せられている。 名前が挙げられている「川島」は、ソフトバンクに所属する川島慶三。内外野の複数ポジションを守れるユーティリティープレーヤーとして知られる選手だが、危険なスライディングを受け重大なアクシデントに見舞われた過去がある。 2016年4月3日に行われたソフトバンク対日本ハム戦の一戦。6回裏、「1-0」と1点リードのソフトバンクは無死一、三塁のピンチを迎えるも、ここで打席の日本ハム・中田翔が三ゴロ。打球を捕った三塁・松田宣浩は、三塁ランナーを目でけん制しながら二塁の川島へ送球。川島が一塁・内川聖一に送球すれば、ゲッツーで2死三塁となるはずだった。 ところが、川島が松田の送球を捕球した直後、日本ハムの二塁走者・田中賢介はゲッツー崩しを狙い川島の足を目掛けてスライディング。交錯して転倒した川島がその場にうずくまる間に三塁ランナーが生還した。 このプレーを見たソフトバンク・工藤公康監督は、審判に守備妨害ではないかと猛抗議するも認められず。川島の負傷交代や同点といった痛手を負ったまま試合は再開され、結局ソフトバンクは「3-4」で敗れてしまった。 試合後に田中が川島に謝罪の連絡をしたこともあり当人同士はすぐに和解したが、このスライディングにより川島は右足の靭帯を損傷し約4カ月の戦線離脱。この件も影響して翌2017年から、野球規則にゲッツー崩しを狙った危険なスライディングを禁じる一文が新たに盛り込まれた。また、2019年からはリクエストの対象内にも追加されている。 これらのルールが適用されたことにより、守備妨害と判定されたパーラのスライディング。幸いにも交錯した山田が怪我を負ったという情報は伝えられていないが、こうした危険なプレーが今後なるべく起こらないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月17日 17時00分
巨人・広島に「両チームともリリーフがあれ」 巨人・堀内元監督が苦言、昨季以上に失点がかさんでいるワケは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、16日に自身の公式ブログに投稿。巨人・広島のリリーフ陣に苦言を呈した。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 今回のブログに堀内氏は、同日に行われた巨人対広島戦について投稿。記事前半で巨人が9年ぶりにマツダスタジアムで同一カード3連勝をマークしたことを喜んだ一方、後半で両チームのリリーフに苦言を呈した。 「9-4」で巨人が勝利した同戦だが、巨人は2点、広島は6点をリリーフ陣が失っている。このこともあってか、堀内氏は「両チームともリリーフがあれだね」と、出てくる投手が軒並み不安定だと主張した。 3カ月の開幕延期を経て過密日程で行われている今シーズンは、先発が長いイニングを投げずに降板し、残りの回はリリーフがつぎ込まれるという試合も珍しくない。堀内氏は「先発がみんなして5回までしか投げてくれないようじゃ どうしてもリリーフに負担がかかってくる」と理解を示したものの、「にしてもあれだね」と再度両軍リリーフ陣のもろさにため息をついていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「本当に毎試合リリーフが不安定すぎる」、「先発が点取られて降ろされて、後を受けた中継ぎもズルズル失点と悪循環が続いてる」、「両軍とも先発が崩れたら試合にならなくなるのが苦しいな」、「お互いに昨シーズンはここまでひどくなかった、やっぱりコロナが影響してるんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 「16日終了時点のリリーフ防御率を見ると、巨人は『4.22』、広島は『5.01』と両軍ともに不安定な状態に陥っています。特に深刻な状態なのが、勝ち試合を締める抑え。当初は巨人がデラロサ、広島がスコットに抑えを任せていましたが、デラロサは左脇腹の肉離れ、スコットはたび重なる背信投球でそれぞれ二軍落ち。現在は巨人が澤村拓一、広島が菊池保則を急きょ代役守護神として起用しています。今シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大による開幕延期・外出自粛の影響で、満足な練習を積めなかった投手陣には受難の年になるのではと危惧されていましたが、ここまではその懸念が的中する形になっています」(野球ライター) 昨シーズンのリリーフ防御率は巨人が「3.77」、広島が「3.68」と、どちらも3点台に収まっていた。今シーズンの急激な防御率悪化に対し、巨人・原辰徳監督、広島・佐々岡真司監督の両名は今後どのようにテコ入れをしていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月16日 17時00分
広島・會澤のタックルで審判が転倒!「退場レベルのプレー」ファンからは賛否、「ヤクルト戦でもやってた」と指摘も
15日に行われた広島対巨人の一戦。この試合に「6番・捕手」でスタメン出場した広島・會澤翼のプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>広島対中日戦、死球の応酬で警告試合に「何当てとんじゃボケコラァ!」一触即発の険悪ムードにファンもピリピリ<< 問題となったのは、「0-5」と広島5点ビハインドの6回表に飛び出たプレー。この回、広島は2番手・島内颯太郎が巨人先頭の陽岱鋼に四球を与え無死一塁に。ここで迎えた巨人・炭谷銀仁朗が、バックネット方向へフライを打ち上げた。 すると、このフライを追うため背後に走り出した會澤が、進行方向に立っていた審判を押しのけるようにタックル。突き飛ばされた審判は転倒したが、會澤は目もくれずフライを追っていった。 フライがスタンドに入りファールとなった後、會澤はすぐに審判の元に駆け寄り謝罪。審判も「気にするな」と言わんばかりに會澤の肩をポンポンとたたき、試合は特に支障なく続行された。 このプレーを受け、ネット上のプロ野球ファンの間では「いくら邪魔とはいえあそこまで突き飛ばす必要は無かっただろ」、「退場レベルのプレー、暴力行為ととられても文句言えないくらいのぶつかり方だった」といった批判が挙がったが、「懸命に追った結果だからこれは仕方ない」、「今のは審判が悪いな、フライ上がった瞬間にすぐに横に避けないと」といった擁護の声も寄せられた。 一方、「會澤はこの間のヤクルト戦でも打者を突き飛ばしてただろ」、「先日のヤクルト戦といい今日といいプレーが荒すぎる」といった、ヤクルトを絡めたコメントも複数見受けられた。 「一部ファンがヤクルトの名を挙げているのは、1日・ヤクルト戦での會澤のプレーが理由だと思われます。會澤は同戦の4回裏、ヤクルト・古賀優大が仕掛けたバントを処理する際、打席内の古賀の顔面を左ひじで押しのけながら打球を捕球しています。この時にもネット上には『さっさと一塁に走らない古賀が悪い』、『押しのける動作は絶対に必要なかった、怪我したらどうするんだ』といった賛否の声が数多く寄せられました。今シーズン以前には見られなかったようなプレーが連続したため、今回も波紋を呼ぶ形になったようです」(野球ライター) プロ野球の試合では1つのアウトが勝敗を分けることも珍しくないため、會澤が必死でアウトを取りにいくのは当然。ただ、中には周囲に怪我をさせる危険性があると反感を抱いているファンもいるようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月16日 11時30分
広島、“お得意様”巨人と立場逆転?「何か打開策を練らないと」首脳陣が危機感を募らせるワケは
試合後に出た言葉に、取材陣は驚きを隠せなかったそうだ。マツダスタジアムで行われた巨人戦で、広島は大量12点を奪われ、大敗した(15日)。打線も巨人・戸郷の前に沈黙し、9回にようやく鈴木誠也の一発が出て、完封負けを逃れる始末…。朝山東洋・打撃コーチは戸郷相手に続けて敗北を喫したことを聞かれ、こう答えた。 「何か、打開策を練らないと。僕らが違う方面から対策やアドバイスができれば」 近年、広島は巨人戦に勝ち越してきた。巨人が優勝した昨季も14勝10敗1分けと勝ち越し、前年覇者の意地を見せている。だが、今季の両チームの対戦はここまで、広島の1勝3敗1分け。広島サイドから“苦手発言”が出たようにその立場は逆転しつつある。 「戸郷は広島戦に2試合先発し、2勝。北村、ウィーラーも広島投手陣との相性が良く、4番の岡本は広島戦に2試合続けて本塁打を放っています」(スポーツ紙記者) もっとも、広島に詳しいプロ野球解説者によれば、同日先発のK・ジョンソンは「雨天になると、極端にピッチング内容が悪くなる」という。また、試合前のことだ。チームの精神的支柱でもあるベテラン・石原慶幸捕手の二軍降格が発表された。佐々岡真司監督は「下(二軍)で試合に出てもらう」と、降格理由を説明していた。石原は試合にほとんど出ていない。実戦感覚を失わないための措置としていたが、 「石原はK・ジョンソンと息が合うんです。打撃力のある會澤捕手をスタメンから外すのはコワイですが、同日、K・ジョンソンをリードさせる選択肢もあったはず」(前出・プロ野球解説者) との指摘も聞かれた。 K・ジョンソンが苦手な雨、相性の良い石原の二軍降格と、不運も重なったようだが、今季の広島は明らかに様相が違う。 「20試合を経過し、広島はチーム全体でまだセーブポイントが『1』しかありません。救援陣の活躍を示すHPも『9』。東京ヤクルトはすでに『33』もカウントしているのに」(前出・同) 投手陣、それもリリーフ陣の不調が影響しているようだ。 「佐々岡監督はリリーフ陣の配置替えを含め、まだ色々とテストをしているようですね」(球界関係者) セーブポイント、つまり、クローザーの話だが、開幕からそのポジションを任されたスコットは救援失敗が続き、二軍落ちした。佐々岡監督がその代役クローザーに、昨季トレード加入した菊池保則を“大抜てき”した。 「菊池はプロ13年目。主にリリーフでやってきましたが、通算でセーブを挙げたことがありません。佐々岡監督は現役時代にリリーフも経験しているので、適任かどうかを見定める目は確かです。でも、一番驚いていたのは菊池でした」(前出・スポーツ紙記者) その菊池がプロ初、そして、現時点でチーム唯一のセーブポイントを挙げたわけだが、手厳しい意見も聞かれた。 「スコットの二軍降格は7月3日。菊池にクローザーを通達したのは、7日でした」(前出・関係者) スコットを降格させた翌4日、5日だが、広島は矢野阪神に連敗を喫した。6日は予備日だったものの雨天中止、7日も雨天中止だった。「新クローザー・菊池」が登板したのは翌8日だった。佐々岡監督は手探り状態での投手継投を続けている。救援陣が不安定なので、広島ナインも先取点を取られた時点で浮足立ってしまうのだろう。一日も早く“勝利の方程式”を完成させなければ、首位巨人とのゲーム差は縮まらないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月14日 15時40分
楽天、高梨雄平が巨人に電撃トレード!「濃い3年半でした」
東北楽天は14日、交換トレードにて、巨人から高田萌生投手を獲得し、高梨雄平投手の選手契約を譲渡することに合意したと発表した。偶然ながら双方の背番号は「53」で、新天地でも同じ番号を背負う予定。15日に高田の入団会見が行われる予定だ。 高田は、1998年7月4日生まれの22歳。岡山県出身の右腕で、身長は178cm、体重は83kg。球歴は、創志学園高~(2016年ドラフト5位)~読売ジャイアンツ~楽天イーグルスとなる。1軍には昨年まで3試合に登板しているが、白星はまだない。 高田は「三年半と短い期間でしたが、巨人ファンの皆様の声援がいつも励みになっていました。ファンの皆様のご期待に応えられず、残念な気持ちでいっぱいです。仙台でも野球選手として、全力で頑張りますので引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします」とコメントした。 一方の高梨は、1992円7月13日生まれの28歳。埼玉県出身の右腕で、身長は175cm、体重は81kg。球歴は、川越東高~早稲田大学~(2016年ドラフト9位)~楽天イーグルス~読売ジャイアンツとなる。2017年40試合、2018年70試合、昨年は48試合に登板。防御率は1.03、2.44、2.30と中継ぎとして試合を壊さない役割をしっかりと果たしてきた。ホールドも3年間で「44」を記録。今シーズンはまだ一軍での登板はないが、巨人に移籍しても即戦力としての活躍が期待される。 高梨は「楽天イーグルスという球団、イーグルスファンの皆さん、仙台・東北という場所に感謝しています。箸にも棒にもかからない選手を獲ってもらって、たくさん投げさせてもらった濃い3年半でした。思い出は多すぎるのですが、ベンチからマウンドに行く時の声援、抑えた時の歓声というのは最高の時間でした。プロになる夢を叶えさせてもらって、優勝したかったですが、それはこのあとの野球人生で叶えられるように頑張っていきます。ジャイアンツに行って元気な姿をお見せするのが皆さんへの恩返しになると思っています。これからも応援よろしくお願いします」とコメント。 高梨、高田ともに新天地でさらなる飛躍を遂げることを期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月13日 16時30分
巨人・堀内元監督、制球難の澤村をバッサリ 「相手が打ってくれただけ」に賛否の声、原監督は「もうちょっとね」とため息?
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、12日に自身の公式ブログに投稿。ブログ内で展開した批判をきっかけに、ネット上の巨人ファンの間で議論が巻き起こっている。 巨人は同日の試合でヤクルトに「2-3」で敗れ、開幕から守ってきた首位の座をヤクルトに明け渡す結果に。今回の投稿で堀内氏は、複数選手の名前を挙げながら同戦について解説した。 賛否を呼んでいるのは、「2-3」と1点ビハインドの9回に登板した澤村拓一に向けての言葉。同戦の澤村は失点こそ0だったものの、四球・死球をそれぞれ1つずつ与えるなど制球難を露呈。この不安定な投球について、堀内氏は「無失点とは言え たまたま相手が打ってくれただけ」、「フォアボールにデッドボールと これ1点リードしてる試合だったらどうすんだろう…」と苦言を呈した。 >>巨人・澤村、原監督の“公開説教”で涙!「何年も同じ失敗してるくせに」進歩のない投球に呆れ声も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「本当にストライクが入らなすぎ、押し出し四球で失点してもおかしくない状態だった」、「僅差でこういう投球されたら信頼できない、守ってる野手陣も内心イライラしてるんじゃないか」、「接戦で使えるレベルじゃない、一度二軍で再調整した方がいい」といった澤村への批判が噴出している。 一方、「正守護神のデラロサが怪我でいないから、実績のある澤村に頑張ってもらうしかない」、「今シーズンは他球団の抑えも軒並み苦しんでるから、ある程度の不調は割り切って考えるべきでは?」、「抑え起用一発目の結果だけで見限るのは早すぎる、もう少し登板を重ねてから判断すべき」と、批判に対する指摘や苦言も複数見受けられた。 「今シーズンの澤村は、開幕からここまで『防御率6.43・6四球・1死球』と制球難もあり低迷。2四球を与え敗戦投手となった1日のDeNA戦では、降板直後に原辰徳監督からベンチで説教され涙を流す場面もありました。澤村の制球難は今に始まった話ではないのですが、今シーズンは開幕延期で調整に狂いが生じた影響もあるのかより一層苦しんでいる印象です。ただ、澤村はプロ入りした2011年から昨シーズンまでにリリーフとして『74セーブ・50ホールド』といった数字を残し、2016年には最多セーブのタイトルを獲得してもいます。実績は十分なだけに、ここから復調する可能性は十分あると考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、原監督が「もうちょっとね」と不満をうかがわせるようなコメントを口にしたことが伝えられている澤村。次戦となる14日・対広島戦以降の試合で、ファンや首脳陣の信頼を取り戻すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月09日 11時40分
巨人、雨天中止が致命傷になる可能性 主将・坂本が脇腹を負傷? 超過密スケジュールに耐えられるか
甲子園での伝統の一戦(阪神対巨人)は2日続けての雨天中止となった。それは、「終盤戦の波乱」を伝えていたのかもしれない。 坂本勇人の名前がスターティングメンバーに入っていない…。 「大阪方面の天気予報は『雨』でした。でも、試合をする方向で調整が続けられました。グラウンド整備もされたんですが」(在阪記者) 中止の最終決定が下されたのは、試合開始の10分前。午後5時50分、雨足が急に強くなり、グラウンドに出ていた選手たちがベンチに飛び込んだ。原辰徳監督は“チームリーダー不在”の試合が中止となり、安堵していたのかもしれない。 「脇腹を痛そうにしていたそうです。練習中のその様子を見て、大事を取って休ませることになりました」(スポーツ紙記者) 思い出されるのは、新型コロナウイルス感染による入院と、開幕戦に間に合わせようと急ピッチで調整したこと。坂本は無理をしているのではないだろうか。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 坂本のスタメン落ちと重なって、こんな情報も飛び込んできた。 阪神対巨人戦が2日続けて中止となり、その代替試合は9月7日と10月5日に設定されることが濃厚だという。 そうなった場合、巨人は9月1日から13連戦を戦い、1日休んで、9連戦。9月の30日間で27試合を消化しなければならない。試合中止となった時点で、原監督はこのスケジュールの過密化について質問され、「致し方ないでしょう」と淡々と返していたが、第2、第3の坂本が現れないという保証はどこにもない。 「坂本を休ませる試合も出てきそう。坂本の代わりにショートを守れる選手はいますが、彼は精神的支柱でもあり、チームの士気に影響しそう。でも、故障して長期欠場されるよりは…」(球界関係者) 巨人のチーム打率は2割7分3厘で、リーグ3位。ペナントレース開催前に危ぶまれていた投手陣は、チーム防御率3・27。こちらはリーグトップだ。3点台の防御率からも分かるように、セ・リーグは打高投低の傾向にあり、「打線の好調さを維持するか」、「投手陣を再整備してロースコアに持ち込むか」は、監督次第となる。 「先発争いから脱落した今村、高橋優、故障で出遅れた畠らの状態が上がってきたとの報告もあるので、投手力の野球に切り替えるのではないか?」(前出・同) 走者を背負う場面になると、坂本がマウンドに行き、声を掛けている。無観客試合のせいだと思うが、その声掛けがよく聞こえる。大したことは言っていないのだが、その絶妙なタイミングがチームを救ってきた。チームリーダーが内野フィールドにいることが、原巨人の強さなのかもしれない。過密スケジュールとなる9月以降、“坂本抜き”となれば、勝敗に大きく影響してくる。ペナントレースは大波乱となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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巨人・菅野、”変則モーション”に手応えアリ? 九州で模索した新フォーム、女房役も絶賛する投球面の変化とは
2020年02月03日 11時47分
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長嶋監督が「お前何やってんの?」元巨人・村田氏、陰険な“クビ宣告”を明かす ドラ1ルーキーと別れた明暗に「シビアすぎる」の声
2020年01月31日 17時08分
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元巨人・小田氏、清原和博氏の“ユーチューブ降臨”を予告 薬物事件についてのトークを期待する声も?
2020年01月28日 15時47分
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スポーツ
巨人・原監督に“入れ知恵”をした人物がいた? 監督会議でのDH制提案、ソフトバンク王会長の発言にも影響か
2020年01月23日 11時30分
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スポーツ
巨人・原監督、開幕直前の助っ人獲得を示唆か レギュラー争いを踏まえた補強策、計画は昨年末頃から練られていた?
2020年01月21日 11時52分
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スポーツ
元巨人・上原氏、現役ラスト登板での“惜別タッチ”に「狙ったわけじゃない」 同級生のロッテ福浦に手を差し出した裏話を語る
2020年01月20日 21時30分
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スポーツ
巨人・坂本「台湾は練習環境が全然ない」 プレミア12での打撃不振、現地で味わった苦悩に反応続々
2020年01月17日 17時07分
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スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分