巨人
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スポーツ 2020年09月04日 20時30分
巨人・田口に「クオリティ高い」「馬鹿にしてんのか」賛否の声 吉川・丸・亀井…試合中の同僚モノマネが物議
3日に行われた巨人対DeNAの一戦。試合は「13-4」で巨人が勝利したが、同戦で巨人・田口麗斗が見せたプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>巨人・後藤コーチに「違反行為じゃ?」疑問の声相次ぐ 三塁ランナーへの“肉体的援助”、高津監督の抗議も実らず<< 問題となったのは、「13-1」と巨人12点リードで迎えた6回裏1死一、二塁でのプレー。ここで第4打席を迎えた田口だが、この打席ではそれまでの打席で見られた普段のバッティングフォームではなく、同僚の吉川尚輝、丸佳浩、亀井善行と酷似したフォームをそれぞれ披露した。 具体的には初球がバットを垂直に立てたフォーム、2球目から4球目がバットを寝かせて右足を後ろに開いたフォーム、そして5球目がバットを揺らしながら構えるフォームという順番だった。 田口は打席内で一度もバットを振らず見逃し三振に倒れるが、ベンチに下がった後声をかけてきた吉川に対し満面の笑み。また、田口から見て左斜め前に座っていたウィーラーも、ニヤリとした表情で田口を見ていた。 打席内で次々にフォームが変わった田口の姿に、ネット上には「これ絶対にモノマネしてるよな(笑)」、「吉川に突っ込まれてるところみると本当にモノマネしてたっぽいな」、「割とクオリティ高いのが笑える」といった反応が多数寄せられている。 一方、DeNAファンからは「大差ついてるからって余裕こきすぎだろ、馬鹿にしてんのか」、「練習中とかにやるならいいんだけど、試合中にやるのは相手をおちょくってるとしか思えない」といった批判も複数挙がった。 「今回話題になっている田口は、これまでにも球団が手掛ける公式ユーチューブチャンネルが投稿した動画などでたびたび同僚のモノマネを披露している選手。中には動きを大げさに誇張したものもありますが総じてクオリティが高く、動画内ではチームを率いる原辰徳監督が『似てる!』と評価する場面もあります。今回のモノマネもクオリティとしてはなかなかのものでしたが、巨人が大差をつけている状況だったため一部DeNAファンからは侮辱行為と捉えられているようですね」(野球ライター) 試合後の報道では、今回のモノマネについての田口のコメントは特に伝えられていない。本人的にはベンチを盛り上げようという気持ちだったのかもしれないが、気分を害したファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月04日 11時45分
阪神・矢野監督、ベンチにスアレスを入れなかった真意 選手も直前まで知らされていなかった?
この大敗は、他球団にもダメージを与えていた(9月3日)。甲子園球場でこんなシーンが見られた。2回裏の阪神の攻撃が終わったところで、センターバックスクリーンに他球場の途中経過が映し出されるのが恒例だが、巨人対DeNAのスコアは「13対1」。この大差にスタンドがざわついた。攻守交代でグラウンドに向かう阪神ナインは一瞬、何が起きたのか分からず、顔を見合わせた。対戦チームの東京ヤクルトナインも“巨人圧勝”に気づいたが、両チームとも、暫くはダンマリといった雰囲気だった。 「巨人はこの後、阪神、中日と敵地での連戦が続きます。マジックナンバー点灯を阻止できるかどうかは、阪神次第となりました。翌日から対戦するチームがワンサイドで勝っていると聞いたら、イヤな気持ちにもなりますよ。DeNAに対し、もうちょっと頑張ってくれたらの心境だったと思います」(スポーツ紙記者) 同日の阪神はヤクルトのリリーフ投手、マクガフが走者のいない一塁へけん制球を投じる凡ミスで勝ちを拾った。 >>広島・達川元監督がコーチに「相当反省しなきゃ」 阪神・ボーアの“拙守”にファン・OBから苦言、バッテリーにも「不用意」と批判<< 「矢野監督はゲームセットの瞬間まで祈るような気持ちだったはず」(球界関係者) 1点リードの9回表、クローザーとしてマウンドに上ったのは、スアレスではなく、岩崎優だった。 試合後の共同インタビューで、矢野監督はこう語っていた。 「今日、(スアレスは)ベンチに入れてなかったのでね。登板がかなり多くなっていましたし、ベンチにいるとどうしても僕も使いたくなるんで。今日は帰れ、と。そういうことで…」 試合出場登録のメンバー表にはスアレスの名前があった。登板過多となっているので、リフレッシュ休暇を与えたというわけだ。その選択は決して間違っていないが、こんな指摘も聞かれた。 「岩崎がクローザーとして登板することは、直前に知らされたようです。スアレスを休ませるつもりでいたのなら、岩崎や他リリーバーにも事前に伝えておけば、彼らの精神的負担も違ったのでは?」(前出・同) 岩崎は先頭打者にヒットを許し、四球も出している。一打同点という場面まで陥っただけに、「事前通達」の意見も間違いではないだろう。投手出身のプロ野球解説者がこう続ける。 「原監督も登板過多のリリーフ投手を、やはり試合出場登録しているのに、ベンチ入りさせずに帰らせたことが何度かありました。第二期政権で、セットアッパーの山口鉄也(現コーチ)に対し、そういう配慮をしたことが何度かありました」 スアレスを休ませたということは、翌4日からの巨人戦に向けて万全を期すためだろう。原采配を模倣したとは思わないが、共同インタビューで「スアレス温存の意図」が知らされるなり、「そう言えば…」の声は記者団から漏れていた。ベンチに待機させたまま登板させない選択肢もあったわけだが、「スアレスがいたら使いたくなるから」の矢野監督の言葉には、“巨人を止めるためなら、なりふり構わず”の決意も秘められていた。 セ・リーグが長い消化試合を送ることになるのか否か、矢野阪神が命運を握っている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月02日 20時30分
元巨人・上原氏、敵選手の粋な発言に「一気に好きになった」 報復死球が招いた乱闘劇の裏側を語る
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。報復行為を巡る現役時代の裏話を告白した。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 今回の動画で上原氏は、8月25日巨人対ヤクルト戦で巨人が6点差で盗塁を仕掛けたことをきっかけに、“大差で盗塁はしない”ことをはじめとした球界の不文律の是非が議論となっている件についてトーク。その中で、自身が現役時代に実際に行ったという報復行為についてのエピソードを披露した。 動画内で具体的な時期は明らかにしていないが、上原氏が先発を務めたとある広島戦で同僚捕手が特に何もしていないにもかかわらず、相手バッテリーから執拗に内角を攻められていたとのこと。すると、その同僚捕手から「(相手捕手に)ちょっと内角投げてくれ」と頼まれ、上原氏も「分かりました」とあくまで“威嚇”するつもりで応じたという。 その後、打席に立った相手捕手に内角攻めを仕掛けた上原氏だが、手元が狂い死球を与えてしまう。当てた瞬間上原氏は「僕のところに乱闘来るかな?」と身構えていたというが、相手捕手は巨人バッテリーの狙いに感づいていたのか、上原氏ではなく同僚捕手につかみかかったという。 捕手同士のつかみ合いが両チーム総出の乱闘に発展したことで、自身もマウンド上から乱闘に参加しようとした上原氏。ただ、その時自身の元に駆け寄ってきた広島・江藤智が、「お前は来んでいい!下がってろ!」と危害が及ばないように上原氏を乱闘から遠ざけてくれたという。江藤氏とは後に2000年から2005年にかけ共に巨人でプレーすることになる上原氏だが、「一気に江藤さんのことを好きになった。敵の僕にそんなことを言ってくれて」と当時の心境を語っていた。 上原氏はこの他にも、球界の不文律に対する自身の見解や、MLB時代に報復死球を命じられた際の対応などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「報復命令って首脳陣が出すものだと思ってたけど、選手の意向で仕掛けることもできるのか」、「当てるつもりないのに当てちゃったから相当焦っただろうな」、「死球与えた敵投手の身を案じるって江藤さんいい人だな」、「上原が話してるのはルーキー時代に西山にぶつけた広島戦かな?」といった反応が多数寄せられている。 「動画内での発言を総合すると、上原氏が言及している試合は1999年4月20日の巨人対広島戦だと思われます。同戦は3回に当時ルーキーの上原氏から死球を食らった広島捕手・西山秀二が、巨人捕手・杉山直輝の胸ぐらにつかみかかったことで両チーム同士の乱闘に発展。これを受けて審判団は同戦を警告試合とすることを宣告しています」(野球ライター) 同戦では「7回1失点」でプロ2勝目をマークしている上原氏。ルーキー時代の知られざる裏話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年09月02日 12時18分
マジック点灯間近! 巨人・原監督、“伝説超え”も時間の問題? 父譲りの信念も好調の原動力か
この13連戦の重要さを、本当に分かっているのだろうか。川上哲治さんの「生誕100年記念試合」として開催された9月1日のDeNA戦、巨人が今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< チームは3連勝、先発・菅野智之には勝敗はつかず、開幕10連勝は次回まで持ち越しとなったが、シーズンの折り返しとなる60試合目で「貯金15」。2位・阪神、3位DeNAともに「貯金2」という状況を考えると、もうそろそろ、アノ心配をしなければならない。「セ・リーグ他球団の勝敗も影響してきますが、今月中旬にも巨人にマジックナンバーが点灯します。早ければ、来週にも…」(TV局スポーツ部員) 今季のセ・リーグは、クライマックスシリーズ(以下=CS)がない。リーグ優勝が決定した時点で、残り試合は消化ゲームとなってしまうのだ。プロ野球解説者が巨人独走の勝因をこう説明する。「原辰徳監督の采配ですよ。そこは素直に認めるべき」 その一例がチーム打率だという。巨人は2割5分9厘でリーグ3位。主砲・岡本和真が本塁打、打点のトップに立っているが、打率10傑の中に一人も選手が入っていないのだ。投手陣にしても、そうだ。菅野、戸郷翔征は順調に勝ち星を積み重ねているが、3番手以降はイマイチ。「チーム力」「選手層」という点では、DeNA、阪神、広島の方が「上」と見ていい。それでも、独走態勢となった勝因は、原監督の試合展開を読む力と、控え選手を巧みに使う采配にあるというのだ。 「代走のスペシャリストともなりつつある増田大輝を試合中盤で出し、そこで勝負を決めたこともありました。クローザーの経験もある中川皓太も同様です。試合の流れを読む力と、選手の長所を引き出す采配はさすが」(前出・同) 監督の采配でチームを強化した例を挙げるとすれば、やはり、野村克也氏が思い出される。組織全体の力を高め、選手個々の成長させていく手腕は多くの著書として発表され、それは、ビジネスの分野でも好評を博している。 「基本的に、原監督は自著を出したくないと考えています。原監督を扱った書籍や、プロ野球解説者、OBが自著を出す際、自分の話が扱われるのなら、全面協力するという姿勢なんですが…」(球界関係者) 原監督の母校・東海大学の関係者によれば、その理由は父・貢氏にあるそうだ。氏は「自らペンを執って」ということをしなかった。かなり前の話になるが、原監督は断れずに自著を出している。第一次政権、二次政権初期のもので、以後、野村氏のように「積極的に」とはならなかった。 巨人史上、もっとも勝利数の多い指揮官は川上哲治氏の1066勝。そのメモリアル・ゲームを制し、原監督の通算勝利数は、1060勝となった。“伝説超え”は、時間の問題だ。原監督の「勝負どころを読む感性」には、やはり興味がある。セ5球団の監督には消化試合をなくすためにも奮起してもらいたいものだが、原野球への評価は高まるばかりだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月31日 17時00分
巨人・直江、一軍抜擢は早過ぎた?「回を追うごとにスピードが…」堀内元監督が苦言、原監督は「その辺はうまく育てる」と主張
元巨人監督で解説者の堀内恒夫氏が、30日に自身の公式ブログに投稿。巨人のプロ2年目・20歳の直江大輔について言及した。 直江は同日に行われた中日戦に先発するも、「3.2回66球・1失点・被安打3」で降板。チームは「3-2」で勝利したが、勝利投手の権利を得ることはできていない。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 同戦を現地で観戦したという堀内氏は、直江について「課題はまず『体力をつけること』だな」、「プロの体つきっていうのがあるんだけどまだそれが出来ていない」とスタミナ不足が見受けられたと指摘。 続けて、「1〜2回の1回り目は良かった。3回あたりから 目に見えてスピードは落ち抑えが効かない」、「回を追うごとにスピードが落ちるっていうのは体力がない証拠」とコメント。最初の一巡目は中日打線を抑えられていたが、二巡目を迎えたあたりから制球が乱れていたと苦言を呈した。 「本当は体力がつくまでもう少し寝かせてやった方がいい」と、本来なら二軍で体力強化をさせるのがセオリーだという堀内氏。「このまま投げさせるようであれば 傷つけないように育てていく必要はある」と、一軍起用を続けるならコンディション面に注意を払った方がいいと首脳陣に忠告していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに二巡目以降は直球も変化球も制球がバラついてた印象が強い」、「もう少し長くイニング投げて欲しい、降板後に中継ぎ6人も使ったし」、「体力さえあればなかなかやれそうだし、一度二軍に落としてしっかり土台作りをするのもアリじゃない?」、「まだ高卒2年目だからスタミナ不足は当然、首脳陣は焦らずにじっくり二軍で育成するべきだ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「前の登板も同じ感じだったし、原(辰徳)監督もその辺は織り込み済みで交代させたんじゃない?」、「良ければ続投、無理そうならショートスターターって感じで原監督は柔軟に考えてるような気もする」といった、原監督を引き合いに出したコメントも複数見受けられた。 「2018年ドラフトで3位指名を受け入団した高卒2年目の直江は同戦がプロ2戦目の登板ですが、デビュー戦となった23日・広島戦でも『4回64球・1失点・被安打3』と同戦とほぼ同じ投球内容で降板しています。堀内氏が現役のころは高卒投手が1年目、2年目からいきなり一軍ローテというのは特に珍しくなかったですが、現代は数年かけて二軍でしっかり体作りをした上で一軍デビューというのがセオリーのため、堀内氏は直江の行く末を心配しているのでしょう。ただ、首脳陣としてはショートスターターのような形で一軍起用することで、直江の成長速度を上げようとしているのかもしれませんね」(野球ライター) 試合後、原監督は直江について「課題はあるが、次を期待させてくれる投球だった」と及第点を与えた上で、「(直江は)できたてホヤホヤの先発ピッチャー。その辺はうまく育てる」とコメントしている。直江は2戦合計の防御率が「2.35」と悪くはないため、ショートスターターのような形での一軍起用はしばらくの間続くのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月30日 11時00分
ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒! 連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇
25日に神宮球場で行われたヤクルト対巨人の一戦。試合は「8-4」で巨人が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人の“不文律破り”だった。 問題となったのは、「7-2」と巨人5点リードの8回表に飛び出たプレー。この回巨人は8点目を奪いなおも1死一、二塁のチャンスを迎えると、ここでダブルスチールを敢行し1死二、三塁に。球界には大差でリードしているチームは試合後半のバントや盗塁を慎むべきという不文律があるが、お構いなしとばかりに次の9点目を狙いにいった。 同戦でテレビ解説を務めた元ヤクルトの笘篠賢治氏が「この展開の中で重盗は非常に(疑問)」、「巨人はあまりそういったところでヤクルトに刺激を与えない方がいい」と苦言を呈し、ネット上でも賛否両論となったこの重盗。一方、一部では「報復死球が無かったのは幸いだった」、「これで報復があったらもっと騒ぎになっただろうな」といったコメントも見られた。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 今回のように不文律が破られた場合、破った側のチームの選手が報復死球を受けるケースは少なくない。また、過去には報復死球がきっかけで乱闘にまで発展した試合もある。 2007年4月19日、神宮球場で行われたヤクルト対横浜(現DeNA)の一戦。同戦は横浜が初回にいきなり6点を奪うと、その後6回までに4点を追加し計10得点。一方のヤクルトは6回まで無得点と横浜が圧倒的に優位の状況で試合が進んだ。 事件が起こったのは、「10-0」と横浜10点リードのまま迎えた7回表。この回横浜は1点を追加しなおも2死一塁の状況で、一塁ランナーの石川雄洋が二盗を敢行。すると、捕手を務めていたヤクルト選手兼任監督・古田敦也は「何走っとんねんコラ!」と激怒。さらに、マウンドの遠藤政隆も同様の思いだったのか、打席の内川聖一の背中に直球を直撃させた。 明らかな報復行為に球場がどよめく中、内川は痛みに悶絶しながらも一塁へ。しかし、ヤクルト側の怒りは収まらなかったのか、続く村田修一にも危険な球を投じた。内川には直球をぶつけたが、村田にはすっぽ抜けたカーブのような球を頭部に直撃させた。 すると、横浜側も堪忍袋の緒が切れたのか、ベンチから選手・コーチが飛び出しマウンド上の遠藤の元へ。これを見たヤクルト側の選手・コーチもマウンドに殺到し、両チームは押し合いへし合いの乱闘に発展した。 しばらくして乱闘が沈静化した後、審判団は遠藤に危険球退場を宣告。しかし、古田監督は村田への死球が避けられる球だったとして、審判に「お前常識持ってんのか?」、「何でお前らに敬語使わなアカンのや!」と言いたい放題。これらの発言が侮辱行為と判断され、自身も退場を宣告される羽目になってしまった。 試合はその後「14-1」で横浜が大勝したが、古田監督は試合後も「危険球は納得がいかない。村田が頭を下げなければ当たらない球だった」と怒り心頭。また、同戦は古田監督にとって通算2000試合目という記念すべきゲームだったが、「2000試合も出てるが、その中でワーストの試合になった」と現役生活で最低の試合だと口にしてもいる。 “大差で盗塁してはいけない”をはじめとした不文律は、劣勢に追い込まれた対戦相手に敬意を表するため、そして大勢が決した試合でいたずらに記録が作られるのを防ぐために形成されてきたとされている。こうした概念があるため、破った場合は相手チームに侮辱行為と捉えられやすく、その後の報復行為も招きやすくなっていると思われる。 今回巨人に不文律を破られたヤクルトは、その後特に報復死球などのアクションを起こしてはいない。球場外では物議を醸したが、球場内で大きな騒ぎに発展しなかったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月28日 20時30分
元巨人・槇原氏、FAが原因で命の危機? 大久保元監督が暴露、「マキさんが来ない」同僚をざわつかせたアクシデントとは
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が27日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元巨人・槙原寛己氏についての裏話を暴露した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で大久保氏は、球界の車事情についてトーク。その中で、槙原氏がFA宣言し残留した1993年オフにあったという槙原氏と車を巡るエピソードを披露した。 大久保氏によると、当時の槙原氏は古いベンツに乗っていたが、近々新しい車に買い替えようと考えていたとのこと。ただ、FA宣言・残留で世間の注目が集まったことで、「(新契約で)金が入ったと思われるのが嫌で買い替えなかった」という。 動画内で具体的な時期は明かされていないが、その後に箱根でチームの集まりごとがあったという大久保氏。槙原氏も目的地に向かうためその古いベンツで箱根の山を運転していたというが、「(走行途中で)ブレーキが効かなくなって、(道路脇にあった)車止め(緊急退避所)に乗り上げた」という。 槙原氏が姿を見せず、先に到着した選手たちが「マキさんが来ない」、「槙原来ないな」とざわついていたことから、携帯で槙原氏に連絡したという大久保氏。電話に出た槙原氏から「車止めに止まってる!」と言われ、相当驚いたということを笑い交じりに語っていた。 大久保氏は他にも、西武時代のコーチである土井正博氏と車を巡るエピソードや、一昔前のヤクルトが車を購入する選手に課していたルールなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「そんな危ない事件があったなんて知らなかった」、「FAも結構話題になってたけど、直後にそれ以上の出来事があったのか」、「世間体なんて気にせずに堂々と買い替えれば良かったのに」、「もしこれで怪我してたら翌年の完全試合も無かっただろうな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代は西武(1985-1992)、巨人(1992-1995)でプレーした53歳の大久保氏と、巨人(1982-2001)一筋で活躍した57歳の槙原氏。両名は1992年途中から1995年にかけて共に巨人でプレーしている。 「1993年の槙原氏はキャリアハイとなる13勝を挙げるなど先発の一角として活躍しましたが、FAの権利を取得したにもかかわらずアクションを起こしてこないフロントに不信感を抱きFA宣言。一時は地元愛知の球団である中日行きも取り沙汰されましたが、当時の長嶋茂雄監督の説得により残留しました。ただ、長嶋監督は交渉の際にバラを持って直接槙原の自宅に赴くという予想外の行動をとり、マスコミ各社もこれを大きく報じたため、当時の槙原は世間の注目の的となっていましたね」(野球ライター) プロ入りからFA宣言する1993年までに108勝、残留後も引退する2001年までに51勝を挙げ、1994年にはこれ以降現在まで達成者が出ていない完全試合も成し遂げている槙原氏。その槙原氏を襲った知られざるアクシデントに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2020年08月27日 17時00分
巨人・後藤コーチに「違反行為じゃ?」疑問の声相次ぐ 三塁ランナーへの“肉体的援助”、高津監督の抗議も実らず
26日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。試合は「12-5」で巨人が勝利したが、同戦で三塁コーチャーを務めた巨人・後藤孝志コーチの行動がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 問題となったのは、「2-3」と巨人1点ビハインドの2回表にあった出来事。この回1死二、三塁のチャンスを作った巨人は、モタの三ゴロの際に三塁走者・中島宏之が三本間に挟まれ、結果的に先に三塁に到達していた二塁走者・岸田行倫と三塁ベース上で重なり2人ともヤクルト捕手・中村悠平にタッチされた。 この場合、規定では前を走る走者に塁の占有権が与えられるため中島はセーフ、岸田はアウトとなるが、中島は自身がアウトと勘違いしたのかベースから離れるそぶりを見せる。すると、ここで後藤コーチは背後から中島のユニフォームをつかみ制止。これにより中島はベースにとどまり、試合は2死一、三塁で再開された。 ただ、この光景を受けネット上には、「今の後藤コーチの行為は違反行為じゃないか?」、「帰塁の手助けはルールでダメだから中島はアウトだろ」、「後藤コーチのユニ掴みは肉体的援助に該当すると思うんだけど…」、「何であれアウトにならなかったんだ?特に説明も無いからますます分からん」といった疑問や指摘が噴出している。 「公認野球規則には、ベースコーチが『走者に触れるか、または支えるかして、走者の三塁または一塁への帰塁、あるいはそれらの離塁を、肉体的に援助したと審判員が認めた』場合、走者は守備妨害扱いでアウトになると記載されています。実際、後藤コーチが中島のユニフォームをつかんだ瞬間にヤクルトの三塁手・村上宗隆は指をさしてアピールし、高津臣吾監督も抗議しましたが、審判は後藤コーチの肉体的援助を認めませんでした。審判が認めなかった以上後藤コーチの行為は違反行為には該当しないのでしょうが、“おとがめなし”にモヤモヤしているファンも少なくないようですね」(野球ライター) この直後に坂本勇人に逆転となる2点二塁打を浴び、その後試合にも敗北したヤクルト。もし後藤コーチの行動が違反行為と認められ中島がアウトになっていたら、その後の試合展開も変わっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月26日 15時30分
巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出
25日に行われたヤクルト対巨人の一戦。試合は「8-4」で巨人が勝利したが、同戦のテレビ中継で解説を務めた元ヤクルト・笘篠賢治氏の発言が物議を醸している。 問題となっているのは、「7-2」と巨人5点リードの8回表に飛び出た発言。この回巨人は無死二塁から大城卓三のタイムリーで8点目を奪った。その後1死一、二塁の場面でダブルスチールを敢行。結果的に点にはつながらなかったが、少しでもリードを広げようと積極的に攻勢を仕掛けた。 しかし、このダブルスチールを見た笘篠氏は「この展開の中で重盗は非常に(疑問)」、「(大差の状況で盗塁はしないというのが)野球界の中の暗黙のルールじゃないけどあるんですよ。(バッテリーも)もう(走者を)フリーにしてるわけですから」と発言。この場面でのダブルスチールは球界の不文律に反していると苦言を呈した。 笘篠氏は続けて、「巨人はあまりそういったところでヤクルトに刺激を与えない方がいい」、「ヤクルトの選手は明日以降、鬼の形相で戦ってきますよ」とコメント。巨人は次戦以降、“掟破り”に奮起したヤクルト相手に厳しい戦いを強いられるのではと推測していた。 >>ヤクルト・小川のノーノーで話題になった“最後の完全試合” 槇原が明かしたまさかの裏話も、長嶋監督を唸らせた26年前の大記録<< 笘篠氏の発言を受け、ネット上には「何が暗黙の了解だ、たかだか6点差が安全圏なわけないだろ」、「ヤクルトの逆転勝利数知らないんだろうな、じゃなかったらこんなこと言えるわけない」、「おかしいのは巨人じゃなくて、くだらない不文律を気にしてるあんたの方だよ」、「真剣にプレーしてる選手に失礼すぎる、もう二度と解説聞きたくない」といった批判が噴出している。 「球界には大差でリードしているチームは、試合後半にバントや盗塁をするのは慎むべきという不文律があります。不文律を破ったチームの選手が報復死球を受けるケースも少なくないので、もしかすると笘篠氏はその点も危惧して苦言を呈したのかもしれません。ただ、10点、15点差ならともかく6点差はまだ勝負が決したといえるような点差ではなく、実際に今シーズンもソフトバンクや楽天が6点差から逆転負けを喫しています。加えて、今シーズンのヤクルトがここまでセ・リーグトップの逆転勝利数(12回)を記録していることも踏まえると、巨人のダブルスチールはそこまでとがめられるほどの作戦では決してないと思うのですが…」(野球ライター) 試合こそひっくり返されなかったが、巨人は9回裏にヤクルトの追い上げにより2点を失っている。こうした経緯を見ても、6点差の状況でのダブルスチールはあながち間違いとは言えないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月26日 11時40分
巨人・菅野、打撃開眼は原監督のおかげ? 昨オフの意味深な発言、他球団選手への影響もあるか
「ピッチャーに打たれすぎ」ではないか? 神宮球場で行われた東京ヤクルト対巨人の一戦は、ピッチャー・菅野智之のバットが僅差のゲーム展開に終止符を打った(8月25日)。そう言えば、同球場で行われた2日前の東京ヤクルト対阪神も、逆転の適時打を放ったのは、ピッチャーの小川泰弘だった。さらに遡れば、巨人対阪神の開幕カードで、西勇輝が先制本塁打を放っている。 指名打者制のないセ・リーグではピッチャーも打席に立つ。しかし、ピッチャーが打席に立った際は「主に送りバント」、2アウトの場合は“バットを振る気配ナシ”でそのまま三振し、次イニングのピッチングに専念するというのが、ファンの見慣れた光景だった。 「菅野は最初から打つ気満々でした。開幕戦で阪神・西に打たれたので、その時の悔しさをバットで晴らすつもりでした」(スポーツ紙記者) 7回表、二死満塁。逆転に成功し、菅野に打席が回ってきた。スタンド席から見た限りでは、ホームベースから少し離れたところに立っていたので、「打つ気満々」とは思えなかった。ヤクルト外野陣も前進守備を敷いていたが、菅野の打球はヤクルトの中堅・山崎の左側を抜け、走者一掃の適時打となってしまった。 「外野手が通常の守備位置に守っていたら、シングルヒットでした」(プロ野球解説者) ピッチャーにトドメの一撃を食らうと、打たれた側はガクンと来る。戦意喪失の感は守っている野手にも伝わり、「今日は、もう負けた」となってしまう。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 今季、セ・リーグのピッチャーは真剣にバットを振ってくるケースが多い。その理由は昨秋の原辰徳監督にあるようだ。 「セ・リーグも指名打者制を導入すべきという持論を展開しました。交流戦、日本シリーズで『パ・リーグ優勢』が続いており、原監督の発言は関係者に一石を投じるものとなりました。でも、捉えようによっては、ピッチャーが『9番目の野手』の役目を果たしていないとも解釈できます」(前出・同) 原監督は指名打者を加えた打線がより攻撃的になること、そして、「ピッチング専念すること」による投手の成長を語っていた。ピッチャーのバッティングが不甲斐ないとはひと言も言っていない。 「指名打者の導入論を聞いて、ピッチャーの打撃力の不甲斐なさを痛感した関係者もいました。菅野は原監督の話を聞き、打撃力のアップも必要だと思ったのでは」(前出・同) 一般論として、投げる側の投手心理だが、ピッチャーが打席に立つと、「助かった。アウトカウント1つが自動的にもらえる」と解釈する。手抜きのできない場面でも、「長打はない。どうせ打ってもシングルヒット」とナメてかかる。そういった手抜きができないとなれば、セ・リーグの試合は緊張感に満ちたものとなり、「パ高セ低」の現状もいずれ変わっていくだろう。 菅野が走者一掃の適時打を放った後、二塁ベース上でガッツポーズを見せていた。いろいろな意味で菅野の連勝は、セ・リーグに波紋を呼びそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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