巨人
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スポーツ 2021年08月18日 19時45分
巨人・原監督に怒りの声「謝るくらいなら投げさせるな」 継投失敗で投手に謝罪? 試合中の異例行動に批判
17日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。「13-3」でヤクルトが勝利したこの試合で、巨人・原辰徳監督が見せた行動がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 >>巨人・原監督が選手に「二流のピッチャー」発言でファン激怒 試合後の酷評が物議、「ホークス相手に投げさせる方も悪い」と指摘も<< 問題となっているのは、「2-7」と巨人5点ビハインドで迎えた6回裏1死満塁で見せた行動。この場面は5番手・大江竜聖が「0.0回3失点・被安打2・四球1」と炎上しなおもピンチという状況だったが、原監督はベンチを出てマウンドへ向かうと、大江からボールを受け取りそのまま審判に選手交代を告げる。交代の際に指揮官が自らマウンドに向かうのは異例で、実況からも「これはどういう意図があったのか」と疑問の声が挙がった。 試合後の報道によると、原監督はこの行動の詳細について「『今日はもう悪かった』ということでね。(大江には)『もういいよ、ご苦労さん』って(伝えた)」とコメント。大江の炎上は起用した自身に責任があるとし、大江に謝罪し労うために直接マウンドに向かったという旨を明かした。 原監督の異例行動や試合後コメントを受け、ネット上には「怒りを抑えきれなくてベンチを飛び出したのかと思ったけど違った」、「『酷な場面で投げさせて申し訳ない』っていう原監督なりのケアだったのか」、「まあそれまでの状況考えたらあまり大江は責められないよな」といった反応が寄せられている。 一方、「後で謝るくらいなら最初から投げさせるなよ、どちらかというと起用しなくて良かった場面だったぞ」、「好調の大江を消耗させるよりは、適当な投手使って試合を捨てた方がよかったのでは」、「大江が久しぶりの失点で調子狂ったら苦しむのは自分だぞ?」と苦言や批判も複数見受けられた。 「6回裏に炎上を喫した大江ですが、この回のチームはそれまでに3番手・今村信貴が『0.1回2失点(自責1)・被安打1』、4番手・鍵谷陽平が『0.0回3失点(自責1)・被安打1・四球1』とそれぞれKOを食らっており、大江はなおも1死満塁という状況で投入されています。大江は試合前時点で防御率『1.78』、23試合連続無失点と絶好調だったため、原監督は今村・鍵谷が作った悪い流れを断ち切ってくれることを期待してマウンドに送ったものと思われます。ただ、それまで好調だった大江を敗戦処理のような形で起用し消耗させるべきではなかったのではと不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 17日の敗戦で首位阪神とのゲーム差が2に広がり、3位ヤクルトには0.5ゲーム差に肉薄された2位巨人。好調の大江を消耗した原監督の継投策は、今後の戦いにどのような影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月08日 11時00分
清原和博氏「押し潰されてしまいました」 巨人4番時代の苦悩を明かし話題に、同僚の存在も低評価の原因?
前DeNA監督のラミレス氏(元DeNA他)が7月31日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手の清原和博氏(元巨人他)がゲスト出演。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で清原氏はラミレス氏と対談形式でトーク。ラミレス氏からの質問に答える形で、現役時代に苦手としていた投手や、テレビ解説を務めた7月10日・巨人対阪神戦後に巨人・原辰徳監督から手を振られた時の心境などを語った。 その中で、ラミレス氏は清原氏に「巨人というチームでプレーするだけでもすごい重圧なのに、(さらに)4番を任される重圧はどう感じていましたか?」と質問。清原氏は現役・巨人時代(1997-2005)に第64代4番として297試合に出場し67本塁打を放っているが、本人は「毎日マスコミから重圧がすごくて(苦しかった)」と当時は苦悩を抱えていたと明かした。 清原氏は続けて、「(チームが)負けたら全部僕のせい。(逆に)勝ったら(ほめられるのは)長嶋(茂雄監督/現終身名誉監督)さん、松井(秀喜氏/現ヤンキースGM特別アドバイザー)」、「(当時は)コンビニに行っても新聞が全部清原大ブレーキ(と書いていたから)、もう心が押しつぶされてしまいました」とコメント。チームが負ければ猛バッシングを浴び、勝っても全く評価されない状況にかなり参ってしまっていたと振り返った。 >>清原氏に「いい加減にしろよオイ!」後輩が激怒 命の危機を感じた? 巨人・元木ヘッドが衝撃のいたずらを明かし反響<< 清原氏の発言を受け、ネット上には「球界の番長とか言われてもてはやされてる裏でそんなに思い詰めてたのか」、「巨人は常に優勝を義務付けられてる球団、そんなチームで4番を担うのは想像以上にキツかったんだろうな」、「同時期に松井がいたのも不運だった、巨人の4番としてはどうしても第62代の松井の方が上(470試合で138本)だし」といった反応が寄せられている。 「清原氏は西武時代(1986-1996)に通算329本塁打をマークした実績を引っ提げ、当時11年目・29歳だった1996年オフに巨人入り。当時の松井氏はプロ4年目・通算91本塁打と頭角を現し始めた段階だったため、入団当時は清原氏の方が格上の扱いでした。ただ、清原氏が翌1997年から『32本、23本、13本』と3年連続で本塁打数を落とす一方、松井氏は同期間に『37本、34本、42本』と全ての年で清原氏を上回る数字をマーク。4番としての数字にも隔たりがあったことから両者の評価は逆転し、清原氏は次第にファンやメディアから成績不振を理由としたバッシングを受けるようになりました。常に松井氏と比べられたたかれる状況もまた、清原氏の苦悩の一因となっていた可能性はあるのではないでしょうか」(野球ライター) 清原氏が第64代巨人4番として残した67本塁打は、清原氏より後に4番を務めた全26名の中では第72代・阿部慎之助(505試合で97本/現巨人二軍監督)と第74代・ラミレス氏(511試合で139本)の2名しか上回った選手がいない。それだけに、松井氏の存在がなければ当時の清原氏への評価は大きく変わっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてラミレス氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC2vnK-QoXQrl1LVTNFDfUaQ
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スポーツ 2021年08月06日 11時30分
巨人・原監督がセンター・丸の定位置を剥奪? 無名助っ人獲得が急浮上、MLBを唸らせた守備力に期待か
「新外国人選手を獲る」ということで間違いなさそうだ。ハマれば、センター・丸佳浩外野手をコンバートすることになるだろう。 去る8月5日午後、巨人がシンシナティ・レッズ傘下のルイビル・バッツ所属のスコット・ハインマン外野手(右投右打)を獲得するとの一報が流れた。しかし、ライバル球団関係者やメディア陣の第一声は「まさか?」だった。 >>巨人・原監督が選手に「二流のピッチャー」発言でファン激怒 試合後の酷評が物議、「ホークス相手に投げさせる方も悪い」と指摘も<< 「巨人が補強を諦めていないとの情報は聞いていました。外国人選手と新たに契約する場合、新型コロナウイルスの関係で就労ビザの手続きができるのかどうか不透明な部分もあり、『補強するとしたら国内トレード』と予想されていました」(球界関係者) 「まさか?」の声が出た理由は、国内トレードという予想に反したからではない。 巨人は外国人選手を獲得する際、ネームバリューやキャリアにこだわる傾向も強かった。 メジャーリーガーとして出場した試合数は3季68試合、キャリアのほとんどをマイナーリーグで過ごした“無名選手”との契約は、これまでの補強とは全く違う。 「巨人の主な外野手と言うと、丸、梶谷、松原、亀井など。右バッターは、石川、陽といったところ。『右打ちの外野手』は補強ポイントでしたが」(前出・同) ハインマン側からの売り込みもあったようだが、“新体制”も少なからず影響していたようだ。「米国OBスカウト部」だ。 今年6月、米球界に関係を持つOBたちに声を掛け、外国人選手に関する情報提供を求めていくことにした。 その新役職に就いたのは、岡島秀樹、スコット・マシソン、ギャレット・ジョーンズ、ジョージ・アリアス、ケーシー・マギーの5氏。従来の駐米スカウトではカバーできなかったマイナーリーグの若手などの情報提供はもちろんだが、「日本球界に適応できるかどうか」のアドバイスも求められるという。 「米球界の中地区を担当しているのは、アリアス氏とマギー氏。今回のハインマン獲得にあたって、彼らもサポートしたようですね」(前出・同) ハインマンがレンジャーズに在籍した2019年から20年の話だが、外野守備範囲の広さではメジャーでもトップレベルにあり、打球に追いつく速さ、捕球から送球までの俊敏さ、スローイングの正確さでクリス・ウッドワード監督を唸らせていたという。 「でも、バッティングはマイナー。マーリンズ、SFジャイアンツの控え捕手だったタイラー・ハインマン(現マイナー)の弟ですよ」(米国人ライター) 打撃に関しては不安要素が残る。だが、外野守備センスの高さは、当然、原辰徳監督にも伝わっているはず。OBスカウト部のお手並み拝見といったところだが、本当に日本球界向きの選手だった場合、「左翼・丸、中堅・ハインマン」のコンバートも見られるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月04日 17時00分
巨人・原監督が選手に「二流のピッチャー」発言でファン激怒 試合後の酷評が物議、「ホークス相手に投げさせる方も悪い」と指摘も
3日に行われたエキシビションマッチ・巨人対ソフトバンク戦。「7-4」でソフトバンクが勝利した試合後に伝えられた巨人・原辰徳監督のコメントが、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 巨人はこの日、前半戦終了時点で「14登板・8勝4敗・防御率3.87」という数字を残しているプロ3年目・21歳の戸郷翔征が先発。しかし、戸郷は1点を先制してもらった直後の1回裏にリチャードに3ランを浴びすぐに逆転を許すと、「1-3」で迎えた3回裏には味方のエラーから4失点。これ以降は失点せず6回まで投げたが、「6回7失点(自責3)・被安打7」と不甲斐ない結果に終わってしまった。 7月9日・阪神戦以来となる実戦登板で打ち込まれた戸郷に対し、原監督は「大事に大事に彼を育てながらきているけど、全く荒々しさがなくなってきた。このままだと二流のピッチャーになっちゃう」、「自分である程度の位置をつかんできているわけだから、それをむざむざと(手放してはいけない)ね。我々、そういう選手たちをナンボでも見てきているからね」とコメント。同戦の最高球速が自己最速の154キロに及ばない149キロにとどまったこともあってか、今まで築いてきた信頼を失いかねないような力のない投球だったと酷評した。 >>巨人、今季の補強は意外にも打ち止め? 阪神に二保を奪われ方針転換、原監督はコーチ陣刷新も画策か<< 原監督の発言を受け、ネット上には「確かにファンとしてもキレたくなるくらい酷い投球だった」、「終盤に力尽きての失点ならまだ継投でカバーできるけど、序盤から打ち込まれてたら打つ手がないよ」、「チーム2位の勝ち星を挙げている投手がこんなことではいけない、後半戦も迫ってるし気合を入れ直せ」といった反応が寄せられている。 一方、「戸郷を相性良くないホークス相手に投げさせる方も悪い」、「約1ヶ月ぶりの登板が不得手なチーム相手というのは少々酷では?」、「投げさせるならせめてどこかで1回登板挟むべきだった」、「段階を踏まないままではそりゃ打たれるし、さらに酷評までしてたら今後に悪影響が及ぶ危険性もある」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「戸郷はプロ入りした2019年から今季にかけソフトバンク相手には公式戦で5試合投げていますが、通算成績は『11回1/3・1勝1敗・8失点(自責4)・被安打11・防御率3.18』といまひとつ。そのため、前半戦ラスト登板から登板間隔が空いたまま、ぶっつけでソフトバンク相手に投げさせた原監督の決断に疑問を抱いているファンは少なくないようです。また、試合後の酷評は戸郷を委縮させ、今後のソフトバンク戦での投球にも悪影響をもたらすのではという懸念も少なくありません」(野球ライター) 後半戦の開幕戦となる8月13日・中日戦での先発が有力視されている戸郷。一部では「今日の炎上を引きずる可能性も捨てきれない」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月02日 15時35分
巨人ファン、五輪ドミニカ戦に「思わず舌打ちした」 元助っ人の特大アーチに複雑な声、当時の“トラウマ”は今なお根深い?
1日に横浜スタジアムで行われた五輪男子野球決勝トーナメント1回戦・ドミニカ共和国対韓国戦。「4-3」で韓国が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人(2015)でのプレー経験を持つドミニカのフランシスコの特大アーチだった。 注目が集まったのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた4回表無死一塁。この日第2打席に入ったフランシスコは、韓国先発のイ・ウィリがカウント「0-1」から投じた外角のストレートを強振。快音を残した打球は勢いよくセンター方向へ伸び、バックスクリーン上の電光掲示板を直撃する特大の勝ち越し2ランとなった。 フランシスコは打球を放った直後に打席内で自軍ベンチに向け小躍りするようなパフォーマンスを見せた後、バットを放り投げてダイヤモンドを一周。本塁に生還する直前にも再び小躍りパフォーマンスを見せるなどかなりの喜びを表していた。 >>巨人、対侍ジャパン戦はドラ1試験の場だった? 苛立ち募らせる原監督は指名基準見直しも検討か<< フランシスコの特大アーチを受け、ネット上には「打った瞬間いったかなとは思ったけど、電光掲示板まで飛ばすとは驚いた」、「電光掲示板に当てるとか怪力過ぎだろ、今大会全体で1番飛んだんじゃないか?」、「打った後にめっちゃ踊ってて笑える、本人的にも相当手応えあったんだろうな」といった反応が寄せられている。 一方、古巣の巨人ファンからは「こういう当たりは所属当時に見たかったんだが」、「巨人時代に1本も打てずにクビになった選手とは思えないほどの当たりだな」、「あまりにも当時の印象が悪すぎて、打った瞬間に思わず舌打ちしたのは自分だけじゃないはず」と複雑な声が挙がった。 「現在34歳のフランシスコは、当時27歳だった2015年4月にMLB通算48本塁打をマークした長打力を見込まれ巨人入り。一軍初出場となった同年5月2日・阪神戦ではいきなり来日初安打・初打点をマークしました。しかし、翌3日以降は4試合で2安打、9三振とほとんど数字を残せず同7日に二軍に降格。さらに、二軍では“腰痛を理由に練習をせず7月には一時帰国”、“二軍選手や首脳陣に挨拶すらしない”、“球団女性職員をナンパし断られると逆ギレ”と数々の問題行動を連発。結局一軍再昇格はないまま『5試合・.167・0本・1打点』という成績でシーズンを終え同年オフにクビになりました。巨人時代はとにかく悪い部分ばかりが目立っていたということもあってか、今回の特大アーチを受け複雑な心境に陥っている巨人ファンは少なくないようです」(野球ライター) フランシスコの一発で2点を勝ち越したドミニカだったが、その後「3-1」で迎えた9回裏に韓国に3点を奪われサヨナラ負けを喫している。この結果を受け、一部巨人ファンからは「フランシスコがヒーローにならなくてよかった」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月02日 11時30分
巨人、後半戦ローテに隠し球を投入? エース菅野の代役に意外な投手が浮上、不安要素も既に払拭か
「第六のオトコ」、後半戦の原巨人の先発ローテーションに意外なピッチャーが登場するかもしれない。 エキシビションマッチ初戦(7月31日)の迎える前日、投手陣を預かる宮本和知投手チーフコーチが「(後半戦の)1戦目は(日数を)逆算してくるので」と、後半戦の開幕投手が戸郷翔征投手であることを示唆した。 同29日になるが、その宮本コーチは不振に喘ぐエース・菅野智之投手について、こうも語っていた。 「ファームで1試合か、2試合投げてから…」 首位阪神を追撃するには、先発投手陣を建て直さなければならない。 >>新庄氏、原監督に巨人入り打診されていた? 電撃オファーを断ったワケに驚きの声「なかなか熱い男だ」<< 通常、先発ローテーションは6人で回す。戸郷、山口俊、高橋優貴、五輪野球で好投したメルセデスの4人は当確だろう。5人は、侍ジャパンとの壮行試合とエキシビションマッチ初戦で好投した直江大輔ではないだろうか。 しかし、6人目は流動的だ。 「菅野は不振で二軍降格し、再調整して一軍で打ち込まれ、二軍調整という流れを繰り返しています。二軍戦での実戦調整もしっかりやって、次に昇格する時は万全でという意味でしょう」 宮本コーチの発言をそう解釈するメディアも多かった。 菅野が間に合わなかった場合、サンチェス、今村信貴らが6人目を争うことになるとも予想されていたが、“次世代のエース候補”が間に合うかもしれないのだ。 2020年ドラフト2位、山崎伊織投手(東海大/右投左打)である。 山崎は同年6月にトミー・ジョン手術を受けている。個人差はあるが、復帰までそれ相応の時間も要するため、ルーキーイヤーの今季はリハビリに専念すると思われていた。だが、すでにブルペン入りしており、「試合でもイケそう」の声も囁かれている。 他球団で、山崎を知るプロ野球スカウトがこう言う。 「肘の手術がなければ、間違いなくドラフト1位で指名されていました。球速は150キロ台、持ち球はカットボール、チェンジアップ、縦に変化するスライダー。特にスライダーは打者の手元で鋭く曲がっていく感じ」 2月キャンプでのことだ。山崎は他選手に混じって普通にキャッチボールを行っていた。素人判断だが、それなりの距離も投げていたので、「実戦デビューは報道されている時期よりも早いのではないか?」と思えた。 巨人は復帰後のパフォーマンスに期待して指名したわけだが、他球団がアッサリ手を引いた理由は、「社会人野球に進んでリハビリする」と伝えられたからだ。 当然、山崎も二軍での試運転を経て、一軍昇格となる。後半戦の先発枠を菅野ではなく、山崎が獲ったら…。リリーフ登板も十分にあり得る。二軍戦は菅野よりも山崎に注目が集まりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月01日 11時00分
新庄氏、原監督に巨人入り打診されていた? 電撃オファーを断ったワケに驚きの声「なかなか熱い男だ」
野球解説者の中西清起氏(元阪神)が7月25日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手の新庄剛志氏(元日本ハム他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で新庄氏は阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)でプレーした現役時代の思い出をテーマにトーク。阪神時代に当時の野村克也監督から投手転向を打診された話や、日本ハム時代に当時のヒルマン監督を激怒させた行動などを語った。 >>阪神ファンの過激行為に「そこまで言わんでええやろ」とドン引き? 元日本ハム・片岡氏が“新庄恥を知れ事件”の裏話を明かす<< その中で、新庄氏は2003年11月の日本ハム入団決定前に、巨人から水面下で獲得オファーを受けていたという話を明かす。新庄氏はメジャー挑戦前から3年でNPBに戻ると決めており、2003年オフに当初の方針通りメッツを退団。その後NPB復帰を模索していたある日、当時巨人を率いていた原辰徳監督から突然電話をもらい、「僕と一緒にユニフォーム着ないかい?」とその場でオファーを受けたという。 原監督から受けた突然のオファーに、「若大将(原監督の愛称)!? おーすげえなあ」と内心驚がくしたという新庄氏。ただ、「タイガースに育てられて、タイガースを裏切るというか、そういう形でメジャーに行った。(だから)『俺(の行き先)は巨人じゃないだろう』、『俺は男として(阪神に)筋を通さないといけないな』って思いながら(断った)」と、古巣の阪神に不義理を働くわけにはいかないと考え巨人入りのオファーを断ったと語った。 新庄氏の発言を受け、ネット上には「新庄に巨人入りの可能性があったなんて初耳」、「原監督は2003年限りで一旦監督辞めてるから、シーズン中に新庄と接触してたってことか?」、「阪神を裏切らないために巨人入り蹴ったってなかなか熱い男だな」、「仮に新庄が来てたら、あの超重量打線がさらに凶悪になってたのか」といった反応が寄せられている。 「2003年シーズンで3位に終わり原監督が辞任した巨人は、同年オフにダイエー(現ソフトバンク)・小久保裕紀、近鉄・ローズと2名の本塁打王経験者を獲得。これによりチームに在籍する元本塁打王は4名(小久保、ローズ、江藤智、ペタジーニ)となり、彼らや清原和博の活躍もあって翌2004年のチームはプロ野球史上最多のチーム本塁打数(259本)を記録しました。チーム防御率(4.50)、失点数(677失点)が共にリーグ4位と投手陣が不調だったため順位は前年に続く3位にとどまりましたが、2003年までに通算165本塁打をマークしていた新庄氏が仮に加わっていれば、もしかしたらリーグ優勝を勝ち得ていた可能性もあるかもしれません」(野球ライター) 2004年の巨人打線は優勝・日本一には結びつかなかったものの、圧倒的な打力から“史上最強打線”という愛称で今もファンの語り草になっている。新庄氏がその一員に加わる可能性があったという話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2021年07月26日 11時35分
巨人、対侍ジャパン戦はドラ1試験の場だった? 苛立ち募らせる原監督は指名基準見直しも検討か
侍ジャパンが巨人との強化試合で快勝した(7月25日)。田中将大が好投し、鈴木、柳田、吉田正、浅村らの主力選手たちが打って、五輪本番を前に弾みのついた一戦となった。 しかし、この試合を巨人側から見てみると、「改革」の必要性も伝わってきた。 >>巨人、今季の補強は意外にも打ち止め? 阪神に二保を奪われ方針転換、原監督はコーチ陣刷新も画策か<< 「原辰徳監督は直江大輔(18年ドラフト3位)を先発させたように、若手投手の調整、後半戦でキーマンになりそうな投手を探そうとしていました」(スポーツ紙記者) 直江は5イニングを投げ、失点1。球界の精鋭たちを相手に“自責点ゼロ”と結果を出し、自信もついたはず。 とは言え、そのテストされた他の投手たちの中には、平内龍太(20年)、桜井俊貴(15年)といったドラフト1位の姿も…。舞台は異なるが、前日のファーム戦では17年1位の鍬原拓也も投げている。 「平内、桜井、鍬原。誰か一人でも、先発ローテーション入りしてくれていたら…」 そんな風に考えた関係者、巨人ファンも少なくないはずだ。 「桜井は一昨年、リリーフ、先発の両方で活躍しました。でも、相手チームに研究され、それを上回る成長ができず、今日に至っています」(プロ野球解説者) 近年のドラフト1位投手を振り返ってみると、平内指名の前年(19年)は高校生の堀田賢慎、18年は高橋優貴、17年・鍬原、15年・桜井。現時点でドラフト1位に相応しい活躍を見せているのは、高橋だけだ。 先のプロ野球解説者がこう続ける。 「1位指名の投手には、基本的に即戦力としても期待を寄せています。巨人が指名基準の見直しを検討したこともあるのは事実です。原監督が一番気にしているのは、故障が多いことです」 高卒の堀田は将来性で指名した。しかし、ルーキーイヤーの4月にトミー・ジョン手術を受けており、高橋、鍬原も故障で出遅れた経緯も重なって、「ちゃんとチェックしているのか?」と、スカウトたちが叱責されたという。 「平内は大学時代、肘を故障しています。巨人のスカウトは、後遺症はないのか、完治したのか否か、かなり時間を掛けて確認したと聞いていますが」(球界関係者) 1位投手の故障続きでスカウトたちも慎重になっているのは間違いないが、現時点で平内は「プロの壁」にぶち当たったままだ。 「1位指名は入札抽選ですからね。近年、巨人の単独指名は桜井と14年の岡本和真だけ。あとは外れ1位ばかり。最初に入札した本命の1位選手と外れ1位とでは、レベルの違いがあって当然です」(前出・同) 巨人は1位指名で「スター選手」を指名したいとする傾向が強い。そのため、他球団と競合してしまうのだ。しかし、1位指名の伸び悩みが続くようならば、故障歴の慎重な調査同様、「ネームバリューよりも実力」という堅実路線に切り換えてくるかもしれない。 ドラフト1位の入札抽選。ある意味、プロ野球の勝敗はクジ運次第とも言えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月21日 11時05分
巨人、今季の補強は意外にも打ち止め? 阪神に二保を奪われ方針転換、原監督はコーチ陣刷新も画策か
1か月前は育成選手だった直江大輔投手が侍ジャパンの壮行試合に先発する。主力投手を登板させなければならない決まりはない。実は、こんな情報も飛び交っていた。 今季は、もう補強はやらない。相手球団からの申込みがあった場合、話は聞くが、巨人サイドから仕掛けることはない、と…。まさかとは思うが、「リアルジャイアンツカップ」や一部コーチの配置換えなどのニュースも重ねてみると、「原辰徳監督は現有戦力で戦おうとしている」という情報は、本当なのかもしれない。 >>巨人・原監督が選手に「かばいようがない」発言でファン怒り 裏目継投の“責任転嫁”に批判、五輪中断中のトレード補強を求める声も<< 「代理人やエージェント会社からいくつか売り込みがあったと聞いています。日本でも活躍しそうな外国人選手もいたようですが、就労ビザなど一連の新型コロナ関連の問題で確証が持てないので、方向転換したようです」(ベテラン記者) 直江が7月25日の壮行試合で好投すれば、後半戦の大きな戦力となるだろう。 「7月8日の中日戦で、直江が先発登板のチャンスをもらいました。3回途中、1失点で“非情”交代させたのは、彼に悔しいと思わせ、向上心を持たせるためでした」(前出・同) 一、二、三軍の混合紅白戦・リアルジャイアンツカップにしても、そうだ。まだ一軍経験のない若手や育成選手を起用するのは、新戦力の発掘のためだという。 「二軍担当だった山口鉄也投手コーチを一軍に配置換えします。ブルペン担当としてリリーフ陣を管理する予定ですが、この先、若手投手を多く一軍昇格させるため、彼らの性格も把握している山口コーチが適任と判断されました」(スポーツ紙記者) チャンスに飢えた若手にとっては有り難い方向転換だが、こんな情報も聞かれた。 「ライバルである阪神がソフトバンクとのトレードを成立させ、二保旭投手を獲得しました。巨人も二保を狙っていたみたいです。でも、ソフトバンク側は大砲タイプがほしいとし、交換要員で天秤に掛けられ、阪神に軍配が上がりました」(球界関係者) 外国人選手は補強できない、トレードも厳しい。若手抜てきは苦渋の選択でもあるらしい。 「原監督が本当の意味で試したいのは、コーチ陣の方かも。オーナーに前半戦の報告をした際(7月13日)、阿部慎之助二軍監督の話も出ました。阿部二軍監督が一軍の指揮を執る時、誰が参謀役になるのかも見定めようとしているようです」(前出・同) 原監督は3年契約の最終年を迎えた。阿部二軍監督への禅譲は既定路線のように伝えられているが、 「巨人史上で最も勝ち星の多い指揮官が原監督。もし今季、優勝できなかったら、そのまま辞めさせることはできない」 との声も出始めた。 壮行試合で先発マウンドを踏む直江もそうだが、オリンピック・ブレイクの間に行われるエキシビションマッチで他選手の台頭がなければ、巨人のオフも騒がしくなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月17日 11時00分
阪神・矢野監督の号泣インタビューに「泣くところではない」 球界OBが致命的弱点を指摘、巨人とのマッチレースにも暗雲か
野球解説者の中西清起氏が14日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で中西氏は、6~14日の9連戦で「4勝5敗」と負け越した阪神の戦いぶりをテーマにトーク。6日・ヤクルト戦で起こったサイン盗み騒動への見解や、11日・巨人戦で目についたもったいないプレーなどを語った。 その中で、中西氏は12日・DeNA戦後に矢野燿大監督が涙を見せたことについて言及。同戦の阪神は9回表まで「0-3」と劣勢だったが、9回裏に一挙4点を挙げサヨナラ勝ち。試合後にインタビューに臨んだ矢野監督は目を赤らめ、一時言葉を詰まらせながらも「いやもう、全員の気持ちだと思います」と選手たちを称えた。 >>阪神・矢野監督の涙に心配の声「精神崩壊してない?」 劇的勝利後のインタビューが物議、相次ぐ逆風への苦悩は深刻か<< ただ、この矢野監督の涙に対し中西氏は「まだ泣くところではない」と、前半戦の段階で監督がとるような行動ではないとコメント。「それ(泣く)よりも選手に『8回まで何してたんだ』、『もっと攻めていかなきゃいけないだろ』っていうような(ことを言うべきだった)」と、8回まで劣勢をしいられた点を反省するべきだったと指摘した。 中西氏は続けて「原(辰徳巨人)監督とかそのへんに比べたら(精神面が)まだまだこれから(という印象)」と、矢野監督は原監督ら経験豊富な他監督に比べるとまだ精神的にもろいところがあると指摘。その上で、「矢野監督とはいろいろ会話したり(して)心中も察してる。(だけど)頑張ってほしいから言ってる」、「(五輪で中断する8月)12日まで休んでしっかり英気を養って、新たにスタートを切ってもう一度(巨人に)ゲーム差を放すような勢いで(いってほしい)」と後半戦の采配に期待を寄せた。 中西氏の発言を受け、ネット上には「変なケチをつけるなよ、それぐらい1つの勝利にかけてるってことだろ」、「サヨナラの後はグチグチ文句言うより、素直に喜びを表した方が選手のモチベーションにもいい気がする」、「勝ったのにこんな叩かれ方をされたら矢野監督もたまったもんじゃないな」と苦言や批判が寄せられている。 一方、「泣く暇があるなら選手の尻を叩けって言い草は分からなくもない」、「確かに精神的に未熟な面は直す必要があると思う、原監督とかが試合後に泣いてるところ見たこと無いし」、「首位に立ってるとはいえ、投打で不安を抱えてて余裕は無いからなあ」と理解を示すコメントも複数見受けられた。 「阪神は14日終了時点で『48勝33敗3分・勝率.593』と、2位巨人に2ゲーム差をつけて首位に立っています。ただ、チーム打率はリーグ5位(.251)、救援防御率はリーグ6位(4.09)と投打に課題を抱えており、7月は『5勝8敗』と失速気味。後半戦もこの調子だと巨人に抜かれるのも時間の問題となってしまうため、矢野監督には今後勝っても負けても毅然とした態度で選手の気を引き締めてほしいと考えているファンも少なくはないようです。矢野監督は今季が監督歴3年目(優勝0回・Aクラス2回・Bクラス0回)でセ・リーグでは中日・与田剛監督(優勝0回・Aクラス1回・Bクラス1回)と並び2位タイの長さなのですが、1位の原監督(監督歴15年目/優勝9回・Aクラス13回・Bクラス1回)には経験・実績ともに遠く及ばず。この差をどのように埋めるのかは今後の注目点といえそうです」(野球ライター) 巨人に今季最大の8ゲーム差をつけた6月18日(終了時点)から、約1カ月で6ゲーム差を詰められている阪神。このまま後半戦で追い抜かれるのか、それとも再び突き放せるかは矢野監督の振る舞いにもかかっているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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