巨人
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スポーツ 2021年08月27日 18時30分
巨人・中田、日本ハム時代の悲劇再び? 予期せぬ途中交代に「古傷が悪化したかも」心配の声
26日に行われた巨人対広島戦。「11-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ14年目・32歳の中田翔の途中交代だった。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< アクシデントが起こったのは、「1-5」と巨人4点ビハインドの6回裏。中田はこの回先頭で打席に入ったが、広島先発・九里亜蓮が投じた6球目のシュートが左手甲に直撃。中田は当たった瞬間に左手を上下に振るような仕草を見せたが、特に表情を変えることはなく一塁へ出塁しプレーを続けた。 ただ、無得点で終わった6回裏が終了すると、中田は中島宏之と入れ替わる形でベンチに退く。試合後の報道では特に大事には至っていないことや、27日・中日戦の出場は様子を見ながらの判断になることなどが伝えられた。 中田の途中交代を受け、ネット上には「当たった瞬間ヒヤッとしたけど大丈夫そうでよかった」、「大怪我ならもっと痛がってすぐに交代してるだろうから大事をとっただけか」、「一塁守備で手首に負担かかるのを避けたかったんだろうな」といった反応が寄せられている。 一方、「左手甲ってのがちょっとなあ…美馬に骨折られた時と同じ箇所だから心配」、「一応問題は無いらしいけど、あの時みたいにシャレにならないことになる可能性もあるからまだ安心できない」、「もしかしたら左手の古傷が悪化したかもしれないから、念には念を入れて精密検査をしておくべきでは」と、今後の状態を懸念するコメントも複数見受けられた。 「中田は日本ハム時代の2013年8月21日・楽天戦で、楽天・美馬学(現ロッテ)から左手甲に死球を受け左手第5中手骨を骨折。この負傷により約1カ月半の離脱を強いられ、同戦前時点でトップに立っていたリーグ本塁打王争いにも敗れる結果となりました。今回の死球については現時点で大事には至っていないと伝えられていますが、ボールを受けた箇所が8年前に故障を負った箇所と同じであることからか、患部の状態を不安視しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 27日の試合では「5番・一塁」でスタメンに名を連ねてはいる中田。ただ、左手甲はスイングだけでなく一塁守備でも負担がかかる箇所だけに、首脳陣は今後も慎重に状態を見ていく必要があるかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月27日 11時00分
巨人・菅野の後半戦復調は絶望的か 復帰戦で致命的な劣化を露呈、昨季の“改造”も伏線に?
もう一度、ゼロから身体を作り直さなければならないだろう。 8月26日の広島戦、巨人・菅野智之投手が56日ぶりの先発マウンドに立ったが、初回から2本のホームランを食らうなど苦しい立ち上がりとなった。結果は、6回被安打6失点5。原辰徳監督は後半戦のキーマンとして菅野の名前を挙げていただけに、終盤戦の首位争いにも影響してきそうだ。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< 何人かのプロ野球解説者にこんな質問をした。「阪神と巨人、どちらが有利ですか」――。彼らは異口同音に「巨人」と答えるのだが、その予想の根拠は「菅野がいるから」とのこと。フルメンバーで戦っている阪神に対し、巨人はピッチャーでは菅野、野手陣では梶谷隆幸外野手が控えており、「戦力のプラス要素があるから」と説明していた。 しかし、26日の菅野を見る限り、今季中の復調は厳しいのではないだろうか。 「球速? 140キロ台前半でした」 直球のスピード、威力のダウンについては専門家の間で様々な指摘もされている。技術的な説明は割愛するが、最終的に行きつく原因は、「身体作り」ということらしい。 「昨季、投球フォームを変えましたよね。上半身の力を使った投球フォームにしたのは、メジャーリーグ挑戦を視野に入れていたからです。日本の球場のマウンドはメジャーリーグほど高くありません。下半身主導の投球ができるように、もう一度、身体を作り直さないと…」(球界関係者) 試合後、宮本和知投手チーフコーチは「95球投げられたのはプラス材料。次は100球以上」と、“復調の兆し”があったことを強調していた。 しかし、「身体作り」という点で、ちょっと気になった点もあった。前回登板の7月1日と比べ、菅野は少し痩せたように見えた。 二軍降格後、相当量の走り込みをしたのではないだろうか。 選手名鑑では菅野の体重は「92㎏」となっていた。過去3年遡っても同じ数値だったが、今年の菅野はどう見てもお腹が出ていた。春季キャンプ中の話になるが、その件をチーム関係者にぶつけたら、「筋肉が付いてそう見えるだけ。菅野はチームで1、2を争う練習熱心な選手」と反論していた。 「今年の菅野は絶対に92㎏ではない」と思ったが…。 チーム関係者の証言通りだとすれば、筋肉の付けすぎで“身体のキレ”を失ったのではないと思われる。お腹、上半身の筋肉が付きすぎたのも、メジャーリーグ挑戦を意識しての肉体改造によるものだ。お腹周りが少しスリムになったのは、本人もこのままではヤバイと思ったからだろう。 宮本コーチの話しぶりからして、菅野にはもう一度、先発のチャンスが与えられそうだ。次も失敗したら、ダイエット命令も出されそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月24日 20時30分
日本ハム、中田の“会見無しトレード”に「ファンを無視した」金村氏ら球界OBが苦言 不可解な放出劇にファンも怒り
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、23日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。日本ハムに苦言を呈しネット上で話題となっている。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、同僚への暴行問題で11日に球団から出場停止処分を受けた日本ハムのプロ14年目・32歳の中田翔が、20日に巨人へ無償トレード移籍した話題についてトーク。電撃移籍の一報を聞いた際の衝撃や、移籍後の中田への期待などを語った。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< その中で、金村氏はトレード移籍が成立した20日に、中田が巨人の球団事務所で入団・謝罪会見を行った点を問題視。「どこの球団で(謝罪の)記者会見してんねやいう話。(球団は)日本ハムの(地元)北海道でまず(謝罪)会見して、それから『申し訳ない。(中田は)一から出直す。そこで巨人から救いの手が来た』と(報告するべきだった)。(そこで中田が)『頑張ってきます』言うたら、北海道の人(ファン)はみんな拍手で『おし、頑張ってこい』と(送り出せたはず)」と、暴行問題を謝罪する場を設けないまま中田を巨人へ放出した日本ハム側に苦言を呈した。 金村氏は続けて、「(日本ハム)フロントは『おかしいぞ』と(思わなかったのか)。これはファンを無視したようなやり方やからね、だから違和感を感じる」とコメント。会見なしでのトレード放出はこれまでチーム、中田を応援していたファンを裏切るようなやり方ではないかと指摘した。ただ、なぜ日本ハムが会見をしないまま放出したのかについては触れなかった。 金村氏の発言を受け、ネット上には「確かに中田が移籍先の巨人の事務所で謝罪会見したのは『なんで?』と思った、巨人所属としては何も問題起こしてないのに」、「出すなら出すで、日本ハムや中田本人の口からファンに謝罪や報告をしてほしかった」、「何の説明も無しで放出というのは納得できない、こんな対応するような球団は二度と応援しない」といった反応が寄せられている。 同時に、「逆に会見を行わない明確な理由があるなら知りたいな」、「会見の場で報道陣から質問責めにあうのを嫌ったのか?」、「日本ハム側が会見拒んだってニュースもあるけど、そんなにさっさと縁切りたかったんだろうか」と、会見なしの理由を推測するコメントも複数見受けられた。 「日本ハムが公に会見を開かないまま中田を巨人へ放出したことについては、他にも複数の球界OBが疑問を呈しています。元日本ハム・岩本勉氏は23日放送の『岩本勉のまいどスポーツ』(文化放送)に生出演した際、番組内で『(日本ハム側は)けじめに値する何かを示さないといけなかった。うやむやにするのは絶対に良くないし、ファンありきのプロ野球でファンを無視している』と日本ハム側へ苦言。元DeNA監督・中畑清氏も、24日の『スポニチアネックス』(スポーツニッポン新聞社)の記事内で『まずは日本ハムが記者会見を開いてトレードに至る経緯を説明し、中田はその席でファンに謝罪するべきじゃなかったのか。きちんとけじめをつけた上で処分を解除し、受け入れ先の新天地へというのが筋だろう。それなのに日本ハムはコメントを出すだけで、会見は開かなかった。自分の球団で起こした問題なのに、もう関係ありませんという態度だ』と批判しています。なお、日本ハムがなぜこのような形をとったのかは不明ですが、一部報道では日本ハム側がかたくなに会見を拒んだため、巨人側で謝罪も兼ねた会見を行わざるを得なくなったという話も伝えられています」(野球ライター) 中田は既に移籍先の巨人で一軍出場を果たしホームランも放っているが、ファンや球界OBの間では不信感が募っている日本ハム側の対応。今後球団首脳や栗山英樹監督が会見の場を設けることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月24日 11時35分
巨人、中田の電撃加入で異例の休日返上? 若手が悲鳴の支配下枠争いは今オフのFA戦線にも影響か
“中田効果”と言っても良いではないだろうか。 8月23日の月曜日、巨人の若手・中堅野手陣が休日返上で集中練習を行った。そこに原辰徳監督やコーチも訪れ、直接指導する場面も見られた。 「急に23日に練習することが決まったみたいですね。中田翔の豪快な移籍第一号アーチに触発されたこともあれば、得点圏に走者を出しても『あと1本』出ず、ゲームを落としていますから」 関係者の一人が23日に練習が行われた理由をそう説明していた。 通常、シーズン中の月曜日は移動や休暇に充てられる。若手が自主的に練習することはあっても、Tシャツ、ジャージー姿。同日のように「ユニフォームを着て」の月曜練習は異例だ。 中田の移籍第一号(8月22日)はレフトスタンド上段に叩き込まれた。そのホームランを見て、「広い札幌ドームから、ホームランの出やすい東京ドームに本拠地球場を変えたことは大きなプラス。中田がコンディションを整えたら、スゴイ戦力になる」 と話していたプロ野球解説者も何人かいて、それに触発されて若手が休日返上で練習をしたと聞くと、中田に野球を続けるチャンスを与えた今回の移籍劇は“美談”だが、そうとは言い切れないようだ。 >>日本ハム、中田に続いて大田も巨人行き? 失意の移籍から5年後の出戻りが急浮上しているワケ<< 8月20日、69人。同23日、68人――。何の数字かというと、巨人の支配下登録選手数である。1チームが支配下登録できる選手数は、「70人まで」。今季のトレード期日は8月末まで延長された。この68人の中にはまだ来日していない新外国人選手のスコット・ハイネマン選手も含まれており、時期的に考えても、もう新たな補強はないと思われる。 「20日に中田を登録した後、故障で帰国していたエリック・テームズを自由契約にしました。中田を登録しても『あと1人』、支配下登録に加えることができたのに、テームズを外して『空き』を増やしたということは、新たな補強があるのでは」(プロ野球解説者) 育成選手を支配下登録するつもりなのかもしれない。おそらく、「補強」ではなく、チームのモチベーションの高めることが目的なのだろう。頑張って結果を出した若手に、支配下登録という評価を…。その育成選手たちのモチベーションについて、こんな指摘も聞かれた。 「故障・帰国中のテームズの自由契約は予定されていました。でも、中田の獲得で支配下登録されるはずだった育成選手が1人減ったとしたら」(スポーツ紙記者) もっとも、最後の支配下昇格は見送るとの声も聞かれた。それは今オフの補強、つまり、フリーエージェント選手の獲得を予定しており、その代償として人的補償を求められた場合、伸び盛りの若手を引き抜かれる可能性も出てくるので、人的補償の対象にならない「育成選手のまま」にしておくというもの。 中田の獲得によって、支配下選手の人数調整をしなければならなくなった。古巣・日本ハムOBのプロ野球解説者が「ファイターズが彼の謹慎を解かなければ試合に出られなかった」と厳しい意見も寄せていた。 古巣への恩返しもしなければならない。茨の道はまだ続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月23日 19時30分
巨人・テームズのクビに憶測飛び交う「用済みになったってことか」 中田獲得が決定打に? 更なる補強の可能性指摘も
4月27日・ヤクルト戦の守備中に右アキレス腱断裂の大怪我を負い、現在まで戦線離脱が続いている巨人の34歳助っ人・テームズ。8月23日、そのテームズがNPBから自由契約選手として公示された。 NPBはこの日、公式ツイッターに「【自由契約選手公示(8/23)】 読売ジャイアンツ 外野手 44 E.テームズ」と投稿。自由契約に至った理由については記載されておらず、各報道でも経緯の詳細は伝えられていない。 テームズは昨オフ年俸120万ドル(約1億2500万円/推定)の単年契約で巨人に加入。迎えた今季はコロナ禍の影響で来日が3月末にずれ込んだが、合流後は二軍戦で打率「.500」をマークするなど結果を残し、4月27日に一軍初昇格を果たした。 しかし、「6番・左翼」でスタメン出場した同日のヤクルト戦では2打席連続三振を喫した後、3回裏に左前打をジャンプして捕球しようとしたプレーで右アキレス腱を断裂。その後4月30日に米国へ帰国し翌5月4日に現地で手術を受けたが、今シーズン中の復帰は絶望的とみられていた。 >>巨人・原監督に怒りの声「謝るくらいなら投げさせるな」 継投失敗で投手に謝罪? 試合中の異例行動に批判<< テームズの放出を受け、ネット上には「デビュー戦で大怪我してそのまま退団はあまりにも不憫」、「20代ならまだ待ってもらえたかもしれないけど、30代中盤で長期離脱明けってなったら活躍する可能性低そうだしなあ」、「全く結果残さなかったけど試合中の不幸だから責められない、怪我が治った後に新天地が見つかることを祈りたい」といった反応が寄せられている。 一方、「怪我からここまで残してきたけど、穴埋めの打者を確保したから用済みになったってことかな」、「新助っ人獲ってさらに中田(翔)も来たから、テームズをキープする必要も無くなったんだろうか」、「中田の加入で圧迫された枠を空けたかったのか?」と、クビに至った背景を推測するコメントも複数見受けられた。 「テームズが負った右アキレス腱断裂は復帰までに半年以上はかかる大怪我ですが、球団は故障後からこれまで支配下登録を継続。一部報道では球団幹部が『ポストシーズンで復帰できる可能性がある』と語ったことも伝えられたことから、このまま復活を待ち続けるという見方も少なくありませんでした。ただ、球団は8月に入りハイネマン、中田といった打者を相次いで獲得した上、中田獲得でチームの支配下枠(70名)は残り1枠に。そのため、球団は代わりの打者を確保し枠が圧迫されたことを受け、当初予定を変更してテームズをクビにしたのではと推測する声も見られます」(野球ライター) 一部では「1枠空けたってことは代わりに誰か支配下に加えるつもりなのか?」という声も挙がっているテームズの自由契約。今季は東京五輪開催でシーズンが一時中断した関係で、外部補強や育成選手の支配下登録などの期限が例年より1カ月延長されている(8月31日まで)が、期限までにチームがさらなる動きを見せることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/npb
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スポーツ 2021年08月23日 17時00分
巨人・中田の初アーチは「喜べる心情じゃない」 中畑氏が不安要素を指摘、ウィーラーらとのスタメン争いにも勝てない?
野球解説者の中畑清氏(元DeNA監督)が、22日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)に生出演。20日に日本ハムから巨人にトレード移籍したプロ14年目・32歳の中田翔の不安要素を指摘した。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< 今回の番組で中畑氏は、「4-4」で引き分けとなった同日の巨人対DeNAについて解説。中田はこの試合で「5番・一塁」として移籍後初めてスタメン起用され、7回裏には移籍後初安打・本塁打となる2ランを放ったが、中畑氏は「立派なホームランでした」と一発を放ったこと自体は評価した。 ただ、中畑氏は続けて「(中田の一発は)ナインとしてはまだまだ『おー! ナイスホームラン!』と喜べる心情ではないんじゃないかな」、「(信頼を得るには)もうちょっと時間がかかると思う」と発言。中田は同僚への暴行問題がきっかけで日本ハムから巨人へ追われるように移籍したが、この一発で完全にチームに溶け込めたとは言い難いと指摘した。 また、中畑氏は中田と一塁を争う中島宏之(.294・4本・19打点)、ウィーラー(.309・11本・43打点)がどちらも好調とした上で、「中田(の成績)を見た時に打率に安定感がない、低打率なんだよね」、「(この3名を)比較した時に、(レギュラーは)誰でいきたいかというとやっぱりウィーラー(になる)。今年のウィーラーは(成績面で)外せない」ともコメント。今季の中田は巨人移籍前まで「.193・4本・13打点」と打率2割を切る不振だったが、この調子では一塁レギュラー獲りも難しいのではと推測した。 中畑氏の発言を受け、ネット上には「確かに一発打ったぐらいじゃチームの一員になったとは言えない」、「チームから求められての移籍じゃないから、よっぽど結果を残さないと同僚たちからは認められないのでは」、「移籍前みたいな調子ならレギュラー獲りは到底無理、ウィーラーは左翼も守れるけどそれでも中島を使えばいいだけだし」といった反応が寄せられている。 同時に、「一軍で使うのが明らかに早すぎる、今からでも二軍で調整させた方がいいだろ」、「問題起こして移籍してきてるわけだから、反省の意味も込めて二軍スタートさせるべきだったのでは」、「そもそも不振の選手が他リーグに移籍して即通用するわけがない、首脳陣は今日の一発を過大評価せずに冷静な判断を下してほしい」と、首脳陣に中田の二軍調整を求めるコメントも複数見受けられた。 「中田はトレード移籍が成立した20日に一軍合流し翌21日に移籍後初出場するも『1打数ノーヒット』に終わり、22日も『4打数1安打・2打点』と移籍後初アーチ以外は安打を打てず。2戦合計の成績は『.200・1本・2打点』と移籍前と同様に低打率、本塁打もわずかという数字となっています。中田については加入当初から反省・調整を兼ねてまずは二軍で様子を見るべきとする声が少なからず挙がっていましたが、21、22日の打席内容を受けその声は強まりつつあるようです」(野球ライター) 22日の試合後、中田をスタメン起用した理由については「最善策という中で彼を使ったというところ」と詳細な説明を避けている原監督。物議を醸す中田の早期起用は今後の戦いにどのような影響を及ぼすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月23日 11時00分
日本ハム、中田に続いて大田も巨人行き? 失意の移籍から5年後の出戻りが急浮上しているワケ
「中田翔 ホームラン」がトレンド入りした8月22日、北海道日本ハムファイターズで「巨人との新たな交渉のスタート」を予感させる出来事があった。大田泰示外野手が国内フリーエージェント権を取得した。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< 大田の今オフの「巨人帰還」も囁かれていた。 「すごいな~。FA、取っちゃったよ」「(FAを)取れるとは思っていなかった。長くプロ野球にいることができた証し。感慨深いし、素直に嬉しい」 同日の試合前、記者団にそう答えていた。終始、笑顔だった。 08年のドラフト会議で巨人に1位指名されたが、伸び悩み、16年オフの日本ハムへのトレード移籍が大きな転機となった。チームの雰囲気、そして、栗山英樹監督の選手思いの指導がマッチしたのだろう。 大田自身、日本ハム球団に感謝しているはずだが、こんな指摘も聞かれた。 「16年オフ、トレードを通告された後、大田はショックを隠し切れませんでした。それを見かねた当時の巨人GMが『FAで帰って来い』と慰めたんです。その場で出ただけの特に意味のない言葉だったと思いますが」(ベテラン記者) FA取得の囲み会見では、大田は権利行使するか否か、一言も発していない。しかし、「今後の目標」を聞かれ、「長く野球をやること」と答えている。 巨人に戻れば、丸、松原、ウィーラー、梶谷らと外野の定位置争いをしなければならず、「右の代打」という点でも多くの後輩たちとの競争になる。信頼を勝ち取った日本ハムに残留することが“長く野球をやること”にもつながると思われるが、 「大田は東海大相模高の出身であり、原辰徳監督の後輩。原監督が今季限りで退いたとしても、巨人に強い影響力を持つのは間違いなく、『大田が帰りたい』と言えばその方向でまとまるはず」 と予想する声も各方面から聞かれた。 「大田をトレード放出した時の監督は高橋由伸氏でした。原監督の秘蔵っ子のように扱われていた時期もあり、高橋体制だったから、大田を放出できたという見方もできます」(球界関係者) 大田の推定年俸は1億3000万円。中田翔が退団したことにより、チームのトップ5入りしたが、FAの権利行使をすれば「Bランク選手」となる。つまり、日本ハム側が人的補償を求めたとしても、大田の年俸の40%を得ることができる。 「中田は無償トレードで巨人に移籍しました。大田が権利行使した場合、当然、日本ハムはそれ相応の人的補償を求めてくるでしょう」(前出・ベテラン記者) 日本ハムは今後、3年目の野村佑希内野手を新たな主砲として育てていく。清宮幸太郎内野手も強化指定選手とし、世代交代を加速させていくという。2023年移転の新球場に向けた構想の中に、30歳を超えた大田は入っているのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月21日 11時00分
巨人投手に起こった異変に観客が爆笑! 全ての元凶はノムさん? 槙原氏が伝説の“Tシャツ登板事件”の裏話を明かす
野球解説者の上原浩治氏(元巨人他)が16日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の槙原寛己氏(元巨人)がゲスト出演。現役時代に起こした“Tシャツ登板事件”の裏話を明かし、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で槙原氏は、巨人一筋(1982-2001)でプレーした現役時代の思い出話をテーマにトーク。視力の悪さで味わった苦労や1998年シーズンにリリーフ転向した経緯などと共に、当時プロ10年目・27歳だった1991年のオールスターで起こした“Tシャツ登板事件”の裏話を語った。 >>元巨人・槙原氏がコーチになれない理由は“金”? 後輩OBの強烈指摘に苦笑、「出ていこうとしたのも効いてる」との見方も<< 同年7月24日に行われた第2戦で、槙原氏は「3-3」と同点の延長12回表に7番手として起用される。ただ、槙原氏はこの日ユニフォームを忘れてきたため、練習用の白Tシャツを着てマウンドに登場。このTシャツはデザインこそ正規のユニと酷似していたが前ボタンがなく、襟元も赤ラインが入っている正規ユニとは異なり真っ白だったため、場内の観客はすぐに異変に気付き大笑い。当時から30年が経過した現在でもオールスターで起こった珍事の代表例としてファンの語り草になっている。 槙原氏によると、広島市民球場で行われた試合はセ・リーグがホーム扱いのためホームユニを着用する必要があったという。ただ、普段のリーグ戦では同球場でホームユニを着る機会はないため、その感覚でホームユニを一枚も荷物に入れなかったという。 球場へ移動するバスの中でホームユニを忘れたことに気付いた槙原氏は、たまたま荷物に入っていたTシャツに黒のマジックで背番号や胸マークを塗り、何とかホームユニに見せることはできないかと画策。この様子を見ていた同僚・原辰徳(現巨人監督)ら一部選手も「これだったらベンチにいればバレねえよ」と色塗りを手伝ってくれたという。 こうして作成した“自作ユニ”を着用して試合に臨んだが、前日に先発しこの日は登板予定がなかったこともあり終盤まではやりすごせたという槙原氏。ただ、延長12回表に登板予定だった西村龍次(当時ヤクルト/現野球解説者)の起用を、野村克也さん(当時ヤクルト監督)がリーグ戦への影響を理由に水面下で拒否していたことが発覚。これを受けた藤田元司さん(当時巨人監督)は「槙原、投げてくれ」と槙原氏に緊急登板を指示したという。 藤田監督から指示を受けた槙原氏は「えー!? 俺これ(自作ユニ)ですよ!?」と驚愕。ただ、自身以外に登板できる投手が一人もいなかったことから、仕方なくマウンドに上がるはめになったと語った。 槙原氏の発言を受け、ネット上には「事件自体は知ってたけど、ノムさんが関係してたのは初耳」、「バスの中で選手たちがせっせと色塗る光景を想像したら笑える」、「この試合からもう30年も経つのか、確か槙原さんが登板した後も色々起こったんだよな」といった反応が寄せられている。 「槙原氏のTシャツ姿が大きな話題を呼んだこの試合は、この後も複数のハプニングが起こっています。2死後に打席に入った秋山幸二(当時西武/現野球解説者)が、顔面への自打球直撃により負傷退場。それまでに野手を使い切っていたパ・リーグ側は苦肉の策として、投手の野茂英雄(当時近鉄/現サンディエゴ・パドレスアドバイザー)を代打に送らざるを得なくなりました(結果は三振)。さらに、その裏の守備ではこちらも投手の工藤公康(当時西武/現ソフトバンク監督)が、野茂に代わり外野守備に就くことに。両チーム総力戦の末試合は『3-3』の引き分けに終わりましたが、延長戦でハプニングが多発した影響もあり、翌1992年からオールスターでの延長戦は廃止されています」(野球ライター) 結果的にオールスターの歴史を変えることにもつながった槙原氏の“Tシャツ登板事件”。もし野村さんが自軍投手の起用を拒否していなければ、オールスターには今でも延長戦が採用されていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2021年08月20日 20時30分
巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす
野球解説者の大久保博元氏が20日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。日本ハム・中田翔の巨人移籍にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 今回の動画で大久保氏は20日に両チームが発表した中田のトレード移籍について、同日午前中に巨人・原辰徳監督に直接連絡して聞き出したという内容をテーマにトーク。同僚への暴行問題で出場停止中だった中田の獲得に動いたきっかけや、中田獲得を主将・坂本勇人に伝えた際の反応などを語った。 >>巨人、中田のトレード獲得に「13年越しの恩返しか」 不可解な補強に憶測飛び交う、新背番号10にも意味が?<< その中で、大久保氏は中田の巨人入りには侍ジャパン・稲葉篤紀監督や、野球解説者・梨田昌孝氏(元日本ハム監督)の存在も要因としてあったことを語る。原監督が大久保氏に語ったところによると、具体的な時期は不明だが両名からそれぞれ直接連絡があり、そこで「中田はなんとかならないか」と巨人入りを検討してくれないか頼まれたという。 両名からの連絡を受けた原監督は、「中田翔は愛されてるな」と心を打たれたとのこと。同時に、「そういうふうに愛されてる、野球に情熱を持っている人間を、俺はしっかりいい形にして野球界に戻してあげたい」と、中田を迎え入れて何とか再起させてあげたいという思いを抱いたという。 大久保氏が明かした内容を受け、ネット上には「稲葉さんや梨田さんが引き取り頼んで来たって凄い話だな」、「プロ入り時の先輩や監督がわざわざ動いてくれるなんて中田は恵まれてる」「頼んだ方も受け入れた方も懐が深い、中田はこのことに感謝して何とか再起してほしい」といった反応が寄せられている。 「梨田氏は中田がプロ入りした2008年から2011年まで日本ハムの監督を務め、2011年に中田を4番に抜てきするなど主力への道筋を作った人物。稲葉監督は2008年から2014年まで中田と日本ハムでプレーし、中田に打撃のイロハを教え込んだ兄貴分的存在です。その両名が原監督に中田救済を頼んだ詳しい理由は不明ですが、中田には若手時代から目をかけてきただけに、『何とかしてあげたい』という気持ちが強かったのかもしれません」(野球ライター) 20日にさっそく一軍に合流した中田について、原監督は「明日からなんの障がいもない」と21日・DeNA戦からの起用を示唆したことが伝えられている。恩師や先輩、そして原監督に報いる活躍を中田は見せることができるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年08月20日 15時30分
巨人、中田のトレード獲得に「13年越しの恩返しか」 不可解な補強に憶測飛び交う、新背番号10にも意味が?
4日のエキシビションマッチ・DeNA戦前に同僚選手1名に暴力を振るったとして、11日に球団から当面の間の出場停止処分を受けた日本ハムのプロ14年目・32歳の中田翔。20日、その中田がトレードで巨人に移籍すると球団が発表した。 日本ハムはこの日、公式サイト上で「本日8月20日(金)、中田翔選手のトレードによる移籍について、読売ジャイアンツと合意しました」と中田のトレードを発表。交換要員については記載されていないが、報道によると無償トレードになるという。 16日に栗山英樹監督が「正直、このチームでは(プレーを続けるのは)難しい」と今後の放出・退団の可能性を口にしたことから、他球団移籍の可能性が浮上した中田。ただ、暴行問題に加え今季「39試合・.193・4本・13打点・26安打」と成績も振るっていないことから、移籍先は見つからないのではとの見方も強かった。 >>日本ハム・中田、セ・パ全チームから締め出される? 栗山監督が放出示唆も厳しい声「絶対どこも手を挙げない」<< 中田のトレードを受け、ネット上には「放出自体はやむなしと思っていたが、まさかこんなに早く決まるとは思ってなかった」、「巨人フロントは何考えてるんだ、獲っても使う場所ほとんど無いだろ」、「火中の栗をわざわざ拾った理由が分からん、まさか二岡の件の恩返しか?」といった反応が寄せられている。 「今回トレードされた中田は一塁・左翼が守備位置の選手ですが、現在の巨人は一塁にウィーラーや中島宏之、左翼には松原聖弥や亀井善行といった選手がそろっている上、6日にはどちらのポジションも守れる新助っ人・ハイネマンを獲得。また、セ・リーグにはDH制も設けられていないため、中田を獲得しても使いどころはそうないと考えているファンは多いようです。ポジションに空きがない中で巨人が中田を獲得した詳しい理由は不明ですが、中田は昨季まで通算257本塁打を放ち打点王も3度(2014,2016,2020)獲得した実績を持つため、改心して真摯に野球に取り組めば戦力になる可能性は十分と判断したのかもしれません。また、日本ハムは2008年に不倫騒動を起こした二岡智宏(現巨人三軍監督)を巨人からトレードで獲得した過去があることから、ファンの間では巨人はこの時の借りを返すために中田獲得に手を挙げたのではという声も複数挙がっています」(野球ライター) 20日に行われた巨人入団会見で「今回、本当に皆さんに迷惑をかけてしまったこと、本当に反省しています」と暴行問題を謝罪すると同時に、「一からやり直す気持ちとしっかり覚悟を持ってやっていかなければいけないと思う」と心機一転を誓ったことが伝えられている中田。背番号は阿部慎之助二軍監督が現役時代(2001-2019)に着用した「10」になるとのことだが、一部では「阿部が育てた番号をあえて与えることで責任感を持たせようとしてるのか?」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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