巨人
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スポーツ 2022年08月05日 15時30分
巨人・大城、打球直撃の観客を笑った?「動作まで真似しててドン引き」試合序盤の一幕に批判、悪気はなかったと擁護も
4日に行われ、巨人が「7-0」で勝利した阪神戦。「7番・捕手」で先発した巨人のプロ5年目・29歳の大城卓三の態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点で迎えた2回表無死でのこと。打席の阪神・佐藤輝明は巨人先発・山崎伊織がカウント「2−1」から投じた4球目のスライダーを強振。打球は本塁後方に高々と上がるフライとなり、大城はバックネット前へ走って追うもファールとなった。この後、打球はバックネット裏最前列にフラフラと落ちてきたが、落下地点に座っていた観客がこれを避けきれずに頭に当ててしまった。 打球直撃後の観客は左手、右手で交互に頭を押さえるなど少し痛そうな様子を見せる。この直後、観客の方を見つつ守備位置に戻っていた大城は一塁側の自軍ベンチ方向に向かい、左手で頭を押さえるジェスチャーを見せながらわずかに笑みを浮かべた。 >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< 中継カメラに映ったこの一幕を受け、ネット上には「今の大城の態度ヤバいだろ、客を馬鹿にしてるのか」、「ボール直撃した客を目の当たりにしてヘラヘラするのはどうかしてる」、「お客さんが痛がる動作まで真似しててドン引きした、捕手だから人一倍打球直撃の痛みは分かるはずなのに」といった批判が寄せられた。 大城に対する怒りの声が上がる中、一部からは観客側の振る舞いを受けて見せたもので悪気はなかったのではという見方も浮上している。打球直撃後の観客は両手で交互に頭を押さえつつも、少し笑みを浮かべながらグラウンド方向に向かって何か言葉を発していた。この観客の振る舞いを引き合いに出し、ネット上では「お客さんが案外平気でニコニコしてたから、大城もそれにつられた面はあるのでは」とする意見も散見される。 打球直撃後は氷のうを患部に当てつつも、試合を最後まで見届けるなど大きなけがには至らなかった様子の観客。その観客に大城が見せた態度は悪気があったのかなかったのか、ファンによって捉え方が異なっているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月04日 11時00分
巨人、優勝争いから完全に脱落? 長引く連敗の裏で来季組閣への準備も進行中か
これで、原巨人は優勝争いから完全に脱落か…。8月3日の阪神戦に敗れ、オールスターゲームとコロナ休止を挟んで4連敗となった。試合後、原辰徳監督は、「もう少し、やっぱりバットが振れないといけない」と、表情を曇らせた。 散発5安打、得点は吉川尚輝のソロ本塁打のみ。先発・戸郷翔征を援護できなかった。 >>巨人戦、審判の判定に投手が両手を広げ猛抗議!「そんな怒るほどか?」異例の態度に疑問の声、当日は重い試合展開<< 「臨時コーチを頼むのなら、ピッチャーではなく、バッターの方では?」(ベテラン記者) チームOBでもある高橋尚成氏が今月20日までの期限付きながら、巨人の臨時コーチに就任したのは既報通り。高橋氏は長くチームに貢献した左の先発投手だった。 高橋優貴など伸び悩んでいる若手・中堅左腕の育成に携わっていくようだが、巨人のウィークポイントは投手陣だけではない。また、シーズン途中での臨時コーチ就任は異例なこと。今回の“異例就任”に「若手指導以外の狙いもあるのでは?」と勘繰る向きもないわけではない。 「来季の正式なコーチ就任要請の布石とも予想されています」(前出・同) 高橋臨時コーチが2日のオンライン会見で語った限りでは、7月15日の巨人戦に解説で訪れた際、元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチに招かれて原監督に挨拶をした。その会談中にオファーを受けたという。 「桑田コーチを招聘した昨季も、原監督が直接オファーを出しています。年明けの1月に原監督自らが桑田コーチに電話をした、と。キャンプイン直前でのコーチ増員に驚かされました」(球界関係者) 原監督は人事権も掌握している。「来季を見据えて」が本当ならば、2023年のチーム改造に着手したことになるが…。 「阪神戦について対策を講じなければなりません。3日の試合を落とし、対戦成績は6勝11敗。カード別で最も負け越しているのが阪神です」(前出・同) 3日の阪神先発は、伊藤将司。伊藤とは今季3度目の対戦だが、2試合続けて完封負けを喫しており、3連敗。前日も青柳晃洋に敗れ、同じく3連敗となった。1チームに「苦手投手」が2人もいれば大きく負け越すのも当然で、同じ過ちを繰り返してきたわけだ。 「同日は珍しいシーンも見られました」(プロ野球解説者) 7回表、一死一塁の場面で阪神・梅野隆太郎の打球はショートへ。ボールはショートから二塁ベースに入った吉川に送球された。しかし、一塁走者が勢い余って吉川と接触。吉川は一塁に送球ができず、打者走者の梅野はセーフとなった。 矢野燿大監督は「二塁のアウト判定」に、原監督は「二塁ベース上での接触プレー=違反行為」とし、リクエストした。VTR検証の結果、原監督の要求が採用された。 ワンプレーに対し、両チームの監督がリクエストを要求したのは初めてではないだろうか。リクエストが通ったのだから、「運」はまだ尽きていない。来季の話をするのはまだ早い。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年08月02日 11時00分
阪神、コロナ禍続く巨人に負け越しの危機? 矢野監督が前カードで露呈した不安要素とは
8月1日、巨人が2日の阪神戦(東京ドーム)を予定通り開催すると発表した。球団公式HPによれば、<現時点でそろえられる限りのベストメンバーで…> とあったが、同日、リリーバー・鍬原拓也など3投手の陽性判定者が出たことを伝えている。 「鍬原は7月31日から発熱の症状を訴えていました。28日まで横須賀での二軍戦に帯同していたので、彼とロッカーの近かった太田龍、与那原大剛(育成)の健康状態も確認したら、やはり…」(球界関係者) 「試合をやる」と決まったが、これで、計84人の陽性反応者を出してしまったわけだ。 >>巨人、元木ヘッドが監督代行? 首脳陣も激震のコロナ大量感染、終盤戦のダブルヘッダーも浮上か<< 出場可能な内野手が3人しかいない状況は既報通りだが、こんな意見もあるそうだ。 「失礼ながら、巨人サンは負けても責められません。でも、阪神サンは勝って当然、一軍選手がほとんど残っていない今の巨人サンに敗れるようなことになれば、ファンも納得しないでしょう」(某球団スタッフ) 阪神の予告先発は、青柳晃洋と発表されている。 今季の青柳は巨人戦3試合に登板し、2勝0敗。防御率1・57と安定しているが、巨人メンバーがガラリと入れ替わることで“違う印象”を抱くかもしれない。 その青柳は“試合強行”が伝えられた頃、甲子園球場で最終調整を行っていた。 「阪神が次に甲子園球場で試合をするのは、8月30日。高校球児に甲子園を明け渡すためです。約1か月の長期遠征の始まりがこの巨人戦であり、白星スタートを切りたいところです」(在阪記者) 阪神は首位・ヤクルト追撃の一番手である。現在、ゲーム差は「10.0」だが、球宴明けの最初のカードでヤクルトと対戦し、2勝1敗と勝ち越しに成功した。 しかし、そのヤクルト3連戦についてこんな指摘もある。 「敗れた第3戦、村上(宗隆)1人にやられましたよね。7回にソロ、9回に同点弾、延長で勝ち越し2ラン。延長11回、バッテリーは村上を歩かせるのかどうか、ベンチに判断を仰いでいたのに明確な指示を出しませんでした。村上を迎えたところで、バッテリーは危機感を感じていたのに、ベンチは楽観視していました」(プロ野球解説者) 主力選手のいない巨人に、投打ともに好調の阪神が負けるとは思えない。とは言え、阪神には「勝って当然」のプレッシャーがある。試合展開を読むのがお世辞にも巧いとは言えないベンチの判断ミスで、青柳を窮地に立たせることにならなければいいのだが…。 前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「青柳は低めにボールを集め、ゴロ・アウトを積み重ねていくタイプです。でも、巨人戦だけはウラをかいて高めに投げ込んできました。過去3戦はそれで成功しましたが」 東京ドームは本塁打の出やすい球場でもある。また、予想されるベンチ入りするリリーフ陣は一軍経験が少なく、阪神打線からすれば、「データがない」とも解釈できる。青柳とトラ打線にヘンなプレッシャーがのしかかっていることは間違いないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月29日 11時30分
巨人、元木ヘッドが監督代行? 首脳陣も激震のコロナ大量感染、終盤戦のダブルヘッダーも浮上か
やはり、巨人戦は中止となった。もし、ダブルヘッダーが実施されたら、1998年10月10日以来、24年ぶりである。 去る7月28日、NPBとプロ野球12球団はオンラインによる「臨時実行委員会」を開き、同29、30日のDeNA対巨人の中止・延期を決定した。 「球宴前の中日3連戦が中止された時点で、『29日からのDeNA3連戦もアブナイ』と言われていましたからね」そんな声も多く聞かれた。 >>巨人のコロナ大量離脱、中日の育成にも悪影響? 登板流れた若武者に期待されていた投球は<< NPBの井原敦事務局長が取材陣に明かした限りでは、会議冒頭、巨人がチーム状況を説明したそうだ。 19日以降、支配下選手69人のうち38人が陽性判定を受け、残り31人のうち、故障離脱者を除くと野手は9人だけ。同日に支配下登録した勝俣翔貴を入れても、「内野手は3人しかいない」と伝えられたという。 「巨人サンから『チームを編成するのは難しい』と伝えられました。異を唱える出席者は一人もいませんでした。ファンや一部のメディアから中止と試合強行の基準を作るべきと指摘されているのも知っていますが」(某球団スタッフ) その基準設定の是非はともかく、巨人は今後、“2つの問題”を解決しなければならない。 まずは、ダブルヘッダーの開催も念頭に入れ、終盤戦を戦わなければならない。その名の通り、1日に2試合をこなすわけだ。今日のようにドーム球場がたくさんなかった時代は、ダブルヘッダーも珍しくなかった。 “昭和時代”を知る関係者の一人がこう言う。 「チケットの料金設定が難しいんです。1枚のチケットで2試合分を観せることになるので、通常の1・5倍くらいで売っていたと思います。主催チームが2試合分の料金を取れなくなるので損をしますね」 中止・延期となった中日3連戦は、中日の主催ゲーム。今回のDeNA戦も巨人主催ではない。 井原事務局長は「ダブルヘッダーも検討」としか言っていない。大方の見方では「やる」だが、チケット代が2試合分で設定できないとなれば、「損失分」の話も出てくるだろう。 「日本ハムが東京ドームを本拠地としていた1999年、“変則のダブルヘッダー”がありました。デーゲームで日本ハム戦、ナイターで巨人戦が東京ドームで行われ、短時間でお客さんを入れ替え、グラウンド整備もし、球場スタッフは大変だったと聞いています」(前出・関係者) 2つ目の問題は、指揮官の代行者だ。巨人・原辰徳監督の陽性判定が明らかにされたのは7月22日。しかし、症状に関する情報は発表されていない。 NPBのガイドラインによれば、「無症状者」は発症日から7日間経過したら隔離が終了とあり、31日に試合が再開されれば、原監督が指揮を執る。だが、「有症状者」だった場合、<発症日から10日間が経過し、かつ、症状軽快後72時間>と記されているので、復帰は8月4日まで遅れる。 31日のDeNA戦、8月2、3日の阪神戦は誰が代行するのか? 先に陽性判定を受けた元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチだろうか。最下位・中日とのゲーム差は「3・5」である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月24日 11時00分
巨人・坂本、審判の判定に猛抗議「ストライク!?」 退場宣告に反発した選手も、ルール違反が相次ぐ背景は
14日に行われ、巨人が「0-3」で敗れた阪神戦。先発登板した巨人助っ人・シューメーカーの態度がネット上で物議を醸した。 シューメーカーは7回裏、外角に投じた変化球をボールと判定した球審に対し、両手を横に広げるジェスチャーを見せ抗議。さらに、直後の降板時にも球審の方を見ながら何かつぶやくなど不満をにじませ、ネット上には「怒るほどおかしい判定だったか?」、「なんか最近審判に反抗的な選手が多くないか?」といった疑問の声が相次いだ。 >>巨人戦、審判の判定に投手が両手を広げ猛抗議!「そんな怒るほどか?」異例の態度に疑問の声、当日は重い試合展開<< 今季の球界では先月から、審判の判定に反抗的な態度・言動を見せる選手が相次いでいる。6月2日の二軍・ソフトバンク対中日戦では、ソフトバンク・リチャードの言動が問題視された。 「4-1」とソフトバンク3点リードの5回表無死一塁。外角高めのフォークを見送りストライク判定を受けたリチャードは、一度打席を外し三塁側・自軍ベンチ方向を見るなど不満をにじませる。さらに、この際に何らかの侮辱発言をしたのか、直後に球審から退場を宣告された。 すると、これを聞いたリチャードは「は? エグいでしょ、エグいエグいエグいエグい」、「広すぎ(と言っただけ)」と退場宣告にも猛抗議。この反抗的な言動に、ファンの間からは「審判に刃向かって退場って何やってんだ」と苦言が相次いだ。 同月9日・ヤクルト対オリックス戦では、ヤクルト・山田哲人の態度が物議を醸した。「2-1」とヤクルト1点リードの8回表。打席の山田は10球粘った後、11球目のスプリットをハーフスイング。球審はバットが止まっていないと判断し山田は空振り三振となった。 この直後、山田は球審の方を振り向くと、左手を横に上げるジェスチャーを見せ判定に抗議。また、ベンチに下がる際も球審を厳しい表情でにらみつけるなど不満が収まらないようで、ネット上には「山田が判定にうなだれながらベンチに戻るのはよく見るけど、ガン飛ばすのは珍しくないか」などと驚きの声が上がった。 同月23日・巨人対DeNA戦では、審判の判定に対し巨人選手2名がそれぞれ不満をにじませ話題となった。「5-7」と巨人2点ビハインドの7回裏1死一、二塁。打席の坂本勇人がカウント「1-2」から見送った外角の際どい球を球審はストライクとコール。見逃し三振となった坂本は球審の方を振り向き「えっストライク!?」といったように口を動かした後、右手で口元をかきながらぶぜんとした表情でベンチに下がった。 また、このシーンでは二走・吉川尚輝もボールと思ったのか、ストライク判定の直後に両手で頭を抱えるジェスチャーを見せていたため、ネット上には「坂本もそうだけど、吉川のリアクションも印象的だった」という声も散見された。 野球規則では「審判員の判断に基づく裁定は最終のものである」として、選手や首脳陣は原則抗議してはならないと定められている。にもかかわらず、ここ最近は公然と抗議する選手が増えてきている状況だが、シューメーカーを含めた上記4ケースはいずれもリクエスト対象外のプレー(ボール・ストライクの判定、ハーフスイング)を巡るもの。リプレー映像で判定の是非を判断してもらうことができないという点も、選手の抗議が強くなっている一因である可能性もありそうだ。 ただ、どのような理由があろうと判定への抗議は原則として禁止行為に当たり、破った場合はリチャードのように退場となる可能性もある。NPBはMLBなどに比べると、判定への抗議は多少大目に見られているともされているが、抗議が悪影響を及ぼすリスクを減らすためにも、選手たちはなるべく不満を表に出さず冷静にプレーする必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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社会 2022年07月22日 17時00分
谷原章介、巨人の試合中止で「ヤクルトは試合やることになり5連敗した」発言 野球ファンから批判も
22日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、同日から始まる予定だった巨人対中日の3連戦の中止を報道。番組MCの谷原章介がこの対応に不満を明かし、ネット上で物議を醸している。 21日までの3日間で、選手やコーチなど計67人に広がっている新型コロナ感染。これを受け、12球団と日本野球機構(NPB)は巨人・中日戦の中止を発表した。 一方、ヤクルトは今月9日、高津臣吾監督や選手、スタッフ合わせて計28人の陽性判定を受けて2試合を中止に。しかし、監督や主力選手を欠いたまま試合を再開させ、前日8日含め17日まで5連敗を期すことに。ネット上からは、NPBが試合中止の基準を設けていないことに対する疑問の声が集まっている。 >>『めざまし8』最悪のタイミングで“サウナ女子”特集?「なぜ限定した」男女格差報道直後の話題が物議<< この話題の中で、谷原は「個人的にプロ野球ファンとしては」と切り出し、「巨人は強制終了でもって、今回中止になったじゃないですか。ヤクルトは感染者結構出たにも関わらず、試合はやることになり、5連敗したんですよ!?」と訴え。 一方、「僕はカープファンなので、ありがとうって話だけど」と言いつつも、(巨人は)万全な状態で延期で再試合が行われるわけですから」と苦言。「ちょっとこれ、気になるんだよな」とNPBの巨人への対応に苦言を呈していた。 しかし、巨人とヤクルトでは感染の規模も異なる上、ヤクルトも当初は2試合を中止に。このことに触れなかった谷原に対し、ネットからは「内野3人で試合出来るわけないだろ」「ヤクルトだって数試合中止してるのに」「感染者数ヤクルト28人に対して、巨人67人だぞ」「限定的な情報のみ出して巨人叩きしたいとしか思えない」「普通に情報収集もうちょっとしようよ」といった批判や呆れ声が集まっていた。
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スポーツ 2022年07月22日 11時00分
巨人のコロナ大量離脱、中日の育成にも悪影響? 登板流れた若武者に期待されていた投球は
いったん、予告先発投手が発表された。巨人・堀田賢慎、中日・上田洸太朗。「見たかった!」。両投手の対戦が実現しなかったことが悔やまれる。 新型コロナウイルスの陽性判定が相次いだことを受け、巨人は改めてスクリーニング検査を実施した。その結果、新たに選手8人と一軍スタッフ2人の感染が確認された。 「7月22日からの中日3連戦は中止となりました。新たに選手8人の陽性判定者が報告された21日時点で、もうチームを編成することはほぼ不可能となりました」(ベテラン記者) >>巨人、コロナ大量離脱よりも深刻な問題アリ? 発表直前の試合で露呈した不安要素とは<< 同21日、NPBと12球団は緊急の実行委員会を開き、対応策を話し合っている。 3日間で67人の陽性判定者、うち選手は41人。支配下登録選手69人中34人が「陽性」と判定された巨人の報告を受け、出席者たちも「試合成立は不可能」と判断したそうだ。 会議後の会見で「他球団は二軍から選手を昇格させ、試合に臨んだが?」と公平性を疑う質問も出た。しかし、複数の関係者や各球団スタッフに確認すると、「中止」の提案をしたのは、巨人ではなかったそうだ。 「実行委員会が中止の結論を出す前に予告先発の投手が発表されました。巨人先発の堀田は、7月17日の二軍戦に先発登板しています。試合が行われていたら、『中4日』の強行登板となっていました」(球界関係者) とは言え、上田の先発と聞き、中日以外のプロ野球ファンも「見たい!」と思ったのではないだろうか。 「巨人には申し訳ないけど、上田がプロ初勝利を飾る可能性もありました」(プロ野球解説者) 上田はプロ2年目、2020年育成ドラフトで2位指名され、愛知県・亨栄高校から中日入りした。2年目の今季、立浪和義監督が一軍キャンプに抜てきしており、5月に支配下登録を勝ち取った。 「試合中止にならなければ、4度目の先発マウンドでした。貴重な左の先発投手になりつつある」(前出・同) プロ初登板がヤクルト戦での先発(5月12日)。5イニングを投げ、自責点3で敗戦投手になったが、決して内容は悪くなかった。 立浪監督がその評価を上方修正したのは、7月15日の阪神戦。6イニングを投げ、自責点2でやはり勝てなかったが、13者連続で出塁を許さなかった。圧巻だったのはトラの4番・佐藤輝明との対戦だ。3打数ノーヒット、2打席連続で三振を奪っている。 「前回登板が15日、つまり、中6日での登板となる予定だったので、立浪監督は上田を先発ローテーションに加えました」(前出・同) 上田の真っ直ぐは140キロ台だが、スライダー、カットボール、カーブなどの変化球を織り交ぜ、対戦するバッターは数字以上の速さを感じているようだ。 「巨人の先発は堀田。若武者同士の力感のある投げ合いになっていたはず」(地元メディア) “左のエース候補”のプロ初勝利を見たかったのだが…。 蛇足になるが、亨栄高出身の左腕と言うと、近藤真市が思い出される。近藤もプロ初勝利が巨人戦、それもノーヒットノーランの快挙達成だった。コロナ禍は若武者の飛躍のチャンスも奪ってしまった。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月21日 11時05分
巨人、コロナ大量離脱よりも深刻な問題アリ? 発表直前の試合で露呈した不安要素とは
「球団発表がある」――。 7月20日の東京ヤクルト対巨人戦後、主要選手、監督たちのコメントを集めようと、神宮球場の一塁側と三塁側を慌ただしく行き来していた取材陣の足が止まった。 新型コロナウイルスの陽性判定者数の拡大。巨人情報に詳しい一部メディアは新たな判定者が複数出たことは掴んでいたそうだが、ここまで深刻な状況であったとは知らなかったようだ。 >>巨人戦、審判の判定に投手が両手を広げ猛抗議!「そんな怒るほどか?」異例の態度に疑問の声、当日は重い試合展開<< 「一日で40人の陽性判定者(球団スタッフを含む)が出るなんて…。次の中日戦は中止、いや、オールスターゲーム明けの最初のカードとなるDeNA戦(7月29日~)にも影響してきそう」(球界関係者) 両チームが練習を始める前、濃厚接触者として「特例2022」で出場登録を外されていた大勢、菊地大稀の陽性判定が発表された。 「二軍で複数の感染者が出たため、選手寮で暮らす大勢は『濃厚接触者』となりました。ひと足先に検査を受け、陽性の結果が出たわけです」(スポーツ紙記者) 試合前、“無症状”だった原辰徳監督以下首脳陣、選手、スタッフもPCR検査を受けている。「試合後の発表」とはその検査結果を指していたのだが、そこで、新たに38人の陽性判定者が伝えられたわけだ。 主力選手が多く含まれていたのは既報通りだが、中田翔、岡本和真、丸佳浩、北村拓己、大城卓三は20日のスターティングメンバーだ。 また、赤星優志、湯浅大も途中出場しており、判定者リストの中には18日先発の菅野智之も含まれていた。 「19日、主に二軍ですが、選手17人が判定を受けており、チーム全体で計57人。支配下選手69人のうち、27人が陽性となったので、影響は必至です」(前出・同) 関係者によれば、選手、首脳陣、スタッフの全員の再検査が予定されているという。新たな感染者がまた見つかれば、チームを編成できなくなる。 「原監督が心配です。20日の試合終了時点では陽性反応は出ていませんが、試合前、読売新聞東京本社で、山口寿一オーナーと対面しています」(前出・同) 面談とは、球界恒例行事である「オーナー報告」。前半戦の結果報告、今後のチームビジョンなどが伝えられたが、万が一となれば、その脅威は“読売グループ”にも広がってしまう。 20日のヤクルト戦を取材したプロ野球解説者がこう言う。 「ゲーム内容も良くなかったと思います。気になったのは、5回表、先頭の打者のメルセデスが出塁し、次打者・吉川尚輝の打球がイレギュラーして外野まで転がっていきました。一塁走者のメルセデスは三塁まで走れたのに、二塁ベース手前でスピードを落としていました。この時点では2対2の同点、『一つでも先の塁に』の姿勢を見せていたら…」 三塁コーチャーの元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチは激しく腕を回し、「走れ」のシグナルを送っていた。 その後、後続のピッチャーたちが失点し、敗戦。22日以降の試合中止は止むを得ないが、その間、巨人は「闘争心の再構築」もしなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月19日 11時00分
巨人・菅野、エースの座からいよいよ陥落? 4戦連続満塁被弾の裏にあった異例の光景とは
ホームランで始まり、決着もまたホームラン…。神宮球場での東京ヤクルト対巨人戦はド派手な空中戦となった。だが、18日の一戦は大飛球を見上げる“エースの背中”の方が印象深かった。 「菅野(智之)が満塁ホームランを浴びても、巨人ベンチは戦意喪失となりませんでした」(スポーツ紙記者) 先の広島3連戦全てで巨人投手陣が満塁ホームランを浴び、「4試合連続」となれば、“プロ野球初の汚名”。こういう悪い記録の話は、どういうわけか、試合前に広まっていく。ヤクルト6番・オスナに投じた菅野の一球がライトスタンドに消えた時、巨人ベンチも「ワースト記録」となったのは分かっていたはずだ。 >>巨人・原監督、背信投球のメルセデスに激怒? ヤクルト戦での登板機会も剥奪か<< それでも戦意喪失とならなかった理由も、菅野にある。 「エースで負けるわけはいかない、と。でも、前向きな闘争心ではなく、危機意識の方で」(球界関係者) 菅野は6月2日のソフトバンク戦以降、勝ち星から遠ざかっている。前回7月10日の登板でもチームの連敗を止められず、「エースの輝き」みたいなものも失いかけていた。 原辰徳監督も菅野が立ち直らなければヤバイと思っていたのだろう。「菅野に7回まで投げさせた理由は?」――。試合後、記者団からそんな質問を受けた。 6回表の自軍の攻撃は「9番・菅野」から始まった。この時点でのスコアは7対6、代打を送り、投手継投策に出ると思われたが、あえて続投させたわけだ。 「本人が一番反省してくれているでしょう。やっぱりウチのリーダーですから。特に若いピッチャーが多いんでね。その辺は背中を見せて教育をするというか、教えるとか」 立ち直るきっかけを与えたようだ。「エース」とは言わず、「リーダー」と称したのはちょっと気になったが…。 また、明日(19日)の予告先発が発表された時のことだ。「戸郷(翔征)」のアナウンスを聞いて、三塁側の巨人サイドの応援団が盛り上がった。 「試合開始前も当日の先発投手が発表されます。ファンの反応は、菅野がコールされた時よりも大きかったのでは」(スポーツ紙記者) 投手出身のプロ野球解説者がこう続ける。 「初回にいきなり満塁ホームランが打たれたせいもありますが、巨人のリリーフ投手たちは試合序盤から動き始めていました。エースが投げる試合では、たとえ先に点を取られても、リリーバーはベンチで待機しています。エースへの配慮と言うか」 神宮球場のブルペンは、ファールゾーンにある。リリーバーが投球練習を開始すれば、球場中に伝わる。4回以降、巨人のリリーバーたちはブルペンの椅子に腰掛けていたが、マウンド上の菅野を祈るようにして見入っていた。 その後、同点に追いつかれたが、最後は丸佳浩の2ランで突き放した。 「16日の広島戦で好投した井上温大を近く先発登板させるようです」(前出・球界関係者) 若い投手も育ちつつある。菅野は先発枠の要所を任されてきたが、安泰とは言えないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月19日 10時50分
武尊が那須川天心戦以来の東京ドームで始球式「原監督に声をかけていただき、熱いお話もしていただきました」
16日に東京・東京ドームで開催されたプロ野球、巨人対広島戦で、K-1ファイターの武尊が始球式を行った。 この試合は、鳥取県提供の「とっとりデー」として開催され、鳥取県米子市出身で「鳥取ふるさと大使」を務める武尊が選ばれたのだ。武尊は「鳥取和牛オレイン55」にちなんで、背番号55のユニフォームを着てマウンドに上がると、104キロのストレートを投げ込み、スタンドを沸かせていた。 始球式後に、武尊は「小さい頃、野球をやっていたし、元々ジャイアンツファンでもあったので、純粋に東京ドームのマウンドに立って、投げられたことがすごく嬉しかったです。また、観客の皆さんの歓声もすごく嬉しかったです。原(辰徳)監督に声をかけていただき、熱いお話もしていただきました。緊張しましたが、とても楽しかったです」と子どもの頃に戻ったかのような純粋な笑顔で、自身の投球を振り返っている。 武尊にとって、今回の東京ドーム“登板”には熱い思いがあったはずだ。約1か月前の6月19日には、格闘技メガイベント『THE MATCH 2022』のメインイベントで、那須川天心とのスーパードリームマッチが実現。判定の末、敗れはしたものの、56399人(超満員札止め)の大観衆を魅了。試合後は感情が溢れてしまったのか、涙で言葉にならず、ファンや関係者に対しての謝罪だけを残して会場を後にした。 後日、会見でヒザの怪我とうつ病を告白。「数年前から精神科に通わせていただいていて、パニック障害とうつ病と診断されていて。その部分っていうのは昔からでもあったんで、自分でもそこと上手く付き合いながら出来てたんですけど、今回の試合の約1年前ぐらいですかね?まあ決まるまでで言ったら数年間ですけど、そこで自分の心が耐えられるのかなっていう不安もあったし、知らず知らずのうちに自分の心が壊れていっているのを感じていて…今回の試合前にちょっと体調が悪くなった」時期があったことから、復帰に向けて保持していたタイトルも返上し、選手としての活動も休止するとした。 そんな中、1か月前とは違う形で、明るい武尊を見せられたのは大きな収穫だろう。復帰までの間、これまでも行って来たタレント活動など、試合以外で武尊を目にする機会が増えそうだ。(どら増田 / 写真提供(C)K-1)
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スポーツ
巨人・原監督がセンター・丸の定位置を剥奪? 無名助っ人獲得が急浮上、MLBを唸らせた守備力に期待か
2021年08月06日 11時30分
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スポーツ
巨人・原監督が選手に「二流のピッチャー」発言でファン激怒 試合後の酷評が物議、「ホークス相手に投げさせる方も悪い」と指摘も
2021年08月04日 17時00分
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スポーツ
巨人ファン、五輪ドミニカ戦に「思わず舌打ちした」 元助っ人の特大アーチに複雑な声、当時の“トラウマ”は今なお根深い?
2021年08月02日 15時35分
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スポーツ
巨人、後半戦ローテに隠し球を投入? エース菅野の代役に意外な投手が浮上、不安要素も既に払拭か
2021年08月02日 11時30分
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スポーツ
新庄氏、原監督に巨人入り打診されていた? 電撃オファーを断ったワケに驚きの声「なかなか熱い男だ」
2021年08月01日 11時00分
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スポーツ
巨人、対侍ジャパン戦はドラ1試験の場だった? 苛立ち募らせる原監督は指名基準見直しも検討か
2021年07月26日 11時35分
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スポーツ
巨人、今季の補強は意外にも打ち止め? 阪神に二保を奪われ方針転換、原監督はコーチ陣刷新も画策か
2021年07月21日 11時05分
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スポーツ
阪神・矢野監督の号泣インタビューに「泣くところではない」 球界OBが致命的弱点を指摘、巨人とのマッチレースにも暗雲か
2021年07月17日 11時00分
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スポーツ
巨人・原監督が選手に「かばいようがない」発言でファン怒り 裏目継投の“責任転嫁”に批判、五輪中断中のトレード補強を求める声も
2021年07月15日 17時00分
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スポーツ
阪神ファンからの酷いヤジを明かしファン驚愕 「コラ豚!」大久保氏が受けた常識外れの行動は直近にも
2021年07月14日 21時05分
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スポーツ
巨人・小林が後半戦でレギュラーに復帰か ライバルは記録的被弾で評価ダウン? 水面下で進む補強も追い風に
2021年07月14日 11時20分
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スポーツ
元ロッテ・里崎氏が審判に苦言「説明をした方がいい」 巨人阪神戦の“即コールド”を問題視、原監督は抗議後も不満顔
2021年07月13日 20時45分
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スポーツ
巨人・高橋を阪神・矢野監督が酷評?「負け犬の遠吠えでしかない」無得点敗戦後のコメントにファン呆れ
2021年07月12日 17時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分