スポーツ
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スポーツ 2022年01月18日 11時30分
スターダム白いベルト初防衛戦に臨む上谷沙弥が挑戦者ウナギ・サヤカを「私の全力で潰してみせる」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『hoyu professional presents 創立11周年記念 NAGOYA SUPREME FIGHT 2022 ~名古屋どえりゃ~!スターダム~』1.29愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会のカード発表を行った。 第5試合では白いベルトこと、ワンダー・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの上谷沙弥にウナギ・サヤカが挑戦する。 ウナギは「まずは、このカード組んでくれた偉い人、そして、それを受け取ってくれた上谷、本当にありがとう。2022年もやりたいことを口に出しすぎるくらいに出し、カブいていきたいと思いますのでよろしくお願いします。私は去年、朱里さんの持つSWAのベルトに挑戦し、その後にフューチャーのベルトを巻くことができました。まあ、フューチャーのベルトを巻けずにその日に再戦してSWAのタイトルマッチもしたいって言ってまあ、我ながらにイカれてると思いますが、でもそれがなかったら私はフューチャーのベルトを巻くことはなかったと思います。いろんなところを見てるとか、いろんな人に噛みついてるとか言われますけど、私はそれで、いろんな人と闘えたり、その人の大切なものを懸けて闘うことができるっていうプロレスラーとして最高に楽しいということを知ってしまいました。上谷は、真っすぐでまじめで、回ってきたチャンスの順番をガッチリとつかんで、白いベルトを手にした。これは本当にすごいことだと思う。でも私は、すべての人にチャンスの順番が回ってくるとは思ってはいない。なので、自分のこの手で掴みにいきたいと思ってます。まあ思うようになかなかいかなくて、いろんなことに理由をつけてあきらめていかなきゃいけない、そんな世の中かもしれないけど、私は欲望のままに生きて、全てを手に入れる。そんな夢を全ての人に見せていきたいと思ってます。それが私の全力です。その白いベルト、そのベルトの気持ちも呪いも愛も全力も、このウナギ・サヤカが超越したいと思います」と白いベルト奪取を明言。 上谷は「初防衛戦ということで、この白いベルトの一つの目標。赤いベルトを上回る試合を連発して、どんどん価値を上げていって、スターダムで一番魅力的で、全力な最高のベルトにしていくこと。これだけ選手がいる中で一番に名乗り出てきたのはウナギだけ。アナタの度胸は認めるよ。そして私と正反対のアナタなりの考え方もわかった。欲望にまみれたウナギとどう闘うか考えた時に、う~ん、私の苦手分野でもある自己中なプロレスをしていかなければならない。ウナギをどうやったらコントロールできるかを考えて、初防衛戦に挑んでいきたいと思っています。アナタにやってきたチャンスの順番、私の全力で潰してみせるから」とチャンピオンとして、ウナギの全てを受け止めた上で潰す考えを明らかにしている。 新日本プロレス東京ドーム大会出場で、自信を深めている上谷の壁を崩すのは至難の業だが…。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2022年01月18日 11時00分
広島・鈴木、ヤンキース以外の球団に移籍希望? 現地メディアに漏らした新天地のヒントとは
いまだ進展ナシ、だが、「希望球団」はあるようだ。鈴木誠也外野手がメジャー球団と契約するXデーが見えてきた。 「メジャーリーグの選手会と同機構サイドが話し合いを再開させましたが(1月14日)、双方の言い分は平行線を辿ったまま。選手会が代案を出すか、折れる以外に合意はないというのが、米メディアの見解です」(米国人ライター) マイナー選手との契約は可能だが、メジャーリーガーとの契約交渉も凍結されたまま。従って、ポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍をめざす鈴木も、身動きが取れないでいる。 そんな鈴木が米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のインタビュー取材に応じ、現在の心境を語っていた。目新しい情報はなかったが、気になる発言もあった。 「鈴木は黒田博樹氏が広島カープに復帰したのが、メジャーリーグを意識するきっかけになったと話していました」(前出・同) >>広島・鈴木、メジャーを目指したのは黒田氏きっかけ「これになればいける」 意外な“目標”与えられキャリア激変?<< 対戦してみたいメジャー投手として、ヤンキースのゲリット・コールを挙げていた。ほかにも投手名を挙げていたが、その理由を語っていたのは、コールだけだ。 「黒田氏は引退後も広島選手、前田健太らとも交流があり、強い影響力を持っています。ロサンゼルス郊外に家もあって」(NPB関係者) コールと対戦を強く望み、黒田氏ともコンタクトを取りやすい地区となると、ア・リーグ西部地区の球団となる。マリナーズが熱心で、途中からエンゼルスも鈴木争奪戦に参加している。 「資金力豊富なレッドソックスも鈴木獲得を狙っています。東部地区の球団ですが、左打ちの外野手がやや多く、チームバランスとして、右バッターの鈴木が欲しいようです。レギュラー定着の可能性が高いのはレッドソックスでしょう」(前出・米国人ライター) 鈴木には移籍後の希望背番号があるという。広島の同僚たち、そして、東京五輪をともに戦った侍ジャパンのメンバーたちに「27番が欲しい」と打ち明けていたそうだ。 「東京五輪で背番号1をつけたのは、ヤクルトの山田哲人でした。鈴木も広島で1番をつけています。選手たちが背番号を選択する際、お互いに譲り合うような感じで確認するですよ。その時、『27番』の話をしていました」(球界関係者) 鈴木は51番を選択した。27番をつけなかったのは、同じく広島から選出された會澤翼(出場辞退)がいたため。曾澤の広島での背番号は27。侍ジャパンでも同じ背番号をつけるケースが多いので、鈴木が譲ったそうだ。 「27」を希望するのは、鈴木が憧れているメジャーリーガー、エンゼルスのマイク・トラウト外野手の背番号だからだ。27番はつけられないが、エンゼルス入りすれば、トラウトと一緒にプレーできる。大谷翔平もいる。 「当初は優勝争いのできるチームに行きたいと言っていましたが」(前出・同) エンゼルスは長く低迷しているが…。鈴木はキャンプインの2月17日(現地時間)までには交渉を成立させたいと思っているという。対コール、西部地区、27番がキーワードとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年01月18日 10時50分
水島新司さんの訃報にロッテ井口資仁監督らコメント「マンガの中に自分たちも登場させていただき、嬉しかった」
「ドカベン」や「あぶさん」などで知られる漫画家の水島新司さんが今月10日、肺炎のため、都内の病院で亡くなられたことが分かった。享年82歳。 南海ホークス、福岡ダイエーホークスと水島先生と最も縁のある福岡ソフトバンクホークスは「水島新司先生の訃報に接し、心からお悔やみ申し上げます。先生は心からホークスを愛して下さり、応援し、励ましてくださいました。秋には天国の先生に良い報告ができるよう、一同精進致します。水島先生、ありがとうございました」と弔意。 ダイエーで活躍した千葉ロッテマリーンズの井口資仁監督は「ご訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。若い頃、マンガの中に自分たちも登場させていただき、嬉しかったことをよく覚えています。球場にもよくお越しいただき声を掛けていただき活躍した時は褒めていただき、打てなかった時は励ましていただきました。ロッカーなどでみんなでマンガを読ませていただいていたのですが、いつも福岡にお越しになる際に博多駅で最新刊などを自ら買って球場入りしチームにプレゼントしていただいたことを覚えています。みんなで読みまわしてマンガ本が古くなってきたという話をすると、駅で買って買い換えてくれたりもしました。ホークスの弱い時代から本当に優しく温かく見舞っていただきました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。 元西武ライオンズの松坂大輔氏は「学生時代から読んでいた漫画ドカベンに自分が初めて出た時の喜びは今でも忘れません…。こんなルールがあったんだと勉強させてもらった事もあります。今だからこそ子供たち、指導者の方にも読んでほしい野球漫画だと思います。自分もまた読み返したいと思います。水島先生、ありがとうございました!」と自身が『ドカベン』で描かれたことを感謝。 元西武のG.G.佐藤氏も「突然の訃報が。『あぶさん』にG.G.佐藤を登場させていただいたこと、作品のなかであぶさんとお話させていただいたこと、とても光栄で、一生の思い出です。水島新司先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と感謝の意を述べると、元広島東洋カープの高橋慶彦氏は「漫画家の水島新司先生がお亡くなりになりました。野球漫画の巨匠、水島先生の漫画を読んで多くの野球少年が夢を抱いたと思います。長い間お疲れさまでした。本当に素晴らしい作品をありがとうございました。心より御冥福をお祈りします」と水島先生の野球界における功績について語っている。(どら増田)
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スポーツ 2022年01月17日 21時30分
中日・高橋に京田がクレーム?「周平さんが行かないので…」声かけ巡る暴露に驚きの声、性格面の影響指摘も
CBCテレビの野球関連番組の公式ユーチューブチャンネル『燃えドラch』に、中日のプロ6年目・27歳の京田陽太が登場。16日に投稿された動画内での発言がネット上で話題となっている。 >>中日、又吉に続き高橋もFA流出か 昨オフから前兆アリ? 無視できない問題は財政難以外にも<< 京田は7年目・30歳の木下拓哉と共に、同日放送の『サンデードラゴンズ』(CBCテレビ)に生出演。番組終了後に収録された本動画では、放送で取り上げられなかった視聴者の質問に回答した。 注目が集まっているのは、「ピンチのとき、マウンドでピッチャーにどんな言葉をかける」という質問に対する京田の発言。普段、主に遊撃を守る京田は「隣にいる(高橋)周平さんが(声かけに)行かないので、必然と僕が行く形になる」と、三塁を守る11年目の高橋があまり声かけに行かないため自分が行くことが多いと明かした。 これを受けた聞き役のアナウンサーは、「ピンチになりました。(そこで)パッと一応サードを見るわけですね? そのとき周平さんは何してるんですか?」と質問。すると、京田は「まあ上を見たり下を見たり…」と、高橋はマウンドの方向すら見ていないことがあると暴露。隣で話を聞いていた木下の笑いを誘っていた。 京田の発言を受け、ネット上には「普通は年長の選手が声かけ行くものなのに、高橋は後輩に行かせてるのか」、「自分が行くのが面倒だからあえて視線を外してるのか?」と驚きの声が寄せられた。一方、「行かないというよりは、気を遣い過ぎて行けないんじゃないか?」、「自分が声かけ行くことで、ピンチの投手にさらに重圧かけてしまうことを恐れてあまり行ってないのでは」と、本人の性格を絡めた推測コメントも多数見られた。 「高橋はこれまでにベストナインを1回(2019)、ゴールデングラブ賞を2回(2019-2020)獲得した実績を持つチームの主力野手ですが、真面目で素直な性格からプレー面で考え込んでしまうこともしばしばあるとされている選手。昨季は『137試合・.259・5本・39打点』と打撃不振に苦しみ、与田剛監督(当時)から『真面目な性格だけに考え過ぎてしまっている』としてクリーンアップから外されたこともありました。また、当時プロ3年目・20歳だった2014年には、高橋の母親が『1年目は「野球やめたい」と言っていた。2年目もまだまだ暗かった』と気弱な面もあると明かしたことも伝えられています。そのため、高橋は自身の声かけでさらに投手にプレッシャーがかかるリスクを考慮して、声かけに消極的な姿勢を取っているのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今季まで3年間キャプテンを務めたが、今オフに同13年目・36歳の大島洋平と交代となっている高橋。一部からは「主将の立場でも声かけに積極的じゃないことを考えると、何かメンタル的な問題もあるのでは」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用についてCBCテレビ『燃えドラch』の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCdEnz8AGhPTSltUpNOhU7Qg
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スポーツ 2022年01月17日 20時45分
阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定
野球解説者・高木豊氏(元横浜他)が16日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。阪神のプロ10年目・27歳の藤浪晋太郎にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 >>阪神・藤浪、復活を模索中も今季は居場所ナシ? 矢野監督は鈴木・桐敷ら新人左腕の起用を優先か<< 今回の動画は事前にスタッフから寄せられたプロ野球選手に関する疑問・質問に高木氏が回答していくという内容。その中で、高木氏は「阪神の藤浪投手はなんであんなに苦しんでいるんですか?」という質問を受け、近年の藤浪の不振の原因について見解を語った。 藤浪はプロ1年目の2013年から3年連続で2ケタ勝利をクリアし、2015年には最多奪三振(221個)のタイトルも獲得。しかし、2016年以降は昨季まで2ケタ勝利がゼロと低迷。同期間内に276与四死球(428イニング)を記録していることから、制球難が不振の原因ではという見方も根強い。 藤浪の不振について、高木氏は「イップスがあるもんね」、「投げる瞬間に(球が)抜ける映像がパーンと出てきたりだとかする時があるんだと思う。抜けた球が当たった時の映像まで、多分藤浪は分かってるんじゃないかなと思う」と発言。過去の抜け球・死球を引きずるあまり、投球面に悪影響が出ているのではと推測した。 藤浪は2015年4月25日・広島戦(黒田博樹に対して)、2017年4月4日・ヤクルト戦(畠山和洋に対して)など、抜け球・死球を投じ乱闘騒ぎを招いた試合が過去に何試合かある。高木氏はこうした過去の記憶が藤浪の投球を狂わせているのではとみているようだ。 「いいやつを上書きしていけばいいんだけど、悪いのがポーンと出てくるんだよ」、「そこの映像を上書き保存で消せるようになってくると(球が)抜けなくなるよね」と、いい結果につながった投球を意識するようにすれば抜け球・死球は減らせるのではと主張した高木氏。「もともと、ものすごく器用な選手だと思うんだよ。上書き保存していけば、(ストライクゾーンの)四隅に投げれるような投手だと思うし、ポテンシャルはあると思う」と制球難からの脱却に期待を寄せた。 高木氏の発言を受け、ネット上には「死球がメンタル面に響いてイップスのようになってるというのは分かる、昔当ててしまった選手と対戦する時はなおさら意識しそうだし」、「一触即発の事態を招いたことも何回かあるし、そういう過去の記憶がフラッシュバックしてる説はありそう」と同調の声が挙がった。しかし、「本人はイップス説否定してる以上、過去の死球が影響してる線は薄いだろ」、「藤浪は一昨年のオフに精神面じゃなく技術面が原因って言ってるぞ」と、高木氏の発言への反論も多数みられた。 藤浪は、2020年12月29日の『FRIDAY DIGITAL』(講談社)の記事内で、「『いやいやいや、自分は違う』といくら否定しても、『イップスを認めないことには次のステップに進めないぞ』とか『イップスは治らない』と聞く耳を持ってもらえない。ふざけんな、誰がイップスや!と本当に悔しかったですね」とイップスにはなっていないと主張。同時に、「フォームの修正に手を付け、評判のいいトレーニングを取り入れるなかで、本来のフォームを見失ってしまった」と、不振の原因は技術面にあると語っている。このことから、イップス状態に陥っているという高木氏の主張に首をかしげたファンも少なからずいるようだ。 今オフは巨人・菅野智之の自主トレに志願参加し、投球フォームの改善やフィジカル面の向上などに努めている藤浪。悔しさを晴らす復活を今季遂げることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2022年01月17日 18時30分
DeNA・藤田、楽天時代の門下生らと自主トレで汗! “人格者”のずば抜けた求心力がチームを高みへ導く
ベイスターズに10年ぶりに復帰した藤田一也が、2012年から行っている恒例の自主トレを今年も実施。メンバーは昨年まで在籍していた楽天ゴールデンイーグルスの選手4人で、ピッチャーでは同じ横浜ベイスターズ出身の福山博之と、野手では昨年ショートのレギュラーを争っていたライバル同士の山崎剛と小深田大翔、才能あふれる20歳の若手内野手・黒川史陽とともに京都、滋賀で汗を流している。 藤田は昨年10月4日に楽天から来季の契約を結ばないと伝えられ、他球団での現役続行を模索していた最中に「引退か他のチームでやるのか分からない中でも、2022年も自主トレを一緒にやらせてと11月から言ってもらった」と“チーム藤田”の結束を表すようなエピソードを披露。「もう一回プレーヤーとしてできていることをうれしく思う」と笑顔を見せ「この自主トレでやったことを横浜で楽天の選手に見せないといけない気持ちになってきました。いい結果で応えたいなと思います。楽天のメンバーの活躍も楽しみです」と目を細めていた。 今までもレギュラー争いを繰り広げていた若いライバル選手にも「質問されたら答えますよ」と自らが積み上げてきた経験と技術を惜しみなくレクチャーし、チームの底上げに尽力してきたことは有名。ベイスターズの若手選手にも無形の財産を伝える役目にも期待されている。 また一緒にプレーしていた三浦大輔監督を筆頭に、コーチ陣も下園辰哉、田代富雄に続いて今シーズンから斎藤隆、石井琢朗、鈴木尚典、相川亮二らが集結。気心の知れた首脳陣と、若い選手たちとのパイプ役としても貴重な存在となりうるだろう。 もちろん「勝負する気持ちはある」と現役選手としてポジションを奪いにいく姿勢は不変。「一年間一軍で100試合以上出られたら」2022年シーズンのターゲットを定めた藤田一也は、ずば抜けた求心力を武器にベイスターズに足らなかったパーツを埋めていく。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年01月17日 17時30分
東京女子タッグトーナメント1回戦でタッグ王者組のマジラビが敗れる波乱も「ある程度は予測していた」
東京女子プロレスが15日、東京・新宿FACEで「Tokyo Joshi 2022 Winter」を開催。“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント1回戦で享楽共鳴(中島翔子、ハイパーミサヲ)がプリンセスタッグ王者のマジカルシュガーラビッツ(坂崎ユカ、瑞希)を破る殊勲の星を挙げた。享楽共鳴は同20日、新宿での2回戦で元タッグ王者の白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)と対戦する。 享楽共鳴は2人がかりのスプレー噴射でマジラビの視界をさえぎり先制攻撃し、一気に攻め立てた。しかし、マジラビは合体技を連発して猛反撃。中島が狙ったダイビング・セントーンを瑞希にかわされると、そこに坂崎が魔法少女スプラッシュを見舞った。続けて、瑞希がダイビング・フットスタンプを繰り出すも、中島が回避。チャンスと見た中島はすかさずノーザンライト・スープレックスホールドを決めて3カウントを奪った。 マイクを持った中島は「初戦からクライマックスみたいな相手で。でも私はシングルベルト(プリンセス・オブ・プリンセス選手権)の次期チャンピオンなんで、誰にも負けるわけにはいかないんです」と絶叫。ミサヲも「中島さん、メッチャ頼もしかったです。2回戦、白昼夢ですよね。今日の分まで私は絶対取りにいきますのでよろしくお願いします。絶対勝ちます」と勝利宣言。 バックステージで中島は「ギリギリだったし、タッグ力って言うと、マジラビはベルト巻いてるだけあって、右に出る者はいないっていう言い方はしたくないけど、右に出るのはなかなか難しい相手だと思ってます。でも、私はイッテンヨン(後楽園ホール)で、山下(実優)から指名を受けた以上、全ての試合に覚悟をもってリングに上がりたいと思っているので。ここから先、1試合も負ける気はありません。トーナメントも優勝して、タイミングが合えばタッグのベルトにも挑戦したいと思ってます」と優勝宣言。 ミサヲも「イッテンヨンの中島さんと山下さんのマイクを聞いて、刺激を受けたし。トーナメント、ますます勝たないといけないって覚悟を決めたので。次の白昼夢戦、私が前に前に行くような気持ちで、次も取りたいと思います」と2回戦突破を口にした。 一方、1回戦敗退となった坂崎は「一番、享楽共鳴が強敵だと思ってたから。ギリギリまで気を抜いてなかったけど。(優勝者を挑戦者に迎え撃つ?)そうですね。私たちも絶対王者っていう気概でやってるわけじゃなくて、ギリギリでチャンピオンやってるんで。こういうことになるだろうなっていうのは、ある程度は予測してました。今回は享楽が勝ちですけど、やり返せばいいだけなので」と唇を噛みしめ、瑞希は敗戦ショックのあまりノーコメント。 また、昨年10月23日の新木場1stRING大会を最後にフランスに戻っていたNEO美威獅鬼軍(沙希様、メイ・サン=ミッシェル)が4か月ぶりに来日し、2月11日の東京・後楽園ホールに参戦することが決まった。(どら増田)
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スポーツ 2022年01月17日 15時30分
関脇・御嶽海、無傷8連勝のコメントに心配の声 審判長の全勝要求が大きな重圧に? ノルマ未達成での昇進に期待も
16日に行われた大相撲1月場所8日目で8勝目を挙げた関脇・御嶽海。取組後に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< 前日まで7戦全勝の御嶽海はこの日、「3勝4敗」の小結・大栄翔と対戦。御嶽海は立ち合い、大栄翔から強烈な突っ張り・のど輪を受けるも、両腕を相手の脇の下にあてがいながら我慢。その後、大栄翔が引き技を狙ったところに乗じて前に出ると、相手を抱え込みながら一気に土俵外に押し出し。優勝争い単独トップをキープする無傷の8連勝を飾った。 ただ、取組後の報道によると、御嶽海は約3年ぶり(2018年7月場所以来)に前半戦を負けなしで終えたことについて「最高ですね」と喜びを口にした一方、「勝っている時はいつも短く感じるのに今場所は長い。いろいろ考えてしまう」と、これまでとは違い一日一日を長く感じている旨も明かしたという。 御嶽海の発言を受け、ネット上には「場所前に審判長が言った大関とりのハードルが重荷になってないか?」、「伊勢ケ濱審判長の15戦全勝要求もプレッシャーの一因になっているのでは」と相撲協会・伊勢ケ濱審判部長(元横綱・旭富士)に対する批判が挙がった。 御嶽海は直近の2場所で関脇として計20勝を挙げており、今場所13勝以上をマークすれば“三役以上で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安をクリアする状況。その大関とりについて、伊勢ケ濱審判部長は今場所前に「全勝優勝すればそういう話になるんじゃないですかね」と15戦全勝優勝すれば可能性があると語り物議を醸しているが、この発言がプレッシャーにつながっているとみているファンも少なくないようだ。 一方で、「現大関の不甲斐なさを考えると、最後まで優勝争いすれば大関にはなれそうだから力まず頑張って」、「全部勝たなくても、最後まで優勝争い絡んで照ノ富士も倒せば昇進できると思うぞ」などと、ネットでは今場所後の大関昇進に期待を寄せる声も多い。 「伊勢ケ濱審判部長は、約5年三役で停滞している御嶽海が大関に値する実力を有しているのかを見極めるために、あえて昇進ノルマを大きく上回る厳しい条件を課したのではとみられています。ただ、今場所は8日目終了時点で、4日目から休場中の貴景勝の負け越しが決定。また、正代も『4勝4敗』で早くも優勝争いから脱落と、現大関陣が全く役割を果たせていない状況です。そのため、一部ファンは御嶽海が仮に全勝優勝を逃したとしても、結果・内容次第では審判部が昇進を認める展開になるのではと予想しているようです。具体的には、後半戦で対戦する横綱・照ノ富士を下した上で、昇進ノルマとなる13勝以上を挙げればかなり機運は高まるのではないでしょうか」(相撲ライター) 前回初日からの8連勝をマークした2018年7月場所では、「13勝2敗」で自身初優勝を果たしている御嶽海。この時の成績にどこまで迫れるかも、今場所後の大関昇進可否を左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月17日 11時30分
スターダム新成人のスターライト・キッド会社の扱いに不満も「私が一番目立ってやる年にしたい」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『hoyu professional presents 創立11周年記念 NAGOYA SUPREME FIGHT 2022 ~名古屋どえりゃ~!スターダム~』1.29愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会のカード発表を行った。 まず、大江戸隊の新成人覆面レスラー、スターライト・キッドが成人の決意を表明。キッドは「今回めでたく成人式を迎えたということで、2022年の抱負を発表してやりたいと思ってまあ~す。まず、この闇のベルト、これを闇レベルをどんどん上げ続け(ハイスピード王座)最多防衛記録をめざす。それは大前提。あとは、私はねえ、フューチャー、ハイスピードとシングルのベルトしか巻いてきたことがない。そして2021年のスターダムアワードでは、大江戸隊がベストユニット賞を獲得した。ということは、大江戸隊にベルトが必要。2022年はシングルだけでなく、タッグのベルトも狙っていきたいと思ってるし、何よりも寅年、私が一番目立ってやる年にしたいと思ってます。ということでですねえ、ええと、この成人式を記念して、私が完全プライベートで撮影した晴れ着姿のサイン入りブロマイド写真をリツイートキャンペーンでオマエらに大放出してやるよ。ということで今からスタートらしいから、今すぐフォロー、リツイートよろしく。以上」とコメント。 名古屋大会では、第 0-2 試合:6 人タッグマッチで、桜井まい&月山和香&向後桃と、鹿島沙希&スターライト・キッド&フキゲンです★が出場する。 向後は「桜井選手、月山選手と同じリングに立つのはすごく久しぶりなので、楽しみにしてます。あちらの東スポ攻撃だったり起死回生にも気を付けて、3人で協力して勝利を掴みたいと思います。あと個人的には、キラキラしてるスターライト・キッドさんをもう一度見たいので、私たち3人の勝利でキッドさんの、闇落ちして長いんですけど、キッドさんの目を覚まさせられたらと思います。頑張ります」とコメント。鹿島が「オマエ、ただのキモオタだろ。誰だよ?」と横やりを入れると、桜井が「おい、鹿島沙希。昨日の試合の後のあの手、なんなんだよ?もしかして差し出してきたの?でも私は、スターダムのリングでは悪の道には行かないって決めてるんだよ。そして今回、この3人でタッグを組ませてもらいますけど、前の団体でも闘ってた。だけど、勝利を掴むのはこの私だ。そして、自信をつけて、迷いをなくして、自分の道を決断します」と現在、コズミックエンジェルスに在籍しながら迷走中の桜井の中に大江戸隊という選択肢はないようだ。月山は「ご存じでない方もいらっしゃるかと思うんですけど、私たち3人、前の所属団体が一緒だったんですね。じゃあこの3人の中で誰が一番、沙希さん、キッドさん、フキゲンさんと一番試合してるかって、私なんですよ。強く優しくアナタに一生懸命に、私が勝利を勝ち取ります。よろしくお願いします」と挨拶をした。 鹿島は「桜井まい、スターダムのリングでは悪には染まらない。それはわかったよ。だったらオマエは、何しにスターダムのリングに来たんだ?ダンスを踊りに来たのか?なあ、そうなのか?ハッキリ言って最近の桜井を見てると、周りに合わせてただただ試合をこなしてやってるようにしか見えない。オマエ今、試合をしてて楽しいか?コズミックエンジェルスで試合して、楽しい?そうは見えないけどね。それとも、誰かが自分を変えてくれるのをただただ待ってるだけ?ねえ?自分で行動しないと何も変わらないの。ここのリングは誰も助けてくれない。自分で変わるしかないの。だから私は誰も助けてくれない、だから手を差し伸べた。なのに、何あの態度?ショックだったなあ。まあまあまあ、でも、今ここで選択肢が一つあるということをもう一度よく自分に問いただしてみな」と桜井に嫌味をぶつける。キッドは「あの~、さっき寅年で私の年って言ったばかりなんだけど、このハイスピードチャンピオンの私がこのビッグマッチで第0試合?どれだけ豪華な第0試合?」と会社の扱いに文句がある様子。鹿島も「スターライト・キッドの無駄遣いじゃね?マジで」と同調。 キッドは「ホントに。ちょっとこの会社、どうしたのかなって感じなんだけど。この3人に関してはまず、興味がない。フフフ。興味がないし、コメントがまじめすぎてつまんない。だけど、ちょっと向後桃のなんか、STARSの頃のキラキラしたキッドさんがどうのこうのっていうのちょっと気になったんだけど、何?勝ったら?」と向後に振ると、向後は「ハイ、勝ったらキッドさんの目を覚まさせてキラキラのキッドさんに戻してあげます!」と返答。キッドは「って言ってるんだけれども、いいんじゃない。勝ったらね。そちらのチームが勝ったら目覚めるんじゃない? ウチらが負けるわけねえけど。フフフ。そして桜井に関しては沙希に任せる。で、月山はねえ、まず人をさん付けで呼んでる時点でダメだね。もっと闘争心出せよ。まあ、まあ、この3人に関しては全く興味がないので、第0試合、大江戸隊が5人も出てるからね、もう大暴れして、この大会最初から盛り上げてあげたいと思いま~す。桜井、鹿島沙希って呼び捨てで呼んだのはいいんじゃない?頑張れえ」と桜井に謎のエールを送っていた。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2022年01月17日 11時25分
巨人、ドラ1・大勢は菅野級の投手になる? 新人合同自主トレで見せた大器の片りんとは
監督、コーチの威厳は? 新人合同自主トレ2日目(1月15日)、巨人のドライチルーキ・翁田大勢(関西国際大/登録名は大勢)が大器の片鱗を窺わせた。同自主トレ恒例の体力測定が行われ、重さ3㎏の「メディシンボール投げ」測定で、19m50㎝をマークした。 >>巨人、元助っ人・パーラが電撃復帰か SNS投稿で匂わせ? 水面下で交渉進行中の可能性指摘も<<「エース・菅野智之が平均20m、チーム内ではビエイラの22mが最高記録です」(スポーツ紙記者) 育成6位の菊地大稀投手(桐蔭横浜大)が20m超えを記録。興味深かったのはどの新人選手も好記録を出していたことだ。聞けば、学生時代からメディシンボールなどを使った“体幹トレーニング”をやっていたという。 「甲子園常連校、大学の野球部では体幹トレーニングは当たり前。専門のトレーナーが指導している学校も珍しくありません。中学の硬式野球チーム時代から体幹トレーニングをやっていたプロ野球選手もいますよ」 他球団だが、スカウトがそんなことを話していた。 そうなると、当然、プロ野球に進んだアマチュア選手もトレーニングに関する知識を持っている。その知識が“邪魔”をして、コーチや球団所属のトレーナーの指示に従わないなんてこともあるのではないだろうか。 「どの選手にも適応し、必ず効果が望めるトレーニング方法なんてありません。プロ野球選手も色々な失敗を積み重ね、自分に合うもの、合わないものを選別していきます」(前出・スカウト) ジャイアンツ球場に隣接された選手寮にはトレーニングルームがあり、その練習機器も最先端のものが取り揃えられている。 プロ野球の練習方法も日々、進化しているが、昨季、二軍監督を務めた阿部慎之助・現作戦兼ディフェンスチーフコーチは「昭和で行く」と、猛練習論を掲げていた。近代トレーニングを否定したわけではないが、若手選手が悲鳴を上げていた。 「近年の機具を使った練習法は科学的トレーニングとも呼ばれています。その効果は認めますが、ラクをする方法と勘違いしている若手選手もいるようです」(プロ野球解説者) 二軍監督・阿部は体力を養わなければ、科学的トレーニングも意味がないと考えていたのではないだろうか。 「科学的」と言えば、こんな話も聞かれた。 「ドライチの大勢ですが、ボールの回転数を計測する新しい測量機によって見出された投手とも言えます。ひと昔前はボールのスピードを計測していましたが、昨今ではスピードよりもボールの回転数を重視する傾向にあります。『阪神大学野球連盟』では、大勢は与四球率も高く、評価が難しかったんです」(前出スカウト) 巨人はプロレベルに達していたボールの回転数で指名を決めたそうだ。 メディシンボール投げの測量が行われた日、今年から「巡回・トレーニング統括補佐」となった大竹寛コーチがノッカー役を務めていた。元投手なので、失礼なからバットから放たれるボールの勢いがイマイチだったが、今後、新人選手たちの相談役も務めるそうだ。学生野球界も科学的トレーニングが定着して久しいだけに、教える側も生半可なことは言えないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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