スポーツ
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スポーツ 2022年03月17日 11時20分
中日、今季も結局ベテラン頼り? ファン・OBは若手台頭に期待も、立浪監督は不透明な現状に苦悩か
色々な意味で、立浪和義・新監督の現状を象徴しているような試合だった。 巨人との2戦目を迎えたバンテリンドームは、試合前から“盛り上がっていた”。球団、球場の関係スタッフたちは、観客席の方を見ながら、「やっぱり、監督はスゴイ」と笑みを浮かべていた。 >>中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?<< 公式発表によれば、同日の観客動員数は1万9563人。前日も1万9551人を集めている。オープン戦で“2万人”は、興行として大成功である。 「地元ファンは、口では『立浪監督を応援している』と言ったけど、実際にこうして球場に足を運んでくれました。有り難い、嬉しい」(球団関係者) 2万人近いファンが集まったのは、立浪監督への“期待”だ。「強いドラゴンズ」を再建してくれると信じているからだが、その期待を確信に変えるのは、もう少し先の話になりそうだ。 「ブレイクしそうな選手は、何人かいます。若い彼らがこのままペナントレースでも活躍してくれれば」(前出・同) 野手では、「新1番」に定着しそうな岡林勇希が注目されている。 オープン戦の打率3割1分3厘は、12球団4位。盗塁数はトップタイ。数字上では「新しいリードオフマンの出現か?」と期待できるのだが、盗塁は失敗した数値の方が多い。 また、16日の試合でファンを驚かせたのは、打順。前日満塁弾を放った捕手の木下拓哉を3番に抜てきしたのだ。 「阿部寿樹がレフトでスタメン出場しました。外野ではルーキーの鵜飼航丞(駒大)が期待されていましたが、3試合連続でのスタメン落ち。ペナントレース間近のこの時期になって、阿部を使い始めたということは、開幕レフトは、鵜飼ではなく、阿部でしょう」(プロ野球解説者) また、3番抜てきの木下だが、この日は4打数1安打。シングルヒット1本だ。「期待に応えられなかった」とは言えないが、クリーンアップを託すには物足りない結果である。 試合前、若手の石垣雅海内野手がNHK山形のキャスターと結婚したとの情報も飛び込んできた。 「昨季ファームでチームトップの9本塁打を放ちました。強肩で足も速く…」 前出の球団関係者が石垣への期待感を口にしていた。 その石垣を含め、中日には期待されている若手が非常に多い。立浪監督もチャンスを与えてきたが、レギュラークラスを脅かすまでには至っていないのだ。 期待が確信に変わらず、期待のままで終わってしまわないか? 「ファンは立浪監督に勝ってほしいと思っています。同時に、若手の台頭にも期待しています。勝利を優先し、ベテラン優先の起用が続けば、ファンは物足りなさを感じるでしょう。一番怖いのは、ベテランを起用して連敗することです」(前出・プロ野球解説者) 立浪監督の母校・PL学園卒のプロ野球OBたちが盛り上がっているのは、既報通り。実は、歴代の中日監督、コーチ経験者も集まって、「オレたちにできることがあれば」と声を掛けていたという。これも新監督の人望だが、16日の試合は1点も取れずに、惨敗。立浪監督が無口になってきたのが気になる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月16日 19時30分
ソフトB・真砂の痛恨プレーで藤本監督にも批判? 本人も試合後に後悔か、サヨナラ機を潰した強攻策が物議
15日に行われたオープン戦・ソフトバンク対阪神戦。「3-3」で引き分けたが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンクのプロ10年目・27歳の真砂勇介の見逃し三振だった。 「3-3」と両チーム同点の9回裏。ソフトバンクは甲斐拓也、今宮健太の四球などで1死一、二塁とサヨナラ機を迎えたところで真砂が打席に入る。真砂は阪神5番手・齋藤友貴哉が6球目を投じた時点でカウントを「3-2」としていたが、この後首脳陣はエンドランのサインを出したのか、7球目に一走・今宮、二走・谷川原健太が同時にスタート。この球は真砂がファールとしたが、両名は8球目も続けてスタートを切った。 ところが、真砂は真ん中付近に来た甘いスライダーをスイングせず見逃し三振に倒れると、直後には谷川原も三塁で刺されアウトに。ソフトバンクは絶好のサヨナラ機を三振ゲッツーという最悪の形でつぶし引き分けとなった。 >>ソフトB・藤本監督に「絶対スタメンの方がいい」反対意見も 野村の代打構想が物議、本人も「胃が痛い」と弱気?<< エンドランがかかった場面ではご法度の見逃し三振を喫した真砂に対し、ネット上には「絶対にバットに当てなきゃいけない場面で振らないのは論外」、「際どいコースならまだしも、ど真ん中のスライダー平然と見送って三振は酷すぎて言葉が出ない」と怒りの声が挙がった。一方、「2割程度しか打ってない真砂の打席で勝負かけた藤本監督が悪い」、「直前にも打てなそうな気配漂ってたのに強攻策に走った監督の采配ミスだ」と藤本博史監督を責めるコメントも多数みられた。 「真砂は打席前の時点で『.200・0本・1打点』と、OP戦ではここまでほとんど結果を残せていない打者。迎えた打席でも齋藤が3、4球目に連続で投じた真ん中付近の甘いストレートを2球連続で打ち損じるなど状態の悪さが目立っていました。こうした要素から、真砂の打席でエンドランをかけたのがそもそもの間違いだったと藤本監督に不満を抱いているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 試合後、真砂の三振ゲッツーについて「最後はこっちが勝負かけたから仕方ない」と語ったことが伝えられている藤本監督。本人も自身の采配ミスを認め悔やんでいるようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月16日 17時30分
「青葉城恋唄」さとう宗幸が楽天開幕戦で人生初の始球式に登板「当日までエキサイトの日々となりそう」
株式会社楽天野球団は15日、2022シーズン開幕戦となる3月25日(金)、千葉ロッテマリーンズ戦(宮城・楽天生命パーク宮城)において、宮城県仙台市在住のシンガー・ソングライターのさとう宗幸が始球式を行うと発表した。 1978年に「青葉城恋唄」でデビューし、この曲がヒットしたことから、長きに渡り愛されているさとうは、テレビドラマ「2年B組仙八先生」(TBS系)の主演により全国区の知名度を得た。1995年4月ミヤギテレビ「宗さんのOH!バンデス」でMCに就任し、27年目を迎える現在も「OH!バンデス」の看板MCとして活躍し、宮城県では老若男女問わず人気者だ。 また、楽天イーグルスが創設した2005年から、個人としても番組でも楽天イーグルスの話題を届け、熱く応援をしており、東日本大震災以降は、各避難所、仮設住宅を精力的に回り、歌で被災者に寄り添い元気づける活動のほか、一般社団法人みやぎびっきの会としても復興支援ソング「虹を架けよう」で支援を続け、震災から11年が経過した今も、震災を風化させず、継続的に東北の復興に尽力している。 さまざまな活動を通し、長く宮城県民に愛される『宗さん』が、東北の明るい未来、そして楽天イーグルスの勝利を願って、人生初の始球式を行うという。 さとうは「2022年の開幕戦での始球式。当日までエキサイトの日々となりそうです。野球少年だった頃、クラスのチームで、小さいながらも投手をやっていました。今はキャッチャーまでボールが届くのか不安ですが、無様な姿は見せられないので、当日までキャッチボールの練習です!」と初の始球式に向けてキャッチボールの練習から始めるとのこと。 選手を代表して、銀次は「宗さん、始球式をやっていただけるということで、すごく嬉しく思います。一緒に東北を盛り上げましょう。宗さん、1つ始球式をやるにあたってアドバイスしたいと思います。宗さんはゴルフが上手なので、アプローチのように投げればストライク入りますよ。期待しています」とコメントを寄せた。 さとうは2005年に「夢のつばさ東北楽天ゴールデンイーグルス公認イメージソング」の作詞を担当し、2006年3月28日にオリックス・バファローズ戦で国歌斉唱、また2012、2017年の「がんばろう東北デー」にも登場している。(どら増田 / 写真・さとう音楽事務所提供)
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スポーツ 2022年03月16日 15時30分
大相撲、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 首痛めうずくまる力士に“冷める”、非情な発言が物議
15日に行われた大相撲3月場所3日目。NHK大相撲中継に解説として出演した舞の海秀平氏(元小結)の発言がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、前日まで「1勝1敗」の平幕・石浦に対しての発言。石浦はこの日「2勝0敗」の平幕・琴ノ若と対戦したが、立ち合いもろ差しを許すとそのまま土俵下へ一気に押し出され敗戦。この際にどこかを痛めたのか、転落後はしばらく地面にうずくまったまま動けなかったが、心配して集まってきた警備の親方衆の肩を借りて立ち上がった後は自力で花道を下がった。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「決めつけ過ぎで不快」と批判 格下に完敗した隆の勝を酷評し物議<< この様子を見ていた舞の海氏は「これはまだ動けませんから、もう琴ノ若は勝ち名乗りを受けた方がいいと思うんですよね」と、土俵下で待機していた琴ノ若に早く勝ち名乗りを受けさせるべきではと主張。これを聞いた向正面解説の立浪親方(元小結・旭豊)は「今場所から(負傷発生時は)、相手が引き揚げてから勝ち名乗りを受けるって変わったんです」と、今場所からルールが変わった旨を説明した。 勝ち名乗りが終わり土俵上が次の取組に移ったところで、花道を担当するアナウンサーは石浦に付き添った親方衆から、石浦が首を痛めたと聞かされたことを報告。舞の海氏は「目まいがして起き上がることができなかったのかもしれませんね」と推測しつつも、「もしそうでなかったら、一瞬だけ電気が走っただけだったらサッと土俵に上がって礼をして下がった方がいいですよね。あれだけ長い間土俵下にうずくまっているというのもよくないと思います」と、可能ならばすぐに土俵に戻って礼を行うべきだったと苦言を呈した。 石浦対琴ノ若戦から3番取組が行われた後、花道担当アナウンサーは「どこでそうなったか自分でも分からない」、「当たって体の左半分に電気が走った」と語った石浦がこれから病院に向かうことを報告。 すると、舞の海氏は「聞こえ方によってはずいぶん厳しいことを言うなと聞いてる人もいるかもしれないんですけども」と前置きした上で、「やっぱり序ノ口から結びまで流れがあるんですよね。そしていい相撲をどんどん続けていくことで館内がだんだんあったまっていくんですよね。(でも)ああいう場面があると、一気に冷え込みますよね。流れを止めてはいけない、これはお客さんのためでもあると思うんですよね」、「本当に立てないんだったら仕方ないんですけれどもね、首ですから、立てるわけですから」と再度石浦に注文をつけた。 この舞の海氏の発言を受け、ネット上には「負傷して動けない力士に対する言葉ではない、人格を疑う」、「流れ止まって客も白けるからさっさと立てって言い草はヤバすぎる、過去最悪レベルの失言では」と批判が殺到した。同時に、「舞の海は去年力士が首痛めて亡くなってることを忘れたのか?」、「首の負傷は人命に関わりかねないのに舐めすぎでは」といった指摘も多数みられた。 「角界では昨年3月場所中に三段目力士が首を痛め土俵上で動けなくなり救急搬送。そのまま入院しましたが、入院から約1カ月後の4月28日に急性呼吸不全で亡くなっています。当時の報道によると、同力士は寝たきりの入院生活の中で肺血栓を患っていたといい、関係者に『たんがよくたまる』などと訴えていたそうです。稽古・本場所で何百番と相撲を取り実力を高める力士にとって首の怪我はつきものですが、命に関わる重大なリスクもあるだけに、今回の舞の海氏の発言は受け入れられないと憤っているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 16日の報道では、石浦が相撲協会に「頚椎(けいつい)症性神経根症の憎悪のため、向後2週間程度の安静加療を要する」との診断書を提出し4日目から休場することが伝えられている。舞の海氏は石浦の負傷は軽症だろうと考え苦言を呈したと思われるが、その見立ては完全に間違っていたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月16日 11時30分
スターダム両国大会でゴッデス王座挑戦の渡辺桃&スターライト・キッド「チーム名はブラックデザイヤー(黒い欲望)」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが、3.26両国国技館大会『STARDOM WORLD CLIMAX 2022〜The Best〜』、3.27両国国技館大会「STARDOM WORLD CLIMAX 2022〜The Top〜』の発表会見を行った。 ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合は、チャンピオンチームFWC葉月&コグマに、渡辺桃&スターライト・キッドの大江戸隊が挑戦する。 まず桃が「私たちのタッグ名はブラックデザイヤー」とチーム名を発表。「オマエらはわかんないだろうけど英語。黒い欲望、そう、まさに私たちなんだよ。私たちが大江戸隊に入った理由、それも自分の欲望のため。その欲望の強い私たちが、あの出戻り野郎たちのベルトを一発で取ってやりたいと思いまーす」と言うと、キッドは「そうだねえ。FWC、とくに葉月か。生え抜きどうのこうの言うわりには、特に大きな発信も発言もなくてさあ、そのベルトがかわいそうでかわいそうで仕方がなくて、私たちが、そのかわいそうなベルト、もっと面白くできるのになあって。常に私は刺激を求めちゃう人間だから、見てて普通すぎて面白くないんだよね。チャンピオンならさあ、もっとそのベルト面白くしろよな。私たちは元々別のパートナーとそのベルトを狙ってきたわけだけれども、そんな私たちが今組んでそのベルトに挑戦する。誰もが想像してなかったことだよね。ブラックデザイヤー、名前の通り私たちは欲望の塊だからね。FWCには似合わないそのベルト、生え抜きのずっとスターダムにいたウチらが、そのベルト取って、もっと欲望的なベルトに、もっと面白くできる。だからウチらがそのベルト取ってあげるよ」と挑発。 これを聞いた葉月は「第22代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンです。まあ、出戻り、まあそうですね、出戻りです。でもこのベルトが私たちの結果です。キッドも桃も勢いがあるのはわかるけど、その勢いだけじゃこのベルトは取れないってことを私たち2人出戻りが、スターダムを守ってきた2人に教えたいと思います。しっかり防衛します」と返すと、コグマも「キッドと腐った桃は、約束してくれました。ねえ、約束したよね。何をって、私たちが勝ったら屈辱のクマポーズをやってくれるって。ねえ、約束したよね」とクマポーズを要求。 キッドは「いやいや違う違う。ウチらが勝ったら、そのいつもふざけたようなクマポーズをオマエらの前で、屈辱的なポーズに変えてやるって言ってんだよ」と呆れると、コグマは「そういうこと?でも、わかりづらい提案をした方が悪い。私はそう解釈したから。どちらにせよ、クマポーズやってくれるってことだよね。私たちが勝ったら屈辱のクマポーズ。向こうが勝ったとしてもクマポーズ。でも私たちが勝って、このポーズやらせるから、そこはよろしく」とクマポーズにこだわっていた。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2022年03月16日 11時00分
日本ハム・新庄監督、就任会見での「全員一軍」発言を本気で実行? 突然の配置転換に混乱する選手も
今、テストする? 3月16日の埼玉西武とのオープン戦で、“ビッグボス”新庄剛志監督が育成の姫野優也投手を先発マウンドに送る。 姫野は昨季途中から「投手」に転向した。“実戦デビュー”は昨年9月7日の巨人二軍戦で果たしており、150キロ台半ばの力強い直球には目を見張るものがあった。しかし、「今、一軍テストするのか?」というのが、関係者の一致した意見だ。 >>日本ハム・新庄監督に「笑いごとじゃないぞ」厳しい声 万波の“本塁打サイン”無視が物議、空気が緩んでいると指摘も<< チーム関係者の話を総合すると、新庄監督から強い要望があったそうだ。 「ペナントレース開幕戦まで10日を切りました。若手主体のスタメンから主力クラスに切り換え、本番を想定した試合をやっていかなければならない時期です。育成契約の選手をテストする余裕なんてないはず」(プロ野球解説者) 一時は、オープン戦の首位にも立った。しかし、ここに来て快進撃はストップ。主力クラスの起用に切り換えた相手チームとの力の差が出たわけだが、こんな見方もできる。「ビッグボスは総力戦で仕掛けようとしている」と――。 オープン戦が始まった直後からだが、日本ハムを取材する際、選手名鑑が必須アイテムとなっていた。「ねえ、アレは誰?」とメディア、プロ野球解説者が確認をし、センターバックスクリーンのスタメン表を見て、「そんな選手、いたっけ?」と、選手名鑑で開いていた。失礼な話ではあるが、それくらい急激な世代交代が進められているのだ。 「相手チームも若手主体で試合をしていたオープン戦前半、日本ハムは勝利を収めていました。若手同士なら、強い。でも、主力相手になったら、勝てなくなった。とは言うものの、新庄監督はペナントレース本番もオープン戦序盤から試合に出続けている若手で戦っていくしかありません」(球界関係者) “戦力不足”を補うには、総力戦しかない。新庄監督が見たいのは、姫野の2、3年後ではなく、一軍相手に通用するかどうかであって、「使える」と分かれば、総力戦のメンバーに加えるつもりなのだろう。 “総力戦”と言えば、3月15日の一戦(埼玉西武戦)でも、「おや?」と思える選手起用が見られた。「先発ローテーション候補」の吉田輝星を1イニングで交代させたのだ。 通常、いや、選手層が厚く、オープン戦後半に主力級で実戦投入してくるチームは、この時期になると、先発候補には長めのイニングを投げさせる。 試合後、吉田は「先発の時みたいに様子見で入るのとは違うと思うし、どのくらいの力で投げるかが難しかった」と答えていた。その言葉の通りなら、登板前に「救援」を言い渡されていたことになる。 ビジターゲームのため、新庄監督の試合後の囲み会見は行われなかった。吉田をリリーバーで固定するつもりなのかどうか、その真相は分からない。しかし、ドラフト1位の達孝太(天理)、同じく高卒ルーキー・畔柳亨丞(中京大中京)の今季中の一軍登板も囁かれていた。 新庄監督が就任会見で出た「1回は全員、一軍のグラウンドに」発言は、“ジョーク”ではなかったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月16日 10時50分
大仁田厚が再渡米!ECWアリーナでブリー・レイとハードコアマッチで対戦へ
邪道”大仁田厚が“米国のハードコアの聖地”ECWアリーナ(現2300アリーナ)に24年ぶりに凱旋を果たし、元ECW戦士のブリー・レイ(旧名ババ・レイ・ダッドリー)とハードコアマッチで対戦する。 大仁田は現地時間3月26日(日本時間同27日)、米ペンシルベニア州フィラデルフィア2300アリーナで開催されるICONS OF WRESTLINGの「CONVENTION FANFESTA!!!!!」に参戦し、レイと激突。現地31日(同4月1日)には、テキサス州ダラスに転戦する予定。 ECWは初期のFMWに参戦したサブゥーが米国に持ち帰った1本のビデオテープから始まり、一時期、隆盛を築いた“米国版FMW”といってもいいハードコア団体だった。本拠地ECWアリーナには、1998年6月に大仁田が登場しており、まさに伝説の会場だ。2001年に同団体が活動停止となってからも、会場の名称こそ変わったが、今もなお現存し、大仁田にとっては“米国の聖地”だ。 対戦相手のレイはダッドリー・ボーイズのメンバーとしておなじみ。米国ではECW、WWE、TNAなどで活躍。日本ではディーボンとのコンビで、2005年に全日本プロレス「世界最強タッグ決定リーグ戦」を制覇。2009年には新日本プロレス「IWGPタッグ王座」を2度戴冠した実力者で、大仁田とは24年ぶりの遭遇となる。 23日に日本を発つ大仁田は昨年10月以来の米国遠征に向け、「ECWアリーナは僕にとって、米国の聖地みたいなもの。そこで試合ができて感慨深いです。邪道流のハードコアを米国のファンの目に焼き付けたい」と目を輝かせた。 大仁田は昨年10月、アメリカのハードコア団体H20が主催したビッグマッチ「DESTINY」(米ニュージャージー州トレントン市トレントン・サンダー球場、協力=FMW-E)に出場し、ハロウイン仕様の電流爆破でアメリカの大観衆を熱狂させた経験がある。グレート・ニタ風のコスチュームで入場した大仁田は場外で緑の毒霧を吹きオリエンタルムードを漂わせた。リングインすると、有刺鉄線バット、イス、蛍光灯束でマット・トレモントに先制攻撃。場外戦から戻ると、トレモントは蛍光灯束で殴り、その破片で大仁田の額を攻撃。さらに赤の毒霧を噴射したが、大仁田が蛍光灯束で逆襲。トレモントが有刺鉄線バットで殴打しようとすると、大仁田は赤の毒霧で視界を遮断。蛍光灯束で頭、腹を叩き、有刺鉄線バットで背中を一撃すると、地雷ボードに蹴り落とすなど大暴れしただけに、今回も期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年03月15日 19時30分
大相撲、連敗スタートのカド番・正代に「もう上がり目無い」厳しい声 先輩親方は擁護も、コロナ感染の影響は深刻か
14日の大相撲3月場所2日目・NHK大相撲中継に、武隈親方(元大関・豪栄道)が解説として出演。カド番大関・正代に対するコメントがネット上で話題となっている。 初日に平幕・大栄翔に敗れ、痛恨の黒星スタートを喫した正代。この日は「0勝1敗」の小結・隆の勝と対戦したが、武隈親方は取組前に「開き直って自分らしい相撲を取ってほしいですね」、「(関脇に)落ちたら落ちた時に考えればいいので、目の前の一番に集中してなんでも思い切りやればいいんじゃないかなと思いますけどね」と奮起を期待した。 ただ、正代は迎えた取組では立ち合いから右ののど輪で上体を起こされると、間髪入れずに左をおっつけながら前に出た隆の勝に、なすすべなく押し出され2連敗。それでも、武隈親方は「まだ13日あるのでね、まあまだまだこれからですね」とまだ挽回はできると激励した。 武隈親方は計33場所(2014年9月場所~2020年1月場所)務めた大関からの陥落が決まった2020年1月場所後に現役を引退したが、それまではカド番に8回陥りいずれも脱出した力士。この経験もあってか、正代についても残り13日で星を戻すことは十分可能と考えているようだ。 この武隈親方のコメントを受け、ネット上には「カド番8回逃れてる豪栄道が言うと説得力が凄い」、「確かにまだ序盤も序盤だし騒ぐような段階ではないな」と納得の声が挙がった。一方、「正代は場所前から元気無かったしもう上がり目は無いのでは」、「コロナでの調整遅れが響いてるようだから、ここから復調するのはちょっと考えにくい」と復調は望めないとみるコメントも多数みられた。 「正代は先場所後の2月7日に新型コロナに感染したことが判明し、療養を経て同月18日に稽古を再開。コロナの症状は幸いにもそれほど深刻ではなかったそうですが、今場所直前の3月4日には『稽古に支障はないけど体力的に、ちょっと落ちているのは感じてます。ちょっと(調整は)遅れているような気がします』と、調整遅れでコンディションが仕上がっていないと不安を吐露したことが伝えられています。今場所の連敗スタートもこの調整遅れが大きく響いているものと思われますが、本場所中は普段通りに稽古の時間は取れないため、残り13日間で状態を持ち直すのはかなり厳しいのではとみているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 過去6場所は勝ち越し4回(2ケタ以上0回)、負け越し2回と特に目立った数字は残せておらず、年齢も30歳といつ急な衰えがきてもおかしくない状況の正代。15日の3日目・逸ノ城戦にも敗れ初日から3連敗となったが、武隈親方の激励もむなしくこのまま沈んでいってしまうのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月15日 17時40分
オリックス後藤駿太が開幕レギュラーへオープン戦打率.583の猛アピール!
昨年リーグ優勝を果たしたオリックスが、13日終了時点でオープン戦7勝3敗の2位と開幕に向けて好調な成績を残している。【オリックスオープン戦成績 3.8-13】対中日愛知・刈谷球場3月8日○オリックス(田嶋) 4-1 (鈴木)中日●愛知・ナゴヤ球場3月9日○オリックス(東) 2-0 (岡野)中日●対巨人大阪・京セラドーム大阪3月11日○オリックス(山本) 6-1 (菅野)巨人●3月12日○オリックス(宮城) 10-2 (山崎伊)巨人●対中日大阪・京セラドーム大阪3月13日●オリックス(山崎颯) 1-4 (柳)中日○※カッコ内は先発投手 まず愛知では、8日は田嶋大樹の後を受けた山岡泰輔が3回2/3を無失点と、開幕ローテーション入りに前進。9日は育成の東晃平が4回を無失点に抑えて支配下登録への道を近づけるピッチングを披露すると、2番手の山崎福也が5回無失点と、2週連続で好投。11日からは本拠地の京セラドームに戻り、エース山本由伸が、5回を71球、被安打6、奪三振6、与四球1、無失点の内容で、最速155キロを計測した。 山本は「立ち上がりはボールもまとまらず、試合前のブルペンも悪かったので、何とか試合に入って無失点で抑えました。良かったポイントは、何とかピンチを無失点に抑えたところで、次回修正したいところは、立ち上がりからしっかりいいボールを投げることかなと思います」と自身の投球を振り返っていたが、今年も持ち前の修正力を発揮しそうだ。 12日には昨年の新人王、宮城大弥が先発。「あまり良くなかったなと思う。いいところは球数が前回よりも増えたことだけ。悪いところはピッチングにおいて、すべて。初回からランナーを出してしまいましたし、先頭打者に対しても簡単にヒットを打たれたりしたので、そこはもっと工夫して投げていったら違った結果になったのかなと思ったので、工夫して投げていきたい」と降板後、反省の弁を述べていたが、4回2/3を80球、被安打7、奪三振2、失点1でまとめたのはさすがである。 13日には昨年シーズン終盤にローテーション入りをして、日本シリーズにも先発した山崎颯一郎が先発。「全然ダメでしたね。球を操れてなかったと思います。最初は力入れて投げてたんですけど、コントロールできる状況じゃなかったので、球が強いだけで試合にならないと冷静になって、5回からはバランスの良い投げ方に変えました」とこちらも反省の弁。6回を91球、被安打4、与四球4、奪三振3、失点2(自責1)だったが、制球に苦しんでいた。開幕ローテーションの競争も今週の登板で決着がつきそうだ。 打線では、吉田正尚とT-岡田が合流。新外国人も含む全ての外国人選手が来日したため、ここからは調整と一軍の枠を懸けた競争が激化するだろう。先週、猛烈なアピールに成功したのは、後藤駿太だ。後藤は打率.583(12-7)、出塁率.615、長打率.750の大活躍。守備でも変わらぬ強肩ぶりを見せており、今年はスタメン起用もかなり期待できると思わせる活躍に、ファンの期待値も高い。 今週のオリックスは15日から静岡・草薙球場で東北楽天と2連戦、18日から京セラドームで阪神と3連戦を行い25日からの開幕戦に備える。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年03月15日 15時30分
阪神ドラ4・前川に球界OBが「西武の森に近い」 今季中のレギュラー奪取にも現実味? 佐藤の処遇も追い風となるか
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、14日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 今回の番組で金村氏はオープン戦で14日までに「.273・0本・4打点」をマークしている阪神・佐藤輝明の打撃の変化や、現在二軍で調整している巨人の戸郷翔征・高橋優貴に心配していることなどを話した。その中で、現在一軍に同行している阪神のドラフト4位・18歳の前川右京に期待を寄せた。 >>阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も<< 高校通算37本塁打の実績を引っさげプロ入りした前川は、春季キャンプは二軍で過ごしたが、練習試合・教育リーグで打率「.454」と結果を出したことから13日に一軍初昇格すると、同日の巨人戦で「4打数2安打」とマルチ安打をマーク。これを受け矢野燿大監督は、15、16日の対ソフトバンク2連戦にも前川を帯同させることを決めている。 昇格してすぐに好アピールを見せた前川について、金村氏は「西武の森に近いね。森もあんな感じのスイングやったね。ちょっともう振り過ぎるやろうというくらい振る」とコメント。パ・リーグ屈指の強打者である西武捕手・森友哉に匹敵するスイングの鋭さがあるという見解を示した。 金村氏は続けて、「振れない人が多い中であれだけ振れるいうのは、試合の、それも対外試合であれだけ振れるっていうのはこれはね、半端じゃない」と指摘。目先の結果を求めてスイングが縮こまる打者も多い中、凡退を恐れずにフルスイングを貫けるのはすごいことだと称賛した。 「巨人戦で甲子園初デビューで、練習試合もオープン戦も二軍で振ってよう打ってるんやけども、まあ度胸も据わってる」と、大きな重圧がかかる本拠地での“伝統の一戦”で結果を出した点も評価した金村氏。「これ(ほどの打者)は久しぶりに見た。もうこれは来年ぐらいレギュラー獲ってるんちゃう?」と、そう遠くないうちにレギュラーをつかむのではと今後に期待を寄せた。 この金村氏の発言を受け、ネット上には「お試し昇格かなと思ってたら普通にマルチ打ったからビックリした」、「打撃だけならもう一軍で通用しそうな雰囲気が漂ってる」と同調の声が寄せられた。同時に、「矢野監督の起用法次第では、来年からじゃなく今年からポジション掴む展開もあり得るぞ」、「現状だと外野に割り込むのは厳しそうだが、佐藤の二塁起用が本格化すれば付け入る隙も出てくるのでは」と今季中のレギュラー獲得も現実味があるとするコメントも多数みられた。 「阪神の外野3枠は現在中堅が近本光司、右翼は佐藤、あるいは大山悠輔のレギュラー起用が決定的で、残る左翼も糸井嘉男、ロハスらが激しい競争を展開しています。デビュー戦で結果を出したとはいえ、まだほとんど実績がない前川が割って入るのはかなり厳しい状況です。ただ、矢野監督は12日・中日戦でシーズンを見据えたオプションのひとつとして佐藤を二塁でテスト起用しており、佐藤も4度あった守備機会をノーミスで終えるなど軽快な動きを見せています。そのため、今後佐藤の二塁起用が本格化するようなら外野が1枠空き、前川にもレギュラー奪取のチャンスが生まれるのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 15日の報道では、井上一樹一軍ヘッドコーチが「(開幕の)野手17人分の1を獲得する可能性はある」と開幕一軍入りの可能性を示唆したことが伝えられている前川。同日からのソフトバンク2連戦は、今季の立ち位置を左右する重要なカードとなりそうだ。文 / 柴田雅人
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