スポーツ
-
スポーツ 2022年11月12日 17時00分
阪神・藤浪、ドジャース・アスレチックスが獲得検討? 今季3勝も意外な高評価のワケ
今オフ、阪神からポスティングによるMLB入りをめざしている藤浪晋太郎。すでに阪神球団もポスティングを容認しており、米球界入りへのさまざまな交渉が進んでいくものと予想される。 2年連続で開幕投手を務めた今季は、先発ローテーションに定着した時期もあり、近年の低迷ぶりを払拭する兆しも見せていた。登板数は16試合10先発にとどまり、勝ち星もわずか3勝だったものの、夏場から終盤にかけては6試合でクオリティスタートを記録するなど、安定感のあるピッチングも披露している。 ここ数年、イップスなども囁かれ、毎年のようにトレード要員としても名前が挙がるなど、プロ入り当初の勢いを完全に失っていた藤浪。だが、ルーキー時より評価されてきたピッチングスキルを今も発揮できると信じるファンも少なくない。 同じく今オフで、メジャー挑戦の意思を表明している、ソフトバンクの千賀滉大、オリックスの吉田正尚、DeNAの山崎康晃らと比べると日本での実績の点では見劣りするものの、今季終盤のピッチングを見る限りでは海を渡る資格は十分にあるだろう。 また、すでに米国内からも熱視線を送られている。千賀とともに早くから藤浪の名前も現地メディアを賑わせており、先日発表となったFAランキングでは50位にランク。 さらに、移籍先候補など、いくつもの球団名も挙がっており、すでにロサンゼルス・ドジャースのスカウトが日本での藤浪のピッチングを視察に訪れたとも報じられた。また米メディアでは、ダルビッシュ有を始め、ロベルト・スアレスやニック・マルチネスなど日本球界経験者が在籍するサンディエゴ・パドレスや、今季、リーグ下位に低迷したオークランド・アスレチックスが獲得の意思を示したとも伝えられている。 特にアスレチックスは、先発要員としての起用の可能性も検討しているとの報道もあることからも、MLB関係者や現地での評価は決して低くはなさそうだ。 近年、大谷翔平の驚異的な活躍もあり、日本球界が注目を浴び、選手たちの評価がこれまで以上に高まっていることは明らかであり、藤浪獲得に多くのMLB球団が名乗りを挙げることへ期待も膨らむ。輝きを取り戻しつつある28歳が来季メジャーのマウンドに登り、今もなお眠らせているポテンシャルを存分に発揮する瞬間を楽しみに待ちたい。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2022年11月12日 11時00分
斎藤佑樹氏、日本ハム新球場の欠陥を見抜いていた? 過去の視察動画に再注目、“解釈ミス”も発覚遅れの原因か
来年3月に開業予定の日本ハム新球場・エスコンフィールド北海道。11月8日に複数メディアが規定違反を報じ、ネット上で大きな話題となった。 報道によると、11月7日に開かれたNPBと12球団による実行委員会は、新球場の本塁からバックネット側フェンスまでの距離が15メートルで、60フィート(約18メートル)以上が必要と定められている公認野球規則に反していると指摘。これを受けネット上には驚きの声が上がったが、中には「これ斎藤が見学の時に言ってなかった?」といった、元日本ハム・斎藤佑樹氏(現実業家)を引き合いに出した疑問も見られた。 >>日本ハム・新庄監督が山田にチクリ、「これも放出の原因か」の声も 入団会見で暴露した問題行動が物議<< 日本ハム球団公式YouTubeチャンネルは今年5月27日、斎藤氏が建築中の新球場を見学・レポートする内容の動画を投稿している。斎藤氏はバックネット裏、内野一塁側、右翼ポール際、グラウンドの順に足を運びそれぞれレポートを行ったが、内野一塁側のレポート中に「投手のプレートから本塁までは18.44メートルですもんね。で、本塁からバックネットまで15メートル。いや~あそこ(プレート・本塁間)の距離よりも短いってすごいですね」と、本塁・バックネット間の距離の短さに驚くコメントを口にしている。 また、斎藤氏は「ファールゾーンがほとんどないんですよね。だから(客席からは)近く感じるんだ」、「今のは衝撃ですね。ファールゾーンが狭いから投手泣かせだ」と、本塁・バックネット間の距離の短さに伴いファールゾーンも狭くなっている点にも着目。その後には「上沢(直之)、頑張ってね。ファールフライなくなるよ」と笑い交じりに後輩にエールも送っていた。 この動画が投稿された当時、ファンの間からは規則違反を指摘する声は上がっておらず、その後も今回の報道が出るまでは全くと言っていいほど取りざたされてはいなかった。これもあり、なぜここまで指摘・発覚が遅れたのか首をかしげるファンも散見される。 「規則違反発覚が遅れた理由としては様々な要因が考えられますが、まずそもそものルールの認知度が低かったからという見方はできます。今回の一件を受け、ファンの間では『こんな決まりがあること自体知らなかった』という声も少なからず上がっていますが、球界関係者の中にも規則をきっちり認識している者はそう多くはなかったのでは。また、日本ハム新球場は米国の会社が設計を担当しているといいますが、同国の規則では本塁・バックネット間の距離は60フィートが“推奨”と厳格に規定されてはいません。そのため、設計会社は米国の規則を基にすればOKと解釈し、米国規則の翻訳を基にしている日本の規則については見落としていたという可能性も考えられます」(野球ライター) 各報道によると日本ハム側は球団内で対応を協議しているというが、新球場の工事の進捗は既に95%を超えており、開業までの改修は難しい状況だという。突然浮上した大問題は果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/user/FIGHTERSofficial
-
スポーツ 2022年11月11日 20時30分
日本ハム・宮西の年俸2億減にファン激怒、「近藤慰留にも響きそう」の声も 本人も衝撃の査定が物議
2008年のプロ入りから日本ハムでプレーし、今季までに「808登板・36勝37敗380ホールド12セーブ・防御率2.50」といった通算成績を残しているプロ15年目・37歳の宮西尚生。11日に複数メディアが報じた契約更改の内容がネット上で物議を醸している。 報道によると、この日契約更改交渉に臨んだ宮西は今季の2億5000万円から、減額制限(1億円超えは40%)を超える2億円減の5000万円プラス出来高(金額はいずれも推定)でサイン。更改後会見では「この世界、結果が出ないとそういうもんだと思う」と割り切りつつも、「落ちるときは一気やなと。初めての経験だったのでショックはあった」と提示を受けた直後は動揺もあったとコメントしたという。 宮西はプロ1年目の2008年から昨季まで14年連続50登板(プロ野球歴代2位)を続け、通算373ホールド(同歴代1位)を積み上げた。ただ、今季は「24登板・0勝3敗7ホールド1セーブ・防御率5.66」とキャリアワースト級の不振に苦しんだまま、9月上旬に左肘クリーニング手術を受けたことでシーズン終了となった。 >>日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も<< 宮西の年俸2億円ダウンを受け、ネット上には「減俸自体は分かるが2億は厳しすぎる」、「出来高でカバーしてる可能性はあるにしてもガッツリ削り過ぎでは」、「去年までフル回転してくれてたのに、今年1年ダメだっただけでここまで下げるのは舐め腐ってるだろ」、「宮西本人は受け入れてるけど、ファンとしてはこの仕打ちはちょっと納得できない」といった批判が寄せられた。 球界では長年活躍を続けた功労者が1年の不振で大減俸を食らったケースは過去に少なからず存在する。ただ、宮西に関しては昨季までは球史に残るレベルでフル回転を続けていたこと、今季は不振だったものの1年通じて出場機会がなかったわけではないことなどもあり、2億円のダウンに納得できないファンも少なからずいるようだ。 厳しい査定と非難されている宮西へのダウン提示だが、一部からは「功労者にこんなことしてたら近藤の慰留にも響きそう」といった指摘も上がっている。日本ハムは生え抜きで絶対的主軸の近藤健介が11月8日に国内FA権を行使。球団は全力で慰留に努めているというが、ファンの間では生え抜き主力の宮西を大減俸としたことが近藤の心証に影響するのではと心配する声も散見される。 11日から各球団との交渉が解禁された近藤はこれまでにオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテの4球団が獲得に動いていること、ソフトバンクは4年20~30億円の超大型オファーを用意していることなどが伝えられている。これもあり、一部の間では「近藤の慰留資金を捻出するために宮西の年俸削ったのでは」ともささやかれている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年11月11日 18時50分
平幕・逸ノ城の暴力疑惑「暴露された通りだ」 貴闘力氏の1か月前の動画に注目、厳重処分の可能性も?
13日初日の大相撲11月場所(27日まで)に出場予定の平幕・逸ノ城。11日に報じられた暴力疑惑がネット上で物議を醸している。 同日の『サンケイスポーツ』(産経新聞社/電子版)の記事によると、逸ノ城はかねて過度な飲酒が問題視されており、時期は不明だが所属部屋のおかみに手を上げる、飲食店で一般人と一触即発の事態になるといったトラブルも頻発。周囲の注意もあり一時は禁酒に取り組んだが、今年2月ごろから飲酒の影響で稽古をしばしば無断欠席するようになったという。 部屋の師匠・湊親方(元幕内・湊富士)は、今年3月に相撲協会にこの現状を報告。協会もこれまでに逸ノ城、湊親方をそれぞれ個別に呼び出し事情聴取を複数回行っているといい、今後は協会コンプライアンス委員会が何らかの処分をまとめる可能性もあるという。 >>大相撲、危険な“暴力相撲”が増加? 力士の首が折れかけた一番も、今場所も物議醸す取組頻発<< 2014年1月場所で初土俵を踏んだ逸ノ城は幕下、十両をそれぞれ2場所でスピード通過すると、新入幕した同年9月場所でも「13勝2敗」と驚異的な成績を残した。翌11月場所~2022年9月場所は2ケタ勝利7回(幕内44場所中)と一転して苦戦が続いているが、今年は2022年7月場所で「12勝3敗」をマークし悲願の初優勝を果たすなど新入幕当初の勢いを取り戻しつつあった。 その逸ノ城の暴力疑惑報道を受け、ネット上には「酒に飲まれてこんなことやらかすのは言語道断」などと厳しい声が上がった。また、中には「おいおい、あの貴闘力の暴露は本当だったのかよ」、「ちょっと前にアップされてた貴闘力動画内で暴露された通りだったな」、「貴闘力の話が合ってたとは…絶対話盛ってるだろと思ってたが」といった、元大相撲力士・貴闘力氏(元関脇)を引き合いに出し驚くファンも見られた。 貴闘力氏は10月1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、自身の知人で湊部屋に近しい人物から聞いた話として「最近逸ノ城はお酒を飲んで暴れる」、「一般の人にも手を出す」、「おかみさんに手を出す」と、泥酔した逸ノ城が周囲に暴力を振るっていることを暴露。真偽は分からないとしつつも「もしそれが本当だったらどう? 一般の人はこれを聞いていて許される? アウトだよね、すぐクビだよね」、「『すみません、酔っぱらって』で済まされる問題じゃない」と、事実なら進退に関わる問題だと厳しい見解を示した。ただ、協会側が問題を認識しているのか、何らかの対応に動いているのかについては言及していなかった。 逸ノ城は温厚な性格の持ち主で、これまでは特に不祥事を起こしたこともなかった。これもあり、動画公開当初は信ぴょう性に欠けると貴闘力氏を疑う声も少なくなかったが、今回の報道を受け事実だったのかと驚いたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
-
スポーツ 2022年11月11日 15時30分
ソフトBの助っ人人事に「バクチ過ぎる」の声 チーム崩壊の序章に? キューバ野手ダブル放出が招く最悪の展開は
3日から宮崎で秋季キャンプを行っているソフトバンク。11日に伝えられた助っ人の退団情報がネット上で物議を醸している。 報道によると、球団はテスト生として今秋キャンプに参加した28歳・ホーキンス、メジャー通算16本塁打の31歳・アストゥディーヨを新助っ人打者として獲得する方向。これに伴い、現在チームに所属する36歳・デスパイネ、37歳・グラシアルの両助っ人打者が退団濃厚になったという。 両助っ人打者はどちらもキューバ出身の選手で、デスパイネは2017年、グラシアルは2018年からソフトバンクでプレーしている。今季はデスパイネが「89試合・.269・14本・40打点」、グラシアルが「99試合・.271・7本・30打点」といった打撃成績をそれぞれマークした。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 球団は助っ人野手陣の若返りを図っているものとみられるが、ネット上には納得の声の一方で「両方ともクビはちょっとマズくないか? せめて片方は残せよ」、「実績ある助っ人を切って、成績読めない選手だらけにするのはバクチ過ぎる」、「キューバ勢1人だけになるモイネロのメンタルも不安」といった心配の声も少なからず見られた。 「仮に報道通りの人事が行われると、チームの来季助っ人野手は新戦力2名に2年契約2年目のガルビスを加えた3名体制となります。ただ、ガルビスはメジャー通算109本塁打と実績は十分ですが、今季は『38試合・.171・2本・11打点』とサッパリ。新戦力2名についてもホーキンスは9日のキャンプシート打撃で『8打数無安打・4三振』と沈黙、アストゥディーヨもメジャー通算588打席で四球がわずか11とそれぞれ不安要素を抱えています。ファンの中には3名全員が共倒れするリスクは拭えないとして、デスパイネ、グラシアルのどちらか1名は保険として残すべきではという意見はあります。また、この両名は同郷の助っ人守護神・モイネロを含め3名で公私をサポートし合う間柄でしたが、そろって退団となると1人残されたモイネロの成績(今季は53登板・1勝1敗8ホールド24セーブ・防御率1.03)に悪影響が出るのではと不安視されてもいます」(野球ライター) 今季はリーグ最多得点(555得点)を記録するなど打力を武器に、首位・オリックスと最後まで優勝争いを展開したソフトバンク。三森大貴(58得点)、周東佑京(48得点)、野村勇(40得点)といった新しい芽は出てきているが、過去実績が乏しい分、来季助っ人野手陣が全員コケた場合にどこまでカバーできるかは不透明ともいえる。カバーできなければ得点力、ひいてはチーム順位の低下も避けられなくなりそうだが、フロントはこのまま報道通りの人事を行うのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年11月11日 11時10分
巨人・原監督、長野・松田をダブル獲得する本当の理由 ヒントは第2次政権にアリ?
侍ジャパンの強化試合(対オーストラリア代表)が始まっても、前ソフトバンク・松田宣浩の「巨人入り」の話で持ちきりだった。 松田は2013年と17年のWBC、15、19年はプレミア12大会の日本代表メンバーでもある。現・侍ジャパンにも当時の強いキャプテンシーを知るメンバーも残っているだけに、松田の再起を喜ぶ声が多く聞かれた。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< 「それにしても、“両方”とも獲るとは…」「両方」とは、先に巨人帰還が決まった長野久義のことだ。チームを牽引でき、若手のお手本ともなるような――。 長野帰還が決まった11月2日、そんな風に“獲得理由”が伝えられた。 今回の松田獲得についても、同じなのだ。右の代打としての切り札的存在、経験値、異なるのはポジションが、松田が内野で、長野が外野ということだけだ。 「長野の帰還トレードは広島から持ち掛けられたものです。広島が秋山翔吾外野手をシーズン途中で獲得した後、長野と話し合いが行われ、夏場には巨人側に連絡したと聞いています」(球界関係者) 巨人が正式に“受け入れの返事”を広島側にしたのは、ドラフト会議の翌日だという。ドラフト会議が行われたのは、10月20日。松田がソフトバンク退団の会見を開いたのが9月28日であり、「巨人は長野と松田を天秤に掛け、長野を選んだのではないか?」 との見方もされていた。 「両方を獲るとは…」の驚きの声が出たのは、こうしたウラ事情にあったからだ。 だが、今回の松田獲得と同時に、新たにこんな話も飛び込んできた。 「第二期政権と同じだ」 原辰徳監督が2度目の巨人指揮官を務めたのは06年から15年シーズンまで。その主に前半期だが、若手選手の拠り所ともなっていたのが、大道典良(当時・典嘉、現ソフトバンクコーチ)と木村拓也(故人)の両ベテランだった。 「阿部慎之助コーチがまだ若手だったころですよ。ロッカーを大道、木村の両ベテランの隣に移してもらい、助言を仰いでいました」(前出・球界関係者) 木村はセカンドの定位置を奪いに行き、大道は代打として、チームを支えた。 「大道はグラウンド整備がされる5回裏の後、ファールグラウンドに出て、ストレッチ運動をしていました。素振り室とグラウンドでは照明の明るさが違うと言って、眼を慣らしていたんです。試合終盤、出番があるかないか分からない一打席のために」(前出・同) 木村も年齢を感じさせない練習量でチームを牽引した。 経験豊富なベテランが2人もいれば、一方が若手を叱った時、もう一方は慰め役に回ることもできる。今回の長野、松田のダブル獲得は第二期政権の再現を狙ったのかもしれない。 「坂本勇人の次のリーダーは誰になるんですかね? そこが巨人の弱点。両ベテランの獲得が岡本和真の成長につながれば」(プロ野球解説者) 松田は気持ちを前面に出してくるタイプだ。 岡本から三塁の定位置を奪うくらいの気概でいるはずだ。長野も同じ気持ちだろう。近年、レギュラーを脅かす若手が出て来なかったせいもあるが、主力は試合に出ることを当たり前のように捉えている。巨人ナインは“お手本”との見方を改めた方がいい。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年11月10日 18時30分
侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も
9日に行われ、侍ジャパンが「8-1」で勝利した強化試合・オーストラリア代表戦。「2番・左翼」で先発した西川龍馬(広島)を襲ったアクシデントがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回表1死でのこと。打席のオーストラリア打者が放った左安に猛チャージをかけた西川は、打球を体に当てて前に転がすことで後逸を回避。ただ、チャージをかける際にバウンドの目測を誤ったのか、ワンバウンドの打球が股間付近に直撃してしまった。 直撃後の西川は内野返球を終えた後、両手を膝につきその場でうなだれるなど悶絶。西川を心配して駆け寄ってきた中堅手・近本光司(阪神)は痛みをまぎらわせようと腰をポンポンとたたき、後を追うように清水雅治外野守備走塁コーチやトレーナーもベンチから飛び出してきたが、幸いにも負傷交代には至らずプレーを再開した。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< この西川のアクシデントを受け、ネット上には「今の西川絶対痛いだろ…見てて背筋凍ったわ」、「リプレー見てもモロに股間に当たってるな」、「外野手は基本ファウルカップつけないからなおさら痛いだろうな」、「負傷交代にならなかったのは幸いだけど無理はしないでくれ」といった心配の声が相次いだ。 試合開始早々アクシデントに襲われた西川だが、この日は直後の1回裏にも思わぬハプニングに見舞われている。この回西川は1死から左安を放ち出塁するも直後に牽制死を喫したが、この際に相手一塁手から頭をたたかれるようなタッチを食らう。特に負傷などにつながったわけではないが、ネット上には、「今日の西川は初っ端から踏んだり蹴ったりやな」、「股間痛めるわ頭叩かれるわで散々過ぎるだろ」と同情の声も上がった。 同戦の西川はこの後試合終了までフル出場し、「3打数1安打・2四球」とつなぎの打撃でチームの勝利に貢献している。ただ、ファンにとっては打撃成績よりも、序盤のアクシデント連発の方がインパクトは大きかったようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年11月10日 17時30分
DeNA、期待の若手・田部が引退…3年目の大型内野手、21歳の決断
12球団合同トライアウトも終わり、本格的に来シーズンに向けて動き始めたプロ野球界。ベイスターズはクライマックスシリーズ敗退時に7選手と来季の契約を結ばないと発表し、これ以上の追加はないと思われていた。しかし10月の最終日、期待の若手・田部隼人の引退が告知され、ファンは驚きを隠せなかった。 田部は高卒3年目の大型内野手で、4月6日の甲子園球場で待望の一軍デビュー。1-1ともつれたゲームの延長10回に代打で登場し、タイガースの左腕・岩崎優の前にセンターフライに倒れた。 翌日からはコロナ蔓延によりチーム編成が困難となり、4試合が中止に。12日からの沖縄でのゲームから再始動したが、田部は先発ピッチャーとの関係もあり登録抹消。しかしわずか3日後に、伊藤裕季也が濃厚接触者の疑いで抹消され再び17日一軍には招集されたが、伊藤の陰性が確認されると、出場のないまま再び抹消された。 しかし20日に内野手が2人抹消されたこともあり、この時点でファームで打率.313と好調を買われ三度目の一軍へ呼ばれると、24日には初スタメンに抜擢。カープの同い年の左腕・玉村昇悟の前にノーヒットに抑えられたが、3打席目には犠打を決めて見せ、守備でも強肩を披露。地元島根に一番近いプロの本拠地・広島の地で、チームに貢献するプレーを決めてみせた。 27日にはベイスターズの聖地・横浜スタジアムデビュー。C.C.メルセデスの前にサードゴロに倒れながらも、地元ファンの大きな祝福の拍手が送られた。翌日には抹消されてしまったが、プロ野球選手として確かな一歩を踏み出すことができた。 この後はファームで研鑽を積み、イースタン・リーグで打率7位に食い込む.258をマーク。1年目.240、2年目.185から大きな飛躍を見せ、得点圏は打率.316と勝負強い一面も発揮していただけに、突然の引退発表はセンセーショナルだった。 ルーキーイヤーのファーム最終戦、札止め満員となった“Mr.ベイスターズ”石川雄洋氏の最後のゲーム、1点ビハインドの場面の最終回にタイムリーで石川を生還させ、延長10回にはサヨナラタイムリーで再び石川をかえし、惜別のグータッチを交わした“持ってる男”。ユニフォームを脱いでも55番が躍動していた姿を、ファンは決して忘れない。取材・文・写真 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2022年11月10日 15時30分
日本ハム・新庄監督の来季構想に「近藤残留厳しいか」の声も コーチに語った外野人選が物議、ソフトBは引き抜きに30億用意?
日本ハム・森本稀哲一軍外野守備走塁コーチが9日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、日本ハム・新庄剛志監督が登場。動画内での発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で新庄監督は今季「59勝81敗3分」でリーグ最下位に終わったチームを率いた感想や、10月20日に行われたドラフトで投手兼外野手の“二刀流”矢澤宏太(日体大)を1位指名した経緯などを話した。 >>日本ハム・新庄監督が山田にチクリ、「これも放出の原因か」の声も 入団会見で暴露した問題行動が物議<< 問題となっているのは、矢澤を指名した経緯を話す中で出た来季の外野構想。新庄監督は「足(の速さ)が五十幡(亮汰/50メートル5秒6)くんと同じくらいらしいのよ」と矢澤の走力を評価した上で、「江越(大賀)くん、松本(剛)くん、五十幡くんいるやろ。ここに淺間(大基)くんが入ってくるやろ。で、矢澤くんやろ」とまずは5人の名前を挙げる。 さらに、新庄監督は「今川(優馬)くん、万波(中世)くん。面白いのが阿部(和広)くんっていう育成の子、足速い。で、ここに俺アルカンタラも持っていきたいと思ってる。で石井(一成)くんも外野、中島(卓也)くんも外野」と6名を追加。話を聞いていた森本コーチから「何人いるんすか外野」と笑い交じりにツッコまれた。 新庄監督はドラフト会議後に生出演したTV番組の中でも来季の外野構想について話しているが、そこでは「僕の今の頭の中では矢澤くん、五十幡くん、松本くん。そこに入ってくる淺間くん、万波くん、今川くん。ちょっとね、もう悩む悩む」と6名の名前を出していた。 そこからさらに5名を追加した今回の発言を受け、ネット上には驚きの声が上がったが、それ以上に「また近藤の名前が入ってない…」、「近藤は構想に入れてないのか、やっぱり残留は厳しいのか?」、「表向きは近藤残ってと言ってるが、本心では引き留めはキツいと感じてるんだろうか」といった、プロ11年目・29歳の外野手・近藤健介が含まれていない点を指摘するコメントが見られた。 近藤はプロ入りした2012年から今季まで日本ハムでプレーし、「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」といった通算成績をマークしている外野の絶対的レギュラー。ただ、今季7月に取得した海外FA権を行使する見込みであることが10月18日に報じられ、その後11月8日に権利行使の申請書類を正式に提出したことが球団公式サイト上で発表されている。 「新庄監督はかねて本人の意思を尊重するとしつつも近藤残留を熱望しており、FA宣言翌日の11月9日にも『納得いくまで悩んで、結果ファイターズでまた一緒にプレーできるのであれば一緒にやりたい』と残留を呼びかけたことが伝えられています。ただ、近藤は現時点でオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテの4球団が獲得に動いている上、ソフトバンクについては4年20億~30億円という超大型オファーを用意しているとも報じられています。もちろん日本ハムも相応の条件で慰留に努めているとは思いますが、旗色が悪いと新庄監督が感じていたとしても不思議ではないのでは」(野球ライター) 近藤は球団公式サイトを通じて、「もっと考える時間と材料が必要だと判断し、この決断に至りました」と権利行使に至った理由をコメントしている。残留・移籍のどちらを選ぶかかなり悩んでいる様子だが、果たしてどのような結論を下すのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について森本稀哲氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCvWaA1NrOj9gk1W0R9GQdiQ北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://sp.fighters.co.jp/
-
-
スポーツ 2022年11月10日 11時00分
ヤクルト、リーグ3連覇に早くも黄信号? 村上復調の裏で浮上する深刻な問題は
侍ジャパンがオーストラリア代表との強化試合で快勝した(11月9日)。試合を決定づけたのは、5回に出た東京ヤクルト・村上宗隆の2ラン。主砲が打つとチームが活気づく。 「村上はクライマックスシリーズ、日本シリーズと相手チームから厳しくマークされ、調子を落としたまま終わってしまいました。来シーズンに影響しないかとも心配されていました」(プロ野球解説者) 高津臣吾監督も“村上の復調”にひと安心といった心境だろう。 >>ヤクルト戦で誤審?「三振の間違いだろ」と批判相次ぐ 青木ファール判定直後の映像が物議<< ヤクルトは球団史上初となる3連覇と、日本一奪回をめざす。しかし、そんな“必勝体制”のヤクルトの戦力補強に他球団が首を傾げていた。 「11月8日、12球団合同トライアウトがありました。主に今オフ、戦力外通告を受けた選手たちが受験するんですが、再出発のチャンスを掴んだ選手も少なくありません。でも、今年は受験選手の判断が難しいと言われていました」(スポーツ紙記者) 「判断が難しい」とされる理由は、「現役ドラフト」にある。 12月9日、初めて現役ドラフトが開催される。出場機会に恵まれない選手を対象に、各球団が2人以上をリストアップし、「1選手を指名すること」が全球団に義務づけられている。リストアップされる選手は年俸5000万円以上。1名だけなら5000万円以上1億円未満の選手を名簿入りさせても良いという。 「そのリストが提出されるのは12月2日、失礼な言い方だけど、戦力外通告された選手より、現役ドラフトのリストに入った選手の方が『上』ってことになりますよね」(前出・同) トライアウトで興味のある選手がいたとしても、「現役ドラフトを終えてから」と各球団は捉えているわけだ。 しかし、ヤクルトは違う。前中日・三ツ俣大樹内野手、前阪神・尾仲祐哉投手を支配下で、前巨人・沼田翔平投手も育成契約で獲得するという。 「沼田も支配下昇格を前提に獲得したものと思われます。ヤクルトの補強ポイントは、ピッチャーです。一人でも多く補強したいはず。これ以上のケガ人が出たら大変ですよ」 前出のプロ野球解説者がそう懸念していた。 来季の飛躍が期待、いや、“計算に入っていた” 山下輝が秋季キャンプから脱落した。球団は「コンディション不良」としか発表していないが、キャンプ地・愛媛県松山市から帰京させている。 「21年のドラフト1位左腕です。日本シリーズ第5戦でも好投しました。でも、入団前に左前腕尺骨を疲労骨折しているんです」(前出・プロ野球解説者) それだけではない。右ヒジの故障で22年シーズンを棒に振った奥川恭伸だが、復帰が大幅に遅れそうなのだ。トミー・ジョン手術を受ける方向だと伝えられたが、本人とその関係者が「メスを入れずに治す方法で?」と言っているそうだ。決断が遅れた場合、復帰時期も遅くなる。 ヤクルトは村上が打っても、先発投手の弱体化で苦しむことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
大関・御嶽海、母親の方が人気? 優勝直後のハプニングに不満「僕は嫉妬してます」、北の富士氏の解説も影響か
2022年03月07日 19時50分
-
スポーツ
DeNA・嶺井が正捕手争いに名乗り! 遅れてきた島人がオープン戦でアピール中
2022年03月07日 18時30分
-
スポーツ
東京女子プロレス ともに今春卒業の天満のどかと小橋マリカがシングル対決!天満が勝利「これからもお互い大丈夫」
2022年03月07日 17時30分
-
スポーツ
日本ハム・新庄監督に「笑いごとじゃないぞ」厳しい声 万波の“本塁打サイン”無視が物議、空気が緩んでいると指摘も
2022年03月07日 15時30分
-
スポーツ
赤井沙希と雪妃真矢がバチバチ継続!「どっちのやってきたことが強いのか、両国で証明される」
2022年03月07日 11時30分
-
スポーツ
巨人・原監督、ドラ1・大勢のリリーフ転換に踏み切れない? 150キロ超連発も球団の“伝統”が足かせか
2022年03月07日 11時05分
-
スポーツ
初代タイガーマスクが保護者と離れて過ごす新入学児童にランドセル贈呈「皆さんには応援がついていますから、大丈夫ですよ!」
2022年03月07日 10時50分
-
スポーツ
中日・根尾に「認識が間違ってる」厳しい声 昨季の不振は体力不足のせい? 自己分析も疑問相次ぐ
2022年03月06日 11時00分
-
スポーツ
広島・小園、同期選手との差は広がるばかり? 転換期を迎えるチームの「顔」へ視界良好か
2022年03月05日 17時30分
-
スポーツ
阪神・藤浪へのアドバイスに「完全な間違い」と批判も 球界OBの“下半身死球OK”提案が物議
2022年03月05日 11時00分
-
スポーツ
阪神・大山らの「ノーアウト三塁」がトレンド入り、長打放った佐藤にも批判? 解説も嘆いた拙攻が物議
2022年03月04日 19時30分
-
スポーツ
ソフトB・藤本監督に「絶対スタメンの方がいい」反対意見も 野村の代打構想が物議、本人も「胃が痛い」と弱気?
2022年03月04日 18時35分
-
スポーツ
巨人・菅野が堀田に「何やってんだよ!」と厳しく注意? 本拠地デビュー直前の練習動画が話題、 大ブレークを願う“親心”の表れか
2022年03月04日 15時30分
-
スポーツ
日本ハム・新庄監督が今川に激怒?「あり得ない」 4番抜擢の有望株を突然ベンチに下げたワケは
2022年03月04日 11時00分
-
スポーツ
巨人・小林、2年後にDeNAへ移籍?「実現するわけない」反対意見も、元木ヘッド動揺の占い結果に驚きの声
2022年03月03日 19時35分
-
スポーツ
DeNA・倉本がいぶし銀の働きで躍動! チームに欠かせぬマルチプレーヤーの反撃
2022年03月03日 18時35分
-
スポーツ
巨人・秋広、背番号55に「そのようなレベルの選手ではない」 自己評価が物議、前任者の二の舞に懸念も
2022年03月03日 15時30分
-
スポーツ
日本ハム、新庄監督の采配ミスを若手が救う? “いわくつき”の外様選手にもブレークの兆しか
2022年03月03日 11時00分
-
スポーツ
新日本参戦のCIMAがTAKAみちのくを破りNJC1回戦突破!「#STRONGHEARTSは前進しか知らない」
2022年03月03日 10時50分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分