ミステリー
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ミステリー 2022年06月25日 23時00分
トトメス3世がUFOを目撃していた!古代エジプトの「トゥリ・パピルス」
世界各地の言い伝えで時折、まるでUFOや宇宙人がやってきたとしか思えない描写が出てくることがある。日本の伝説では「虚舟の蛮女」の話が一番有名だろう。他にも中世の宗教絵画でも、まるでUFOのような「人が乗り込み、空を移動する球体」が描かれることもあり、これもUFOとの関連性がささやかれたりする。 だが、歴史をさかのぼればもっと古い記録も存在する。例えば、紀元前1440年の古代エジプトで、当時のファラオであるトトメス3世の書記官が記録したとされる報告書によると、下エジプトの上空に「火のような円盤」が浮かんでいるのが目撃されたという。 >>「タイムトラベルは可能であり、他の世界を訪問するのに役立つ可能性がある」 アメリカ国防省のUFOファイルに書かれた驚きの文言<< この記録は、1933年にバチカン美術館のエジプト部門のディレクターであったアルベルト・トゥリがカイロの骨董品店で発見した、いわゆるトゥリ・パピルスに記録されていたもの。当時、トゥリ氏はその店からオリジナルのパピルスを買う金を持ち合わせていなかったため、代わりにヒエログリフの文字を写し取った。 その後、エジプト学者のボリス・ド・ラシェヴィルツ公がヒエログリフを転写・翻訳し、パピルスの内容がトトメス3世の年報の一部であることが判明。人類学者のR・セドリック・レナードによって、より分かりやすく翻訳された文面は次のようなものであった。 「22年、冬の第3の月、昼の6時、生命の家の書記たちが、奇妙な炎の円盤が空からやって来るのを目撃した。それには頭がなく、その口の息は悪臭を放っていた。その体は長さ一竿、幅一竿であった。また、声もなかった。それは陛下の家に向かっていったので、彼らは混乱し、地面に腹ばいになった。彼らは王のところに行き,それを報告した。陛下は生命の家にある巻物を調べるよう命じ、今起こっているすべての出来事について瞑想された」 「それから数日たつと、空にはかつてないほど多くのものが現れた。それは太陽の明るさ以上に天空で輝く、強力な炎の円盤であった。王の軍隊は陛下と共に見張っていたが、夕食時を過ぎると円盤は南の方角に向かい、さらに天高くへ昇った。すると天から魚などが降り注ぐという、建国以来かつてない驚異的な現象が起きた。陛下は、アメン・ラー神の心を鎮めるために香をおたき上げになった。そして、この出来事を陛下のために、永遠に記憶されるよう、生命の家の年報に記録するよう命じられた」 確かに、光り輝く円盤型のUFOが古代エジプト上空に出現したとも取れる驚きの内容だ。しかし、その後に「魚が空から降る」といった異変は起きたものの、例えば宇宙人らしき人が顔を出した、という展開にはなっていない。 実際、トトメス3世は光り輝く円盤から始まった一連の事件を太陽神の怒りによるものだと考えたようなので、このパピルスの内容も単なる異常気象の記録だった可能性が高い。空から魚が降ってきたという記述は、竜巻や嵐が関係しているかもしれない。 そもそも、このパピルスの内容が本当に正しいのか、という意見もある。当時パピルスの原本を実際に見たのは複写したアルベルト・トゥリ氏のみと考えられるため、まず出典の信ぴょう性に疑問がある。またボリス・ド・ラシェヴィルツ公に提供された複写には多くの間違いが含まれていたとされる。その後に翻訳された場合、本来の文からかけ離れた内容に訳されてしまう可能性は十分にあり得るだろう。 古代エジプトのUFO事件をつづったパピルスの原本の所在は、現在も不明のままである。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Papyrus from Ancient Egypt may prove UFO sightings aren't just a modern phenomenon(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/papyrus-ancient-egypt-prove-ufo-27243199
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ミステリー 2022年06月19日 23時00分
人類が宇宙でエイリアンを発見できない6つの理由
広い宇宙に、地球人以外の知的生命体が存在しているのかという謎は、昔から多くの科学者たちが挑んでいる謎でもある。 電波望遠鏡で宇宙から受信した電波を解析して人工的な信号を探す地球外知的生命体探査(Search for extraterrestrial intelligence、略称SETI)や、地球の側からも宇宙人へ向けて電波を送るアクティブSETIなどの試みに加え、望遠鏡の進歩も目覚ましい。現在の望遠鏡は実に300億光年以上離れた宇宙の天体も見ることができ、何兆個もの星や惑星が発見されているが、2022年現在、知的生命体が存在する天体は発見に至っていない。 >>木星の小さな衛星エウロパに宇宙人が潜んでいる可能性か エウロパにて<< だからといって宇宙人が存在しない、あるいはこれまで存在したことがないとは限らない。だとすると、宇宙人はよほど隠れるのが得意なのか、それとも人類が探し出すのがへたなのか。人類が宇宙人に遭遇できない理由はいくつか考えられるという。海外のデイリー・スター紙がその理由を挙げていた。6つをここで紹介したい。1.エイリアンたちは地下に住んでいる エイリアン探しで犯している間違いの一つに、彼らが「惑星の地表の上に住んでいる」と思い込んでいる点があるという。惑星によっては地上の環境があまりに過酷なため、岩盤や厚い氷の下に地下世界を築き上げているのかもしれない、という。だとすると、実際は知的生命体が住んでいる天体だったにもかかわらず、見落としてしまっている可能性もあるという。2.私たちが気づいていないだけ 単純に宇宙がとても広く、生命が存在する天体に気づいていないだけという説もある。我々の住む地球であさえ人間がいない地域も存在するのだから、一見生命の痕跡がないように見える天体だったという可能性も考えられる。生命が存在する可能性のある惑星を見るときは、どこかに隠れていないか注意する必要があると言えるだろう。3.人類が出会う前にすべての宇宙人が戦争で絶滅した 我々人類ことホモ・サピエンスは約30万年前に誕生したとされているが、人類の歴史はたかだか5000年程度でしかない。つまり約29万5千年、約98.3パーセントの間は文明らしいものが存在しなかったと考えられる。そもそも人類は常に争いと共にあり、過去には化石人類のネアンデルタール人を絶滅させていたと考えられている。だとすると、我々が知らない遠い昔に実は宇宙人が既に地球に来ており、宇宙人の撃退に成功していたのかもしれない。 また、地球人の歴史は長い宇宙の歴史の中でもごく最近の、ほんのわずかなものにすぎないので、人類が生まれる前に地球外知的生命体がどこかで生まれ、そして絶滅してしまった可能性も考えられる。4.宇宙人も環境変動に耐えられなかった 前述の「既に絶滅している」説と似ているが、原因が別にあるというもの。 現代の地球でも気候変動が問題視されているように、知的生命体の存在する惑星でも気候変動が起き、変化についていけず絶滅した可能性が考えられるという。また、自然災害や隕石によって滅んだ可能性もある。5.我々と別の次元に住んでいる 地球外知的生命体を探すにあたって、我々は人類と似通った特徴を持っていると考えがちだ。だが、その前提がそもそも間違っているのではないか、という考えもある。宇宙人にさらわれた経験を持つ人たちの証言を踏まえると、そもそも彼らは我々がアクセスすることも、測定することもできない別の次元に存在していると考えた方がいいかもしれない、というのだ。6. 人類に見つかりたくない 宇宙人は我々人類のことを知っているが、何らかの理由で自分たちの存在を知られたくないという可能性もある。地球人のことを研究した結果、地球人の存在は気にする価値がない、あるいは距離を置いた方がいいと判断したため、距離をとっているのかもしれない。あるいは、実は裏からこっそり我々を操っており、その事実を悟られたくないのかもしれない。理由はどうあれ、彼らはとても上手に隠し通せているようだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Seven reasons why humans are yet to discover alien life in outer space(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/seven-reasons-humans-yet-discover-26988733
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ミステリー 2022年06月18日 23時00分
「宇宙人の地球侵略」を予言した4人の人々
昔から存在する予言のひとつに、「宇宙人が地球へ侵略にやってくる」というものがある。 ノストラダムスの「1997年7月、空から恐怖の大王が降りてくる」との予言は「エイリアンが地球に侵略してくる」ことを意味しているのではないか、という解釈があった。ノストラダムスの予言は解釈次第でいかようにもとれる内容ではあるが、同様の予言をした人は何百人もいる。その中には「いつ起こるか」具体的な日付を提示した人もいるのだ。今回は、そんな宇宙人に関する予言を残した4人の人物を紹介したい。 >>15世紀に19世紀の光景を予言していた!? 予言者ブームの先駆け「マザー・シプトン」<<1. ババ・ヴァンガ ババ・ヴァンガことバンゲリヤ・パンデバ・ディミトロバは1911年1月31日にブルガリアで誕生した。生まれつき体が弱い少女で、12歳の時に竜巻にのみ込まれて視力を失ったが、その対価として高度な予知能力を得たという。厳密に言うと、彼女は未来を見渡すことができたわけではなく、一般人の目に見えない「不思議な生き物」に世界で今後起こる未来を、予知夢として見せられていたそうだ。 既にババ・ヴァンガは亡くなっているが、彼女が残した膨大な予言は今でも研究と解読が続けられている。的中した予言は複数あり、9.11テロやバラク・オバマ氏の大統領就任、2020年にトランプ大統領が病気にかかったことまで多岐にわたっている。 そんなババ・ヴァンガは生前「2022年末に宇宙人が小惑星を送り込んで地球上の生命体を探し出し、地球を侵略する」という内容の予言を残しており、その結果は「人類にとって良いものにはならない」と述べていたそう。これも解釈次第かもしれないが、彼女は宇宙人が平和的にやってくるわけではないことを強調し「エイリアンの船は地球を攻撃し、都市を爆撃し、人々を捕虜にするでしょう」とSF映画のワンシーンのような内容を語っているのだ。2. ユリ・ゲラー スプーン曲げで有名なイスラエル系イギリス人の超能力者ユリ・ゲラーも「宇宙人が地球を侵略しようとしている」と以前から主張している人物の一人だ。 彼はかつて超能力の存在を示す実験でCIAに招へいされた。そこで墜落したUFOの残骸などの様々な証拠を見たと証言しており、かねて「宇宙人は既に地球にやってきている」と主張している人物だ。 そんな彼は最近自身のSNSで、予言ともとれる言葉を多く発信している。主に宇宙関連の技術開発などに関する報道がなされた後に発言することが多い。そして昨年末には「宇宙人が間もなく人類と接触する」とし、次のように述べた。 「彼ら(エイリアン)はおそらくホワイトハウスの芝生かどこかに着陸するだろう。宇宙人との遭遇を描いたSF映画の内容はすべて実現するだろう。これは何千年、何百年先に起こる話ではないと思う。合理的で論理的な推測をすれば、60年から75年後には実現すると思います」3. ニック・ポープ エイリアンが地球にやってくるという未来予測は専門家からも出てきている。イギリスのフリーランスジャーナリストで、かつてイギリス国防省で公的にUFO調査を行っていたニック・ポープ氏もその一人だ。彼は今年初め、アメリカのメディアBlaze TVの番組Indistinguishable From Magicで「もし我々がエイリアンを見つけたり、エイリアンが我々を見つけたりしたら、世界は永遠に変わってしまうだろう」と警告するような発言を残している。 彼は過去にロンドンの王立協会で行われた、地球外生命体をめぐる問題を議論する2つのイベントに出席したことを回想。「もし我々が本当に地球外生命体を発見した場合、彼らがETのような友好的な種族であるのか、それともインデペンデンス・デイのエイリアンのように敵対的な種族であるのか、それをどうやって見極めるのかで議論になった」とコメントした。我々よりも優れた技術力を持つエイリアンがいたならば、「人類のテレビやラジオから漏れ出た信号を検出し、何十年も前から我々の存在に気づいていることだろう」と語っている。 地球にまだエイリアンが侵略に来ていないのは、単に幸運なだけなのかもしれない。4. スティーブン・ホーキング博士 イギリスの理論物理学者で宇宙学者の故スティーブン・ホーキング博士は、2018年に亡くなる前に、宇宙人についてかなり興味深い発言をしていた。 2010年に放送されたディスカバリーチャンネルのドキュメンタリー番組で、ホーキング博士は「宇宙人と接触することは人類にとって良い結果につながらないかもしれない」と発言。「宇宙に高度な科学力を持つ宇宙人がいたとしたら、彼らはおそらく遊牧民となり、到達できるあらゆる惑星を征服し、植民地化しようとするだろう。その限界は誰にも分からないでしょう」と見解を述べている。 また、2016年のドキュメンタリー番組では「もし宇宙人が地球を訪れたなら、その結果はコロンブスがアメリカに上陸したときと同じでしょう」と人類史を踏まえた発言をしている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/four-people-who-made-chilling-26985676
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ミステリー 2022年06月12日 23時00分
人間が月で生活するための第一歩!?月の土壌で植物を栽培する実験が始まる
ここ数年、宇宙開発の分野の技術が大いに進歩してきている。スペースX社やブルーオリジン社など、民間のベンチャー企業が宇宙開発分野に参入し、結果を出していることもあって宇宙への距離がどんどん縮まっているといっても過言ではない。 そんな宇宙開発の分野で計画として浮上しているのが、いよいよ月面や火星に基地を造って定住させるというものだ。 SFの世界には月面基地が普通に存在しているが、実際には建設から定住まで多くの科学的・技術的なハードルがある。だが、NASAをはじめ多くの国や研究機関が月面基地の実現に向かって計画を建てているのだ。 >>遠く離れた火星の「生命の痕跡」を探すミッション 第一線で活躍する地質学者<< 例えばNASAは2024年以降を目標とした月面着陸計画「アルテミス計画」を発表(のちに2025年以降に目標を延期)しており、これは過去の月面基地建設構想を下敷きにしたものである。また、中国国家航天局とロシア連邦宇宙局は2030年までにILRS(International Lunar Research Station、国際月面研究ステーション)と呼ばれる基地を共同で開発すると宣言している。 さて、月面に人類が滞在するようになると気になってくるのが水や食料の供給問題だ。不毛の地である月面に人が長期滞在する場合、地球からの補給だけでは間に合わないことも考えられる。月面基地を起点に人類が移住することも考えると、月面でどうにかして水や食料を確保する方法を考え出す必要が出てくる。月面で野菜などを栽培できれば自給自足できるのだが、そんなことは可能なのだろうか? そこで実際に「月の土」を用いて植物を栽培してみるという実験が行われた。この実験はアメリカのフロリダ大学主導で行われたもので、アポロ11号、12号、17号のミッションで採取された月の土にシロイヌナズナ(Thale Cress)の種を植えてみた。その結果、草はちゃんと成長したものの発育に時間がかかり、根の発育不良や色の変化など、ストレスの兆候も見られたという。 この研究の共著者であるスティーブン・エラルド教授は「月面は水、炭素、窒素、リンが非常に乏しいので、当然ながら月の土壌には植物の成長を支える栄養素はない。物理的な特性もまた、ひどく住みやすいとは言えない」としている。月の土は非常に細かい粒子であり、その断片が「かなり鋭利で研磨性がある」上に地球の土壌には現れないガラスや鉄を含む。地球の植物は「月の土壌の中でうまく育つように進化していない」ので、そのまま持ち込んでも育成は難しいようだ。 しかし、ロンドンの自然史博物館の植物学の研究者であるサンドラ・クナップ博士は「多くの植物には有毒な環境に適応する能力があるため、長い時間をかければ、植物は確実に繁栄するために土壌を変化させることができる」と示唆している。もし植物が月面の条件下で生育できるようになれば、理論的には月の土壌も変えることができるというのだ。 今回のプロジェクトを率いたロバート・フェル教授は「人類が文明として移動するとき、私たちは常に農業を行ってきました。これは月面でも非常に重要になるでしょう。月面で植物をうまく育てることができれば、自分たちに必要な食料を育て、空気を浄化し、水をきれいにすることができます。月の土で植物が育つことを示すことは、月面コロニーを建設するための大きな一歩です」と語る。 将来的には、基地で生活する宇宙飛行士が月面で栽培した作物を用いてサンドイッチを作ることができるよう、専門家たちは植物の発育についてさらなる研究を計画しているという。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Florida mom charged with manslaughter after 2-year-old son shoots dad in back(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/boffins-grow-plants-alien-soil-27135184
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ミステリー 2022年06月11日 23時00分
地球の生命は宇宙からもたらされた!?はやぶさ2が採取した小惑星「りゅうぐう」の砂からアミノ酸検出
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」で回収した試料から、20種類に及ぶアミノ酸が検出されたことが6日、明らかになった。 2020年12月に地球に帰還した「りゅうぐう」での調査を終えた「はやぶさ2」のカプセルの中には小惑星で採取した砂が約5.4グラム入っていた。昨年6月、JAXAが世界各国の研究機関に砂を送り、本格的な分析を開始していた。 >>人類はついに地球外の生命体を発見した!?国際宇宙ステーションで発見された新種の微生物<< 分析の結果、りゅうぐうの試料の組成は炭素4%、水素1.2%、窒素0.17%と有機物に富んでいることが判明。さらには約20種類にも及ぶアミノ酸や脂肪酸、アミンなどが見つかった。これらの有機物や化合物は生命の材料となるものだ。過去にも地球に落ちてきた隕石から検出されたことはあったが、地球外から持ち帰った試料から検出されたのは今回が初めてとなる。 地球に生命がどのようにして発生したのか。この大きな謎については昔から様々な仮説が出てきている。地球で生命のもととなるアミノ酸などが生成されたという説と、宇宙空間で生成された後に隕石などによって原始の地球に飛来したという説があるが、今回の発見は後者の説を裏付けるものとなる。 りゅうぐう以外で、地球外の物質からアミノ酸や微生物の痕跡が発見されたという事例は複数ある。一つは1864年5月14日にフランス・オルゲイユに落下したオルゲイユ隕石の事例だ。この隕石の内部をロシアのドゥブナ合同原子核研究所の研究チームが電子顕微鏡を用いて調べたところ、磁場に沿って整列する走化性を持つ、原核生物、腹足類、原生生物、肺胞および装甲アメーバに似た化石を発見している。 小惑星や隕石から生命のもととなる成分や、微生物の芽胞がもたらされたという説を「パンスペルミア」説と呼ぶが、今回のりゅうぐうの試料から得られた結果や過去の事例はこの説を後押しするものとなっている。また、今回の結果は地球以外にも生命が存在する惑星が見つかる可能性が高まったということの証左になるとも言われている。試料のさらなる分析に期待したいところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った砂から20種以上のアミノ酸(朝日新聞デジタル)よりhttps://www.asahi.com/articles/ASQ6572ZQQ65TIPE002.html?ref=tw_asahi「りゅうぐう」の砂からアミノ酸 生命のもと、地球外で初確認―はやぶさ2が採取・JAXA(時事通信)よりhttps://www.jiji.com/jc/article?k=2022060600206&g=socリュウグウ試料からアミノ酸発見 生命の起源の謎解く鍵に(毎日新聞)よりhttps://mainichi.jp/articles/20220606/k00/00m/040/074000cMove Over, Venus — Russians Claim to Find Life on a Different Planet(mysterious universe)よりhttps://mysteriousuniverse.org/2020/09/move-over-venus-russians-claim-to-find-life-on-a-different-planet/
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ミステリー 2022年06月05日 23時00分
遠く離れた火星の「生命の痕跡」を探すミッション 第一線で活躍する地質学者
現在、火星ではNASAが主体になって新たなミッションが行われている。その一つが「火星の生命の痕跡や証拠の発見」だ。最新の探査機であるパーシヴィアランスのローバーは数十億年前に隕石の衝突によって形成され、かつては大きな湖だったとされているジェゼロ・クレーター内で調査を行っており、既に興味深い結果のいくつかを地球に送ってきている。 「火星の生命の痕跡」を探す調査・研究は多くの国や団体が行っているが、中でもイギリスは積極的にこの研究を進める国だ。今年3月にはイギリス宇宙局が、火星で採取されたサンプルを分析し、火星に「エイリアン」が住んでいる証拠を見つけることをめざす新しい研究所を英国国内に建設するための資金を獲得したという報道もあった。 >>「宇宙人はおそらく存在するが、我々の銀河系にはいない」イギリスの物理学者が見解を述べる<< そして火星の岩石から生命の痕跡を発見する研究で第一線に立つ研究者の一人が、地質学者のジョン・パーネル教授だ。彼はスコットランドのアバディーン大学で、長年石油や天然ガス探査の研究を行っており、その技術を活かして欧州の火星探査ミッションに従事する技術者たちの指導と訓練を行っている。 現在、欧州が計画している火星でのミッションでは、火星の地表から「生命の痕跡がある可能性が最も高い岩石」を選出するという任務が課せられている。もちろん、まだ人間が火星に出向くことは不可能だ。探査機から送られてくる画像を見極めて「生命の痕跡がありそうな岩」を選び出さなくてはならないのだ。 「生命の痕跡がある可能性が高い岩」の特徴としては次のものがある。例えば気泡のある岩石は、微生物が表面下で生息できる空間があるため、微生物が存在している可能性があるという。また、水が通っていたであろう鉱脈が含まれている岩石も研究する価値があるものとされる。 研究者たちは火星探査機の動力が切れる前に、限られた数のサンプルしか選出できないという条件も踏まえた上で、探査機のカメラ越しにこれらの特徴を持つ岩石を見極めなければならない。しかしパーネル教授は「火星での生命探査は、地球でどのように生命が誕生したのか、何百万年も前の地球はどのような姿をしていたのか、という大きな疑問のヒントを与えてくれるかもしれません」と語っており、この生命探査プロジェクトに期待を抱いている。 欧州宇宙機関の火星探査機ミッションは、9月にロシアのロケットで打ち上げられ、8カ月後に着陸する予定だったが、ロシアのウクライナへの軍事侵攻で現在休止状態にある。しかし、欧州宇宙機関の科学者たちは2023年にはこのミッションを実行へ移したいと願っているそうだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連リアルライブ記事「火星の生命」の証拠を掴むため イギリスが新たな宇宙研究所を建設https://npn.co.jp/article/detail/200020436関連記事Hunt for signs of alien life on Mars being led by British rock expert(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/hunt-signs-alien-life-mars-27127236
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ミステリー 2022年06月04日 23時00分
宇宙人に向けてメッセージを送るのは危険?専門家による様々な見解
広い宇宙に、我々地球人以外にも知的生命体は存在しているのか、という謎は昔から多くの科学者たちが挑んでいる謎でもある。 本当に空飛ぶ円盤に乗って地球まで訪れているかどうかは別としても、宇宙には無数の天体が存在している。地球と同じような条件に恵まれ、知的生命体が存在する天体も低確率ではあるが存在するはずだ。この観点から考案されたプロジェクトが地球外知的生命体探査(Search for extraterrestrial intelligence、SETI)だ。 >>木星の小さな衛星エウロパに宇宙人が潜んでいる可能性か エウロパにて<< これは電波望遠鏡で宇宙から受信した電波を解析して人工的な信号を探すというもので、逆に地球の側からも宇宙人へ向けて電波を送る試みもなされている。こちらはアクティブSETIと呼ばれ、その嚆矢(こうし)となったのが1974年にプエルトリコのアレシボ天文台から送られた「アレシボ・メッセージ」だ。 しかし、宇宙のどこかにいるかもしれない知性を持つ宇宙人文明と接触しようと電波を送るなどして注目させることは、「長い目で見れば賢明な行動とは言えないかもしれない」という意見も出てきている。 オックスフォード大学のFHI(Future of Humanity Institute)上級研究員であるアンダース・サンドバーグ氏は、アクティブSETIに関して「ある程度のリスクがある」ことを念頭に置いた方がいいと主張。メッセージが宇宙人に拾われる確率は極めて低いとはいえ、「万が一受け取った相手が敵対的な存在であれば、望ましくない結果になる可能性がある」と述べている。 また「宇宙人とのコンタクト」は、実現すれば人類史上かなり重要な事象になるにもかかわらず、多くの人が真剣に受け止めていないことも難点だと述べている。彼と同様の懸念を表明する学者は他にもおり、故スティーブン・ホーキング博士も、うっかり敵対的な宇宙人の注意をひいた際は悲惨な結果を呼びかねないと危険性について警告していた。 では、広い宇宙にはどれだけ「敵対的な宇宙人(地球外知的生命体)」がいる可能性があるのだろうか。 研究者のアルベルト・カバジェロ氏によれば、地球上における侵略の分析と、天の川銀河系にある太陽系外惑星の推定数に関するデータなどから推測した結果、我々の銀河系にもし悪意や敵対的な感情を持つ宇宙人の文明があったと仮定しても、たった「4つ」にしかならないという結果になったという。 この結果を踏まえると、「我々がメッセージを送る惑星を持つ文明が地球外生命体に侵略される確率は、惑星殺しの小惑星衝突の確率より2桁ほど低いことになる」とカバジェロ氏は述べている。 もちろん現状、我々は地球外文明について何も知らないし、彼らの行動を我々が知っている人間社会に基づいて考えることは、おそらく無意味だと思われる。地球外知的生命体がいたとして、我々と同じ脳や感覚を有しているとは考えにくいからだ。いずれにせよ、我々が地球外知的生命体と本当の意味で出会えるのはもう少し先のことになるのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Study suggests that there are four malicious alien civilizations in our galax(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/357929/study-suggests-that-there-are-four-malicious-alien-civilizations-in-our-galaxy
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ミステリー 2022年05月29日 23時00分
「宇宙人はおそらく存在するが、我々の銀河系にはいない」イギリスの物理学者が見解を述べる
宇宙人は存在するのか。いたと仮定して、我々のいる地球のすぐそばまで来ているのだろうか。誰もが一度は考えるこの疑問に、マンチェスター大学の物理学者ブライアン・コックス教授が「宇宙人は存在するかもしれないが、我々の銀河系にはいない」とイギリスのテレビ番組で持論を展開して話題になっている。 このインタビューは今月17日にアメリカ議会で行われたUFO情報に関する公聴会の結果を受けてのもの。公聴会ではアンドレ・カーソン下院議員がUFOを「国家安全保障上の潜在的脅威」であると主張しており、他の政治家もUFO(UAP)は確かに存在し、「調査される必要がある」ものであるとした。だが、さすがにこれらのUFOが異星人の仕業によるものかどうかは明言しなかった。 >>木星の小さな衛星エウロパに宇宙人が潜んでいる可能性か エウロパにて<< コックス教授は、知的なエイリアンの生命体が地球にたどり着いたかどうかは「大きな謎の一つ」であることを認めている。 「これは推測ですが、単なる微生物程度であればそこらじゅうにいるかもしれないと考えられています。だから我々は、例えば火星に生命体がないか探しています。しかし、知的生命体の可能性を考えると話は別です。我々の地球でも生命の起源から文明が誕生するまでにはおよそ40億年という長い時間がかかりました。これは宇宙の年齢の3分の1になる長い時間です。この事実を踏まえると、広い宇宙の中で微生物は一般的に存在するかもしれませんが、我々のような知的生命体は極めてまれであるといえるかもしれません」 コックス教授は、過去に「宇宙人が実在する可能性」について問われた際、存在を否定はしなかったが、我々の銀河系に地球人と同程度またはそれ以上の科学技術や文明を持つ知的生命体が出現する可能性は非常に低い、と答えている。 一方で、「宇宙には観測可能なだけでも2兆個の銀河がある、きっと我々のいる銀河系以外にも知的生命体が存在する銀河があるはずだ」との見解を明らかにしている。 我々が月や太陽系だけではなく、隣の銀河まで探索し移動する手段を得た時、初めて我々以外の知的生命体と出会うことができるのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事'Aliens probably exist but not in our galaxy' claims Professor Brian Cox(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/aliens-exist-not-galaxy-tv-27046418Humans doomed to never communicate with smart aliens, Professor Brian Cox warns(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/brian-cox-earth-doomed-never-27068150
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ミステリー 2022年05月28日 23時00分
地球を離れて45年「ボイジャー1号」地球へ届くデータに異常が
1977年に打ち上げられた惑星探査機ボイジャー1号とボイジャー2号は、実に40年以上宇宙を旅し続けている宇宙船だ。この2機はこれまで打ち上げられたどの人工物よりも地球から遠く離れたところにいるだけでなく、今も現役で稼働し続けている探査機でもある。 なお、ボイジャー1号は2012年8月25日に太陽系を脱しており、現在も太陽との相対速度・秒速約17.027キロで宇宙空間を飛行中だ。原子力電池の出力低下に伴い、少しずつ観測装置の電源を切って稼働を続けており、完全に停止するのは2025年頃とみられている。 >>木星の小さな衛星エウロパに宇宙人が潜んでいる可能性か エウロパにて<< しかし今、ボイジャー1号の姿勢制御システム(AACS)から得られるデータに異常が生じており、ボイジャーの船内で起こっていることがデータに反映されていないという謎が出てきて科学者らが注目している。 現在もボイジャー1号はコマンドを正常に受信・実行し、アンテナも依然として地球の方向に向いているなど、探査機は正常に機能しているように見える。しかし、実際のテレメトリデータはランダムに生成されたか、AACSが無効になっている状態を反映しているような内容になっており、果たしてどちらが正しいのか分からない状態になっているというのだ。 もしボイジャーに何らかの問題や故障が発生した場合、搭載されている故障防止システムが作動することになっている。しかし、前述のシステムが作動した様子が見られないため、異常なデータが生じた正確な原因はNASAのエンジニアでも解明できていない謎となっている。 現状ではボイジャー1号に差し迫った危険はないようだが、NASAは何が問題になっているのかを特定するため、引き続きこの問題に取り組む予定とのこと。「このような謎は、ボイジャーミッションの現段階では当然のことです」と、プロジェクトマネージャーのスザンヌ・ドッド氏は言う。 ドッド氏は「探査機は両方とも45年近くたっており、ミッションの計画者たちの予想をはるかに超えています。また星間空間という、これまでどの宇宙船も経験したことのない高放射線環境下での飛行の最中ですから、NASAのエンジニアリングチームにとっても大きな挑戦となっています。もしAACSでこの問題を解決する方法があれば、我々のチームは対応できると思います」と述べている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Mystery as NASA investigates anomalous Voyager 1 telemetry(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/357808/mystery-as-nasa-investigates-anomalous-voyager-1-telemetry
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ミステリー 2022年05月22日 23時00分
報告事例114件、新たな動画も公開 50年ぶりに開催された「UFO現象に関する公聴会」にて
米国議会は17日、実に約50年ぶりに「UFO現象に関する公聴会」を開催した。この公聴会はアメリカ下院情報委員会が開いたもので、テロ対策、防諜、核拡散防止に関することを扱う。その中で「未確認航空現象(UAP)」もまたアメリカの国防における重要な課題の一つとして取り上げられたのだ。 公聴会で米海軍情報部副部長のスコット・ブレイ氏は、アメリカ政府が今まで400件のUAP目撃報告を記録してきたと述べ、2021年に撮影されたという新しいUAPを捉えた映像を公開。この動画は当局がUAPに対して合理的な説明ができない、多くの事例のうちの一つを記録したものであると主張した。 >>ロシア軍の侵攻を受けたウクライナに天使やUFOが飛来している!?現地から届く奇妙な報告<< 問題の動画は米海軍機のコックピット内から撮影されたもので、上空に球状の反射物体が見えた後、素早くカメラをズームさせて機体を追うものの、視界から消えていく一連の様子が記録されている内容となっていた。 ブレイ氏は米軍内においてUAPに該当する謎の飛行物体の報告が「頻繁に、しかも継続的に」行われていると報告。「我々が予想していたものとは違う飛行特性」を持っており、あるものは超高速で飛び回り、あるものは明らかな動力やプロペラを持たずに風を切って動くと説明した。 「推進手段を確認できないまま移動できる敵対者を我々は知らない。説明のつかない事象が発生している」とし、中国やロシア等から飛来した敵機であることを否定。未知の航空機による米国領空内への侵入は「国防における大きな脅威であり懸念」であると警告した。 2004年から2021年の間に提出された米国国内のUAPの事例は144件に上り、軍関係者からは400件の事例が報告され、中には数十年前にさかのぼるものもあるという。 国防総省の最高情報責任者であるロナルド・モールトリー氏は今回の公聴会で「私たちの目標は、何かを隠蔽することではなく、そこにあるものを理解することです」と発言。アンドレ・カーソン委員長は「UAPは間違いなく実在するものであり、調査され、それによってもたらされる米国国内への脅威を軽減する必要がある」と述べている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事US military intelligence chiefs admit Daily Star was right along – UFOs do exist(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/military-intelligence-chiefs-admit-ufos-26992464
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